JPH0522222U - シートベルト装置 - Google Patents

シートベルト装置

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JPH0522222U
JPH0522222U JP8106691U JP8106691U JPH0522222U JP H0522222 U JPH0522222 U JP H0522222U JP 8106691 U JP8106691 U JP 8106691U JP 8106691 U JP8106691 U JP 8106691U JP H0522222 U JPH0522222 U JP H0522222U
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JP
Japan
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seat belt
voice
side switch
turned
speaker
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Application number
JP8106691U
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English (en)
Inventor
秀夫 高橋
Original Assignee
秀夫 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車輌発進時にシートベルトが未着用の場合、
シートベルトの着用喚起を確実に行う。 【構成】 エンジンの始動でONするメインスイッチ1
と、駐車ブレーキのロック解除でONするブレーキ側ス
イッチ2と、シートベルト9のバックルのロックでOF
F、ロック解除でONとなるベルト側スイッチ3と、音
声合成IC4と、バッテリ5とを直列接続した回路を設
ける。シートベルト着用の注意喚起に関する音声データ
を格納したメモリ15と音声データを拡声するスピーカ
16とを音声IC4に接続する。エンジンが始動し、駐
車ブレーキのロックを解除した発進可能状態でシートベ
ルト9のバックルがロックしていない時、音声合成IC
4が音声データをスピーカ16に出力し、スピーカ16
が音声により注意喚起を行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はシートベルトの着用を聴覚により促す機能を備えたシートベルト装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の運転時には安全のためのシートベルトの着用が法律上義務付けられて いる。ところが、実際上シートベルトを着用することが行なわれないことが多く 、悲惨な交通事故や死傷事故の原因の一つともなっている。このため、従来では シートベルトの着用を促すため、各種計器類の並べられた計器パネルにシートベ ルト着用の指示ランプを設け、エンジン始動によりこの指示ランプを点滅させて その着用を促すようにしたものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のこのシートベルト着用の注意喚起機構は運転者の視覚に 訴えるため、その不注意等により指示ランプの点滅を見落す場合が頻発し、確実 なシートベルト着用の注意喚起機能を果たしているものとは言い難く、悲惨な交 通事故の発生にもつながるものであった。まして、注意喚起の指示ランプの設け られていない車種ではシートベルトの未着用が多くあり、死傷事故の要因となっ ていた。
【0004】 本考案は上記事情を考慮してなされたものであり、その着用を聴覚によって確 実に促し、悲惨な交通事故発生の防止につながることのないシートベルト装置を 提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は車輌のエンジンの始動でONとなるメイン スイッチと、車輌の駐車ブレーキのロック及びその解除に連動してON、OFF するブレーキ側スイッチと、シートベルトのバックルのロック及びその解除に連 動してON、OFFするベルト側スイッチと、シートベルト着用の注意喚起に関 する音声データを格納したメモリと、メモリからの音声データを発声するスピー カとを備えていることを特徴としている。
【0006】
【作用】
上記構成において、エンジン始動でメインスイッチがONとなり、これに続く 駐車ブレーキのロック解除操作でブレーキ側スイッチがONとなる。これにより 、メモリ内のシートベルト着用の注意喚起に関する音声データがスピーカに出力 され、スピーカによる音声喚起、例えば「シートベルトを着用して下さい。」の 音声が流れ、注意喚起がなされる。この音声喚起はシートベルトのバックルがロ ックされるまで繰り返されるため、確実な注意喚起を行うことが出来る。そして 、シートベルトのバックルがロックされてシートベルトの着用が終了すると、ベ ルト側スイッチがOFFとなるため音声喚起が停止する。
【0007】
【実施例】
図1は本一実施例における回路構成を示し、エンジンの始動と連動するメイン スイッチ1と、駐車ブレーキの作動と連動するブレーキ側スイッチ2と、シート ベルトの着用と連動するベルト側スイッチ3とが直列に接続されており、この回 路に音声合成IC4が組み込まれている。メインスイッチ1はエンジンの始動に よりONとなるものであり、エンジン始動を行うイグニッションキー(図示省略 )のキー操作と連動し、イグニッションキーの入力により閉成されるようになっ ている。このメインスイッチ1の回路部分には車輌搭載のバッテリ5が接続され ており、メインスイッチ1のONによりバッテリ5と回路との電気的接続が行な われる。
【0008】 前記ブレーキ側スイッチ2は駐車ブレーキに連結され、駐車への操作に連動し てON、OFF作動する。図2はハンドブレーキからなる駐車ブレーキを示し、 手動レバー6と、この手動レバー6の回動中心となる枢軸7とを備えており、枢 軸7にマイクロスイッチ8が連結されている。マイクロスイッチ8はブレーキ側 スイッチ2と接続されており、手動レバー6の引き上げ状態、即ち駐車ブレーキ のロック状態を検出し、この検出によりブレーキ側スイッチ2を閉成してONと する一方、手動レバー6の引き下ろし状態、即ち駐車ブレーキの解除状態を検出 してブレーキ側スイッチ2を開成してOFFとする。尚、図2においては駐車ブ レーキとしてハンドブレーキを示したが、これに限定されずフットブレーキであ っても良く、このフットブレーキにマイクロスイッチを同様に取り付けるように しても良い。又、マイクロスイッチ8をブレーキ側スイッチ2と別体とすること なく、これらを一体としても良い。
