JPH05219491A - 符号化装置 - Google Patents
符号化装置Info
- Publication number
- JPH05219491A JPH05219491A JP4054297A JP5429792A JPH05219491A JP H05219491 A JPH05219491 A JP H05219491A JP 4054297 A JP4054297 A JP 4054297A JP 5429792 A JP5429792 A JP 5429792A JP H05219491 A JPH05219491 A JP H05219491A
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- JP
- Japan
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- buffer memory
- encoding
- buffer
- circuit
- input
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- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
- Communication Control (AREA)
- Image Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 可変長符号化回路入力側及び出力側双方のバ
ッファメモリに於けるオーバーフロー、アンダーフロー
の発生を防止する。符号化に破綻を来すことを防止す
る。 【構成】 バッファメモリ104、106双方のメモリ
占有量を監視し、2つのメモリ占有量に基づき符号化パ
ラメータの制御に用いることにより、符号化回路103
から出力される符号化データ量を制御する。
ッファメモリに於けるオーバーフロー、アンダーフロー
の発生を防止する。符号化に破綻を来すことを防止す
る。 【構成】 バッファメモリ104、106双方のメモリ
占有量を監視し、2つのメモリ占有量に基づき符号化パ
ラメータの制御に用いることにより、符号化回路103
から出力される符号化データ量を制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、符号化装置、特に可
変長符号化回路の入出力側にバッファメモリを備えてい
る符号化装置に関する。
変長符号化回路の入出力側にバッファメモリを備えてい
る符号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高能率符号化回路は、予測符号化或いは
直交変換符号化等を経た後、可変長符号化を行い、速度
平滑化用のバッファメモリを経て伝送される。この場
合、該バッファメモリがオーバーフロー、アンダーフロ
ーしないように、上述のバッファメモリに於ける可変長
符号の占有量に応じ符号化パラメータが制御される。
直交変換符号化等を経た後、可変長符号化を行い、速度
平滑化用のバッファメモリを経て伝送される。この場
合、該バッファメモリがオーバーフロー、アンダーフロ
ーしないように、上述のバッファメモリに於ける可変長
符号の占有量に応じ符号化パラメータが制御される。
【0003】ところで、最近、回路規模を縮小するた
め、或いは回路構成を柔軟にするため等の理由によっ
て、可変長符号化回路の入力側にも小規模なバッファメ
モリを設けることが提案されている。
め、或いは回路構成を柔軟にするため等の理由によっ
て、可変長符号化回路の入力側にも小規模なバッファメ
モリを設けることが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の小規模なバッフ
ァメモリに対してもオーバーフローを来さないような制
御が望まれるが、実際には特別な処理はなされていなか
った。即ち、従来は、可変長符号化回路の処理速度を上
回るデータが、映像信号の有効期間に発生してもブラン
キング期間のデータ休止によって、オーバーフローを引
き起こさないよう調整のなされることが期待されている
ものであった。
ァメモリに対してもオーバーフローを来さないような制
御が望まれるが、実際には特別な処理はなされていなか
った。即ち、従来は、可変長符号化回路の処理速度を上
回るデータが、映像信号の有効期間に発生してもブラン
キング期間のデータ休止によって、オーバーフローを引
き起こさないよう調整のなされることが期待されている
ものであった。
【0005】しかしながら、特殊な画像の映像信号が入
