JPH05222309A - 反応性染料およびその製造法 - Google Patents

反応性染料およびその製造法

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JPH05222309A
JPH05222309A JP4180546A JP18054692A JPH05222309A JP H05222309 A JPH05222309 A JP H05222309A JP 4180546 A JP4180546 A JP 4180546A JP 18054692 A JP18054692 A JP 18054692A JP H05222309 A JPH05222309 A JP H05222309A
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chemical
oso
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structural formula
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JP4180546A
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English (en)
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Karl-Josef Herd
カール−ヨゼフ・ヘルト
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Bayer AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B62/00Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves
    • C09B62/44Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring
    • C09B62/503Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring the reactive group being an esterified or non-esterified hydroxyalkyl sulfonyl or mercaptoalkyl sulfonyl group, a quaternised or non-quaternised aminoalkyl sulfonyl group, a heterylmercapto alkyl sulfonyl group, a vinyl sulfonyl or a substituted vinyl sulfonyl group, or a thiophene-dioxide group
    • C09B62/507Azo dyes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B43/00Preparation of azo dyes from other azo compounds
    • C09B43/06Preparation of azo dyes from other azo compounds by oxidation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C09B62/44Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring
    • C09B62/4401Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring with two or more reactive groups at least one of them being directly attached to a heterocyclic system and at least one of them being directly attached to a non-heterocyclic system

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 繊維反応性モノアゾまたはジアゾ染料を提供
する。 【構成】 β−ヒドロキシエチルメルカプト基を含む染
料を酸化し、次にスルフェート化し、そして適当ならば
塩基を用いてβ−スルファトエチルスルホニル基をビニ
ルスルホニル基に転化することにより、ビニルスルホニ
ル及びβ−スルファトエチルスルホニル基を含む式(1
a)の水溶性反応性染料。 (例えば、

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】反応性染料の種々の製造方法が既に公知で
