JPH0522159A - 高周波電力増幅器の出力レベル制御回路 - Google Patents

高周波電力増幅器の出力レベル制御回路

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JPH0522159A
JPH0522159A JP3250786A JP25078691A JPH0522159A JP H0522159 A JPH0522159 A JP H0522159A JP 3250786 A JP3250786 A JP 3250786A JP 25078691 A JP25078691 A JP 25078691A JP H0522159 A JPH0522159 A JP H0522159A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】間欠的な高周波信号を所定の複数の出力レベル
のうちの選ばれた1つのレベルで送信する高周波電力増
幅器を前記出力レベルの各々において広い温度範囲にわ
たって安定に維持する出力レベル制御回路を提供する。 【構成】出力レベル制御回路の高周波検出回路8Aは、
高周波電力増幅器の出力の一部(高周波信号)Vinと
そのON/OFF期間に対応する制御信号Contに応
答して高周波電力増幅器の出力レベル制御信号Vout
を生ずる。検波器83は高周波信号Vinの波高値を検
波する。サンプルホールド回路87はOFF期間におけ
る検波出力Vdetをホールドし、減算回路88はON
期間における検波出力Vdetからその直前のOFF期
間の検波出力(Vh)を繰返し周期の各々について減算
する。この減算電圧(Vout)は温度補償されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高周波電力増幅器の出力
レベル制御回路に関し、特に、TDMA無線通信方式や
デジタルセルラーモバイル電話方式(Groupe S
pecialMobile)のように間欠的でしかも選
択可能な複数の出力レベルを持つ高周波信号を用いる通
信方式の送信装置の高周波電力増幅器に適したこの種の
制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】無線通信装置の送信電力を所定の出力レ
ベルに維持するには、送信される高周波信号の波高値を
検出する高周波電力信号レベル検出回路(以下、高周波
検出回路という)と、この高周波検出回路の出力に応答
して電力増幅器を制御する手段とが必要とされる。特
に、前記送信電力を複数の所定レベルで広い温度範囲に
わたって一定に維持するには、この高周波検出回路は、
送信電力の広いダイナミックレンジ全体について、しか
も広い温度範囲に亘って高周波電力レベルを厳密に、好
ましくは直線性を保って検出する必要がある。
【0003】文献(R.J.TURNER"A TEMPERATURE STABILI
ZED RF DETECTOR WITH EXTENDEDDYNAMIC RANGE" 32nd I
EEE Vehicular Technology Conference Record May 23-
26 1982,pp231 〜242)および米国特許第4,523,1
55(1985年6月11日発行)に記載されている高
周波検出回路は、上述の要求を満たすための回路であ
り、上記のような間欠的な高周波信号だけでなく連続的
な高周波信号にも適用できる。これら従来技術の回路
は、高周波信号の包絡線に応答して出力を生じる検波用
ダイオードと、この検波用ダイオードと同一特性を有す
るとともに熱的に結合される温度補償用ダイオードの2
つのダイオードを必要とする。この回路では、2つのダ
イオードに同一の順方向バイアス電圧を与え、検波用ダ
イオードの負荷電圧と温度補償用ダイオードの負荷電圧
の差を高周波電力レベルの検出出力としている。この検
出出力は、検波用ダイオードの順方向電圧から温度補償
用ダイオードの順方向電圧を減算して得られているか
ら、温度変化に伴なう前者の変動分はそれに対応する後
者の変動によって消去される。従ってこの高周波検出回
路は、温度変化に左右されることなく、高周波信号の波
高値にほぼ比例する検出出力電圧を発生することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した出力