力された場合、また、バッファメモリの容量によって
は、オーバーフローが発生するという問題点があった。
そして、オーバーフローが発生すると符号化に破綻を来
すという問題点があった。
力された場合、また、バッファメモリの容量によって
は、オーバーフローが発生するという問題点があった。
そして、オーバーフローが発生すると符号化に破綻を来
すという問題点があった。
【0006】従って、この発明の目的は、可変長符号化
回路の入出力側双方のバッファメモリ、とりわけ入力側
のバッファメモリに於けるオーバーフローの発生を防止
し得る符号化装置を提供することにある。
回路の入出力側双方のバッファメモリ、とりわけ入力側
のバッファメモリに於けるオーバーフローの発生を防止
し得る符号化装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる符号化
装置は、符号化入力を一時蓄える入力段バッファメモリ
と、該バッファメモリ出力を可変長符号化する可変長符
号化回路と、可変長符号出力の伝送を平滑化する為の速
度平滑化用の出力段バッファメモリと、入力段及び出力
段バッファメモリの夫々の占有量を監視し、該二つの占
有量をパラメータとして符号化制御を行なう符号化制御
手段とを備えた構成としている。
装置は、符号化入力を一時蓄える入力段バッファメモリ
と、該バッファメモリ出力を可変長符号化する可変長符
号化回路と、可変長符号出力の伝送を平滑化する為の速
度平滑化用の出力段バッファメモリと、入力段及び出力
段バッファメモリの夫々の占有量を監視し、該二つの占
有量をパラメータとして符号化制御を行なう符号化制御
手段とを備えた構成としている。
【0008】
【作用】符号化入力が、入力段バッファメモリに一時、
保持される。そして、該入力段バッファメモリに蓄積さ
れている符号化入力が、次段の可変長符号化回路にて可
変長符号に変換される。該可変長符号は速度平滑化用の
出力段バッファメモリを介して伝送される。
保持される。そして、該入力段バッファメモリに蓄積さ
れている符号化入力が、次段の可変長符号化回路にて可
変長符号に変換される。該可変長符号は速度平滑化用の
出力段バッファメモリを介して伝送される。
【0009】この間、入力段及び出力段バッファメモリ
の夫々の占有量が監視され、該占有量に基づいて形成さ
れたパラメータにより符号化制御がなされる。
の夫々の占有量が監視され、該占有量に基づいて形成さ
れたパラメータにより符号化制御がなされる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図1乃至
図4を参照して説明する。図1の構成に於いて、符号化
入力101は、前処理回路102に入力される。符号化
入力101は、この前処理回路102に於いて、符号化
に先立ち各種の信号処理を受ける。この前処理回路10
2としては、制御入力113によって通過帯域が制御さ
れる可変フイルタ回路を有するものも考えられる。前処
理回路102の出力は、符号化回路103に入力され
る。
図4を参照して説明する。図1の構成に於いて、符号化
入力101は、前処理回路102に入力される。符号化
入力101は、この前処理回路102に於いて、符号化
に先立ち各種の信号処理を受ける。この前処理回路10
2としては、制御入力113によって通過帯域が制御さ
れる可変フイルタ回路を有するものも考えられる。前処
理回路102の出力は、符号化回路103に入力され
る。
【0011】符号化回路103では、例えば、予測符号
化、直交変換符号化、ベクトル量子化等の高能率符号化
処理を受ける。該符号化回路103では、制御入力11
3により、例えば、量子化パラメータ等が制御され、発
生情報量の制御を行うことができる。符号化回路103
にて高能率符号化処理されてなる出力〔以下、符号化デ
ータと称する〕は、バッファメモリ104に入力され
る。
化、直交変換符号化、ベクトル量子化等の高能率符号化
処理を受ける。該符号化回路103では、制御入力11
3により、例えば、量子化パラメータ等が制御され、発
生情報量の制御を行うことができる。符号化回路103
にて高能率符号化処理されてなる出力〔以下、符号化デ
ータと称する〕は、バッファメモリ104に入力され
る。
【0012】バッファメモリ104は、バッファ制御回
路107から供給される書込み信号WEN、読出し信号
RENによって動作が制御される。即ち、書込み信号W
ENによって、符号化データが指定されたアドレスに書
込まれる。また、読出し信号RENによって、書込まれ
ている符号化データが読出される。
路107から供給される書込み信号WEN、読出し信号
