JPS6236612Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6236612Y2 JPS6236612Y2 JP1982011133U JP1113382U JPS6236612Y2 JP S6236612 Y2 JPS6236612 Y2 JP S6236612Y2 JP 1982011133 U JP1982011133 U JP 1982011133U JP 1113382 U JP1113382 U JP 1113382U JP S6236612 Y2 JPS6236612 Y2 JP S6236612Y2
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- JP
- Japan
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- grinding
- synthetic resin
- strings
- braid
- string
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、アルミナ、カーボランダムの如き
研磨粒を合成樹脂繊条に混在させ、該研磨粒の一
部が該繊条に表面に裸出した研削用繊条の端面に
よる研削効果を向上するための改良に関するもの
である。
研磨粒を合成樹脂繊条に混在させ、該研磨粒の一
部が該繊条に表面に裸出した研削用繊条の端面に
よる研削効果を向上するための改良に関するもの
である。
研磨粒を合成樹脂繊条に混在させ、該繊条の所
要数で組ひも状に編組し、該組ひもを適当な長さ
の単体に形成したもの多数を集束し、挾着金具に
支持させて研削素材となしたものは既に知られて
いる。その合成樹脂繊条は主にナイロンの如きポ
リアミド系の合成樹脂で形成されているから強靭
であるけれども、熱に弱く、したがつて研削稼働
中に研削熱で該繊条が倒伏し、細溝内の研削を十
分に行わない欠点が生じた。
要数で組ひも状に編組し、該組ひもを適当な長さ
の単体に形成したもの多数を集束し、挾着金具に
支持させて研削素材となしたものは既に知られて
いる。その合成樹脂繊条は主にナイロンの如きポ
リアミド系の合成樹脂で形成されているから強靭
であるけれども、熱に弱く、したがつて研削稼働
中に研削熱で該繊条が倒伏し、細溝内の研削を十
分に行わない欠点が生じた。
この考案はこのような合成樹脂研削繊条の欠点
を改善するために、該繊条の数本と、数本の強靭
性金属細線とで組ひもに編組し、該ひもを特定長
さに切断して単体となしたもの多数を集束し、該
ひも単体のほゞ中央を挾着金具で挾着し、該ひも
単体端面の集合による研削面を形成したことを特
徴とするもので、かくして合成樹脂繊条の組ひも
は、それに編込んだ金属細線で補強されて、高温
による変形を生じようとしても、該金属細線で直
立状に維持され、狭い部分への研削効果を永続さ
せることができるようになつたのである。
を改善するために、該繊条の数本と、数本の強靭
性金属細線とで組ひもに編組し、該ひもを特定長
さに切断して単体となしたもの多数を集束し、該
ひも単体のほゞ中央を挾着金具で挾着し、該ひも
単体端面の集合による研削面を形成したことを特
徴とするもので、かくして合成樹脂繊条の組ひも
は、それに編込んだ金属細線で補強されて、高温
による変形を生じようとしても、該金属細線で直
立状に維持され、狭い部分への研削効果を永続さ
せることができるようになつたのである。
添付図面に示す実施例において、研削用合成樹
脂繊条1は、その中に大量の研磨粒2を混在さ
せ、該研磨粒2の一部が繊条1の表面に裸出し、
それによつて良好な研削効果を発揮するようにな
つている。その繊条1は、その太さに各種のもの
があるけれども、細い溝を研磨するのに適させる
ためになるべくは直径が1m/mよりも小さいも
のが用いられる。
脂繊条1は、その中に大量の研磨粒2を混在さ
せ、該研磨粒2の一部が繊条1の表面に裸出し、
それによつて良好な研削効果を発揮するようにな
つている。その繊条1は、その太さに各種のもの
があるけれども、細い溝を研磨するのに適させる
ためになるべくは直径が1m/mよりも小さいも
のが用いられる。
その繊条1の数本と、同数の金属細線3とで第
2図の如く組ひも4に編組される。金属細線3は
ピアノ線の如き鋼鉄線、あるいは真鍮線などが用
いられる。これらの金属線3は、弾性に勝れ、ひ
も4を常時直線状に維持させることができる。
2図の如く組ひも4に編組される。金属細線3は
ピアノ線の如き鋼鉄線、あるいは真鍮線などが用
いられる。これらの金属線3は、弾性に勝れ、ひ
も4を常時直線状に維持させることができる。
組ひも4は、研削用繊条1に対し、金属線3が
強剛にすぎると、被研削品を傷つけるおそれがあ
る。そこで金属線3の太さ、性質が繊条1の太さ
に対し定められる。また組ひも4の太さを太くす
る場合には繊条1の太さを太くするか又は編組す
る本数を多くするなどにより選定される。その組
ひも4を第3図又は第4図の如く挾着金具5又は
6で挾持するために適当な長さに切断される。そ
の切断したひも単体4は、繊条1と金属線3との
組ひも編組により、その切断端が解離するおそれ
がなく、したがつてひも4の太さを変形するおそ
れがない特長がある。
強剛にすぎると、被研削品を傷つけるおそれがあ
る。そこで金属線3の太さ、性質が繊条1の太さ
に対し定められる。また組ひも4の太さを太くす
る場合には繊条1の太さを太くするか又は編組す
る本数を多くするなどにより選定される。その組
ひも4を第3図又は第4図の如く挾着金具5又は
6で挾持するために適当な長さに切断される。そ
の切断したひも単体4は、繊条1と金属線3との
組ひも編組により、その切断端が解離するおそれ
がなく、したがつてひも4の太さを変形するおそ
れがない特長がある。
ひも単体4の多数をそろえ、それを半分に折曲
げ、その折曲部分50に芯線51を通し、該折曲
部分50を断面U字型のとい状金具5に挿入し、
該金具5の口縁52を狭搾して該金具5にひも単
体4を挾着し第3図の如き素材を形成する。ある
いは数本の撚合針金6で撚合挾着し、第4図の如
き研削素材を形成する。第4図の素材はそのまゝ
研削の用に供し、第3図の素材は、その金具5部
分を円筒基材に巻きつけ、又は円板面に渦巻き状
に巻いて固定するなど、各種形態のものを形成
し、研削工具となすものである。
