JP4533016B2 - 電動工具及び電動工具用固定子 - Google Patents

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Description

本発明は、整流子モータの固定子コアに巻回された固定子コイルの複数に分割されたコイルエンド部を効率良く保持できるようにした電動工具に関するものである。
従来の電動工具を図10〜図12に基づいて説明する。
図10は従来の電動工具の縦断面図、図11は同電動工具の固定子の一部を破断した正面図、図12は図11のC−C線断面図である。
図10に示す電動工具101は携帯用電気丸鋸であって、そのハウジング102には駆動源である整流子モータ103が内蔵され、該整流子モータ103の回転子104には冷却ファン106が結着されている。そして、回転子104の回転軸104aの先端部にはピニオンギヤ107が一体に刻設されている。
他方、ソーカバー111内には、駆動軸112によって回転自在に支持された鋸刃113が収納されており、駆動軸112にはギヤ116が結着され、該ギヤ116には前記ピニオンギヤ107が噛合している。
而して、当該電動工具101の使用に際して整流子モータ103が駆動されると、その回転子104の回転はピニオンギヤ107及びギヤ116を介して減速されて駆動軸112に伝達され、該駆動軸112とこれに結着された鋸刃113が回転駆動されて所要の切断作業がなされる。
ここで、前記整流子モータ103は、固定子125と、該固定子125の内部に回転自在に配された前記回転子104を含んで構成されるが、固定子125は、図11に示すように、固定子コア126と、該固定子コア126の各スロット126c内に巻回された上下一対の固定子コイル127とで構成されている。そして、各固定子コイル127は、図12に示すように、固定子コア126の軸方向両端部から軸方向外方に突出するコイルエンド部127Aを有し、これらの固定子コイル127には計4本のリード線128を介して不図示の電源が電気的に接続されている。
ところで、斯かる電動工具101においては、振動による固定子コイル127の断線を防ぐ目的のために、各固定子コイル127のコイルエンド部127Aをバンド130によって保持する構成が採用されている。
他方、整流子モータ103の運転中においては、固定子コイル127は通電によって発熱して温度上昇するため、回転子104と共に回転する冷却ファン106によって冷却風をハウジング102内に導入し、この冷却風によって固定子コイル127のコイルエンド部127Aを冷却するようにしている。この場合、固定子コイル127Aの冷却効果を高めるため、そのコイルエンド部127Aの断面形状を表面積の大きな長方形とし、大きな冷却表面積を確保するようにしていた。
ところが、上述のように固定子コイル127のコイルエンド部127Aの断面形状を長方形にして冷却表面積の拡大を図ろうとすると、コイルエンド部127Aの軸方向又は径方向寸法が大きくなり、結果的に整流子モータ103の大型化を招くという問題が発生する。
そこで、本出願人は、図13に示すように、各コイルエンド部127Aの少なくとも一方を径方向に沿って少なくとも2つのコイル束127a,127bに分割し、分割された複数のコイル束127a,127b間に冷却風が通過するためのスペースSを設ける構成を先に提案した(特許文献1参照)。この構成によれば、コイルエンド部127Aの形状を殆ど変化させることなく該コイルエンド部127Aの放熱表面積を拡大することができ、これによって固定子コイル127の放熱性能を高めることができる。尚、図13は図11と同様の図である。
特開2001−292544号公報
ところが、上記提案に係る構成を有する固定子コイル127においては、コイルエンド部127Aの複数に分割されたコイル束127a,127bを保持してその断線を防ぐための保持構造が確立されていないのが実情である。