RENによって動作が制御される。即ち、書込み信号W
ENによって、符号化データが指定されたアドレスに書
込まれる。また、読出し信号RENによって、書込まれ
ている符号化データが読出される。
【0013】このバッファメモリ104は、可変長符号
化回路105の回路規模を縮小したり、或いは回路構成
に柔軟性を持たせる等の理由によって設けられているも
のであり、メモリ容量は、比較的、小規模とされてい
る。該バッファメモリ104から読出された符号化デー
タは、可変長符号化回路105に入力される。
化回路105の回路規模を縮小したり、或いは回路構成
に柔軟性を持たせる等の理由によって設けられているも
のであり、メモリ容量は、比較的、小規模とされてい
る。該バッファメモリ104から読出された符号化デー
タは、可変長符号化回路105に入力される。
【0014】可変長符号化回路105では、上述の符号
化データに対して、可変長符号化処理が施される。可変
長符号化されたデータ〔以下、可変長符号化データと称
する〕は、バッファメモリ106に入力される。
化データに対して、可変長符号化処理が施される。可変
長符号化されたデータ〔以下、可変長符号化データと称
する〕は、バッファメモリ106に入力される。
【0015】バッファメモリ106は、バッファ制御回
路108から供給される書込み信号WEN、読出し信号
RENによって動作が制御される。即ち、書込み信号W
ENによって、可変長符号化データが指定されたアドレ
スに書込まれる。また、読出し信号RENによって、書
込まれている可変長符号化データが読出される。読出さ
れた可変長符号化データは、バッファメモリ106に供
給される。
路108から供給される書込み信号WEN、読出し信号
RENによって動作が制御される。即ち、書込み信号W
ENによって、可変長符号化データが指定されたアドレ
スに書込まれる。また、読出し信号RENによって、書
込まれている可変長符号化データが読出される。読出さ
れた可変長符号化データは、バッファメモリ106に供
給される。
【0016】バッファメモリ106では、伝送速度に対
するバッファリングがなされ、伝送路110に出力され
る。
するバッファリングがなされ、伝送路110に出力され
る。
【0017】図1に示される構成に於いて、バッファメ
モリ104、106がオーバーフロー、アンダーフロー
を起こすと、符号化に破綻を来たし、受信側で正しい復
号を行うことができない。そこで、本案では、以下のよ
うにして、バッファメモリ104、106のオーバーフ
ロー、アンダーフローを防止している。
モリ104、106がオーバーフロー、アンダーフロー
を起こすと、符号化に破綻を来たし、受信側で正しい復
号を行うことができない。そこで、本案では、以下のよ
うにして、バッファメモリ104、106のオーバーフ
ロー、アンダーフローを防止している。
【0018】まず、バッファ制御回路107に於いて、
バッファメモリ104のバッファ蓄積量を計算し、その
結果111を符号化制御回路109に入力する。また、
速度平滑化用バッファであるバッファメモリ106の蓄
積量もバッファ制御回路108にて計算し、その結果1
12を符号化制御回路109に入力する。
バッファメモリ104のバッファ蓄積量を計算し、その
結果111を符号化制御回路109に入力する。また、
速度平滑化用バッファであるバッファメモリ106の蓄
積量もバッファ制御回路108にて計算し、その結果1
12を符号化制御回路109に入力する。
【0019】従来、バッファ蓄積量111は、ブランキ
ング期間に於けるデータの休止で、オーバーフローする
ことがないことを期待し、符号化制御回路にフイードバ
ックする処理はなされていなかった。
ング期間に於けるデータの休止で、オーバーフローする
ことがないことを期待し、符号化制御回路にフイードバ
ックする処理はなされていなかった。
【0020】しかしながら、バッファの大きさをできる
だけ小さくして全体のハードウェア規模を小さくしよう
とすると、ある種の画像では、しばしばオーバーフロー
して破綻を来す。そこで、本案では、これを防止するた
めに、速度平滑化用バッファの蓄積量112のみなら
ず、可変長符号化回路105の前段に配されたバッファ
メモリ104の蓄積量111をも符号化制御回路109
に入力し、前処理回路102や符号化回路103に帰還
して発生情報量を制御し、メモリのオーバーフローを防
止していることに特徴を有している。
だけ小さくして全体のハードウェア規模を小さくしよう
とすると、ある種の画像では、しばしばオーバーフロー
して破綻を来す。そこで、本案では、これを防止するた
