JPH05219467A - 映像信号記録再生装置 - Google Patents

映像信号記録再生装置

Info

Publication number
JPH05219467A
JPH05219467A JP4042063A JP4206392A JPH05219467A JP H05219467 A JPH05219467 A JP H05219467A JP 4042063 A JP4042063 A JP 4042063A JP 4206392 A JP4206392 A JP 4206392A JP H05219467 A JPH05219467 A JP H05219467A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
title
image
command
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4042063A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kitamura
宏行 北村
Yoshihiko Ota
善彦 大田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP4042063A priority Critical patent/JPH05219467A/ja
Publication of JPH05219467A publication Critical patent/JPH05219467A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 再生画にタイトルの挿入、そのスーパーイン
ポーズを行う。 【構成】 タイトルの挿入(スーパーインポーズの開
始、終了)を示すコマンド信号を記録したテープ9から
コマンド信号を再生するコマンド回路46と、タイトル
をメモリする画像メモリ42と、再生画とタイトルを順
次切り換え出力する切換回路44(再生画にタイトルを
スーパーインポーズした映像を合成出力する合成回路4
7)を備えた映像信号記録再生装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、ビデオテープ
に記録された映像及び/又は音声信号の再生の際、VT
R1台でビデオ編集を施したかのような編集加工を可能
とするため、映像及び/又は音声信号が記録された信号
トラックとリンクするコントロールトラックに専用コマ
ンド信号を新たに記録した後、この専用コマンド信号を
コントロール信号と共に再生することによって、専用コ
マンド信号の編集内容に応じて映像及び/又は音声信号
を編集再生する映像信号記録再生装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のVTRにおけるタイトル画像は一
連の画像記録に先立って予め挿入記録されたり、あるい
は、一連の画像記録途中でこれをスーパーインポーズし
て記録することが行われている。また、既記録した一連
の画像のダビング時にタイトル画像を挿入記録したり、
ダビング途中でこれをスーパーインポーズして記録して
いる。
【0003】図10はタイトル画像のテープ上の位置と
再生画像との関係を示す説明図である。
【0004】上記したタイトル画像の挿入記録によって
得られた記録画像は、同図(A)に示すように、「シー
ンA」、「タイトル」、「シーンB」の順となる。ま
た、これを再生した再生画像は、同図(B)に示すよう
に、「シーンA」、「タイトル」、「シーンB」とな
り、前記した記録画像の構成順序そのままで再生され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のVTRにおける
タイトル画像は一連の画像記録に先立って予め挿入記録
されたり、あるいは、一連の画像記録途中でこれをスー
パーインポーズして記録することが行われているので、
画像記録と共にまたは相前後してタイトル画像の記録を
行うため、その記録操作が煩わしい欠点があり、また、
一旦記録したタイトル画像の位置の変更も不可能である
欠点があった。
【0006】ダビング時にタイトル画像を挿入あるいは
スーパーインポーズした場合でも、一度記録してしまう
とタイトル画像の位置の変更も不可能である欠点と共
に、こうして得られた画像はダビングにより画質の劣化
