JPH05216430A - データドライバ - Google Patents

データドライバ

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JPH05216430A
JPH05216430A JP4019795A JP1979592A JPH05216430A JP H05216430 A JPH05216430 A JP H05216430A JP 4019795 A JP4019795 A JP 4019795A JP 1979592 A JP1979592 A JP 1979592A JP H05216430 A JPH05216430 A JP H05216430A
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voltage
input
circuit
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Mayumi Igarashi
真弓 五十嵐
Nobuaki Kabuto
展明 甲
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、デジタル映像信号をD/A変換する
際に生じる各出力端子間の電圧のばらつきを補正し、出
力端子の電圧値にばらつきのないデータドライバを提供
することにある。 【構成】データドライバにおいて、デジタル映像信号の
データにより入力電圧を選択する出力データを出力する
ルック・アップ・テーブルを各出力端子毎に設け、出力
電圧を補正した。 【効果】ルック・アップ・テーブルを用いて出力電圧に
合わせて入力電圧を選択することにより、それぞれのデ
ータドライバの出力端子の電圧を補正する。それぞれの
データドライバ内のトランジスタの特性がばらついて
も、出力電圧にばらつきが無く、高画質な画面が得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータドライバおよびそ
れを用いた表示装置に係り、特に、そのデータドライバ
の出力電圧レベルのばらつきをルック・アップ・テーブ
ル(Look UpTable:以下、LUTと略す。)の内容を書
き替えるごとに出力データで補正するデータドライバに
関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル映像信号を入力とするデータド
ライバの技術として、例えば、特開昭63−16149
5号公報に記載の液晶表示装置のデータドライバが挙げ
られる。
【0003】この例では、データドライバは、データラ
ッチ回路およびデコーダ、電圧選択回路等で構成されて
いる。液晶表示装置のデータドライバに入力された多階
調デジタル映像信号は前記データラッチ回路によりラッ
チされる。そのデータラッチ回路の出力データは1走査
線毎にデコードされ、そのデコードされた値により前記
電圧選択回路は複数の入力電圧のいずれかを選択し、出
力する。その電圧選択回路の出力が前記液晶表示装置の
データドライバの出力である。その液晶表示装置のデー
タドライバの出力端子はマトリクス液晶パネルの走査線
にそれぞれ接続される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、デジ
タル映像信号を入力する液晶表示装置のデータドライバ
の電圧選択回路は、複数個の電圧の中から1つの電圧を
選択するスイッチ回路を有する。このスイッチ回路は複
数個のトランジスタで構成されるが、これらのトランジ
スタの特性にばらつきが生じる。これにより、同じデジ
タル映像信号を前記データドライバに入力しても、出力
電圧が出力端子毎に異なる場合がある。そのデータドラ
イバ出力電圧がマトリクス液晶パネルの走査線に入力さ
れる画像信号電圧となるが、この画像信号電圧間にばら
つきが生じると画面上に筋状の縞が発生する。さらに出
力電圧のばらつきはデータドライバ毎でも生じ、複数個
のデータドライバを使用する場合、データドライバの境
目で画面上の輝度が帯状に変化する現象が生じる。特
に、データドライバ間のばらつきは、ロットあるいはウ
ェハーが異なれば顕著なものとなる。従来技術はこのよ
うなデータドライバの出力電圧のばらつきを防ぐために
は、トランジスタの特性ばらつきを抑える必要があり、
製造上の歩留まりを低下させていた。
【0005】本発明の目的は、データドライバ間あるい
はデータドライバ内のばらつきを補正し、良好な画質の
表示装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、データドラ
イバの出力端子に対応した複数個のLUTを設け、デジ
タル多階調映像信号とLUTの出力データとにより選択
する電圧を決める構成とした。
【0007】
【作用】前記LUTは、データラッチ回路の出力データ
を入力とし、テーブル・ルック・アップ方法により出力
