JP2020061437A - 制御装置および制御装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】インサート部品を設けられたケースにシール部材を設ける作業を簡素化可能な制御装置およびその製造方法を提供する。【解決手段】制御装置1は、制御基板10、ケース100、ケース間シール部材140、およびインサートシール部材150を有する。ケース100は、バスバ130を設けられた第一ケースと、第二ケース120とを備えて制御基板10を収容している。ケース間シール部材140は、第一ケース110の第二ケース120との合わせ面112に設けられたケース間シール溝115に配置されて、第一ケース110と第二ケース120との間をシールしている。インサートシール部材150は、合わせ面112と実質的に同じ方向を向くバスバ露出面113に形成されたインサートシール溝116に配置されて、第一ケース110とバスバ130との間をシールしている。【選択図】図5

Description

本開示は、制御装置および制御装置の製造方法に関する。
特許文献1には、電子ユニットの収容に用いられる樹脂製のケースが開示されている。特許文献1のケースを構成する上側ケースおよび下側ケースのうち、上側ケースには、金属製の端子がインサート成型により一体成型されている。端子は、上側ケースの壁部を貫通する姿勢で設けられている。端子のケースに埋設されている部分には、インサート成型前の一次成型により防水パッキンが一体成型されている。防水パッキンは、ケースと端子との間をシールする部材である。
特開2006−66216号公報
こうしたケースに設けられるシール部材として、第一ケースと第二ケースとの間をシールするケース間シール部材がある。ケース間シール部材は、一方のケースに設けられたシール溝に液状のシール材料を塗布する塗布工程と、塗布したシール材料を硬化させてケース間シール部材を形成する硬化工程とにより設けられる。
特許文献1の防水パッキンのように、インサート部品とケースとの間をシールするインサートシール部材を設けるためには、あらかじめ一体成型により形成する別工程が必要であった。こうした別工程は、上述した塗布工程および硬化工程と並行して実施できず、シール部材を設ける作業の簡素化を妨げていた。
本開示は、インサート部品を有するケースにシール部材を設ける作業を簡素化可能な制御装置およびその製造方法の提供を目的とする。
上記目的は独立請求項に記載の特徴の組み合わせにより達成され、また、下位請求項は、本開示の更なる有利な具体例を規定する。特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するための本開示の一つの制御装置は、制御基板(10)と、金属製のインサート部品(130)と、インサート部品が設けられた樹脂製の第一ケース(110)と、第一ケースに組み付けられた第二ケース(120)と、を有し、制御基板を収容するケース(100)と、第一ケースと第二ケースとの間をシールするケース間シール部材(140)と、インサート部品と第一ケースとの間をシールするインサートシール部材(150)と、を備え、第一ケースには、第二ケースとの合わせ面(112)に形成されてケース間シール部材が配置されたケース間シール溝(115)と、インサートシール部材が配置され、合わせ面の向く方向に沿った方向を向く所定面(113)に形成されたインサートシール溝(116)と、が形成されている。
以上の構成によれば、インサートシール溝は、ケース間シール溝の形成された合わせ面の向く方向に沿った方向を向く所定面に形成されている。故に第一ケースは、各溝の形成された面を共に上方向に向けた姿勢で配置可能である。各シール部材は、液状のシール材料を各溝に塗布し、シール材料を硬化させることにより配置される場合がある。こうした液状のシール材料を、各溝に塗布する場合、一方の溝に塗布されたシール材料の硬化を待つことなく他方の溝にシール材料を塗布しうる。故に、インサートシール部材を形成するための工程は、ケース間シール部材を形成する工程と並行して実施可能となる。従って、ケースにシール部材を設ける作業が簡素化可能となる。
本開示の他の一つの制御装置は、制御基板(10)と、金属製のインサート部品(130)と、インサート部品が設けられた樹脂製の第一ケース(110)と、第一ケースに組み付けられた第二ケース(120)と、を有し、制御基板を収容するケース(100)と、第一ケースと第二ケースとの間をシールするケース間シール部材(140)と、インサート部品と第一ケースとの間をシールするインサートシール部材(150)と、を備え、第一ケースは、第二ケースとの合わせ面(112)に形成されてケース間シール部材が配置されたケース間シール溝(115)と、インサートシール部材が配置され、合わせ面の向く方向に沿った方向を向くインサートシール配置面(113a)と、が形成されている。