あるが、これらのものは常に満足できるものではない。
【0002】本発明は構造式
【0003】
【化6】[A]−(S−CH2−CH2−OH)1または2 式中、Aは好ましくは少なくとも1個の−SO3H基に
より置換されるアゾ、ポリアゾ、アントラキノン、ホル
マザンまたはトリフェンジオキサジン群からの発色性
基、のメルカプト化合物を酸化及びスルフェート化し、
そして適当ならばスルファトエチルスルホニル基を塩基
を用いてビニルスルホニルに転化することを特徴とす
る、構造式(1)
【0004】
【化7】 [A]−(SO2X)1または2 (1) 式中、Aは上記の意味を有し、そしてXはCH=CH2
またはCH2CH2OSO3H、のビニルスルホニル(ま
たはβ−スルファトエチルスルホニル)基を含む水溶性
の反応性染料の製造方法に関する。
【0005】特願昭44−24,899号にチオエーテ
ルの酸化によるβ−スルファトエチルスルホニル−置換
された染料の製造方法が開示されているが、該方法はフ
タロシアニンに限定される。
【0006】更に本発明は構造式
【0007】
【化8】
【0008】式中、Dは置換基がOH、NH2、モノア
ルキルアミノもしくはジアルキルアミノ、またはアリー
ルアミノ例えばアニリノである以外の、いずれか所望の
数のスルホまたはカルボキシル基に加えてまた置換基、
好ましくはC1〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキ
シ、フェノキシ、ハロゲン、アセチルアミノ、ベンゾイ
ルアミノ、ウレイド、フェニルスルホニルまたはC1
4−アルキルスルホニル、並びに未置換もしくは置換
されたフェニルアゾまたはナフチルアゾ置換基及び繊維
反応性基例えばSO2X、CH2SO2Xまたは複素環式
ピリミジン−もしくはトリアジン−反応性系を含有し得
るベンゼンまたはナフタレン群からのジアゾ成分の基、
XはCH=CH2またはCH2CH2OSO3H、そしてY
はH、C1〜C6−アルキル、Cl−、OH−、CN−
CO2H−、OSO3H−、SO3H、SO2X−もしくは
1〜C4−アルコキシ−置換されたC1〜C6−アルキ
ル、アリル、シクロアルキル、CO2H−、OSO3H−
もしくはSO3H−置換されたシクロアルキル、ベンジ
ルまたはOH−、CO2H−もしくはSO3H−置換され
たベンジル、殊にCH2CH2OSO3H、RはH、C1
4−アルキル、Cl−、OH−、CN−、CO2H−、
OSO3H−、SO3H−、SO2X−もしくはC1〜C4
−アルコキシ−置換されたC1〜C4−アルキル、アリ
ル、ベンジルまたはOH−、CO2H−もしくはスルホ
−置換されたベンジル、殊にH、の新規な繊維反応性モ
ノアゾ及びジアゾ染料に関する。
【0009】また基NR−Yは飽和N−複素環例えば次
のものを表わす:
【0010】
【化9】
【0011】フェニルアゾ及びナフチルアゾ基上の置換
基は好ましくはスルホ、カルボキシ、C1〜C4−アルキ
ル、C1〜C4−アルコキシ、ハロゲン、SO2X及び−
CH2SO2Xである。
【0012】ドイツ国特許出願公開第3,512,34
0号にフェニル基上に同時にβ−スルファトエチルスル
ホニル基及びβ−スルファトエチルアミノ基を持つアゾ
−反応性染料が既に開示されている。しかしながら、こ
れらの基はジアゾ成分の一部であり、一方本発明によれ
ば、これらの基はカップリング成分の一部である。
【0013】好適な染料は構造式(2)及び(3)
【0014】
【化10】
【0015】式中、Dは更にカルボキシ、C1〜C4−ア
ルキル、C1〜C4−アルコキシ、フェノキシ、ハロゲ
ン、C1〜C4−アルキルスルホニル、SO2Xもしくは
CHSO2Xまたは繊維反応性複素環式ピリミジン−も
しくはトリアジン−反応性基で置換され得るフェニレン
またはナフチレン基、その際に式(3)中の両基−D−
の意味は同一もしくは相異なることができる、ものであ
る。
【0016】式(4)〜(8)
【0017】
【化11】
【0018】式中、nは0または1、R1はHまたはC1
〜C4−アルキル、Zはトリアジンまたはピリミジン群
からの繊維反応性ハロゲン含有基、Dは更にカルボキ
シ、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、塩素、臭素
またはフッ素で置換され得るフェニレンまたはナフチレ
ン基、その際に式(6)、(7)及び(8)中の両基D
は同一もしくは相異なることができる、そしてR、X及
びYは式(1a)に定義されるものである、の二官能性
繊維反応性染料を用いることが殊に好ましい。
【0019】繊維反応性基Zは塩素またはフッ素含有ト
リアジンまたはピリミジン基例えばヨーロッパ特許出願
公開第395,951号に記載のもの、好ましくはモノ
フルオロ−またはモノクロロ−トリアジン基または5−
クロロ−2,6−ジフルオロ−4−ピリミジニルまたは