が生じるという欠点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明は下記の構成になる映像信号記録再生装
置を提供する。
【0008】一連の再生画像に挿入すべき静止画を蓄積
する蓄積手段と、既記録された所望の画像シーンへの前
記静止画の挿入位置を示すコマンド信号を記録した記録
媒体から、前記コマンド信号を再生するコマンド信号再
生手段と、 前記コマンド信号に応じて前記再生画像と
前記静止画とを切り換え出力する切換手段とを備えたこ
とを特徴とする映像信号記録再生装置。
【0009】一連の再生画像に挿入すべき静止画を蓄積
する蓄積手段と、既記録された所望の画像シーンへの前
記静止画の挿入位置を示すコマンド信号を記録した記録
媒体から、前記コマンド信号を再生するコマンド信号再
生手段と、 前記コマンド信号に応じて前記再生画像と
前記静止画とを合成出力する合成手段とを備えたことを
特徴とする映像信号記録再生装置。
【0010】
【実施例】以下、本発明になる映像信号記録再生装置を
図1〜図9に沿って説明する。
【0011】図1は本発明になる映像信号記録再生装置
の要部の一実施例構成図である。
【0012】まず、タイトル画像の挿入について説明す
る。
【0013】映像信号記録再生装置40は、同図に示す
ように、映像信号再生回路41、画像メモリ(蓄積手
段)42、同期分離回路43、切換回路(切換手段)4
4、コントロール(CTL)信号再生回路45、コマン
ド回路(コマンド信号再生手段)46から構成される。
【0014】映像信号再生回路41は映像信号記録再生
装置の映像信号再生系を介して得られた映像信号を出力
する。画像メモリ42はタイトル画像として用いる静止
画を映像信号再生回路41からの映像信号から得、これ
を(複数)蓄積する。同期分離回路43は映像信号再生
回路41からの映像信号から分離して得た水平垂直同期
信号を画像メモリ42に対して出力する。このタイミン
グに応じて画像メモリ42は静止画の書き込み読み出し
を行う。切換回路44は供給された映像信号再生回路4
1からの映像信号と画像メモリ42からの静止画との切
換を行なう。
【0015】映像信号記録再生装置のCTLヘッドを介
してCTLトラックから再生されるCTL信号はCTL
信号再生回路45からコマンド回路46へ供給され、こ
こでCTL信号と分離された専用コマンド信号は画像メ
モリ42、切換回路44に供給される。
【0016】こうして、切換回路44は映像信号再生回
路41から供給される一連の再生画に複数画像メモリ4
2から出力される静止画(タイトル画)を挿入して得た
映像信号を出力する。
【0017】図2はタイトルの挿入・合成を説明する図
である。
【0018】まず、タイトルの記録手順は次の通りであ
る。即ち、VTR本体(特にビデオムービー)にいわゆ
るタイトル記録モードが備えられていることが必要であ
る。例えば、5種類のシーンに夫々タイトルを付したい
場合、「5種類のタイトルを用意する」〜「5種類のタ
イトルを順次撮影し、図示せぬタイトルメモリにメモリ
する」〜「テープの頭に5種類のタイトルを示す専用コ
マンド(タイトル(A)挿入 5秒間,E070)〜
(タイトル(E)挿入 5秒間,E074),図9に図
示)をこれらに順次付す」である。この後、引き続いて
「シーンA」〜「シーンE」の順で記録される。
【0019】つぎに、上記した編集用コマンド記録ブロ
ック1を用いて行われるタイトルの挿入・合成は次の通
り行われる。即ち、「VTR本体に最初にテープを装填
した時、テープの頭に記録されている5種類のタイトル
を画像メモリ42にメモリする」〜「編集ポイントであ
る専用コマンド(タイトル(A)挿入 5秒間)を指定
する」〜「テープを3秒間巻き戻した後、直ちに通常走
行する(自動)」〜「各編集ポイントの1.4秒前から
専用コマンドでCTL信号を書き替える(自動)」〜
「編集ポイント通過後、確認のための合図信号を出す」
のフローを、これに続いて、専用コマンド(タイトル
(B)挿入 5秒間)〜(タイトル(E)挿入 5秒
間)についても順次同様に行う。
【0020】さらにこの後、専用コマンド(タイトル
(A)挿入 5秒間)〜(タイトル(E)挿入 5秒
間)を各シーン間に記録したテープを巻き戻した後、再
生状態にし、「専用コマンド(タイトル(A)挿入 5
秒間)を検出する」〜「検出時点のタイトル(A)の静
