JPH0749895Y2 - 無線電話装置 - Google Patents

無線電話装置

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JPH0749895Y2
JPH0749895Y2 JP1989119818U JP11981889U JPH0749895Y2 JP H0749895 Y2 JPH0749895 Y2 JP H0749895Y2 JP 1989119818 U JP1989119818 U JP 1989119818U JP 11981889 U JP11981889 U JP 11981889U JP H0749895 Y2 JPH0749895 Y2 JP H0749895Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、コードレス電話装置や携帯電話装置、自動車
電話装置等の様に、移動端末機が親装置の通信エリア内
で使用される無線電話装置に関する。
(従来の技術) 第4図は、コードレス電話装置の構成の一例を示すもの
で、この装置は加入者線1に接続された親装置としての
接続装置2と、この接続装置2に対し無線回線3を介し
て接続される移動端末機としての無線電話機4とから構
成される。
接続装置2は、シンセサイザ(SYN)21により送受信チ
ャネルが指定される送信機(TX)22および受信機(RX)
23を備え、通話中に加入者線1を介して通話相手端末か
ら到来した通話信号をラインリレー24およびハイブリッ
ド回路25を経たのち上記送信機22で変調して送信アンテ
ナ26から無線回線3へ送出している。また、無線回線3
を経て無線電話機4から到来した無線通話信号を、受信
アンテナ27を介して受信機23で復調したのち上記ハイブ
リッド回路25およびラインリレー24を介して加入者線1
へ送出している。
さらにこの接続装置2は、加入者線1と無線電話4との
間の接続に必要な回路として、交換機から到来する16Hz
の呼出信号を検出する着信検出回路(16−DET)28、受
信電界検出回路(CD)29および識別情報メモリ(IDメモ
リ)30と、制御回路(CONT)31とを備えている。
このうち受信電界検出回路29は、キャリアスケルチまた
はノイズスケルチ回路からなり、無線電話機4からの電
波の到来監視を行なう。IDメモリ30は、例えばROMから
なり、接続装置2と無線電話機4との組合わせにより予
め決められた自己の識別情報(IDコード)を記憶したも
ので、制御回路31のアクセスによりIDコードを読出す。
制御回路31は、例えばマイクロコンピュータを主制御部
として有するもので、種々の接続制御を行なう。尚、32
は整流安定化回路で、商用電源出力(AC100V)から所定
の動作電圧Vccを生成してこの動作電圧Vccを装置内の各
部に供給している。
一方無線電話機4は、上記接続装置2と同様にシンセサ
イザ(SYN)41により送受信チャネルが指定される送信
機(TX)42および受信機(RX)43を備えており、通話時
に無線回線3を経て到来した無線通話信号を受信アンテ
ナ44を介して受信機43で受信復調したのち受話器45から
音声として出力している。また、送話器46から入力され
た送話信号を送信機42で変調したのち送信アンテナ47を
介して無線回路3へ送信している。
さらにこの無線電話機4は、前記接続装置2および交換
機との間の接続に必要な回路として、発信スイッチ48お
よびダイヤルキー49と、受信電界検出回路(CD)50、RO
Mからなる識別情報メモリ(IDメモリ)51と、マイクロ
コンピュータを主制御部とし種々の接続制御を行なう制
御回路(CONT)52と、鳴音を発生するサウンダ53とを備
えている。尚、54は無線電話機内の各部に動作電圧Vcc
を供給するバッテリ、55はその電源スイッチである。
このような構成において、先ず着呼が発生した場合に
は、接続装置2はこの着呼の発生を着信検出回路28で検
出し、制御回路31によりシンセサイザ21に制御チャネル
を指示して送信機22および受信機23をそれぞれ動作させ
る。そして、無線電話機4へIDコードおよび通話チャネ
ルの指定情報を含んだ着呼信号を送出する。これに対し
無線電話機4は、待機中に受信機43で間欠受信動作を行
なっており、この状態で接続装置2から電波が到来する
とこれを受信電界検出回路50で検出し、かつ制御回路52
で接続装置2から送られたIDコードをIDメモリ51に記憶