以上の構成によれば、インサートシール配置面は、ケース間シール溝の形成された合わせ面の向こう方向に沿った方向を向いている。故に第一ケースは、ケース間シール溝の開口およびインサートシール配置面を共に上方向に向けた姿勢で配置可能である。こうした姿勢で第一ケースを配置することにより、ケース間シール溝およびインサートシール配置面へ液状のシール材料を配置するにあたり、一方におけるシール材料の硬化を待つことなく他方にシール材料を配置しうる。故にインサートシール部材を形成するための工程は、ケース間シール部材を形成する工程と並行して実施可能となる。従って制御装置は、ケースにシール部材を設ける作業が簡素化可能となる。
また上記目的を達成するための本開示の制御装置の製造方法は、インサート部品(130)が設けられた第一ケース(110)、および第一ケースに組み付けられた第二ケース(120)を有するケース(100)に、制御基板(10)が収容された制御装置の製造方法であって、第二ケースとの合わせ面(112)にケース間シール溝(115)が設けられた第一ケースを、合わせ面を上向きとする姿勢で配置する配置工程(S10)と、合わせ面を上向きにしている第一ケースのうち、ケース間シール溝と、インサート部材および第一ケースに跨る領域とに、液状のシール材料を塗布する塗布工程(S20)と、第二ケースを、ケース間シール溝に塗布されたシール材料に接触するように第一ケースに組み付ける組付工程(S40)と、塗布されたシール材料を硬化させることにより、ケース間シール溝に設けられて第一ケースおよび第二ケースに接触しているケース間シール部材(140)と、インサート部品および第一ケースに接触しているインサートシール部材(150)と、を形成する硬化工程(S50)と、を含む。
以上の製造方法によれば、インサートシール部材は、塗布工程によりインサート部材および第一ケースに跨る領域に塗布されたシール材料を、硬化工程で硬化させることにより形成される。すなわちインサートシール部材は、ケース間シール溝への塗布と並行して塗布したシール材料を、ケース間シール溝のシール材料と並行して硬化させることにより形成される。故に、インサートシール部材の配置のために、一体成型による別工程を必要としない。従って、ケースにシール部材を設ける作業を簡素化して制御装置を製造可能となる。
制御装置の外観形状を示す図である。 制御装置を構成する部材を示す分解図である。 第一ケースを示す図である。 制御基板を載置した第一ケースを示す図である。 図4のV−V線断面図である。 図4のVI−VI線断面図である。 ケース間シール溝とインサートシール溝との位置関係を示す図である。 バスバの埋設されている部分を示す図である。 制御装置の製造方法を示すフローチャートである。 塗布工程を示す図である。 変形例1の制御装置を示す図である。 変形例2の制御装置を示す図である。
本開示の実施形態による制御装置1は、図1に示すように略矩形板状の外観形状を呈している。制御装置1は、例えばハイブリッド車両の電源として用いられる電池パックにおいて、電池パックの備える各電池セルの制御に用いられている。制御装置1は、電池パックの筐体内部に、矩形板状の各電池セルと共に積層配置される。制御装置1は、図2に示すように、制御基板10、ケース100、バスバ130、ケース間シール部材140を備えている。
制御基板10は、エポキシ樹脂などの絶縁性材料による基板に、銅などの導電性材料による配線の設けられたプリント配線基板である。制御基板10は、矩形板状に形成されている。これ以降の説明では、制御基板10の厚さ方向、短手方向、および長手方向に沿った方向を、それぞれ単に厚さ方向、短手方向、および長手方向と記載する。制御基板10には、電子部品の実装により、各電池セルの充電状態を制御する機能を有する制御回路が形成されている。制御回路は、車両に搭載された他の電子制御装置や、電池セルに設けられたセンサなどからの信号に従って各電池セルを制御する。制御基板10には、コネクタ11、および基板アース部12が設けられている。
コネクタ11は、制御基板10に形成された制御回路を、各電池セルや、他の電子制御装置と接続するための端子である。コネクタ11は、制御基板10の一面から、制御基板10の向く面に沿って延伸する矩形柱状である。コネクタ11は、制御基板10の一面のうち、一つの長辺に沿った帯状の領域から突出している。コネクタ11は、ケース100から制御装置1の外部に露出している。
