JPH05216697A - 計算機システムの障害回復方法 - Google Patents

計算機システムの障害回復方法

Info

Publication number
JPH05216697A
JPH05216697A JP4018637A JP1863792A JPH05216697A JP H05216697 A JPH05216697 A JP H05216697A JP 4018637 A JP4018637 A JP 4018637A JP 1863792 A JP1863792 A JP 1863792A JP H05216697 A JPH05216697 A JP H05216697A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
machine
memory
serial number
computer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4018637A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Kikuchi
淳一 菊池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP4018637A priority Critical patent/JPH05216697A/ja
Publication of JPH05216697A publication Critical patent/JPH05216697A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 運転中の現用機と、現用機のシステムクラッ
シュに備えて待機している予備機とからなる計算機シス
テムにおいて、現用機のシステムクラッシュ発生時、予
備機から切り換わって新たに現用機となった計算機のメ
モリ内情報の障害回復を短時間で実現させる、障害回復
方法を提供する。 【構成】 現用機において通番を付与したメモリ変更後
情報を外部記憶装置に書込み、その通番とメモリ変更後
情報を通信路を介して予備機に通知して、予備機にて、
現用機より通知されたメモリ変更後情報でメモリ内情報
を更新し、メモリ内情報の変更処理の通番を更新して、
次に現用機のシステムクラッシュ発生時に伴い現用機か
ら予備機へ運転が切り替わった時には、新たに現用機と
なった計算機におけるメモリ内情報の最新の通番以降の
メモリ変更後情報を外部記憶装置から読み出してメモリ
内情報を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、現用機と予備機から構
成され、現用機からアクセス可能な外部記憶装置を装備
し、システムクラッシュ発生時に予備機を現用機に切り
替える機能を持つ計算機システムにおいて、システムク
ラッシュ発生時に、主メモリ上の情報の回復を高速に行
う方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、現用機と予備機から構成され、現
用機からアクセス可能な外部記憶装置を装備し、システ
ムクラッシュ発生時に予備機を現用機に切り替える機能
を持つ計算機システムにおいては、システムクラッシュ
発生時にメモリ内情報を回復するためには、あるタイミ
ング毎(チェックポイントと言う)に主メモリ上の情報
であるメモリ内情報を外部記憶装置に書込み(以下、こ
の情報をチェックポイント情報と言う)、さらに当該チ
ェックポイント以降の運転の処理により変更されたメモ
リ内情報(以下、この情報をメモリ変更後情報と言う)
を外部記憶装置に書込み、システムクラッシュ発生時に
これらの情報を利用する方法が取られていた。
【0003】すなわち、システムクラッシュ発生時、外
部記憶装置に記録されている最新チェックポイント情報
を読込み主メモリ上に展開するとともに、当該チェック
ポイント以降のメモリ変更後情報も外部記憶装置から読
み込み、このメモリ変更後情報でチェックポイント情報
をシステムクラッシュ発生直前のものに更新すると言う
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の技術で
は、一般的にチェックポイント情報の情報量が膨大であ
ること、さらにチェックポイント情報はそれほど頻繁な
タイミングでは取得できないことからメモリ変更後情報
もその情報量が膨大なものになりがちであること、の点
から外部記憶装置からの読み込みに時間がかかり、メモ
リ内情報の障害回復処理が短時間で完了しにくいという
欠点があった。本発明の目的は、システムクラッシュ発
生時に切り替わった計算機で行うメモリ内情報の障害回
復処理に必要な時間を短縮するメモリ内情報の高速障害
回復方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明によるメモリ内情報の高速障害回復方法は、
現用機において通番を付与したメモリ変更後情報を外部
記憶装置に書込み、その通番とメモリ変更後情報を通信
