JPH05220518A - プレス金型 - Google Patents

プレス金型

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Publication number
JPH05220518A
JPH05220518A JP4057464A JP5746492A JPH05220518A JP H05220518 A JPH05220518 A JP H05220518A JP 4057464 A JP4057464 A JP 4057464A JP 5746492 A JP5746492 A JP 5746492A JP H05220518 A JPH05220518 A JP H05220518A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
coining
die
die piece
detecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4057464A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohisa Endo
裕寿 遠藤
Takeshi Miyagawa
剛 宮川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP4057464A priority Critical patent/JPH05220518A/ja
Publication of JPH05220518A publication Critical patent/JPH05220518A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Presses (AREA)
  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、プレス作業が行われている
状況においても、被加工材料のコイニング量の変化に基
づいて、コイニング量を高い精度で自動的に設定できる
プレス金型を提供することにある。 【構成】 本発明のプレス金型は、下プレート1に設け
られたガイドポスト2にガイドされて降下する上プレー
ト3に形成されるコイニングパンチ4と、下プレート1
に載置される板材5を支持するダイ駒6と、ダイ駒6を
水平方向に移動させるテーパーロッド7と、テーパーロ
ッド7に作用する荷重を検出する2つのロードセル8
と、ロードセル8の荷重検出信号に基づいて荷重を測定
する荷重検出回路9と、テーパーロッド7に作用する初
期の荷重を記憶する初期荷重保持回路10と、テーパー
ロッド7に加わる最新の荷重と初期の荷重の比較演算を
行い、その差に基づく制御信号を出力する比較回路11
と、比較回路11の制御信号に基づいてテーパーロッド
7を水平方向に移動させるピエゾ素子12と駆動するピ
エゾ駆動装置13を有するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプレス金型に関し、特
に、コイニング時の荷重、例えば、コイニング用受け駒
に加わる荷重の変化に基づいて、ダイ駒の高さを自動的
に調整する駆動手段を有するプレス金型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプレス金型として、パンチの破損
を検出する、例えば、ストレインゲージ等のセンサをパ
ンチの外周面に有するプレス金型が特開昭60−148
700号に開示されている。
【0003】この装置によると、パンチの破損をプレス
時の応力の変化より検出するので、パンチの破損を迅速
に検出することができる。
【0004】ところが、このプレス金型では、破損した
パンチを交換するためにプレス作業を中断しなければな
らないという問題がある。
【0005】上記した問題から、プレス金型の温度およ
びプレス速度を検出する検出手段を有し、この検出手段
の検出信号に基づいてパンチの突出量を修正する特開昭
61−249633号に開示されるプレス金型や、プレ
ス金型の熱膨張等の変形に基づく成形加工精度の低下
を、ダイ駒の高さを修正することによって防止するプレ
ス金型がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のプレス
金型によると、パンチによるプレス時の被加工材料の成
形状況を確認できないため、例えば、プレスによってコ
イニング加工を行う際に、サンプルを切出してコイニン
グ量を測定し、この測定結果に基づいてダイ駒の高さを
調整しなければならないことから作業が煩雑化し、ま
た、コイルによるプレス作業を行う際にはサンプルの切
出が困難であることから、適切なコイニング量を設定す
ることができないという問題がある。従って、本発明の
目的はプレス作業が行われている状況においても、被加
工材料のコイニング量の変化に基づいて、コイニング量
を高い精度で自動的に設定できるプレス金型を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はプレス作業が行
われている状況においても、被加工材料のコイニング量
の変化に基づいて、コイニング量を高い精度で自動的に
設定できるようにするため、コイニング板材を載置し、
垂直方向に位置レベルを変えるコイニング用受け駒と、
垂直方向に運動してコイニング用受け駒上に載置された
コイニング板材にコイニングを形成するコイニングパン
チと、コイニング時の荷重を検出する検出手段と、検出
手段によって検出された初期荷重を記憶する記憶手段
と、検出手段によって検出された最新の荷重と記憶手段
に記憶された初期荷重とを比較して比較信号を出力する
比較手段と、比較信号のレベルに応じてコイニング用受
け駒を垂直方向に上下させる駆動手段を有するプレス金
型を提供する。
【0008】
【作用】本発明のプレス金型は、コイニングパンチの下
死点が熱膨張等によって低くなると、コイニング時の荷
重が増加する。この荷重増加をロードセンサで検出し、
板材を載置するダイ駒を降下させる。この結果、コイニ
ングの深さが一定に維持される。
【0009】
【実施例1】以下、本発明のプレス金型を図面を基に詳
細に説明する。図1は、本発明のプレス金型の一実施例
を示し、下プレート1に設けられたガイドポスト2によ
ってガイドされて降下する上プレート3に、コイニング
パンチ4が形成されている。下プレート1は、コイニン
グパンチ4によってプレスされる板材5を支持するダイ
駒6と,ダイ駒6のテーパーの底面と面接触して形成さ
れ、ダイ駒6を垂直方向に移動させるテーパーロッド7
と,プレス時にダイ駒6を介してテーパーロッド7に作
用するコイニング荷重を検出する2つのロードセル8を
有し、ロードセル8の荷重検出信号に基づいて荷重を測
