JPH052203U - 数値制御装置 - Google Patents

数値制御装置

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JPH052203U
JPH052203U JP1887191U JP1887191U JPH052203U JP H052203 U JPH052203 U JP H052203U JP 1887191 U JP1887191 U JP 1887191U JP 1887191 U JP1887191 U JP 1887191U JP H052203 U JPH052203 U JP H052203U
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JP
Japan
Prior art keywords
tool
time
command
control device
operator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1887191U
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English (en)
Inventor
達 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP1887191U priority Critical patent/JPH052203U/ja
Publication of JPH052203U publication Critical patent/JPH052203U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の装置では、オペレータが意識してチェ
ックをしないと工具の使用状況がわからず、寿命工具で
加工していても気付かず加工精度が悪くなるとか、又使
用可能工具がない場合にアラーム停止となってから工具
取り替えの準備・作業をすることになるため、加工再開
までに多大の時間を要する等問題があり、これを改善す
る。 【構成】 オペレータが通常見るところのT指令または
刃先点とか工具形状を表示する画面に、使用工具につい
て予備工具の有無、残時間の程度、寿命時間オーバーな
どの使用状況の情報を識別表示するようにした。 【効果】 オペレータが予備工具の手配とか工具取り替
え時期の設定など前もって準備できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えばマシニングセンタなど多数の工具を搭載した工作機械の使 用可能工具の自動選択を行う数値制御装置の工具寿命管理手段に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来この種の数値制御装置の工具寿命管理手段で行われていた工具寿命 管理方式の概略フローチャート、図5は数値制御装置メモリ内の工具寿命管理テ ーブルの1例を示す。図5においてステータスSTは未使用が「0」、使用中が 「1」、寿命工具が「2」、破損等の異常発生工具が「3」で夫々の工具の状態 を表している。
【0003】 次に動作について図4のフローチャートで説明する。まず数値制御装置よりS T−1で工具指令(T指令)が与えられると図5の工具寿命管理テーブルの中か ら指令された工具の該当するグループGRを選出し、その中で使用可能な工具を そのステータスSTナンバーで判別する(ST−2)ことにより工具番号Tを出 力している。このようにして、出力されたT番号の工具が主軸に取り付けられ切 削送り(ST−3)が行われると、切削に使用された時間USEDをカウントす る(ST−4)。設定してある寿命時間LIFEを越えるとステータスSTを寿 命”2”と登録するので、ST−2では次回からこの工具は選択せずに、同一グ ループの別の工具が選択される。ただし、同一グループ内にST”1”または” 0”の工具がない場合には暫定処置としてST”2”の中で切削に使用された時 間USEDの値の最少のものを選択する。また同一グループ内の工具が全てST ”3”の場合には使用可能工具なしとして、アラームを発生し運転を停止する。 例えば、T=1(グループGR”1”)というT指令が与えられた場合には、 図5の工具寿命管理テーブルより、T=11の工具を選択して使用し、次にT= 2というT指令の場合にはグループGR”2”の工具は全てステータスSTが寿 命”2”であるので、USEDの値が最少である、T=22を選択して使用する 。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の数値制御装置の工具寿命管理方式は以上のように構成されており、使用 工具が破損等異常となり同一グループ内に使用可能工具がない場合にアラームと し運転停止となった。オペレータは意識してチェックをしないと工具の使用状況 がわからず、寿命工具で加工していても気付かず、加工精度が悪くなるとか、ま たアラーム停止となってから工具取り替えの準備・作業をすることになるため、 加工再開まで多大の時間を要するなどの問題点があった。
【0005】 この考案は上記のような問題点を解決するためになされたもので、T指令また は刃先点とか工具形状などを表示する画面に、使用工具に対して使用状況につい ての情報を識別表示し、オペレータが予備工具の手配とか工具取り替え時期の設 定など前もって準備できるような数値制御装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案による工具寿命管理手段を備えた数値制御装置は、使用可能工具を選 択した時に工具寿命管理テーブルより工具の使用状況に関する情報を作成する手 段、それをTコード情報としてセットする手段、そのTコード情報をセットする ためのメモリ、そのTコード情報をT指令または刃先点とか工具形状を表示する 画面上に識別表示する手段、および残時間の段階を判断する基準値設定手段から なるものである。
【0007】
【作用】
この考案による工具寿命管理方式では、選択された工具について予備工具の有 無、工具寿命時間に対する残時間の程度、寿命時間オーバーなどの使用状況の情 報を、オペレータが通常目にするところのT指令または刃先点とか工具形状を表 示する画面に識別表示するようにしたので、オペレータが予備工具の手配とか工 具取り替え時期の設定など前もって準備することができる。
【0008】
【実施例】
実施例1. 以下、この考案の一実施例を図について説明する。 図1はこの考案の工具寿命管理方式における概略フローチャートであり、図中 、図4と同一部分は同一符号をもって示した。ST−5は選択された使用可能工 具について工具の使用状況に関する情報をTコード情報テーブルにセットする手 段である。図2はTコード情報テーブルの一例、図3は工具の使用状況の識別表 示例であり、(A)は表示画面例、(B)は識別表示に使用する記号例である。
【0009】 次に動作について説明する。図1において、T指令が与えられ(ST−1)、 図5の工具寿命管理テーブルの中から指令された工具の該当するグループGRを 選出し、その中で使用可能な工具をそのステータスSTナンバーで判別して(S T−2)工具番号Tを出力する動作、及び出力された工具番号Tの工具が主軸に 取り付けられ切削送り(ST−3)が行われると、切削に使用された時間USE Dをカウントする(ST−4)動作は従来の数値制御装置の工具寿命管理方式と 同様である。
【0010】 本考案においては、ST−2で使用可能工具を選択した後に、その工具に対し て、予備工具の有無、その工具の工具寿命時間に対する残時間の程度および設定 された工具寿命時間をオーバーしたか否かなどの工具の使用状況に関する情報を Tコード情報テーブルにセットする手段(ST−5)をもつ。
【0011】 図2はTコード情報テーブルの1例であり、選択された工具以外に使用可能な 工具(予備工具)があるか否か、選択された工具の残時間(LIFE−USED )が基準値以上か以下かとの残時間の程度、選択された工具が設定された寿命時 間を越えたか否かなどの使用状況に化する情報をセットするものである。
【0012】 図3の(A)は図2のTコード情報テーブルの情報をT指令を表示する画面に 識別表示する一例であり、T1の右側にシンボルで表示した例を示している。図 3(B)はその時に識別表示に使用するシンボルの一例であり、予備工具が有る 場合には中ヌキ表示とし、選択された工具の使用時間が基準値以上の場合には” 中ヌキの四角1”、基準値を越えた場合は”中ヌキの四角2”とし、予備工具が 無い場合(同一グループ内にステータスST”0”の工具が無い場合)には中ヌ リ表示とし、選択された工具の使用時間が基準値以上の場合は”中ヌリの三角3 ”、基準値を越えた場合は”中ヌリの四角4”とし、工具寿命時間を越えた場合 には”中ヌリの四角4”の点滅とした例である。
【0013】 実施例2. 工具の使用状況に関する情報の識別表示についてはシンボルで表すようにした が、色分け表示あるいはシンボルの色分け表示としてもよい。 工具の残時間の判別については基準値(<設定寿命時間)以上、以下の2段階 としたが、設定寿命時間付近および寿命時間オーバー後を微細に区別するように してもよい。 工具の使用状況に関する識別表示をT指令または刃先点とか工具形状を表示す る画面で行うとしたが、工具寿命管理用画面でも識別表示し、使用前に確認する ようにしてもよい。 又、工具の使用状況に関する識別表示はオペレータのみを対象とせず、外部に 出力するようにしてもよい。
【0014】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば工具の使用状況に関する情報を加工中にオペ レータが通常見る画面上で識別表示するようにしたので、オペレータが予備工具 の手配とか工具取り替え時期の設定など前もって準備できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による工具寿命管理手段を備えた数値
制御装置の工具寿命管理方式の概略フローチャートであ
る。
【図2】この考案による、選択された使用可能工具に付
加する状況をセットするTコード情報テーブルの1例を
示す図である。
【図3】この考案による、Tコード情報テーブル情報の
識別表示例で、(A)はT指令の表示される画面に識別
表示した例、(B)は識別表示シンボルの例を示す図で
ある。
【図4】従来の工具寿命管理手段を備えた数値制御装置
の工具寿命管理方式の概略フローチャートである。
【図5】従来の工具寿命管理テーブルの1例を示す図で
ある。
【符号の説明】
STー1 T指令 STー2 工具番号Tを出力する動作

