JPH0522350Y2 - - Google Patents

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JPH0522350Y2
JPH0522350Y2 JP1987191709U JP19170987U JPH0522350Y2 JP H0522350 Y2 JPH0522350 Y2 JP H0522350Y2 JP 1987191709 U JP1987191709 U JP 1987191709U JP 19170987 U JP19170987 U JP 19170987U JP H0522350 Y2 JPH0522350 Y2 JP H0522350Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、長尺状のシート状素材からプレス機
によつて打ち抜き加工された後の素材片を、シー
ト状素材の搬送方向とはほぼ直交する方向に取り
出すための製品取出装置に関するものである。
(従来の技術) パンチングプレス機を用いて、長尺のシート状
素材から所定の形状の素材片を打ち抜く加工装置
は従来から知られており、例えば実開昭59−6021
号公報にその一例が開示されている。このような
加工装置においては、加工効率を高めるために、
一回の打ち抜き動作で、複数個の素材片を打ち抜
くように設定される場合がある。このような場合
には、打ち抜かれた後の素材片を効率良く打ち抜
き加工位置から搬出させるために、打ち抜かれた
素材片をシート状素材の搬送方向に搬出すると同
時に他の素材片をこれとは直交する方向に取り出
すようにすることが好ましい。このような直交方
向に素材片を取り出すためには、打ち抜いた素材
片に係合可能な部材をシート素材の搬送ラインの
傍らに配置し、この部材を素材片に係合させた状
態でシート状素材の一方の側から他方の側に向け
て移動させるように構成すればよい。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような構成による場合に
は、上記の部材がシート状素材の搬送ラインを横
切つて移動するので、この部材が素材片を搬出し
た後に再び搬送ラインを横切つて元に位置に戻る
までは、次の打ち抜きのための動作を開始するこ
とができない。すなわち、上記の部材が搬送ライ
ンを横切つている途中にシート状素材の搬送を再
開すると、部材にシート状素材が衝突してしま
う。このため、このような取出装置では、一回の
打ち抜き動作から次の打ち抜き動作までの時間が
長くなる傾向にあり、効率の良い打ち抜き動作を
実現することができない。
本考案の目的は、かかる問題点に鑑みて、打ち
抜いた素材片を効率良く搬出可能な製品取出装置
を実現することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本考案の製品取
出装置においては、シート状素材から打ち抜いた
素材片をシート状素材の搬送方向とは直交する方
向に搬出するための部材を、素材片の搬出動作以
外の時には、シート状素材とは干渉しないように
移動させるようにしている。
すなわち、本考案の製品取出装置は、切断され
た素材片に係合可能なようにシート状素材の供給
通路の下方に設けられた係合部材を備える。さら
に、本発明の製品取出装置は、この係合部材を、
シート状素材片の供給通路より上方に突出して該
素材片に係合する係合位置およびシート状素材片
の供給通路より下方に引つ込む非係合位置との間
で回転可能に支持した支持部材を備える。この支
持部材をシート状素材の供給通路の下方において
シート素材の供給方向に対して横方向に往復移動
可能なように案内部材により支持される。駆動手
段が設けられて、該係合部材を係合位置に回転さ
せて供給通路から横方向に引き出し、非係合位置
に倒して供給通路の下方に押し込むように係合部
材の回転および支持部材の移動を行なわせる。
(作用) 本考案の製品取出装置に上記構成によれば、係
合部材を係合位置にして供給通路の下方から横方
向に引き出すことにより、シート状素材から切り
出された素材片をシート状素材の供給通路に対し
て横方向に取り出すことができる。そして、この
取り出しが終了した後は、係合部材を非係合位置
に倒して供給通路の下方に押し込むので、その間
