JPH0522219Y2 - - Google Patents

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JPH0522219Y2
JPH0522219Y2 JP16706587U JP16706587U JPH0522219Y2 JP H0522219 Y2 JPH0522219 Y2 JP H0522219Y2 JP 16706587 U JP16706587 U JP 16706587U JP 16706587 U JP16706587 U JP 16706587U JP H0522219 Y2 JPH0522219 Y2 JP H0522219Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 a 産業上の利用分野 本考案は剣道の面具を着装する際に、面紐で結
え付けるのに、便利な面具に関するものである。
b 従来の技術 剣道に使用される面具は、第5図の斜面図に示
すように、前方に面金1′とこれに連続して、後
方に面ぶとん2′と、下方に鉛直状に突垂3′とを
備えている。
上記面金1′は、第6図に示すように、小判形
の環状枠4′の前方に、中央縦方向に、湾曲した
縦桟5′と、この側面を横方向に貫通して、両端
を上記環状枠4′の前面に、それぞれ固定した数
本の円弧状の横桟6′,6′……とからなつてい
る。
そして、該面金1′は、環状枠4′の後方に、下
端を除くその周縁に、前記面ぶとん2′の端縁を
連結して、連結部上面を、縁革7′によつて被覆
している。
面紐8′は、左右二本あり、各一端を最上段の
縦桟5′aの両側にある横桟6′a,6′aに、そ
れぞれ連結している。
面具の着装に際しては、先ず顔面に、面具を後
方より嵌着して、額と顎部をぴつたりと面具の内
前方部に押し当ててから、面紐8′で、面ぶとん
2′の上部を結びつける。
面紐8′を結びつける順序は、 (1) 左右一対の面紐8′,8′を、面金1′の最上
段の横桟6′a,6′aに連結した一端を起点と
して、それぞれ左右に分けて引張り、後頭部で
交互させた後、 (2) 前方にまわし、面金1′の下端部の突垂3′の
付根部Aで、交叉させる。
(3) 更に後方へまわし、前回(1)の後頭部で、再び
交叉させた後、 (4) 上前方へまわして、面金1の上端部Bで、交
叉させる。
(5) 次いで、再度後方へまわして、前回(3)の後頭
部で、両面紐8′を結える。
この作業のうち、(4)行程における、面金1′の
上端部Bで交叉させた面紐8′は、このままの状
態だけでは、剣道稽古中の竹刀による打撃や、接
触によつて、ずれを起こし、解けることがしばし
ばある。
そこで、これを防止するための通常手段として
は、最上段の面金1′における縦桟5′aと横桟
6′aとの間隙孔に、面紐8′の先端を差し込み、
縦桟5′aの下部をくぐらせてから、隣接の間隙
孔より引きだし、後方へまわして、結ぶようにし
ている。
c 本考案が解決しようとしている問題点 上記のように面紐8′による結びつけは、手数
がかかり、特に面紐8′を面金1′の最上段におい
て、縦桟5′aの下部をくぐらせる作業は、片手
で面具を支えながら他手で行うものであるから、
誠に厄介なことで、まして初心者や少年たちにと
つては、正しい面具の着装は難しいものである。
本考案は従来の面具の着装における、これらの
問題点を解決するものである。
即ち、その目的とするところは、面具の着装に
際して、面紐8′を、面金1′の上端部Bにおいて
交叉させる際に、面紐8′の先端を縦桟5′aと最
上段の横桟6′aとの間隙孔に通して、縦桟5′a
の下部をくぐらせることをしなくても、稽古中に
解けるという心配がなく、面紐8′を容易に結び
つけることのできる面具を、提供するものであ
る。
ロ 考案の構成 a 問題点を解決するための手段 本考案は、第1図の斜面図に示すように、剣道
の面具の面金1の上端部に、破線で示す面紐8が
掛止できる掛止部9を設けたものである。
上記構成において、掛止部9とは、第2図の拡
大要部切欠き斜面図に示すように、面金1の縦桟
5の上端5aの前方部に、面紐8が嵌込掛止でき
る例えば鉤状の凹部10を、設けてなるものであ
る。
掛止部9の他の実施例としては、第3図の拡大
要部切欠き斜面図並びに、第4図の面金1の斜面
図に示すように、面金1の縦桟5の上端5aと、
横桟6の最上段の横桟6aとによつて形成される
