JPH05216547A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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Publication number
JPH05216547A
JPH05216547A JP2231692A JP2231692A JPH05216547A JP H05216547 A JPH05216547 A JP H05216547A JP 2231692 A JP2231692 A JP 2231692A JP 2231692 A JP2231692 A JP 2231692A JP H05216547 A JPH05216547 A JP H05216547A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerator
voltage
main body
power supply
control circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP2231692A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Nagao
弘一 長尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2231692A priority Critical patent/JPH05216547A/ja
Publication of JPH05216547A publication Critical patent/JPH05216547A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の冷蔵庫は、冷蔵庫本体に組み込まれ
た所要電気機器の定格電圧に対して電源電圧が高いよう
な場合でも、簡単な構成にて使用することができ、さら
には、常に正常な運転状態を得ることができるようにし
ている。 【構成】 交流電源11に接続され半導体スイッチング
素子19を備えて位相制御により冷蔵庫本体12に供給
する電圧を低下させる位相制御回路18を設け、且つ、
前記冷蔵庫本体12の負荷運転状況に合わせて前記半導
体スイッチング素子19に対する制御角を変更制御する
制御手段36を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫本体に組み込ま
れる所要電気機器の定格電圧に対して電源電圧が高い場
合に対処した冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫は、日本国においては100V電
源で使用されるのがほとんどである。従って、通常は冷
蔵庫本体に組み込まれる電気機器は、電源電圧100V
に合った定格電圧とされている。
【0003】ところで、諸外国における電源電圧は、2
00V,220V,240Vとまちまちであって、いず
れも家庭用冷蔵庫の電源電圧としては日本国の100V
電源よりも高めである。しかして、冷蔵庫を輸出するに
ついては、従来より、次の二つの対策がとられていた。
【0004】一つは、第5図に示すように、交流電源1
を降圧する降圧トランス2を設け、この降圧トランス2
から冷蔵庫3の電源をとるようにしている。これによれ
ば、冷蔵庫3に組み込む電気機器として、日本国内と同
じ定格電圧のもが使用でき、すなわち冷蔵庫本体は低電
圧仕様の日本国内向けのものを使用できる。
【0005】他の一つは、冷蔵庫本体に組み込む電気機
器として、輸出相手国の電源電圧にあった定格電圧のも
のを用いるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、降圧ト
ランスを設けるところの前者のものでは、トランス自体
が大形でしかもの重量もかなり重いため、冷蔵庫への組
み込みができず、別据え置き構成となってしまうという
のが実情であった。
【0007】また、冷蔵庫本体の組み込む電気機器を輸
出相手国の電源電圧に合うものを使用する後者の場合に
は、日本国内での使用頻度の少ない電気機器であるた
め、部品を新たな開発するにしても小ロット・多仕様と
なって部品調達管理が困難となり、電気機器の仕様変更
によるコスト高を来すとともに、メンテナンス性の低下
を惹起する問題があった。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、冷蔵庫本体に組み込まれた所要電気
機器の定格電圧に対して電源電圧が高いような場合に、
冷蔵庫本体の電気機器の仕様変更をすることなく、しか
も降圧トランスを用いることなく、その電源電圧にて使
用することができ、さらには、常に正常な運転状態を得
ることが可能な冷蔵庫を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の冷蔵庫は、交流
電源に接続され半導体スイッチング素子を備えて位相制
御により冷蔵庫本体に供給する電圧を低下させる位相制
御回路を設け、且つ、前記冷蔵庫本体の負荷運転状況に
合わせて前記半導体スイッチング素子に対する制御角を
変更制御する制御手段を設けたところに特徴を有する。
【0010】
【作用】 位相制御回路により、冷蔵庫本体に供給する
電圧を低下させるから、冷蔵庫本体に組み込まれた電気
機器の定格電圧に対して電源電圧が高い場合でも、前記
電気機器として低電圧仕様のものをそのまま使用するこ
とが可能となる。この場合、供給電圧を低下させる手段
が、半導体スイッチング素子を備えて構成された位相制
御回路であるから、コンパクトな回路構成ですみ、電圧
を降下させる手段として降圧トランスを用いる場合と違
って、体積増加および重量増加がほとんどなく、しか
も、冷蔵庫本体の使用電気機器として、低い電源電圧に
対応した低電圧仕様の電気機器の使用が可能であるか
ら、コストの高騰およびメンテナンス性の低下をなくす
ことができる。
【0011】ところで、上記通電駆動される電気機器す
なわち負荷によっては、特にコンプレッサモータのよう
に誘導負荷の場合には、力率が変化するため電圧と電流
との位相がずれていまい、半導体スイッチング素子に対
する制御角を一定に固定していると、出力電圧が大きく
変化し冷蔵庫の正常な運転を維持できなくなるおそれが
ある。
【0012】これに対して、上記手段によれば、冷蔵庫
本体の負荷運転状況に合わせて前記半導体スイッチング
素子に対する制御角を変更制御する制御手段を設けてい
るから、常に一定の電圧を供給できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき図1ないし図
4を参照しながら説明する。図1において、交流電源1
1に接続される冷蔵庫本体12は、100V電源に対応