基板アース部12は、制御基板10の一面のうち導電性材料の露出した部分である。基板アース部12は、コネクタ11と反対側の角部に設けられている。基板アース部12は、電池パックに設けられたアース部材と電気的に接続されることにより、制御基板10に形成された制御回路をアースする。
基板壁部13は、樹脂材料などにより形成された帯板状の部材である。基板壁部13は、両面を短手方向に向け、長手方向に沿って延伸している。基板壁部13は、コネクタ11を設けられた長辺に沿って配置されている。基板壁部13の外周面には、ケース100と嵌合するための溝や突起が形成されている。基板壁部13の制御基板10と逆側の一面は、制御装置1の外部に露出している。
ケース100は、制御基板10を収容する部材である。ケース100は、内側に制御基板10を収容する収容空間を区画している。ケース100は、外側と隔離されるように収容空間を区画している。ケース100は、第一ケース110および第二ケース120を有している。
第一ケース110は、例えばポリフェニレンサルファイド樹脂やポリブチレンテレフタラート樹脂などの樹脂材料により、略有底筒状に形成されている。具体的には、第一ケース110は、図2および図3に示すように、矩形板状の第一底部110aと、第一底部110aの一面から立設された第一壁部110bとを有する。第一ケース110は、第一底部110aの内面を、制御基板10の基板アース部12を設けられた一面と対向させる姿勢で配置されている。第一壁部110bは、第一底部110aの外周のうち、一つの長辺を除く三辺に沿って立設されている。第一壁部110bを立設されていない一辺には、基板壁部13が組み付けられている。第一壁部110bは、図4に示すように基板壁部13と合わせて矩形筒状の外周壁を提供している。
第一壁部110bの厚さ寸法は、第一底部110aの角部においては、他の部分よりも大きくなっている。具体的には、第一壁部110bの内周側の壁面は、角部において内周側に突出している。第一ケース110には、インサート成型により、バスバ130が部分的に露出した状態で埋設されている。第一ケース110には、図3および図5に示すように、コネクタ開口111、合わせ面112、バスバ露出面113、ケース脚部114、ケース間シール溝115が形成されている。
コネクタ開口111は、第一底部110aに形成された、コネクタ11をケース100の外部に露出させるため開口部である。コネクタ開口111は、第一底部110aのうち、第一壁部110bの立設されていない長辺に沿った帯状の領域に形成されている。
合わせ面112は、壁部のうち底部と反対側の先端に形成された端面のうち、第二ケース120が接触する領域である。合わせ面112は、厚さ方向を向く平面である。ただし、平面の向く方向とは、平面に垂直な方向を示す。合わせ面112は、厚さ方向の投影視で制御基板10の外周に沿って延びる略U字状を呈している。
バスバ露出面113は、第一壁部110bの端面のうち、角部において内周側に突出した部分である。バスバ露出面113は、第一壁部110bの端面のうち、第二ケース120の接触しない領域ともいえる。バスバ露出面113は、図5および図6に示すように、合わせ面112の向く方向に沿った方向を向く「所定面」に相当する。バスバ露出面113は、合わせ面112と同一平面に並んでいる。バスバ露出面113は、ケース100の収容空間に露出している。バスバ露出面113には、第一ケース110に埋設されたバスバ130の一部が露出している。
ケース脚部114は、第一底部110aの外側面から突出した凸部である。ケース脚部114は、第一底部110aの長辺のうち、コネクタ開口111の設けられた側と反対側の長辺に近接した領域から突出している。具体的には、反対側の長辺の両端付近の二箇所からそれぞれ突出している。各ケース脚部114は、主面を短手方向に向ける板状を呈している。各ケース脚部114の主面には、第一ケース110に埋設されたバスバ130の一部が露出している。
各ケース脚部114は、電池パックの筐体にネジ締結されることにより、制御装置1を電池パックの筐体に固定する。具体的には、筐体内部の空間のうち、底面に設けられたアース部材に締結される。従ってケース脚部114は、電池パックの筐体内部に水が浸入した場合において、水に浸かりやすい配置である。
ケース間シール溝115は、合わせ面112に形成された断面矩形の溝である。ケース間シール溝115は、合わせ面112の延びる方向に沿って略U字状に延伸している。ケース間シール溝115には、ケース間シール部材140が配置されている。
