JPH05224781A - 文字処理システム - Google Patents

文字処理システム

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JPH05224781A
JPH05224781A JP4026585A JP2658592A JPH05224781A JP H05224781 A JPH05224781 A JP H05224781A JP 4026585 A JP4026585 A JP 4026585A JP 2658592 A JP2658592 A JP 2658592A JP H05224781 A JPH05224781 A JP H05224781A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内部メモリに格納した文字列データの保存を
確実に行う。 【構成】 メインスイッチ2がOFF状態にされた場
合、文字メモリ91に文字列データが存在するか否かを
判定する。肯定判定された場合、FDD装置6が記憶可
能か否かを判定する。肯定判定された場合、文字メモリ
91に記憶されている文字列データをFDD装置6にコ
ピーし、コピーが終了した場合か、あるいは文字列デー
タが文字メモリ91に存在しないと判定された場合、電
源1を遮断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字列データを内部記
憶するメモリを有する文字処理システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の文字処理システムでは、文字列デ
ータを、バッテリでバックアップされているメモリに格
納するか、あるいは、電源をOFFする前に、内部メモ
リに記憶されている文字列データを外部記憶装置にコピ
ーして外部記憶装置に保存する方法がとられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、文字列
データをバッテリによりバックアップされているメモリ
に格納する方法を採用した場合、バッテリを必要とする
上、使用される消費電力の少ない高価なメモリ、例え
ば、スタティックRAMによりコストが上がるという問
題点があった。
【0004】電源をOFFする前に、内部メモリに記憶
されている文字列データを外部記憶装置にコピーして外
部記憶装置に保存する方法を採用した場合は、電源をO
FFする前に、コピー操作をしなければならないので非
常に煩わしかった。文字列データを外部記憶装置に保存
する前に電源スイッチをOFFした場合、文字列データ
が消去されるという問題点があった。
【0005】本発明の目的は、上記のような問題点を解
決し、内部メモリに格納した文字列データの保存を確実
に行うことができる文字処理システムを提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明は、文字列データを記憶するための内部
記憶手段を有する文字処理システムにおいて、電源ON
/OFF用スイッチがOFF状態にされた場合、前記内
部記憶手段に文字列データが存在するか否かを判定する
データ有無判定手段と、該データ有無判定手段により肯
定判定された場合、外部記憶手段が記憶可能か否かを判
定する記憶可否判定手段と、該記憶可否判定手段により
肯定判定された場合、前記内部記憶手段に記憶されてい
る文字列データを前記外部記憶手段にコピーするコピー
手段と、該コピー手段によるコピーが終了するか、ある
いは前記データ有無判定手段により否定判定された場
合、電源を遮断する電源遮断手段とを備えたことを特徴
とする。
【0007】
【作用】本発明では、電源ON/OFF用スイッチがO
FF状態にされた場合、内部記憶手段に文字列データが
存在するか否かをデータ有無判定手段により判定し、デ
ータ有無判定手段により肯定判定された場合、外部記憶
手段が記憶可能か否かを記憶可否判定手段により判定
し、記憶可否判定手段により肯定判定された場合、内部
記憶手段に記憶されている文字列データを外部記憶手段
にコピー手段によりコピーし、コピー手段によるコピー
が終了するか、あるいはデータ有無判定手段により否定
判定された場合、電源遮断手段により電源を遮断する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例を示す。
【0010】図1において、1は電源で、図に示す各デ
バイスに電力を供給するものである。14は電源1から
各デバイスに電力を供給するための電源線である。2は
メインスイッチで、電源1をON/OFFする際に操作
するものである。
【0011】8はROMで、文字処理を制御するための
制御プログラムや、キャラクタのイメージデータ等が記
憶されている。3はマイクロプロセッサ形態のCPU
で、ROM8に記憶されている制御プログラムに従っ
て、文字処理に必要な制御をおこなっている。
【0012】9は内部記憶手段としてのRAMで、文字
データを記憶する文字メモリ91、文字メモリ91の内
容に変更があったか否かを指示するエディットフラグ9
2、その他の記憶領域93がある。
【0013】6は外部記憶手段としてのFDD装置であ
る。4はキーボートで、FDD装置6に対して保存を指
示する保存キー、読み取りを指示する読み取りキー、そ
の他の文字処理を実施するためのキーが装備されてい
る。5は表示器で、メッセージや、文字処理に必要な表
示を行うためのものである。7はブザーで、警告音を発
するものである。
【0014】バー(以下、\で表す)SWINTはCP
U3に対してメインスイッチ2のON/OFFの状態を
表す制御信号である。PONはCPU3から電源1に対
し、電源ONを指示するための制御信号である。
【0015】図2は図1図示電源1の構成を示す。
【0016】図2において、2は図1と同一部分を示
す。111は整流器で、交流を整流するものである。1
12はDC/DCコンバータで、整流器111の直流出
力電圧をさらに各デバイスに対応する電源(ロジック電
力LP、アナログ電力AP)電圧に変換するものであ
る。113は発振回路で、DC/DCコンバータ112
を、メインスイッチ2がONか、あるいは制御信号PO
NのレベルがHIGHレベルの場合のみ発振させ、それ
以外の場合は、発振を停止させるものである。発振回路
113が発振している時のみ、DC/DCコンバータ1
12からロジック電力LP、アナログ電力APが供給さ
れている。
【0017】114,115,116はフォトカプラ
で、1次側(AC高電圧)、2次側を分離するためのも
のである。
【0018】図3は図1図示ROM8に格納される制御
プログラムの一例を示すフローチャートである。
【0019】メインスイッチ2がONされると、制御信
号\SWINTがHIGHレベルになり、同時に、ロジ
ック電力LPが出力される。
【0020】そして、ステップS1にて、RESET信
号によりCPU3が初期化され、リセットが解除され、
ついで、CPU3により制御信号PONがHIGHレベ
ルにされる(図4参照)。ステップS2にてキー入力が
あると、キー入力に応じて、ステップS3,S6,S8
に移行する。
【0021】すなわち、読み取りキーが操作された場合
は、ステップS8に移行し、ステップS8にてFD読取
処理を行い、ステップS9にてエディットフラグをOF
Fにする。また、保存キーが操作された場合、ステップ
S6に移行し、ステップS6にてFD保存処理を行い、
ステップS7にてエディットフラグをOFFにする。
【0022】さらに、操作されたキーが読取キー、保存
キー以外のキーである場合は、ステップS3に移行し、
ステップS3にてキー入力に応じて文字処理を行う。そ
して、ステップS4にて、文字データの更新の有無(テ
キストエディット)を調べ、調べた結果、更新がない場
合は、ステップS2に戻る。他方、文字データの更新が
あった場合は、ステップS5に移行し、ステップS5に
てエディットフラグをONし、ステップS2に戻る。
【0023】図5は図3のステップS1の詳細なフロー
チャートである。
【0024】ステップS51にて、制御信号PONをセ
ットし(この状態では、メインスイッチ2がOFFにな
るだけで、電源1は遮断されていない)、エディットフ
ラグをOFFにし、ステップS52にて、FDの有無を
チェックしたり、FD内のデータの検索を行う。そし
て、ステップS53にて退避文章の有無をチェックし、
チェックした結果、退避文章がある場合は、退避文章の
処理を行い、他方、退避文章がない場合は、退避文章の
読み取りを行い、本処理を終了する。
【0025】図6はメインスイッチ2がOFFにされた
場合に実行される制御プログラムの一例を示すフローチ
ャートである。
【0026】メインスイッチ2がOFFにされると、制
御信号\SWINTのレベルがLOWレベルになり、C
PU3に割り込みが発生する(図4参照)。
【0027】ステップS61にて、エディットフラグの
ON、OFFをチェックし、チェックした結果、ONの
場合は、ステップS62に移行し、FDD装置6にFD
が装填されている否かを調べる。調べた結果、FDがな
い場合は、ステップS64に移行し、再度、電源1がO
Nか、あるいはOFFかを判定する。判定した結果、電
源1がONである場合は、割り込み処理を終了して元の
処理に戻る。他方、ステップS64にて判定した結果、
電源1がOFFである場合は、ステップS65にて、ブ
ザー7を鳴らしてFDが挿入されていないことを警告
し、ステップS66にて、1秒間の待機状態に移る。つ
いで、1秒経過後、待ちカウントを1だけカウントアッ
プする。そして、ステップS67にて、待ちカウントが
10か否かを判定し、否定判定の場合は、ステップS6
2に戻り、以後、待ちカウントが10になるまで、ステ
ップS62〜ステップS67を繰り返す。
【0028】そして、待ちカウントが10になると、す
なわち、10秒経過後、ステップS68に移行し、制御
信号PONのレベルをLOWレベルにし(図4参照)、
ステップS69にて、CPU3が異常動作をしないよう
に停止処理する。その後、電源1を遮断する。
【0029】他方、ステップS62にてFDの有無を判
定した結果、FDが装填されている場合は、ステップS
63にて、文字メモリ91に記憶されている退避文章を
FDにコピーし、ステップS68に移行する。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
上記のように構成したので、内部メモリに格納した文字
列データの保存を確実に行うことができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1図示電源1の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】図1図示ROM8に格納される制御プログラム
の一例を示すフローチャートである。
【図4】図2図示信号のタイミングを示すタイミングチ
ャートである。
【図5】図3のステップS1の詳細なフローチャートで
ある。
【図6】メインスイッチ2がOFFにされた場合に実行
される制御プログラムの一例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 電源 2 メインスイッチ 3 CPU 4 キーボード 5 表示器 6 FDD装置 7 ブザー 8 ROM 9 RAM

