JPH0521734A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH0521734A
JPH0521734A JP3175249A JP17524991A JPH0521734A JP H0521734 A JPH0521734 A JP H0521734A JP 3175249 A JP3175249 A JP 3175249A JP 17524991 A JP17524991 A JP 17524991A JP H0521734 A JPH0521734 A JP H0521734A
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drain
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transistor
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Kazuaki Miyata
和明 宮田
Masayuki Masuda
昌之 増田
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Mitsubishi Electric Corp
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    • H01L27/088Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body including only semiconductor components of a single kind including field-effect components only the components being field-effect transistors with insulated gate

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高い電圧で駆動するアナログICに接続する
ことが可能なnチャネル・オープン・ドレイン・トラン
ジスタを備えたMOS型LSIにおいて、オープン・ド
レイン・トランジスタのサージ破壊耐圧とドレイン耐圧
を向上させ、信頼性を高める。 【構成】 nチャネル・オープン・ドレイン・トランジ
スタ50はリング状のゲート電極51とドレイン領域5
3とを含む。ドレイン領域53はゲート電極51によっ
て囲まれている。ドレイン領域53はn- 領域9bとn
+ 領域10とを含む。nチャネルMOSトランジスタ6
0はゲート電極61とドレイン領域63とを含む。ドレ
イン領域63はn- 領域9aとn+ 領域10とを含む。
- ドレイン領域9bの不純物濃度はn- ドレイン領域
9aの不純物濃度よりも高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一般的には大規模集
積回路装置(LSI)等の半導体装置に関し、より特定
的には高い電源電圧で駆動するアナログIC(リニアI
C)に相互接続することが可能であり、低い電源電圧で
駆動する電界効果トランジスタを有する半導体集積回路
装置に関するものである。この発明は、いわゆるCMO
S(Complementary-Metal OxideSemiconductor )型の
半導体装置に関して特に有用である。また、この発明
は、そのような半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この発明は、アナログICチップに接続
することが可能なMOS型LSIに適用されたとき、最
も好ましい効果が得られる。MOS型LSIは、その内
部にロジック回路を有する。図19は、アナログICに
接続されたMOS型LSIを概略的に示すブロック図で
ある。図20は、図19に示されたMOS型LSIの平
面的配置を示す平面図である。図21は、図20のXX
I−XXI線における断面図である。以下、これらの図
を参照して、従来のMOS型LSIの構造について説明
する。
【0003】図19を参照して、MOS型LSI100
は、電源電圧(12V)に接続されたプルアップ抵抗R
を介在してアナログIC200に接続されている。MO
S型LSI100はアナログIC200との接続端子と
してパッド55を有する。パッド55はnチャネル・オ
ープン・ドレイン・トランジスタ50のドレインに接続
されている。nチャネル・オープン・ドレイン・トラン
ジスタ50のゲートは内部ロジック回路80からCMO
Sインバータを介して信号(“High”または“Lo
w”)を受ける。CMOSインバータはnチャネルMO
Sトランジスタ60とpチャネルMOSトランジスタ7
0とから構成される。
【0004】図20を参照して、nチャネル・オープン
・ドレイン・トランジスタ50はゲート電極56とソー
ス領域57とドレイン領域58とを有する。nチャネル
MOSトランジスタ60はゲート電極61とソース領域
62とドレイン領域63とを有する。pチャネルMOS
トランジスタ70はゲート電極71とソース領域72と
ドレイン領域73とを有する。各トランジスタのソース
領域、ドレイン領域およびゲート電極はコンタクトホー
ルchを通じて配線に接続されている。
【0005】図21に示すように、各トランジスタ5
0,60,70は1つのp型シリコン基板1に形成され
ている。p型シリコン基板1にはp型ウェル2とn型ウ
ェル3が形成されている。nチャネル・オープン・ドレ
イン・トランジスタ50とnチャネルMOSトランジス
タ60とはp型ウェル2に形成されている。pチャネル
MOSトランジスタ70はn型ウェル3に形成されてい
る。各トランジスタ50,60,70を相互に電気的に
分離するためにp+ 反転防止領域4と、その上に厚い分
離酸化膜5が形成されている。各トランジスタを構成す
るゲート電極は多結晶シリコン層7とモリブデンシリサ
イド層8とから構成される。多結晶シリコン層7はp型
ウェル2またはn型ウェル3の表面上にゲート酸化膜6
を介在して形成されている。nチャネル・オープン・ド
レイン・トランジスタ50とnチャネルMOSトランジ
スタ60のソースまたはドレイン領域は、n- ソース/
ドレイン領域9とn+ ソース/ドレイン領域10とから
構成される。pチャネルMOSトランジスタ70のソー
スまたはドレイン領域はp+ ソース/ドレイン領域22
から構成される。各トランジスタ50,60,70を被
覆するように層間絶縁膜11が形成されている。この層
間絶縁膜11に設けられた各コンタクトホールを通じて
ソースまたはドレイン領域に接触するように配線層12