めに、速度平滑化用バッファの蓄積量112のみなら
ず、可変長符号化回路105の前段に配されたバッファ
メモリ104の蓄積量111をも符号化制御回路109
に入力し、前処理回路102や符号化回路103に帰還
して発生情報量を制御し、メモリのオーバーフローを防
止していることに特徴を有している。
【0021】図2には、ROMによる符号化制御回路1
09の実際例が示されている。バッファメモリ104の
メモリ蓄積情報111と、バッファメモリ106のメモ
リ蓄積情報112をROMのアドレスとして入力し、制
御出力113をアドレス情報x,yの関数f(x,y)
として得ている。
09の実際例が示されている。バッファメモリ104の
メモリ蓄積情報111と、バッファメモリ106のメモ
リ蓄積情報112をROMのアドレスとして入力し、制
御出力113をアドレス情報x,yの関数f(x,y)
として得ている。
【0022】図3及び図4には、図1に示されるバッフ
ァメモリ104、可変長符号化回路105、バッファメ
モリ106、バッファ制御回路107、108の主要部
が示されている。
ァメモリ104、可変長符号化回路105、バッファメ
モリ106、バッファ制御回路107、108の主要部
が示されている。
【0023】図3及び図4には、最大符号長が18ビッ
トの可変長符号を、16ビットのデータ幅で出力する本
案の構成例による可変長符号化回路を示す。
トの可変長符号を、16ビットのデータ幅で出力する本
案の構成例による可変長符号化回路を示す。
【0024】符号化入力(端子1)はバッファメモリ
(BM)2を経て符号化テーブル(ROM)3をアクセ
スする。符号化テーブル3には、可変長符号と、該可変
長符号の符号長が格納されている。この可変長符号は、
次に33ビットのデータ幅を持ったバレルシフタ(SF
T)4に入力される。バレルシフタ4の上位17ビット
はゲート回路5を経てレジスタ(R)6に、上位16ビ
ットは直接にレジスタ(R)7に入力される。
(BM)2を経て符号化テーブル(ROM)3をアクセ
スする。符号化テーブル3には、可変長符号と、該可変
長符号の符号長が格納されている。この可変長符号は、
次に33ビットのデータ幅を持ったバレルシフタ(SF
T)4に入力される。バレルシフタ4の上位17ビット
はゲート回路5を経てレジスタ(R)6に、上位16ビ
ットは直接にレジスタ(R)7に入力される。
【0025】更にこのゲート回路5にはレジスタ6の出
力17ビットと、レジスタ6の最下位ビットをレジスタ
7の出力16ビットの最上位に加えた17ビットのデー
タをマルチプレクサ(MUX)8で切替えて帰還し、符
号化テーブル3で発生する可変長符号を次々につなぎ合
わせて合成している。
力17ビットと、レジスタ6の最下位ビットをレジスタ
7の出力16ビットの最上位に加えた17ビットのデー
タをマルチプレクサ(MUX)8で切替えて帰還し、符
号化テーブル3で発生する可変長符号を次々につなぎ合
わせて合成している。
【0026】レジスタ6及び7に、16ビット以上のデ
ータが格納された時に、レジスタ6の上位16ビットを
速度平滑化用出力バッファメモリ(BM)9に書き込
み、また、マルチプレクサ8はこの上位16ビットを除
いた下位データをゲート回路5に帰還する様にレジスタ
7側を選択し順次符号化して出力(端子10)する。
ータが格納された時に、レジスタ6の上位16ビットを
速度平滑化用出力バッファメモリ(BM)9に書き込
み、また、マルチプレクサ8はこの上位16ビットを除
いた下位データをゲート回路5に帰還する様にレジスタ
7側を選択し順次符号化して出力(端子10)する。
【0027】これら符号化部の制御は、符号化テーブル
3からの符号長出力を累積(加算器11)しているレジ
スタ(R)12の状態によって行っている。レジスタ6
及び7に16ビット以上のデータが蓄積される毎に上位
データ16ビットがバッファメモリ9に出力されるので
レジスタ12が16以上であることを検出してバッファ
メモリ9及びマルチプレクサ8を制御する。図ではこの
検出器としてレジスタ12の上位2ビットもオアゲート
13を用いている。
3からの符号長出力を累積(加算器11)しているレジ
スタ(R)12の状態によって行っている。レジスタ6
及び7に16ビット以上のデータが蓄積される毎に上位
データ16ビットがバッファメモリ9に出力されるので
レジスタ12が16以上であることを検出してバッファ
メモリ9及びマルチプレクサ8を制御する。図ではこの
検出器としてレジスタ12の上位2ビットもオアゲート
13を用いている。
【0028】バレルシフタ4の制御はこのレジスタ12