左右の両間隙部C,Cにおいて、環状枠4の上端
前部の左右両側にほぼ水平に、前方の突起11,
11を設けたものである。
尚、該突起11は左右いづれか片方だけでもよ
い。
又、図示は省略するが、掛止部9として、前記
面金1の縦桟5の上端5aの前方部に凹部10
を、更に環状枠4の上端前部に突起11を併設し
てもよい。
図において、2は面ぶとん、3は突垂、7は縁
革である。
b 作用 面具の着装にあたつて、面金1の最上段の横桟
6a,6aに、一端をそれぞれ連結した左右二本
の面紐8,8を、二方に分けて引張りながら後方
へまわし、後頭部と、次いで前方の突垂3のつけ
根Aと、更に後方へまわして、再び後頭部と、そ
れぞれ互いに交叉させた後、上前方へまわして、
面金1の上端部Bにて交叉させる。このとき、左
右の面紐8,8を、本考案による面金1の上端部
に設けた掛止部9に嵌着し、掛止させて引張りな
がら締め込み、後方へまわして、後頭部にて結え
る。
上記掛止部9に面紐8を掛止するには、一対の
面紐8,8を、面金1の上端部にて交叉させる
際、掛止部9が縦桟5の上端5aの前方部に設け
た凹部10の場合には、凹部10に面紐8,8を
嵌込み交叉させて、そのまま後方へ引張り、後頭
部にて結える。
第3図、第4図の実施例による掛止部9が環状
枠4の上端前部に設けた突起11の場合には、面
紐8の側辺を、面金1の上端部における縦桟5a
と、横桟6aとの間隙部Cに、指先にて押込みな
がら、突起11の先端部の隙間を通過させて、下
方へくぐらせて、突起11の下部にて掛止させて
のち、後方へ引張り、後頭部にて結える。
又掛止部9が、縦桟5の上端部5aの前方部に
おける凹部10と、環状枠4の上端前方部におけ
る突起11の併設してなる場合には、面紐8を、
凹部10に嵌込んだ後、更に前記と同様にして面
紐8の途中を、突起11の下方をくぐらせて、突
起11の下部にて掛止させる。
ハ 考案の効果 本考案の面具は、着装に際して、面紐8で結び
つける際に、面金の上端部において、面紐の先端
を、面金の間隙孔より差し込んで、再び引き出し
て縦桟の下部をくぐらせるという厄介な手数が必
要でなく、面金の上端部にて交叉させた面紐は、
本考案による掛止部によつて掛止され、堅く固定
されるので、稽古中の接触によつて解けるという
心配は全くない。
従つて、特に初心者や少年たちにとつても比較
的容易に面具の着装ができる。
上記の如く本考案は、誠にすぐれた機能を有
し、実用上の効果大なるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は本考案
の面具の斜面図、第2図はその拡大要部を示した
切欠き斜面図、第3図は他の実施例による拡大要
部を示した切欠き斜面図、第4図は、第3図にお
ける面金のみの斜面図、第5図は従来の面具の斜
面図、第6図は、第5図の面金のみの斜面図であ
る。 図面符号、1……面金、2……面ぶとん、3…
…突垂、4……環状枠、5……縦桟、6……横
桟、5a……縦桟の上端、6a……最上段の横
桟、7……縁革、8……面紐、9……掛止部、1
0……凹部、11……突起、A……突垂つけ根
部、B……面金の上端部、C……上端部における
縦桟と横桟の間隙部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 面金1の上端前方部に、面紐8を、掛止でき
    る掛止部9を設けてなる剣道の面具。 掛止部9として、面金1の縦桟5の上端前方
    部に、凹部10を設けてなる実用新案登録請求
    の範囲第一項に記載の剣道の面具。 掛止部9として、面金1の環状枠4の上端前
    方部に、突起11を設けてなる実用新案登録請
    求の範囲第一項に記載の剣道の面具。 掛止部9として、面金1の縦桟5の上端前方
    部に、凹部10を設けるとともに、面金1の環
    状枠4の上端前方部に、突起11を設けてなる
    実用新案登録請求の範囲第一項に記載の剣道の
    面具。
JP16706587U 1987-10-30 1987-10-30 Expired - Lifetime JPH0522219Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0169569U JPH0169569U (ja) 1989-05-09
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