JPH0521955Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0521955Y2 JPH0521955Y2 JP15403386U JP15403386U JPH0521955Y2 JP H0521955 Y2 JPH0521955 Y2 JP H0521955Y2 JP 15403386 U JP15403386 U JP 15403386U JP 15403386 U JP15403386 U JP 15403386U JP H0521955 Y2 JPH0521955 Y2 JP H0521955Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- stator
- partition wall
- plate
- connecting piece
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 44
- 229910000576 Laminated steel Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 9
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 4
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Landscapes
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、電動機の固定子の構造に関する。
(従来の技術)
従来、この種の電動機の固定子1においては、
第5図に示すように、そのステータコア2の内周
側にダブテール状に形成された主磁極3に巻回し
状に取付けられるステータコイル4は例えば巻型
により巻かれた型巻コイルのものが使用され、こ
のコイル4の主磁極3のダブテールの溝部に嵌込
まれるコイル辺4aには絶縁紙5が包着されて主
磁極3に取付けられ、このステータコイル4には
絶縁用のワニスが含浸され、さらに、一層の絶縁
用ワニスが人手により塗布されたり、あるいはワ
ニスに浸漬されて絶縁加工が施されていた。
第5図に示すように、そのステータコア2の内周
側にダブテール状に形成された主磁極3に巻回し
状に取付けられるステータコイル4は例えば巻型
により巻かれた型巻コイルのものが使用され、こ
のコイル4の主磁極3のダブテールの溝部に嵌込
まれるコイル辺4aには絶縁紙5が包着されて主
磁極3に取付けられ、このステータコイル4には
絶縁用のワニスが含浸され、さらに、一層の絶縁
用ワニスが人手により塗布されたり、あるいはワ
ニスに浸漬されて絶縁加工が施されていた。
(解決しようとする問題点)
しかしながら、上記絶縁用のワニスを人手によ
り塗布するものでは塗布の厚さにムラが生じて極
めて薄い部分ができ、また浸漬によるものでは気
泡等が生じて完全な絶縁膜が形成されず、例えば
電動機に導電性ダストまたは吸湿性ダストが堆積
した場合、薄い部分あるいは気泡部分より電流が
漏れてステータコア2とステータコイル4との間
で耐圧不良を生じ、とくに整流子モータにおいて
はカーボンブラシを使用していることからカーボ
ンダストがステータコア2およびコイル4に付着
することから耐圧不良を起し易い問題点があつ
た。
り塗布するものでは塗布の厚さにムラが生じて極
めて薄い部分ができ、また浸漬によるものでは気
泡等が生じて完全な絶縁膜が形成されず、例えば
電動機に導電性ダストまたは吸湿性ダストが堆積
した場合、薄い部分あるいは気泡部分より電流が
漏れてステータコア2とステータコイル4との間
で耐圧不良を生じ、とくに整流子モータにおいて
はカーボンブラシを使用していることからカーボ
ンダストがステータコア2およびコイル4に付着
することから耐圧不良を起し易い問題点があつ
た。
(問題点を解決するための手段)
本考案は上記従来の問題点を解消すべくなされ
たもので、ステータコアの端面側とステータコイ
ルのコイル端との間にフイールドエンドプレート
を介装して耐圧不良を防止することのできる電動
機の固定子構造を提供することを目的とし、その
要旨は積層鋼板等よりなるステータコアの端面と
その主磁極に巻回し状に取付けるステータコイル
のコイル端との間にフイールドエンドプレートを
介装する固定子の構造であつて、前記フイールド
エンドプレートは中央部に前記主磁極と前記ステ
ータコイルのコイル端との間に介装するプレート