が設けられている。
【0006】上述のように構成されたMOS型LSIの
動作について説明する。図19を参照して、内部ロジッ
ク回路80からCMOSインバータを介して出力される
信号が“High”のときは、nチャネル・オープン・
ドレイン・トランジスタ50のゲートに高い電圧が印加
される。このとき、nチャネル・オープン・ドレイン・
トランジスタ50はオン状態となる。nチャネル・オー
プン・ドレイン・トランジスタ50のドレインにパッド
55から電流が流れる。このとき、アナログIC200
には、電源電圧(12V)をプルアップ抵抗Rとnチャ
ネル・オープン・ドレイン・トランジスタの抵抗rで抵
抗分割した電位が伝達される。
【0007】逆に内部ロジック回路80からCMOSイ
ンバータを介して出力される信号が“Low”のとき
は、nチャネル・オープン・ドレイン・トランジスタ5
0のゲートに低い電圧が印加される。そのため、nチャ
ネル・オープン・ドレイン・トランジスタ50はオフ状
態となる。nチャネル・オープン・ドレイン・トランジ
スタ50のドレインにパッド55から電流が流れない。
その結果、アナログIC200には電源電圧(12V)
が伝達される。
【0008】以上のことから、nチャネル・オープン・
ドレイン・トランジスタ50のドレイン耐圧として12
V以上の耐圧が要求される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
MOS型LSIにおいては、図21に示されるように、
内部ロジック回路80に接続されるnチャネルMOSト
ランジスタ60と、パッド55に接続されるnチャネル
・オープン・ドレイン・トランジスタ50は同一の構造
を有する。すなわち、nチャネル・オープン・ドレイン
・トランジスタ50は、nチャネルMOSトランジスタ
60と同様に5Vの電源電圧で駆動するように構成され
ている。そのため、nチャネル・オープン・ドレイン・
トランジスタ50の耐圧仕様に余裕が少ないという問題
点があった。たとえば、200pF、0Ωの条件下のコ
ンデンサ・チャージ法(サージ破壊試験法の一種)によ
って測定されたサージ破壊耐圧が±300V以上を満足
することができないという問題点があった。
【0010】図23はnチャネルMOSトランジスタ5
0または60の一部分を拡大して示す部分断面図であ
る。ゲート酸化膜6の上に多結晶シリコン層7とモリブ
デンシリサイド層8が形成されている。ゲート電極を構
成する多結晶シリコン層7とモリブデンシリサイド層8
の側壁には酸化膜20が形成されている。側壁酸化膜2
0の下にはn- ソース/ドレイン領域9が形成されてい
る。このn- ソース/ドレイン領域9に接続するように
+ソース/ドレイン領域10が形成されている。図2
3に示される構造において、側壁酸化膜20がTEOS
膜(Tetra-Ethyl-Ortho-Silicateを原材料としてCVD
法によって形成されたシリコン酸化膜)のような段差被
覆性の良好な膜から構成される。しかしながら、TEO
S膜は、その膜中にキャリアがトラップされる密度が高
い性質を有する。そのため、上記のnチャネル・オープ
ン・ドレイン・トランジスタのサージ破壊耐圧が一層低
下するという問題点があった。
【0011】さらに、ゲート電極は多結晶シリコン層7
とモリブデンシリサイド層8の2層構造を有する。この
場合、多結晶シリコン層とモリブデンシリサイド層のエ
ッチングされる速度の差により、図22に示すように下
層を構成する多結晶シリコン層7aの側部が上層のモリ
ブデンシリサイド層8に比べて多くエッチングされた状
態になる場合がある。いわゆる、多結晶シリコン層7a
がサイドエッチされた状態となる。このとき、サージ破
壊耐圧はさらに低下する。
【0012】一方、nチャネル・オープン・ドレイン・
トランジスタ50は、パッド55に接続されたドレイン
を有する。パッド55は、MOS型LSI100と異な
る外部のアナログIC200に接続される。そのため、
nチャネル・オープン・ドレイン・トランジスタ50の
ドレインにはパッド55を通じて外部サージが直接印加
される。これにより、nチャネル・オープン・ドレイン
・トランジスタ50のサージ破壊耐圧は、CMOSイン
バータを構成するnチャネルMOSトランジスタ60や
内部ロジック回路80を構成するnチャネルMOSトラ
ンジスタに比べて、高い耐圧を備えることが必要であ
る。ところが、MOS型LSI100を構成する各nチ
ャネルMOSトランジスタは同一のp型シリコン基板
1、すなわち同一のp型ウェル2に形成される。そのた
め、nチャネル・オープン・ドレイン・トランジスタ5
0を含むすべてのnチャネルMOSトランジスタは同一
の耐圧仕様を有する。
【0013】半導体集積回路装置の高集積化に伴い、内
部ロジック回路80を構成するトランジスタはますます
微細化されている。微細化されたMOSトランジスタの
チャネル長はますます短くなっている。このように短く
されたチャネル長を有するMOSトランジスタにおいて
所定のドレイン耐圧を得るために、MOSトランジスタ
はLDD構造を有する。たとえば、図21に示されるよ
うに、nチャネルMOSトランジスタ50または60
は、ソースまたはドレイン領域としてn- ソース/ドレ
イン領域9とn+ ソース/ドレイン領域10からなるL
DD構造を備えている。また、短いチャネル長を有する
電界効果トランジスタにおいて発生するホットエレクト
ロンによる悪影響を防止する対策として、n- ソース/
ドレイン領域9の不純物濃度は低い値に制限されてい
る。このような状況下で、外部のICと接続されるnチ
ャネル・オープン・ドレイン・トランジスタのドレイン
耐圧とサージ破壊耐圧が所定の仕様を満足することが困
難になるという問題点があった。
【0014】そこで、この発明の目的は、以上のような
問題点を解消することであり、外部のICと接続される
電界効果トランジスタのサージ破壊耐圧とドレイン耐圧
を向上させ、半導体装置の信頼性を高めることである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明の1つの局面に
従った半導体装置は、主表面を有する第1導電型の半導
体領域と、半導体領域に形成された第1と第2の電界効
果トランジスタとを備える。第1の電界効果トランジス
タは、第2導電型の第1と第2の不純物領域と第1のゲ
ート電極とを含む。第1と第2の不純物領域は半導体領
域内に互いに間隔を隔てて形成されている。第1のゲー
ト電極は第1と第2の不純物領域の間でかつ第1の不純
物領域を囲むように半導体領域の上に絶縁膜を介在して
形成されている。少なくとも第1の不純物領域は、第1
低濃度領域と第1高濃度領域とを含む。第1低濃度領域