5−クロロ−6−フルオロ−4−ピリミジニル基を表わ
す。
【0020】選ばれた材料は構造式(9)〜(19)の
ものである:
【0021】
【化12】
【0022】
【化13】
【0023】式中、R2はH、CH3、OCH3、Clま
たはCH2SO2X、そして他の置換基n、R1、Z、X
及びYは式(8)で定義されるものである。
【0024】これらの構造式(9)〜(19)のタイプ
の染料の中で、基YがCH2CH2OSO3Hであるも
の、例えば構造式(20)〜(31)の染料を用いるこ
とが殊に好ましい:
【0025】
【化14】
【0026】
【化15】
【0027】
【化16】
【0028】式中、R1はHまたはC1〜C4−アルキ
ル、R2はH、CH3、OCH3、ClまたはCH2SO2
X、Xは−CH=CH2または−CH2CH2OSO3Hそ
してZは式(8)に定義されるものである。
【0029】式(1)からのAが基
【0030】
【化17】
【0031】と等価のものとして処理される染料(1
a)の製造は構造式(32)
【0032】
【化18】
【0033】式中、Yは(1a)で定義され、そして殊
にCH2CH2OHであり、そしてD及びRは(1a)に
定義される、のチオ化合物をヨーロッパ特許出願公開第
137,417号に記載されるように構造式(33)
【0034】
【化19】
【0035】のスルホンに酸化し、そして後者を公知の
方法でスルフェート化し、XがCH2CH2OSO3Hで
ある(1a)を生成させることにより行う。
【0036】この反応において、(33)中のR及びY
におけるヒドロキシアルキル基はスルファトアルキル基
に転化される。
【0037】本法のある特殊な具体例は構造式
【0038】
【化20】 [A]−(S−C24−OH)1または2 (3
4) または(32)の化合物を水性媒質中にて過酸化水素溶
液を用い、適当ならばタングステン酸塩またはバナジン
酸塩を用いる触媒下で、20〜100℃、好ましくは6
0〜80℃の範囲の温度及び5乃至10間、好ましくは
7乃至9間のpH値で酸化し、そして生じる単離された
スルホンを濃硫酸、硫酸−水和物、発煙硫酸または三酸
化硫黄中にて0乃至40℃の温度でスルフェート化して
X=スルファトエチルである(1)または(1a)を生
成させることからなる。
【0039】Xがビニルである染料は公知の方法により
Xがスルファトエチルであるものから例えばpH9〜1
1の高いpH値で生成される。
【0040】本法の他の好適な具体例は化合物(34)
【0041】
【化21】 [A]−(S−C24−OH)1または2 (3
4) または(32)を濃硫酸、硫酸−水和物または発煙硫酸
中にて10〜50℃でパーオキソジスルフェートと反応
させることによりスルフェート化及び酸化を同時に行う
ことからなる。
【0042】構造式(32)の中間体はジアゾ化された
[D]−NH2と構造式(35)
【0043】
【化22】
【0044】の化合物とのアゾカップリングにより得ら
れる。これらのカップリング成分(35)はo−アミノ
チオフェノール及びN−置換されたo−アミノチオフェ
ノールをアルカリ性条件下でエチレンオキシドまたはク
ロロエタノールでエトキシル化することにより製造し得
る。R=H及びY1=CH2CH2OHである成分(3
5)はベンズチアゾール、エチレンオキシド及び水を反
応させ、次に生じるN−ホルミル化合物(36)
【0045】
【化23】
【0046】を加水分解することにより得ることができ
る。R−置換されたo−アミノチオフェノールはベンズ
チアゾールをアルキル化し、次にアンモニウム化合物
(37)
【0047】
【化24】
【0048】を開環させながら加水分解することにより
簡単に得られる。化合物(35)の他の製造方法は式
【0049】
【化25】
【0050】式中、GはNH2、NHRまたはNHY、
の先駆体をアルキル化することからなる。アルキル化は
例えばHalがCl、BrまたはFであるアルキルハロ
ゲン化物R−HalまたはY−Hal、または活性化さ
れたオレフィン例えばアクリル酸誘導体またはビニルス
ルホニル誘導体を用いるか、或いはアルデヒド誘導体を
用いる還元により行い得る。
【0051】好適なカップリング成分(35)は基R及
びYがスルホ、カルボキシルまたは、殊にヒドロキシル
基であるものである。
【0052】また構造式(7)の反応性染料は構造式
(38)
【0053】
【化26】
【0054】のチオ化合物を酸化し、次にスルフェート
化することにより製造し得る。対応する中間体(38)
は例えば式(39)
【0055】
【化27】
【0056】のチオ化合物またはY及びRがHである式
(32)のチオ化合物をジアゾ化し、次に生成物を構造
式(35)の化合物とカップリングさせることにより得
られる。
【0057】また構造式(5)の反応性染料は(1a)
に記載のとおりに得られる構造式(40)
【0058】
【化28】
【0059】の染料を公知の方法で、酸結合剤の存在下