データを決定する。そのLUTの出力データにより電圧
選択回路の選択電圧が決められる。このため、前記電圧
選択回路において、同じ電圧を選択してもトランジスタ
の特性ばらつきにより出力電圧が各々の出力端子でばら
つきが生じても、前記出力端子のばらつきを補正するよ
うにLUT内のデータを設定しておくことにより、電圧
ばらつきの補正が可能である。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0009】図1は本発明の第一の実施例のブロック図
である。本実施例のデータドライバ4は、データラッチ
回路1、ルック・アップ・テーブル2およびD/A変換
回路3で構成されている。データラッチ回路1には映像
信号および制御信号が入力される。前記映像信号はデジ
タル信号であり、その信号線数は表示する階調のビット
数分ある。カラー表示の場合は、前記信号は赤,緑,青
の原色信号毎に表示する階調のビット数分設けられる。
データラッチ回路1は前記信号線より時間的に送られて
きたデータをデータドライバの出力端子毎のデータに変
換する。データラッチ回路1の出力データは、LUT2
に入力される。LUTとしては、例えばROM(Read O
nly Memory)で構成し、そのアドレスをLUTの入力信
号として、また、読出しデータをLUTの出力データと
して用いればよい。
【0010】表示する階調が3ビットの場合のLUT2
の入出力例を図2に示す。D0〜D2はデータラッチ回
路1の出力データである。LUT2はD0〜D2のデー
タにより、出力データC0〜C14の内容が決まる。そ
の内容の決定方法は、後で述べる。ここでは、出力デー
タ線数を一例として15本としているが、特に限定する
必要はなく、何本でも構わない。また、入力データ数
も、この例では3本としているが、表示する階調数に合
わせて増減するとよい。また、LUT2の出力をデータ
としたが、次に説明するD/A変換回路を駆動するのに
必要な電圧をC0〜C14に出力してもよい。
【0011】D/A変換回路の第一の構成例を図3に示
す。本例は一出力端子当たりの構成例を示している。D
/A変換回路6には電圧V0〜V14が入力され、各々
の電圧には電圧選択スイッチ5がそれぞれ接続されてい
る。それらの電圧選択スイッチ5は前記LUT2の出力
データC0〜C14により、オン・オフが制御される。
例えば、C0が選択データ、C1〜C14が非選択デー
タであれば、電圧V0に接続されているスイッチがオン
状態になり、出力端子に電圧V0が出力される。また、
C1が選択データ、C0,C2〜C14が非選択データ
であれば、電圧V1に接続されているスイッチがオン状
態になり、出力端子に電圧V0が出力される。このよう
に、LUT2の出力データC0〜C14は入力電圧V0
〜V14にそれぞれ対応している。
【0012】D/A変換回路の第二の構成例を図4に示
す。本例も図3と同様に一出力端子当たりの構成例であ
る。D/A変換回路7は、パルス幅変調器7、S/H回
路8およびバッファアンプ9で構成されている。パルス
幅変調器7では、LUTの出力データをクロックにより
時間的にシリアルに変換される。すなわち、パルス幅変
調器7の出力は、S/H回路8に入力される電圧Vin
のサンプルタイミングを決める。電圧Vinは時間的に
変化する電圧である。電圧Vinの電圧波形例を図5に
示す。(1)は電圧Vinが階段状に変化する場合であ
り(2)は電圧Vinがのこぎり歯状に変化する例であ
る。これらの波形をどのタイミングでサンプリングする
かにより出力電圧が決まる。S/H回路8の出力電圧
は、バッファアンプ9を介して表示装置のデータ線に印
加される。
【0013】バッファアンプ9は駆動する表示装置によ
っては必ずしも必要はないが、一般に、表示装置のデー
タ線の入力インピーダンスが十分に高くないため、バッ
ファアンプ9を配している。
【0014】ここで、電圧Vinを、表示装置にあわせ
た特性を持つ非線形の電圧とすると、後で述べるガンマ
補正を行うことができる。
【0015】以上説明したデータドライバの出力電圧の
ばらつきは、LUT2の出力データにより補正する。補
正方法の手順として下記に例を示す。
【0016】まず、それぞれの階調のデジタル映像信号
をデータドライバに入力し、出力電圧のばらつきを測定
する。データラッチ回路の出力データとデータドライバ
出力電圧との関係、すなわち、D/A変換回路3の入出
力電圧例を図6に示す。ここでは、1本の出力端子の測
定結果例を示しており、データドライバの全ての出力端
子についての特性を示しているのではない。図6の白丸
はD/A変換回路の入力電圧Vinを、黒丸は出力電圧
Voutを示している。
【0017】ここで、出力端子に必要な電圧をV0,V
2,V4,…V14とする。補正前では、デジタル映像
信号0,1…7に対応して、入力電圧V0,V2,V
4,…V14を選択するC0,C2,C4,…C14が
選択モードになる。しかし、出力電圧Voutは入力電