は第1のゲート電極の近傍に形成され、かつ第1の不純
物濃度を有する。第1高濃度領域は第1低濃度領域に接
続し、第1のゲート電極から離れた領域に形成され、か
つ第1の不純物濃度よりも高い第2の不純物濃度を有す
る。第2の電界効果トランジスタは、第2導電型の第3
と第4の不純物領域と、第2のゲート電極とを含む。第
3と第4の不純物領域は半導体領域内に互いに間隔を隔
てて形成されている。第2のゲート電極は第3と第4の
不純物領域の間で半導体領域の上に絶縁膜を介在して形
成されている。少なくとも第3の不純物領域は、第2低
濃度領域と第2高濃度領域とを含む。第2低濃度領域は
第2のゲート電極の近傍に形成され、かつ第1の不純物
濃度よりも低い第3の不純物濃度を有する。第2高濃度
領域は第2低濃度領域に接続し、第2のゲート電極から
離れた領域に形成され、かつ第3の不純物濃度よりも高
い第4の不純物濃度を有する。
【0016】この発明のもう1つの局面に従った半導体
装置の製造方法によれば、第1導電型の半導体領域の上
にゲート絶縁膜が形成される。半導体領域内に第1と第
2の領域が互いに間隔を隔てて形成され、かつ第1と第
2の領域の間で第1の領域を囲むようにゲート絶縁膜の
上に第1のゲート電極が形成される。半導体領域内に第
3と第4の領域が互いに間隔を隔てて形成されるよう
に、第3と第4の領域の間でゲート絶縁膜の上に第2の
ゲート電極が形成される。少なくとも第1の領域内で第
1のゲート電極の近傍に第2導電型の不純物が第1のド
ープ量で選択的にドープされる。これにより、第1の低
濃度領域が形成される。少なくとも第3の領域内で第2
のゲート電極の近傍に第2導電型の不純物が第1のドー
プ量よりも小さい第2のドープ量で選択的にドープされ
る。これにより、第2の低濃度領域が形成される。第1
の低濃度領域に接続し、かつ第1のゲート電極から離れ
た第1の領域内に第2導電型の不純物が第1のドープ量
よりも大きい第3のドープ量で選択的にドープされる。
これにより、第1の高濃度領域が形成される。第2の低
濃度領域に接続し、かつ第2のゲート電極から離れた第
3の領域内に第2導電型の不純物が第2のドープ量より
も大きい第4のドープ量で選択的にドープされる。これ
により、第2の高濃度領域が形成される。
【0017】
【作用】この発明の半導体装置においては、第1電界効
果トランジスタを構成する少なくとも第1の不純物領域
は、第1低濃度領域と第1高濃度領域とを含む。第2の
電界効果トランジスタを構成する少なくとも第3の不純
物領域は、第2低濃度領域と第2高濃度領域とを含む。
第1低濃度領域の不純物濃度は第2低濃度領域の不純物
濃度よりも高い。このように、半導体装置を構成する同
一導電型の2つの電界効果トランジスタにおいて、LD
D構造の低濃度領域の不純物濃度を異ならせている。そ
のため、不純物濃度の高い低濃度領域を有するLDD構
造を備えた第1の電界効果トランジスタは、第2の電界
効果トランジスタよりも高いサージ破壊耐圧を備えるこ
とができる。したがって、第1の電界効果トランジスタ
を外部サージが直接印加されるオープン・ドレイン・ト
ランジスタとして用いることにより、半導体装置の信頼
性を高めることができる。
【0018】また、この発明の半導体装置においては、
第1の電界効果トランジスタを構成する第1のゲート電
極は第1の不純物領域を囲むように形成されている。そ
のため、第1の不純物領域は素子分離領域の反転防止領
域に接触せず、ゲート電極下のチャネル領域のみに接触
する。これにより、第1の電界効果トランジスタのドレ
イン耐圧を向上させることができる。
【0019】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図を参照
して説明する。
【0020】図1は、アナログICに接続された本発明
の半導体装置の一実施例を示すブロック図である。図2
は、本発明の半導体装置の一実施例としてMOS型LS
Iの概略構成を示すブロック図である。図3は、本発明
の一実施例としてMOS型LSIの平面的配置を示す平
面図である。図4は図3のIV−IV線における断面図
である。これらの図を参照して本発明の半導体装置の構
造について説明する。
【0021】図1を参照して、MOS型LSI100は
積分回路150を介してアナログIC200に接続され
ている。MOS型LSI100のロジック回路はnチャ
ネル・オープン・ドレイン・トランジスタ50を介して
積分回路150に接続されている。nチャネル・オープ
ン・ドレイン・トランジスタ50のゲートはロジック回
路から出力された信号(“High”または“Lo
w”)を受ける。ロジック回路からの信号に応じて、n
チャネル・オープン・ドレイン・トランジスタ50がオ
ン状態とオフ状態になる。このオン状態とオフ状態との
比により、アナログIC200には12V以下の電圧が
連続値として入力される。図1に示されるアナログIC
200は音量等のコントロールに使用される。
【0022】図2に示すように、図1のアナログIC2
00はパッド55に接続される。パッド55はnチャネ
ル・オープン・ドレイン・トランジスタ50のドレイン
に接続されている。また、nチャネル・オープン・ドレ
イン・トランジスタ50のゲートには、たとえばnチャ
ネルMOSトランジスタ60とpチャネルMOSトラン
ジスタ70とからなるCMOSインバータから出力され
た信号が印加される。この場合、CMOSインバータに
は内部ロジック回路80からの信号が入力される。
【0023】図3に示すように、nチャネル・オープン
・ドレイン・トランジスタ50はゲート電極51とソー
ス領域52とドレイン領域53とを備える。ゲート電極
51はドレイン領域53を囲むように形成されている。
また、ソース領域52は、リング状のゲート電極51を
囲む領域に形成されている。アナログICの接続端子と
してのパッド55はドレイン領域53にコンタクトホー
ルchを通じて配線接続されている。nチャネルMOS
トランジスタ60はゲート電極61とソース領域62と
ドレイン領域63とを含む。pチャネルMOSトランジ
スタ70はゲート電極71とソース領域72とドレイン
領域73とを含む。nチャネルMOSトランジスタ60
とnチャネル・オープン・ドレイン・トランジスタ50
のソース領域52と62は接地電位に保持されている。
また、pチャネルMOSトランジスタ70のソース領域
72は電源電位(5V)に保持されている。
【0024】図4を参照して、各トランジスタ50,6
0,70は同一のp型シリコン基板1に形成されてい
る。p型シリコン基板1にはp型ウェル2とn型ウェル
3が形成されている。p型ウェル2にはnチャネル・オ
ープン・ドレイン・トランジスタ50とnチャネルMO