【0009】 前記ベルト側スイッチ3はシートベルトに連結され、シートベルト着用の操作 に連動してON、OFF作動する。図3は車輌のシートベルトを示し、ベルト本 体9とシート10側に設けられた固定側部材11とを備え、これらの先端に雌雄 嵌合で締結されるバックル12、13が取り付けられている。図示を省略するが 、バックル12、13にはそのロック及び解除を検出するマイクロスイッチ(図 1において、符号14)が設けられており、このマイクロスイッチ14とベルト 側スイッチ3とが接続されている。このマイクロスイッチ14はシートベルトの バックル12、13のロック状態、即ちシートベルトの着用状態でベルト側スイ ッチ3を開成してOFFとする一方、シートベルトのバックル12、13のロッ ク解除状態、即ちシートベルトの着用解除状態でベルト側スイッチ3を閉成して ONとするように作用する。この場合、マイクロスイッチ14とベルト側スイッ チ3とが別体となっているが、これらを一体としても良い。
【0010】 前記音声合成IC4は音声データのメモリ15に接続されている。このメモリ 15はROM等のICが使用されており、このメモリ15内にはシートベルト着 用に関する注意喚起の音声データの音声データが格納されている。音声合成IC 4はバッテリ5から電力が供給されると、このメモリ15から音声データを呼び 出して合成する。かかる音声合成IC4にはスピーカ16が接続され、合成した 音声をスピーカ16により発声するようになっている。この場合、注意喚起の音 声としては、例えば「シートベルトを着用して下さい。」等の音声を選択するこ とが出来る。図1において、17は計器パネルに設けられたシートベルト着用の 指示ランプであり、音声合成IC4と同様に注意喚起時に点滅するが、この指示 ランプ17を省いても良い。
【0011】 次ぎに、上記構成による作動を図1により説明する。エンジン停止状態ではメ インスイッチ1がOFFとなっており、バッテリ5からの電力供給がないため、 音声合成IC4及びスピーカ16は不作動状態となっている。イグニッションキ ーの入力によりエンジンが始動すると、メインスイッチ1が閉成してONとなる 。これにより指示ランプ17に電力供給がなされるため、指示ランプ17が点滅 してシートベルト着用の注意喚起が光により行われる。この指示ランプ17が設 けられてない場合には音声合成IC4による注意喚起が専ら行なわれる。この時 、ブレーキ側スイッチ2がOFFとなっているため、バッテリ5からの電力供給 がなく音声合成IC4及びスピーカ16は作動することがない。このエンジン始 動に続く駐車ブレーキのロック解除により、そのマイクロスイッチ8がブレーキ 側スイッチ2を閉成してONとする。かかる状態においてもシートベルト9が着 用されていない場合は、シートベルト9のバックル12、13がロック解除状態 であり、そのベルト側スイッチ3がONとなっているため、バッテリ5と音声合 成IC4とが導通する。これにより、音声合成IC4がメモリ15から音声を呼 び出してスピーカ16に出力する。これにより、シートベルト着用の注意喚起が 「シートベルトを着用して下さい。」等の音声により行われる。従って、不注意 等によって指示ランプ17の点滅を見落しても音声による注意喚起によってシー トベルト9の着用を促すことが出来る。かかるスピーカ16の発声はシートベル ト6のバックル12、13がロックされて着用が完了するまで繰り返されるため 、確実な注意喚起を行うことが出来る。そして、シートベルト9のバックル12 、13がロックされると、そのマイクロスイッチ14によりベルト側スイッチ3 が開成してOFFとなるため、スピーカ16の発声が止り、シートベルト9着用 の状態で車輌が発進する。尚、本考案は上記実施例に限定されることなく種々変 更が可能であり、例えば回路内にタイマを設けて音声による注意喚起の時間制限 を行っても良い。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように本考案はエンジンの始動及び駐車ブレーキのロック解除が あっても、シートベルトが未着用の場合には音声でその着用の注意喚起を行なう ため、確実なシートベルト着用を行なうことが出来る。従って、シートベルト着 用によって悲惨な交通事故の発生、死傷事故を未然に防ぐことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の構成を示す回路図である。
【図2】駐車ブレーキの一例の斜視図である。
【図3】シートベルト一例の斜視図である。
【符号の説明】
1 メインスイッチ 2 ブレーキ側スイッチ 3 ベルト側スイッチ 4 音声合成IC 15 メモリ 16 スピーカ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輌のエンジンの始動でONとなるメイ
    ンスイッチと、車輌の駐車ブレーキのロック及びその解
    除に連動してON、OFFするブレーキ側スイッチと、
    シートベルトのバックルのロック及びその解除に連動し
    てON、OFFするベルト側スイッチと、シートベルト
    着用の注意喚起に関する音声データを格納したメモリ
    と、メモリからの音声データを発声するスピーカとを備
    えていることを特徴とするシートベルト装置。
JP8106691U 1991-09-10 1991-09-10 シートベルト装置 Pending JPH0522222U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8106691U JPH0522222U (ja) 1991-09-10 1991-09-10 シートベルト装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8106691U JPH0522222U (ja) 1991-09-10 1991-09-10 シートベルト装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0522222U true JPH0522222U (ja) 1993-03-23

Family

ID=13736024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8106691U Pending JPH0522222U (ja) 1991-09-10 1991-09-10 シートベルト装置

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JP (1) JPH0522222U (ja)

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