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 T指令が与えられた時に工具寿命管理テ
    ーブルに照らし該当グループから使用可能工具を判別し
    て選択する工具寿命管理手段を備えた数値制御装置にお
    いて、選択された工具について、予備工具の有無、その
    工具の工具寿命時間に対する残時間の程度、設定された
    工具寿命時間をオーバーしたか否かなど工具の使用状況
    に関する情報をT指令または刃先点とか工具形状を表示
    する画面上で識別表示するようにしたことを特徴とする
    数値制御装置。
JP1887191U 1991-03-27 1991-03-27 数値制御装置 Pending JPH052203U (ja)

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JP1887191U JPH052203U (ja) 1991-03-27 1991-03-27 数値制御装置

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JP1887191U JPH052203U (ja) 1991-03-27 1991-03-27 数値制御装置

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JPH052203U true JPH052203U (ja) 1993-01-14

Family

ID=11983608

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JP1887191U Pending JPH052203U (ja) 1991-03-27 1991-03-27 数値制御装置

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JP (1) JPH052203U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997034207A1 (fr) * 1996-03-13 1997-09-18 Fanuc Ltd Procede d'affichage/entree de donnees pour appareil a commande numerique par calculateur utilise comme terminal en ligne
JP2001246534A (ja) * 2000-03-01 2001-09-11 Mori Seiki Co Ltd 工具寿命管理方法及び工具寿命管理装置

Cited By (2)

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