圧Vinと等しくはならず、図6に示したよう、ずれが
生じる。この入出力電圧のずれが各出力端子で異なると
ばらつきとなり、表示画面上に縦筋等が生じる。
【0018】次に、デジタル映像信号0,1…7に対応
して、出力電圧VoutがV0,V2,V4,…V14
になるように、デジタル映像信号の値とLUTの選択モ
ードになる出力データC0〜C14との関係を決める。
なお、C0,C1,…C14が選択モードになると、入
力電圧VinにはV0,V1,…V14がそれぞれ対応
して選択されるとしている。
【0019】図6より、デジタル映像信号の値が1のと
きに出力電圧VoutをV2にするには、C3を選択モ
ードにし、V3を入力電圧にすればよいことがわかる。
また、デジタル映像信号の値が2のときに出力電圧Vo
utをV4にするには、C5を選択モードにし、V5を
入力電圧にすればよいことがわかる。図6から読み取っ
た、デジタル映像信号の値と選択モードとなるLUTの
出力データとの関係を図7に示す。デジタル映像信号
0,1…7に対応して、LUTの選択モードとなる出力
データを図7のようにすると、出力電圧VoutがV
0,V2,V4,…V14になる。以上の様な方法でL
UTの内容を決めることにより、各出力端子の電圧ばら
つきを補正することが可能である。
【0020】なお、出力電圧がV0およびV14のとき
に補正を行なう必要がある場合には、D/A変換回路に
は、V0より低い電圧およびV14より高い電圧の入力
電圧が必要になる。また、入力電圧数あるいはサンプリ
ング電圧数を増やすことにより、より細かな出力電圧の
補正が可能になる。
【0021】以上、8階調のデータドライバを例に述べ
たが、階調数がいくつでも同様な補正ができる。また、
入力電圧数が15レベルである例で述べたが、入力電圧
数はいくつでも同様に考えられ、これに伴い、LUTの
出力数もかわる。
【0022】図8は本発明の第二の実施例のブロック図
である。第一の実施例と同様な回路については、説明を
省略する。
【0023】第一の実施例ではLUT2をデータラッチ
回路の後に設け、各出力端子毎の電圧ばらつきを補正し
たが、本実施例のデータドライバ14ではLUT11を
データラッチ回路の前に設けデータドライバ全体の補正
を行なう。すなわち、複数のデータドライバを用いる際
に、データドライバ間のばらつきを補正することを目的
としている。
【0024】多階調デジタル映像信号はLUT11に入
力される。LUT11の出力データはデータラッチ回路
11に入力される。すなわち、データラッチ回路11は
第一の実施例のデータラッチ回路1にLUTの出力デー
タ数のデータラッチ回路を加えたものである。データラ
ッチ回路11の出力データはD/A変換回路に入力され
る。以下、第一の実施例と同様なので説明を省略する。
【0025】第二の実施例の出力電圧の測定は、いずれ
かの出力端子1本の電圧でも、すべての電圧の平均値で
もよい。すなわち、図6の特性例が、データドライバ全
体の特性を示していると考られ、第一実施例と同様に、
出力電圧とデータドライバ14の入力電圧とを比較し、
LUT11の内容を決める。
【0026】第二の実施例のデータドライバは、各出力
端子毎の電圧ばらつきがほとんどなく、チップ間のばら
つきが大きいときに有効である。また、データドライバ
の各出力端子ごとにLUTを設ける第一の実施例より回
路規模は小さくできる。
【0027】図9は本発明の第三の実施例のブロック図
である。第一の実施例と同様な回路については、説明を
省略する。
【0028】第三の実施例のデータドライバ18は、第
二の実施例のデータドライバにドットクロックなどの制
御信号を入力とするアドレス発生回路15を加えた構成
になっている。また、LUT16はそれぞれの出力端子
に対応した補正データを持っており、それぞれにアドレ
スが割当てられている。デジタル映像信号に同期してア
ドレス発生回路15は、LUT16のアドレスに対応し
たデータを順次出力する。以下、第二の実施例と同様に
データラッチ回路およびD/A変換回路は動作する。
【0029】第三の実施例のデータドライバでは、第一
の実施例と同様に、各出力端子毎の電圧ばらつき補正が
可能である。
【0030】図10は本発明の第四の実施例のブロック
図である。第一の実施例と同様な回路については、説明
を省略する。
【0031】第四の実施例のデータドライバ32は、L
UT31および第一の実施例と同様なデータラッチ回路
1、LUT2、D/A変換回路3で構成されており、ガ
ンマ補正および出力電圧のばらつき補正を行なう。
【0032】ガンマ補正について、以下説明する。一般
に映像信号電圧はブラウン管の特性にあわせて補正され
ている。その為、ブラウン管以外の表示素子を用いた表
示装置、例えば液晶表示装置などでは、その表示素子の
特性にあった映像信号電圧に変換する必要がある。その
変換を行なう回路をガンマ補正回路と呼ぶ。ガンマ補正