第二ケース120は、例えば第一ケース110と同一の樹脂材料などにより略有底筒状に形成されている。具体的には、第二ケース120は、矩形板状の第二底部120aと、第二底部120aの一面から立設された第二壁部120bとを有する。第二底部120aは、第一底部110aと略相似形である。第二壁部120bは、第二底部120aの全周から立設されて矩形筒状を呈している。第二ケース120は、第二底部120aの内側面を制御基板10の他面と対向させる配置で設けられている。第二ケース120は、第一ケース110にスナップフィットなどにより組み付けられている。第二壁部120bの第二底部120aと反対側の端面は、合わせ面112と接触している。端面のケース間シール溝115と対向する部分には、ケース間シール溝115と嵌合する突起が形成されている。
バスバ130は、金属材料により形成されている。バスバ130は、屈曲した帯板状に形成され、両端付近にそれぞれネジ締結のためのナットが溶接されている。バスバ130は、インサート成型により第一ケース110に埋設されている「インサート部品」に相当する。バスバ130は、一端をケース100の内側の収容空間に露出させ、他端をケース100の外側に露出させている。具体的には、バスバ130は、内側接続部131と、外側接続部132とを有している。
内側接続部131はバスバ130のうち、バスバ露出面113から突出した部分である。内側接続部131は、厚さ方向に主面を向ける板状を呈している。内側接続部131は、主面を基板アース部12と対向させる配置である。内側接続部131は、制御基板10にネジ締結されることにより、基板アース部12と電気的に接続される。
外側接続部132は、バスバ130のうち、ケース脚部114の主面に露出した部分である。外側接続部132は、電池パックへの組み付けにあたり、ケース脚部114と共にアース部材にネジ締結されることにより、アース部材と電気的に接続される。この結果、電池パックへくみ付けられた制御装置1において、制御基板10に設けられた基板アース部12が、バスバ130を介して電池パックのアース部材に電気的に接続される。
ケース間シール部材140は、ケース間シール溝115に沿って延伸し、第一ケース110と第二ケース120との間をシールしている部材である。ケース間シール部材140は、例えばシリコン系樹脂などによるエラストマーにより形成されている。より具体的には、ケース間シール部材140は、シリコン系接着剤などの液状のシール材料を硬化させることにより形成されている。こうしたシール材料によるシール部材は、配置される箇所において、シールする各部材に接触させた液状のシール材料を硬化させることで成形される場合がある。こうしたシール部材の成形方法は、FIPG(Formed In Place Gasket)方式とも称される。
ケース間シール部材140は、シール材料をケース間シール溝115に塗布し、塗布したシール材料に第二ケース120を接触させた状態で硬化させることにより形成される。具体的には、第二ケース120の壁部に形成された突起をケース間シール溝115に嵌合させるように第二ケース120を第一ケース110に組み付ける。組み付けにより、第一ケース110と第二ケース120とがシール材料を介して接着された状態となる。接着された状態を維持してシール材料を硬化させることにより、ケース間シール溝115に配置されたケース間シール部材140が形成される。
こうした制御装置1において、バスバ130は、温度変化などにより第一ケース110から剥離し、第一ケース110との間に隙間を生じた状態となる場合がある。こうした隙間を介したケース100の外側から収容空間への水の浸入を規制するための構成を説明する。第一ケース110には、図3に示すように、インサートシール溝116および連通溝117が形成されている。また制御装置1は、インサートシール部材150を備えている。
インサートシール溝116は、図7および図8に示すように、バスバ露出面113に形成された断面矩形の溝である。インサートシール溝116は、第一ケース110とバスバ130との間に沿って延伸する環状を呈している。インサートシール溝116を区画する面は、バスバ130の表面と第一ケース110の表面とに跨った領域となっている。
具体的には、インサートシール溝116を区画する面のうち、底面および外周側の側面は第一ケース110の表面により提供されている。インサートシール溝116を区画する面のうち、内周側の側面はバスバ130の表面により提供されている。内周側の側面は、インサートシール溝116のバスバ露出面113に対する開口よりも制御基板10側まで連続している。インサートシール溝116には、インサートシール部材150が配置される。インサートシール溝116の底面は、ケース間シール溝115の底面と共に、厚さ方向を向いた同一平面に並んでいる。