でHal=ClまたはFである複素環式反応成分Z−H
alと縮合させることにより製造し得る。またこの製造
方法は染料(8)に適用し得る。
【0060】与えられる式は遊離酸のものである。調製
は一般に塩、特にアルカリ金属塩例えばナトリウム、カ
リウムまたはリチウム塩を生成させる。
【0061】本発明による新規な染料はヒドロキシル及
びアミド基を含む物質、特に羊毛及びセルロース物質を
染色及び捺染する際に適する。これらのものは高い反応
性及び高度の定着性に特徴がある。これらの染料を用い
て得られる黄色、橙色及び褐色の染色物及び捺染物は高
い繊維−染料結合安定性及び酸化剤例えば過酸化物また
は塩素を含む洗剤に対する顕著な安定性に更に特徴があ
る。
【0062】染料は固体調製物及び濃縮溶液の両方とし
て使用し得る。またこれらのものは他の反応性染料との
混合物としての使用、特にトリクロマチック(tric
hromatic)染色に適する。
【0063】製造及び使用を次の実施例により説明す
る。
【0064】
【実施例】中間体の製造 [実施例1]水500ml中のベンゾチアゾール135
g及び通常の乳化剤1gの乳化液を60℃に加熱し、そ
して窒素を1時間通した。次に9.5乃至10.5間の
pH値を保持するように約12時間にわたって全体で約
300gのエチレンオキシドを計量導入した。反応を薄
層クロマトグラフィーにより追跡した。ベンゾチアゾー
ルの濃度が最初の濃度の1%以下になって検出されたら
直ちに、エチレンオキシドの導入を停止し、そして反応
溶液を窒素気流を激しく通しながら80℃で更に2時間
加熱した。残留エチレンオキシドをこのように除去した
後、反応溶液800mlを室温に冷却した。グリコール
及び少量のポリグリコールに加えて、反応溶液は比較的
純粋な式
【0065】
【化29】
【0066】のヒドロキシエチルアニリン誘導体を含
み、そして更に直接反応させ得る。
【0067】生成物を特性化するため、pH7での溶液
の試料80mlを抽出及び蒸留により処理し、粘稠な無
色油を生成させ、このものに対して上記構造式が1
NMR及びIRデータをベースとして同定できた。
【0068】IR(ヌジョール・マル):1662cm
-1(CO振動)1 H NMR(d6−DMSO):δ=3.05(2H,
m);3.48(2H,m);3.60(2H,m);
3.65(2H,m);4.68(t,OH);4.9
4(t,OH);7.15−7.50(m,4H);
8.00(s,CHO)。
【0069】質量スペクトル:m/e=241(M+
45%);213(M+−CO,45%);182(6
5%);164(55%);136(100%)。
【0070】[実施例2]70%硫酸200mlを実施
例1の反応溶液800mlに加え、そして混合物を90
〜95℃で1時間加熱した。次にこのものを冷却し、外
部冷却しながら濃厚水酸化ナトリウム溶液で中和し、次
にpH12.5に調整し、無色油を分別した。
【0071】(しかしながらまた、実施例1の反応溶液
はアルカリ性条件下で水酸化ナトリウム溶液を用いてp
H値を12.5〜13.0に調整し、そして80〜85
℃で30分間加熱することにより加水分解することがで
きた。)油を分別し、そして式
【0072】
【化30】
【0073】のヒドロキシエチルアニリンとして特性化
した。
【0074】1H NMR(d6−DMSO):δ=2.
77(t,2H);3.18(m,2H);3.42
(m,2H);3.60(m,2H);4.81(t,
OH);4.83(t,OH);5.46(t,N
H);6.50−6.63(m,2H);7.15
(m,1H);7.30(m,1H)。
【0075】[実施例3]2−(N−メチルアミノ)チ
オフェノール137gを40%水酸化ナトリウム溶液1
20mlを加えることにより水200mlに溶解した。
生じた溶液を90℃に加熱した。窒素を通すことにより
反応空間の酸素を除去した後、エチレンオキシド50g
を約2〜3時間にわたって導入した。続いて混合物をN
2気流下で90〜95℃で更に30分間撹拌し、次に4
0℃に冷却した。油として分離された構造式
【0076】
【化31】
【0077】の2−ヒドロキシエチル2−N−メチルア
ミノフェニルスルフィドを水相から分離し、そしてこの
状態で直接カップリング成分として使用できた。
【0078】[実施例4]7−アミノ−1,3−ナフタ
レンジスルホン酸−ナトリウム23.6gを水150m
l/氷50g及び濃塩酸20ml中で撹拌し、そして亜
硝酸ナトリウム溶液(300g/l)17mlを5〜1
0℃で滴下しながら加えた。ジアゾ化は1.5時間後に
完了した。小過剰の亜硝酸塩をアミド硫酸を加えること
により分解した。クリーム色の懸濁液を炭酸ナトリウム
溶液を用いてpH2.5に調整した。pH2.0に調整
した、水100ml中の実施例2の遊離塩基15.0g
の溶液を約10℃で滴下しながら加えた。混合物を10
℃(pH1.5〜2.0)で4〜5時間撹拌した。カッ