レベル制御回路の高周波検出回路は、使用する回路素子
の諸特性のばらつき、特に、上記検波用および温度補償
用の両ダイオードの順方向電圧および温度特性の違い,
バイアス電圧供給用抵抗器や負荷抵抗器の抵抗値のばら
つき等が一般に避けられないため、広い温度範囲に亘っ
て両ダイオードのバイアスを同一とすることは困難であ
る。また通常、両ダイオードは、高周波信号を感度よく
検波できるように個別部品が使用されるので、同一温度
条件の場所に熱的結合して設置することが困難な場合が
ある。これらの理由のため、検出出力電圧に温度変化に
起因する変動分が残る。また、回路素子の諸特性の上記
ばらつきを補償するため、上記両ダイオードでのバイア
ス電圧をオフセットするなどの微調整が必要である。さ
らに、上記両ダイオードは2つの個別ダイオードで構成
する必要があるので、高周波検出回路および電力増幅器
制御回路の全部を低コスト化および小型化のためにIC
化することは困難である。従って、本発明の第1の目的
は、間欠的な高周波信号を所定の複数の出力レベルのう
ちの選ばれた1つのレベルで送信する高周波電力増幅器
を前記出力レベルの各々において広い温度範囲にわたっ
て安定に維持する出力レベル制御回路を提供することに
ある。
【0005】本発明の第2の目的は、前記出力レベル制
御回路の主要部を構成し前記複数の出力レベル全部を前
記温度範囲にわたって十分な正確性をもって検出する高
周波検出回路を提供することにある。
【0006】本発明の第3の目的は、温度補償されてい
るとともに広いダイナミックレンジを有する高周波電力
増幅器を提供することにある。
【0007】本発明の第4の目的は、IC化に適した高
周波検出回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の高周波電力増
幅器出力レベル制御回路を特徴づける高周波検出回路
は、上記GSMセルラモバイル電話方式の場合のよう
に、バースト状に高周波電力をON/OFF送出する高
周波電力増幅器の制御に適している。
【0009】この高周波検出回路は、高周波電力増幅器
の出力側から方向性結合器により電力増幅器出力の一部
としてとり出された高周波信号の波高値に対応する検波
出力を生じる検波用ダイオードを含む検波器と、この検
波出力を上記高周波電力増幅器出力のOFF期間のあい
だサンプルホールドするサンプルホールド回路とを備え
る。サンプルホールドされたホールド電圧と前記検波出
力は減算器に入力される。減算器は、後者から前者を減
算して上記波高値対応の出力を発生する。上記検波出力
およびホールド電圧は上述のとおりほぼ同一特性の検波
器によって検出されており、また上記減算器により上記
高周波電力増幅器出力のON/OFF繰返し一周期分の
検波出力から同電力増幅器出力のOFF期間の検波出力
を減算しているので、温度変化を伴なう上記検波出力の
変化はこの減算により消去される。上述のとおり、上記
高周波電力増幅器出力のON期間の検波出力は、その期
間のすぐ前のOFF期間の検波出力により補正され、温
度変動に起因する変化分を除去しているので、上記減算
器出力は高周波電力増幅器出力を広い温度範囲にわたっ
て忠実に表わす。また、検波用ダイオードには順方向電
圧程度のバイアス電圧が加えられているので、高周波検
出回路は、直線検波を実現でき、バイアス電圧を印加し
ない場合に比べて、高周波信号波高値対高周波信号レベ
ルの直線性が改善され、高周波検出のダイナミックレン
ジが広くなる。
【0010】この発明に用いられる高周波検出回路のも
う一つの例においては、上記方向性結合器からの高周波
信号は、ほぼ順方向バイアス電圧をかけた検波用ダイオ
ードを含む検波器にまず入力される。この検波器からの
検波出力は前記電力増幅器のOFF期間における高周波
信号の検波出力が常に所定の値になるように検波用ダイ
オードのバイアス電流を制御する前記電流制御回路に入
力される。このバイアス電流制御回路は、上記OFF期
間のすぐ後のON期間には、このバイアス電流を上記O
FF期間に設定された一定値に保持する。すなわち、こ
のバイアス電流は上記電力増幅器出力がOFFとなるた
びに補正され、それによって高周波検出回路内の回路素
子の温度変化に起因する高周波検出出力の変動を消去し
ている。