の下位4ビットを用いて行い、また符号長の累積はこの
レジスタ12の下位4ビットと符号化テーブル3からの
符号長出力の和を再びこのレジスタ12に入力すること
によって行っている。このため、もしレジスタ12の値
が「14」で符号化テーブル3からの符号長出力が「1
8」であったとするとレジスタ12の次の状態は「3
2」となる。
の下位4ビットを用いて行い、また符号長の累積はこの
レジスタ12の下位4ビットと符号化テーブル3からの
符号長出力の和を再びこのレジスタ12に入力すること
によって行っている。このため、もしレジスタ12の値
が「14」で符号化テーブル3からの符号長出力が「1
8」であったとするとレジスタ12の次の状態は「3
2」となる。
【0029】この様にレジスタ12の状態が「32」以
上である時、レジスタ6及び7に蓄積された上位16ビ
ットのデータをバッファメモリ9に出力してもまだレジ
スタ6及び7には16ビット以上のデータが残り、バレ
ルシフタ4からの次の符号化データをゲート回路5にて
合成する時に不都合を生ずるので、本案ではレジスタ1
2のMSBをモニタしてレジスタ12の状態が「32」
以上であるとき、バッファメモリ2からの符号化アクセ
スを中止し、代わりに可変長符号として18ビット全て
“0”のデータを、また符号長として“16”をダミー
データとして符号化テーブル3より出力する。
上である時、レジスタ6及び7に蓄積された上位16ビ
ットのデータをバッファメモリ9に出力してもまだレジ
スタ6及び7には16ビット以上のデータが残り、バレ
ルシフタ4からの次の符号化データをゲート回路5にて
合成する時に不都合を生ずるので、本案ではレジスタ1
2のMSBをモニタしてレジスタ12の状態が「32」
以上であるとき、バッファメモリ2からの符号化アクセ
スを中止し、代わりに可変長符号として18ビット全て
“0”のデータを、また符号長として“16”をダミー
データとして符号化テーブル3より出力する。
【0030】この操作によりレジスタ6及び7にまだ残
っていた16ビット以上のデータが更にもう一回バッフ
ァメモリ9に16ビット分書込まれるので、その結果マ
ルチプレクサ8を経て帰還されて残ったデータは0乃至
1ビットだけとなる。この後、再びバッファメモリ2か
ら符号化入力を読出し、符号化テーブル3をアクセスし
て順次符号化してゆくことが可能となる。
っていた16ビット以上のデータが更にもう一回バッフ
ァメモリ9に16ビット分書込まれるので、その結果マ
ルチプレクサ8を経て帰還されて残ったデータは0乃至
1ビットだけとなる。この後、再びバッファメモリ2か
ら符号化入力を読出し、符号化テーブル3をアクセスし
て順次符号化してゆくことが可能となる。
【0031】このように、バッファメモリ104、10
6双方のメモリ占有量を監視し、2つのメモリ占有量を
複合して符号化パラメータの制御に用いることによって
符号化回路103から出力される符号化データ量を制御
しているので、バッファメモリ104、106、とりわ
けバッファメモリ106に於けるオーバーフロー、アン
ダーフローの発生を防止することができ符号化の破綻を
来すことを防止できる。
6双方のメモリ占有量を監視し、2つのメモリ占有量を
複合して符号化パラメータの制御に用いることによって
符号化回路103から出力される符号化データ量を制御
しているので、バッファメモリ104、106、とりわ
けバッファメモリ106に於けるオーバーフロー、アン
ダーフローの発生を防止することができ符号化の破綻を
来すことを防止できる。
【0032】なお、図3、図4では最大符号長を18ビ
ットとしたが18ビット以外でも同様に符号化できる。
例えば、最大符号長が20ビットの場合、バレルシフタ
4のデータ幅としては35ビット用意しバレルシフタ4
の上位19ビットをゲート回路5を経てレジスタ6に入
力し、バレルシフタ4の下位16ビットはレジスタ7に
直接入力する。レジスタ6、7に蓄えられた35ビット
データの内、上位19ビットか下位19ビットかをマル
チプレクサ8にて選択してゲート回路5に帰還し、次の
可変長符号と合成する。入力のバッファメモリ2、符号
化テーブル3、バレルシフタ4、マルチプレクサ8、速
度平滑化用出力バッファメモリ9の制御は、図3、図4
の場合と同様である。
ットとしたが18ビット以外でも同様に符号化できる。
例えば、最大符号長が20ビットの場合、バレルシフタ
4のデータ幅としては35ビット用意しバレルシフタ4
の上位19ビットをゲート回路5を経てレジスタ6に入
力し、バレルシフタ4の下位16ビットはレジスタ7に
直接入力する。レジスタ6、7に蓄えられた35ビット