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字列データを記憶するための内部記憶
    手段を有する文字処理システムにおいて、 電源ON/OFF用スイッチがOFF状態にされた場
    合、前記内部記憶手段に文字列データが存在するか否か
    を判定するデータ有無判定手段と、 該データ有無判定手段により肯定判定された場合、外部
    記憶手段が記憶可能か否かを判定する記憶可否判定手段
    と、 該記憶可否判定手段により肯定判定された場合、前記内
    部記憶手段に記憶されている文字列データを前記外部記
    憶手段にコピーするコピー手段と、 該コピー手段によるコピーが終了するか、あるいは前記
    データ有無判定手段により否定判定された場合、電源を
    遮断する電源遮断手段とを備えたことを特徴とする文字
    処理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、記憶可否判定手段に
    より否定判定された場合、その旨を告知する告知手段を
    備えたことを特徴とする文字処理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、記憶可否判定手段に
    より否定判定された場合、前記電源遮断手段による電源
    遮断時期を所定時間だけ遅延させる遅延手段を備えたこ
    とを特徴とする文字処理システム。
  4. 【請求項4】 請求項3において、遅延手段による遅延
    中に、前記電源ON/OFF用スイッチがON状態にさ
    れた場合、電源ON/OFF用スイッチがOFF状態に
    される直前の処理に戻す制御手段を備えたことを特徴と
    する文字処理システム。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記内部記憶手段に
    記憶されている文字列データと同一データが前記外部記
    憶手段に存在するか否かを確認する確認手段と、 該確認手段により同一データの存在が確認された場合、
    前記コピー手段による再コピーを禁止するコピー禁止手
    段とを備えたことを特徴とする文字処理システム。
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