【0011】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0012】図1の送信機のブロック図および図2の制
御信号波形図を参照すると、この発明を実施したTDM
A方式またはGSM方式の無線通信装置における送信機
は、入力端子1に供給されたTDMA/GSM方式の送
信信号RFを増幅する前置増幅器2と、この増幅器2の
出力を増幅する電力増幅器3と、電力増幅されたバース
ト状の送信信号RFをアンテナ5に導く方向性結合器4
とを備える。電力増幅器3の出力の一部である高周波信
号Vinは方向性結合器4から高周波検出回路8に供給
され、この回路8はこの信号Vinの波高値Va対応の
検出出力電圧Voutを生じる。検出出力電圧Vout
は、電力増幅器制御回路7に供給され、電力増幅器3の
所定の出力電力レベルに対応して電力増幅器制御回路7
に予め設定されている複数の基準電圧と比較される。電
力増幅器制御回路7は、比較結果に応じた制御電圧を電
力増幅器3に供給し、電力増幅器3,すなわちこの送信
機の出力電力レベルを所定の値に自動制御する。この送
信機は、最大20W,または最大8Wで2dBの等差を
持つ複数の出力電力レベルのうちの1つを任意に選んで
送信できる。
【0013】さらに図1を参照すると、制御信号入力端
子6からの制御信号Cont(バーストON信号)が送
信信号RFのON期間とこのON期間よりも長いOFF
期間とを定義する。図2に波形図を示したGSM規格の
デジタル自動車電話システムにおける制御信号Cont
は、送信電力ON期間0.577msec、同OFF期
間4.039msecを定義している(送信OFF)。
この制御信号Contによる送信電力のON/OFF周
期は4.616msecである。制御信号Contは、
電力増幅器制御回路7および高周波検出回路8を制御す
る。即ち、送信信号RFおよび高周波信号VinのON
期間には、電力増幅器制御回路7および高周波検出回路
8は、電力増幅器3の送信電力制御動作を行う。一方、
送信信号RFおよび高周波信号Vinの送信OFF期間
には、送信電力制御回路7は電力増幅器3の動作を停止
し、したがって高周波検出回路8は高周波信号Vinの
供給を受けず、検波用ダイオードの出力電圧の記憶また
は補正動作を行っている。
【0014】図3の高周波検出回路の回路図を参照する
と、図1の送信機における高周波検出回路8の第1の例
である高周波検出回路8Aの高周波入力端子81には、
図2にその波形を示した高周波信号Vinが入力され
る。信号Vinは検波用ダイオードD11を含む検波器
83で検波され、検波器出力電圧Vdetが中間端子8
4に出力される。検波器出力電圧Vdetはサンプルホ
ールド回路87に入力される。サンプルホールド回路8
7は高周波検出回路8Aの制御入力端子6から与えられ
る制御信号Contによってそのホールドタイミングが
制御される。即ち、サンプルホールド回路87は、送信
電力ON期間には検波器出力電圧Vdetの入力を遮断
し、送信電力OFFの期間には上記検波器出力電圧Vd
etをサンプルホールドする。このようにサンプルホー
ルド回路87は、検波器出力電圧Vdetをホールド電
圧Vhとして出力する。検波器出力電圧Vdetおよび
ホールド電圧Vhは減算器88に入力され、前者から後
者を減算した減算結果Voutが高周波検出回路8Aの
出力端子89に出力する。この高周波検出出力電圧Vo
utは、高周波信号RFのON期間の波高値Vaに直線
的に比例する。
【0015】検出出力電圧Voutの値は、高周波信号
VinのOFF期間およびON期間において、検波用ダ
イオードD11の順方向電圧Vfの温度変化に伴なう影
響を受けて変動する。しかしながら、上記のOFF期間
とそれに引き続く上記ON期間との間では温度変動は極
めて少ないので、減算器88に供給される検波器出力電
圧Vdetとホールド電圧Vhとは互いに同一の温度条
件で検出されていると考えてよい。減算器88による電
圧Vdetから電圧Vhの減算は電圧Vdetに含まれ
るダイオードD11の温度変化による変動分を相殺する
ので、検出出力電圧Voutは高周波信号Vinの波高
値Vaを忠実に代表している。
【0016】上述の高周波検出回路8Aにおいて、検波
器83は高周波信号Vinの供給を受けるコンデンサC
11と、このコンデンサC11に直列接続された検波用
ダイオードD11と、コンデンサC13,C14および
