JPH05219154A - コードレス電話システムの通話圏外通知回路 - Google Patents

コードレス電話システムの通話圏外通知回路

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JPH05219154A
JPH05219154A JP4016588A JP1658892A JPH05219154A JP H05219154 A JPH05219154 A JP H05219154A JP 4016588 A JP4016588 A JP 4016588A JP 1658892 A JP1658892 A JP 1658892A JP H05219154 A JPH05219154 A JP H05219154A
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JP
Japan
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cordless telephone
line
calling
electric field
telephone
Prior art date
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Pending
Application number
JP4016588A
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English (en)
Inventor
Shinichi Shinohara
篠原愼一
Atsushi Wakamatsu
篤 若松
Ichiro Tamura
田村一郎
Seiichi Ichihara
市原清一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meisei Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Meisei Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コードレス電話機の通話圏外への移動時の電
話回線への雑音送出防止と、コードレス電話機及び電話
回線に対する圏外移動通知音の送出。 【構成】 接続装置1において、電界強度検出部106
によりコードレス電話機2の放射電波の電界強度を常時
監視し、電界強度が設定レベル以下になったときには、
S1スイッチ181を開いて通話経路を開放し、S2ス
イッチ182及びS3スイッチ183を閉じて外線3側
通話経路及び送信部104側通話経路に音源102を接
続して、外線3とコードレス電話機2に圏外通知音を送
出する。 【効果】 コードレス電話機が通話圏外に移動しても電
話回線に不快な雑音が送出されず、また、電話回線とコ
ードレス電話機の双方にコードレス電話機の圏外移動が
通知されるので、通話中の電話回線加入者は通話中断が
故障によるものでないことを認識でき、コードレス電話
機使用者は素早く通話圏内に復帰できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コードレスボタン電話
装置又は単独コードレス電話装置等、コードレス電話シ
ステムにおいて、通話中のコードレス電話機が通話圏外
に移動したときの電話回線側加入者(通話相手先)及び
コードレス電話機の使用者に対する通話圏外通知回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】無線回線による通話においては、通話相
手からの電波の電界強度があるレベル以下となると雑音
が発生し、コードレス電話システムでは、コードレス電
話機の送話音声に上記雑音が混入して電話回線に送出さ
れるため、通話相手先では通話音声が非常に聴き取り難
くなる。
【0003】そこで、一般にコードレス電話システムで
は、コードレス電話機と無線接続中の接続装置内で電話
回線とコードレス電話機との間の通話経路を一時的に
(コードレス電話機が通話圏内に戻るまで)開放するこ
とによって、雑音を含む通話音声が電話回線に送出され
ないようにし、併せて電話回線に通知音を送出すること
によって通話相手先に通話の中断を周知せしめるように
しており、これにより通話相手先は、通話不能がコード
レス電話機の通話圏外への移動による一時的中断による
ものか、又は故障による強制切断によるものかを区別で
きるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のコードレス
電話システムによると、通話圏外通知音は電話回線側に
送出されるのみであるので、例えばコードレス電話機か
らの発射電波(280MHz帯)は接続装置に届かない
が、接続装置の発射電波(350MHz帯)はコードレ
ス電話機に充分に届いているような場合(通話圏外通
話)では、コードレス電話機には通話圏外であることを
認識できないので、コードレス電話機の使用者は、通話
不能が故障による通話の強制切断によるものか、又は自
己の通話圏外への移動による一時的中断かを区別して判
断することができず、通話不能時の適正な対応ができな
いという問題がある。
【0005】本発明は以上の問題を解決するため、コー
ドレス電話機が通話圏外に移動したとき、電話回線側に
雑音を送出せず、かつ、コードレス電話機の使用者と電
話回線側加入者の双方に通話圏外通知を行なうことがで
きる通話圏外通知回路を得ることを課題とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、接続装置に、コードレス電話機からの受
信電波の電界強度を監視するための電界強度監視手段
と、通話圏外通知音の音源と、無線回線形成手段と電話
回線との間の通話経路を開閉制御するための第1のスイ
ッチ手段と、上記音源を電話回線に接続制御するための
