JPH0521845Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0521845Y2 JPH0521845Y2 JP1987115031U JP11503187U JPH0521845Y2 JP H0521845 Y2 JPH0521845 Y2 JP H0521845Y2 JP 1987115031 U JP1987115031 U JP 1987115031U JP 11503187 U JP11503187 U JP 11503187U JP H0521845 Y2 JPH0521845 Y2 JP H0521845Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistor
- trimming
- plate
- sliding
- trimming resistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000009966 trimming Methods 0.000 claims description 31
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 20
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 8
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 9
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 5
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 229910001925 ruthenium oxide Inorganic materials 0.000 description 3
- WOCIAKWEIIZHES-UHFFFAOYSA-N ruthenium(iv) oxide Chemical compound O=[Ru]=O WOCIAKWEIIZHES-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
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- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- SWELZOZIOHGSPA-UHFFFAOYSA-N palladium silver Chemical compound [Pd].[Ag] SWELZOZIOHGSPA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
- Level Indicators Using A Float (AREA)
- Adjustable Resistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
この考案は、自動車用フユーエルセンダなどに
用いられる抵抗板に関する。
用いられる抵抗板に関する。
《従来の技術》
自動車のフユーエルゲージなどに使用されるフ
ユーエルセンダとしては、従来第5図a,bに示
すものが知られている。
ユーエルセンダとしては、従来第5図a,bに示
すものが知られている。
図に示すフユーエルセンダは、円盤状に形成さ
れた取付板1と、この取付板1の一面側に固定さ
れたフレーム2と、このフレーム2に取付けられ
たステー3と、このステー3の先端に取付けられ
た燃料残量検知用のサーミスタ4と、前記フレー
ム2に回転自在に取付けられたフロートアーム5
と、このフロートアーム5の先端に固定されたフ
ロート6と、前記フロートアーム5の基端側に固
定される摺動子7と、摺動子7を覆うカバー8
と、前記フレーム2に嵌入され、かつ止め爪9に
よつて固定された抵抗板10と、この抵抗板10
の一端と電気的に接続される電極端子11と、前
記摺動子7と電気的に接続される電極端子12と
を備えている。
れた取付板1と、この取付板1の一面側に固定さ
れたフレーム2と、このフレーム2に取付けられ
たステー3と、このステー3の先端に取付けられ
た燃料残量検知用のサーミスタ4と、前記フレー
ム2に回転自在に取付けられたフロートアーム5
と、このフロートアーム5の先端に固定されたフ
ロート6と、前記フロートアーム5の基端側に固
定される摺動子7と、摺動子7を覆うカバー8
と、前記フレーム2に嵌入され、かつ止め爪9に
よつて固定された抵抗板10と、この抵抗板10
の一端と電気的に接続される電極端子11と、前
記摺動子7と電気的に接続される電極端子12と
を備えている。
この場合、第6図に示すごとく、前記抵抗板1
0は、基板を構成するセラミツク板13と、この
セラミツク板13上に印刷形成される複数の摺動
導体14と、これら各摺動導体14を接続するよ
うに印刷形成される抵抗体15と、前記摺動導体
14の横に印刷形成される端子電極17と、この
端子電極17と前記摺動導体14とを接続するよ
うに印刷形成されたトリミング抵抗体16とを備
えている。
0は、基板を構成するセラミツク板13と、この
セラミツク板13上に印刷形成される複数の摺動
導体14と、これら各摺動導体14を接続するよ
うに印刷形成される抵抗体15と、前記摺動導体
14の横に印刷形成される端子電極17と、この
端子電極17と前記摺動導体14とを接続するよ
うに印刷形成されたトリミング抵抗体16とを備
えている。
そして、前記電極端子11,12間の抵抗値は
摺動子7に接している摺動導体14と、端子電極
17との間にある抵抗体15、およびトリミング
抵抗体16の合成抵抗値に応じた値になる。
摺動子7に接している摺動導体14と、端子電極
17との間にある抵抗体15、およびトリミング