チョークコイルL12からなる平滑回路とを含む。チョ
ークコイルL12の出力端には上記波高値Vaに比例し
た直流電圧Vdを生じる。この直流電圧Vdは抵抗器R
13,R14および演算増幅器AMP11とで構成され
る直流増幅器で増幅され、上記検波器出力電圧Vdet
となる。波高値VaがダイオードD11の順方向電圧V
fよりも十分大きいときは、この検波器83における高
周波信号の検波は直線検波となり、波高値Vaにほぼ比
例した検波器出力電圧Vdetが得られる。しかし波高
値Vaが順方向電圧Vfと同程度以下の値になると、こ
の検波器83における検波は、検波用ダイオードD11
の順方向特性の非直線性のために、直線検波から大きく
逸脱し、従って、ダイナミックレンジが狭くなる。この
検波器83では、検波用ダイオードD11にこのダイオ
ードの順方向電圧にほぼ対応するバイアス電流Ibを流
し、前記の非直線性を軽減している。ダイオードD11
には、抵抗器R11,チョークコイルL11,L12お
よび抵抗器R12を通じて正バイアス端子82から負バ
イアス端子85の方向にバイアス電流Ibが流れてい
る。バイアス電流Ibは、高周波信号VinのOFF期
間に、演算増幅器AMP11の+端子に加わる直流電圧
Vdを0Vにするように、バイアス電圧+Vbおよび−
Vb,および抵抗器R11およびR12の抵抗値を初期
設定する。なお、直流電圧Vdは必ずしも0Vに初期設
定値する必要はなく、また初期設定後の温度変動によっ
ても変わり得る。検波用ダイオードD11のバイアス電
流Ibを上記のように設定することにより、この検波器
83では、検波用ダイオードD11の順方向特性の非直
線性が軽減され、広いダイナミックレンジが得られる。
【0017】また、上述の高周波検出回路8Aにおい
て、サンプルホールド回路87は、中間端子84から検
波器出力電圧Vdetの供給を受け、制御信号入力端子
6からの制御信号Contに応答してON/OFF動作
するアナログスイッチS21と、このスイッチS21か
らの信号を+端子に受ける利得1の演算増幅器AMP2
1(−端子は出力端子を接続)と、この+端子と接地電
位との間に挿入されたコンデンサC21とを備える。ス
イッチS21は、制御信号ContがOFF(すなわち
高周波電力増幅器出力のOFF期間に対応)の場合に
は、上記検波器出力電圧Vdetを演算増幅器AMP2
1に印加し、この電圧Vdetをホールド電圧Vhの形
で減算回路88に供給する。一方、制御信号Contが
ON(高周波電力増幅器出力のON期間に対応)の場合
には、アナログスイッチS21は開き、その結果、検波
器出力電圧VdetがコンデンサC21にホールド電圧
Vhとして蓄えられる。従って、演算増幅器AMP21
は上記ON期間にわたりそのすぐ前のOFF期間の検波
器出力電圧Vdetをホールド電圧Vhとして減算器8
8に供給しつづける。つまり、サンプルホールド回路8
7からのホールド電圧Vhは常に上記OFF期間の検波
器出力電圧Vdetに実質的に等しく、その値は制御電
圧Contの一つのON/OFF周期ごとに更新され
る。
【0018】次に、上述の減算回路88は、演算増幅器
AMP31と抵抗器R31,R32,R33およびR3
4とからなる。中間端子84からの検波器出力電圧Vd
etが抵抗器R32を介して演算増幅器AMP31の+
端子に加えられて、一方、サンプルホールド回路87か
らのホールド電圧Vhが抵抗器R31を介して演算増幅
器AMP31の−端子に加えられている。演算増幅器A
MP31は検波器出力電圧Vdetからホールド電圧V
hを減算して検出出力電圧Voutを出力端子89に出
力する。
【0019】高周波信号VinのOFF期間には、検波
器出力電圧Vdetは上記OFF期間の検出電圧のレベ
ルにあり、ホールド電圧Vhも同様に上記OFF期間の
検波器出力電圧のレベルにあるので、検出出力電圧Vo
utは零となる。一方、高周波信号VinのON期間に
は、その期間の検波器出力電圧VdetとこのON期間
のすぐ前のOFF期間の検波器出力電圧Vdetに等し
いホールド電圧Vhとの減算が行われ、この減算の結果
が検出出力電圧Voutとなる。
【0020】上述のように、高周波検出回路8Aでは、
上記ON期間の検波器出力電圧Vdetから上記OFF
期間の検波器出力電圧Vdetを減算するので、検波用
ダイオードD11の順方向電圧Vfの温度変化に伴なう