部を設け、該プレート部の両側に対称形状に所定
の高さを有する外隔壁部と内隔壁部とを折曲可能
な連結片を介して前記内隔壁部の端部を前記プレ
ート部に係着することで、前記内外隔壁部により
前記ステータコイルのコイル端の両側を隔離し、
かつ連結片により同ステータコイルのコイル辺の
端部側を隔離する構成とした固定子構造に存す
る。
たもので、ステータコアの端面側とステータコイ
ルのコイル端との間にフイールドエンドプレート
を介装して耐圧不良を防止することのできる電動
機の固定子構造を提供することを目的とし、その
要旨は積層鋼板等よりなるステータコアの端面と
その主磁極に巻回し状に取付けるステータコイル
のコイル端との間にフイールドエンドプレートを
介装する固定子の構造であつて、前記フイールド
エンドプレートは中央部に前記主磁極と前記ステ
ータコイルのコイル端との間に介装するプレート
部を設け、該プレート部の両側に対称形状に所定
の高さを有する外隔壁部と内隔壁部とを折曲可能
な連結片を介して前記内隔壁部の端部を前記プレ
ート部に係着することで、前記内外隔壁部により
前記ステータコイルのコイル端の両側を隔離し、
かつ連結片により同ステータコイルのコイル辺の
端部側を隔離する構成とした固定子構造に存す
る。
(実施例)
次に、本考案の一実施例を図面にしたがつて説
明すると、図中6はステータコア2の端面とステ
ータコイル4のコイル端との間に介装されるフイ
ールドエンドプレートであつて、該エンドプレー
ト6は例えば合成樹脂等の絶縁部材からなるもの
で、該エンドプレート6はプレート部7とこのプ
レート部7の両側に対称形状に立上り状に設けら
れる外隔壁部15と、さらに、この外隔壁部15
より延出される連結片17を介して内側へ折曲さ
れて外隔壁部15と対設する内隔壁部18とが連
続形成されている。
明すると、図中6はステータコア2の端面とステ
ータコイル4のコイル端との間に介装されるフイ
ールドエンドプレートであつて、該エンドプレー
ト6は例えば合成樹脂等の絶縁部材からなるもの
で、該エンドプレート6はプレート部7とこのプ
レート部7の両側に対称形状に立上り状に設けら
れる外隔壁部15と、さらに、この外隔壁部15
より延出される連結片17を介して内側へ折曲さ
れて外隔壁部15と対設する内隔壁部18とが連
続形成されている。
この中央部のプレート部7は所定の肉厚を有し
て主磁極3のダブテール形状の内側円弧面3aに
ほぼ倣う湾曲状に形成されるとともに、その内側
面の中央部の所定の範囲には円弧面3aに倣う曲
面8が形成され、その両側は内隔壁部18の肉厚
分だけ段差する段差面9が形成されるとともに、
この段差面9には図示のように曲面8に近接して
内側の挿入口11が幅広で外側の係止口12が幅
狭のテーパー状の係止孔10が貫設されている。
また、このプレート部7の両側には図示略かぎ形
状で、かつ湾曲して延出する同じ肉厚を有する支
持部13が形成されるとともに、プレート部7の
両端にはステータコイル4を嵌込み可能とする凹
部14が凹設されている。また、15は外隔壁部
であつて、支持部13の外側面に沿つて湾曲状に
薄肉状で所定の高さh1を有して立設され、その
一端部側、すなわち、プレート部7側には横T字
状の突部16が形成され、また、他端部側の上縁
は下方に向つて円弧状に形成されて、その端部は
支持部13の端部より延出され、その端部にはプ
レート部7の肉厚高さを有し外隔壁部15の肉厚
とほぼ同じ肉厚で所定の長さを有して弾性的に折
曲変形可能な連結片17が延出形成され、この連
結片17には薄肉状の内隔壁部18が形成されて
いる。この内隔壁部18は連結片17を介して折
曲変位した場合に外隔壁部15と対設されるもの
で、外隔壁部15の高さh1より若干高い高さh
2を有し、この内隔壁部18の連結片17との接
続部位は図示のように所定径の円弧部19が形成
されるとともに、この内隔壁部18は主磁極3の
円弧面3aの一部に倣う湾曲状に形成されるとと
もに、上縁は図示のように円弧状に形成されてい
る。また、この内隔壁部18の端部の内側となる
面の下部には係止孔10に挿入可能なテーパー状
で先端に矢尻状の係止部21を有する係止片20
が内側向きに一体に形成されている。このように
形成されたエンドプレート6は、その左右の内隔
壁部18を連結片17を介して内側へ折曲変位し
てその係止片20を係止孔10に挿入して係止す
ると内隔壁部18は段差面9に嵌込まれて曲面8
と左右の内隔壁部18の面18aとは連続されて
主磁極3の円弧面3aに倣う曲面を形成するとと