抵抗体16の合成抵抗値に応じた値になる。
以上の構成によれば、電極端子11,12に電
圧が印加されると、摺動子7と抵抗板10との相
対位置に応じた値の電流が流れ、フユーエルセン
ダが設けられているフユーエルタンク(図略)内
の燃料量に応じた値がメータなどに表示される。
圧が印加されると、摺動子7と抵抗板10との相
対位置に応じた値の電流が流れ、フユーエルセン
ダが設けられているフユーエルタンク(図略)内
の燃料量に応じた値がメータなどに表示される。
《考案が解決しようとする問題点》
ところで、この種のフユーエルセンダに用いら
れている従来の抵抗板10は、摺動子7が端子電
極17に一番近い摺動導体14に接していると
き、すなわち、第7図に示すごとく電極端子1
1,12間にトリミング抵抗体16が直接介挿さ
れている状態のとき、メータなどが短絡状態にな
ると、トリミング抵抗体16が発熱して、この抵
抗板10を支持しているフレームが溶解したり、
発火する惧れがあつた。
れている従来の抵抗板10は、摺動子7が端子電
極17に一番近い摺動導体14に接していると
き、すなわち、第7図に示すごとく電極端子1
1,12間にトリミング抵抗体16が直接介挿さ
れている状態のとき、メータなどが短絡状態にな
ると、トリミング抵抗体16が発熱して、この抵
抗板10を支持しているフレームが溶解したり、
発火する惧れがあつた。
そこで、この種の不都合を除去するためにまず
考えられる対策として、前記トリミング抵抗体1
6の面積を出来るだけ小さくして、発熱エネルギ
ーを出来るだけ小さくすることが考えられる。
考えられる対策として、前記トリミング抵抗体1
6の面積を出来るだけ小さくして、発熱エネルギ
ーを出来るだけ小さくすることが考えられる。
しかし、この場合には、トリミングの範囲が小
さくなり、各対向体15のばらつきを補正できな
くなる。
さくなり、各対向体15のばらつきを補正できな
くなる。
この考案は以上の背景に基づきなされたもので
あり、その目的は、トリミング範囲を減少させる
ことなくトリミング抵抗体の発熱を防止すること
のできる抵抗板を提供することにある。
あり、その目的は、トリミング範囲を減少させる
ことなくトリミング抵抗体の発熱を防止すること
のできる抵抗板を提供することにある。
《問題点を解決するための手段》
前記目的を達成するため、この考案は、絶縁板
によつて形成される基板と、この基板上に平行に
配置された複数の摺動導体と、これらの摺動導体
を直列に接続する抵抗体と、これらの抵抗体及び
前記摺動導体によつて直列に形成されたものの一
方の端部に直列に接続されたトリミング抵抗体
と、このトリミング抵抗体に並列に接続したヒユ
ーズ抵抗体とを備えたことを特徴としている。
によつて形成される基板と、この基板上に平行に
配置された複数の摺動導体と、これらの摺動導体
を直列に接続する抵抗体と、これらの抵抗体及び
前記摺動導体によつて直列に形成されたものの一
方の端部に直列に接続されたトリミング抵抗体
と、このトリミング抵抗体に並列に接続したヒユ
ーズ抵抗体とを備えたことを特徴としている。
《作用》
以上の構成により、この考案の抵抗板は、トリ
ミング抵抗体に過大な電力が印加されると、ヒユ
ーズ抵抗体が溶断してトリミング抵抗体に対する
過大電力の通電を防止し、トリミング抵抗体の発
熱を防止する。
ミング抵抗体に過大な電力が印加されると、ヒユ
ーズ抵抗体が溶断してトリミング抵抗体に対する
過大電力の通電を防止し、トリミング抵抗体の発
熱を防止する。
《実施例》
以下、この考案の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
説明する。
第1図はこの考案による抵抗板の第1実施例を
示す。
示す。
図に示す抵抗板10は、基板を構成する板状の
セラミツク板20と、セラミツク板20上に平行
に印刷形成された複数の摺動導体(材質は銀パラ
ジウムなど)21と、これらの各摺動導体21を
接続するように印刷形成された複数の抵抗体(材
質は酸化ルテニウムなど)22と、前記摺動導体
21の横に印刷形成された端子電極23と、この
端子電極23と前記摺動導体21とを接続するよ
うに印刷形成されたトリミング抵抗体(材質は酸
化ルテニウムなど)24およびヒユーズ抵抗体
(材質は酸化ルテニウムなど)25とを備えてい
る。
セラミツク板20と、セラミツク板20上に平行
に印刷形成された複数の摺動導体(材質は銀パラ
ジウムなど)21と、これらの各摺動導体21を
接続するように印刷形成された複数の抵抗体(材
質は酸化ルテニウムなど)22と、前記摺動導体
21の横に印刷形成された端子電極23と、この
端子電極23と前記摺動導体21とを接続するよ
うに印刷形成されたトリミング抵抗体(材質は酸
化ルテニウムなど)24およびヒユーズ抵抗体
(材質は酸化ルテニウムなど)25とを備えてい
る。
以上の構成において、前記ヒユーズ抵抗体25
は、その面積、抵抗値が小さく設定され、かつト
リミング抵抗体24はその面積、抵抗値が大きく
設定されている。
は、その面積、抵抗値が小さく設定され、かつト
リミング抵抗体24はその面積、抵抗値が大きく
設定されている。
したがつて、図示しない摺動子が前記端子電極
23に一番近い摺動導体21に接しているとき、
つまり、第2図に示すごとく電極端子26,27
間にトリミング抵抗体24が直接介在されている
状態のとき、図示しないメータなどが短絡状態に
なれば、抵抗値の少ないヒユーズ抵抗体25が先
に発熱する。
23に一番近い摺動導体21に接しているとき、
つまり、第2図に示すごとく電極端子26,27
間にトリミング抵抗体24が直接介在されている
状態のとき、図示しないメータなどが短絡状態に
なれば、抵抗値の少ないヒユーズ抵抗体25が先
に発熱する。
しかしながら、前述の如く、このヒユーズ抵抗
体25はその面積が小さいので、周辺の部品にダ
メージを与える前に溶断する。