止画を5秒間出力する」〜(VTR本体を5秒間一時停
止(PAUSE(STILL)モード)にする」)〜
「5秒経過後、VTRの一時停止を解除する」〜「静止
画に替えて「シーンA」を再生する」のフローを、これ
に続いて、専用コマンド(タイトル(B)挿入 5秒
間)〜(タイトル(E)挿入 5秒間)についても順次
同様に行う。
【0021】この結果、「シーンA」,「シーンB」,
…,「シーンE」には夫々タイトルA,B,…,Eが付
されて再生される。
【0022】こうして、図2(A),(B)に示すよう
に、タイトルの挿入によって得られた再生画は「シーン
Aのタイトル」、「シーンA」、「シーンBのタイト
ル」、「シーンB」の順となり、各シーンA,Bのタイ
トルの挿入・合成が行える。同様に、タイトルの替わり
に各シーンA,Bの字幕の挿入も行える。
【0023】上記したのは、専用コマンド(タイトル
(A)挿入 5秒間))〜(タイトル(E)挿入 5秒
間))を使用したものであるが、これ以外の専用コマン
ド(タイトル(A)挿入 2.5秒間),E080)〜
(タイトル(E)挿入 2.5秒間),E084)を用
いると、タイトル(A)〜(E)を夫々2.5秒間挿入
でき、また、専用コマンド(タイトル(A)合成 5秒
間),E075)〜(タイトル(E)合成 5秒間),
E079)を用いると、タイトル(A)〜(E)を夫々
5秒間「シーンA」〜「シーンE」と合成出力でき、さ
らに、専用コマンド(タイトル(A)合成 2.5秒
間),E085)〜(タイトル(E)合成2.5秒
間),E089)を用いると、タイトル(A)〜(E)
を夫々2.5秒間「シーンA」〜「シーンE」と合成出
力できる。
【0024】こうして、上記した構成の本発明の映像信
号記録再生装置を用いることによって、再生画へのタイ
トル・字幕の挿入・合成の際にも、あたかもVTRを2
台を使って編集する効果をVTR1台で得ることができ
る。
【0025】つぎに、タイトル画をスーパーインポーズ
することについて説明する。
【0026】タイトル画をスーパーインポーズする映像
信号記録再生装置は、前述した図1に示す構成中、切換
回路44の代わりに合成回路(合成手段)47を介挿接
続したものであり、映像信号再生回路41、画像メモリ
(蓄積手段)42、同期分離回路43、CTL信号再生
回路45、コマンド回路(コマンド信号再生手段)4
6、合成回路(合成手段)47から構成される。前述し
たものと同一構成部分には同一番号を付し、その説明を
省略する。
【0027】画像メモリ42はスーパーインポーズする
タイトルの静止画を映像信号再生回路41からの映像信
号を得、これを(複数)蓄積する。合成回路47は供給
された映像信号再生回路41からの映像信号と画像メモ
リ42からの静止画との合成(スーパーインポーズ)を
行う。
【0028】ビデオテープのCTLトラックから再生さ
れるCTL信号はCTL信号再生回路45からコマンド
回路46へ供給され、ここでCTL信号と分離された専
用コマンド信号は画像メモリ42、合成回路47に供給
される。
【0029】こうして、上述したのと同様に、合成回路
47は映像信号再生回路41から供給される一連の再生
画に画像メモリ42から出力される静止画(タイトル
画)をスーパーインポーズして得た映像信号を出力す
る。
【0030】図3はタイトル画をスーパーインポーズす
ることの説明図である。
【0031】静止画にタイトルをスーパーインポーズす
る場合、テープの走行を(一時)停止状態にして静止画
再生を行い、この静止画にタイトルをスーパーインポー
ズすれば良い。
【0032】また、動画である再生画にタイトルをスー
パーインポーズする場合、VTRを停止状態にせず、後
述するように、再生画におけるスーパーインポーズの開
始位置と終了位置を専用コマンドで夫々指定すれば良
い。
【0033】即ち、図3(A)に示すように、画像の記
録に先立ち、テープの最初の記録可能部分にタイトル画
とこのタイトル画を蓄積するコマンド(タイトル別のコ
マンド)aaを書き込んでおく。この後、通常の記録動
作を行い、スーパーインポーズしたい部分(例えば「シ
ーンA」の一部分)に、スーパーインポーズ開始コマン
ドcc,スーパーインポーズ終了コマンドddを記録す
る。
【0034】こうして記録されたテープの再生は、ま
ず、タイトル画が再生されて画像メモリ42に取り込ま