コイルエンド部127Aの複数に分割されたコイル束127a,127bの保持が十分になされていない場合には、振動等によって固定子コア126と固定子コイル127が互いに振動し、この振動によって固定子コイル127が摩耗して断線に至る。又、冷却性向上のために固定子コイル127の複数に分割されたコイル束127a,127b間に形成された通風用のスペースSの形状を保持するためには、コイル整形後からコイルが固定されるまでの間にスペースSを保持するための管理が必要であり、その作業が大変である。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、コイルエンド部の複数に分割されたコイル束を確実に保持してその断線を防ぐとともに、コイル束間に形成された通風用のスペースの形状を保持して高い冷却性能を維持することができる電動工具及び電動工具用固定子を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、固定子コアと、該固定子コアのスロット内に巻回された固定子コイルとを有する固定子を備える整流子モータを駆動源とし、前記固定子コイルの前記固定子コアの軸方向両端部から軸方向外方に突出するコイルエンド部の少なくとも一方を径方向に沿って少なくとも2つのコイル束に分割し、分割した複数のコイル束間に通風用のスペースを形成して成る電動工具において、長さ方向両端部に長さ方向のスリットを部分的に形成して該両端部に複数の分割片を形成した1本のバンドを設け、前記固定子コイルのコイルエンド部の複数に分割された各コイル束を各分割片を折り曲げて保持したことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、固定子コイルのコイルエンド部の複数に分割された各コイル束をバンドによって保持するようにしたため、各コイル束の振動が抑制されてその断線が防がれるとともに、複数のコイル束間に形成された通風用のスペースの形状が保持され、固定子コイルに高い冷却性能が維持される。更に、1本のバンドによって複数のコイル束を同時に保持することができるため、部品点数の削減と作業性の向上を図ることができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
<実施の形態1>
図1は本発明の実施の形態1に係る電動工具の縦断面図、図2は同電動工具の固定子の一部を破断した正面図、図3は図2のA−A線断面図、図4はバンドの平面図、図5はバンドの保持構造(折り曲げ構造)を示す部分斜視図である。
本実施の形態に係る電動工具1は携帯用電気丸鋸であって、そのハウジング2内には駆動源である整流子モータ3が内蔵され、該整流子モータ3の回転子4は、前後一対の軸受5によって回転可能に支承されている。そして、回転子4の回転軸4aの前側の軸受5の内側には遠心式の冷却ファン6が結着されており、該回転軸4aの軸受5から前方へ突出する先端部にはピニオンギヤ7が一体に刻設されている。又、ハウジング2内の前記冷却ファン6の近傍には、冷却風の排出方向をガイドするためのファンガイド8が配設されている。
尚、ハウジング2にはハンドル9が一体に形成され或は別部材として連結されており、このハンドル9には、整流子モータ3の駆動を制御するための不図示のスイッチが設けられている。又、ハウジング2の端壁には、ハウジング2の内部と外部を連通させる複数の空気吸入口10(図1には1つのみ図示)が形成されている。
他方、前記ハウジング2の前部に結着されたソーカバー11内には、前記回転子4の回転軸4aと平行に配された駆動軸12によって回転自在に支持された鋸刃13が収納されており、駆動軸12は前後の軸受14,15によって回転自在に支承されている。そして、駆動軸12にはギヤ16が結着され、該ギヤ16は前記ピニオンギヤ7に噛合して減速ギヤ機構を構成している。又、駆動軸12の前記軸受14から前方へ突出する先端部には、前記鋸刃13が一対の固定部材17,18に挟持される形で取り付けられており、該鋸刃13は、ボルト19を緩めて固定部材17を駆動軸12から取り外すことによって容易に着脱することができる。
更に、前記ハウジング2には、ソーカバー11を介してベース20が連結されており、該ベース20には、被切断材上を摺動可能な底面20aが設けられるとともに、鋸刃13の一部を底面20aより下方に突出させる不図示の開口部が形成されている。
