JPS63164656A - 無線電話装置 - Google Patents

無線電話装置

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JPS63164656A
JPS63164656A JP61308640A JP30864086A JPS63164656A JP S63164656 A JPS63164656 A JP S63164656A JP 61308640 A JP61308640 A JP 61308640A JP 30864086 A JP30864086 A JP 30864086A JP S63164656 A JPS63164656 A JP S63164656A
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wireless telephone
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Koichi Ito
公一 伊藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は、例えば加入者線に接続して使用される無線電
話装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種の装置として例えば次のようなものがある
。第5図はその構成を示すもので、この装置は加入者線
1に接続される親装置2と、この親装置2に無線回線3
を介して接続される無線電話機4とから構成されている
親装置2は、シンセサイザ(SYN)26により送受信
チャネルが指定される送信機(TX)24および受信機
(RX)25を備え、通話中に加入者線1を介して通話
相手端末から到来した通話信号をラインリレー22およ
びハイブリッド回路23を経たのち上記送信機24で変
調して送信アンテナから無線回線3へ送出し、かつ無線
回線3を経て無線電話機4から到来した無線通話信号を
受信アンテナを介して受信機25で復調したのち上記ハ
イブリッド回路23およびラインリレー22を介して加
入者線1へ送出している。またこの親装置2は、加入者
線1と無線電話機4との間の接続に必要な回路として、
交換機から到来する18Hzの呼出信号を検出する着信
検出回路21、受信電界検出回路(C−DET)27お
よび識別信号検出回路(I D−DET)28と、制御
回路(CONT)29とを備えている。このうち受信電
界検出回路27は、キャリアスケルチまたはノイズスケ
ルチ回路からなり、無線電話機4からの電波の到来監視
を行なう。識別信号検出回路28は、親装置2と無線電
話機4との組合わせにより予め決められた識別信号(I
Dコード)を照合するもので、その照合結果を制御回路
29に通知する。制御回路29は、例えばマイクロコン
ピュータを主制御部として有するもので、種々の接続制
御を行なう。尚、31は整流安定化回路で、商用電源出
力から所定の動作電圧vecを生成してこの動作電圧V
ccを親装置2内の各回路に供給するとともに、給電端
子を介して無線電話機4に対し充電用電圧として供給し
ている。
一方無線電話機4は、上記親装置2と同様にシンセサイ
ザ(SYN)4gにより送受信チャネルが指定される送
信機(TX)46および受信機(RX)47を備えてお
り、通話時に無線回線3を経て到来した無線通話信号を
受信アンテナを介して受信機47で受信復調したのち受
話器44から音声として出力し、かつ送話器43から入
力された通話信号を送信機46で変調したのち送信アン
テナを介して無線回線3へ送出している。またこの無線
電話機4は、前記親装置2および交換機との間の接続に
必要な回路として、発信スイッチ41、ダイヤルキー4
2、受信電界検出回路(C−DET)49、識別信号検
出回路(ID−DET)51、マイクロコンピュータを
主制御部とし種々の接続制御を行なう制御回路(CON
T)52および鳴音を発生するサウンダ45を備えてい
る。尚、53はバッテリであり、充電端子54を介して
前記親装置2から給電される動作電圧Vccにより充電
される。
このような構成において、先ず着信が発生した場合には