データの内、上位19ビットか下位19ビットかをマル
チプレクサ8にて選択してゲート回路5に帰還し、次の
可変長符号と合成する。入力のバッファメモリ2、符号
化テーブル3、バレルシフタ4、マルチプレクサ8、速
度平滑化用出力バッファメモリ9の制御は、図3、図4
の場合と同様である。
【0033】
【発明の効果】この発明にかかる符号化装置によれば、
可変長符号化回路入力段のバッファメモリ及び速度平滑
化用出力バッファメモリ双方、とりわけ可変長符号化回
路入力段のバッファメモリに於けるオーバーフロー、ア
ンダーフローの発生を防止できるという効果があり、こ
れによって、符号化に破綻を来すことを防止できるとい
う効果がある。
可変長符号化回路入力段のバッファメモリ及び速度平滑
化用出力バッファメモリ双方、とりわけ可変長符号化回
路入力段のバッファメモリに於けるオーバーフロー、ア
ンダーフローの発生を防止できるという効果があり、こ
れによって、符号化に破綻を来すことを防止できるとい
う効果がある。
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】符号化制御回路を示すブロック図である。
【図3】符号化回路の主要部を示すブロック図である。
【図4】その動作を説明するための図である。
101 符号化入力 104、106 バッファメモリ 105 可変長符号化回路 109 符号化制御回路
Claims (1)
- 【請求項1】 符号化入力を一時蓄える入力段バッファ
メモリと、 該バッファメモリ出力を可変長符号化する可変長符号化
回路と、 可変長符号出力の伝送を平滑化する為の速度平滑化用の
出力段バッファメモリと、 上記入力段及び出力段バッファメモリの夫々の占有量を
監視し、該二つの占有量をパラメータとして符号化制御
を行なう符号化制御手段とを備えたことを特徴とする符
号化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4054297A JPH05219491A (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 符号化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4054297A JPH05219491A (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 符号化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05219491A true JPH05219491A (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=12966638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4054297A Pending JPH05219491A (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 符号化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05219491A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0723385A (ja) * | 1993-06-21 | 1995-01-24 | Nec Corp | 高能率符号化装置 |
KR100478555B1 (en) * | 1995-09-29 | 2005-11-11 | Method and an apparatus for system encoding bitstreams for seamless connection |
-
1992
- 1992-02-05 JP JP4054297A patent/JPH05219491A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0723385A (ja) * | 1993-06-21 | 1995-01-24 | Nec Corp | 高能率符号化装置 |
KR100478555B1 (en) * | 1995-09-29 | 2005-11-11 | Method and an apparatus for system encoding bitstreams for seamless connection |
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