路を介して予備機に通知して、予備機にて、現用機より
通知されたメモリ変更後情報でメモリ内情報を更新し、
メモリ内情報の変更処理の通番を更新して、次に現用機
のシステムクラッシュ発生時に伴い現用機から予備機へ
運転が切り替わった時には、新たに現用機となった計算
機におけるメモリ内情報の最新の通番以降のメモリ変更
後情報を外部記憶装置から読み出してメモリ内情報を更
新することを特徴とする。
【0006】
【作用】これによれば、通番を付与したメモリ変更後情
報を外部記憶装置に書き込んだ後、その情報を現用機か
ら予備機に対して通知し、通知された情報で予備機のメ
モリ内情報を逐次更新していく。予備機には現用機と同
じ内容のメモリ内情報となるわけであるが、予備機のメ
モリ内情報の更新は現用機に同期して実行されるわけで
はないため予備機のメモリ変更後情報は現用機に対し若
干その処理に時間遅れを伴う。システムクラッシュ時に
は予備機が新たな現用機となるわけであるが、上記の時
間遅れを改善するために外部記憶装置上のメモリ変更後
情報を利用する。すなわち、新たな現用機は外部記憶装
置を検索し、メモリ内情報の最新の通番以降のメモリ変
更後情報が書き込まれていれば、そのメモリ変更後情報
でメモリ内情報を変更し障害から回復する。
【0007】
【実施例】図1および図2は本発明による計算機システ
ムの障害回復方法の概要を説明するものである。図1で
はシステムクラッシュ発生以前の現用機および予備機そ
れぞれでの手順を示しており、図2では現用機でのシス
テムクラッシュ発生以後、予備機から切り替わった現用
機での手順を示している。システムクラッシュは図1の
ステップ11、12、13の全てのステップで発生する
可能性があり、システムクラッシュ発生以後直ちに図2
での手順に移るものである。
【0008】図1では以下の手順となる。すなわち、運
転中の現用機では処理に従い主メモリ上の情報(メモリ
内情報)が逐次変更されていくが、現用機ではこのメモ
リ内情報が変更される度にこれをメモリ変更後情報とし
て取得しこれに通番を付与する(ステップ11)。さら
に現用機においてこのメモリ変更後情報と通番を外部記
憶装置に書き込み(ステップ12)、書き込みが終了す
ると書き込んだものと同じメモリ変更後情報と通番を待
機中の予備機に通信路を介して通知する(ステップ1
3)。予備機ではメモリ変更後情報と通番を受信し(ス
テップ14)、予備機内のメモリ内情報をメモリ変更後
情報で更新しその時の通番を記録する(ステップ1
5)。ステップ11からステップ15までを現用機でシ
ステムクラッシュが発生しない限り運転が終了するまで
くりかえす。
【0009】図2では以下の手順となる。すなわち、シ
ステムクラッシュ発生以後直ちに予備機が現用機に切り
替わり運転を再開始する(ステップ21)。次にこの現
用機においてこの時までに記録されてきた通番の最新の
ものを検知しこの通番以降の通番を持つメモリ変更後情
報を外部記憶装置から検索し存在すればこれを読み出す
(ステップ22)。さらにこの現用機において読み出し
たメモリ変更後情報でメモリ内情報を更新する(ステッ
プ23)。以降正常運転に入る。
【0010】図3は本発明の実施例を説明するための計
算機システムの構成を示すブロック図である。図3に示
すブロック図は、現用機31、予備機32、現用機と予
備機間の通信路33、常に現用機からアクセス可能な外
部記憶装置34の装置構成で、現用機には応用プログラ
ム35、主メモリ装置36、予備機に主メモリ装置3
7、から構成されている。
【0011】図4は、現用機31における本発明の実施
例を説明するためのフローチャートである。図3の装置
構成をもとに説明する。現用機31上での応用プログラ
ム35の処理の進行に従い主メモリ装置36上の情報で
あるメモリ内情報が変更されると、その変更分について
メモリ変更後情報として取得する(ステップ41)。こ
の場合の「取得する」の意味は情報の実体そのものを別
エリアに確保するとか、論理アドレスとデータ長を別エ
リアに確保するとかの意味である。その後、そのメモリ
変更後情報に通番を付与し(ステップ42)、外部記憶
装置34に出力する(ステップ43)。メモリ変更後情
報の外部記憶装置34への出力が完了すると通番を付与
したメモリ変更後情報を、現用機と予備機間の通信路3
3を介して予備機32に通知する(ステップ44)。現
用機ではステップ41からステップ44までの処理をシ
ステムクラッシュが発生しない限り運転が終了するまで
繰り返し連続して行う(ステップ45)。
【0012】図5は、予備機32における本発明の実施
例を説明するためのフローチャートである。図3の装置
構成をもとに説明する。予備機32では、現用機31か
ら通番を付与したメモリ変更後情報を受信し(ステップ
51)、受信したメモリ変更後情報で予備機32の主メ
モリ装置37上の情報であるメモリ内情報を更新し(ス
テップ52)、その時の通番を、記録する(ステップ5
3)。予備機ではステップ51からステップ53までの
処理を現用機の31でシステムクラッシュが発生しない
