JPH0522281U - 自転車用発電機の遠隔起倒装置 - Google Patents

自転車用発電機の遠隔起倒装置

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JPH0522281U
JPH0522281U JP7276391U JP7276391U JPH0522281U JP H0522281 U JPH0522281 U JP H0522281U JP 7276391 U JP7276391 U JP 7276391U JP 7276391 U JP7276391 U JP 7276391U JP H0522281 U JPH0522281 U JP H0522281U
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JP
Japan
Prior art keywords
rod
operation lever
insertion plate
bicycle
remote
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Pending
Application number
JP7276391U
Other languages
English (en)
Inventor
浩 平田
忍 原
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Sanden Holdings Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロッド棒5の連結部分やロッド棒5の移動規
制部分が破損することがない自転車用発電機の遠隔起倒
装置を提供する。 【構成】 操作レバ−3を回動操作することによりロッ
ド棒5を上下方向に移動させ発電機Bを起倒させる自転
車用発電機の遠隔起倒装置において、連結部材4は、ロ
ッド棒5の一端が内側から回動自在に挿入されたロッド
挿入板35と、ロッド挿入板35の周囲でロッド棒5の
移動範囲を除く位置に内側に突出したロッド固定ブロッ
ク36とを備え、ロッド固定ブロック36にはロッド棒
5をロッド挿入板35との間に挟んで保持するロッド固
定板36を設置している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、操作レバ−からの遠隔操作により発電機の起倒装置を操作する自転 車用発電機の遠隔起倒装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の自転車用発電機の遠隔起倒装置として、実公昭63−1662 1号公報及び実公昭63−16622号公報に開示されたものが知られている。 この遠隔起倒装置は、自転車に固着された固定用バンドと、この固定用バンド に軸支された操作レバ−と、ロッド棒とを備えたものである。このロッド棒の一 端は操作レバ−の軸支部分とは別個の位置に設けられた連結部材を介して操作レ バ−に固定し、他端は発電機の起倒装置に連結しており、この操作レバ−を回動 操作することによりロッド棒を上下方向に移動させ発電機を起倒させる。
【0003】 この連結部材は操作レバ−の内側に突設したボス部により構成し、このボス部 にロッド棒の先端を遊嵌するとともに、このボス部にねじを螺着し、ロッド棒の 外れ防止及びボス部の補強を行っている。
【0004】 また、この遠隔起倒装置は、操作レバ−の無制限な回動操作を防止するため、 この操作レバ−の内側周縁に立壁を形成するとともに、この立壁にロッド棒の移 動範囲部分のみを切り欠き、この切り欠き部分の端部でロッド棒の移動範囲を規 制している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の自転車用発電機の遠隔起倒装置では、ロッド棒をボス部に遊嵌して 連結しているため、このロッド棒の操作に伴う応力がボス部の付け根部分にかか り、この付け根部分にクラックが生ずるおそれがあり、このため、ボス部にねじ を螺着し補強している。しかしながら、このようにボス部にねじを螺着するとき は、このねじの分だけボス部の周壁が薄くなり、この薄肉の周壁部分がロッド棒 により破損するおそれがあった。
【0006】 また、この遠隔起倒装置においては、前述の如く操作レバ−の内面周縁に形成 された立壁の切り欠き部分の端部でロッド棒の移動規制を行っているため、薄肉 に形成された立壁の端部の付け根部分にロッド棒の押圧力が加わり、この付け根 部分にクラックが生ずるおそれがあった。
【0007】 本考案の目的は前記従来の課題に鑑み、ロッド棒の連結部分やロッド棒の移動 規制部分が破損することがない自転車用発電機の遠隔起倒装置を提供することに ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記課題を解決するため、自転車に固着された固定用バンドと、該固 定用バンドに軸支された操作レバ−と、一端が該操作レバ−の軸支部分とは別個 の位置に設けられた連結部材を介して操作レバ−に固定し、他端が発電機の起倒 装置に連結したロッド棒とを備え、該操作レバ−を回動操作することにより該ロ ッド棒を上下方向に移動させ該発電機を起倒させる自転車用発電機の遠隔起倒装 置において、前記連結部材は、前記ロッド棒の一端が内側から回動自在に挿入さ れたロッド挿入板と、該ロッド挿入板の周囲で該ロッド棒の移動範囲を除く位置 に内側に突出したロッド固定ブロックとを備え、該ロッド固定ブロックには該ロ ッド棒を該ロッド挿入板との間に挟んで保持するロッド固定板を設置したことを 特徴とする。
【0009】
【作用】
本考案によれば、ロッド棒の一端が連結部材のロッド挿入板に回動自在に挿入 されているため、ロッド棒から加わる応力はロッド挿入部分からロッド挿入板全 体にかかり、一部分にこの応力が加わることがない。
【0010】 また、ロッド棒の移動規制がロッド固定ブロックにより行われ、従来の如く薄 肉の立壁により行われるものではないので、この移動規制部分が破損することが ない。
【0011】
【実施例】
図1乃至図6は本考案に係る自転車用発電機の遠隔起倒装置の一実施例を示す もので、図1は自転車への遠隔起倒装置の取り付け状態を示す側面図である。
【0012】 図中、1は自転車Aのハンドルポスト、2はこのハンドルポスト1に固着され た樹脂製のバンド、3はバンド2に取り付けられた操作レバ−、4は自転車の前 輪に向かって発電機Bを起倒する起倒装置、5はロッド棒で、上端が操作レバ− 3に連結し、下端が起倒装置4の起倒レバ−41に連結している。
