JPS6236613Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6236613Y2 JPS6236613Y2 JP1982011134U JP1113482U JPS6236613Y2 JP S6236613 Y2 JPS6236613 Y2 JP S6236613Y2 JP 1982011134 U JP1982011134 U JP 1982011134U JP 1113482 U JP1113482 U JP 1113482U JP S6236613 Y2 JPS6236613 Y2 JP S6236613Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- braid
- grinding
- string
- clamping
- glass fibers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、高温下で製造される製品を、その
高温のまゝ研磨、清掃するための研削素材の改良
に関するものである。
高温のまゝ研磨、清掃するための研削素材の改良
に関するものである。
高温下で被加工物を研磨、清掃するための加工
材料としてガラス繊維をロープ状に撚つたものを
挾着金具に挾着固定し、該挾着金具を被加工物の
形態に適応する形状に曲折、並列してガラス繊維
による研削面を形成したものは特公昭52−37638
公報で既に知られたところである。そのガラス繊
維は、それを各種形態の研削工具を形成するため
に、極細のものをロープ状に撚つたものを用いて
いたものであるが、しかしそれはあまりにも柔軟
にすぎ、その挾着金具から直立状態を維持できな
い欠点があつた。これは研削時にその挾着金具部
分が被加工物に接触するほど近づくようになり、
被加工物を損傷するおそれや、研削用ガラス材が
有効に被加工物に作用しない欠点があつた。
材料としてガラス繊維をロープ状に撚つたものを
挾着金具に挾着固定し、該挾着金具を被加工物の
形態に適応する形状に曲折、並列してガラス繊維
による研削面を形成したものは特公昭52−37638
公報で既に知られたところである。そのガラス繊
維は、それを各種形態の研削工具を形成するため
に、極細のものをロープ状に撚つたものを用いて
いたものであるが、しかしそれはあまりにも柔軟
にすぎ、その挾着金具から直立状態を維持できな
い欠点があつた。これは研削時にその挾着金具部
分が被加工物に接触するほど近づくようになり、
被加工物を損傷するおそれや、研削用ガラス材が
有効に被加工物に作用しない欠点があつた。
この考案は、このようなガラス製極細繊維の欠
点を改善するために、ガラス製極細繊維の多数本
を集束してひもとなし、そのひもの所要数本で特
定太さの組ひもに編組し、該組ひもを適宜長さに
折曲げ、その折曲部分を断面U字型のとい状挟着
金具で挟着して組ひも端面及び組ひも折曲部の集
合による研削面を形成し、該研削面および組ひも
にアマニ油等の乾性脂肪油を含有する植物油を塗
布し固めたことを特徴とするものである。
点を改善するために、ガラス製極細繊維の多数本
を集束してひもとなし、そのひもの所要数本で特
定太さの組ひもに編組し、該組ひもを適宜長さに
折曲げ、その折曲部分を断面U字型のとい状挟着
金具で挟着して組ひも端面及び組ひも折曲部の集
合による研削面を形成し、該研削面および組ひも
にアマニ油等の乾性脂肪油を含有する植物油を塗
布し固めたことを特徴とするものである。
かかる構成の本考案によれば、アマニ油などの
植物油が含有する乾性脂肪油は、その乾燥により
樹脂状に固化し、ガラスひもの柔軟性を無くして
それをほぼ直立状に固めるから、ひも端面及びひ
も折曲部の集合による良好な研削面を形成し得る
のみならず、ほどけがちな組ひも編組端を固め、
勝れた研削工具用の素材を得ることができる。
植物油が含有する乾性脂肪油は、その乾燥により
樹脂状に固化し、ガラスひもの柔軟性を無くして
それをほぼ直立状に固めるから、ひも端面及びひ
も折曲部の集合による良好な研削面を形成し得る
のみならず、ほどけがちな組ひも編組端を固め、
勝れた研削工具用の素材を得ることができる。
また、研削面をひも端面及びひも折曲部の集合
により形成したので、仮にひも端面が若干ほどけ
た場合でも、ひも折曲部により研削面が良好に保
持され、研削性能の低下が確実に防止される。
により形成したので、仮にひも端面が若干ほどけ
た場合でも、ひも折曲部により研削面が良好に保
持され、研削性能の低下が確実に防止される。
さらに、補強用の金属線を使用する必要がな
く、ガラス繊維のみによつて組ひもを形成できる
から、その形成が容易であると共に、該組ひもを
挟着金具に挟着する作業が容易であり、さらに、
研磨の際に金属線により製品が傷付けられる心配
がない。
く、ガラス繊維のみによつて組ひもを形成できる
から、その形成が容易であると共に、該組ひもを
挟着金具に挟着する作業が容易であり、さらに、
研磨の際に金属線により製品が傷付けられる心配
がない。
添付図面に示す実施例において、研削素材を構
成するガラス繊維は、微細な太さのもの多数を集
束して太さが1m/m程度となしたひもの20本前
後の本数で組ひも1に編組したもので、その長い
組ひも1を研削に適する長さに折返し、その折返
した長さのほゞ中央を半分に折曲げ、その折曲げ
た部分2に芯線3を通し、その芯線3と共に折曲
部分2を断面U字型のとい状挾着金具4内に押し
込み、該金具4の左右口縁40,40を狭搾し、
該金具4にガラス繊維ひも1を挾着して研削素材