定する荷重検出回路9と,荷重検出回路9によって測定
されたテーパーロッド7の初期のコイニング荷重を記憶
する初期荷重保持回路10と,連続したコイニング時に
おいて、テーパーロッド7に加わる荷重と初期のコイニ
ング荷重との比較演算を行い、その差に基づく制御信号
を出力する比較回路11と,比較回路11の制御信号に
基づいて、テーパーロッド7を水平方向に移動させるピ
エゾ素子12を駆動するピエゾ駆動装置13を有する。
【0010】本実施例のプレス金型の運転を行う際に
は、まず、プレス金型の運転の初期の段階で、板材5に
所定のコイニングが形成されるようにコイニング量を測
定しながらダイ駒6の高さを設定する。この設定された
ダイ駒6の高さに応じたコイニング時の初期の荷重を初
期荷重保持回路10に記憶させた後にプレス金型の連続
運転を開始する。
【0011】プレス金型の連続運転中に板材5に形成さ
れるコイニング深さが変化すると、テーパーロッド7の
長さ方向の下部に形成される2つのロードセル8によっ
て検出される荷重検出信号が変化する。このときの荷重
検出信号に基づく荷重を荷重検出回路9によって測定
し、測定された荷重と初期荷重保持回路10に記憶され
た初期の荷重の差を比較回路11で演算処理して求め、
この演算処理結果に基づいた制御信号をピエゾ駆動装置
13に出力する。
【0012】ピエゾ駆動装置13は、この制御信号に基
づいてピエゾ素子12を駆動し、テーパーロッド7を水
平方向に移動させることによって、ダイ駒6が垂直方向
に移動し、ダイ駒6の高さを調整する。
【0013】本実施例によると、プレス金型のコイニン
グパンチ4によるコイニング時にコイニング形状および
板材5の材質に応じてダイ駒6に加わる荷重の変化をテ
ーパーロッド7の長さ方向の下部に形成されたロードセ
ル8によって検出し、この検出信号に基づいてテーパー
ロッド7をピエゾ素子12によって操作してダイ駒6の
高さを調整することから、コイニング量を数μmの高い
精度で自動的に設定することができる。
【0014】本実施例では荷重検出手段としてロードセ
ルを使用しているが、ロードセルの代わりに、例えば、
ストレインゲージをパンチに貼りつけることによって、
下プレートの構成を簡素化することができる。また、図
2に示すように上プレートの上部にロードセル8を形成
することによって、1つのロードセルでコイニング時の
全荷重を測定することができる。図2で図1と同一の部
分には同一の引用数字が付されているので、重復する説
明は省略する。
【0015】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明のプレス金型
によると、コイニング板材を載置し、垂直方向に位置レ
ベルを変えるコイニング用受け駒と、垂直方向に運動し
てコイニング用受け駒上に載置されたコイニング板材に
コイニングを形成するコイニングパンチと、コイニング
時の荷重を検出する検出手段と、検出手段によって検出
された初期荷重を記憶する記憶手段と、検出手段によっ
て検出された最新の荷重と記憶手段に記憶された初期荷
重とを比較して比較信号を出力する比較手段と、比較信
号のレベルに応じてコイニング用受け駒を垂直方向に上
下させる駆動手段を有するようにしたため、連続運転に
よる熱膨張等によって、コイニングパンチの下死点が変
化しても、コイニング時の荷重の検出に基づいてダイ駒
を上下させることによりコイニングの深さを一定にする
ことができる。ダイ駒を上下させる駆動装置として、例
えば、ピエゾ素子を使用すると、数μmの高い精度のコ
イニングの深さ制御を行うことができる。連続運転中に
コイニング深さを実測する必要がないので、コイル状の
連続した長さの材料の加工も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すプレス金型の説明図で
ある。
【図2】本発明の他の実施例を示すプレス金型の説明図
である。
【符号の説明】
1 下プレート 2 ガイドポス
ト 3 上プレート 4 コイニング
パンチ 5 板材 6 ダイ駒 7 テーパーロッド 8 ロードセル 9 荷重検出回路 10 初期荷重保
持回路 11 比較回路 12 ピエゾ素子 13 ピエゾ駆動装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイニング板材を載置し、垂直方向に位
    置レベルを変えるコイニング用受け駒と、 垂直方向に運動して前記コイニング用受け駒上に載置さ
    れた前記コイニング板材にコイニングを形成するコイニ
    ングパンチと、 前記コイニング時の荷重を検出する検出手段と、 前記検出手段によって検出された初期荷重を記憶する記
    憶手段と、 前記検出手段によって検出された最新の荷重と前記記憶
    手段に記憶された前記初期荷重とを比較して比較信号を
    出力する比較手段と、 前記比較信号のレベルに応じて前記コイニング用受け駒
    を垂直方向に上下させる駆動手段を有するプレス金型。
JP4057464A 1992-02-10 1992-02-10 プレス金型 Pending JPH05220518A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4057464A JPH05220518A (ja) 1992-02-10 1992-02-10 プレス金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4057464A JPH05220518A (ja) 1992-02-10 1992-02-10 プレス金型

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05220518A true JPH05220518A (ja) 1993-08-31

Family

ID=13056405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4057464A Pending JPH05220518A (ja) 1992-02-10 1992-02-10 プレス金型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05220518A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015029145A1 (ja) * 2013-08-27 2015-03-05 日高精機株式会社 扁平チューブ用フィンの製造装置
CN112974603A (zh) * 2021-02-04 2021-06-18 湖北零柒实业有限责任公司 一种具有自动检测残次品的金属钮全自动压模机

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