JPH0966342A - 主型型崩検出方法及びその装置 - Google Patents

主型型崩検出方法及びその装置

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JPH0966342A
JPH0966342A JP22364895A JP22364895A JPH0966342A JP H0966342 A JPH0966342 A JP H0966342A JP 22364895 A JP22364895 A JP 22364895A JP 22364895 A JP22364895 A JP 22364895A JP H0966342 A JPH0966342 A JP H0966342A
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JP
Japan
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main mold
mold
concave surface
shadow
area value
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Withdrawn
Application number
JP22364895A
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English (en)
Inventor
Kimihisa Takada
公久 高田
Masaaki Nakazawa
正明 中沢
Hiroyuki Hagiwara
裕之 萩原
Hisashi Fukuroi
寿 袋井
Hideo Terada
英雄 寺田
Junji Yamagami
淳二 山上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
IHI Shibaura Machinery Corp
Original Assignee
IHI Corp
IHI Shibaura Machinery Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 造形された砂型に何ら手を加えずに主型の型
崩検出を行える主型型崩検出方法及びその装置を提供す
る。 【解決手段】 主型1の近傍から斜めに照明して主型1
の凹面4に形成される突起物2の影3を凹面4上に発生
させ、該影3の発生した主型1の凹面4を撮像し、その
撮像された主型1の凹面4に形成される突起物2の影3
の面積値と予め求めた基準面積値とを比較して型崩れを
検出することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車や小型船舶
等に用いられるエンジンブロック等を鋳造する際に使用
する主型の凹面に形成される突起物の型崩れを検出する
主型型崩検出方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に主型の色は黒っぽいので、そのま
まの状態ではコントラストが付きにくいため、主型を直
接撮像して画像処理を行おうとしても型崩れの検出が困
難である。
【0003】従来、画像処理による主型等の型崩れを検
出する方法としては特開平6−331568号公報に示
されるように、砂中子の表面に螢光材を付着させ、そこ
に紫外線を照射させることにより発光した砂中子を撮像
し、その撮像された砂中子の画像データと予め入力され
た基準データとを比較することで型崩れを検出する方法
や、砂中子の原材料に温度によって発色する変色材を混
入し、主型に充填して加熱することにより表面の色と内
部の色とが異なる部分を撮像し、その撮像された砂中子
の画像データと予め入力された基準データとを比較する
ことで型崩れを検出する方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、どちら
も砂型の造形に直接関係のない螢光材や変色材を用いな
ければならないし、砂中子の表面に螢光材を付着させ、
そこに紫外線を照射させる作業や、変色材を混入させた
原材料を加熱する作業に大変手間が掛かってしまうとい
う問題があった。
【0005】そこで本発明の目的は、造形された砂型に
何ら手を加えずに主型の型崩検出を行える主型型崩検出
方法及びその装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1の発明は、砂で形成した主型の主型型崩検出
方法において、主型の近傍から斜めに照明して主型の凹
面に形成される突起物の影を凹面上に発生させ、該影の
発生した主型の凹面を撮像し、その撮像された主型の凹
面に形成される突起物の影の面積値と予め求めた基準面
積値とを比較して型崩れを検出することを特徴とする主
型型崩検出方法である。
【0007】請求項2の発明は、上記主型の凹面に臨ん
で照明手段を設け、複数方向から照明して各方向で発生
した影の面積値の内、二方向以上で予め求めた基準面積
値と異なったとき主型に型崩れが発生したと判断する請
求項1記載の主型型崩検出方法である。
【0008】請求項3の発明は、砂で形成した主型の主
型型崩検出装置において、主型の近傍から斜めに照明す
る照明手段と、上記主型の凹面上方に設けられた撮像手
段と、その撮像手段で撮像した画像より主型の凹面の影
を認識し、その影の面積値と予め求めた基準面積値とを
比較して型崩れを判断する制御部とを備えたことを特徴
とする主型型崩検出装置である。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例を添付図
面に基づいて詳述する。
【0010】図1に本発明の概略構成図を示し、図2に
は本発明における制御方法の処理手順を示す。図3、図
4は造形された砂型である主型を示す。
【0011】図1に示すように、主型型崩検出装置10
の近傍には凹面4を上方に向けて主型1が配置されてい
る。主型1の凹面4には図示されていないが、図3に示
すような突起物2が設けられている。
【0012】主型型崩検出装置10は照明ランプ11、
CCDカメラ12、電子計算機13を有している。
【0013】照明ランプ11は図3に示す主型1の凹面
4の突起物2に照明すると適当な影3ができる程度の斜
め上方に配置されている。
【0014】CCDカメラ12は主型1の上方に配置さ
れており、図1には図示しないが光学像を電気信号に変
換する電子素子である撮像デバイスや拡大縮小可変レン
ズ、自動焦点合せ装置を有している。
【0015】CCDカメラ12にはCCDカメラ12か
ら出力された電気信号(映像信号と称す)の処理回路や
映像信号の出力装置、映像信号の記憶装置等が設けられ
た制御部14を有する電子計算機13が接続されてい
る。
【0016】更にこの電子計算機13の制御部14には
映像信号の処理回路によって処理された映像信号を映像
として表示できるブラウン管等の表示装置15とマウス
やキーボード等の入力点位置決め装置16とが接続され
ている。
【0017】次に、本実施例における主型の型崩検出方
法及びその作用について説明する。