を形成したものである。
成するガラス繊維は、微細な太さのもの多数を集
束して太さが1m/m程度となしたひもの20本前
後の本数で組ひも1に編組したもので、その長い
組ひも1を研削に適する長さに折返し、その折返
した長さのほゞ中央を半分に折曲げ、その折曲げ
た部分2に芯線3を通し、その芯線3と共に折曲
部分2を断面U字型のとい状挾着金具4内に押し
込み、該金具4の左右口縁40,40を狭搾し、
該金具4にガラス繊維ひも1を挾着して研削素材
を形成したものである。
ガラス繊維の集束ひもは、熱に強く、高温下で
鍛造、鋳造される製品の高温下での表面研磨、拭
掃に適し、また、柔軟であるから研削工具を形成
するにも加工しやすい特長があるが、他方、柔軟
にすぎるため挾着金具4から適当な長さに突出す
るひも1部1分は、第2図の如く金具4から直立
状を維持せず、極めて倒伏しやすい。また組ひも
に編組した端10は、ほどけ易い。これらの欠点
を補うために、ひも1にアマニ油又は同効質物を
含む植物油が塗布される。アマニ油などの植物油
が含有する乾性脂肪油は、その乾燥により樹脂状
に固化し、ガラスひもの柔軟性を無くしてそれを
ほぼ直立状に固めると共に、難燃性であるから、
研磨、拭掃に適し、且つ高温製品の表面処理に適
応でき、ガラス繊維の弱点を補強する勝れた研削
素材とすることができたのである。
鍛造、鋳造される製品の高温下での表面研磨、拭
掃に適し、また、柔軟であるから研削工具を形成
するにも加工しやすい特長があるが、他方、柔軟
にすぎるため挾着金具4から適当な長さに突出す
るひも1部1分は、第2図の如く金具4から直立
状を維持せず、極めて倒伏しやすい。また組ひも
に編組した端10は、ほどけ易い。これらの欠点
を補うために、ひも1にアマニ油又は同効質物を
含む植物油が塗布される。アマニ油などの植物油
が含有する乾性脂肪油は、その乾燥により樹脂状
に固化し、ガラスひもの柔軟性を無くしてそれを
ほぼ直立状に固めると共に、難燃性であるから、
研磨、拭掃に適し、且つ高温製品の表面処理に適
応でき、ガラス繊維の弱点を補強する勝れた研削
素材とすることができたのである。
第1図はガラス繊維で組ひもに編組した態様の
側面図、第2図は本考案研削素材の斜視図であ
る。 1はガラス繊維の組ひも、3は芯線、4は挾着
金具。
側面図、第2図は本考案研削素材の斜視図であ
る。 1はガラス繊維の組ひも、3は芯線、4は挾着
金具。
Claims (1)
- ガラス製極細繊維の多数を集束してひもとな
し、該ひもの所要数本で特定太さの組ひもに編組
し、該組ひもを適宜長さに折曲げ、その折曲部分
を断面U字型のとい状挟着金具で挟着して組ひも
端面及び組ひも折曲部の集合による研削面を形成
し、該研削面および組ひもにアマニ油等の乾性脂
肪油を含有する植物油を塗布し固めた高温製品の
表面研削素材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1113482U JPS58113456U (ja) | 1982-01-29 | 1982-01-29 | 高温製品の表面研削素材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1113482U JPS58113456U (ja) | 1982-01-29 | 1982-01-29 | 高温製品の表面研削素材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58113456U JPS58113456U (ja) | 1983-08-03 |
JPS6236613Y2 true JPS6236613Y2 (ja) | 1987-09-17 |
Family
ID=30023753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1113482U Granted JPS58113456U (ja) | 1982-01-29 | 1982-01-29 | 高温製品の表面研削素材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58113456U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS498159A (ja) * | 1972-03-22 | 1974-01-24 | ||
JPS5237638A (en) * | 1975-09-18 | 1977-03-23 | Mitsubishi Electric Corp | Hydraulic machinery controlling device |
-
1982
- 1982-01-29 JP JP1113482U patent/JPS58113456U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS498159A (ja) * | 1972-03-22 | 1974-01-24 | ||
JPS5237638A (en) * | 1975-09-18 | 1977-03-23 | Mitsubishi Electric Corp | Hydraulic machinery controlling device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58113456U (ja) | 1983-08-03 |
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