ところで、前記ソーカバー11は、前記鋸刃13の外周の上半部を覆う形状を有しており、その内部には冷却風を排出するための冷却風排出口21が形成され、前面には冷却風を大気中に排出するための開口部22が形成されている。
又、上記ソーカバー11の下半部には、ソーカバー11内において駆動軸12を中心として回動可能に保持された安全カバー23が設けられており、この安全カバー23は、当該電動工具1の不使用時には鋸刃13の外周の下半部を覆うものであって、これには手動操作用のレバー24が取り付けられている。
而して、当該電動工具1の使用に際して整流子モータ3が駆動されると、その回転子4の回転は減速ギヤ機構を構成するピニオンギヤ7とギヤ16を介して減速されて駆動軸12に伝達され、該駆動軸12とこれに結着された鋸刃13が回転駆動されて所要の切断作業がなされる。
ここで、前記整流子モータ3の構成について説明する。
駆動源である整流子モータ3は、固定子25と、該固定子25の内部に回転自在に配された前記回転子4を含んで構成されているが、固定子25は、図2に示すように、複数枚のリングプレートを積層して成る円筒状の固定子コア26と、該固定子コア26の上下一対のコイル巻線部26aの左右の各スロット26b内に巻回された上下一対の固定子コイル27とで構成されている。そして、各固定子コイル27は、図3に示すように、固定子コア26の軸方向両端部から軸方向外方に突出する正面視円弧状のコイルエンド部27Aを有し、これらの固定子コイル27には計4本のリード線28を介して不図示の電源が電気的に接続されている。
而して、本実施の形態では、固定子コイル27の各コイルエンド部27Aを周方向略中央部において径方向に沿って2つのコイル束27a,27bに分割し、分割された2つのコイル束27a,27bの径方向間に2〜3mm程度のスペースSをそれぞれ形成している。このスペースSは、冷却風が通過するためのものであって、後述のようにこのスペースSを冷却風が通過することによって固定子コイル27の冷却性能が高められる。
尚、固定子コイル27の各コイルエンド部27Aにおいて2分割されたコイル束27a,27bは、軸方向と径方向にそれぞれ略一定方向に積み重ねるようにマグネットワイヤーを巻回することにより形成され、マグネットワイヤーは、軸方向の段数が径方向のそれよりも多くなるように巻回される。
ところで、固定子コイル27の各コイルエンド部27Aにおいて複数に分割されたコイル束27a,27bの保持が十分になされていない場合には、前述のように振動等によって固定子コア26と固定子コイル27が互いに振動し、この振動によって固定子コイル27が摩耗して断線に至る。又、冷却性向上のために各2つのコイル束27a,27b間に形成された通風用のスペースSの形状が保持されず、高い冷却性能を維持することが不可能となる。
そこで、本実施の形態では、固定子コイル27のコイルエンド部27Aにおいて複数に分割された各コイル束27a,27bをバンド29によって保持する構成を採用した。
具体的には、図4に示すように、金属材から成る1本の帯状のバンド29の長さ方向両端部に長さ方向のスリットを部分的に形成して該両端部に各2つの分割片29a,29bをそれぞれ形成し、図3及び図5に示すように、各分割片29a,29bを互いに逆方向に折り曲げ、これらの分割片29a,29bによって各コイル束27a,27bをそれぞれ保持するようにした。即ち、一方の分割片29aを上方に折り曲げて該分割片29aで一方のコイル束27aを保持し、他方の分割片27bを下方に折り曲げて該分割片29bで他方のコイル束27aを保持するようにした。
而して、本実施の形態では、一対の固定子コイル27の各コイルエンド部27Aにおいて2分割されたコイル束27a,27bを保持するためのバンド29が計2本必要であるが、各バンド29は、その長さ方向略中央部がスポット溶接によって固定子コア26に固定されている。
尚、バンド29は必ずしも金属材によって構成する必要はなく、所要の剛性が確保されるものであれば、樹脂等の他の材質を選定しても良い。本実施の形態のように、バンド29を導電性の金属材で構成する場合には、該バンド29の分割片29a,29bとコイル束27a,27bとの間に絶縁テープ等の電気絶縁材を介在させる必要がある。