第2のスイッチ手段と、上記音源を上記無線回線形成手
段の送信部に接続するための第3のスイッチ手段を設
け、上記電界強度監視手段によりコードレス電話機から
の電波の電界強度が設定レベル以下となったことが検出
されたとき、上記第1のスイッチ手段を開いて電話回線
とコードレス電話機との通話経路を開放するとともに、
上記第2及び第3のスイッチ手段を閉じて上記音源より
電話回線とコードレス電話機の双方に通話圏外通知音を
送出するようにしたものである。
【0007】
【作用】コードレス電話機が通話中に通話圏外に移動し
たとき、コードレス電話機と電話回線との間の通話経路
が一時的に開放され、かつ電話回線とコードレス電話機
の双方に通話圏外通知音が送出されるので、コードレス
電話機が通話中に通話圏外に移動しても、電話回線の加
入者への通話音声に雑音が混入せず、かつ当該加入者は
通話の中断がコードレス電話機の通話圏外への移動によ
る一時的中断であることを認識でき、また、コードレス
電話機の使用者は、自己が通話圏外に移動したことを認
識できるので、速やく通話圏内に戻ることができる。
【0008】
【実施例】図面はいずれも本発明を単独コードレス電話
システムに実施した例を説明するもので、図1はシステ
ム構成図、図2は接続装置のブロック図、図3はコード
レス電話機の通話中の通話圏外移動時及び通話圏内復帰
時におけるシーケンス図、図4は接続装置における制御
を示すフローチャートである。
【0009】図1に示すように、単独コードレス電話装
置は、1台の接続装置1と1台のコードレス電話機2で
構成され、接続装置1には1本の電話回線、例えば外線
3が接続されている。
【0010】また、接続装置1において、コードレス電
話機2からの電波を、通話品質の確保のために最低限必
要とするレベルで受信できる範囲(区域的な範囲)を通
話良好範囲(通話圏内、以下圏内という。)Aとし、こ
れ以外の範囲を通話不良範囲(通話圏外、以下圏外とい
う。)Bとしている。
【0011】接続装置1は図2に示すように、外線3の
接続制御を行なう外線インタフェース101と、圏外通
知音(以下、通知音という。)の音源102(当該音源
102は保留音の音源を流用する)と、コードレス電話
機2との間で無線回線を形成するための無線回線形成手
段をなす受信部103及び送信部104と、送受信兼用
のアンテナ105と、コードレス電話機2からの受信電
波の電界強度監視手段をなす電界強度検出部106と、
受信部103及び送信部104と外線3との間で音声の
2線−4線変換を行なうハイブリッド部107と、外線
インタフェース101、音源102、送信部104及び
ハイブリッド部107相互間を選択的に接続制御するス
イッチ部108と、CPU191を主体に構成され、接
続装置1の制御全般を一括して行なう制御部109とで
構成されている。
【0012】スイッチ部108は、コードレス電話機2
と外線3との音声通話路を開閉制御する第1のスイッチ
手段(以下、S1スイッチという。)181と、音源1
02をS1スイッチ181と外線3との間の通話経路に
接続制御する第2のスイッチ手段(以下、S2スイッチ
という。)182と、音源102を無線回線形成手段の
送信部104との間の通話経路に接続制御する第3のス
イッチ手段(以下、S3スイッチという。)183とを
有している。
【0013】コードレス電話機2の構成は、本発明の実
施に関して従来と特に変わるものではないので、詳細に
は示さない。
【0014】次に動作を説明する。なお、接続装置1と
コードレス電話機2との間に無線回線による通話チャネ
ルが設定されるまでの動作は従来と同じであり、かつ、
本発明に直接関係しないので説明は省略し、以下はコー
ドレス電話機2が外線3と通話中であるものとして説明
する。
【0015】コードレス電話機2が圏内Aにあり、接続
装置1を介して外線3と通話状態にあるときは、接続装
置1において、電界強度検出部106はコードレス電話
機2からの受信電波の電界強度が設定レベル以上である
ことを検出しており、これによりスイッチ部108で
は、S1スイッチ181が閉じ、S2スイッチ182及
びS3スイッチ183が開いている。この状態では、図
3の(イ),(ロ)に示すようにコードレス電話機2と
外線3とは接続装置1を介して通話音声を授受してお
り、通話中の状態にある。
【0016】制御部109は、コードレス電話機2が外
線3と通話中は継続して電界強度検出部106からの情
報(電界強度データ)によりコードレス電話機2の移動
を監視しており(図4のステップS1)、コードレス電
話機2が圏外Bに移動すると、電界強度検出部106で
検出されるコードレス電話機2からの電波の電界強度が
設定レベル以下となり、CPU191は、この設定レベ
ル以下となった電界強度情報を読み込んでコードレス電
話機2が圏外Bに移動したことを知り、S1スイッチ1
81を開き、S2スイッチ182及びS3スイッチ18
3を閉じる(図4のステップS2)。
【0017】S1スイッチ181が開くことにより外線
3とコードレス電話機2との通話経路が開放され、コー
ドレス電話機2が圏外Bに移動したことに起因して受信
部3に入る雑音が外線3に流出するのを防止し、また、
S2スイッチ182が閉じることにより音源102から
の通知音が外線インタフェース101を介して外線3に
送出され、外線3を介して通話中の相手先に、通話の中
断がコードレス電話機2の圏外Bへの移動によるもので
あることを知らせ、また、S3スイッチ183が閉じる
ことにより上記通知音が送信部104を介してコードレ
ス電話機2にも送出され、当該コードレス電話機2の使
用者に圏外Bに出たことを知らせて圏内Aに戻ることを
促す。この状態では、当然ながら通話は中断することと
なり、図3の(ハ),(ニ)に示すように、外線3及び
コードレス電話機2には接続装置1からの通知音のみ送
出されている。
【0018】以上のように、コードレス電話機2が圏外