もに、内外隔壁部15,18および連結片17と
によりステータコイル4のコイル辺4aの端部側
およびコイル端4bを隔離する隔離部22がそれ
ぞれ形成されている。
て主磁極3のダブテール形状の内側円弧面3aに
ほぼ倣う湾曲状に形成されるとともに、その内側
面の中央部の所定の範囲には円弧面3aに倣う曲
面8が形成され、その両側は内隔壁部18の肉厚
分だけ段差する段差面9が形成されるとともに、
この段差面9には図示のように曲面8に近接して
内側の挿入口11が幅広で外側の係止口12が幅
狭のテーパー状の係止孔10が貫設されている。
また、このプレート部7の両側には図示略かぎ形
状で、かつ湾曲して延出する同じ肉厚を有する支
持部13が形成されるとともに、プレート部7の
両端にはステータコイル4を嵌込み可能とする凹
部14が凹設されている。また、15は外隔壁部
であつて、支持部13の外側面に沿つて湾曲状に
薄肉状で所定の高さh1を有して立設され、その
一端部側、すなわち、プレート部7側には横T字
状の突部16が形成され、また、他端部側の上縁
は下方に向つて円弧状に形成されて、その端部は
支持部13の端部より延出され、その端部にはプ
レート部7の肉厚高さを有し外隔壁部15の肉厚
とほぼ同じ肉厚で所定の長さを有して弾性的に折
曲変形可能な連結片17が延出形成され、この連
結片17には薄肉状の内隔壁部18が形成されて
いる。この内隔壁部18は連結片17を介して折
曲変位した場合に外隔壁部15と対設されるもの
で、外隔壁部15の高さh1より若干高い高さh
2を有し、この内隔壁部18の連結片17との接
続部位は図示のように所定径の円弧部19が形成
されるとともに、この内隔壁部18は主磁極3の
円弧面3aの一部に倣う湾曲状に形成されるとと
もに、上縁は図示のように円弧状に形成されてい
る。また、この内隔壁部18の端部の内側となる
面の下部には係止孔10に挿入可能なテーパー状
で先端に矢尻状の係止部21を有する係止片20
が内側向きに一体に形成されている。このように
形成されたエンドプレート6は、その左右の内隔
壁部18を連結片17を介して内側へ折曲変位し
てその係止片20を係止孔10に挿入して係止す
ると内隔壁部18は段差面9に嵌込まれて曲面8
と左右の内隔壁部18の面18aとは連続されて
主磁極3の円弧面3aに倣う曲面を形成するとと
もに、内外隔壁部15,18および連結片17と
によりステータコイル4のコイル辺4aの端部側
およびコイル端4bを隔離する隔離部22がそれ
ぞれ形成されている。
次に、上記のように構成された本実施例の作用
および効果について説明する。
および効果について説明する。
さて、本実施例は積層鋼板等よりなるステータ
コア2の端面とその主磁極3に巻回し状に取付け
るステータコイル4のコイル端4bとの間にフイ
ールドエンドプレート6を介装する固定子1の構
造であつて、フイールドエンドプレート6は中央
部に主磁極3とステータコイル4のコイル端4b
との間に介装するプレート部7を設け、該プレー
ト部7の両側に対称形状に所定の高さh1,h2
を有する外隔壁部15と内隔壁部18とを折曲可
能な連結片17を介して内隔壁部18の端部に形
成した係止片20をプレート部7の係止孔10に
係着することで、内外隔壁部15,18によりス
テータコイル4のコイル端4bの両側を隔離し、
かつ連結片17により同ステータコイル4のコイ
ル辺4aの端部側を隔離する構成としたものであ
る。したがつて、先ず、フイールドエンドプレー
ト6を組付けるには、ステータコイル4が従来と
同様に巻回し状に取付けられた固定子1の主磁極
3とコイル端4bとの間にエンドプレート6のプ
レート部7を挿入する。そして左右の内隔壁部1
8を連結片17を介して内側へ折曲変位してその
係止片20を係止孔10に挿入して係止すると内
隔壁部18は段差面9に嵌込まれて曲面8と左右
の内隔壁部18の面18aとは連続されて主磁極
3の円弧面3aにほぼ整合されるとともに、ステ
ータコイル4のコイル辺4aの端部は折曲された
連結片17により隔離され、また、コイル片4a
より連続されるコイル片4bは内外隔壁部15,
18により隔離された状態で隔離部22に納めら
れている。なお、23はコイル端のほぼ中央部に
巻着した絶縁紙、24は固定具である。したがつ
て、本例固定子1の構造によればステータコア2
の両端部より突出されるステータコイル4のコイ
ル辺4aの両端部およびこれに連続するコイル端
4bはステータコア2に対しプレート部7、内外
隔壁部15,18および連結片17により隔離さ
れることから、例えば電動機に導電性ダスト、ま
