JPH05223750A - 対象物検査方法 - Google Patents

対象物検査方法

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JPH05223750A
JPH05223750A JP2415192A JP2415192A JPH05223750A JP H05223750 A JPH05223750 A JP H05223750A JP 2415192 A JP2415192 A JP 2415192A JP 2415192 A JP2415192 A JP 2415192A JP H05223750 A JPH05223750 A JP H05223750A
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JP
Japan
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scanning
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recognized
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Pending
Application number
JP2415192A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Goto
和彦 後藤
Yoshihisa Takahashi
芳久 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Tokyo Electric Power Company Holdings Inc
Original Assignee
Fujikura Ltd
Tokyo Electric Power Co Inc
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Publication date
Application filed by Fujikura Ltd, Tokyo Electric Power Co Inc filed Critical Fujikura Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 対象物を短時間で検出する。 【構成】 まず、試料1をTVカメラ3によって順次撮
影して得られた画像データが含まれる平面座標系のX軸
あるいはY軸の少なくとも一方の座標に対応する画像デ
ータの画素を所定の間隔で飛び越し走査してその輝度を
測定する。次に、走査された画素の輝度を予め設定され
た閾値に基づいて2値化する。そして、その2値化され
たデータに基づいて対象物と認識された画素に隣接する
画素から他の対象物と認識された画素に隣接する画素ま
でを、画像データに対する飛び越し走査終了後、あるい
は、1ラインの飛び越し走査終了後、もしくは、1画素
の走査終了後に走査して対象物の有無を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電力ケーブル等の絶
縁に用いられる架橋ポリエチレン等の樹脂の絶縁体に含
まれている異物等の対象物を画像処理により検出し、形
状や種類の判定を行う対象物検査方法に関し、特に、対
象物の位置を高速で検出する対象物検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電力ケーブルは、導体の外周に、内部半
導電層、絶縁層、外部半導電層、遮蔽層およびシースが
順次被覆された構造となっている。この電力ケーブルの
絶縁層に用いられる架橋ポリエチレン、あるいは、これ
に類似した透明または半透明のプラスチック等の樹脂の
絶縁体(以下、母材という)に金属粒子、添加剤の未分
散物およびスコーチ粒子等の異物が混入したり、あるい
は、微細な空隙(以下、ボイドという)が存在したりす
ると、電力ケーブルの絶縁性能が著しく低下してしま
う。これにより、電力ケーブルの信頼性が大きく損なわ
れる。このため、従来から、製造した電力ケーブルから
導体を除いたものを薄くスライスして試料とし、その試
料内に含まれている異物あるいはボイド(以下、これら
をまとめて対象物という)を画像処理技術を用いて自動
検査する対象物検査装置が提案されている。
【0003】この対象物検査装置は、試料を撮影した画
像データに対して輝度あるいは色彩によって対象物と母
材との閾値をあらかじめ設定しておき、その閾値を越え
る、あるいは、下回る画像データの座標に対象物がある
ことを検出した後、それらの形状や種類を判定するもの
である。なお、画像データの単位である画素の大きさ
は、検出された対象物の大きさや形状を算出するため
に、対象物の大きさが2画素以上となるように設定する
のが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の対象物検査装置においては、2画素以上の対象物を
検出するためには、試料を撮影した画像データの全画素