回路の例としては、例えば、特開平1−154093号
公報に記載されているものがある。図10のLUT31
はデジタルガンマ補正回路であり、入力されたデジタル
映像信号のガンマ補正を行なう。
【0033】以下、LUT31によるガンマ補正方法に
ついて述べる。尚、ここでは、LUT2により出力電圧
端子のばらつきは補正されているものとして説明する。
LUT2による出力電圧端子のばらつきは補正について
はすでに第一の実施例で説明したので省略する。
【0034】図11は、LUT31でガンマ補正を行な
った場合のデータドライバの入出力電圧特性例を示して
いる。入力電圧Vinは白丸で示している入力電圧Vi
nはリニアに変化する。それに対して、出力電圧には、
理想的なガンマ補正曲線上の電圧を要求される場合があ
る。この場合も、第一の実施例で延べた様に、デジタル
映像信号をLUT31で必要な電圧を出力する為のデー
タに変換する。図11のガンマ補正を行なうLUT31
の入出力例を図12に示す。このように、LUT31の
内容を決めることにより、表示装置にあわせたガンマ補
正を行なうことができる。もちろん、LUT31に、第
二の実施例で述べたデータドライバ間のばらつきを補正
させる機能を兼用させることができるのは明らかであ
る。さらに、この場合、LUT2はデータドライバ内の
出力端子間ばらつきのみを吸収すればよいため、LUT
2による補正機能は小さくてもよい。
【0035】図13は本発明の第五の実施例のブロック
図である。本実施例のデータドライバ43は、データラ
ッチ回路1、LUT41、加減算回路42およびD/A
変換回路3で構成されている。第一の実施例と同様な回
路については、説明を省略する。
【0036】データラッチ回路1の出力データは、LU
T41および加減算回路42に入力される。表示する階
調が8ビットの場合のLUT41および加減算回路42
の入出力例を図14に示す。D0〜D7はデータラッチ
回路1の出力データであり、LUT41および加減算回
路42に入力されている。LUT41は入力データD0
〜D7の値に対応したデータを出力する。加減算回路4
2は、データラッチ回路1の出力データD0〜D7とL
UT41の出力データC0〜C3との加算あるいは減算
を行い、その結果を出力する。加減算回路42の出力デ
ータA0〜A7は、D/A変換回路3に入力される。D
/A変換回路3の回路構成例は第一の実施例と同様であ
るので説明は省略する。
【0037】以下、図14のLUT41の出力のうち、
3ビットに補正データを、1ビットに符号データを割当
てた例で補正電圧範囲について説明する。
【0038】第五の実施例の電圧補正範囲例を図15に
示す。実線は、補正を必要としない理想的なデータドラ
イバの入力されたデータ値と出力電圧の関係を示してい
る。入力データ0〜255に、出力電圧V0〜V255
がそれぞれ対応している。
【0039】実際の回路では、先に述べたように、それ
ぞれの出力電圧は電圧値V0〜V255にはならず、若
干上下にばらつく。図14のデータドライバの電圧補正
可能領域を破線で示す。このデータドライバでは、理想
的な出力電圧から±3ビット分のばらつきを補正するこ
とが可能である。補正方法としては、電圧値V0〜V2
55からのずれ量をそれぞれの出力端子について測定
し、LUT41の出力データが測定したずれ量を補正す
る値となるように、LUT41の入出力の関係をきめれ
ばよい。なお、ここでは、理想的な出力電圧から±3ビ
ット分のばらつきを補正するため、入力電圧数は256
レベルに16レベル加えた数が必要である。
【0040】図14では、LUT41を4ビット出力と
したが、補正電圧範囲によりビット数を加減するとよ
い。
【0041】本実施例では、LUTの容量をデータドラ
イバに入力されるデジタル映像信号の階調数より少なく
でき、データドライバ内の回路規模縮小化が可能であ
る。
【0042】図16に、本発明の第六の実施例のブロッ
ク図を示す。図16のデータドライバ22は、データラ
ッチ回路1およびLUT21、D/A変換回路3、温度
センサ23で構成されている。第一の実施例と同様な回
路については、説明を省略する。温度センサ23は、駆
動時の温度に対応したデータをLUT23に出力する。
LUT23は、データラッチ回路1の出力データに加
え、温度センサ23の出力データおよび制御信号を入力
として、出力電圧を補正するデータをD/A変換回路3
に出力する。
【0043】制御信号としては、例えば液晶表示装置で
いうと、極性反転信号等があげられる。液晶表示装置で
は、正極性の電圧と負極性の電圧を印加する必要があ
る。このため、正負極性のばらつきが異なる場合や、正
負極性に要求される電圧が非対称の場合がある。LUT
23の補正データを極性反転信号で切替えることによ
り、正負極性においてばらつきのない出力電圧を得るこ
とができる。
【0044】図16のデータドライバでは、出力端子電
圧のばらつきが温度により変化しても、それぞれの温度