たは吸湿性ダストが堆積した場合でもコイルはプ
レート部7、内外隔壁部15,18および連結片
17により遮断されてステータコア2との間での
耐圧不良を防止することができ、とくに、整流子
モータ等において発生するカーボンダストの堆積
があつてもコイル4は同様にプレート部7、内外
隔壁部15,18および連結片17により遮断さ
れて耐圧不良を防止することができるものであ
る。
コア2の端面とその主磁極3に巻回し状に取付け
るステータコイル4のコイル端4bとの間にフイ
ールドエンドプレート6を介装する固定子1の構
造であつて、フイールドエンドプレート6は中央
部に主磁極3とステータコイル4のコイル端4b
との間に介装するプレート部7を設け、該プレー
ト部7の両側に対称形状に所定の高さh1,h2
を有する外隔壁部15と内隔壁部18とを折曲可
能な連結片17を介して内隔壁部18の端部に形
成した係止片20をプレート部7の係止孔10に
係着することで、内外隔壁部15,18によりス
テータコイル4のコイル端4bの両側を隔離し、
かつ連結片17により同ステータコイル4のコイ
ル辺4aの端部側を隔離する構成としたものであ
る。したがつて、先ず、フイールドエンドプレー
ト6を組付けるには、ステータコイル4が従来と
同様に巻回し状に取付けられた固定子1の主磁極
3とコイル端4bとの間にエンドプレート6のプ
レート部7を挿入する。そして左右の内隔壁部1
8を連結片17を介して内側へ折曲変位してその
係止片20を係止孔10に挿入して係止すると内
隔壁部18は段差面9に嵌込まれて曲面8と左右
の内隔壁部18の面18aとは連続されて主磁極
3の円弧面3aにほぼ整合されるとともに、ステ
ータコイル4のコイル辺4aの端部は折曲された
連結片17により隔離され、また、コイル片4a
より連続されるコイル片4bは内外隔壁部15,
18により隔離された状態で隔離部22に納めら
れている。なお、23はコイル端のほぼ中央部に
巻着した絶縁紙、24は固定具である。したがつ
て、本例固定子1の構造によればステータコア2
の両端部より突出されるステータコイル4のコイ
ル辺4aの両端部およびこれに連続するコイル端
4bはステータコア2に対しプレート部7、内外
隔壁部15,18および連結片17により隔離さ
れることから、例えば電動機に導電性ダスト、ま
たは吸湿性ダストが堆積した場合でもコイルはプ
レート部7、内外隔壁部15,18および連結片
17により遮断されてステータコア2との間での
耐圧不良を防止することができ、とくに、整流子
モータ等において発生するカーボンダストの堆積
があつてもコイル4は同様にプレート部7、内外
隔壁部15,18および連結片17により遮断さ
れて耐圧不良を防止することができるものであ
る。
なお、上記フイールドエンドプレートの形状は
上記のものに限定するものではなく、電動機の大
きさ、極数等により適宜選択されるものである。
上記のものに限定するものではなく、電動機の大
きさ、極数等により適宜選択されるものである。
(考案の効果)
さて、本考案は積層鋼板等よりなるステータコ
アの端面とその主磁極に巻回し状に取付けるステ
ータコイルのコイル端との間にフイールドエンド
プレートを介装する固定子の構造であつて、前記
フイールドエンドプレートは中央部に前記主磁極
と前記ステータコイルのコイル端との間に介装す
るプレート部を設け、該プレート部の両側に対称
形状に所定の高さを有する外隔壁部と内隔壁部と
を折曲可能な連結片を介して前記内隔壁部の端部
を前記プレート部に係着することで、前記内外隔
壁部により前記ステータコイルのコイル端の両側
を隔離し、かつ連結片により同ステータコイルの
コイル辺の端部側を隔離する構成としたことによ
り、例えば電動機に導電性ダスト、または吸湿性
ダストが堆積した場合でもコイルはプレート部、
内外隔壁部および連結片により遮断されてステー
タコアとの間で耐圧不良を防止することができ、
とくに、整流子モータ等において発生するカーボ
ンダストの堆積があつてもコイルは同様にプレー
ト部、内外隔壁部および連結片により遮断されて
耐圧不良を防止することができるので電動機の固
定子構造として極めて実用性に優れた考案であ
る。
アの端面とその主磁極に巻回し状に取付けるステ
ータコイルのコイル端との間にフイールドエンド
プレートを介装する固定子の構造であつて、前記
フイールドエンドプレートは中央部に前記主磁極
と前記ステータコイルのコイル端との間に介装す
るプレート部を設け、該プレート部の両側に対称