変動の影響をほぼ完全に消去することができる。しか
も、検波器83が必要とするダイオードは検波用のもの
1個だけであるので、2個のダイオードの順方向電圧V
fのばらつきを考慮する必要のある上記従来技術に比べ
て製造コストを低減できる。また、2個のダイオードを
採用した回路に不可避的な温度変化に起因する高周波信
号レベルの検出精度の低下を防止することができる。さ
らに、検波器出力電圧Vdetのサンプルホールド動作
および検波器出力電圧Vdetからホールド電圧Vhの
減算する減算動作は動作速度を確保できるので、検出出
力電圧Voutを忠実度高く短い応答時間で得ることが
できる。したがって、この高周波検出回路8Aは高速の
TDMA/GSM方式用送信機の電力増幅器の出力レベ
ル制御回路として有効である。
【0021】なお、高周波検出回路8Aのサンプルホー
ルド回路87,減算回路88,検波器83の平滑回路お
よび直流増幅器を含む回路は、μPC3593型IC
(日本電気(株)製)の一部としてIC化されている。
このICと高周波検出回路8Aを含む回路の採用によ
り、最大8Wの電力出力を持ち2dBの等差で16レベ
ル設定される送信機(図1)の送信電力を、−30°C
から+85°Cの温度範囲において、誤差±1dBで制
御することができる。
【0022】図4の高周波検出回路の回路図を参照する
と、図1の送信機における高周波検出回路8の第2の例
である高周波検出回路8Bは、上述の高周波検出回路8
Aと同じ機能を、デジタル回路(検波器83を除く)に
より実現している。この高周波検出回路8Bにおいて、
高周波入力端子81に入力された高周波信号Vinは検
波器83により検波器出力電圧Vdetとなり、さらに
A/D変換器91によってデジタル検波器出力電圧Vd
et1に変換される。このデジタル検波器出力電圧Vd
et1は、制御信号入力端子6からの制御信号Cont
が定義する上記ON期間の立ち上りごとに、入力をサン
プルホールドするレジスタ95に入力される。サンプル
ホールドされたホールド電圧信号Vh1は、減算器93
の−端子に入力される。減算器93は+端子にデジタル
検波器出力電圧Vdet1の供給を受け、検波器出力電
圧Vdet1からホールド電圧信号Vh1を減算し、そ
の減算結果の差電圧信号をD/A変換器94に入力す
る。D/A変換器94は差電圧信号をアナログ化した検
出出力Voutに変換して出力端子89に出力する。な
お、A/D変換器91,レジスタ95,減算器93およ
びD/A変換器94は、クロック入力端子92から共通
のクロックCLKの供給を受ける。ここで、レジスタ9
5および減算器93は、上述の高周波検出回路8Aにお
けるサンプルホールド回路87および減算器88にそれ
ぞれ対応する動作を行う。すなわち、上記ON期間の検
波器出力電圧Vdet1から上記OFF期間の検波器出
力電圧Vdet1を減算し、検波用ダイオードD11の
順方向電圧Vfに対する温度変化の影響を消去した波高
値Vaを検出することができる。この高周波検出回路8
Bは、検波器83を除いてデジタル回路で構成されてい
るのでIC化しやすい利点がある。
【0023】図5の高周波検出回路の回路図を参照する
と、図1の送信機における高周波検出回路8の第3の例
である高周波検出回路8Cは、上述の例8Aおよび8B
の場合と同様に、高周波信号Vinを入力端子81に受
けて検波器83で検波し、検波器出力電圧Voutを生
じる。上述の例8Aおよび8Bと違って、この例8Cで
は検波器83の出力に得られた検波器出力電圧Vdet
をそのまま検出出力電圧Voutとする。検波器83の
負バイアス端子85にはバイアス回路97が接続され、
正バイアス端子82とバイアス回路97との間の電位差
により検波用ダイオードD11へのバイアス電流Ibを
供給する。バイアス電流Ibの値はバイアス電流設定回
路98により制御する。上記高周波電力増幅器出力のO
FF期間に対応する高周波信号Vinの上記OFF期間
には、高周波検出回路8Cは負帰還ループを構成し、検
出出力電圧Voutを所定値,好ましくは0Vに設定す
るように、バイアス電流Ibの値を帰還ループによって
調整する。一方、このOFF期間のすぐ後の上記ON期
間には、バイアス電流設定回路98は、上記バイアス電
流が上記OFF期間のバイアス電流Ibを継続するよう
にバイアス回路97を制御する。これによって、バイア