Sトランジスタ60が形成されている。n型ウェル3に
はpチャネルMOSトランジスタ70が形成されてい
る。各トランジスタ50,60,70のゲート電極は、
n型の不純物がドープされた多結晶シリコン層7とモリ
ブデンシリサイド層8とからなる2層構造を有する。各
ゲート電極はp型ウェル2またはn型ウェル3の上にゲ
ート酸化膜6を介在して形成されている。
【0025】図3と図4を参照して、nチャネル・オー
プン・ドレイン・トランジスタ50のソース/ドレイン
領域52,53は、n- ソース/ドレイン領域9bとn
+ ソース/ドレイン領域10とからなるLDD構造を有
する。また、nチャネルMOSトランジスタ60のソー
ス/ドレイン領域62,63は、n- ソース/ドレイン
領域9aとn+ ソース/ドレイン領域10とからなるL
DD構造を有する。n - ソース/ドレイン領域9bの不
純物濃度はn- ソース/ドレイン領域9aの不純物濃度
よりも高い。そのため、パッド55を通じて外部サージ
が直接、ドレイン領域53に印加されたとしても、サー
ジ破壊され難い。すなわち、nチャネルMOSトランジ
スタ60に比べて、nチャネル・オープン・ドレイン・
トランジスタ50のサージ破壊耐圧が高くなる。
【0026】また、nチャネル・オープン・ドレイン・
トランジスタ50のドレイン領域53はリング状のゲー
ト電極51によって囲まれている。そのため、ドレイン
領域53は、分離酸化膜5の下に形成されたp+ 反転防
止領域4とは接触しない。これにより、nチャネル・オ
ープン・ドレイン・トランジスタ50のドレイン耐圧
は、nチャネルMOSトランジスタ60に比べて高くな
る。すなわち、図1、図2に示されるように、nチャネ
ル・オープン・ドレイン・トランジスタ50のドレイン
にパッド55を通じて接続される電源(電圧12V)に
対して耐圧仕様の余裕を大きくすることが可能になる。
【0027】図5は、本発明の半導体装置におけるnチ
ャネル・オープン・ドレイン・トランジスタ50のサー
ジ破壊耐圧と、リンイオンの注入量との関係の測定結果
を示すグラフである。サージ破壊耐圧は正と負の両者の
サージに対して測定されている。リンイオン注入量(/
cm2 )はA=3×1013、B=5×1013、C=6.
5×1013、D=8.5×1013、E=1×1014、F
=2×1014である。サージ破壊耐圧は200pF、0
Ωの条件下でのコンデンサ・チャージ法を用いて測定さ
れたものである。DC耐圧はドレイン耐圧の指標となる
ものである。DC耐圧は、ソースと基板領域を接地電位
に保持した状態で、ドレイン電流IDSが0.1μAのと
きのドレイン電圧である。なお、リンイオン注入量は、
図3と図4に示されるnチャネル・オープン・ドレイン
・トランジスタ50のドレイン領域53におけるn-
域9bのリンイオン注入量を示す。また、ゲート電極5
1の側壁に形成されるシリコン酸化膜はTEOS膜から
なる。
【0028】図5から明らかなように、n- 領域9bの
不純物濃度を高くすると、±300V以上のサージ破壊
耐圧を得ることができる。また、DC耐圧は14〜15
Vである。比較のため、nチャネルMOSトランジスタ
60のように非リング形状のゲート電極を有するnチャ
ネルMOSトランジスタのDC耐圧を測定すると13.
5Vである。
【0029】以上のことから、TEOS膜のようなキャ
リアのトラップ密度の多い側壁酸化膜が形成された場合
においても、±300V以上のサージ破壊耐圧を得るこ
とができる。また、ゲート電極をリング形状にすること
により、DC耐圧、すなわちドレイン耐圧を電源電圧
(12V)に対して余裕を大きくすることができる。
【0030】図5に示されるように、n- 領域の不純物
濃度を高くすることにより、サージ破壊耐圧を向上させ
ることができる。これにより、たとえば、図22に示さ
れるようにゲート電極を構成する下層がサイドエッチさ
れた状態においても、その影響を吸収することができる
だけのサージ破壊耐圧の向上を図ることができる。
【0031】上記実施例では、オープン・ドレイン・ト
ランジスタをnチャネル型の場合について説明したが、
本発明はpチャネル型のオープン・ドレイン・トランジ
スタにも同様に適用することができる。また、ゲート電
極の構造を多結晶シリコン層とモリブデンシリサイド層
の2層構造としているが、多結晶シリコン層とタングス
テンシリサイド層の2層構造、タングステン等の単層構
造等にも同様に本発明は適用され得る。さらに、上記実
施例では、ソースとドレイン領域の両方にLDD構造を
用いているが、少なくともドレイン領域のみにLDD構
造を用いれば本発明の効果を得ることができる。
【0032】次に、この発明の半導体装置の製造方法の
一実施例について説明する。図6〜図18は、図4に示
された半導体装置の各製造工程における断面図である。
【0033】図6を参照して、p型シリコン基板1の上
にp型ウェル2とn型ウェル3が形成される。
【0034】図7を参照して、p型ウェル2とn型ウェ
ル3の全面上に酸化膜13が形成される。素子分離領域
のみの表面を露出するようにパターニングされたレジス
ト膜15と窒化膜14が酸化膜13の上に形成される。
さらに、n型ウェル3の上にはレジスト膜16が形成さ
れる。レジスト膜15と16をマスクとして用いてボロ
ンがp型ウェル2に矢印で示されるように注入される。
【0035】図8を参照して、レジスト膜15と16が
除去される。p型ウェル2にはボロンイオン注入領域1
7が形成されている。窒化膜14をマスクとして用いて
酸化膜13に熱酸化処理が施される。
【0036】それにより、図9に示すように厚い分離酸
化膜5が形成される。分離酸化膜5の下にはp+ 反転防
止領域4が形成される。
【0037】図10に示すように、熱酸化法により、ゲ
ート酸化膜6が250堯の膜厚で形成される。ゲート酸
化膜6の上には多結晶シリコン層がCVD法を用いて2
800堯の膜厚で形成される。多結晶シリコン層にはリ
ンがドープされることにより、n型の多結晶シリコン層
が形成される。このn型多結晶シリコン層の上には、ス
パッタ法によりモリブデンシリサイド層が2300堯の
膜厚で形成される。その後、フォトリソグラフィ技術と
異方性エッチング技術を用いてパターニングされること
により、図10に示されるように多結晶シリコン層7と
モリブデンシリサイド層8とからなる2層構造のゲート
電極51、61、71が形成される。この場合、nチャ
ネル・オープン・ドレイン・トランジスタのゲート電極
51のパターンは図3に示されるようにリング形状であ
る。
【0038】その後、図11に示されるように、所定の
パターンに従ったレジスト膜18が形成される。レジス