にシート状素材の供給のための移動を開始するこ
とができる。さらに、シート状素材の供給中およ
び切断作業中に係合部材を供給通路の下方に待機
状態で位置させることができるので、切断作業の
終了後は、直ちに取り出し作業を開始することが
できる。
(考案の効果) このように、本考案の製品取出装置において
は、シート状素材の搬送を妨げることのない状態
で、切断された素材片を搬出する係合部材を元の
位置に復帰されるようになつている。従つて、係
合部材の復帰動作と同時に次の切断のためのシー
ト状素材の搬送を行うことが可能になる。よつ
て、本考案によれば、係合部材の復帰動作に要す
る時間を有効に利用できるので、効率良く素材片
の切断および搬出動作を行うことが出来る。
(実施例) 以下に、第1図ないし第3図を参照して本考案
の実施例を説明する。
本例のシート状素材は、第3図に示すように長
尺状の鋼板シートである。この鋼板シート1は想
像線で示す搬送ライン3に沿つて矢印5の方向に
一定量ずつ搬送されるようになつている。パンチ
ングプレスに代表されるプレス機が配置されたワ
ークステーシヨン7は、図において想像線で示す
ように搬送ライン上に配置されている。プレス機
においては、搬送される鋼板シート1を挟む状態
に上下に上型および下型が配置され、固定された
下型に対して上型を降下させて、所定形状の素材
片を打ち抜くようになつている。かかる構造は周
知であるので、図面にはこれらの構成を省略して
ある。本例においては、第3図に示すように、ほ
ぼ台形状の素材片を一回の動作で二枚打ち抜くよ
うに構成してある。これらの二枚の素材片のう
ち、鋼板シート1の先端側から打ち抜いた素材片
9は、矢印11で示すように、鋼板シートの搬送
方向と同一の方向に向けて取り出す。この取り出
しは、例えばこの素材片9の下に位置する搬送路
をローラーベアリング等から構成した傾斜路とし
ておけば、素材片自体の自重によつて、素材片9
は傾斜路を滑り落ちて、ワークステーシヨン7の
外に搬出されることになる。一方、他方の素材片
13は、矢印15で示すように、鋼板シートの搬
送方向とは直交する方向に向けて取り出すように
なつている。
第1図および第2図には、この素材片13のた
めの取出装置を示してある。これらの図に示すよ
うに、取出装置21は、鋼板シート1から切断さ
れる素材片13の真下に配置してある。この取出
装置21は、搬送ライン3の真下においてそれに
直交した状態に配置されたガイドバー23を有し
ている。このガイドバー23はそれらの両端が、
素材片13の下方においてその両側に位置するよ
うに配置したストツパー25,27によつて支持
されている。このガイドバー23には、このバー
に沿つて往復移動可能なブラケツト29が支持さ
れてる。ブラケツト29の上端には、プツシユバ
ー31の下端が回転可能に支持されている。この
プツシユバー31は、ブラケツトの上端に直角状
態に切り欠いた溝の直交面29aによつて、上記
のストツパー25の側にほぼ水平状態に倒れた状
態からほぼ垂直状態に立ち上がるまで回転可能と
されている。プツシユバー31の長さは、直立し
た状態において、その上端が鋼板シート1よりも
上方に突出するように設定されている。
一方、ストツパー27から外れた位置には、ガ
イドバー23と同一軸線上に油圧式アクチユエー
タ33が配置されている。このアクチユエータの
ピストン33aは、その先端が上記のプツシユバ
ー31の中程の位置に回動可能に連結されてい
る。この油圧アクチユエータ33のシリンダ33
bは、その軸線方向の中間位置において、ここを
中心にして軸線を含む面内を上下方向に揺動可能
に支持されている。
このように構成された取出装置21の動作を説
明する。まず、鋼板シート1から素材片13がも
う一方の素材片9と共に切断されると、油圧式ア
クチユエータ33が駆動される。このアクチユエ
ータのピストン33aは第1図に実線で示す突出
位置からシリンダ側に引き込む方向に移動され
る。アクチユエータ33は上下に揺動可能に支持
されているので、この移動に連動して、そのピス
トンの先端に連結されたプツシユバー31は、ま
ず下端を中心にして実線で示す非係合位置から想
像線で示す直立した係合位置まで回転する。この
後は、プツシユバーの回転がブラケツトの直交
面、29aによつて禁止され、かかる直立状態の
プツシユバーと共にブラケツト29がガイドバー