連通溝117は、図3に示すように、バスバ露出面113に形成された溝である。連通溝117は、ケース間シール溝115とインサートシール溝とを連通している。連通溝117の底面は、インサートシール溝116およびケース間シール溝115と同一平面に並んでいる。連通溝117の幅は、インサートシール溝116およびケース間シール溝115の幅よりも広い。
インサートシール部材150は、第一ケース110とバスバ130との間をシールしている部材である。インサートシール部材150は、ケース間シール部材140と同じシール材料を硬化させることにより形成されている。インサートシール部材150は、シール材料をインサートシール溝116に塗布し、塗布したシール材料を硬化させることにより形成される。インサートシール溝116への塗布により、第一ケース110とバスバ130とがシール材料を介して接着された状態となる。
すなわち、バスバ130の表面のうちインサートシール溝116を区画する部分と、第一ケース110の表面のうちインサートシール溝116を区画する部分とが、シール部材を介して接着された状態となる。接着された状態を維持してシール材料を硬化させることにより、インサートシール溝116に配置されたインサートシール部材150が形成される。
形成されたインサートシール部材150は、ケース100の収容空間に露出した状態となっている。インサートシール部材150は、内側接続部131よりも厚さ方向において制御基板10から離間した側に位置している。すなわち、内側接続部131は、インサートシール部材150よりも合わせ面112の向く方向に突出している。
次に、上述の構成を有する制御装置1の製造方法を説明する。本開示の実施形態による制御装置の製造方法では、図9に示すように、配置工程(S10)、塗布工程(S20)、載置工程(S30)、組付工程(S40)、および硬化工程(S50)の順番で行う。以下の製造方法の説明においては、各工程を実施する時点における重力の向きを下方向とし、その逆を上方向として説明する。
配置工程では、バスバ130が埋設され、合わせ面112にケース間シール溝115が設けられた第一ケース110を、合わせ面112を上方向に向ける姿勢で配置する。配置工程により、合わせ面112と実質的に同じ方向を向くバスバ露出面113も上方向を向く。
塗布工程では、合わせ面112を上方向に向けている第一ケース110に、液状のシール材料を塗布する。シール材料は、ケース間シール溝115と、バスバ130および第一ケース110に跨る領域であるインサートシール溝116とに塗布される。また、ケース間シール溝115およびインサートシール溝116への塗布にあたり、連通溝117にもシール部材が塗布される。
シール材料の塗布は、例えば、第一ケース110の上方向から液状のシール材料を吐出するノズルを、各溝に沿って移動させることにより行われる。より具体的には、図10に示すように、ケース間シール溝115に塗布しているノズルを、塗布を継続しつつ連通溝117を通ってインサートシール溝116に移動させる。インサートシール溝116の全周に塗布した後、塗布を継続しつつ再び連通溝117を通ってケース間シール溝115に移動させる。連通溝117は、ケース間シール溝115およびインサートシール溝116よりも幅が広いため、二回塗布されてもシール材料過多となりにくい。
載置工程では、シール材料を塗布された第一ケース110に制御基板10を載置する。載置された制御基板10は、バスバ130などに対するネジ締結により第一ケース110に固定される。塗布工程に続いて載置工程においても、第一ケース110は合わせ面112を上向きとする姿勢を維持されている。
組付工程では、シール材料を塗布され、制御基板10を載置された第一ケース110に、第二ケース120を組み付ける。第二ケース120は、ケース間シール溝115に塗布されたシール材料に接触するように第一ケース110に組み付けられる。塗布工程および載置工程に続いて組付工程においても、第一ケース110は合わせ面112を上向きとする姿勢を維持されている。
硬化工程では、塗布されたシール材料を硬化させることにより、ケース間シール部材140とインサートシール部材150とを形成する。すなわち、ケース間シール溝115に塗布されたシール材料の硬化により、ケース間シール溝115に配置されて第一ケース110および第二ケース120に接触したケース間シール部材140を形成する。インサートシール溝116に塗布されたシール部材の硬化により、インサートシール溝116に配置されてバスバ130と第一ケース110とに接触するインサートシール部材150を形成する。塗布工程から組付工程までに続いて硬化工程においても、第一ケース110は合わせ面112を上向きとする姿勢を維持されている。
[実施形態のまとめ]