ト膜18とモリブデンシリサイド層8とをマスクとして
用いて、リンイオンが加速電圧50kV、注入量3.0
×1013/cm2 の条件でp型ウェル2に矢印で示され
るように注入される。これにより、n- ソース/ドレイ
ン領域9aが形成される。
【0039】図12に示すように、nチャネル・オープ
ン・ドレイン・トランジスタの形成領域のみを露出する
ようにレジスト膜19が形成される。レジスト膜19と
モリブデンシリサイド層8とをマスクとして用いて、リ
ンイオンが加速電圧50kV、注入量7.0×1013
cm2 の条件で、nチャネル・オープン・ドレイン・ト
ランジスタのソース/ドレイン領域のみに矢印で示され
るように注入される。これにより、比較的高い濃度を有
するn- ソース/ドレイン領域9bが形成される。
【0040】その後、CVD法を用いてシリコン酸化
膜、たとえばTEOS膜が3000Åの膜厚で全面上に
形成される。このシリコン酸化膜に異方性エッチング処
理が施されることにより、多結晶シリコン層7とモリブ
デンシリサイド層8の側壁面に側壁酸化膜20が形成さ
れる。
【0041】図14に示すように、所定のパターンに従
ったレジスト膜21が形成される。このレジスト膜21
と側壁酸化膜20とをマスクとして用いて、砒素イオン
が加速電圧50kV、注入量4.0×1015/cm2
条件でp型ウェル2に注入される。これにより、n+
ース/ドレイン領域10が形成される。
【0042】その後、図15に示すように、n型ウェル
3の領域のみを露出するようにレジスト膜21が形成さ
れる。ボロンイオンが加速電圧30kV、注入量1.2
×1015/cm2 の条件でn型ウェル3に矢印で示され
るように注入される。これにより、p+ ソース/ドレイ
ン領域22が形成される。
【0043】図16に示すように、不純物イオンが注入
された領域を活性化させるために熱処理を施した後、B
PSG膜からなる層間絶縁膜11が膜厚10000Åで
形成される。フォトリソグラフィ技術と異方性エッチン
グ技術を用いて、層間絶縁膜11にコンタクトホールが
形成される。
【0044】図17に示すように、各コンタクトホール
を通じて各ソース/ドレイン領域に接触するようにアル
ミニウム−シリコンからなる配線層12がスパッタ法を
用いて8500Åの膜厚で形成される。
【0045】図18に示すように、全面を覆うようにS
3 4膜等からなる保護膜23が7500Åの膜厚で
形成される。その後、図示されていないが、フォトリソ
グラフィ技術とエッチング技術を用いて、外部リードと
の接続のために、配線層12の表面に達する孔が保護膜
23に形成される。その孔を通じて配線層12に接続す
るように、アルミニウム−シリコン合金からなるパッド
部が形成される。このようにして、この発明の半導体装
置が製造される。
【0046】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、同一
導電型の2つの電界効果トランジスタのうち、一方の電
界効果トランジスタのLDD構造において、低濃度の不
純物領域の濃度を比較的高くすることによって、サージ
破壊耐圧を向上させることが可能になる。また、一方の
電界効果トランジスタを構成する一方の不純物領域を囲
むようにゲート電極を形成したので、ドレイン耐圧を向
上させることができる。これにより、半導体装置の信頼
性を高めることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アナログICに接続された本発明の一実施例に
よる半導体装置を示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施例による半導体装置の概略的
な構成を示すブロック図である。
【図3】この発明の一実施例による半導体装置の平面的
配置を示す平面図である。
【図4】図3のIV−IV線における断面図である。
【図5】この発明の半導体装置に用いられるnチャネル
MOSトランジスタのサージ破壊耐圧と、n- 領域にお
けるリンイオン注入量との関係を示すグラフである。
【図6】この発明の一実施例による半導体装置の製造方
法の第1工程における断面図である。
【図7】この発明の一実施例による半導体装置の製造方
法の第2工程における断面図である。
【図8】この発明の一実施例による半導体装置の製造方
法の第3工程における断面図である。
【図9】この発明の一実施例による半導体装置の製造方
法の第4工程における断面図である。
【図10】この発明の一実施例による半導体装置の製造
方法の第5工程における断面図である。
【図11】この発明の一実施例による半導体装置の製造
方法の第6工程における断面図である。
【図12】この発明の一実施例による半導体装置の製造
方法の第7工程における断面図である。
【図13】この発明の一実施例による半導体装置の製造
方法の第8工程における断面図である。
【図14】この発明の一実施例による半導体装置の製造
方法の第9工程における断面図である。
【図15】この発明の一実施例による半導体装置の製造
方法の第10工程における断面図である。
【図16】この発明の一実施例による半導体装置の製造
方法の第11工程における断面図である。
【図17】この発明の一実施例による半導体装置の製造
方法の第12工程における断面図である。
【図18】この発明の一実施例による半導体装置の製造
方法の第13工程における断面図である。
【図19】アナログICに接続された従来の半導体装置
を示すブロック図である。
【図20】従来の半導体装置の平面的配置を示す平面図
である。
【図21】図20のXXI−XXI線における断面図で
ある。
【図22】従来の半導体装置においてゲート電極の側壁
部がサイドエッチされた状態を示す部分断面図である。
【図23】従来の半導体装置においてゲート電極の側壁
部を示す部分断面図である。
【符号の説明】
2 p型ウェル 9a 低濃度のn- ソース/ドレイン領域 9b 高濃度のn- ソース/ドレイン領域 10 n+ ソース/ドレイン領域 50 nチャネル・オープン・ドレイン・トランジスタ 51,61 ゲート電極 52,62 ソース領域 53,63 ドレイン領域 60 nチャネルMOSトランジスタ 100 MOS型LSI 200 アナログIC
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】この発明は、アナログICチップに接続
することが可能なMOS型LSIに適用されたとき、最
も好ましい効果が得られる。MOS型LSIは、その内
部にロジック回路を有する。図20は、アナログICに
接続されたMOS型LSIを概略的に示すブロック図で
ある。図21は、図20に示されたMOS型LSIの平
