JPH05215613A - 温度測定装置及び湿度測定装置 - Google Patents

温度測定装置及び湿度測定装置

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JPH05215613A
JPH05215613A JP4021049A JP2104992A JPH05215613A JP H05215613 A JPH05215613 A JP H05215613A JP 4021049 A JP4021049 A JP 4021049A JP 2104992 A JP2104992 A JP 2104992A JP H05215613 A JPH05215613 A JP H05215613A
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humidity
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JP4021049A
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Yutaka Saito
裕 齋藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記憶容量の大きな記憶手段を用いずに、しか
も特別な操作を必要とせずに過去の所定の期間毎の温度
の最高値、最低値及び平均値を確認できるようにする。 【構成】 温度センサ1で検出した検出温度を、最低温
度検出手段6及び最高温度検出手段8により最低温度記
憶手段7及び最高温度記憶手段9に記憶された最低温度
及び最高温度と比較する。検出温度が最低温度または最
高温度より低いかまたは高いことを検出すると、最低温
度記憶手段7または最高温度記憶手段9の記憶内容を検
出温度で書換える。カウント手段5が設定回数を計数す
ると、温度積算記憶手段10が積算した積算温度に基づ
いて、平均温度演算手段11は平均温度を演算し、制御
手段14は検出時刻と一緒に最低値及びは最高値並びに
平均温度をプリンタ15によってプリント出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温度または湿度を定期
的に自動測定し、測定結果を記録する温度測定装置及び
湿度測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の温度測定装置及び湿度測定装置
は、動植物の飼育、育成環境の測定や管理、生鮮食品等
の貯蔵環境の測定等に広く用いられている。従来、市販
されている温度測定装置及び湿度測定装置の多くは、セ
ンサにより温度や湿度を定期的に測定すると、測定結果
を随時プリンタによってプリント出力するタイプと、測
定結果を全てメモリーカード等の記憶手段に記憶させて
おくタイプの何れかに分類される。前者のタイプの測定
装置は、測定期間が長くなるとプリント出力された記録
紙の量が膨大なものとなり、必要なデータを捜す作業が
著しく繁雑なものとなる。そのため最近では、後者のタ
イプの測定装置が広く利用されるようになってきてい
る。後者のタイプの測定装置では、容量の大きな記憶手
段に測定データを記憶しておき、後で測定データをプリ
ント出力またはディスプレイ表示させる。また記憶手段
に記憶させた測定データを演算装置を用いて加工処理し
て、処理結果を表示する場合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来提案されている後
者のタイプの測定装置では、全ての測定データを記憶手
段に記憶させているため、測定周期が非常に短い場合や
測定期間が非常に長い場合等のように測定データが多く
なることを考慮して、記憶手段の記憶容量を大きなもの
としなければならなかった。しかしながら半導体メモリ
等の記憶手段は、記憶容量が大きくなるほど価格が高く
なるため、このことが従来の測定装置の価格を高くする
大きな原因となっていた。また従来の後者のタイプの測
定装置では、測定期間の途中または測定終了後に過去の
測定結果を全て見ようとする場合には、いちいち操作を
行って測定結果をプリント出力またはディスプレイ表示
させなければならず面倒であった。
【0004】本発明の目的は、記憶容量の大きな記憶手
段を用いる必要がなく、しかも過去の所定の期間毎の最
高値、最低値及び平均値を特別な操作を必要とせずに確
認できる温度測定装置及び湿度測定装置を提供すること
にある。