してある自己のIDコードと照合する。そして、この照合
の結果自機への着信であると判定すると、先ず接続装置
2へ着呼応答信号を返送し、次にシンセサイザ41に上記
通話チャネル指定情報により指定された通話チャネルを
指示して送信機42および受信機43をそれぞれ連続動作状
態に設定する。そして、この状態で上記通話チャネルが
空きであるか否かを受信電界検出回路50により確認し、
空きならばチャネル切換完了信号を接続装置2へ送出す
る。
接続装置2は、無線電話機4から上記着呼応答信号が返
送されると、その時点でシンセサイザ21に対し上記通話
チャネルを指定して送信機22および受信機23の通信チャ
ネルを切換え、その後上記チャネル切換完了信号を受信
すると、ベル信号を無線電話機4へ送出する。無線電話
機4は、接続装置2からのベル信号を受信すると、この
ベル信号に応じた呼出音をサウンダ53から発生させて加
入者に着呼の発生を報知する。
この呼出しに対し加入者がオフフックして応答すると、
無線電話機4の制御回路52は呼出音の発生を停止すると
ともに、オフフック信号を接続装置2へ送出する。接続
装置2は、無線電話機4からオフフック信号が送られる
と、ベル信号の送信を停止するとともに無線電話機4へ
AF信号を送信し、さらにラインリレー24をオンとして交
換機(図示せず)に対し着信応答する。これに対し無線
電話機4は、上記AF信号を受信した時点で音声回路をオ
ンとし、以後通話動作状態となる。
しかして、無線電話機4と発呼者との間には通話路が形
成され、以後両者の間で通話が可能となる。
一方待機状態において、加入者が所望の相手に対し発呼
するために、無線電話機4の発信スイッチ48をオンした
とする。そうすると、無線電話機4は制御回路52により
送信機42および受信機43をそれぞれ連続動作させ、かつ
接続装置2へIDコードを含む発呼信号を送出する。これ
に対し接続装置2は、無線電話機4から電波が到来する
とこれを受信電界検出回路29で検出し、かつ制御回路31
でIDコードをIDメモリ30に記憶してある自己のIDコード
と照合する。そして、この照合の結果自己への接続要求
であると認識すると、通話チャネルを指定するためのチ
ャネル指定信号を無線電話機4へ向けて送信し、しかる
のち上記通話チャネルをシンセサイザ21に指示して送信
機22および受信機23通信チャネルを上記通話チャネルに
切換える。
無線電話機4は、接続装置2からのチャネル指定信号を
受信すると、この信号により指定された通話チャネルを
シンセサイザ41に指示し、これにより送信機42および受
信機43の通信チャネルを上記通話チャネルに切換える。
そして、この状態で上記通話チャネルが空きであるか否
かを受信電界検出回路50により確認し、空きであれば接
続装置2に対しチャネル切換完了信号を返送する。接続
装置2は、このチャネル切換完了信号を受信すると、AF
信号を送信して無線電話機4の音声回路をオンとすると
ともに、ラインリレー24をオンにして交換機に対し発呼
の発生を伝える。
この状態で加入者が無線電話機4において、ダイヤルキ
ー49により相手電話機の電話番号を入力すると、無線電
話機4はそのキーコードデータを送信機42から無線回線
3を介して接続装置2へ送出する。これに対し接続装置
2の制御回路31は、上記キーコードデータに応じてライ
ンリレー24を開閉制御してダイヤルパルスを加入者線1
へ送出させる。しかして、所望の通話相手への呼出しが
行なわれ、これに対し被呼側が応答すれば以後無線電話
機4と被呼側との間が接続されて通話が可能となる。
すなわち、このような装置を使用すれば、加入者線1に
直接接続される通常の有線電話機を使用する場合と全く
同様に通話を行なうことができる。
ところで、この種の装置では、接続装置2および無線電
話機4の送信電力が限られているため、無線電話機4が
接続装置2の無線通信エリア外に存在すると無線電話機
4は通話のための正常な接続制御を行なえなくなる。
そこで従来では、例えば無線電話機4において、発信ス
イッチ48がオンされたとき、つまり発呼操作が行われた
ときに、発呼信号の送信後一定時間が経過しても接続装
置2からチャネル指定信号が到来しなかった場合に、無
線電話機4自身が接続装置2の通信エリア外にあると判
断し、サウンダ53から圏外報知音を発するようにしてい
る。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、この様な従来の装置では、無線電話機4