限り現用機の運転が終了するまで連続して行う(ステッ
プ54)。
【0013】図6は、運転中に現用機31でシステムク
ラッシュが発生し、それまで予備機であった計算機が現
用機に切り替わった場合の本発明の実施例を説明するた
めのフローチャートである。図3の装置構成をもとに説
明する。オンライン運転中に現用機31でシステムクラ
ッシュが発生した場合、それまでの予備機32を現用機
に切り替える。切り替わった計算機では、障害発生直前
までに主メモリ装置37上に記録されたメモリ変更後情
報の通番のうち最新のものを取得する(ステップ6
1)。次に、外部記憶装置34にアクセスし、さきに取
得した通番以降のメモリ変更後情報を古い順に読みだし
(ステップ62)、さらにこのメモリ変更後情報で古い
順にメモリ内情報を書換える(ステップ63)。この処
理を、外部記憶装置34に記録されたメモリ変更後情報
の最新通番まで繰り返し(ステップ64)、システムク
ラッシュ時のメモリ内情報に回復することにより正常運
転に復帰する。
【0014】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明は、外部
記憶装置からチェックポイント情報およびメモリ変更後
情報を取得するという従来の障害回復処理方法と異な
り、システムクラッシュ後はメモリ内情報の最新の通番
以降のメモリ変更後情報を外部記憶装置から読み出し新
たな現用機のメモリ内情報を書き込めばよく、読み出し
・書き込みの情報量が従来の方法に比して極めて少な
く、短時間の障害回復が可能となる。本発明は、銀行業
務などオンライン運転を行う計算機システムの、オンラ
イン運転中に発生する障害の短時間回復などに有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明による計算機システムの障害回復
方法の概要について、特にシステムクラッシュ発生以前
の現用機および予備機それぞれでの手順を説明するもの
である。
【図2】図2は本発明による計算機システムの障害回復
方法の概要について、特に現用機でのシステムクラッシ
ュ発生以後、予備機から切り替わった現用機での手順を
説明するものである。
【図3】図3は本願発明の実施例を説明するための計算
機システムの構成を示すブロック図である。
【図4】図4は、現用機における本発明の実施例を説明
するためのフローチャートである。
【図5】図5は、予備機における本発明の実施例を説明
するためのフローチャートである。
【図6】図6は、運転中に現用機31でシステムクラッ
シュが発生し、それまで予備機であった計算機が現用機
に切り替わった場合の本発明の実施例を説明するための
フローチャートである。
【符号の説明】
31 現用機 32 予備機 33 現用機と予備機間の通信路 34 現用機と予備機の共用ボリューム 35 応用プログラム 36 現用機側主メモリ装置 37 予備機側主メモリ装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現用機として運転中である第1の計算機
    と、予備機として現用機のシステムクラッシュに備えて
    待機している第2の計算機と、現用機から予備機へ情報
    を通知するための通信路と、現用機からアクセス可能な
    外部記憶装置とを装備し、現用機のシステムクラッシュ
    発生時に現用機から予備機へ運転を切り替える機能を持
    つ計算機システムにおいて、 第1の計算機は、 主メモリ上の情報であるメモリ内情報を運転中の処理に
    より変更される度にメモリ変更後情報として通番を付与
    し、前記メモリ変更後情報と前記通番を前記外部記憶装
    置に書込み、さらに前記通信路を介して前記メモリ変更
    後情報と前記通番を第2の計算機に通知し、 第2の計算機は、 主メモリ上の情報であるメモリ内情報を第1の計算機よ
    り通知された前記メモリ変更後情報で更新し、その時の
    前記通番を記録し、現用機のシステムクラッシュ発生に
    伴い現用機から予備機へ運転が切り替わった時には、新
    たに現用機となった第2の計算機は、記録されている前
    記通番の最新のもの以降のメモリ変更後情報を前記外部
    記憶装置から読み出して第2の計算機のメモリ内情報を
    更新する、ことを特徴とする計算機システムの障害回復
    方法。
JP4018637A 1992-02-04 1992-02-04 計算機システムの障害回復方法 Pending JPH05216697A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4018637A JPH05216697A (ja) 1992-02-04 1992-02-04 計算機システムの障害回復方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4018637A JPH05216697A (ja) 1992-02-04 1992-02-04 計算機システムの障害回復方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05216697A true JPH05216697A (ja) 1993-08-27

