JPH039684A - フレーム間予測符号化装置の発生情報制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はフレーム間予測符号化装置の発生情報の制御
に関し、特に伝送路バッファメモリのオーバーフロー制
御に関する。

〔従来の技術〕

従来、この糧のフレーム間予測符号化装置の発生情報制
御方式は伝送路バッファメモリの情報蓄積量を観測し、
蓄積量に応じてフレーム間予測誤差信号を量子化する量
子化器の量子化特性を制御している。ま九、伝送路バッ
ファメモリがオーバーフロー間際になつ九時は量子化器
の出力を零とし、予測誤差信号が零とするように制御し
、発生情報を抑圧していた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述し九従来のフレーム間予測符号化装置の発生情報制
御方式は、伝送路バッファメモリがオーバーフロー間際
になシ量子止器出力を零となるよう制御する、いわゆる
オーバーフロー制御ではｔ子止器と伝送路バッファメモ
リとの間にエントロピー符号化回路があり、オーバーフ
ローによる制御が動作した後においてもエントロピー符
号化回路に蓄積されている情報が伝送路バッファメモリ
に書き込まれることになる。したがって、オーバーフロ
ー制御はエントロピー符号化回路に蓄積されている情報
量を見込んで、早めに制御する必要があり、エントロピ
ー符号化回路での遅延量によっては膨大な量となシ、例
えばエントロピー符号化回路で遅延する場合として、第
２図に示すテレビジョン（ＴＶ）信号をｎ画素×ｍライ
ンにブロック化し、ブロック単位に符号化するブロック
符号化の場合、第３図に示すように信号の順番を変換（
走査変換）する必要が生じる。したがって、ブロック符
号化するためにはｍラインの信号が全くそろった後でな
いと符号化できない念め、符号化するまでにｍラインの
遅延が生じるなど伝送路バックアメモリを有効に活用で
きないという欠点がある。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係るフレーム間予測符号化装置の発生情報制
御方式はフレーム間予測復号信号を記憶しエントロピー
符号化回路における遅延量に相当する遅延量を補償する
メモリと、伝送路バッファメモリの蓄積量を観測しあら
かじめ定めた値を越えるとき警報信号を発生する手段と
、この警報信号が発生したときそれ以後次の符号化フレ
ームの符号化が開始するまでの間の予測誤差信号を零と
して伝送路バックアメモリに書き込むと共に前記メモリ
の出力信号をフレームメモリに書き込むことを禁止する
手段とを有している。

〔作用〕

この発明は伝送路バッファメモリを有効に利用すること
ができる。

〔実施例〕

第１図はこの発明に係るフレーム間予測符号化装置の発
生情報制御方式の一実施例を示すブロック図である。同
図において１はＰＣＭテレビジョン信号が入力する入力
端子、２はフレーム間予測誤差信号を計算して予測誤差
信号２ａを出力する減算器、３はこの予測誤差信号２ａ
を量子化して量子化予測誤差信号３ａｆ、出力する量子
化器、４は演算によりフレーム間予測復号信号を求め予
測復号信号４ａを出力する加算器、５はこの予測復号信
号４ａを記憶し、下記のエントロピー符号化回路におい
て警報信号により強制的に零に制御されるまでの遅延時
間を補償する遅延メモリとして動作するメモリ、６はこ
のメモリ５から読み出され之予測誤差信号５ａが書き込
まれフレーム間予測値６ａとして出力するが、警報信号
９ａの受信によりメモ＋７５からの予測誤差信号５ａの
書き込みを禁止し、前フレームの信号を予測値として用
いることにより受信部のフレーム間予測値と一致させる
ことができるフレームメモリ、Ｔは下記の警報信号を受
信してそれ以後、次の符号化フレームの符号化を開始す
るまでの間は量子化予測誤差信号３ａを零として符号化
するエントロピー符号化回路、８は符号化された信号７
ａ　’（ｉ−速度平滑化して出力する伝送路バッファメ
モリ、９は伝送路バッファメモリ８から情報の書き込み
アドレス８畠および読み出しアドレス８ｂｆ：受けて、
この書き込みアドレス８１から読み出しアドレスを減算
することにより伝送路バックアメモリ８に蓄積されてい
る情報量を計算し、伝送路バックアメモリ８がオーバー
フロー点間近かになると警報信号９ｍを出力する情報量
計数回路、１０は出力端子である。