、親装置2はこの着信の発生を着信検出回路21で検出
し、制御回路29によりシンセサイザ26に空きの送受
信チャネルを指示して送信機24および受信機25をそ
れぞれ動作させ、無線電話機4へIDコードおよび着信
信号を送出する。これに対し無線電話機4は、待機中に
受信機47で間欠受信動作を行なっており、この状態で
親装置2から電波が到来するとこれを受信電界検出回路
49で検出し、かつ識別信号検出回路51で粗製f12
から送られるIDコードを照合する。
そして、この照合の結果自機への着信であると判定する
と、制御回路52によりシンセサイザ48に送受信チャ
ネルを指示して送信機46および受信機47をそれぞれ
連続動作状態にしたのち着信応答信号を親装置2へ返送
し、かつサウンダ45から呼出音を発生させて加入者に
着信発生を報知する。この呼出しに対し加入者が発信ス
イッチ41をオンすることにより応答すると、その旨が
無線電話機4の送信機46から親装置2へ送出され、こ
の結果親装置2はラインリレー22をオンとする。しか
して、無線電話機4と発呼者との間が接続され、以後両
者の間で通話が可能となる。
一方待機状態において、加入者が無線電話機4の発信ス
イッチ41をオンした場合には、無線電話機4は制御回
路52によりシンセサイザ48に特定の送受信チャネル
を指示してこれにより送信機46および受信機47をそ
れぞれ連続動作させ、かつ親装置2へIDコードおよび
発信信号を送出する。これに対し親装置2は、無線電話
機4から電波が到来するとこれを受信電界検出回路27
で検出し、かつIDコードを識別信号検出回路28で照
合する。そして、この照合の結果自己への接続要求であ
ると認識し、かつ発信信号の到来を確認すると、制御回
路29により発信応答信号を作成してこの信号を送受信
チャネルの指示情報とともに送信機24から無線電話機
4へ返送し、これにより無線電話機4に通話用の送受信
チャネルを設定させる。そして、この制御後にラインリ
レー22をオンにして加入者線1の直流ループを閉成さ
せる。また、この状態で加入者がダイヤルキー42によ
り相手電話番号を入力すると、無線電話機4はそのキー
コードデータを送信機46から無vA回線3を介′して
親装置2へ送出する。この結果、親装置2の制御回路2
9は上記キーコードデータに応じてラインリレー22を
開閉制御してダイヤルパルスを加入者線1へ送出させる
。しかして、所望の通話相手への呼出しが行なわれ、こ
れに対し被呼側が応答すれば以後無線電話機4と被呼側
との間が接続されて通話が可能となる。
すなわち、このような装置を使用すれば、加入者線1に
直接接続される通常の有線電話機を使用する場合と全く
同様に通話を行なうことができる。
ところで、最近このような無線電話装置に短縮ダイヤル
発信機能を持たせることが考えられており、従来では例
えば次のように実現している。すなわち、第5図に示す
如く親装置2に相手電話番号を短縮ダイヤル登録するた
めのRAMからなるメモリ33を設け、このメモリ33
に相手電話番号を登録する場合は、無線電話機4゛で先
ず発信スイッチ41をオンにして無線電話機4と親装置
2との間の無線回線3を接続し、この状態でダイヤルキ
ー42により所望の相手電話番号を例えばアスターキー
舛を用いて **031234567舛01 のように入力する。そうすると、そのキーコードは送信
回路46から無線回線3を介して親装置2へ送られ、親
装置2の制御回路29により読取られてメモリ33に記
憶される。尚、この例ではメモリ33の01番地に03
−123−4567なる相手電話番号が記憶される。ま
た短縮ダイヤル発信を行なう場合は、無線電話機4でダ
イヤルキー42を操作することにより、例えばX01の
ようにメモリ33の登録番号を入力する。そうすると、
そのキーコードは送信回路46から無線回線3を介して
親装置2へ送られ、親装置2の制御回路29で認識され
る。このキーコードを認識すると制御回路29は、メモ
リ33の01番地に記憶されている電話番号のコードを
読み出し、このコードに従ってラインリレー22を開閉
制御することにより上記電話番号に対応するダイヤルパ
ルスを加入者線1へ送出させる。かくして、短縮ダイヤ