ス電流Ibは、高周波信号Vinの上記OFF期間の始
めごとに補正され、上記ON期間の検出出力電圧Vou
tは上記OFF期間の所定値の検出出力電圧Voutか
らの増加分として明確に決定される。この結果、高周波
検出回路8Cは、検波用ダイオードD11に対する温度
変化の影響や検波器83の回路素子の諸定数のばらつき
による検出出力の変動を防止できる。
【0024】図5の高周波検出回路8Cにおいて、バイ
アス回路97はベースおよびエミッタをそれぞれ共通接
続したトランジスタTR41およびTR42と抵抗器R
41とからなるカレントミラー回路から成る。トランジ
スタTR41のコレクタは検波器83の負バイアス端子
85に接続され、抵抗器R41を介してバイアス電流設
定回路98の出力端に接続されている。トランジスタT
R41のコレクタ電流,すなわち検波用ダイオードD1
1のバイアス電流Ibは、トランジスタTR42のコレ
クタ電流にほぼ等しく、抵抗器R41の抵抗値およびバ
イアス電流設定回路98の出力電圧Vsに依存し、出力
電圧Vsの負方向への変化および抵抗器R41の抵抗値
の増加によって減少する。バイアス電流Ibは、抵抗器
R12,トランジスタTR41,およびバイアス電圧−
Vbの印加を受ける負バイアス端子99を含む回路に流
れる。
【0025】また、図5の高周波検出回路8Cにおい
て、バイアス電流設定回路98は、演算増幅器AMP5
2,抵抗器R52およびR53からなり、検波器83の
出力である検出出力電圧Voutの極性を反転する反転
増幅器を備える。極性反転された検出出力電圧は、上記
高周波電力増幅器出力のOFF期間には閉じON期間に
は開くように制御信号入力端子6からの制御信号Con
tに制御されるアナログスイッチS51に供給される。
このスイッチS51からの(極性)反転された検出出力
電圧は演算増幅器AMP51,抵抗器R51およびコン
デンサC51からなる積分回路に印加される。この積分
回路の出力電圧Vsは、検出出力電圧Voutが正方向
に増加すると負方向に変化する電圧であり、バイアス回
路97に供給される。一方、制御信号Contが送信O
N期間のときには、アナログスイッチS51は開かれ、
上記反転出出力電圧は積分回路に印加されないから直前
のOFF期間の出力電圧Vsがバイアス回路95に供給
される。
【0026】
【発明の効果】上述のように、この発明の高周波電力増
幅器の出力レベル制御回路における間欠的高周波信号の
波高値検出に適した高周波検出回路は、高周波電力増幅
器出力のOFF期間の各々の検波器出力を基準値とし、
同出力のON期間の波高値をその基準値からの増分とし
て決定する。従って上記高周波検出回路は、波高値の検
出に不可欠な回路素子でありしかも温度変化により特性
の変化しやすいダイオードを上記構成により1個だけに
することを可能にし、しかもこの温度変化に伴う検出出
力変動は上記ON期間の波高値とOFF期間の波高値と
の減算によって実質的に消去されるから、広い温度範囲
に亘り、広い入力波高値レベルについて、忠実度の高い
波高値を得ることができる。また、この高周波検出回路
は、従来のこの種回路に不可欠であった温度補償用の高
周波用ダイオードを必要としないので、バイアスオフセ
ットの調整を要しないだけでなく、IC化に適してい
る。したがって、この高周波検出回路を採用したこの発
明の高周波電力増幅器出力レベル制御回路は、間欠的な
高周波信号を用いるTDMA方式やGSM方式の通信装
置の送信装置の制御回路として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したTDMAまたはGSM方式の
送信機の一例のブロック図である。
【図2】図1の送信機の電力増幅器に供給される制御信
号の波形図である。
【図3】図1の送信機の一部を構成する高周波検出回路
の回路図である。
【図4】上記高周波検出回路のもう一つの例の回路図で
ある。
【図5】上記高周波検出回路のさらにもう一つの例の回
路図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 前置増幅器 3 電力増幅器 4 方向性結合器 5 アンテナ 6 制御信号入力端子 7 電力増幅器制御回路 8,8A〜8C 高周波検出回路 81 高周波入力端子 82 正バイアス端子 83 検波器 84 中間端子 85,99 負バイアス端子 87 サンプルホールド回路 88,93 減算回路 89 出力端子 91 A/D変換器 92 クロック入力端子 94 D/A変換器 95 レジスタ 97 バイアス回路 98 バイアス電流設定回路 AMP11,AMP21,AMP31,AMP51,A