げ、その折曲部分50に芯線51を通し、該折曲
部分50を断面U字型のとい状金具5に挿入し、
該金具5の口縁52を狭搾して該金具5にひも単
体4を挾着し第3図の如き素材を形成する。ある
いは数本の撚合針金6で撚合挾着し、第4図の如
き研削素材を形成する。第4図の素材はそのまゝ
研削の用に供し、第3図の素材は、その金具5部
分を円筒基材に巻きつけ、又は円板面に渦巻き状
に巻いて固定するなど、各種形態のものを形成
し、研削工具となすものである。
以上のようにこの考案の研削工具素材は、研磨
粒を混在させた合成樹脂繊条1の研削熱による変
形性を、ほどけにくい組ひもに編組するときに編
み込んだ強弾性金属細線の弾力により防止し、該
合成樹脂繊条1を直線状を維持させるようにした
から、組ひもの端面集合による細幅の研削面を維
持させることができる。また、組ひもに編組した
合成樹脂繊条は、それらの表面に研磨粒を裸出さ
せてあるから、繊条相互間の摩擦力が増大して一
層ほどけにくくなつており、ひもの先端部に研削
による力が作用した場合でも、各合成樹脂繊条が
ほどけて広がるおそれがほとんどなく、それらが
交差状態を維持することによつて研削面が確実に
細幅のまま保持されることになる。
粒を混在させた合成樹脂繊条1の研削熱による変
形性を、ほどけにくい組ひもに編組するときに編
み込んだ強弾性金属細線の弾力により防止し、該
合成樹脂繊条1を直線状を維持させるようにした
から、組ひもの端面集合による細幅の研削面を維
持させることができる。また、組ひもに編組した
合成樹脂繊条は、それらの表面に研磨粒を裸出さ
せてあるから、繊条相互間の摩擦力が増大して一
層ほどけにくくなつており、ひもの先端部に研削
による力が作用した場合でも、各合成樹脂繊条が
ほどけて広がるおそれがほとんどなく、それらが
交差状態を維持することによつて研削面が確実に
細幅のまま保持されることになる。
即ち、表面に研磨粒を裸出させた合成樹脂繊条
と強弾性金属細線とを組ひもに編組したことによ
り、金属細線の弾力と合成樹脂繊条の摩擦力との
相乗作用によつて細溝の研削に適応できる勝れた
研削工具用素材を形成することができたのであ
る。
と強弾性金属細線とを組ひもに編組したことによ
り、金属細線の弾力と合成樹脂繊条の摩擦力との
相乗作用によつて細溝の研削に適応できる勝れた
研削工具用素材を形成することができたのであ
る。
第1図は研削用合成樹脂繊条の側面図、第2図
は本考案研削用素材を構成する組ひもの側面図、
第3図は同組ひもを挾着金具に挾着した本考案工
具素材の斜視図、第4図は同数本の撚合針金で撚
合挾着した第2実施例の斜視図である。 1は合成樹脂繊条、2は研磨粒、3は金属細
線、4は組ひも、5,6は挾着金具。
は本考案研削用素材を構成する組ひもの側面図、
第3図は同組ひもを挾着金具に挾着した本考案工
具素材の斜視図、第4図は同数本の撚合針金で撚
合挾着した第2実施例の斜視図である。 1は合成樹脂繊条、2は研磨粒、3は金属細
線、4は組ひも、5,6は挾着金具。
Claims (1)
- 研磨粒が混在し、その一部が表面に裸出する合
成樹脂繊条の数本と、数本の強弾性金属細線とで
組ひもに編組し、該ひもの特定長さに切断した単
体多数を集束し、該ひも単体のほゞ中央を挾着金
具で挾着し、該ひも単体端面の集合による研削面
を形成した研削工具素材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1113382U JPS58113455U (ja) | 1982-01-29 | 1982-01-29 | 研削工具用素材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1113382U JPS58113455U (ja) | 1982-01-29 | 1982-01-29 | 研削工具用素材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58113455U JPS58113455U (ja) | 1983-08-03 |
JPS6236612Y2 true JPS6236612Y2 (ja) | 1987-09-17 |
Family
ID=30023752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1113382U Granted JPS58113455U (ja) | 1982-01-29 | 1982-01-29 | 研削工具用素材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58113455U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005199364A (ja) * | 2004-01-13 | 2005-07-28 | Yuichiro Niizaki | 金属および合成樹脂からなるブラシ毛素材および研磨ブラシ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4726954U (ja) * | 1971-04-19 | 1972-11-27 | ||
JPS5237638A (en) * | 1975-09-18 | 1977-03-23 | Mitsubishi Electric Corp | Hydraulic machinery controlling device |
-
1982
- 1982-01-29 JP JP1113382U patent/JPS58113455U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4726954U (ja) * | 1971-04-19 | 1972-11-27 | ||
JPS5237638A (en) * | 1975-09-18 | 1977-03-23 | Mitsubishi Electric Corp | Hydraulic machinery controlling device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58113455U (ja) | 1983-08-03 |
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