プリング反応を完了させるために、酢酸ナトリウムを加
えることによりpH値を4.5に上昇させ、そして混合
物を更に2時間撹拌した。塩化ナトリウム40gを加
え、混合物を1時間撹拌し、そして沈殿を吸引濾過によ
り単離した。式
【0079】
【化32】
【0080】の塩含有染料48gが乾燥後に得られた。
【0081】λmax=454nm(H2O、pH7−
8)1 H NMR(d6−DMSO):δ=2.88(t,2
H);3.35(t,2H);3.50(t,2H);
3.65(m,2H);5.15(ブロードs,2O
H);6.17(t,NH);6.85(d,1H);
7.83−8.07(m,4H);8.16(s,1
H);8.30(s,1H);9.30(s,1H)。
【0082】[実施例5]実施例4の染料47gを水2
50ml中にてpH8〜8.5で撹拌し、タングステン
酸ナトリウム0.2gを加え、そして混合物を70℃に
加熱した。約35%の過酸化水素水溶液30mlを滴下
しながら加えた。この工程中に温度は70乃至80℃間
であるべきである。約2時間後、薄層クロマトグラフィ
ーにより酸化をチェックした。また酸化中に中間体とし
て生じたスルホキシド誘導体を検出することができた。
適当ならば、残留スルホキシド誘導体をスルホン誘導体
に酸化するために更に過酸化水素溶液10〜15mlを
加えた。次に混合物を80℃で2時間撹拌し、室温に冷
却し、そして希硫酸を用いてpH0.5〜1.0の酸性
に調整した。染料を塩化ナトリウム35g及び塩化カリ
ウム5gで塩析し、そして単離した。式
【0083】
【化33】
【0084】の塩含有染料38gが乾燥後に得られた。
TLC及びNMRによりアゾキシの比は数%のみである
ことが示された。
【0085】λmax=406nm(H2O、pH7−
8)1 H NMR(d6−DMSO):δ=3.42(t,2
H);3.55(t,2H);3.68(t,2H);
3.75(t,2H);5.0−5.3(ブロード,2
OH);6.9(ブロードs,NH);7.13(d,
1H);7.98(dd,1H);8.05−8.17
(m,2H);8.20(s,1H);8.27(d,
1H);8.32(d,1H);9.35(d,1
H)。
【0086】実施例4のジアゾ成分を変えた場合、他の
価値あるアゾスルフィド及びアゾ/アゾキシスルホン構
造体の染料をカップリング法(実施例4)及び酸化法
(実施例5)と同様に製造することができた:
【0087】
【表1】
【0088】[実施例16]4−アミノベンゼンスルホ
ン酸12.5gを実施例4と同様にジアゾ化し、そして
生じた懸濁液を炭酸ナトリウム溶液を用いてpH2.5
に調整した。pH2.0に調整した、水200ml中の
実施例2の遊離塩基15.0gの溶液を5〜10℃で滴
下しながら加えた。混合物をpH1.5〜2.5及び1
0℃で5時間、次にpH3.5〜4.0及び10℃で3
時間撹拌し、pH値を酢酸ナトリウム溶液を用いて上昇
させた。式
【0089】
【化34】
【0090】のアゾ染料の透明な溶液が得られた。
【0091】タングステン酸ナトリウム0.2gを溶液
に加え、そして混合物を60℃に加熱した。35%過酸
化水素水溶液35mlを15分間にわたって計量導入
し、そして反応を70〜80℃に保持した。スルホンへ
の酸化は約3〜4時間後に完了した。混合物を20℃に
冷却し、pH6.0に調整し、そして塩化ナトリウム4
5gで塩析した。更に2時間撹拌した後、沈殿を吸引濾
過し、そして乾燥して構造式
【0092】
【化35】
【0093】の黄金色の染料粉末32gを生成させた。
【0094】1H NMR(d6−DMSO):δ=3.
38(t,2H);3.50(t,2H);3.60−
3.75(m,4H);5.0(ブロードs,2O
H);6.94(t,NH);7.08(d,1H);
7.78(m,4H);8.05(dd,1H);8.
17(d,1H)。
【0095】本発明による化合物 [実施例17]実施例5の染料35gを撹拌しながら1
5〜25℃で硫酸−水和物50mlに一部ずつ加え、そ
して混合物を20〜25℃で2時間撹拌した。次に赤色
溶液を氷150g及び水50ml上に放出し、生成物を
塩化ナトリウム20gを用いて塩析し、そして吸引濾過
により単離した。湿潤した染料ペーストを水150ml
中で撹拌し、そして混合物を固体炭酸水素ナトリウムで
中和した。吸引濾過及び乾燥後、塩含有帯赤褐色の反応
性染料粉末45gが得られ、このものは木綿を黄金色の
色調に染色し、そして構造式
【0096】
【化36】
【0097】が同定された。
【0098】また実施例11〜15の染料を実施例17
と同様にスルフェート化することができ、次の黄色の反
応性染料を生成させた。
【0099】[実施例18]
【0100】
【化37】
【0101】[実施例19]
【0102】
【化38】
【0103】[実施例20]
【0104】
【化39】
【0105】[実施例21]
【0106】
【化40】