次に、上記構成によるフレーム間予測符号化装置の発生
情報制御方式の動作について説明する。

まず、ＰＣＭテレビジョン信号は入力端子１を介して減
算器２に入力する。この減算器２はフレームメモリ６か
らのフレーム間予測値６１によｐフレーム間予測誤差信
号を計算して予測誤差信号２轟を出力する。そして、量
子化器３はこの予測誤差信号２ａを量子化して量子化予
測誤差信号３＆を加算器４およびエントロピー符号化回
路Ｔに出力する。そこで、加算器４はこの量子化予測誤
差信号３１とフレーム間予測値６ａを加算して予測復号
信号４＆をメモリ５に出力する。そして、メモリ５はこ
の予測復号信号４ａを記憶し、警報信号９１によジエン
トロピー符号化回路Ｔが強制的に零に制御されるまでの
遅延時間を補償する。そして、このメモリ５から読み出
された予測誤差信号５ａはフレームメモリ６に書き込ま
れるが、警報信号９ａを受信したならばこの予測誤差信
号５ａの書き込みを禁止し、前フレームの信号を予測値
として用いることにより受信部のフレーム間予測値と一
致させることができる。一方、エントロピー符号化回路
７は量子化予測誤差信号３ａを受信し、符号化した信号
７ｍを出力するが、警報信号９ａを受信し九とき、それ
以後、次の符号化フレームの符号化が開始するまでの間
は量子化された予測誤差信号３ａを零として符号化する
。そして、この符号化された信号７ｍは伝送路バッファ
メモリ８に書き込まれ、速度平滑化されて出力端子１０
から出力する。このとき、情報量計数回路９は伝送路バ
ックアメモリ８から情報の書き込みアドレス８ａと読み
出しアドレス８ｂを受け、この書き込みアドレスから読
み出しアドレスを減算することにより、伝送路バッファ
メモリ８に蓄積されている情報量を計算することができ
、この伝送路ノくソファメモリ８がオーバーフロー間近
になると、警報信号９ａをフレームメモリ６およびエン
トロピー符号化回路１に出力し、前記の制御を行なうこ
とができる。

〔発明の効果〕

以上詳細に説明したように、この発明に係るフレーム間
予測符号化装置の発生情報制御方式によれば、予測復号
信号とフレームメモリとの間にエントロピー符号化部で
の遅延を補償するためのメモリヲ有シ、伝送路バックア
メモリがオーバーフロー間近になったとき、エントロピ
ー符号化部において予測誤差信号を零とすると共に、フ
レームメモリの書き込みを制御することにより、伝送路
バッファメモリを有効に利用することができる効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係るフレーム間予測符号化装置の発
生情報制御方式の一実施例を示すブロック図、第２図お
よび第３図は従来のエントロピー符号化回路で遅延する
場合を説明するための図である。 １１１φ・・入力端子、２１１・・・減算器、３・・　
−量子化器、４・・―・加算器、５・・・・メモリ、６
・・・・フレームメモリ、Ｔ・・・書エントロピー符号
化回路、８・・・・伝送路ノ（ソファメモリ、９・・・
Φ情報量計数回路、１０・・・・出力端子。 第　１　図 特許出麗人 日本電気株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 予測誤差信号をエントロピー符号化し、伝送路バッファ
   メモリにより発生情報を平滑化するテレビジョン信号の
   フレーム間予測符号化装置において、フレーム間予測復
   号信号を記憶しエントロピー符号化回路における遅延量
   に相当する遅延量を補償するメモリと、伝送路バッファ
   メモリの蓄積量を観測しあらかじめ定めた値を越えたと
   き警報信号を発生する手段と、この警報信号が発生した
   ときそれ以後次の符号化フレームの符号化が開始するま
   での間の予測誤差信号を零として伝送路バッファメモリ
   に書き込むと共に前記メモリの出力信号をフレームメモ
   リに書き込むことを禁止する手段とを備えたことを特徴
   とするフレーム間予測符号化装置の発生情報制御方式。