に亙って走査する必要がないにもかかわらず、全画素に
亙って走査しているので、対象物を検出するのに時間が
かかってしまうという欠点があった。この発明は、この
ような背景の下になされたもので、対象物を短時間で検
出することができる対象物検査方法を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、薄くスライ
スされた透明または半透明の樹脂からなる試料を撮影手
段によって順次撮影して得られた画像データを処理して
前記試料に含まれている異物あるいはボイド等からなる
対象物を検査する対象物検査方法において、前記画像デ
ータが含まれる平面座標系のX軸あるいはY軸の少なく
とも一方の座標に対応する前記画像データの画素を所定
の間隔で飛び越し走査してその輝度を測定し、走査され
た前記画素の輝度を予め設定された閾値に基づいて2値
化し、その2値化されたデータに基づいて前記対象物と
認識された画素に隣接する画素から他の対象物と認識さ
れた画素に隣接する画素までを、前記画像データに対す
る前記飛び越し走査終了後、あるいは、1ラインの前記
飛び越し走査終了後、もしくは、1画素の走査終了後に
走査して前記対象物の有無を検出することを特徴として
いる。
【0006】
【作用】上記方法によれば、まず、撮影手段が試料を撮
影して得られた画像データが予め設定された閾値に基づ
いて2値化される。次に、その2値化されたデータに基
づいて対象物と認識された画素に隣接する画素から他の
対象物と認識された画素に隣接する画素までが、画像デ
ータに対する飛び越し走査終了後、あるいは、1ライン
の飛び越し走査終了後、もしくは、1画素の走査終了後
に走査されて対象物の有無が検出される。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の一実施例
について説明する。図1はこの発明の一実施例による対
象物検査方法を適用した対象物検査装置の構成を示すブ
ロック図、図2は図1の対象物検出装置の一部概略斜視
図である。これらの図において、1は異物を混入させた
模擬ケーブルの絶縁体(架橋ポリエチレン)を薄くスラ
イスし、ガラス板等の透明板で挟むなどして平らにされ
た試料、2は試料1が載置された透明板、3はマクロレ
ンズ4によって試料1内に混入した異物を拡大して撮影
するTVカメラである。尚、マクロレンズ4は顕微鏡で
もよい。
【0008】5はTVカメラ3に装着され、試料1に対
して落射光を照射するリングライト、6はマクロレンズ
4の中心軸上の透明板2の下部に設けられ、試料1に対
して透過光を照射するリングライトである。そして、こ
れらのリングライト5および6は、図示せぬ光源から光
ファイバーケーブル7によって導かれた光がリング状に
並べられた光ファイバーケーブル7の端部からなる発光
体からリング状の光として照射されるものであり、試料
1に対して影が出ないようにしている。尚、このリング
ライト5および6に代えて同軸照明装置を用いてもよ
い。
【0009】また、8はTVカメラ3を制御するTVカ
メラコントローラ、9はビデオインターフェース、10
はTVカメラ3から出力され、TVカメラコントローラ
8およびビデオインターフェース9を介して入力される
カラーのビデオ信号をディジタルの画像データに変換す
るA/Dコンバータである。また、11は装置各部を制
御すると共に、画像処理を行うコンピュータ等の制御装
置、12は制御装置11内に設けられ、画像データを画
面上の座標に対応して記憶する画像メモリである。尚、
画像メモリ12は補助メモリでもよい。
【0010】さらに、13は透明板2が固定された基台
14をX軸方向およびY軸方向へ所定のピッチで移動さ
せるXYステージである。但し、リングライト6は固定
されたままであり、XYステージといっしょには移動し
ない。15はXYステージを制御するXYステージコン
トローラ、16は制御装置11内に設けられた制御イン
ターフェースであり、制御装置11がこの制御インター
フェース16を介してXYステージコントローラ15に
制御指令を転送する。尚、図1および図2には図示して
いないが、必要に応じて制御装置11の演算結果を出力
するディスプレイや印字装置を設ける。
【0011】このような構成において、まず、試料1を
透明板に挟んだ後、透明板2上の予め設定された範囲内
に載置した後、制御装置11を操作して試料1にリング
ライト5および6によって光を照射しつつ、試料1をマ
クロレンズ4を介してTVカメラ3によって撮影する。
これにより、TVカメラ3から出力されるビデオ信号
は、TVカメラコントローラ8およびビデオインターフ
ェース9を経て、A/Dコンバータ10によってディジ
タルの画像データに変換された後、制御装置11内の画
像メモリ12に画面上の座標とその点における輝度ある
いは色が1対1となるように記憶される。
【0012】次に、制御装置11は、画像メモリ12に
記憶された画像データに対して図3あるいは図4に示す
斜線部分の座標の画素についてのみ飛び越し走査してそ
の輝度を測定し、走査された画素の輝度を予め設定され