23に沿つてストツパー27の側に移動を開始す
る。このように移動が開始すると、プツシユバー
の先端が素材片13の端に係合して、この素材片
13を鋼板シートの搬送方向とは直交する方向に
引き出すようになる。かかる移動は、ブラケツト
29がストツパー27に当接するまで継続され
る。ストツパーに突き当たつた状態においては、
完全に素材片13が、鋼板シート1の搬送ライン
から搬出された状態になる。また、プツシユバー
自体もこのラインから外れた位置となる。
この後は、鋼板シート1が次回の切断のために
一定量だけ搬送される動作が開始される。これと
同時に、ピストン33aがその引き込み位置から
再び突出位置に向けて移動される。上述したよう
に、アクチユエータ33は上下に揺動可能に支持
されているので、この移動によつて、今度は直立
状態のプツシユバー31がその下端を中心にして
回転して、その先端が鋼板シート1に干渉しない
位置まで降下する。この後は、ピストンの移動に
伴つて、傾斜したプツシユバー31と共にブラケ
ツト29がガイドバー23に沿つて元に位置まで
戻る。
上述したように、本例の取出装置においては、
切断した素材片13を横方向に搬出するプツシユ
バーが、その搬出動作時には直立状態となり素材
片13に係合可能となり、元の位置への復帰動作
においては次の回の切断のために搬送される鋼板
シートに衝突しないように直立状態から傾斜状態
に倒される。従つて、プツシユバーの復帰動作の
終了を待つて次の回のための鋼板シートの搬送を
開始する必要がなくなるので、サイクル時間を短
縮でき、効率よく切断動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の取出装置の側面を
示す概略構成図、第2図は第1図の装置を上側か
ら見た平面図、第3図は第1図の装置によつて搬
出される素材片の形状を示す平面図である。 1……鋼板シート(シート状素材)、3……搬
送ライン、5……搬送方向、9……素材片、13
……素材片、15……搬送方向と直交する方向を
示す矢印、21……取出装置、23……ガイドバ
ー(案内部材)、25,27……ストツパー、2
9……ブラケツト(支持部材)、31……プツシ
ユバー(係合部材)、33……アクチユエータ
(駆動手段)、33a……ピストン、33b……シ
リンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シート状素材からプレス機によつて切断された
    素材片を前記シート状素材の供給方向とほぼ直交
    する方向に取り出す製品取出装置において、切断
    された前記素材片に係合可能なように前記シート
    状素材の供給通路の下方に設けられた係合部材
    と、この係合部材を、前記シート状素材片の供給
    通路より上方に突出して前記素材片に係合する係
    合位置および前記シート状素材片の前記供給通路
    より下方に引つ込む非係合位置との間で回転可能
    に支持した支持部材と、この支持部材を前記シー
    ト状素材の前記供給通路の下方において前記シー
    ト状素材の供給方向に対して横方向に往復移動可
    能に支持した案内部材と、前記係合部材を前記係
    合位置に回転させて前記供給通路から横方向に引
    き出し、前記非係合位置に倒して前記供給通路の
    下方に押し込むように前記係合部材の回転および
    前記支持部材の移動を行なわせる駆動手段とを備
    えたことを特徴とする製品取出装置。
JP1987191709U 1987-12-17 1987-12-17 Expired - Lifetime JPH0522350Y2 (ja)

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JPH0196234U JPH0196234U (ja) 1989-06-26
JPH0522350Y2 true JPH0522350Y2 (ja) 1993-06-08

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JPH0196234U (ja) 1989-06-26

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