ル発信機能が実現される。
ところが、このような従来の装置は、電話番号の登録を
行なっている間ラインリレー22を閉じるように構成さ
れているため、短縮ダイヤル登録中に加入者線1の直流
ループを不要に閉成してしまうという問題点があった。
このように有線回線の直流ループが閉成されると、交換
機が不要に動作することになり、また交換機側から見れ
ば装置は話中状態となるため着信が発生してもこの着信
を受けることができなくなるため極めて好ましくなかっ
た。
(発明が解決しようとする問題点) 以上のように従来の装置は、短縮ダイヤル登録中に有線
回線の直流ループが閉成された状態となるという問題点
を有するもので、本発明はこの点に着目し、短縮ダイヤ
ル登録中に有線回線の直流ループを閉成しないようにし
、これにより交換機の不要動作を阻止しかつ着信の受付
けを可能とする無線電話装置を提供しようとするもので
ある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、第1図に示す如く親装置または無線電話機に
、無線電話機でダイヤル操作が行なわれたときこの操作
が短縮ダイヤル登録操作であるかダイヤル発信操作であ
るかを判別するダイヤル操作判定手段Aと、このダイヤ
ル操作判定手段Aの判定結果に応じて動作する発信登録
制御手段Bとを設け、この発信登録制御手段Bにより、
上記ダイヤル操作判定手段Aでダイヤル操作がダイヤル
発信操作であると判定されたとき、有線回線の直流ルー
プを閉成してダイヤル信号を送出させるとともに、上記
ダイヤル操作が短縮ダイヤル登録操作であると判定され
たとき、有線回線の直流ループを開成させた状態で上記
短縮ダイヤル登録操作により入力された電話番号を短縮
ダイヤル登録用のメモリに記憶させるようにしたもので
ある。
(作用) この結果、無線電話機で発信操作が行なわれ場合には、
先ずダイヤル操作判定手段Aによりダイヤル操作がダイ
ヤル発信のためのものかまたは短縮ダイヤル登録のため
のものかが判定され、この判定の結果ダイヤル発信操作
の場合のみ有線回線の直流ループが形成されるので、短
縮ダイヤル登録中は有線回線の直流ループは開成された
状態を保持することになり、これにより交換機の不要動
作は防止され、また着信が発生した場合にはこの着信を
受けることが可能となる。
(実施例) 第2図は、本発明の一実施例における無線電話装置の構
成を示すものである。尚、同図において前記第5図と同
一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
粗製f!20には、無線電話機40から送られたダイヤ
ルキーコードがアスターキー舛であるか否かを判別する
ダイヤルキー判別回路(M−DET)34が設けである
。また制御回路30は、無線回線3の接続制御や発着信
制御等の通話動作に係わる通常の制御手段に加えて、第
3図に示す如く操作判定手段30aと、発信登録制御手
段30bと、着信処理制御手段30cとをそれぞれ備え
ている。
操作判定手段30aは、無線電話機40から送られた1
桁目および2桁目のダイヤルキーコードをダイヤルキー
判別回路34に供給してアスターキー舛であるか否かを
判別させる。そして、1桁目がアスターキー誉ではなく
数字キーであれば無線電話機40で行なわれた操作を通
常のダイヤル発信操作であると判定し、また1桁目がア
スターキ−%で2桁目が数字キーであれば短縮ダイヤル
発信操作であると判定し、さらに1桁目および2桁目と
もアスターキーXであれば短縮ダイヤル登録操作である
と判定する。発信登録制御手段30bは、無線電話機4
0から発信要求が発生したとき、上記操作判定手段30
aにダイヤル操作の種類を判定させ、その判定の結果無
線電話機で行なわれたダイヤル操作が通常のダイヤル発
信操作かまたは短縮ダイヤル発信操作だった場合にライ
ンリレー22を閉じてダイヤル信号の送出制御に移行し
、一方短縮ダイヤル登録操作だった場合はラインリ  
ル−22を開状態に保持したままメモリ33への電話番
号の登録制御を実行する。着信処理制御手段30cは、
上記発信登録制御手段30bによる電話番号の登録中に