以上のように構成された整流子モータ3の運転中においては、固定子コイル27は通電によって発熱して温度上昇するため、回転子4と共に回転する冷却ファン6によって冷却風を前記空気吸入口10からハウジング2内に導入し、この冷却風によって固定子コア26、固定子コイル27及び回転子4の周囲を冷却する。そして、冷却に供されて温度の上昇した冷却風は、ファンガイド8によって排出方向がガイドされ、ソーケース11内の前記冷却風排出口21を通って鋸刃13の周囲を迂回し、最後にソーケース11の前面に形成された前記開口部22から大気中に排出される。
ところで、一対の固定子コイル27の各コイルエンド部27Aにおいて2分割されたコイル束27a,27b間には通風用のスペースSがそれぞれ形成されているため、これらのスペースSを通過する冷却風によって各コイルエンド部27Aが効率良く冷却され、固定子コイル27の温度上昇が抑制される。
以上のように、本実施の形態では、固定子コイル27のコイルエンド部27Aにおいて複数に分割された各コイル束27a,27bをバンド29によって保持するようにしたため、各コイル束27a,27bの振動が抑制されてその断線を防止できるとともに、2つのコイル束27a,27b間に形成された通風用のスペースSの形状が保持され、固定子コイル27に高い冷却性能が確保される。
又、本実施の形態では、1本のバンド29によって複数のコイル束27a,27bを同時に保持する構成を採用したため、部品点数を削減することができるとともに、保持構造の簡略化と保持作業の容易化によって作業性向上を図ることができる。
更に、本実施の形態では、金属製のバンド29をスポット溶接にて固定子コア26に固定するようにしたため、該バンド29が固定子コア26に強固に固定されてその耐振性が高められるという効果も得られる。
尚、固定子コイル27の各コイルエンド部27Aを必ずしも2分割する必要はなく、例えば3分割して3つのコイル束を形成する場合には、図6に示すように、1本のバンド29の長さ方向両端部に長さ方向の2つのスリットを部分的に形成して該両端部に各3つの分割片29a,29b,29cをそれぞれ形成し、各分割片29a,29b,29cを折り曲げてこれらの分割片29a,29b,29cによって各コイル束をそれぞれ保持するようにすれば良い。
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2を図7〜図9に基づいて説明する。
尚、図7は本発明の実施の形態2に係る電動工具の縦断面図、図8は同電動工具の固定子の一部を破断した正面図、図9は図8のB−B線断面図であり、これらの図においては図1〜図3に示したものと同一要素には同一符号を付しており、以下、それらについての再度の説明を省略する。
本実施の形態が前記実施の形態1と異なる点は、各固定子コイル27のコイルエンド部27Aにおいて2分割されたコイル束27a,27bと同数である2本の別々の金属製バンド30によって各コイル束27a,27bを保持するとともに、2本のバンド30を厚さ方向に重ねてその長さ方向略中央部をスポット溶接によって固定子コア26に固定した点であり、他の構成は前記実施の形態1のそれと同じである。
ここで、前記実施の形態1と同様に、バンド30は必ずしも金属材によって構成する必要はなく、所要の剛性が確保されるものであれば、樹脂等の他の材質を選定しても良い。又、本実施の形態のように、バンド30を導電性の金属材で構成する場合には、該バンド30とコイル束27a,27bとの間に絶縁テープ等の電気絶縁材を介在させる必要がある。
而して、本実施の形態においても、固定子コイル27のコイルエンド部27Aにおいて複数に分割された各コイル束27a,27bを各バンド30によってそれぞれ保持するようにしたため、各コイル束27a,27bの振動が抑制されてその断線が防がれるとともに、2つのコイル束27a,27b間に形成された通風用のスペースSの形状が保持され、固定子コイル27に高い冷却性能が確保されるという前記実施の形態1と同様の効果が得られる。
そして、本実施の形態のように各コイル束27a,27bを別体の各バンド30によってそれぞれ保持する構成を採用すれば、各バンド30にスリットを形成する等の加工が不要となり、帯状のバンド30をそのまま使用することができるというメリットが得られる。