Bにあるときも、接続装置1では電界強度検出部106
で引続きコードレス電話機2からの電波の電界強度を監
視しており(図4のステップS3)、通知音を聴いたコ
ードレス電話機2の使用者が圏内Bに戻ると、当該電界
強度検出部106が再び設定レベル以上の電界強度を検
出し、これを読み込んで制御部109は再び通話が可能
になったものと判断し、CPU191の制御によりスイ
ッチ部108のS1スイッチ181を閉じ、S2スイッ
チ182及びS3スイッチ183を開く(図4のステッ
プS4)。これによって外線3及びコードレス電話機2
への通知音の送出が停止し、外線3とコードレス電話機
2との間の通話経路が再び形成されて、図3の(ホ),
(ヘ)に示すように再び外線3とコードレス電話機2と
の間で通話が可能となる。
【0019】また、本発明は、コードレスボタン電話装
置において実施することもできる。すなわち、コードレ
スボタン電話装置は、主装置に複数の外線と複数の接続
装置が収容され、複数のコードレスボタン電話機で上記
外線を共用するようにしたシステムであり、接続装置を
図1に示すのと同様の構成とし、外線インタフェース1
01から外部に出る通話線(図2において外線3と記載
した通話線)を主装置の接続装置収容端子に接続すれば
よい。
【0020】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明は、コー
ドレス電話機が通話中に通話圏外に出たときには、接続
装置でこれを検出して電話回線とコードレス電話機との
間の通話経路を一時的に開放し、併せて通話回線とコー
ドレス電話機の双方に圏外通知音を送出するようにした
ものであり、コードレス電話機の使用者が通話圏外に移
動したとき、電話回線側の加入者に不快な雑音が送出さ
れず、かつ当該加入者は通知音を聴くことによって通話
不能が一時的な中断であるものと認識でき、また、コー
ドレス電話機の使用者は、自己が通話圏外に出たことを
認識することができるので、速やく通話圏内に戻ること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のシステム構成図
【図2】本発明実施例のブロック図
【図3】本発明実施例のシーケンス図
【図4】本発明実施例の制御フローチャート
【符号の説明】
1…接続装置 2…コードレス電話
機 3…外線 102…音源 103…受信部 104…送信部 106…電界強度検出部 108…スイッチ部 109…制御部 181…S1スイッ
チ 182…S2スイッチ 183…S3スイッ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村一郎 東京都文京区小石川2丁目5番7号 明星 電気株式会社内 (72)発明者 市原清一 東京都文京区小石川2丁目5番7号 明星 電気株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コードレス電話機と、該コードレス電話
    機と電話回線とを無線回線によって接続制御する接続装
    置で構成されるコードレス電話システムにおいて、接続
    装置に、コードレス電話機からの受信電波の電界強度を
    監視するための電界強度監視手段と、通話圏外通知音の
    音源と、電話回線と無線回線形成手段との間の通話経路
    に設けられ、上記電界強度監視手段が設定レベル以上の
    電界強度を検出しているとき閉じており、当該電界強度
    が設定レベル以下となったことを検出したとき開くよう
    に制御される第1のスイッチ手段と、上記音源と上記第
    1のスイッチ手段からみて電話回線側の通話経路との
    間、及び上記音源と無線回線形成手段の送信部との間に
    それぞれ設けられ、上記電界強度監視手段が設定レベル
    以上の電界強度を検出しているときに開いており、当該
    電界強度が設定レベル以下となったことを検出したとき
    閉じるように制御される第2及び第3のスイッチ手段を
    設けたコードレス電話システムの通話圏外通知回路。
JP4016588A 1992-01-31 1992-01-31 コードレス電話システムの通話圏外通知回路 Pending JPH05219154A (ja)

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JP4016588A JPH05219154A (ja) 1992-01-31 1992-01-31 コードレス電話システムの通話圏外通知回路

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JPH05219154A true JPH05219154A (ja) 1993-08-27

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ID=11920439

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JP4016588A Pending JPH05219154A (ja) 1992-01-31 1992-01-31 コードレス電話システムの通話圏外通知回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0713316A3 (en) * 1994-11-18 1996-12-18 Canon Kk Cordless communication device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0713316A3 (en) * 1994-11-18 1996-12-18 Canon Kk Cordless communication device

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