【0107】この実施例21の二官能性反応性染料は実
施例15a及び実施例15bの両方の染料のスルフェー
ト化から生じた。
【0108】また実施例10aまたは10bを硫酸−水
和物に加え、必要量の過酸化二硫酸カリウムを20℃で
加え、混合物を40℃で2時間撹拌し、生成物を処理
し、そして上記のように単離した場合に同様の反応性染
料21が得られた(実施例17参照)。
【0109】同様に製造し得る、同様に重要で、価値あ
る二官能性反応性染料は実施例22
【0110】
【化41】
【0111】であり、その構造式
【0112】
【化42】
【0113】の一官能性中間体は既に木綿を高い堅牢性
の黄金色の色調に染色した。
【0114】前の実施例のカップリン成分(実施例2)
を2−アミノフェニル2−ヒドロキシエチルスルフィド
(ヨーロッパ特許第137,417号参照)または2−
N−メチルアミノフェニル2−ヒドロキシエチルスルフ
ィド(実施例3)に代え、そしてこのものから得られる
アゾ染料を実施例5、16及び17の説明と同様に酸化
及びスルフェート化した場合、次の価値ある黄色から黄
金色の反応性染料が得られた: [実施例23]
【0115】
【化43】
【0116】[実施例24]
【0117】
【化44】
【0118】[実施例25]
【0119】
【化45】
【0120】[実施例26]
【0121】
【化46】
【0122】[実施例27]
【0123】
【化47】
【0124】[実施例28]4′−アミノ−アゾベンゼ
ン−4−スルホン酸を公知の方法でジアゾ化し、そして
pH3〜5で実施例2の成分とカップリングさせた。構
造式
【0125】
【化48】
【0126】のジアゾ染料のこの溶液を実施例5のとお
りに触媒量のタングステン酸ナトリウムの存在下で過酸
化水素溶液で酸化した。構造式
【0127】
【化49】
【0128】のスルホンを塩析により単離し、そして乾
燥した。実施例17と同様に2重のスルフェート化によ
りジアゾ反応性染料が生じ、このものは木綿または羊毛
を高度の堅牢性を有する明るい橙色の色調に染色し、そ
して次の構造として同定された:
【0129】
【化50】
【0130】ジアゾ成分を変えるか、または2−アミノ
フェニル2−ヒドロキシエチルスルフィドを用いること
により、他の価値ある構造式
【0131】
【化51】
【0132】の橙色のまたは帯赤褐色のジアゾ反応性染
料を得ることができた(表参照)。ジアゾ成分として用
いる繊維反応性アミノアゾ化合物は例えばヨーロッパ特
許出願公開第292,825号に記載される。
【0133】
【表2】
【0134】
【表3】
【0135】
【表4】
【0136】
【表5】
【0137】化合物56は実施例23の染料またはその
非スルフェート化先駆体をジアゾ化し、ジアゾ化された
生成物を実施例2の成分とカップリングし、そしてカッ
プリングされた生成物を酸化及びスルフェート化させる
ことにより製造することができた。
【0138】また、構造式
【0139】
【化52】
【0140】のチオ先駆体をジアゾ化し、ジアゾ化され
た生成物を実施例2による化合物とカップリングし、そ
してジアゾ染料の両方のヒドロキシエチルメルカプト基
を酸化及びスルフェート化させた。また上のチオ先駆体
を2−(N−スルホメチル)アミノフェニル2−ヒドロ
キシエチルスルフィドとカップリングし、次にw−メタ
ン酸基をアルカリ性条件下でけん化することにより得
た。
【0141】中間の成分を変えることにより、例えば次
の他の価値あるジアゾ反応成分を得ることができた。
【0142】[実施例61]
【0143】
【化53】
【0144】[実施例62]
【0145】
【化54】
【0146】[実施例63]
【0147】
【化55】
【0148】[実施例64]
【0149】
【化56】
【0150】[実施例65]
【0151】
【化57】
【0152】[実施例66]5−アセチルアミノ−2−
アミノベンゼンスルホン酸のジアゾ化、m−トルイジン
とのカップリング、アミノアゾ化合物のジアゾ化、実施
例2の成分とのカップリング、過酸化水素を用いる酸
化、N−アセチル基のけん化及びヒドロキシエチル基の
スルフェート化により製造し得た構造式
【0153】
【化58】
【0154】の染料塩基を水中にてpH6.5で撹拌
し、そして1.2モル倍過剰の5−クロロ−2,4,6
−トリフルオロピリミジンと反応させ、その際にpH値
を炭酸ナトリウム溶液の添加により6〜7で一定に保持
した。反応が完了した場合、構造式
【0155】
【化59】
【0156】の固体を塩析し、吸引濾過により単離し、
そして乾燥した。このものは木綿を帯赤黄色の色調に染
色した。この工程変法により他の価値ある二官能性反応
性染料を得ることができた。
【0157】[実施例67]
【0158】
【化60】
【0159】[実施例68]
【0160】
【化61】
【0161】[実施例69]
【0162】
【化62】
【0163】[実施例70]2−アミノ−5−アミノメ