尚、本実施の形態においても、固定子コイル27の各コイルエンド部27Aを必ずしも2分割する必要はなく、例えば3分割して3つのコイル束を形成する場合には、コイル束と同数の3本のバンド30を厚さ方向に重ねて固定子コア26に固定し、これらのバンド30によって各コイル束をそれぞれ保持するようにすれば良い。
本発明は、携帯用電気丸鋸のみならず、整流子モータを駆動源とする電動ドリル、打撃ハンマ等の他の任意の電動工具に対して適用可能である。
本発明の実施の形態1に係る電動工具の縦断面図である。 本発明の実施の形態1に係る電動工具の固定子の一部を破断した正面図である。 図2のA−A線断面図である。 本発明の実施の形態1に係る電動工具に使用されるバンドの平面図である。 本発明の実施の形態1に係る電動工具に使用されるバンドの保持構造(折り曲げ構造)を示す部分斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る電動工具に使用されるバンドの他の形態を示す平面図である。 本発明の実施の形態2に係る電動工具の縦断面図である。 本発明の実施の形態2に係る電動工具の固定子の一部を破断した正面図である。 図8のB−B線断面図である。 従来の電動工具の縦断面図である。 従来の電動工具の固定子の一部を破断した正面図である。 図11のC−C線断面図である。 他の従来例に係る電動工具の固定子の一部を破断した正面図である。
符号の説明
1 電動工具
2 ハウジング
3 整流子モータ
4 回転子
6 冷却ファン
8 ファンガイド
25 固定子
26 固定子コア
27 固定子コイル
27A コイルエンド部
27a,27b コイル束
28 リード線
29 バンド
29a,29b 分割片
30 バンド
S スペース

Claims (4)

  1. 固定子コアと、該固定子コアのスロット内に巻回された固定子コイルとを有する固定子を備える整流子モータを駆動源とし、前記固定子コイルの前記固定子コアの軸方向両端部から軸方向外方に突出するコイルエンド部の少なくとも一方を径方向に沿って少なくとも2つのコイル束に分割し、分割した複数のコイル束間に通風用のスペースを形成して成る電動工具において、
    長さ方向両端部に長さ方向のスリットを部分的に形成して該両端部に複数の分割片を形成した1本のバンドを設け、
    前記固定子コイルのコイルエンド部の複数に分割された各コイル束を各分割片を折り曲げて保持したことを特徴とする電動工具。
  2. 前記バンドを金属材で構成するとともに、該バンドをスポット溶接にて前記固定子コアに固定したことを特徴とする請求項1記載の電動工具。
  3. 固定子コアと、該固定子コアのスロット内に巻回された固定子コイルとを有し、前記固定子コイルの前記固定子コアの軸方向両端部から軸方向外方に突出するコイルエンド部の少なくとも一方を径方向に沿って少なくとも2つのコイル束に分割し、分割した複数のコイル束間に通風用のスペースを形成して成る電動工具用固定子において、
    1本のバンドの長さ方向両端部に長さ方向のスリットを部分的に形成して該両端部に複数の分割片を形成し、各分割片を折り曲げて前記各コイル束を保持したことを特徴とする電動工具用固定子。
  4. 固定子コアと、該固定子コアのスロットに保持される固定子コイルと、を有する固定子と、前記固定子に対して回転自在に配される回転子と、を有するモータを駆動源とし、前記固定子コイルの前記固定子コアの軸方向両端部から軸方向外方に突出するコイルエンド部の少なくとも一方を径方向に沿って少なくとも2つのコイル束に分割し、分割した複数のコイル束間に通風用のスペースを形成して成る電動工具において、
    長さ方向両端部に長さ方向のスリットを部分的に形成して該両端部に複数の分割片を形成した1本のバンドを設け、
    前記固定子コイルのコイルエンド部の複数に分割された各コイル束を各分割片を折り曲げて保持したことを特徴とする電動工具。
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