体25はその面積が小さいので、周辺の部品にダ
メージを与える前に溶断する。
そして、ヒユーズ抵抗体25が溶断した後に、
トリミング抵抗体24を流れる電流の値が増加す
るが、この増加分を加算したとしても、トリミン
グ抵抗体24を流れる電流値はトリミング抵抗体
24の値で定まる値以上にはならないので、これ
が異常に発熱することはないものとなる。
トリミング抵抗体24を流れる電流の値が増加す
るが、この増加分を加算したとしても、トリミン
グ抵抗体24を流れる電流値はトリミング抵抗体
24の値で定まる値以上にはならないので、これ
が異常に発熱することはないものとなる。
第3図はこの考案による抵抗板の第2実施例を
示す平面図である。なお、図における第1実施例
の各部と対応する部分には同一符号を付してい
る。
示す平面図である。なお、図における第1実施例
の各部と対応する部分には同一符号を付してい
る。
図に示す抵抗板10が第1図に示すものと異な
る点は、トリミング抵抗体24と並列に抵抗値の
大きい補助抵抗体31を設けた点である。
る点は、トリミング抵抗体24と並列に抵抗値の
大きい補助抵抗体31を設けた点である。
このように構成することによつて、第4図に示
すごとくトリミング抵抗体24の抵抗値を大きく
しても、前記第1実施例と同様の効果を得る。
すごとくトリミング抵抗体24の抵抗値を大きく
しても、前記第1実施例と同様の効果を得る。
《効果》
以上各実施例で詳細に説明したように、この考
案によれば、トリミング抵抗体に過大な電力が印
加されると、ヒユーズ抵抗体が溶断してトリミン
グ抵抗体に対する過大電力の通電を防止し、トリ
ミング抵抗体の発熱を防止する。
案によれば、トリミング抵抗体に過大な電力が印
加されると、ヒユーズ抵抗体が溶断してトリミン
グ抵抗体に対する過大電力の通電を防止し、トリ
ミング抵抗体の発熱を防止する。
したがつて、この考案によれば、トリミング抵
抗体のトリミング範囲を減少させることなくトリ
ミング抵抗体の発熱を防止することができ、発熱
による事故を未然に防止できる。
抗体のトリミング範囲を減少させることなくトリ
ミング抵抗体の発熱を防止することができ、発熱
による事故を未然に防止できる。
第1図はこの考案による抵抗板の第1実施例を
示す平面図、第2図は同抵抗板の等価回路図、第
3図はこの考案による抵抗板の第2実施例を示す
平面図、第4図は同抵抗板の等価回路図、第5図
aはフユーエルセンダの一例を示す斜視図、第5
図bは第7図aの上面よりの斜視図、第6図は第
5図に示す従来例の抵抗板の平面図、第7図は第
6図に示す抵抗板の等価回路図である。 20……基板(セラミツク板)、22……抵抗
体、23……端子電極、24……トリミング抵抗
体、25……ヒユーズ抵抗体。
示す平面図、第2図は同抵抗板の等価回路図、第
3図はこの考案による抵抗板の第2実施例を示す
平面図、第4図は同抵抗板の等価回路図、第5図
aはフユーエルセンダの一例を示す斜視図、第5
図bは第7図aの上面よりの斜視図、第6図は第
5図に示す従来例の抵抗板の平面図、第7図は第
6図に示す抵抗板の等価回路図である。 20……基板(セラミツク板)、22……抵抗
体、23……端子電極、24……トリミング抵抗
体、25……ヒユーズ抵抗体。
Claims (1)
- 絶縁板によつて形成される基板と、この基板上
に平行に配置された複数の摺動導体と、これらの
摺動導体を直列に接続する抵抗体と、これらの抵
抗体及び前記摺動導体によつて直列に形成された
ものの一方の端部に直列に接続されたトリミング
抵抗体と、このトリミング抵抗体に並列に接続し
たヒユーズ抵抗体とを備えたことを特徴とする抵
抗板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987115031U JPH0521845Y2 (ja) | 1987-07-29 | 1987-07-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987115031U JPH0521845Y2 (ja) | 1987-07-29 | 1987-07-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6420702U JPS6420702U (ja) | 1989-02-01 |
JPH0521845Y2 true JPH0521845Y2 (ja) | 1993-06-04 |
Family
ID=31356313
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987115031U Expired - Lifetime JPH0521845Y2 (ja) | 1987-07-29 | 1987-07-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0521845Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6124205A (ja) * | 1984-07-13 | 1986-02-01 | 株式会社タイセー | 自動車用送風機の速度制御用抵抗器 |
-
1987
- 1987-07-29 JP JP1987115031U patent/JPH0521845Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6124205A (ja) * | 1984-07-13 | 1986-02-01 | 株式会社タイセー | 自動車用送風機の速度制御用抵抗器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6420702U (ja) | 1989-02-01 |
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