れる。つぎに、再生画の「シーンA」が再生され、スー
パーインポーズ開始コマンドccに達する。そこで、画
像メモリ42に蓄積されたタイトル画が出力される。そ
の後、スーパーインポーズ終了コマンドddに達すると
タイトル画が出力されなくなり、これに続いて「シーン
A」が再び再生される。
【0035】この結果、同図(B)に示すように、「シ
ーンA」の一部にタイトル画を一定時間スーパーインポ
ーズすることができる。
【0036】上記した各種のコマンドは、映像(画)と
同時に記録でき、また映像(画)記録後も記録できるの
で、その指定も簡単にできる。また、コマンドの書き替
えも可能なのでこれを変更することもできる。
【0037】画像メモリ42は複数の静止画を蓄積でき
る容量にしておき、各タイトルを指定するタイトルの識
別コマンド、各タイトルに応じたスーパーインポーズ開
始、終了コマンドを用いることによって、再生画の複数
の「シーンA」、「シーンB」、…「シーンE」、…に
夫々指定のタイトル画をスーパーインポーズできる。
【0038】上記したのは、タイトルの挿入、そのスー
パーインポーズについて説明したが、本発明装置はこれ
に限らず、挿入されたタイトル画の前後、再生画とタイ
トル画との画像切り換え部分(タイトル画の前後にある
切り換え部分)において、ディゾルブ、ワイプ、キーな
どの特殊効果を付加することも可能である。
【0039】この場合、前述した合成回路47にディゾ
ルブ、ワイプ、キーなどの特殊効果が可能なものを選定
することにより可能となる。
【0040】図4はタイトル画と再生画との切り換えに
用いるディゾルブを説明する図である。
【0041】画像の記録に先立ち、テープの最初の記録
可能部分にタイトル画とタイトルの識別コマンドaaを
書き込んでおく。この後、通常の記録動作を行い、タイ
トルを挿入しその終了部はディゾルブで切り換えたい部
分(例えば「シーンA」と「シーンB」の間)にタイト
ル挿入ディゾルブ切り換えのためのコマンドeeを記録
する。
【0042】即ち、同図(A)に示すように、「シーン
A」の頭に専用コマンドaaを打ち込む。また、「シー
ンA」と「シーンB」との間に図示せぬVTRの1秒間
停止及びその間、タイトル画を出力しその終了部はディ
ゾルブで切り換える指示をする専用コマンドeeを打ち
込む。
【0043】記録されたテープの再生は、まず、タイト
ル画が再生されて画像メモリ42に取り込まれる。つぎ
に、「シーンA」が再生され、コマンドeeに達する。
そこで、VTRは1秒間停止し、その間、タイトル画が
出力される。その後、VTRは再び再生され、タイトル
画から「シーンB」への画像切り換えはディゾルブで切
り換えられた後、「シーンB」が出力される。
【0044】こうして、同図(B)に示すように、「シ
ーンA」と「シーンB」との間にその終了部にディゾル
ブが付加されたタイトル画を挿入することができる。
【0045】上記した各種のコマンドは、映像(画)と
同時に記録でき、また映像(画)記録後も記録できるの
で、その指定も簡単にできる。
【0046】また、コマンドの書き替えも可能なのでこ
れのみを変更することもできる。ここでは、説明の都合
上、ディゾルブについてだけ説明したが、ワイプ、キー
などの特殊効果についてもこれと同様に再生画とタイト
ル画との切り換えに付加できることは勿論である。
【0047】ここで、上記した本発明装置で再生される
映像信号トラックにリンクするCTLトラックに記録さ
れる専用コマンドの記録について説明する。
【0048】さて、上記した専用コマンドの記録に使用
する編集用コマンド記録ブロック1は、図5に示すよう
に、次の各部分から構成される。
【0049】画像をモニターし編集ポイントの位置で専
用コマンドを選択し、メカコントロール回路20に対し
て選択出力するコマンド選択器2、コマンド選択器2か
ら供給される選択出力に同期して、テープ走行系の図示
せぬメカニズムに対して選択された専用コマンドのビッ
ト長(42ビット,約1.4秒)分を越える長さになる
よう(例えば3秒間)、CTLパルスをカウントしつつ
テープを巻き戻した後、指定された状態になると停止
し、直ちに通常走行を開始する旨の駆動制御信号を出力
するメカコントロール回路20からの制御信号に同期し
て、専用コマンド信号の出力を開始するコマンド選択回
路3、コマンド選択回路3からの専用コマンド信号を、
CTL信号(後述する信号b)の周期に同期して図9に