MP52 演算増幅器 C11〜C14,C21,C51 コンデンサ D11 ダイオード L11,L12 チョークコイル R11〜R14,R31〜R34,R41,R51〜R
53 抵抗器 S21,S51 アナログスイッチ TR41,TR42 トランジスタ CLK クロック Cont 制御信号 Ib バイアス電流 RF 送信信号 Va 波高値 Vb バイアス電圧 Vd 直流電圧 Vdet 検波器出力電圧 Vdet1 デジタル検波器出力電圧 Vf 順方向電圧 Vin 高周波信号 Vh ホールド電圧 Vh1 ホールド電圧信号 Vout 検出出力電圧 Vs 積分電圧

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ON期間とOFF期間とを一定の繰返し
    周期で有する制御信号に応答し、前記制御信号に対応す
    る波形の間欠的な高周波信号を増幅しアンテナに供給す
    る高周波電力増幅器の出力レベル制御回路であって、前
    記高周波電力増幅器の出力の一部を取り出す高周波電力
    抽出手段と、この抽出手段の出力および前記制御信号に
    応答して前記波高値を代表する検出出力を発生する高周
    波検出回路とを含む高周波電力増幅器の出力レベル制御
    回路において、 前記高周波検出回路が、前記高周波信号の供給を受けそ
    の信号の波高値を代表する出力を生じる検波手段と、 この検波手段の前記ON期間における出力とその直前の
    OFF期間における出力との間の差を代表する電圧を前
    記繰返し周期の各々について発生する差電圧発生手段と
    を含むことを特徴とする高周波電力増幅器の出力レベル
    制御回路。
  2. 【請求項2】 前記検波手段が検波用ダイオードを含む
    ことを特徴とする請求項1記載の高周波電力増幅器の出
    力レベル制御回路。
  3. 【請求項3】 前記検波手段が、前記OFF期間には前
    記高周波検出回路の出力を所定の電圧とし、前記ON期
    間にはその電圧に対応する大きさの順方向バイアス電流
    を前記検波用ダイオードに供給する手段をさらに含むこ
    とを特徴とする請求項2記載の高周波電力増幅器の出力
    レベル制御回路。
  4. 【請求項4】 前記順方向バイアス電流の値を前記OF
    F期間における前記高周波検出回路の出力電圧が基準値
    となるような値に設定したことを特徴とする請求項3記
    載の高周波電力増幅器の出力レベル制御回路。
  5. 【請求項5】 前記差電圧発生手段が、前記繰返し周期
    の各々につき前記OFF期間における前記検波手段の出
    力をサンプルホールドし、そのOFF期間およびその直
    後のON期間にそのサンプルホールドした前記検波手段
    出力を出力するサンプルホールド回路と、 前記検波手段の出力から前記サンプルホールド回路の出
    力を前記繰返し周期ごとに減算する手段とを含むことを
    特徴とする請求項4記載の高周波電力増幅器の出力レベ
    ル制御回路。
  6. 【請求項6】 前記検波手段が、前記高周波信号の前記
    波高値を代表する電圧を生ずるダイオードと、 このダイオードの出力に接続された平滑回路と、 この平滑回路の出力を増幅する増幅回路とを含むことを
    特徴とする請求項1記載の高周波電力増幅器の出力レベ
    ル制御回路。
  7. 【請求項7】 ON期間とOFF期間とを一定の繰返し
    周期で有する制御信号に応答し、前記制御信号に対応す
    る波形の間欠的な高周波信号を増幅しアンテナに供給す
    る高周波電力増幅器の出力レベル制御回路であって、前
    記高周波電力増幅器の出力の一部を取り出す高周波電力
    抽出手段と、この抽出手段の出力および前記制御信号に
    応答して前記波高値を代表する検出出力を発生する高周
    波検出回路とを含む高周波電力増幅器の出力レベル制御
    回路において、 前記高周波検出回路が、前記高周波信号の供給を受けそ