に対応して出力データを変えることにより、ばらつきを
補正することができる。さらに、また、表示装置によっ
ては、温度変化に伴い、必要な電圧が異なる場合があ
る。このような場合にも、LUT21の入出力データの
関係を温度により変えることにより、対応することがで
きる。
【0045】第一の実施例以外の実施例においても、図
16に示したような温度センサを設けることにより、同
様に、温度変化に対応した補正が可能である。
【0046】上記実施例中にLUTの例としてROMを
あげたが、入力データにより出力データが決まる回路、
例えば、RAM(Random Access Memory)や、ロジッ
ク回路等をLUTとして用いても同様に考えることがで
きる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の液晶表示
装置のデータドライバでは、データドライバ内のトラン
ジスタの特性にばらつきが生じても、出力電圧のばらつ
きを無くすることができ、縦縞やデータドライバチップ
間の輝度差をなくすることができ、より高画質な画像を
実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例のブロック図である。
【図2】LUTの第一の入出力例を示す図である。
【図3】D/A変換回路の第一の構成例を示す図であ
る。
【図4】D/A変換回路の第二の構成例を示す図であ
る。
【図5】D/A変換回路第二の構成例の入力電圧波形例
を示す図である。
【図6】本発明の実施例の入出力例を示す図である。
【図7】LUTの入出力データ例を示す図である。
【図8】本発明の第二の実施例のブロック図である。
【図9】本発明の第三の実施例のブロック図である。
【図10】本発明の第四の実施例のブロック図である。
【図11】本発明のガンマ補正例を示す図である。
【図12】本発明のガンマ補正時のLUTの入出力デー
タ例を示す図である。
【図13】本発明の第五の実施例のブロック図である。
【図14】LUTおよび加減算回路の入出力例を示す図
である。
【図15】第五の実施例の電圧補正範囲例を示す図であ
る。
【図16】本発明の第六の実施例のブロック図である。
【符号の説明】
1,11,17…データラッチ回路、2,11,16,
41…LUT、3,6,10…D/A変換回路、4,1
4,18,43…データドライバ、5…電圧選択スイッ
チ、7…パルス幅変調器、8…S/H回路、9…バッフ
ァアンプ、15…アドレス回路、42…加減算回路、2
3…温度センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/06 9175−5G H04N 5/66 102 B 9068−5C

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多階調のディジタル映像信号を入力とする
    複数個のデータラッチ回路と、該データラッチ回路の出
    力端子に設けられたルック・アップ・テーブルと、該ル
    ック・アップ・テーブルの出力データを入力とするD/
    A変換回路とで構成されることを特徴としたデータドラ
    イバ。
  2. 【請求項2】多階調のディジタル映像信号を入力とする
    ルック・アップ・テーブルと、該ルック・アップ・テー
    ブルの出力データを入力とする複数個のデータラッチ回
    路と、該複数個のデータラッチ回路の出力データを入力
    とする複数個のD/A変換回路とで構成されることを特
    徴としたデータドライバ。
  3. 【請求項3】請求項2のデータドライバにおいて、入力
    されるディジタル映像信号と同期したクロックを入力と
    するアドレス発生回路を設け、前記ルック・アップ・テ
    ーブルにアドレスを与えることを特徴としたデータドラ
    イバ。
  4. 【請求項4】多階調のディジタル映像信号を入力とする
    ルック・アップ・テーブルと、該ルック・アップ・テー
    ブルの出力データを入力とする複数個のデータラッチ回
    路と、該データラッチ回路の出力端子に設けられたルッ
    ク・アップ・テーブルと、該ルック・アップ・テーブル
    の出力データを入力とするD/A変換回路とで構成され
    ることを特徴としたデータドライバ。
  5. 【請求項5】多階調のディジタル映像信号を入力とする
    複数個のデータラッチ回路と、該複数個のデータラッチ
    回路の出力端子に設けられたルック・アップ・テーブル
    と、前記データラッチ回路の出力データおよび前記ルッ
    ク・アップ・テーブルの出力を入力とする加減算回路
    と、該加減算回路の出力データを入力とする複数個のD
    /A変換回路とで構成されることを特徴としたデータド
    ライバ。
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