示す専用コマンドのフォーマットに応じてコントロール
パルスのデューティ比を変化させた信号(T1 =「1」
レベル,T2 =「0」レベル,デューティ比は、T1 >
T2 )e、fから構成される42ビットのパルス列信号
として順次出力するパルス発生回路4、パルス発生回路
4からのパルス列信号を増幅する記録アンプ5、記録ア
ンプ5に接続される記録側(Rec)端子、再生アンプ
6に接続される再生側(P/B)端子を後述する信号d
のタイミング(信号dが「0」レベル期間のとき記録側
端子に切り換わり、「1」レベル期間のときに再生側端
子に切り換わるタイミング)で交互に切り換えられるス
イッチ7、スイッチ7を載置した回転ドラム8、スイッ
チ7から断続して供給される記録アンプ5からのパルス
列信号をテープ9のCTLトラック10に記録されたC
TL信号に重畳記録し、かつこのCTLトラック10に
既記録されたCTL信号(あるいはCTL信号+パルス
列信号)を再生するCTLヘッド11、前記したスイッ
チ7から断続して供給されるCTL信号(あるいはCT
L信号+パルス列信号)を増幅する再生アンプ6、再生
アンプ6からの両極性を有する信号a(図6(A)に図
示)からマイナス極性信号部分のみ抜き出して得た信号
を専用コマンド信号出力端子13に出力するマイナスア
ンプ12、再生信号aからプラス極性信号部分のみ抜き
出して得たCTL信号b(図6(B)に図示)をサーボ
基準信号出力端子15に出力するプラスアンプ14、こ
のプラスアンプ14から出力する信号bから信号c(図
6(C)に図示)を生成出力するモノマルチ16と、モ
ノマルチ16から出力する信号cから前記したスイッチ
7に供給される信号d(図6(D)に図示)を生成出力
するモノマルチ17とを有する切り換えパルス発生回路
18、テープがフォワード走行時、プラスアンプ14か
ら供給される信号bをカウントアップし、リバース走行
時、マイナスアンプ12から供給される信号をカウント
ダウンするコントロールカウント回路19、コントロー
ルカウント回路19のカウント値に応じた信号と前記し
たコマンド選択器2から出力信号と図示せぬテープの走
行系に設置された各種センサーからのセンサー出力とが
供給され、これら3入力信号に基づいてテープの走行系
のメカニズムに対して巻き戻しあるいは通常走行用駆動
制御信号を出力すると共に、コマンド選択回路3に対し
て専用コマンド信号の出力停止を指示する信号を出力す
るメカコントロール回路20、から構成される。
【0050】こうして、ビデオテープ9のCTLトラッ
ク10にはCTL信号bに重畳して編集ポイントの位置
に編集コマンドに応じたマイナス極性のパルス列信号を
記録できる。
【0051】上記した編集用コマンド記録ブロック1を
用いる編集手順は次の通りである。即ち、「編集ポイン
トを見つける」〜「専用コマンドを指定する」〜「テー
プを3秒間巻き戻した後、直ちに通常走行する(自
動)」〜「編集ポイントの1.4秒前から専用コマンド
でCTL信号を書き替える(自動)」〜「編集ポイント
通過後、確認のための合図信号を出す」〜「編集ポイン
トを見つける」で表わせる。
【0052】編集ポイントと専用コマンドとの関係は、
図7に示す如くである。テープ9は同図中右側から左側
に向かって通常走行しており、「シーン1」と「シーン
2」との境界で編集ポイントAを指定すると、VTRは
テープ9を「シーン1」の方向へ巻き戻しを3秒間行っ
た後、再び通常走行され、ポイントBから専用コマンド
に応じた42ビットのパルス列信号の記録が開始され、
編集ポイントAの直前で記録が完全に終了する(同図中
斜線で示した部分が専用コマンドに応じた42ビットの
パルス列信号の記録跡)。
【0053】図8は専用コマンドのフォーマットを示す
図である。
【0054】同図に示すように、1つの編集ポイントに
対応する専用コマンドのフォーマットは42ビットから
構成されるパルス列信号であり、「(前)ヘッダ」(1
1ビット)、「識別子」(4ビット)、「コード」(4
ビットBCD×3)、「識別子」(4ビット)、
「(後)ヘッダ」(11ビット)の各部分から構成され
る。「(前)ヘッダ」,「(後)ヘッダ」は夫々「01
111111110」で不変、「(前)識別子」,
「(後)識別子」は夫々「E(BCDコードで「111
0」」で「編集コード」に固定されており、「コード」
は999種の専用コマンド指定が可能である。