面的配置を示す平面図である。図22は、図21XX
II−XXII線における断面図である。以下、これら
の図を参照して、従来のMOS型LSIの構造について
説明する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】図20を参照して、MOS型LSI100
は、電源電圧(12V)に接続されたプルアップ抵抗R
を介在してアナログIC200に接続されている。MO
S型LSI100はアナログIC200との接続端子と
してパッド55を有する。パッド55はnチャネル・オ
ープン・ドレイン・トランジスタ50のドレインに接続
されている。nチャネル・オープン・ドレイン・トラン
ジスタとは、出力端パッドが接続されたドレインを有す
るトランジスタのことをいう。nチャネル・オープン・
ドレイン・トランジスタ50のゲートは内部ロジック回
路80からCMOSインバータを介して信号(“Hig
h”または“Low”)を受ける。CMOSインバータ
はnチャネルMOSトランジスタ60とpチャネルMO
Sトランジスタ70とから構成される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】図21を参照して、nチャネル・オープン
・ドレイン・トランジスタ50はゲート電極56とソー
ス領域57とドレイン領域58とを有する。nチャネル
MOSトランジスタ60はゲート電極61とソース領域
62とドレイン領域63とを有する。pチャネルMOS
トランジスタ70はゲート電極71とソース領域72と
ドレイン領域73とを有する。各トランジスタのソース
領域、ドレイン領域およびゲート電極はコンタクトホー
ルchを通じて配線に接続されている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】図22に示すように、各トランジスタ5
0,60,70は1つのp型シリコン基板1に形成され
ている。p型シリコン基板1にはp型ウェル2とn型ウ
ェル3が形成されている。nチャネル・オープン・ドレ
イン・トランジスタ50とnチャネルMOSトランジス
タ60とはp型ウェル2に形成されている。pチャネル
MOSトランジスタ70はn型ウェル3に形成されてい
る。各トランジスタ50,60,70を相互に電気的に
分離するためにp+ 反転防止領域4と、その上に厚い分
離酸化膜5が形成されている。各トランジスタを構成す
るゲート電極は多結晶シリコン層7とモリブデンシリサ
イド層8とから構成される。多結晶シリコン層7はp型
ウェル2またはn型ウェル3の表面上にゲート酸化膜6
を介在して形成されている。nチャネル・オープン・ド
レイン・トランジスタ50とnチャネルMOSトランジ
スタ60のソースまたはドレイン領域は、n- ソース/
ドレイン領域9とn+ ソース/ドレイン領域10とから
構成される。pチャネルMOSトランジスタ70のソー
スまたはドレイン領域はp+ ソース/ドレイン領域22
から構成される。各トランジスタ50,60,70を被
覆するように層間絶縁膜11が形成されている。この層
間絶縁膜11に設けられた各コンタクトホールを通じて
ソースまたはドレイン領域に接触するように配線層12
が設けられている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】上述のように構成されたMOS型LSIの
動作について説明する。図20を参照して、内部ロジッ
ク回路80からCMOSインバータを介して出力される
信号が“High”のときは、nチャネル・オープン・
ドレイン・トランジスタ50のゲートに高い電圧が印加
される。このとき、nチャネル・オープン・ドレイン・
トランジスタ50はオン状態となる。nチャネル・オー
プン・ドレイン・トランジスタ50のドレインにパッド
55から電流が流れる。このとき、アナログIC200
には、電源電圧(12V)をプルアップ抵抗Rとnチャ
ネル・オープン・ドレイン・トランジスタの抵抗rで抵
抗分割した電位が伝達される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】以上のことから、nチャネル・オープン・
ドレイン・トランジスタ50のドレイン耐圧として12
V以上の耐圧が要求される。図25は図21のnチャネ
ル・オープン・ドレイン・トランジスタ50またはnチ
ャネルMOSトランジスタ60の部分を拡大して示す部
分平面図(A)とその部分平面図(A)のB−B線にお
ける部分断面図(B)である。図25の(A)を参照し
て、ドレイン領域58(62)は点線で示されるように
その境界が少し外側に広がったn+ 不純物拡散領域58
a(62a)を有する。そのため、図25の(B)で示
すようにそのn+ 不純物拡散領域58a(62a)はp
+ 反転防止領域4に重なる。その結果、ドレイン耐圧は
その重なる部分によって弱められ、決定づけられる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
MOS型LSIにおいては、図22に示されるように、
内部ロジック回路80に接続されるnチャネルMOSト
ランジスタ60と、パッド55に接続されるnチャネル
・オープン・ドレイン・トランジスタ50は同一の構造
を有する。すなわち、nチャネル・オープン・ドレイン
・トランジスタ50は、nチャネルMOSトランジスタ
60と同様に5Vの電源電圧で駆動するように構成され
ている。そのため、nチャネル・オープン・ドレイン・
トランジスタ50の耐圧仕様に余裕が少ないという問題
点があった。たとえば、200pF、0Ωの条件下のコ
ンデンサ・チャージ法(サージ破壊試験法の一種)によ
って測定されたサージ破壊耐圧が±300V以上を満足
することができないという問題点があった。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】図24はnチャネルMOSトランジスタ5
0または60の一部分を拡大して示す部分断面図であ
る。ゲート酸化膜6の上に多結晶シリコン層7とモリブ
デンシリサイド層8が形成されている。ゲート電極を構
成する多結晶シリコン層7とモリブデンシリサイド層8
の側壁には酸化膜20が形成されている。側壁酸化膜2
0の下にはn- ソース/ドレイン領域9が形成されてい
る。このn- ソース/ドレイン領域9に接続するように
+ ソース/ドレイン領域10が形成されている。図
に示される構造において、側壁酸化膜20がTEOS
膜(Tetra-Ethyl-Ortho-Silicateを原材料としてCVD
法によって形成されたシリコン酸化膜)のような段差被
覆性の良好な膜から構成される。しかしながら、TEO