    の信号の波高値を代表する出力を生じる検波手段と、 この検波手段の出力をA/D変換する手段と、 この検波手段の前記OFF期間の出力に対応する前記A
    /D変換手段出力を前記繰返し周期にわたり蓄積しその
    OFF期間の始めとそのOFF期間の直後のON期間と
    にそのA/D変換手段出力を出力する信号蓄積手段と、 前記検波手段の出力からこの信号蓄積手段の出力を前記
    繰返し周期ごとに減算する手段とを含むことを特徴とす
    る高周波電力増幅器の出力レベル制御回路。
  8. 【請求項8】 ON期間とOFF期間とを一定の繰返し
    周期で有する制御信号に応答し、前記制御信号に対応す
    る波形の間欠的な高周波信号を増幅しアンテナに供給す
    る高周波電力増幅器の出力レベル制御回路において前記
    高周波電力増幅器の出力の一部を取り出す高周波電力抽
    出手段からの抽出出力および前記制御信号に応答して前
    記波高値を代表する検出出力を発生しその検出出力を前
    記高周波電力増幅器の電力増幅率を制御する増幅率制御
    手段に供給する高周波検出回路において、 前記高周波信号の供給を受けその信号の波高値を代表す
    る出力を生じる検波手段と、 この検波手段の前記ON期間における出力とその直前の
    OFF期間における出力との間の差を代表する電圧を前
    記繰返し周期の各々について発生する差電圧発生手段と
    を含むことを特徴とする高周波検出回路。
  9. 【請求項9】 前記検波手段が検波用ダイオードを含む
    ことを特徴とする請求項8記載の高周波検出回路。
  10. 【請求項10】 前記検波手段が、前記OFF期間には
    前記高周波検出回路の出力を所定の電圧とし、前記ON
    期間にはその電圧に対応する大きさの順方向バイアス電
    流を前記検波用ダイオードに供給する手段をさらに含む
    ことを特徴とする請求項9記載の高周波検出回路。
  11. 【請求項11】 前記順方向バイアス電流の値を前記O
    FF期間における前記高周波検出回路の出力電圧が基準
    値となるような値に設定したことを特徴とする請求項1
    0記載の高周波検出回路。
  12. 【請求項12】 前記差電圧発生手段が、前記繰返し周
    期の各々につき前記OFF期間における前記検波手段の
    出力をサンプルホールドし、そのOFF期間およびその
    直後のON期間にそのサンプルホールドした前記検波手
    段出力を出力するサンプルホールド回路と、 前記検波手段の出力から前記サンプルホールド回路の出
    力を前記繰返し周期ごとに減算する手段とを含むことを
    特徴とする請求項11記載の高周波検出回路。
  13. 【請求項13】 前記検波手段が、前記高周波信号の前
    記波高値を代表する電圧を生ずるダイオードと、 このダイオードの出力に接続された平滑回路と、 この平滑回路の出力を増幅する増幅回路とを含むことを
    特徴とする請求項8記載の高周波検出回路。
  14. 【請求項14】 ON期間とOFF期間とを一定の繰返
    し周期で有する制御信号に応答し、前記制御信号に対応
    する波形の間欠的な高周波信号を増幅しアンテナに供給
    する高周波電力増幅器の出力レベル制御回路において前
    記高周波電力増幅器の出力の一部を取り出す高周波電力
    抽出手段からの抽出出力および前記制御信号に応答して
    前記波高値を代表する検出出力を発生しその検出出力を
    前記高周波電力増幅器の電力増幅率を制御する増幅率制
    御手段に供給する高周波検出回路において、 前記高周波検出回路が、前記高周波信号の供給を受けそ
    の信号の波高値を代表する出力を生じる検波手段と、 この検波手段の出力をA/D変換する手段と、 この検波手段の前記OFF期間の出力に対応する前記A
    /D変換手段出力を前記繰返し周期にわたり蓄積しその
    OFF期間の始めとそのOFF期間の直後のON期間と
    にそのA/D変換手段出力を出力する信号蓄積手段と、 前記検波手段の出力からこの信号蓄積手段の出力を前記
    繰返し周期ごとに減算する手段とを含むことを特徴とす
    る高周波検出回路。
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