た閾値と比較して、白黒の2値化する。図3の場合は、
対象物が2画素以上であれば必ず検出される。走査速度
は、すべての画素を走査する場合に比べて2倍である。
また、図4の場合は、2画素以上の対象物であって各画
素の対角線上にあるものについては検出できない場合が
あるが、実用上問題ない。走査速度は通常の4倍であ
る。なお、飛び越し走査の間隔は、図3および図4の例
に限らないが、対象物が走査されない部分に埋もれてし
まわないように設定する。
【0013】そして、制御装置11は、2値化処理にお
いて黒、即ち、対象物と認識された画素に隣接する画素
から他の対象物と認識された画素に隣接する画素まで
を、画像メモリ12に記憶された画像データに対する上
述した飛び越し走査終了後、あるいは、1ラインの飛び
越し走査終了後、もしくは、1画素の走査終了後に走査
して対象物の有無を検出し、その座標を図示せぬメモリ
に記憶する。
【0014】次に、制御装置11は、制御インターフェ
ース16を介してXYステージコントローラ15に制御
指令を転送することによってXYステージ13を駆動し
て基台14を移動させた後、上述と同様の方法で試料1
をTVカメラ3によって撮影して画像メモリ12に画像
データを記憶し、画像メモリ12に記憶された画像デー
タに対して上述した処理と同様、輝度の測定、白黒の2
値化、対象物の検出および対象物の座標の記憶を行う。
そして、これらの一連の処理を試料1すべてについて行
う。
【0015】そして、上述した処理によって検出された
対象物の座標に基づいて対象物の大きさや向き、あるい
は、形状や種類を算出する。通常、試料1に含まれる対
象物は少ないので、上述した方法により自動検査を行え
ば、対象物を短時間で検出することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、対象物を短時間で検出することができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による対象物検査方法を適
用した対象物検査装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の対象物検査装置の一部概略斜視図であ
る。
【図3】この発明の一実施例を説明するための図であ
る。
【図4】この発明の一実施例を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 試料 2 透明板 3 TVカメラ 4 マクロレンズ 5,6 リングライト 7 光ファイバーケーブル 8 TVカメラコントローラ 9 ビデオインターフェース 10 A/Dコンバータ 11 制御装置 12 画像メモリ 13 XYステージ 14 基台 15 XYステージコントローラ 16 制御インターフェース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄くスライスされた透明または半透明の
    樹脂からなる試料を撮影手段によって順次撮影して得ら
    れた画像データを処理して前記試料に含まれている異物
    あるいはボイド等からなる対象物を検査する対象物検査
    方法において、 前記画像データが含まれる平面座標系のX軸あるいはY
    軸の少なくとも一方の座標に対応する前記画像データの
    画素を所定の間隔で飛び越し走査してその輝度を測定
    し、走査された前記画素の輝度を予め設定された閾値に
    基づいて2値化し、 その2値化されたデータに基づいて前記対象物と認識さ
    れた画素に隣接する画素から他の対象物と認識された画
    素に隣接する画素までを、前記画像データに対する前記
    飛び越し走査終了後、あるいは、1ラインの前記飛び越
    し走査終了後、もしくは、1画素の走査終了後に走査し
    て前記対象物の有無を検出することを特徴とする対象物
    検査方法。
JP2415192A 1992-02-10 1992-02-10 対象物検査方法 Pending JPH05223750A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998011456A1 (en) * 1996-09-12 1998-03-19 Anritsu Corporation Apparatus for detecting foreign matter with high selectivity and high sensitivity by image processing
WO2000039329A1 (fr) * 1998-12-28 2000-07-06 Sapporo Breweries Ltd. Procede de comptage de micro-organismes et dispositif permettant d'effectuer ledit comptage

Cited By (3)

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