形状に所定の高さを有する外隔壁部と内隔壁部と
を折曲可能な連結片を介して前記内隔壁部の端部
を前記プレート部に係着することで、前記内外隔
壁部により前記ステータコイルのコイル端の両側
を隔離し、かつ連結片により同ステータコイルの
コイル辺の端部側を隔離する構成としたことによ
り、例えば電動機に導電性ダスト、または吸湿性
ダストが堆積した場合でもコイルはプレート部、
内外隔壁部および連結片により遮断されてステー
タコアとの間で耐圧不良を防止することができ、
とくに、整流子モータ等において発生するカーボ
ンダストの堆積があつてもコイルは同様にプレー
ト部、内外隔壁部および連結片により遮断されて
耐圧不良を防止することができるので電動機の固
定子構造として極めて実用性に優れた考案であ
る。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は固定
子の斜視図、第2図はフイールドエンドプレート
の平面図、第3図は同じく側面図、第4図はフイ
ールドエンドプレートの係止片を係止孔に係合し
た状態を示す平面図、第5図は従来の固定子の斜
視図である。 1……固定子、2……ステータコア、3……主
磁極、4……ステータコイル、4a……コイル
辺、4b……コイル端、6……フイールドエンド
プレート、7……プレート部、15……外隔壁
部、17……連結片、18……内隔壁部。
子の斜視図、第2図はフイールドエンドプレート
の平面図、第3図は同じく側面図、第4図はフイ
ールドエンドプレートの係止片を係止孔に係合し
た状態を示す平面図、第5図は従来の固定子の斜
視図である。 1……固定子、2……ステータコア、3……主
磁極、4……ステータコイル、4a……コイル
辺、4b……コイル端、6……フイールドエンド
プレート、7……プレート部、15……外隔壁
部、17……連結片、18……内隔壁部。
Claims (1)
- 積層鋼板等よりなるステータコアの端面とその
主磁極に巻回し状に取付けるステータコイルのコ
イル端との間にフイールドエンドプレートを介装
する固定子の構造であつて、前記フイールドエン
ドプレートは中央部に前記主磁極と前記ステータ
コイルのコイル端との間に介装するプレート部を
設け、該プレート部の両側に対称形状に所定の高
さを有する外隔壁部と内隔壁部とを折曲可能な連
結片を介して前記内隔壁部の端部を前記プレート
部に係着することで、前記内外隔壁部により前記
ステータコイルのコイル端の両側を隔離し、かつ
連結片により同ステータコイルのコイル辺の端部
側を隔離する構成としたことを特徴とする固定子
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15403386U JPH0521955Y2 (ja) | 1986-10-07 | 1986-10-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15403386U JPH0521955Y2 (ja) | 1986-10-07 | 1986-10-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6358858U JPS6358858U (ja) | 1988-04-19 |
JPH0521955Y2 true JPH0521955Y2 (ja) | 1993-06-04 |
Family
ID=31073461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15403386U Expired - Lifetime JPH0521955Y2 (ja) | 1986-10-07 | 1986-10-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0521955Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4533016B2 (ja) * | 2004-06-16 | 2010-08-25 | 日立工機株式会社 | 電動工具及び電動工具用固定子 |
-
1986
- 1986-10-07 JP JP15403386U patent/JPH0521955Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6358858U (ja) | 1988-04-19 |
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