以上、説明した実施形態の制御装置1によれば、インサートシール溝116は、ケース間シール溝115の形成された合わせ面112の向く方向に沿った方向を向くバスバ露出面113に形成されている。故に第一ケース110は、各溝の形成された面を共に上方向に向けた姿勢で配置可能である。本実施形態では、各シール部材は、塗布工程で液状のシール材料を各溝に塗布し、硬化工程でシール材料を硬化させることにより配置される。こうした液状のシール材料の塗布にあたり、一方の溝に塗布されたシール材料の硬化を待つことなく他方の溝にシール材料を塗布しうる。故に、インサートシール部材150を形成するための工程は、ケース間シール部材140を形成する工程と並行して実施しうる。従って、ケース100にシール部材を設ける作業が簡素化可能となる。
さらに本実施形態では、内側接続部131は、インサートシール部材150よりも合わせ面112の向く方向に突出している。この結果、内側接続部131は、インサートシール部材150を形成するためのシール材料の塗布にあたって、シール材料よりも上方向に突出する配置となる。故に、塗布工程から硬化工程の完了までの期間において、液状のシール材料が、内側接続部131に付着しにくい。従って、シール材料による内側接続部131と制御基板10の基板アース部12との間の導電性の低下が抑制される。
また本実施形態では、ケース間シール溝115およびインサートシール溝116は連通溝117により連通され、ケース間シール部材140およびインサートシール部材150は連通溝を通じて連結している。ここで、本実施形態でのシール材料の塗布は、ノズルからの吐出などによりシール材料を滴下することで実施されている。本実施形態の制御装置1は、こうした方法による塗布工程において、滴下の一旦停止を挟むことなく連通溝117を通じて連続的にインサートシール溝116およびケース間シール溝115に塗布可能となる。この結果、シール材料の粘性により滴下の停止完了まで待機時間を要する場合であっても、塗布工程の途中に待機時間を設ける必要がない。従って、ケース100にシール部材を設ける作業がより簡素化されうる。
加えて本実施形態では、インサートシール溝116の底面は、ケース間シール溝115の底面と同一平面に並んでいる。故に、連続しているインサートシール溝116およびケース間シール溝115のうち、一方に塗布された液状のシール材料が、硬化工程を完了するまでの期間において、連通溝117を介して他方に流出しにくい。従って、シール部材を設ける作業を簡素化しつつ、各シール部材のシール性能の低下を抑制しうる。
また、以上説明した制御装置1の製造方法によれば、インサートシール部材150は、塗布工程によりバスバ130および第一ケース110に跨る領域であるインサートシール溝116に塗布されたシール材料を、硬化工程で硬化させることにより形成される。すなわちインサートシール部材150は、ケース間シール溝115への塗布と並行してインサートシール溝116に塗布したシール材料を、ケース間シール溝115のシール材料と並行して硬化させることにより形成される。故に、インサートシール部材150の配置のために、一体成型による別工程を必要としない。従って、ケース100にシール部材を設ける作業を簡素化して制御装置1を製造可能となる。
<他の実施形態>
以上、本開示の実施形態を説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されるものではなく、次の変形例も本開示の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。なお、以下の説明において、それまでに使用した符号と同一番号の符号を有する要素は、特に言及する場合を除き、それ以前の実施形態における同一符号の要素と同一である。また、構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分については先に説明した実施形態を適用できる。特に支障が生じなければ、明示していなくても下記の構成例の間で組み合わせることも可能である。
<変形例1>
図11に示す変形例1の制御装置においては、バスバ露出面113aにはインサートシール溝116および連通溝117が形成されていない。また変形例1においては、インサートシール部材150は、「インサートシール配置面」に相当するバスバ露出面113aに配置されている。変形例1においても、配置工程で合わせ面112を上方向に向ける配置で第一ケース110を配置することにより、バスバ露出面113aも上方向を向く。故に、塗布工程でバスバ露出面113aおよびバスバ130の表面に跨る領域にシール材料を塗布し、硬化させることによってインサートシール部材150を形成可能である。従って、実施形態と同様にケース100にシール部材を設ける作業が簡素化可能となる。