が接続装置2の通信エリア外に存在する場合、無線電話
機4で発呼操作が行なわれない限り圏外報知は発生され
ない。このため、例えば通信エリア外に存在する状態で
無線電話機4の電源スイッチ55をオンし、そのまま無線
電話機4を設置したような場合には、その後の待機中に
接続装置2から着呼信号が送信されても、この着呼信号
は無線電話機4で正確に受信されないため、着呼応答が
行なえなくなることがあった。
そこで本考案は上記事情に着目し、電源投入時にも圏外
報知が発生されるようにし、これにより使用開始時に移
動端末機が通信エリアから外れた位置に設置される不具
合を未然に防止して、移動端末機を適切な状態で使用す
ることができる無線電話装置を提供することを目的とす
る。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するために、有線回線に接続
された親装置と、この親装置に対し無線回線を介して接
続される移動端末機とを備えた無線電話装置において、
移動端末機の電源が投入されたときに、報知信号を移動
端末機から親装置へ送信し、この報知信号が親装置で受
信されたときにその旨の応答信号を親装置から上記移動
端末機へ返送するようにし、移動端末機で上記報知信号
の送信後に親装置から応答信号が返送されるか否かを監
視して、応答信号の返送が確認されなかった場合に圏外
報知を発するようにしたものである。
また本考案は、親装置において、移動端末機から報知信
号が送られた場合にその応答信号を所定回数繰り返し返
送するようにし、かつ移動端末機において、報知信号の
送信後親装置から応答信号が返送されるか否かを所定期
間中監視して、この所定期間内に上記応答信号の返送が
確認されなかった場合に圏外報知を発するようにしたこ
とも特徴とする。
(作用) この結果本考案によれば、電源投入時に移動端末機が親
装置の通信エリア内に存在しているか否かが判定され、
通信エリア外にいる場合には圏外報知が発生されること
になる。このため、仮に通信エリアから外れた位置で移
動端末機を使用し始めようとすると、この時点で圏外で
あることが使用者に知らされることになり、これにより
移動端末機が通信エリア外の位置に設置される不具合を
未然に防ぐことができる。
したがって、移動端末機を設置した状態では親装置から
の着呼信号を確実に受信することが可能となり、これに
より移動端末機を適切な状態で使用開始することができ
る。
また、親装置から応答信号を複数回繰り返し返送し、移
動端末機で所定期間中継続して上記応答信号の返送を監
視するようにしたので、例えば一時的に応答信号が断と
なってたとしてもこれを即時通信エリア外として判定し
ないようにすることができ、これによりさらに安定な圏
外検出を行なうことが可能となる。
(実施例) 第1図は本考案の一実施例における無線電話装置の構成
を示すものである。尚、同図において前記第4図と同一
部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
無線電話機40の制御回路70は、発呼および着呼に伴う接
続装置20との間の無線接続制御手段と、発呼時に接続装
置20から所定の応答信号が返送されない場合に圏外報知
を発生する第1の圏外報知発生制御手段とに加えて、電
源投入報知制御手段71と、電源応答監視手段72と、第2
の圏外報知発生制御手段73とをそれぞれ備えている。
このうち先ず電源投入報知制御手段71は、無線電話機40
の電源スイッチ55が投入された時に、電源投入報知信号
を作成してこの信号を接続装置20に向けて送信するもの
である。また電源応答監視手段72は、上記電源投入報知
信号の送信後、所定時間内に接続装置20から電源投入応
答信号が返送されるか否かを監視するものである。さら
に第2の圏外報知発生制御手段73は、上記電源応答監視
手段72により所定時間内に電源投入応答信号の返送が検
出されなかった場合に、サウンダ53から圏外報知音を発
生させるものである。
一方接続装置20の制御回路60は、着呼および発呼に伴う
上記無線電話機40との間の無線接続制御手段の他に、電
源応答制御手段61を有している。この電源応答制御手段
61は、待機中に無線電話機40から電源投入報知信号が送
られた場合に、電源投入応答信号を作成してこの信号を
無線電話機40に対し所定回数繰り返し返送するものであ
る。
次に、以上のように構成された装置の動作を各制御回路