チル−1−ナフタレンスルホン酸を常法でジアゾ化し、
そして実施例3のとおりに実施例2のカップリング成分
とカップリングした。モノアゾ化合物の酸化及びスルホ
ン化の後、生成物をpH7〜8で等モル量の5−クロロ
−4,6−ジフルオロピリミジンと縮合させた。遊離さ
れたフッ化水素酸を炭酸ナトリウムの添加により連続的
に中和した。染料を塩析し、吸引濾過し、そして乾燥し
た。このものは木綿を透明な黄色の色調に染色し、構造
【0164】
【化63】
【0165】を有していた。実施例21に記載と同様に
製造し得る他の重要で、且つ価値ある二官能性染料は次
のとおりである。
【0166】
【表6】
【0167】
【表7】
【0168】実施例17及び28に記載と同様の方法を
用い、カップリング成分中の基R及びYを変えることに
より、次の重要で、且つ有用な染料を製造することがで
きた。
【0169】[実施例89]
【0170】
【化64】
【0171】[実施例90]
【0172】
【化65】
【0173】[実施例91]
【0174】
【化66】
【0175】[実施例92]
【0176】
【化67】
【0177】[実施例93]
【0178】
【化68】
【0179】[実施例94]
【0180】
【化69】
【0181】染色方法1 実施例28により得られた染料2部を水100mlに溶
解した。この溶液を冷水1900部に加え、塩化ナトリ
ウム60部を加え、そして織られた木綿繊維布100部
をこの染色浴中に入れた。
【0182】温度を60℃に上昇させ、30分後にか焼
された炭酸ナトリウム40部及び更に塩化ナトリウム6
0部を加えた。温度を60℃で30分間保持し、次に染
色物をすすぎ、イオンを含まぬ洗剤の沸騰した0.3%
溶液中で15分間ソーピングし(soap)、すすぎ、
そして乾燥して良好な堅牢特性を有する黄金色の染色物
を生成させた。
【0183】染色方法2 実施例22で製造された反応性染料4部を水50部に溶
解した。1l当り5gの水酸化ナトリウム及び10gの
か焼された炭酸ナトリウムを含む溶液50部を加えた。
織られた木綿繊維布をこのものの重量が70%重大する
ように生じた溶液でパッジングし(pad)、次にこの
ものをバッチング・ローラー(batching ro
ller)上に巻いた。木綿繊維布をこの状態にて室温
で3〜12時間貯蔵した。次に染色物をすすぎ、非イオ
ン性洗剤を用いて沸点で1/4時間ソーピングし、再び
すすぎ、そして乾燥して良好な堅牢特性を有する黄色染
色物を生成させた。
【0184】C.I.Reactive Black5
を有する実施例22の染料の適当な混合物を用いること
により、濃い黒色の染色物が得られた。
【0185】本発明の主なる特徴及び態様は以下のとお
りである。
【0186】1.構造式
【0187】
【化70】 [A]−(S−CH2−CH2−OH)1または2 式中、Aはアゾ、ポリアゾ、アントラキノン、ホルマザ
ンまたはトリフェンジオキサジン群からの発色性基、の
メルカプト化合物を酸化及びスルフェート化し、そして
適当ならばスルファトエチルスルホニル基を塩基を用い
てビニルスルホニル基に転化することを特徴とする、構
造式(1)
【0188】
【化71】 [A]−(SO2X)1または2 (1) 式中、Aは上記の意味を有し、そしてXはCH=CH2
またはCH2CH2OSO3H、の水溶性の反応性染料の
製造方法。
【0189】2.構造式
【0190】
【化72】
【0191】式中、DはOH、NH2、モノアルキルア
ミノ及びジアルキルアミノ、またはアリールアミノ以外
の置換基を含有し得る、ベンゼンまたはナフタレン群か
らのジアゾ成分の基、XはCH=CH2またはCH2CH
2OSO3H、そしてYはH、C1〜C6−アルキル、Cl
−、OH−、CN− CO2H−、OSO3H−、SO3
H、SO2X−もしくはC1〜C4−アルコキシ−置換さ
れたC1〜C6−アルキル、アリル、シクロアルキル、C
2H−、OSO3H−もしくはSO3H−置換されたシ
クロアルキル、ベンジルまたはOH−、CO2H−もし
くはSO3H−置換されたベンジル、RはH、C1〜C4
−アルキル、Cl−、OH−、CN−、CO2H−、O
SO3H−、SO2H−、SO2X−もしくはC1〜C4
アルコキシ−置換されたC1〜C4−アルキル、アリル、
ベンジルまたはOH−、CO2H−もしくはスルホ−置
換されたベンジル、ここにまたNR−Yは飽和N−複素
環を表わす、の新規な繊維反応性モノアゾ及びジアゾ染
料。
【0192】3.式
【0193】
【化73】
【0194】式中、Dは更にカルボキシ、C1〜C4−ア
ルキル、C1〜C4−アルコキシ、フェノキシ、ハロゲ
ン、C1〜C4−アルキルスルホニル、SO2Xもしくは
CHSO2Xまたは繊維反応性複素環式ピリミジン−も
しくはトリアジン−反応性基で置換され得るフェニレン
またはナフチレン基、その際に式(3)中の両基−D−
の意味は同一もしくは相異なることができる、の、上記
