JPH0521714B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0521714B2 JPH0521714B2 JP61244967A JP24496786A JPH0521714B2 JP H0521714 B2 JPH0521714 B2 JP H0521714B2 JP 61244967 A JP61244967 A JP 61244967A JP 24496786 A JP24496786 A JP 24496786A JP H0521714 B2 JPH0521714 B2 JP H0521714B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polishing
- wires
- braid
- stainless steel
- ultra
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000005498 polishing Methods 0.000 claims description 29
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 claims description 12
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 claims description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 9
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 7
- 238000009954 braiding Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 239000010963 304 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 229910000589 SAE 304 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、金属面の研磨部材に関するもので、
さらに詳しくは、金属面の鏡面研磨に好適な研磨
部材に関するものである。
さらに詳しくは、金属面の鏡面研磨に好適な研磨
部材に関するものである。
［従来の技術］
ステンレス鋼の線条は、適度の硬さと錆びにく
い性質を有するので、従来から、それを集束した
ものが、金属面の研削用素材として使用されてい
る。しかしながら、上記周知の線条は、太さが太
くて研削面に擦過痕を生ずるために、鏡面研磨に
使用することができない。
い性質を有するので、従来から、それを集束した
ものが、金属面の研削用素材として使用されてい
る。しかしながら、上記周知の線条は、太さが太
くて研削面に擦過痕を生ずるために、鏡面研磨に
使用することができない。
したがつて、上記ステンレス鋼の線条を、鏡面
研磨に適するように極細線とすることが考えられ
るが、ステンレス鋼の極細線を単に集束した素材
は、腰が弱くて僅かの外力で容易に屈曲するため
に、鏡面研磨に必要な圧接力が得ることができな
い。
研磨に適するように極細線とすることが考えられ
るが、ステンレス鋼の極細線を単に集束した素材
は、腰が弱くて僅かの外力で容易に屈曲するため
に、鏡面研磨に必要な圧接力が得ることができな
い。
［発明が解決しようとする問題点］
本発明は、ステンレス鋼の極細線を集束した素
材の腰を強くして、鏡面研磨部材としての使用に
適した構成とすることを、解決しようとする問題
点とするものである。
材の腰を強くして、鏡面研磨部材としての使用に
適した構成とすることを、解決しようとする問題
点とするものである。
［問題点を解決するための手段］
本発明は、直径が約0.009mmのステンレス鋼の
極細線を所要本数撚り合わせて撚り線とすると共
に、複数の撚り線を編組することにより組紐を形
成し、該組紐を集束して取付基材に固定し、組紐
の切断端面により研磨面を形成したことを特徴と
するものである。
極細線を所要本数撚り合わせて撚り線とすると共
に、複数の撚り線を編組することにより組紐を形
成し、該組紐を集束して取付基材に固定し、組紐
の切断端面により研磨面を形成したことを特徴と
するものである。
［作用］
研磨部材は、ステンレス鋼の極細線よりなる撚
り線で編組した組紐を集束することにより構成し
たので、上記組紐の切断端面を研磨面として金属
面を研磨する場合に、研磨部材の腰が強く、研磨
に必要な圧接力を付与することができ、しかもス
テンレス鋼の極細線によつて研磨するので、被研
磨面に擦過痕を生ずることがない。
り線で編組した組紐を集束することにより構成し
たので、上記組紐の切断端面を研磨面として金属
面を研磨する場合に、研磨部材の腰が強く、研磨
に必要な圧接力を付与することができ、しかもス
テンレス鋼の極細線によつて研磨するので、被研
磨面に擦過痕を生ずることがない。
また、極細線の撚り線をさらに編組して組紐と
したことによつて、撚りの戻りや組紐のほどけが
殆ど生じない。
したことによつて、撚りの戻りや組紐のほどけが
殆ど生じない。
［実施例］
第１図は本発明の実施例の要部を示し、この研
磨部材１は、所要本数のステンレス鋼の極細線よ
りなる撚り線２の複数本で編組した組紐で構成さ
れている。この組紐は、その多数を集束し、以下
に示すような適宜取付基材に固定して使用するも
のである。
磨部材１は、所要本数のステンレス鋼の極細線よ
りなる撚り線２の複数本で編組した組紐で構成さ
れている。この組紐は、その多数を集束し、以下
に示すような適宜取付基材に固定して使用するも
のである。
上記極細線は、SUS 304のステンレス鋼の線
条を、引抜き等によつて約0.009mmの径の極細線
に成形したものであるが、その断面形状は円形に
限られるものではなく、三角形、四角形、六角形
等の断面多角形の線条の引抜きによつて、断面を
多角形とした極細線とすることもできる。
条を、引抜き等によつて約0.009mmの径の極細線
に成形したものであるが、その断面形状は円形に
限られるものではなく、三角形、四角形、六角形
等の断面多角形の線条の引抜きによつて、断面を
多角形とした極細線とすることもできる。
上記研磨部材１は、撚り線を編組して組紐とし
たことによつて、研磨部材１の腰が強くなるの
で、鏡面研磨に必要な圧接力を付与することが可
能となり、しかもステンレス鋼の極細線によつて
研磨するので、研磨面に擦過痕を生ずることがな
い。
たことによつて、研磨部材１の腰が強くなるの
で、鏡面研磨に必要な圧接力を付与することが可
能となり、しかもステンレス鋼の極細線によつて
研磨するので、研磨面に擦過痕を生ずることがな
い。
また、撚り線２をさらに編組したために、極細
線相互間の摩擦力が大きくなつて撚りの戻りや組
紐のほどけが殆どないので、撚り線のみを集束し
た素材、或いは所要本数の極細線を単に集束した
もので編組した素材に比べて、長期にわたり有効