60,70の制御手順に従って説明する。先ず初期状態とし
て接続装置20は待機状態、無線電話機40は不動作状態と
なっているものとする。
この状態で、無線電話機40の使用を開始するべく加入者
が無線電話機40の電源スイッチ55を投入すると、無線電
話機40の制御回路70は第2図に示すように先ずステップ
2aで自身および無線電話機40内の各回路の初期化を行な
う。さて、この初期化が終了すると制御回路70は、次に
ステップ2bでシンセサイザ41に対し制御チャネルの設定
を指示する。この結果、送信機42および受信機43は上記
制御チャネルにより連続送受信動作状態になる。そして
ステップ2cで電源投入報知信号を作成し、この信号を上
記送信機42から接続装置20へ送信させる。
これに対し接続装置20の制御回路60は、待機状態におい
て第3図に示すようにステップ3a,3bでそれぞれ着呼の
到来監視と発呼の発生監視とを行ないながら、ステップ
3cで電源投入報知信号の到来監視を行なっている。この
状態で無線電話機40から電源投入報知信号が到来し、こ
の電源投入報知信号が正常に受信検出されると、制御回
路60はステップ3dに移行してここで電源投入応答信号を
作成してこの信号を送信機22から無線電話機40に向けて
返送させる。この電源投入応答信号の返送は、ステップ
3eでその返送回数を監視することにより一定回数繰り返
し行なう。
一方無線電話機40の制御回路70は、上記ステップ2cで電
源投入報知信号を1回送信すると、ステップ2d,2eでそ
れぞれ電源投入応答信号の返送監視と、電源投入報知信
号の送信開始後から所定時間が経過したか否かの監視と
を行なう。そして、電源投入応答信号の返送が確認され
ずかつ所定時間が経過していない間は、ステップ2cに戻
って電源投入報知信号の送信を繰り返し行なう。この状
態で、接続装置20から電源投入応答信号が到来し、この
電源投入応答信号が正しく受信されると、制御回路70は
無線電話機40は接続装置20の通信エリア内に存在するも
のと判断し、そのまま待機状態に移行する。これに対
し、いま仮に無線電話機40の位置が接続装置20の通信エ
リアから外れていたとすると、無線電話機40から送信し
た電源投入報知信号は接続装置20に到達しないか、ある
いは接続装置20からの電源投入応答信号が無線電話機40
に到達しない。このため、無線電話機40では所定時間が
経過しても電源投入応答信号は検出されない。したがっ
て、制御回路70は上記所定時間が経過した時点で、無線
電話機40が接続装置20の通信エリアから外れていると判
断し、ステップ2fに移行してここで圏外報知信号を発生
し、この信号をサウンダ53に供給する。このため、サウ
ンダ53からは圏外報知音が発生され、この圏外報知音に
より使用者に圏外である旨が報知される。
この様に本実施例であれば、次のような各種効果が得ら
れる。すなわち、 無線電話機40で電源が投入された時点で無線電話機
40から電源投入報知信号を接続装置20へ送信し、この電
源投入報知信号が正しく受信された場合に接続装置20か
ら電源投入応答信号を無線電話機40に返送し、無線電話
機40でこの電源投入応答信号の返送を監視して、返送が
確認されない場合に無線電話機40の位置が接続装置20の
通信エリアから外れていると判断して圏外報知を発生す
るようにしている。
したがって、無線電話機40の使用開始時にその位置が接
続装置20の通信エリアから外れている場合には、無線電
話機40を設置するために電源を投入した時点で圏外報知
が発生されることになる。このため、使用者は無線電話
機40の設置位置が適切ではないことを設置時点で明確に
知ることができ、これにより無線電話機40を正常な着呼
および発呼動作が可能な適切な位置に設置することがで
きる。したがって、設置後着呼が発生してもこれが受け
られないといった不具合は確実に防止される。
接続装置20から電源投入応答信号が返送されるかま
たは所定時間が経過するまで、無線電話機40から電源投
入報知信号を繰り返し送信し、かつ接続装置20では電源
投入応答信号を所定回数だけ繰り返し返送するようにし
たので、無線回線の状態が一時的に劣化し、これにより
電源投入報知信号または電源投入応答信号が正常に到達
しなかった場合でも、これを即時圏外であると誤判定し
ないようにすることができ、これにより圏外判定の判定
精度を高めることができる。
尚、本考案は上記実施例に限定されるものではない。例
えば、無線電話機40において、電源投入応答信号が受信