【0055】このように、専用コマンドは前からでも後
ろからでもコマンドを読み出せるように、「コード」を
中心として前後対称に識別子、ヘッダが構成されてい
る。
【0056】因みに、「識別子」は、「A(BCDコー
ドで「1010」)」=文字コード、「B(同「101
1」)」=制御コード、……、「E」=編集コードと規
定されている。また、「コード」は999の編集コマン
ド指定が可能であり、図9に示す専用コマンドがある。
同図に示すのは、「識別子」と「コード」とを組み合わ
せたものである。この場合、「識別子」は「E」とな
る。
【0057】同図に示すように、「NG−IN」の編集
コマンドの場合は「E000」〜「E009」、「シー
ンチェンジ」は「E010」〜「E019」,「E02
1」〜「E028」,「E030」〜「E039」、
「スチル(静止画)挿入」は「E040」〜「E04
6」、「スチル(静止画)」は「E050」〜「E06
9」、「タイトル挿入,合成」は「E070」〜「E0
89」である。
【0058】こうして、上記した構成の本発明装置を用
いることによって、再生画へのタイトル・字幕の挿入・
合成の際、あたかもVTRを2台を使って編集する効果
をVTR1台で得ることができる。
【0059】
【発明の効果】上述したように、本発明になる映像信号
記録再生装置は、一連の再生画に挿入すべき静止画を蓄
積する蓄積手段と、既記録された所望の画像シーンへの
前記静止画の挿入位置を示すコマンド信号を記録した記
録媒体から、前記コマンド信号を再生するコマンド信号
再生手段と、前記コマンド信号に応じて前記再生画と前
記静止画とを切り換え出力する切換手段とを備えている
から、本発明装置をビデオ編集のタイトル画の挿入に適
用した場合、タイトル画期間前後の映像シーンとの繋が
りも不自然さがなく良好な動画、静止画を交互に順次再
生でき、また、コマンド信号の書き換えを行うことによ
って、タイトル画の変更をたやすく行え、さらにタイト
ル画像シーンの編集情報の記録保存もできる効果があ
る。
【0060】また、本発明になる映像信号記録再生装置
は、一連の再生画に挿入すべき静止画を蓄積する蓄積手
段と、既記録された所望の画像シーンへの前記静止画の
挿入位置を示すコマンド信号を記録した記録媒体から、
前記コマンド信号を再生するコマンド信号再生手段と、
前記コマンド信号に応じて前記再生画と前記静止画とを
合成出力する合成手段とを備えているから、本発明装置
をビデオ編集のスーパーインポーズに適用した場合、ス
ーパーインポーズしたタイトル画、字幕等の前後の映像
シーンとの繋がりも不自然さがなく再生でき、また、コ
マンド信号の書き換えを行うことによって、スーパーイ
ンポーズの開始終了位置の変更をたやすく行え、さらに
スーパーインポーズの編集情報の記録保存もできる効果
があり、スーパーインポーズ以外のディゾルブ、ワイ
プ、キーなどの特殊効果を付加することによって、スー
パーインポーズしたタイトル画、字幕等の前後の映像シ
ーンとの繋がりも極めて自然な再生が可能となる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる映像信号記録再生装置の要部の一
実施例構成図である。
【図2】タイトル画の挿入を示す説明図である。
【図3】タイトル画をスーパーインポーズすることの説
明図である。
【図4】タイトル画と再生画との切り換えに用いるディ
ゾルブを説明する図である。
【図5】専用コマンド記録ブロック図である。
【図6】図5に示す記録ブロックを構成する主要回路部
分のタイミングチャートである。
【図7】編集ポイントと専用コマンドとの関係を示す説
明図である。
【図8】専用コマンドのフォーマットを示す図である。
【図9】専用コマンドを示す実施例図である。
【図10】タイトル画のテープ上の位置と再生画との関
係を示す説明図である。
【符号の説明】
40 映像信号記録再生装置 42 画像メモリ(蓄積手段) 44 切換回路 46 コマンド信号再生回路 47 合成回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一連の再生画像に挿入すべき静止画を蓄積
    する蓄積手段と、 既記録された所望の画像シーンへの前記静止画の挿入位
    置を示すコマンド信号を記録した記録媒体から、前記コ
    マンド信号を再生するコマンド信号再生手段と、 前記