に使用することができる。
線相互間の摩擦力が大きくなつて撚りの戻りや組
紐のほどけが殆どないので、撚り線のみを集束し
た素材、或いは所要本数の極細線を単に集束した
もので編組した素材に比べて、長期にわたり有効
に使用することができる。
第２図ないし第４図は、上記研磨部材１を取付
基材に固定する態様を例示したもので、第２図で
は、上記研磨部材１，……の多数を芯金１０に掛
けて折り返し、これを断面Ｕ字形の挟着金具１１
で挟着したものであり、この挟着金具１１の折曲
により全体を適宜形状に形成して、各種金属部材
の表面研磨に利用することができる。
基材に固定する態様を例示したもので、第２図で
は、上記研磨部材１，……の多数を芯金１０に掛
けて折り返し、これを断面Ｕ字形の挟着金具１１
で挟着したものであり、この挟着金具１１の折曲
により全体を適宜形状に形成して、各種金属部材
の表面研磨に利用することができる。
また、第３図及び第４図は、上記研磨部材１を
回転ブラシとして使用する場合を示し、第３図で
は上記研磨部材１，……の多数を結束して回転体
１２の先端に固定しており、また、第４図では、
研磨部材１，……を芯金によつて集束して一体に
し、その芯金を回転体１３の円周面に螺旋状に巻
付けて固定し、回転体１３の先端面にも上記研磨
部材１，……の多数を結束して固定したものであ
る。
回転ブラシとして使用する場合を示し、第３図で
は上記研磨部材１，……の多数を結束して回転体
１２の先端に固定しており、また、第４図では、
研磨部材１，……を芯金によつて集束して一体に
し、その芯金を回転体１３の円周面に螺旋状に巻
付けて固定し、回転体１３の先端面にも上記研磨
部材１，……の多数を結束して固定したものであ
る。
上記研磨部材１，……は、その多数を複数本の
針金間に配列させ、それらの針金を捩ることによ
つて固定することもできる。
針金間に配列させ、それらの針金を捩ることによ
つて固定することもできる。
［発明の効果］
本発明の研磨部材は、直径が約0.009mmのステ
ンレス鋼製極細線を使用したので、本来硬質のス
テンレス鋼に適度の柔軟性を持たせることによつ
て擦過痕を生じない鏡面研磨に使用することがで
き、その際、極際線を所要本数撚り合わせて撚り
線とすると共に、複数の撚り線を編組することに
より組紐を形成し、この組紐を集束することによ
り研磨部材として構成したので、柔軟な極細線に
研磨部材として必要な圧接力を得られるだけの腰
の強さと、簡単にちぎれたりほどけることのない
結束強度とを持たせ、研磨に当つては、個々の極
細線の柔軟な端部により、擦過痕を生ずることな
く金属面を鏡面研磨することができる。
ンレス鋼製極細線を使用したので、本来硬質のス
テンレス鋼に適度の柔軟性を持たせることによつ
て擦過痕を生じない鏡面研磨に使用することがで
き、その際、極際線を所要本数撚り合わせて撚り
線とすると共に、複数の撚り線を編組することに
より組紐を形成し、この組紐を集束することによ
り研磨部材として構成したので、柔軟な極細線に
研磨部材として必要な圧接力を得られるだけの腰
の強さと、簡単にちぎれたりほどけることのない
結束強度とを持たせ、研磨に当つては、個々の極
細線の柔軟な端部により、擦過痕を生ずることな
く金属面を鏡面研磨することができる。
第１図は本発明の実施例の要部の構成を示す分
解斜視図、第２図ないし第４図は本発明の研磨部
材の異なる実施態様を示す斜視図である。 １……研磨部材、２……撚り線。
解斜視図、第２図ないし第４図は本発明の研磨部
材の異なる実施態様を示す斜視図である。 １……研磨部材、２……撚り線。
Claims (1)
- １ 直径が約0.009mmのステンレス鋼の極細線を
所要本数撚り合わせて撚り線とすると共に、複数
の撚り線を編組することにより組紐を形成し、該
組紐を集束して取付基材に固定し、組紐の切断端
面により研磨面を形成したことを特徴とする研磨
部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24496786A JPS6399178A (ja) | 1986-10-15 | 1986-10-15 | 研磨部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24496786A JPS6399178A (ja) | 1986-10-15 | 1986-10-15 | 研磨部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6399178A JPS6399178A (ja) | 1988-04-30 |
| JPH0521714B2 true JPH0521714B2 (ja) | 1993-03-25 |
Family
ID=17126617
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24496786A Granted JPS6399178A (ja) | 1986-10-15 | 1986-10-15 | 研磨部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6399178A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007144604A (ja) * | 2005-11-29 | 2007-06-14 | Kowa Co Ltd | 筒型ブラシ |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4726954U (ja) * | 1971-04-19 | 1972-11-27 | ||
| JPS604359B2 (ja) * | 1977-01-27 | 1985-02-02 | 機動建設工業株式会社 | 多段式回転管理設工法およびその装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS604359U (ja) * | 1983-06-20 | 1985-01-12 | 有限会社日本ユニツト工業製作所 | 金属線製研削素材 |
-
1986
- 1986-10-15 JP JP24496786A patent/JPS6399178A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4726954U (ja) * | 1971-04-19 | 1972-11-27 | ||
| JPS604359B2 (ja) * | 1977-01-27 | 1985-02-02 | 機動建設工業株式会社 | 多段式回転管理設工法およびその装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6399178A (ja) | 1988-04-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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