JPH05219462A - 放電管点灯回路 - Google Patents

放電管点灯回路

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JPH05219462A
JPH05219462A JP33077791A JP33077791A JPH05219462A JP H05219462 A JPH05219462 A JP H05219462A JP 33077791 A JP33077791 A JP 33077791A JP 33077791 A JP33077791 A JP 33077791A JP H05219462 A JPH05219462 A JP H05219462A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
discharge tube
television
polarity
switching
Prior art date
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Pending
Application number
JP33077791A
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English (en)
Inventor
Koichi Ishida
耕一 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANTOKU GIKEN KK
Original Assignee
SANTOKU GIKEN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 放電管の両電極に印加する電圧の極性を切替
える極性反転手段と、前記極性反転手段における極性切
り替えをテレビジョン垂直同期信号に同期させ、かつ該
極性切り替えに伴う消灯時間を垂直帰線消去期間内に設
定するタイミング制御手段を具備した。 【効果】 本発明によれば、放電管の極性切り替えが画
像一枚ごとに完全同期し、しかも、放電管の明滅つまり
電極の極性変換タイムが画像のつなぎ目(垂直ブランキ
ング期間)に終了するので、画像の乱れ・ノイズの全く
ない画像が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビカメラの照明と
して、あるいは液晶プロジェクターのランプ,液晶テレ
ビのバックライト光源として用いるのに好適な、放電管
点灯回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、放電管、特に高輝度放電管の
点灯回路には商用交流電源による電磁型安定器を用いた
ものが多く使用されている。この種の電磁型安定器は、
当然電源の周波数に依存して明滅を繰返すため、例えば
テレビカメラの照明用光源として使用した場合、テレビ
画像全体に光源の明滅(所謂チラチラ)が現われて実用
になりにくかった。この現象は周知の如く、テレビの毎
秒像数がNTSC方式の場合29.97枚(垂直周波数
59.94Hz)に対し、電源周波数が60HZまたは
50HZであることに起因した周波数差によるフリッカ
ー現象によるもので有る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】最近の高輝度放電管は
発光効率が益々高くなり、しかも演色性も多角的になっ
てきているので、これをテレビ撮影時の照明光源として
利用することは、本来最適なはずであるが、上述したよ
うなフリッカー現象は避け難い欠点となっている。
【0004】また、その他の特殊な発光分布をもつ放電
管照明により、テレビの画像処理(製品表面の自動検査
等)のための光源としての要求もあるが、上述のような
フリッカー現象がおきることから、実用には難点があっ
た。殊に、このような画像処理は一般にコンピュータで
行われることから、画面にフリッカーが発生することは
勿論のこと、僅かのノイズ・照明変化も許されないこと
になる。
【0005】よって本発明の目的は、上述した事情に基
づき、テレビ画像に全く影響を与えない、放電管点灯回
路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明は、放電管の両電極に印加する電圧の極性を
切替える極性反転手段と、前記極性反転手段における極
性切り替えをテレビジョン垂直同期信号に同期させ、か
つ該極性切り替えに伴う消灯時間を垂直帰線消去期間内
に設定するタイミング制御手段を具備したものである。
【0007】また、本発明の好適な一実施例では、商用
交流電源を整流し、その整流された直流を制御して加圧
および減圧し、放電管に印加する起動および点灯回路に
おいて、その制御された直流電圧の極性を切り替える外
部入力型のスイッチング回路と、その切り替えの時期と
周期を決定するために外部からのテレビ同期信号に同期
して作動する同期タイミング回路を備えることができ
る。
【0008】
【作用】本発明によれば、放電管の両極に加える電圧の
極性切り替えを、テレビの垂直同期信号を受けると同時
に始め、且つ、その切り替え完了を垂直のブランキング
期間内に収まるよう制御することができる。この垂直ブ
ランキング期間は画像に現われない部分(各フレームの
つなぎ目)であるので、電極切り替え時の瞬きは画像に
全く現われず、何の影響も与えない。
【0009】すなわち、次の垂直同期信号が到来するま
で、つまり次の画像までは、放電管の電極の切り替えな
しで一定の照度を保つことができるので、放電管に起因
したフリッカーやノイズのない、きれいな画像を得るこ
とができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図4を参照
して詳細に説明する。
【0011】図1は、後に詳述するDC−AC変換フル
ブリッジ回路の駆動信号を発生する回路を示す。図2
は、図1の動作を示すタイミング図である。図3および
図4は、図1に示した2つの出力信号S12,S14に
基づいて作動する上記DC−AC変換フルブリッジ回路
を示す。
【0012】図1において、2は映像信号(テレビジョ
ン信号)から垂直同期信号(3H幅の垂直同期パルス)
を抽出する垂直同期分離回路である。4はレベル反転を
行うインバータ、6はJK型フリップフロップ(以下、
F/Fと略す)、8および10は入力信号の立下りエッ
