JPH05215677A - 液体の混合比検出装置 - Google Patents

液体の混合比検出装置

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JPH05215677A
JPH05215677A JP3041888A JP4188891A JPH05215677A JP H05215677 A JPH05215677 A JP H05215677A JP 3041888 A JP3041888 A JP 3041888A JP 4188891 A JP4188891 A JP 4188891A JP H05215677 A JPH05215677 A JP H05215677A
Authority
JP
Japan
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chamber
prism
liquid
mixing ratio
layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP3041888A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Sawaki
直人 澤木
Junichiro Inoue
淳一郎 井上
Shogo Kawashiri
章吾 河尻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NGK Spark Plug Co Ltd filed Critical NGK Spark Plug Co Ltd
Priority to JP3041888A priority Critical patent/JPH05215677A/ja
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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 自動車のエンジンルームなど、温度変化が大
きく、かつ環境の悪い使用状態においても、長期間安定
した性能が維持できる液体の混合比検出装置の提供。 〔構成〕 樹脂製センサボディ10内に設けられた基板
設置室11に、被測定液体に接触した反射面40を備え
るプリズム4、該プリズム4に光を照射する発光素子5
1、および前記反射面での反射光を検知する受光素子5
2を組み合わせた光学式液体混合比センサ1を埋設する
とともに、該混合比センサの基板設置室への露出部を液
密性シール層Eでシールし、さらにシール層Eの表面を
シリコンワニスまたはアクリル接着剤からなる非被毒層
Fで被覆し、基板設置室内に制御回路基板を配し、シリ
コンゲル等のエラストマーSを充填して保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、2種以上の透光性の
液体が混合した被測定液体の混合比を、光の屈折率の差
を利用して測定する液体の混合比検出装置に係わり、と
くにガソリンとアルコールとの混合燃料を使用するエン
ジンに装着するのに適した液体(燃料)の混合比検出装
置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】液体の混合比検出装置として、被測定液
体に一部表面を接触させた光学ガラス製プリズムに、そ
の近傍に配置した発光素子で発光させた光を、前記一部
表面以外から入射させて該一部表面で反射させ、該発光
素子と対向的に配置した受光素子で受光し、その光量で
ガソリンとアルコールとの混合燃料などの混合比を検出
する方式のものが開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この燃料などの混合比
検出装置は、温度変化が大きく、水、埃の多い使用条件
において、長期間正確に作動できることが望ましい。こ
の発明の目的は、自動車のエンジンルームなど、温度変
化が大きく、かつ環境の悪い使用状態においても、長期
間安定した性能が維持できる液体の混合比検出装置を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の液体の混合比
検出装置は、樹脂製センサボディ内に設けられた基板設
置室に、被測定液体に接触した反射面を備えるプリズ
ム、該プリズムに光を照射する発光素子、および前記反
射面での反射光を検知する受光素子を組み合わせた光学
式液体混合比センサを埋設するとともに、該混合比セン
サの基板設置室への露出部を液密性シール層でシール
し、さらに該シール層の表面をシリコンワニスまたはア
クリル接着剤などの非被毒層で覆い、前記基板設置室内
に制御回路基板を配し、シリコンゲルなどのエラストマ
ーを充填して保持する構成を採用した。
【0005】
【実施例】図1ないし図2は、この発明にかかる液体の
混合比検出装置の1実施例としてのガソリン−アルコー
ル混合燃料の混合比検出装置100を示し、混合燃料が
流れるエンジンの燃料供給路200に装着され、燃料混
合比を検出する。混合比検出装置100は、樹脂製のセ
ンサボディ10内に、光学式液体混合比センサであるセ
ンサユニット1を保持するとともに、被測定液体の測定
室を形成するステンレス製ハウジング2、およびハウジ
ング2の外周にろう付けした燃料パイプ201、202
を一体的にモールドしてなる。
【0006】センサユニット1は、有底円筒状の前記ハ
ウジング2の上部に、その下部が嵌め込まれた円筒状主
体金具3と、該主体金具3の先端(図示下端)部に融着
ガラス41で融着されたプリズム4と、主体金具3内に
嵌め込まれ、発光素子および受光素子を保持している円
柱状素子ホルダ5とからなる。ハウジング2は、下面中
心が円錐台状に下方に膨出した底21と、円筒状の胴2
2とからなり、内部は燃料溜(測定室)Cとなってい
る。このハウジング2は、胴22の上部に嵌め込まれた
センサユニット1とともに、インサート成形によりセン
サボディ10の中心部に埋設されている。
【0007】センサボディ10のセンサユニット装着部
の図示上方には、制御回路基板の基板設置室11が同時
に射出成形されている。この実施例では基板設置室11
は、上端面が開口した直方体状を有し、開口は樹脂製蓋
12で塞がれ、防塵、防水構造となっている。前記セン
サユニット1の上端面1Aは、基板設置室11の中央部
に露出している。またこの基板設置室11内には、底面
13に4つの円柱状基板支持用突起14が複数設けら
れ、4隅に突起14より高い基板設置用の支柱15が形
成されている。この実施例では制御回路基板は中間配線