2に記載の反応性染料。
【0195】4.式
【0196】
【化74】
【0197】式中、nは0または1、R1はHまたはC1
〜C4−アルキル、Zはトリアジンまたはピリミジン群
からの繊維反応性ハロゲン含有基、Dは更にカルボキ
シ、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、塩素、臭素
またはフッ素で置換され得るフェニレンまたはナフチレ
ン基、その際に式(6)、(7)及び(8)中の両基D
は同一もしくは相異なることができる、そしてR、X及
びYは上記2に記載のものである、の、上記2に記載の
反応性染料。
【0198】5.式
【0199】
【化75】
【0200】
【化76】
【0201】式中、R2はH、CH3、OCH3、Clま
たはCH2SO2X、そして他の置換基は上記4に記載の
ものである、の、上記2に記載の反応性染料。
【0202】6.構造式(32)
【0203】
【化77】
【0204】式中、Yは上記2に記載のものであり、そ
して殊にCH2CH2OHであり、そしてD及びRは上記
2に記載のものである、のチオ化合物を構造式(33)
【0205】
【化78】
【0206】のスルホンに酸化し、そしてこれらのもの
をスルフェート化し、XがCH2CH2OSO3Hである
(1)を生成させるか、またはスルフェート化及び酸化
の反応工程を同時に行うことを特徴とする、上記2に記
載の反応性染料の製造方法。
【0207】7.上記2に記載の染料を用いることを特
徴とする、反応性染料を用いる、ヒドロキシル及び/ま
たはアミド基を含む物質の染色及び捺染方法。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造式 【化1】[A]−(S−CH2−CH2−OH)1または2 式中、Aはアゾ、ポリアゾ、アントラキノン、ホルマザ
    ンまたはトリフェンジオキサジン群からの発色性基、の
    メルカプト化合物を酸化及びスルフェート化し、そして
    適当ならばスルファトエチルスルホニル基を塩基を用い
    てビニルスルホニル基に転化することを特徴とする、構
    造式(1) 【化2】 [A]−(SO2X)1または2 (1) 式中、Aは上記の意味を有し、そしてXはCH=CH2
    またはCH2CH2OSO3H、の水溶性の反応性染料の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 構造式 【化3】 式中、DはOH、NH2、モノアルキルアミノ及びジア
    ルキルアミノ、またはアリールアミノ以外の置換基を含
    有し得る、ベンゼンまたはナフタレン群からのジアゾ成
    分の基、 XはCH=CH2またはCH2CH2OSO3H、そしてY
    はH、C1〜C6−アルキル、Cl−、OH−、CN−
    CO2H−、OSO3H−、SO3H、SO2X−もしくは
    1〜C4−アルコキシ−置換されたC1〜C6−アルキ
    ル、アリル、シクロアルキル、CO2H−、OSO3H−
    もしくはSO3H−置換されたシクロアルキル、ベンジ
    ルまたはOH−、CO2H−もしくはSO3H−置換され
    たベンジル、 RはH、C1〜C4−アルキル、Cl−、OH−、CN
    −、CO2H−、OSO3H−、SO3H−、SO2X−も
    しくはC1〜C4−アルコキシ−置換されたC1〜C4−ア
    ルキル、アリル、ベンジルまたはOH−、CO2H−も
    しくはスルホ−置換されたベンジル、ここにまたNR−
    Yは飽和N−複素環を表わす、の新規な繊維反応性モノ
    アゾ及びジアゾ染料。
  3. 【請求項3】 構造式(32) 【化4】 式中、Yは請求項2に記載のものであり、そして殊にC
    2CH2OHであり、そしてD及びRは請求項2に記載
    のものである、のチオ化合物を構造式(33) 【化5】 のスルホンに酸化し、そしてこれらのものをスルフェー
    ト化し、XがCH2CH2OSO3Hである(1)を生成
    させるか、またはスルフェート化及び酸化の反応工程を
    同時に行うことを特徴とする、請求項2に記載の反応性
    染料の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の染料を用いることを特
    徴とする、反応性染料を用いる、ヒドロキシル及び/ま
    たはアミド基を含む物質の染色及び捺染方法。
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DE4320661A1 (de) * 1993-06-22 1995-01-05 Basf Ag Phenylazo- oder Naphthylazobenzole mit Thioethergruppen
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