した定格の電気機器を使用して構成されている。そし
て、交流電源11の電圧は、100V以上の電圧であ
る。しかして、電源11の一方の電源端子と他方の電源
端子との間にはコイル13,14およびコンデンサ1
5,16からなるフィルタ17が接続されており、この
フィルタ17には、前記冷蔵庫本体12、位相制御回路
18が図示のように接続されている。
【0014】位相制御回路18は、半導体スイッチング
素子としてのゲートターンオフトライアック19を備え
ていると共に、ゲートトリガ回路20を構成するダイア
ック21並びに制御角決定用の固定抵抗22および可変
抵抗23さらには同決定用コンデンサ24を備えてい
る。
【0015】しかして、上記位相制御回路18は、トラ
イアック19を、第2図(a)に示した電圧のゼロクロ
ス位相から所定時間(制御角α)遅れてオン(点弧)し
次のゼロクロス位相のタイミングでターンオフ(消弧)
する。従って、冷蔵庫本体12に供給される実効電圧は
電源電圧よりも低下する。
【0016】次に図3には、冷蔵庫本体12の内部電気
回路を示しており、母線25a,25bには、リレース
イッチ26a、凍結防止ヒータ26、庫内灯27、ドア
スイッチ28、制御回路電源用トランス29、リレース
イッチ30,31,32、除霜ヒータ33、冷却ファン
モータ34およびコンプレッサモータ35等が接続され
ており、そして制御回路電源用トランス29の二次側に
は制御回路36が接続されている。
【0017】この制御回路36は前記各リレースイッチ
26a,30,31,32を開閉制御して凍結防止ヒー
タ26、除霜ヒータ33、冷却ファンモータ34、コン
プレッサモータ35を図4に示すように通断電制御する
ようになっている。
【0018】またこの制御回路36は、位相制御回路1
8の可変抵抗23を変化させるようになっており、もっ
てトライアック19に対する制御角αを変更制御するよ
うにいる。この場合、冷却ファンモータ34およびコン
プレッサモータ35といった誘導負荷が運転される運転
モードにおいては、他の運転モードの場合よりも制御角
αを小さく(導通角を大きく)するようにしている。
【0019】このように本実施例によれば、位相制御回
路18により、冷蔵庫本体12に印加する電圧を低下さ
せるから、冷蔵庫本体12に組み込む電気機器の定格電
圧に対して電源11の電圧が高い場合でも、前記電気機
器として低電圧仕様のものをそのまま使用できる。
【0020】しかも、半導体スイッチング素子であるト
ライアック19を備えて構成された位相制御回路18で
あるから、コンパクトな回路構成ですみ、電圧を降下さ
せる手段として降圧トランスを用いる場合と違って、体
積増加および重量増加がほとんどなく、しかも、冷蔵庫
本体12の使用電気機器として、低い電源電圧に対応し
た定格の電気機器すなわち使用頻度の高くて豊富に製造
されている電気機器を使用しておくことができるから、
部品調達が極めて容易で、コストの高騰およびメンテナ
ンス性の低下をなくすことができる。
【0021】ところで、上記通電駆動される電気機器す
なわち負荷によっては、特に冷却ファンモータ34およ
びコンプレッサモータ35のように誘導負荷の場合に
は、力率が変化するため電圧と電流との位相がずれてい
まい、トライアック19に対する制御角を一定に固定し
ていると、出力電圧が大きく変化し冷蔵庫の正常な運転
を維持できなくなるおそれがある。
【0022】これに対して、上記手段によれば、冷蔵庫
本体12の負荷運転状況に合わせて前記トライアック1
9に対する制御角αを変更制御する制御手段として制御
回路36を設けているから、常に一定の電圧を供給で
き、従って、常に正常な運転状態を得ることができる。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、交流電源に接続され半導体スイッチング素子を備え
て位相制御により冷蔵庫本体に供給する電圧を低下させ
る位相制御回路を設け、且つ、前記冷蔵庫本体の負荷運
転状況に合わせて前記半導体スイッチング素子に対する
制御角を変更制御する制御手段を設けたことを特徴とす
るものであり、これにて、冷蔵庫本体に組み込まれた所
要電気機器の定格電圧に対して電源電圧が高いような場
合に、冷蔵庫本体の電気機器の仕様変更をすることな
く、しかも降圧トランスを用いることなく、その電源電
圧にて使用することができ、さらには、常に正常な運転
状態を得ることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気回路図
【図2】位相制御回路の出力波形を示す図
【図3】冷蔵庫本体の主要回路を示す図
【図4】運転モードを説明するための図
【図5】従来例を示す電気回路図
【符号の説明】
11は交流電源、12は冷蔵庫本体、18は位相制御回
路、19はトライアック(半導体スイッチング素子)、
20はゲートトリガ回路、23は可変抵抗、34は冷却
ファンモータ、35はコンプレッサモータ、36は制御
回路(制御手段)を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源に接続され半導体スイッチング
    素子を備えて位相制御により冷蔵庫本体に供給する電圧
    を低下させる位相制御回路を設け、且つ、前記冷蔵庫本
    体の負荷運転状況に合わせて前記半導体スイッチング素
    子に対する制御角を変更制御する制御手段を設けたこと
    を特徴とする冷蔵庫。
JP2231692A 1992-02-07 1992-02-07 冷蔵庫 Pending JPH05216547A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2231692A JPH05216547A (ja) 1992-02-07 1992-02-07 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2231692A JPH05216547A (ja) 1992-02-07 1992-02-07 冷蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05216547A true JPH05216547A (ja) 1993-08-27

Family

ID=12079328

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2231692A Pending JPH05216547A (ja) 1992-02-07 1992-02-07 冷蔵庫

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JP (1) JPH05216547A (ja)

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