基板6と電気回路基板7とから構成されおり、突起14
に中間配線基板6が載置され、ねじPで固定され、支柱
15に電気回路基板7が載置されている。
【0008】基板設置室の底面13に、エポキシ樹脂製
のシール層Eが形成されてセンサユニットの露出面の液
密性を確保し、その上面にシリコンワニスまたはアクリ
ル接着剤からなる非被毒層Fが塗布されている。また基
板設置室11内には、シリコンゲルからなるエラストマ
ーSが充填されている。シール層Eはガソリンなどの被
測定燃料がセンサユニット1内に侵入しても、基板設置
室に漏れることを防止し、安全性を保証する作用を有す
る。また非被毒層Fは、半田付けに要するフラックスな
ど被毒物を含む部品との界面で、シリコンゲルが硬化不
良を起こすことを防止する作用を有する。センサボディ
10の図示下端には、電源端子および出力端子を内包し
た楕円筒状のコンセント16が突設され、基板設置室の
底面13に突き出た3つの電源端子17および出力端子
18に接続されている。また底面13には測定室Cに取
り付けられた温度センサの端子19が、前記端子17、
18と並列して突設されている。
【0009】主体金具3は、内周がプリズム融着壁とな
っている内周縁31を有する径小の下部32と、径大の
上部33とからなり、下端面は、下部32が前記ハウジ
ング2の上部に嵌め込まれたとき前記燃料溜Cに面す
る。プリズム4は、円柱状の光学ガラス製で、図示下面
40が反射面となっており、前記プリズム融着壁に環状
融着ガラス41により融着され、主体金具3に固着され
ている。この融着は融着ガラスと光学ガラスの融点の差
を利用してなされ、この融着ガラス41が固着手段であ
るとともに、シール手段となっている。
【0010】樹脂製素子ホルダ5は、この実施例では上
下に2分割された下側ホルダ8および上側ホルダ9を有
する。下側ホルダ8は、プリズム4と主体金具3との環
状隙間に差し込まれた筒部81と、その上端に設けられ
フランジ部82とからなる。筒部81の内周には、軸方
向に素子基板を差込むためのI字状溝83、84が対向
して平行的に形成されている。上側ホルダ9は、下面に
凹所91が設けられた円板状を呈し、前記I字状溝8
3、84に対応する位置には5つのテーパー付小穴93
が開けられリードピン取り出し口となっている。この実
施例では、下側ホルダ8に上側ホルダ9を蓋し、主体金
具の上端部をかしめることにより主体金具3内に一体に
締結され、センサユニット1を形成している。
【0011】前記I字状溝83、84には、それぞれ発
光素子、受光素子51、52が固着されるとともに、こ
れら素子のリードがプリントされたセラミック製帯板状
基板53、54が嵌め込まれている。これら基板53、
54の上端は前記凹所91内へ突き出ており、この部分
でリードピン(リード端子)55がろう付けされてい
る。リードピン55は、前記小穴93を挿通して上部に
取り出されており、前記凹所91および小穴93内には
エポキシ樹脂95が充填され、小穴93の上端はシリコ
ン樹脂による蓋97がなされている。
【0012】中間配線基板6には、前記基板設置室の底
面13に突き出た5つの電源端子17、出力端子18お
よび温度センサの端子19が差し込まれて接続される穴
61が側部に列設されるとともに、中心部に前記リード
ピン55が差し込まれる穴62が開けられている。中間
配線基板6の両側部の上面には、中間に湾曲部を有する
リード端子板63が、それぞれ4つ立設され半田付けに
より固着されている。前記穴61および62と、各リー
ド端子板63との配線パターンは、全て中間配線基板6
の上面64に形成され、絶縁コーティングで被覆されて
いる。また中間配線基板6の下面は導電層65を塗布し
アース電位面としている。さらにリード端子板63の上
端にはU字形の切り欠き66が設けられている。
【0013】電気回路基板7は、両面に電気素子および
配線パターンが設けられ、表面の所定部分は絶縁層で被
覆されたハイブリッドICからなり、前記中間配線基板
のリード端子板63に対応して、両端にそれぞれ4本の
リード棒71が取り付けられている。この電気回路基板
7は、各リード棒71が前記リード端子板の切り欠き6
6に掛けられた状態で半田付けされて中間配線基板6に
接続される。
【0014】このように、電気回路基板7は、基板設置
室11内の支柱15に載置され、エラストマーSで保持
されている。よって使用時または製造時における温度変
化により、混合比検出装置100に熱応力が生じても、
ハイブリッドICに加わる応力は緩和され、故障が防止
される。
【0015】
【発明の効果】この液体の混合比検出装置は、電気回路
基板など制御回路基板を基板設置室内に充填したエラス
トマーで保持しているので、自動車のエンジンルームな
ど、温度変化が大きく、かつ環境の悪い使用状態におい
ても、長期間安定した性能が維持でき、信頼性が高い。
また非被毒層によりエラストマーの硬化不良を防止して
いるので、ハイブリッドICなど制御回路基板の弾性保
持が確実になされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃料混合比検出装置の縦断面図である。
【図2】燃料混合比検出装置の組付図である。
【符号の説明】
1 光学式液体混合比センサユニット 2 測定室ハウジング 3 円筒状主体金具 4 プリズム 41 融着ガラス 5 素子ホルダ 6 中間配線基板 7 電気回路基板 10 樹脂製センサボディ 11 センサ回路基板設置室 100 液体の混合比検出装置 E シール層 F 非被毒層 S エラストマー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製センサボディ内に設けられた基板
    設置室に、被測定液体に接触した反射面を備えるプリズ
    ム、該プリズムに光を照射する発光素子、および前記反
    射面での反射光を検知する受光素子を組み合わせた光学
    式液体混合比センサを埋設するとともに、該混合比セン
    サの基板設置室への露出部を液密性シール層でシール
    し、さらに該シール層の表面をシリコンワニスまたはア
    クリル接着剤などの非被毒層で覆い、 前記基板設置室内に制御回路基板を配し、シリコンゲル
    などのエラストマーを充填して保持した液体の混合比検
    出装置。
JP3041888A 1991-03-07 1991-03-07 液体の混合比検出装置 Pending JPH05215677A (ja)

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