<変形例2>
図12に示す変形例2の制御装置1においては、外側接続部132は、合わせ面112の向く方向と同じ方向を向く面に露出している。すなわち、外側接続部132の露出する面の方向は、上述した実施形態に示した例に限られない。またこうした構成の場合、外側接続部132を囲う配置でシール部材を設けてもよい。すなわち、塗布工程においてケース間シール溝115への塗布に合わせて外側接続部132の外周にシール材料を塗布し、塗布したシール材料の硬化により外側接続部132を囲う配置でシール部材を設けることができる。すなわち、インサートシール部材に相当するシール部材を、ケース100の外側に露出した表面に配置することも可能である。
上述の実施形態においては、第一ケース110および第二ケース120は、共に略矩形筒状であった。しかし、平面状の合わせ面112を形成可能であれば、第一ケース110および第二ケース120の形状はこれに限られず、適宜変更可能である。例えば、第一ケース110または第二ケース120の一方が平板状であってもよい。
上述の実施形態においては、第一ケース110、および第二ケース120は、それぞれ全体を樹脂材料により形成されていた。しかし、これらの部分の材質はこれに限られない。例えば、第一ケース110には、バスバ130以外にも樹脂材料以外の部品がインサートされていれもよい。より具体的には、外部からの電磁ノイズ対策のため、バスバ130と共にアースされた金属製のメッシュ材などがインサートされていてもよい。また第二ケース120は、金属製の部材がインサートされていてもよいし、全体を金属材料により形成されていてもよい。
上述の実施形態においては、内側接続部131には制御基板10に形成された基板アース部12が直接接触していた。しかし、内側接続部131に接続される部材はこれに限られない。例えば、内側接続部131は、導電性のケーブルなどを介して制御基板10と接続されていてもよい。
上述の実施形態においては、内側接続部131は、バスバ露出面113およびインサートシール部材150よりも合わせ面112の向く方向に突出していた。しかし、バスバ露出面113およびインサートシール部材150から突出していなくてもよい。例えば、内側接続部131の表面が、バスバ露出面113およびインサートシール部材150の表面と同一平面に並んでいてもよい。
上述の実施形態においては、ケース間シール溝115およびインサートシール溝116は連通溝117により連通され、各溝の底面は同一平面に並んでいた。また、ケース間シール部材140およびインサートシール部材150は連通溝117を通じて接続された同じ材料により形成された部材であった。しかし、各溝および各シール部材の構成はこれに限られない。
例えば、ケース間シール溝115およびインサートシール溝116は、連通溝117により連通されていない互いに独立した溝として形成されていてもよい。すなわち、ケース間シール部材140およびインサートシール部材150が、連通溝117を通じて接続されていなくてもよい。また、各溝の形成された面が同一平面に並んでいなくてもよく、各溝の底面が同一平面に並んでいなくてもよい。さらに、ケース間シール部材140およびインサートシール部材150は、異なる材質のシール材料を用いて形成されていてもよい。具体的には、インサートシール溝116に塗布するシール材料には、ケース間シール溝115に塗布するシール材料よりも、バスバ130を構成する金属材料に対する濡れ性や接着力の高いシール材料が用いられていてもよい。
上述の実施形態においては、ケース間シール溝115およびインサートシール溝116は、厚さ方向を向く底面を有する断面矩形に形成されていた。しかし、ケース間シール溝115およびインサートシール溝116の形状はこれに限られない。すなわち、各溝の一部または全部における断面形状が、半円状や三角形状などであってもよい。また、各溝の側面が、溝の形成された面に対して溝と反対側まで連続している部分が存在してもよい。すなわち、硬化工程の完了まで液状のシール材料を塗布した位置周辺に保持可能であれば、溝の形成された所定面は合わせ面112と厳密に同じ方向を向いていなくてもよく、全体が平面でなくてもよい。換言すれば、溝の形成された所定面には、屈曲または湾曲した部分や段差があってもよい。
上述の実施形態においては、第一ケース110と第二ケース120との間は、部分的に基板壁部13を介して接続されていた。しかし、基板壁部13を介さず、第一ケース110および第二ケース120が全周にわたって直接接続されていてもよい。すなわち、ケース間シール溝115、およびケース間シール部材140を環状に形成し、第一ケース110および第二ケース120の間を全周にわたってケース間シール部材140にシールさせる構成でもよい。