S膜は、その膜中にキャリアがトラップされる密度が高
い性質を有する。そのため、上記のnチャネル・オープ
ン・ドレイン・トランジスタのサージ破壊耐圧が一層低
下するという問題点があった。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】さらに、ゲート電極は多結晶シリコン層7
とモリブデンシリサイド層8の2層構造を有する。この
場合、多結晶シリコン層とモリブデンシリサイド層のエ
ッチングされる速度の差により、図23に示すように下
層を構成する多結晶シリコン層7aの側部が上層のモリ
ブデンシリサイド層8に比べて多くエッチングされた状
態になる場合がある。いわゆる、多結晶シリコン層7a
がサイドエッチされた状態となる。このとき、サージ破
壊耐圧はさらに低下する。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】半導体集積回路装置の高集積化に伴い、内
部ロジック回路80を構成するトランジスタはますます
微細化されている。微細化されたMOSトランジスタの
チャネル長はますます短くなっている。このように短く
されたチャネル長を有するMOSトランジスタにおいて
所定のドレイン耐圧を得るために、MOSトランジスタ
はLDD構造を有する。たとえば、図22に示されるよ
うに、nチャネルMOSトランジスタ50または60
は、ソースまたはドレイン領域としてn- ソース/ドレ
イン領域9とn+ ソース/ドレイン領域10からなるL
DD構造を備えている。また、短いチャネル長を有する
電界効果トランジスタにおいて発生するホットエレクト
ロンによる悪影響を防止する対策として、n- ソース/
ドレイン領域9の不純物濃度は低い値に制限されてい
る。このような状況下で、外部のICと接続されるnチ
ャネル・オープン・ドレイン・トランジスタのドレイン
耐圧とサージ破壊耐圧が所定の仕様を満足することが困
難になるという問題点があった。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】図5は、本発明の半導体装置におけるnチ
ャネル・オープン・ドレイン・トランジスタ50のサー
ジ破壊耐圧と、リンイオンの注入量との関係の測定結果
を示すグラフである。サージ破壊耐圧は正と負の両者の
サージに対して測定されている。リンイオン注入量(/
cm2 )はA=3×1013、B=5×1013、C=6.
5×1013、D=8.5×1013、E=1×1014、F
=2×1014である。サージ破壊耐圧は200pF、0
Ωの条件下でのコンデンサ・チャージ法を用いて測定さ
れたものである。DC耐圧はドレイン耐圧の指標となる
ものである。DC耐圧は、ソースと基板領域およびゲー
を接地電位に保持した状態で、ドレイン電流IDS
0.1μAのときのドレイン電圧である。なお、リンイ
オン注入量は、図3と図4に示されるnチャネル・オー
プン・ドレイン・トランジスタ50のドレイン領域53
におけるn-領域9bのリンイオン注入量を示す。ま
た、ゲート電極51の側壁に形成されるシリコン酸化膜
はTEOS膜からなる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】図5から明らかなように、n- 領域9bの
不純物濃度を高くすると、±300V以上のサージ破壊
耐圧を得ることができる。また、DC耐圧は14.5V
(平均値)である。比較のため、nチャネルMOSトラ
ンジスタ60のように非リング形状のゲート電極を有す
るnチャネルMOSトランジスタのDC耐圧を測定する
13.5V(平均値)である。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】図5に示されるように、n- 領域の不純物
濃度を高くすることにより、サージ破壊耐圧を向上させ
ることができる。これにより、たとえば、図23に示さ
れるようにゲート電極を構成する下層がサイドエッチさ
れた状態においても、その影響を吸収することができる
だけのサージ破壊耐圧の向上を図ることができる。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】図8を参照して、レジスト膜15と16が
除去される。p型ウェル2にはボロンイオン注入領域1
7が形成されている。その後、熱酸化処理が施される。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】図10に示すように、熱酸化法により、ゲ
ート酸化膜6が250の膜厚で形成される。ゲート酸
化膜6の上には多結晶シリコン層がCVD法を用いて2
800の膜厚で形成される。多結晶シリコン層にはリ
ンがドープされることにより、n型の多結晶シリコン層
が形成される。このn型多結晶シリコン層の上には、ス
パッタ法によりモリブデンシリサイド層が2300
膜厚で形成される。その後、フォトリソグラフィ技術と
異方性エッチング技術を用いてパターニングされること
により、図10に示されるように多結晶シリコン層7と
モリブデンシリサイド層8とからなる2層構造のゲート
電極51、61、71が形成される。この場合、nチャ
ネル・オープン・ドレイン・トランジスタのゲート電極
51のパターンは図3に示されるようにリング形状であ
る。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】図18に示すように、全面を覆うようにS
3 4膜等からなる保護膜23が7500Åの膜厚で
形成される。その後、図示されていないが、フォトリソ
グラフィ技術とエッチング技術を用いて、外部リードと
の接続のために、配線層12の表面に達する孔が保護膜
23に形成される。その孔を通じて配線層12に接続す
るように、アルミニウム−シリコン合金からなるパッド
部が形成される。このようにして、この発明の半導体装
置が製造される。本発明の半導体装置の構成は、概念的
には図19に示される。図19において、C1 ,C2
3 ,C4 はそれぞれ、第1低濃度領域,第1高濃度領
域,第2低濃度領域,第2高濃度領域の不純物濃度を示
す。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図19
【補正方法】変更
【補正内容】
【図19】図19は、この発明の半導体装置の構成を示
す概念図である。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図20
【補正方法】変更
【補正内容】
【図20】アナログICに接続された従来の半導体装置
を示すブロック図である。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図21