着信の到来監視を行ない、着信が検出されたとき無線電
話機40へ制御コード番送出して着信の発生を知らせる
一方無線電話機40の制御回路50は、通話処理に係わ
る種々の制御手段に加えて、着信処理制御手段を備えて
いる。この着信処理制御手段は、発信中に親装置20か
ら着信発生を示す制御コードが送られたとき、サウンダ
45から呼出音を発生させて加入者に着信の発生を報知
し、かつこの呼出しに対し加入者が応答したときその旨
の制御コードを親装置20へ送出してラインリレー22
をオンさせるものである。
次に、以上のように構成された装置の動作を説明する。
待受時において粗製g120の制御回路30は、第4図
(a)に示す如くステップ4aおよびステップ4bでそ
れぞれ着信検出および発信検出の監視を繰返し行なって
おり、この状態で着信検出回路21により着信の発生が
検出されると先に述べた手順で着信処理を行なう。 ゛
さて、無線電話機40で発信操作およびその処理制御が
行なわれ、これが受信電界検出回路27および識別信号
検出回路28により検出されると親装置20の制御回路
30は、ステップ4bからステップ4Cに移行してここ
でシンセサイザ26に送受信チャネルを指定し、これに
より送信回路24および受信回路25をそれぞれ連続動
作状態にする。そして、ステップ4dで一定時間の時間
監視を行ないながらステップ4eで無線電話機40から
のダイヤルコードの到来監視を行ない、この状態で1桁
目のダイヤルコードが到来するとステップ4fに移行し
てここで上記ダイヤルコードをダイヤルキー判別回路3
4に供給し、アスターキーXか他のキーかを判別させる
。いま仮に上記1桁目のダイヤルコードがアスターキー
X以外のコードで、例えば“0”あると判定されたとす
ると、制御回路30は無線電話機40で行なわれたダイ
ヤル操作は通常のダイヤル発信操作であると判定し、こ
の時点でステップ4gでラインリレー22をオンとして
加入者線1の直流ループを閉成させる。そして、続いて
無線電話機40から送られる各桁のダイヤルキーコード
をステップ4hで入力する毎にステップ41でラインリ
レー22を開閉制御してダイヤルパルスを送出させ、ス
テップ4jで全桁の送出終了を確認したのち通話処理に
移行する。しかして、いま例えば無線電話機40から“
031234567”なる電話番号のキーコードが送ら
れたとすれば、この電話番号に対応する相手に対する発
呼が行なわれ、これに対し相手が応答すれば通話が可能
となる。
一方、上記ダイヤルキー判別回路34により1桁目のダ
イヤルキーコードがアスターキーXであると判別される
と、制御回路30は第4図(b)に示す如くステップ4
fからステップ4kに移行してここで2桁目のダイヤル
キーコードをダイヤルキー判別回路34に供給してアス
ターキー舛か否かの判別を行なわせる。この判別の結果
、アスターキー舛ではないと判別されると、制御回路3
0は1桁目のみがアスターキー舛であることから無線電
話機40で行なわれた操作は短縮ダイヤル発信操作であ
ると判定し、ステップ4vでラインリレー22をオンし
て加入者線1の直流ループを閉成させたのち、短縮ダイ
ヤル発信制御を実行する。すなわち、先ずステップ4W
で無線電話機40から送られる短縮番号のキーコードを
入力してステップ4xで制御回路30内のバッファに一
旦記憶する。そして、ステップ4yで全桁記憶したこと
を確認したのち、ステップ4zによりメモリ33から上
記短縮番号に対応する番地に記憶されている電話番号を
読出し、ステップ5aでこの電話番号に応じてラインリ
レー22を開閉制御して加入者線1ヘダイヤルパルスを
送出させる。しかして、いま例えばHHOIなる短縮番
号を入力したとすれば、この短縮番号に対応する相手へ
自動的に発呼が行なわれる。
さて、上記ダイヤルキー判別回路34により、2桁目の
ダイヤルキーコードがアスターキーXであると判別され
たとすると、制御回路30は1桁目および2桁目ともア
スターキー舛であることから無線電話機40で行なわれ
た操作を短縮ダイヤル登録操作であると判定し、以後短
縮ダイヤル登録制御を実行する。すなわち、この場合に
はラインリレー22を開成させた状態で、ステップ4.