【0005】本発明の他の目的は、所定の期間毎の最高
値及び最低値の発生時刻を知ることができる温度測定装
置及び湿度測定装置を提供することにある。
【0006】本発明の更に他の目的は、装置が作動して
いるか否かを特別な操作をすることなく知ることができ
る温度測定装置及び湿度測定装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】図面1に示す実施例に見
られるように、請求項1の発明では、温度センサ1と、
最低温度検出手段6と、最低温度を記憶する最低温度記
憶手段7と、最高温度検出手段8と、最高温度を記憶す
る最高温度記憶手段9と、プリンタ15と、カウント手
段5と、温度積算記憶手段10と、平均温度演算手段1
1と、制御手段14とから構成される。最低温度検出手
段7は、所定の測定周期毎に温度センサ1により検出し
た検出温度と最低温度記憶手段7に記憶された最低温度
とを比較して検出温度が最低温度より低いことを検出す
ると、検出温度を最低温度として最低温度記憶手段の記
憶内容を変更する。また最高温度検出手段8は、測定周
期毎に温度センサ1により検出した検出温度と最高温度
記憶手段9に記憶された最高温度とを比較して検出温度
が最高温度より高いことを検出すると、検出温度を最高
温度として最高温度記憶手段9の記憶内容を変更する。
温度積算記憶手段10は、測定周期毎に温度センサの検
出温度を積算して積算温度を記憶する。カウント手段5
は、測定回数をカウントして設定回数に達すると出力指
令を出力する。平均温度演算手段11は、出力指令が入
力されると温度積算記憶手段10に記憶した積算温度に
基づいて平均温度を演算する。制御手段14は、出力指
令が入力されると最低温度記憶手段7に記憶されている
最低温度、最高温度記憶手段9に記憶されている最高温
度及び平均温度演算手段11によって演算した平均温度
をプリンタ15にプリント出力させ且つ最低温度記憶手
段7、最高温度記憶手段9、温度積算記憶手段10及び
カウント手段5をリセットする。請求項2の発明では、
時間を計数するクロック手段4と第1及び第2の時刻記
憶手段12及び13を用いる。第1の時刻記憶手段12
は、最低温度記憶手段7の記憶内容が変更されるたびに
記憶内容が変更されて最低温度記憶手段7の記憶内容が
変更された時刻を記憶する。また第2の時刻記憶手段1
3は、高温度記憶手段8の記憶内容が変更されるたびに
記憶内容が変更されて記最最高度記憶手段の記憶内容が
変更された時刻を記憶する。そしてこの場合、制御手段
14は、カウント手段5から出力指令が入力されると第
1及び第2の時刻記憶手段12及び13に記憶された時
刻をプリンタ15にプリント出力させ且つ前記第1及び
第2の時刻記憶手段12及び13をリセットする機能を
有する。請求項3の発明では、最低温度記憶手段7、最
高温度記憶手段9、温度積算記憶手段10、第1の時刻
記憶手段12、第2の時刻記憶手段13及びカウント手
段5にそれぞれ記憶されている記憶内容の少なくとも1
つを表示する電子ディスプレイ手段16を更に具備す
る。請求項4の発明では、カウント手段5のカウント数
が設定回数に達する前に表示指令を出力する割込み表示
指令手段17を更に設ける。そして制御手段14に、表
示指令に基づいて最低温度記憶手段7、最高温度記憶手
段9、第1の時刻記憶手段12及び第2の時刻記憶手段
13に記憶されたデータをプリンタ15または電子ディ
スプレイ手段16の少なくとも一方に表示させる機能を
持たせる。
【0008】請求項5の発明では、請求項1の発明と同
様の技術的思想及び構成によって湿度を測定する。
【0009】
【作用】請求項1及び請求項5の発明では、記憶手段の
記憶容量を大きくせずに所定の期間毎の最高値、最小値
及び平均値を得るために、新たに記憶すべきデータが発
生すると、先に記憶された前のデータに代えて新たに記
憶すべきデータを記憶手段に記憶させる(以下このこと
を「書き換え」という。)とともに、所定の期間毎に各
記憶手段の記憶内容を随時プリント出力する。請求項1
の発明では、測定周期毎に温度センサで測定した検出温
度が最低温度記憶手段に記憶された最低温度より低いこ
とを最低温度検出手段が検出すると、最低温度記憶手段
の記憶内容を検出温度を最低温度とするように書き換え
る。また測定周期毎に温度センサで測定した検出温度が
最高温度記憶手段に記憶された最高温度より低いことを
最高温度検出手段が検出すると、最高温度記憶手段の記
憶内容を検出温度を最高温度とするように書き換える。
このように全ての測定データを記憶しないので、大容量