【補正方法】変更
【補正内容】
【図21】従来の半導体装置の平面的配置を示す平面図
である。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図22
【補正方法】変更
【補正内容】
【図22】図21のXXII−XXII線における断面
図である。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図23
【補正方法】変更
【補正内容】
【図23】従来の半導体装置においてゲート電極の側壁
部がサイドエッチされた状態を示す部分断面図である。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図24
【補正方法】追加
【補正内容】
【図24】従来の半導体装置においてゲート電極の側壁
部を示す部分断面図である。
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図25
【補正方法】追加
【補正内容】
【図25】図25は、図21のnチャネルトランジスタ
の部分を拡大して示す部分平面図(A)と、その部分平
面図(A)のB−B線における部分断面図である。
【手続補正25】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図19
【補正方法】変更
【補正内容】
【図19】
【手続補正26】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20
【補正方法】変更
【補正内容】
【図20】
【手続補正27】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図21
【補正方法】変更
【補正内容】
【図21】
【手続補正28】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図22
【補正方法】変更
【補正内容】
【図22】
【手続補正29】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図23
【補正方法】変更
【補正内容】
【図23】
【手続補正30】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図24
【補正方法】追加
【補正内容】
【図24】
【手続補正31】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図25
【補正方法】追加
【補正内容】
【図25】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/784 8225−4M H01L 29/78 301 L

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電圧で駆動するアナログICに接
    続することができ、前記第1の電圧よりも小さい第2の
    電圧で駆動する電界効果トランジスタを備えた半導体装
    置であって、 主表面を有する第1導電型の半導体領域と、 前記半導体領域に形成された第1と第2の電界効果トラ
    ンジスタとを備え、 前記第1の電界効果トランジスタは、 前記半導体領域内に互いに間隔を隔てて形成された第2
    導電型の第1と第2の不純物領域と、 前記第1と第2の不純物領域の間でかつ前記第1の不純
    物領域を囲むように前記半導体領域の上に絶縁膜を介在
    して形成された第1のゲート電極とを含み、 少なくとも前記第1の不純物領域は、前記第1のゲート
    電極の近傍に形成され、かつ第1の不純物濃度を有する
    第1低濃度領域と、前記第1低濃度領域に接続し、前記
    第1のゲート電極から離れた領域に形成され、かつ前記
    第1の不純物濃度よりも高い第2の不純物濃度を有する
    第1高濃度領域とを含み、 前記第2の電界効果トランジスタは、 前記半導体領域内に互いに間隔を隔てて形成された第2
    導電型の第3と第4の不純物領域と、 前記第3と第4の不純物領域の間で前記半導体領域の上
    に絶縁膜を介在して形成された第2のゲート電極とを含
    み、 少なくとも前記第3の不純物領域は、前記第2のゲート
    電極の近傍に形成され、かつ前記第1の不純物濃度より
    も低い第3の不純物濃度を有する第2低濃度領域と、前
    記第2低濃度領域に接続し、前記第2のゲート電極から
    離れた領域に形成され、かつ前記第3の不純物濃度より
    も高い第4の不純物濃度を有する第2高濃度領域とを含
    む、半導体装置。
  2. 【請求項2】 第1の電圧で駆動するアナログICに接
    続することができ、前記第1の電圧よりも小さい第2の
    電圧で駆動する電界効果トランジスタを備えた半導体装
    置の製造方法であって、 第1導電型の半導体領域の上にゲート絶縁膜を形成する
    工程と、 前記半導体領域内に第1と第2の領域が互いに間隔を隔
    てて形成され、かつ前記第1と第2の領域の間で前記第
    1の領域を囲むように前記ゲート絶縁膜の上に第1のゲ
    ート電極を形成する工程と、 前記半導体領域内に第3と第4の領域が互いに間隔を隔
    てて形成されるように前記第3と第4の領域の間で前記
    ゲート絶縁膜の上に第2のゲート電極を形成する工程
    と、 少なくとも前記第1の領域内で前記第1のゲート電極の
    近傍に第2導電型の不純物を第1のドープ量で選択的に
    ドープすることにより、第1の低濃度領域を形成する工
    程と、 少なくとも前記第3の領域内で前記第2のゲート電極の
    近傍に第2導電型の不純物を前記第1のドープ量よりも
    少ない第2のドープ量で選択的にドープすることによ
    り、第2の低濃度領域を形成する工程と、 前記第1の低濃度領域に接続し、かつ前記第1のゲート
    電極から離れた前記第1の領域内に第2導電型の不純物
    を前記第1のドープ量よりも大きい第3のドープ量で選
    択的にドープすることにより、第1の高濃度領域を形成
    する工程と、前記第2の低濃度領域に接続し、かつ前記
    第2のゲート電極から離れた前記第3の領域内に第2導
    電型の不純物を前記第2のドープ量よりも大きい第4の
    ドープ量で選択的にドープすることにより、第2の高濃
    度領域を形成する工程とを含む、半導体装置の製造方
    法。
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