ジに同期して作動を開始する単安定マルチバイブレータ
(以下、単安定マルチと略す)、12および14はNA
NDゲートである。なお、抵抗RおよびコンデンサCに
よって形成される積分回路はノイズ除去フィルタとして
の機能を果たすものであって、本実施例の動作原理とは
直接の関係を有しない。
【0013】次に、図2を参照して図1の動作を説明す
る。
【0014】図1において、垂直同期分離回路2から得
られたテレビの垂直同期信号S2はインバータ4で反転
され、その信号S4はF/F6のクロック端子に入力さ
れる。すると、信号S4の立下りでF/F6の出力信号
S6A,S6Bが反転する。
【0015】F/F6の出力信号S6Bの立下りで単安
定マルチ10が動作を開始し、予め設定された時定数で
決まる期間だけ信号S10がハイレベルとなる。この場
合、信号S10の波形の幅を、例えばテレビの垂直ブラ
ンキング期間17H(つまり水平同期パルスを1H(6
3.49μs)とすると17H(1079μs))の間
に切り替えが済むように予め設定しておく。次に、この
信号S10とF/F6の出力信号S6AはNANDゲー
ト14に入力され、信号S14が出力される。
【0016】以上と同様の経過により、NANDゲート
12から信号S12が出力される。
【0017】図2に示されたNANDゲート出力S1
2,S14をみると、出力交互の切り替えは垂直帰線消
去期間内に終了しており、且つ、予め設定された時定数
によるデッドタイムをもって次の切り替えに移ることが
わかる。従って、この出力S12,S14をフルブリッ
ジ構成の切り替え器等のゲートまたはベースに制御信号
として入力し、印加電圧の極性切り替えを行うことがで
きる。
【0018】すなわち、図1から得られた2つの駆動信
号S12,S14は図3に示す光フォトカプラを介し
て、図4に示したフルブリッジ回路のベース(FETを
用いる場合はゲート)に入力される。このことにより、
トランジスタTR1,TR4の導通とトランジスタTR
2,TR3の導通が交互に行われるため、放電管には極
性の反転した電圧が印加されることになる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明によれば、放
電管の極性切り替えが画像一枚ごとに完全同期し、しか
も、放電管の明滅つまり電極の極性変換タイムが画像の
つなぎ目(垂直ブランキング期間)に終了するので、画
像の乱れ・ノイズの全くない画像が得られる。従って、
その画像をコンピュータで処理する画像処理の場合にお
いても、高輝度照明による良画質が得られる。さらに、
放電管の高照度下におけるフィルター等の透過光で行わ
れる材料検査にも、本発明は威力を発揮する。
【0020】すなわち、商用交流電源による放電管(た
とえば蛍光灯,水銀灯,メタルハライド,ナトリュム灯
等)を照明用光源として、テレビカメラの撮影をした場
合、商用交流電源の周波数による放電管の明滅とテレビ
カメラの毎秒画像枚数(29.97枚)との差によるフ
リッカー、非同期に明滅する放電管により画像の質を著
しく下げるため、折角の高輝度高効率であっても利用さ
れることは少なかったという従来の欠点を除去して、各
種放電管の有効的な利用が可能となる。
【0021】また、テレビカメラの照明用放電管駆動用
ばかりでなく、液晶テレビのバックライトとして用いる
ことができる。さらに、液晶画像による投射型テレビ受
像機の光源としても、完全に同期のとれた高輝度放電管
による、大きく明るく鮮明な投射像を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の主要部を示す回路図であ
る。
【図2】図1の動作を示すタイミング図である。
【図3】フルブリッジ回路のベース制御信号を得るため
の回路図である。
【図4】放電管の印加電圧を極性反転するためのフルブ
リッジ回路を示す図である。
【符号の説明】
2 垂直同期分離回路 4 インバータ 6 JK型フリップフロップ 8,10 単安定マルチバイブレータ 12,14 NANDゲート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電管の両電極に印加する電圧の極性を
    切替える極性反転手段と、 前記極性反転手段における極性切り替えをテレビジョン
    垂直同期信号に同期させ、かつ該極性切り替えに伴う消
    灯時間を垂直帰線消去期間内に設定するタイミング制御
    手段を具備したことを特徴とする放電管点灯回路。
JP33077791A 1991-12-13 1991-12-13 放電管点灯回路 Pending JPH05219462A (ja)

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JP33077791A JPH05219462A (ja) 1991-12-13 1991-12-13 放電管点灯回路

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JP33077791A Pending JPH05219462A (ja) 1991-12-13 1991-12-13 放電管点灯回路

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6867555B2 (en) 2002-10-08 2005-03-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Intensity modulator for light source such as AC lamp
JP2007072243A (ja) * 2005-09-08 2007-03-22 Sanyo Epson Imaging Devices Corp 照度検出方法、輝度制御方法、電気光学装置及び電子機器
JP2008542794A (ja) * 2005-05-04 2008-11-27 デーウー・エレクトロニクス・コーポレイション 有機elバックライトを有する液晶表示装置の駆動装置
US20090231250A1 (en) * 2008-03-17 2009-09-17 Seiko Epson Corporation Electro-optic device

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