l?で無線電話機40から順次送られるダイヤルキーコ
ードを入力してこれらのキーコードをステップ4mでバ
ッファに一時記憶する。そして、ステップ4nで登録番
号が入力されたことを確認したのち、ステップ40に移
行してここでメモリ33の該当領域に上記バッファに一
時記憶しであるダイヤルキーコードを記憶させる。そし
て、ステップ4pで無線電話機40の終話を監視し、発
信スイッチ41が開成されたことを確認したのちステ・
ツブ4qで初期化処理を行なって待受状態に復帰する。
しかして、いま例えば無線電話機40でX舛039 g
 76543H12なる短縮ダイヤル登録操作が行なわ
れたとすれば、メモリ33における登録番号12の領域
に“039876543 “なる電話番号が登録される
また、この短縮ダイヤル登録制御中に制御回路30は、
ステップ4rで着信の発生監視を行なっている。そして
、もし仮に上記登録動作中に着信が発生しこれが着信検
出回路21で検出されたとすると、制御回路30はこの
時点でステップ4sに移行してここで着信発生を示す制
御コードを発生してこの制御コードを無線電話機40へ
送出する。これに対し無線電話機40の制御回路50は
、ダイヤルキーコードの送出制御を行ないながら親装置
40からの着信制御コードの到来監視を行なっており、
この状態で着信制御コードが到来するとサウンダ45へ
呼出信号を出力してこれによりサウンダ45から呼出音
を発生させる。そして、この呼出しに対し加入者が応答
すると、この応答したことを表わす制御コードを親装置
20へ送出させる。一方親装置20の制御回路30は、
着信制御コードを送出した後、ステップ4tで応答制御
コードの到来監視を行なっており、この応答制御コード
を検出すると短縮ダイヤル登録制御を中止してステップ
4uに移行し、ここでラインリレー22を閉じて加入者
線1の直流ループを閉成させて、以後通話処理に移行す
る。かくして、短縮ダイヤル登録中に着信が発生した場
合の着信制御が行なわれる。
また、無線電話装置の使い方として加入者線1に有線用
の電話機と並列に接続する場合があるが、このような場
合電話機の通話中に無線電話装置側へ通話を切換えるた
めに無線電話機40の発信スイッチ41をオンすること
がある。この場合、加入者は上記発信スイッチの操作に
続いてダイヤル操作を行なわないため、親装置20はラ
インリレー22の閉成を行なわず、これにより何時まで
経っても無線電話装置側が加入者線1に接続されないと
いう不具合が生じる。しかし、本実施例の制御回路30
は、第4図(a)に示す如くステップ4eでダイヤルキ
ーコードの到来監視を行ないながらステップ4dで時間
監視を行なっており、一定時間、例えば3秒が経過して
もダイヤルキーコードが到来しなかった場合はステップ
5bに移行してラインリレー22をオンする。したがっ
て、無線電話装置側は加入者線1に接続され、これによ
りを線用電話機から°無線電話装置への通話の切−換え
が可能となる。
このように本実施例であれば、無線電話機40から発信
があった場合に、その後に続いて操作されるダイヤルキ
ーの種類からこの操作がダイヤル発信操作であるかまた
は短縮ダイヤル登録操作であるかを判定し、ダイヤル発
信操作の場合のみラインリレー22をオンして加入者線
1の直流ループを閉成させ、一方短縮ダイヤル登録操作
の場合にはラインリレー22を開成させたまま登録制御
を行なうようにしたので、加入者線1の直流ループを開
状態に保持したまま短縮ダイヤル登録を行なうことがで
きる。したがって、短縮ダイヤル登録中に交換機が不要
に動作することはなくなり、また交換機から見て無線電
話装置は空き状態となるので、着信が発生すればこの着
信を受けることができる。また、他の電話機がブランチ
接続されている場合に、この電話機から無線電話機への
通話の切換えも支障なく行なうことができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではない。例
えば、上記実施例ではダイヤル操作の判定を1桁目と2
桁目のダイヤルキーコードがアスターキー蓑であるか否
かを判別することにより行なったが、登録専用のキーが
設けられている場合はこのキーの操作の有無を判別する
ことによりダイヤル操作の種類を判定するようにしても
よい。
また、無線電話機40に、発信操作が行なわれてからダ
イヤル操作が開始されるまでの期間に疑似ダイヤルトー
ンを発生する手段を設けてもよい。
このようにすると、前記実施例では無線電話機40で発
信操作°を行なった場合に、親装置20で即時ラインリ
レー22がオンとならないために無線電話機40からダ
イヤルトーンが送出されず、加入者が確認を行なえなか
ったが、疑似ダイヤルトーンにより電話機の動作状態を
確実に確認することができる。さらに、前記実施例では
ダイヤル操作判定手段および発呼登録制御手段を親装置
20側に設けた場合について説明したが、無線電話機側
に設けてもよい。その他、ダイヤル操作判定手段および
発信登録制御手段の構成、制御手順、制御内容等につい
ても、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実
施できる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、親装置または無線
電話機に、無線電話機でダイヤル操作が行なわれたとき
この操作が短縮ダイヤル登録操作であるかダイヤル発揄
操作であるかを判別するダイヤル操作判定手段と、この
ダイヤル操作判定手段の判定結果に応じて動作する発信