1 制御装置、 10 制御基板、 100 ケース、 110 第一ケース、 112 合わせ面、 113 バスバ露出面(所定面)、 113a バスバ露出面(インサートシール配置面)、 115 ケース間シール溝、 116 インサートシール溝、 117 連通溝、 120 第二ケース、 130 インサート部品、 131 内側接続部、 140 ケース間シール部材、 150 インサートシール部材、 S10 配置工程、 S20 塗布工程、 S40 組付工程、 S50 硬化工程

Claims (6)

  1. 制御基板(10)と、
    金属製のインサート部品(130)と、
    前記インサート部品が設けられた樹脂製の第一ケース(110)と、前記第一ケースに組み付けられた第二ケース(120)と、を有し、前記制御基板を収容するケース(100)と、
    前記第一ケースと前記第二ケースとの間をシールするケース間シール部材(140)と、
    前記インサート部品と前記第一ケースとの間をシールするインサートシール部材(150)と、を備え、
    前記第一ケースには、前記第二ケースとの合わせ面(112)に形成されて前記ケース間シール部材が配置されたケース間シール溝(115)と、前記インサートシール部材が配置され、前記合わせ面の向く方向に沿った方向を向く所定面(113)に形成されたインサートシール溝(116)と、が形成されている制御装置。
  2. 前記インサート部品は、前記制御基板と電気的に接続するための内側接続部(131)を有し、
    前記内側接続部は、前記インサートシール部材よりも前記合わせ面の向く方向に突出している請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記第一ケースには、前記ケース間シール溝と前記インサートシール溝とを連通している連通溝(117)が形成され、
    前記ケース間シール部材および前記インサートシール部材は、前記連通溝を介して互いに接続されている請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記インサートシール溝の底面は、前記ケース間シール溝の底面と同一平面に並んでいる請求項3に記載の制御装置。
  5. 制御基板(10)と、
    金属製のインサート部品(130)と、
    前記インサート部品が設けられた樹脂製の第一ケース(110)と、前記第一ケースに組み付けられた第二ケース(120)と、を有し、前記制御基板を収容するケース(100)と、
    前記第一ケースと前記第二ケースとの間をシールするケース間シール部材(140)と、
    前記インサート部品と前記第一ケースとの間をシールするインサートシール部材(150)と、を備え、
    前記第一ケースには、前記第二ケースとの合わせ面(112)に形成されて前記ケース間シール部材が配置されたケース間シール溝(115)と、前記インサートシール部材が配置され、前記合わせ面の向く方向に沿った方向を向くインサートシール配置面(113a)と、が形成されている制御装置。
  6. インサート部品(130)が設けられた第一ケース(110)、および前記第一ケースに組み付けられた第二ケース(120)を有するケース(100)に、制御基板(10)が収容された制御装置の製造方法であって、
    前記第二ケースとの合わせ面(112)にケース間シール溝(115)が設けられた前記第一ケースを、前記合わせ面を上向きとする姿勢で配置する配置工程(S10)と、
    前記合わせ面を上向きにしている前記第一ケースのうち、前記ケース間シール溝と、前記インサート部品および前記第一ケースに跨る領域とに、液状のシール材料を塗布する塗布工程(S20)と、
    前記第二ケースを、前記ケース間シール溝に塗布された前記シール材料に接触するように前記第一ケースに組み付ける組付工程(S40)と、
    塗布された前記シール材料を硬化させることにより、前記ケース間シール溝に設けられて前記第一ケースおよび前記第二ケースに接触しているケース間シール部材(140)と、前記インサート部品および前記第一ケースに接触しているインサートシール部材(150)と、を形成する硬化工程(S50)と、を含む制御装置の製造方法。
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JP2023059361A (ja) * 2021-10-15 2023-04-27 三菱電機株式会社 電子装置

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