Family

ID=11977126

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4018637A Pending JPH05216697A (ja) 1992-02-04 1992-02-04 計算機システムの障害回復方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05216697A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006221628A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Internatl Business Mach Corp <Ibm> メタデータの複製および復元のための方法、システム、および製品
JP2007018534A (ja) * 2006-09-25 2007-01-25 Hitachi Ltd オンラインシステム回復方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録した記録媒体
JP5201133B2 (ja) * 2007-04-09 2013-06-05 富士通株式会社 二重化システム、システム制御方法およびシステム制御プログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006221628A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Internatl Business Mach Corp <Ibm> メタデータの複製および復元のための方法、システム、および製品
US7987158B2 (en) 2005-02-09 2011-07-26 International Business Machines Corporation Method, system and article of manufacture for metadata replication and restoration
JP2007018534A (ja) * 2006-09-25 2007-01-25 Hitachi Ltd オンラインシステム回復方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録した記録媒体
JP5201133B2 (ja) * 2007-04-09 2013-06-05 富士通株式会社 二重化システム、システム制御方法およびシステム制御プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05216697A (ja) 計算機システムの障害回復方法
US20100169572A1 (en) Data storage method, apparatus and system for interrupted write recovery
JPS62245348A (ja) データベース更新方法
JPH03265951A (ja) 故障回復型計算機
JPH0259837A (ja) データリカバリ処理方式
CN115658624A (zh) 一种应对系统不稳定时间区间的元数据写入方法和系统
JP4565860B2 (ja) データバックアップシステム
JPS63262737A (ja) デ−タベ−ス更新記録処理方法
CN115794483A (zh) 一种基于区块链的数据备份方法及装置
JPH11134208A (ja) 計算機システム、計算機システムの障害情報収集方法、及び記録媒体
JP4878113B2 (ja) Dasd故障時のリンクライブラリの復旧方法、及びプログラム
CN116225779A (zh) 一种基于预写日志机制提高缓存和数据源数据一致性的方法和装置
CN115686943A (zh) 一种基于区块链的数据备份方法及装置
JPH10247157A (ja) トランザクション処理システムおよびそのリカバリ方法
CN115756953A (zh) 一种基于区块链的数据备份方法及装置
JPH0319046A (ja) データベース復元方式
JPH04209044A (ja) データベース制御方式
JPH1165940A (ja) メモリテーブルのリカバリ方式
JPH0264749A (ja) ログデータの記録処理方式
JPH06214857A (ja) オンラインデータ処理装置
JP2003167687A (ja) ディスクアレイ制御装置及び方法並びにディスクアレイ制御プログラム
JPH03191443A (ja) データベースの高速回復方式
JPH03196236A (ja) オンラインシステムにおけるデータ記録方式
JPH09244907A (ja) データ回復システム
JPH07121420A (ja) データ格納方式