登録制御手段とを設け、この発信登録制御手段により、
上記ダイヤル操作判定手段でダイヤル操作がダイヤル発
信操作であると判定されたとき、有線回線の直流ループ
を閉成してダイヤル信号を送出させるとともに、上記ダ
イヤル操作が短縮ダイヤル登録操作であると判定された
とき、有線回線の直流ループを開成させた状態で上記短
縮ダイヤル登録操作により入力された電話番号を短縮ダ
イヤル登録用のメモリに記憶させるようにしたことによ
って、短縮ダイヤル登録中に有線回線の直流ループを閉
成しないようにすることができ、これにより交換機の不
要な動作を防止しかつ着信の受付けを可能とする無線電
話装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す機能ブロック図、第2図乃
至第4図は本発明の一実施例における無線電話装置を説
明するためのもので、第2図は同装置の構成を示す回路
ブロック図、第3図は親装置の制御回路の制御手段を示
す機能ブロック図、第4図は同制御回路の制御手順およ
び制御内容を示すフローチャート、第5図は従来の無線
電話装置の構成を示す回路ブロック図である。 1・・・加入者線、3・・・無線回線、20・・・親装
置、21・・・着信検出回路、22・・・ラインリレー
、23・・・ハイブリッド回路、24.46・・・送信
回路、25.47・・・受信回路、26.48・・・シ
ンセサイザ、27.49・・・受信電界検出回路、28
.51・・・識別信号検出回路、30.50・・・制御
回路、30a・・・操作判定手段、30b・・・発信登
録制御手段、30c・・・着信処理制御手段、31・・
・整流安定化回路、32・・・コンセント、33・・・
メモリ、34・・・ダイヤ元キー判別回路、40・・・
無線電話機、41・・・発信スイッチ、42・・・ダイ
ヤルキー、43・・・送話器、44・・・受話器、45
・・・サウンダ、53・・・バッテリ、54・・・充電
用端子。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 、30 第3図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)有線回線に接続された親装置と、この親装置に無
    線回線を介して接続される無線電話機とからなり、親装
    置に短縮ダイヤル発信用のメモリを備え、無線電話機の
    発信操作により無線回線が接続された状態でダイヤル発
    信操作が行なわれたとき、この操作により入力された電
    話番号または上記ダイヤル発信操作に従って上記メモリ
    から読み出した電話番号に応じて有線回線へダイヤル信
    号を送出する無線電話装置において、前記親装置または
    無線電話機に、無線電話機でダイヤル操作が行なわれた
    ときこの操作が短縮ダイヤル登録操作であるかダイヤル
    発信操作であるかを判別するダイヤル操作判定手段と、
    このダイヤル操作判定手段により前記ダイヤル操作がダ
    イヤル発信操作であると判定されたとき前記有線回線の
    直流ループを閉成してダイヤル信号を送出させるととも
    に、前記ダイヤル操作が短縮ダイヤル登録操作であると
    判定されたとき前記有線回線の直流ループを開成させた
    状態で前記短縮ダイヤル登録操作により入力された電話
    番号を前記メモリに記憶させる発信登録制御手段とを設
    けたことを特徴とする無線電話装置。
  2. (2)発信登録制御手段は、メモリへの電話番号の記憶
    制御中に着信監視を行ない、着信が発生したとき無線電
    話機に着信表示を行なわせるものであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第(1)項記載の無線電話装置。
  3. (3)発信登録制御手段は、無線電話機の発信操作によ
    る無線回線の接続後、一定時間内にダイヤル操作が行な
    われないときは有線回線の直流ループを閉成させること
    を特徴とする特許請求の範囲第(1)項または第(2)
    項記載の無線電話装置。
  4. (4)無線電話機に、発信操作が行なわれた時点からダ
    イヤル操作が行なわれるまでの間、ダイヤル操作が可能
    であることを示す疑似ダイヤルトーンを発生させる手段
    を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項乃
    至第(3)項のいずれかに記載の無線電話装置。
JP61308640A 1986-12-26 1986-12-26 無線電話装置 Expired - Lifetime JPH0646749B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0284324A2 (en) * 1987-03-23 1988-09-28 Kabushiki Kaisha Toshiba Radio telephones
EP0437380A2 (en) * 1990-01-12 1991-07-17 Sony Corporation Cordless telephone

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EP0437380A2 (en) * 1990-01-12 1991-07-17 Sony Corporation Cordless telephone

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