【0018】先ず、主型1の例えば北側上方より照明ラ
ンプ11により主型1の凹面4に向かって照明し、主型
1の凹面4の突起物2を介して反対側に図3、図4に示
すような影3を発生させる。照明ランプ11により照明
することにより、光が当たった部分5と影3の部分との
明暗のコントラストを大きくして画像を二値化する。
【0019】次に、この光学像をCCDカメラ12によ
って撮像し、その画像を電子計算機13の制御部14に
送り、記憶装置(図示せず)によって保存する。これら
の操作を他の東西南方向からも同様に行う。
【0020】尚、最終的に四方向からの光学像が撮れれ
ば照明して撮像する順序はどの方向から始めてもよい。
【0021】次に電子計算機13の制御部14の処理手
順を図2に示して説明する。
【0022】入力点位置決め装置16により制御処理を
開始すると、図2のステップ101において、CCDカ
メラ12による主型1の撮像を行う。ステップ102で
は主型1の撮像が完了すると撮像デバイスにより光学像
を電気信号に変換し、電子計算機13の制御部14にこ
の電気信号を入力する。ステップ103では、電子計算
機13の制御部14に入力した電気信号を表示装置15
に出力して映像を表示し、しきい値を設定する。ステッ
プ104では表示装置15に表示した映像から調べたい
影部分を入力点位置決め装置16によって選択し、面積
を測定する。
【0023】上記ステップ101〜104までの操作を
東西南北の四方向について行う。
【0024】上記ステップ101〜104までの操作に
より得られた四つの影の面積値はステップ105として
電子計算機14の制御部15において影の面積値と基本
面積値とを比較する。その結果、ステップ106として
二方向以上で面積値に相違がみられればステップ107
として主型1に型崩れが発生したと判断する。二方向以
上で面積値に相違がみられない場合はステップ108と
して主型1の型崩れは無かったと判断する。
【0025】上記判断については、大凡影の面積値と基
本面積値との相違が一方向でみられれば型崩れが発生し
たと判断できるが、ある地点で型崩れが発生すると少な
くとも二方向で影に変化がみられることを考慮し、上記
判断を適確に行うために二方向以上と定めたものであ
る。
【0026】図3(a)は型崩れがある主型であり、照
明前の様子を示した図である。図4(a)は型崩れがな
い主型で、照明前の様子を示した図である。図3
(b)、図4(b)は主型の北側から照明を当てたとき
の影の様子を示す。
【0027】図3(a)、図4(a)に示す主型を目視
しても判断できなかった型崩れの様子が、図3(b)で
は部分的な影の違い3aによって示されることが分か
る。図3、図4に示すように影の違い3aが大きく目視
されなくてもそれぞれの影について面積値の測定を行え
ば微少な変化も検出できる。
【0028】尚、本実施の形態では東西南北の四方向に
ついて判断したが、上述したように二方向で影に変化が
みられれば型崩れが発生したと判断できるので、測定す
る方向を必ずしも四方向に限定しないことはもちろんで
ある。
【0029】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、螢光材や
変色材のような特殊材料を使用することがなく、通常の
砂型である主型造形ラインに対して型崩検出が可能であ
る。
【0030】また、本発明においては複数方向照明の結
果を総合して判断しているので検出精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の主型型崩検出装置の概要を示す図であ
る。
【図2】図1の主型型崩検出装置の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図3】型崩れが発生した主型の凹面を見た図で、
(a)は照明前を示した図であり、(b)は照明後を示
した図である。
【図4】型崩れが発生していない主型の凹面を見た図
で、(a)は照明前を示した図であり、(b)は照明後
を示した図である。
【符号の説明】
1 主型 2 突起物 3 影 4 凹面 10 主型型崩検出装置 11 照明手段 12 撮像手段 14 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 萩原 裕之 長野県松本市石芝1丁目1番1号 石川島 芝浦機械株式会社松本工場内 (72)発明者 袋井 寿 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内 (72)発明者 寺田 英雄 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内 (72)発明者 山上 淳二 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 砂で形成した主型の主型型崩検出方法に
    おいて、主型の近傍から斜めに照明して主型の凹面に形
    成される突起物の影を凹面上に発生させ、該影の発生し
    た主型の凹面を撮像し、その撮像された主型の凹面に形
    成される突起物の影の面積値と予め求めた基準面積値と
    を比較して型崩れを検出することを特徴とする主型型崩
    検出方法。
  2. 【請求項2】 上記主型の凹面に臨んで照明手段を設
    け、複数方向から照明して各方向で発生した影の面積値
    の内、二方向以上で予め求めた基準面積値と異なったと
    き主型に型崩れが発生したと判断する請求項1記載の主
    型型崩検出方法。
  3. 【請求項3】 砂で形成した主型の主型型崩検出装置に
    おいて、主型の近傍から斜めに照明する照明手段と、上
    記主型の凹面上方に設けられた撮像手段と、その撮像手
    段で撮像した画像より主型の凹面の影を認識し、その影
    の面積値と予め求めた基準面積値とを比較して型崩れを
    判断する制御部とを備えたことを特徴とする主型型崩検
    出装置。
JP22364895A 1995-08-31 1995-08-31 主型型崩検出方法及びその装置 Withdrawn JPH0966342A (ja)

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JP (1) JPH0966342A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100901182B1 (ko) * 2007-05-03 2009-06-04 (주)두성로보텍 영상센서를 이용한 주물제조장치
JP2011173132A (ja) * 2010-02-23 2011-09-08 Honda Motor Co Ltd 砂中子造型用砂の流動可視化方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100901182B1 (ko) * 2007-05-03 2009-06-04 (주)두성로보텍 영상센서를 이용한 주물제조장치
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