    コマンド信号に応じて前記再生画像と前記静止画とを切
    り換え出力する切換手段とを備えたことを特徴とする映
    像信号記録再生装置。
  2. 【請求項2】一連の再生画像に挿入すべき静止画を蓄積
    する蓄積手段と、 既記録された所望の画像シーンへの前記静止画の挿入位
    置を示すコマンド信号を記録した記録媒体から、前記コ
    マンド信号を再生するコマンド信号再生手段と、 前記
    コマンド信号に応じて前記再生画像と前記静止画とを合
    成出力する合成手段とを備えたことを特徴とする映像信
    号記録再生装置。
JP4042063A 1992-01-31 1992-01-31 映像信号記録再生装置 Pending JPH05219467A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4042063A JPH05219467A (ja) 1992-01-31 1992-01-31 映像信号記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4042063A JPH05219467A (ja) 1992-01-31 1992-01-31 映像信号記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05219467A true JPH05219467A (ja) 1993-08-27

Family

ID=12625645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4042063A Pending JPH05219467A (ja) 1992-01-31 1992-01-31 映像信号記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05219467A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03108886A (ja) * 1989-09-21 1991-05-09 Fuji Photo Film Co Ltd カメラ一体形vtr

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03108886A (ja) * 1989-09-21 1991-05-09 Fuji Photo Film Co Ltd カメラ一体形vtr

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100638064B1 (ko) 재생장치,기록장치및기록매체
JPH0877755A (ja) 圧縮画像情報の再生装置
JP4158402B2 (ja) 録画システム、撮像装置、録画装置および再生装置
JPS63158984A (ja) 磁気記録再生装置
JP2840742B2 (ja) 映像信号記録装置
JP2625728B2 (ja) プログラム再生装置
JPH05219467A (ja) 映像信号記録再生装置
JP2882432B2 (ja) 映像信号加工処理方式
JP2685901B2 (ja) ディジタル信号の信号処理装置
JPS62200878A (ja) 編集機能付磁気記録再生装置
JPH05219470A (ja) 映像信号再生装置
JPH05198141A (ja) ビデオ編集システム
JP2735289B2 (ja) ディジタル信号の信号処理装置
JP2638642B2 (ja) ディジタル信号の信号処理装置
JP2588704B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH0723329A (ja) 映像編集装置
JP2689981B2 (ja) 再生装置
JP3728005B2 (ja) 記録再生装置
JPH05217337A (ja) 映像信号再生装置
JP2678063B2 (ja) ディジタル信号の信号処理装置
JP2753834B2 (ja) 記録装置
JP3647061B2 (ja) 映像再生装置
JP2735290B2 (ja) ディジタル信号の信号処理装置
JP2635768B2 (ja) ディジタル信号の信号処理方法およびその信号処理装置
JPH01196758A (ja) ビデオテープ再生装置又は録画再生装置