されるか否かとともに受信品質の程度を検出し、圏外報
知音を発するとともにこの検出結果を表示器等に表示す
るようにしてもよい。この様にすればさらにきめ細かな
圏外報知を行うことができる。
また圏外報知手段としては、報知音を発生する以外に、
発光ダイオード(LED)を点灯或いは点滅させたり、液
晶表示器等に圏外である旨のメッセージを表示するよう
にしてもよく、またメッセージを音声合成技術を用いて
音声として出力するようにしてもよい。
その他、電源投入時に無線電話機40から送信する報知信
号の構成および接続装置20から返送する応答信号の構成
は、本来の無線接続制御に悪影響を与えないものであれ
ば如何なるものであってもよく、さらに各制御回路の構
成や制御手順および制御内容等についても、本考案の要
旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
[考案の効果] 以上詳述したように本考案は、移動端末機の電源が投入
されたときに、報知信号を移動端末機から親装置へ送信
し、この報知信号が親装置で受信されたときにその旨の
応答信号を親装置から上記移動端末機へ返送するように
し、移動端末機で上記報知信号の送信後に親装置から応
答信号が返送されるか否かを監視して、応答信号の返送
が確認されなかった場合に圏外報知を発するようにした
ものである。
したがって本考案によれば、電源投入時にも圏外報知を
発生するようにでき、これにより使用開始時に移動端末
機が通信エリアから外れた位置に設置される不具合を未
然に防止して、移動端末機を適切な状態で使用すること
ができる無線電話装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における無線電話装置の構成
を示す機能ブロック図、第2図および第3図は同装置の
制御回路の制御手順および制御内容を示すフローチャー
ト、第4図は従来におけるコードレス電話装置の構成の
一例を示す回路ブロック図である。 1…加入者線、3…無線回線、20…接続装置、40…無線
電話機、21,41…シンセサイザ(SYN)、22,42…送信機
(TX)、23,43…受信機(RX)、24…ラインリレー、25
…ハイブリッド回路、26,47…送信アンテナ、27,44…受
信アンテナ、28…着信検出回路(16−DET)、29,50…受
信電界検出回路(CD)、30,51…識別情報メモリ(IDメ
モリ)、32…整流安定化回路、45…受話器、46…送話
器、48…発信スイッチ、49…ダイヤルキー、53…サウン
ダ、54…バッテリ、55…電圧スイッチ、60,70…制御回
路(CONT)、61…電源応答制御手段、71…電源投入報知
制御手段、72…電源応答監視手段、73…第2の圏外報知
発生制御手段。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】有線回線に接続された親装置と、この親装
    置に対し無線回線を介して接続される移動端末機とを備
    えた無線電話装置において、 前記移動端末機は、電源が投入されたことに応じて前記
    親装置に対し報知信号を送信する報知信号送信手段と、
    前記報知信号の送信後前記親装置からこの報知信号を受
    信した旨の応答信号が返送されるか否かを監視する応答
    監視手段と、この応答監視手段により前記応答信号の返
    送が確認されなかった場合に圏外報知を発する圏外報知
    発生手段とを備え、 前記親装置は、前記移動端末機から前記報知信号が送ら
    れた場合に前記応答信号を返送する応答信号返送手段を
    備えたことを特徴とする無線電話装置。
  2. 【請求項2】親装置の応答信号返送手段は、移動端末機
    から報知信号が送られた場合に、その応答信号を所定回
    数繰り返し返送し、 移動端末機の応答監視手段は、報知信号の送信後前記親
    装置からの応答信号の返送の有無を所定期間監視し、圏
    外報知発生手段は前記所定期間内に前記応答信号の返送
    が確認されなかった場合に圏外報知を発することを特徴
    とする請求項(1)記載の無線電話装置。
JP1989119818U 1989-10-13 1989-10-13 無線電話装置 Expired - Lifetime JPH0749895Y2 (ja)

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