【0013】 図2はこのバンド2及び操作レバ−3の組み立て構造を示している。このバン ド2はハンドルポスト1に巻回してなり、図6の断面図に示すように、その接続 部分にナット21を埋め込み、このナット21にねじ22を螺着することにより バンド2をハンドルポスト1に固着している。また、バンド2の外面には操作レ バ−3に連結するための段付きの突起23が設けられ、この突起23には軸方向 に穴23aが設けられている。
【0014】 操作レバ−3は略L字状に形成されたレバ−本体31と、このレバ−本体31 の左端に連結した連結部材32とから構成されている。このレバ−本体31はそ の周縁を内面に向かって屈曲してなるもので、上端に操作用の取手部31aを有 している。また、L字状の屈曲部分の内面には段付きの突起33を有し、この突 起33には軸方向に貫通したバンド連結用の貫通孔33aが穿設されている。
【0015】 図3はこの各突起23,33の連結状態を示している。即ち、レバ−本体31 の突起33の貫通孔33aにバンド2の突起23が回動自在に挿入され、この各 突起23,33に座金34aを介してねじ34bを螺着して連結している。この ねじ34bの締め付けトルクは操作レバ−3が回動し得る程度のものとし、バン ド2に操作レバ−3が回動自在に連結している。
【0016】 他方、連結部材32は偏平円盤状に形成されたロッド挿入板35と、この一側 に形成されたロッド固定ブロック36と、このロッド固定ブロック36に固定さ れるロッド固定板37とから構成されている。このロッド挿入板35の中央には 穴35aが形成され、この穴35aにL字状に曲げられたロッド棒5の上端5a が挿入されている。また、ロッド固定ブロック36は三日月状に形成し、その厚 さ方向長さをロッド挿入板35より厚くして、ロッド挿入板35とロッド固定ブ ロック36との間に段差を設けている。更に、ロッド固定板37はロッド挿入板 35及びロッド固定ブロック36を覆うよう円盤状に形成され、このブロック3 6と固定板37とは、図4の断面図に示すように、ブロック36及び固定板37 に穿設されたねじ穴36a,37aに螺合するねじ38にて固着されている。
【0017】 このように連結部材32を構成することにより、図5の断面図に示すように、 ロッド棒5がロッド挿入板35とロッド固定板37との間に保持され穴35aか らの抜けが防止される。またこれにより、ロッド挿入板35の内面側に沿ってロ ッド棒5が移動でき、かつ、ロッド挿入板35とロッド固定ブロック36との段 差部分でロッド棒5の移動規制が行われる。
【0018】 本実施例によれば、操作レバ−3を回動操作することにより、操作レバ−3の 連結部材32に連結したロッド棒5が上下に回動し、このロッド棒5に連結した 起倒装置4が発電機Bを起倒する。
【0019】 この起倒操作において、ロッド棒5の上端5aが連結部材32のロッド挿入板 35に回動自在に単に挿入されているため、ロッド棒5から加わる応力はロッド 挿入板35の穴35からロッド挿入板35全体にかかり、一部分にこの応力が加 わることがない。
【0020】 また、ロッド棒5の移動規制がロッド固定ブロック36により行われ、従来の 如く薄肉の立壁により行われるものではないので、この移動規制部分が破損する ことがない。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、ロッド棒の一端が連結部材のロッド挿 入板に回動自在に挿入されているため、ロッド棒から加わる応力はロッド挿入部 分からロッド挿入板全体にかかり、一部分にこの応力が加わることがない。従っ て、従来の如くロッド連結部分にクラックが生ずることがない。
【0022】 また、ロッド棒の移動規制がロッド固定ブロックにより行われ、従来の如く薄 肉の立壁により行われるものではないので、この移動規制部分が破損することが ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る自転車用発電機の遠隔起倒装置の
全体図
【図2】ロッド棒、操作レバ−及びバンドの組み付け斜
視図
【図3】操作レバ−及びバンドの組み付け構造を示す断
面図
【図4】ロッド固定ブロックとロッド固定板との連結状
態を示す断面図
【図5】ロッド挿入板とロッド棒との連結状態を示す断
面図
【図6】バンドの接続状態を示す断面図
【符号の説明】
2…バンド、3…操作レバ−、4…起倒装置、5…ロッ
ド、31…レバ−本体、32…連結部材、35…ロッド
挿入板、36…ロッド固定ブロック、37…ロッド固定
板、A…自転車、B…発電機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自転車に固着された固定用バンドと、該
    固定用バンドに軸支された操作レバ−と、一端が該操作
    レバ−の軸支部分とは別個の位置に設けられた連結部材
    を介して操作レバ−に固定し、他端が発電機の起倒装置
    に連結したロッド棒とを備え、該操作レバ−を回動操作
    することにより該ロッド棒を上下方向に移動させ該発電
    機を起倒させる自転車用発電機の遠隔起倒装置におい
    て、 前記連結部材は、前記ロッド棒の一端が内側から回動自
    在に挿入されたロッド挿入板と、該ロッド挿入板の周囲
    で該ロッド棒の移動範囲を除く位置に内側に突出したロ
    ッド固定ブロックとを備え、該ロッド固定ブロックには
    該ロッド棒を該ロッド挿入板との間に挟んで保持するロ
    ッド固定板を設置したことを特徴とする自転車用発電機
    の遠隔起倒装置。
JP7276391U 1991-09-10 1991-09-10 自転車用発電機の遠隔起倒装置 Pending JPH0522281U (ja)

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JP7276391U JPH0522281U (ja) 1991-09-10 1991-09-10 自転車用発電機の遠隔起倒装置

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JPH0522281U true JPH0522281U (ja) 1993-03-23

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