の記憶手段は不要になる。またカウント手段でカウント
た測定回数が設定回数になると、最高温度,最低温度及
び平均温度をプリント出力して、各記憶手段及びカウン
ト手段をリセットするため、所定期間毎のデータを電子
データとして記憶しておくための記憶手段が必要ない。
制御手段によって各記憶手段及びカウント手段がリセッ
トされた後は、次の期間の測定が開始される。したがっ
て本発明によれば、容量が大きくて価格の高い記憶手段
を用いる必要がないため、温度測定装置の価格を安価に
することができる。また所定の期間毎に随時プリント出
力するため、所定の期間毎の最高値、最低値及び平均値
を特別な操作を必要とせずに確認できる。請求項2の発
明では、最高温度及び最低温度を測定した時刻もプリン
トできるため、装置の利用範囲が広くなる。請求項3の
発明では、電子ディスプレイ手段に各記憶手段に記憶さ
れているデータ及びカウンタ手段のカウント数の少なく
とも一つを表示させるため、その表示の有無により装置
が正常に作動しているか否かを確認できる。
【0010】請求項4の発明では、割込み表示指令手段
を設けるため、測定途中におけるデータの表示が可能に
なる。請求項5の発明では、湿度測定装置において請求
項1の発明によって得られる効果と同じ効果を得る。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して、本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は、本発明の温度測定装置の一実施例
のブロック図である。同図において、1は温度センサで
あり、この温度センサとしては測定温度範囲に応じてサ
ーミスタ、熱電対、白金抵抗体等を使用する。予め複数
種類の温度センサを切換回路を介して設けておき、切換
回路の切換によって適当な温度センサを選択できるよう
にしてもよい。また温度センサは、温度測定装置の本体
に固定する必要はなく、ケーブルを介して本体に接続し
てもよい。
【0012】温度センサ1から出力された検出温度TD
を表すアナログ温度信号はフィルタ2に入力される。フ
ィルタ2は、温度センサ1の出力に混入する外部ノイズ
をカットするためのノイズ除去用のアナログフィルタで
ある。もしフィルタ2を付けないで、周囲にノイズ発生
源がある場所で温度を測定すると、ノイズによって測定
データが影響を受け、正確な測定を行うことができなく
なる。この実施例では、ノイズの除去をアナログのフィ
ルタを用いて除去するが、ノイズの除去はこれに限定さ
れるものではなく、ソフトウエアによってノイズを除去
することもできる。
【0013】フィルタ2から出力されたアナログ温度信
号は、変換回路3に入力される。変換回路3は、内部に
A−D変換器とタイマとを有して、図示しない設定手段
により予め設定した測定周期PD(例えば1分間隔)毎
に温度センサ1で検出した検出温度TDを表すアナログ
温度信号をデジタル温度信号に変換して出力する。なお
測定周期PDを、分単位、時間単位、日数単位、月単位
等で設定できるようにしておけば、装置の用途範囲が広
くなる。変換回路3に内蔵されたタイマは、クロック手
段4から入力されるクロック信号に基づいて測定周期P
Dを計数し、測定周期の計数を完了する毎にカウント手
段5にカウント信号を出力する。また変換回路3は、測
定周期PD毎に検出温度TDを表すデジタル信号を最低
温度検出手段6、最高温度検出手段8及び温度積算記憶
手段10に出力する。
【0014】カウント手段5は、変換回路3から出力さ
れるカウント信号を計数し、図示しない設定手段により
予め設定したカウント数Cに達すると出力指令信号So
を出力する。このカウント数Cの設定によりプリント出
力間隔INTが決定されることになるが、直接的にカウ
ント数を設定しないで、測定周期が例えば分単位である
場合には、カウント数を間接的に分単位で設定するよう
にしてもよい。具体的には、測定周期PDが1分の場合
に、プリント出力間隔INTを5分と設定することは、
カウント数Cを5回と設定したことと同じになる。
【0015】最低温度検出手段6は、測定周期PD毎に
変換回路3から入力される検出温度TDのデータと最低
温度記憶手段7に記憶された最低温度Tmin のデータと
を比較して検出温度TDが最低温度Tmin より低いこと
(TD<Tmin )を検出すると、検出温度TDを最低温
度Tmin とするように最低温度記憶手段7の記憶内容を
変更する。すなわち最低温度記憶手段7に記憶されてい
る最低温度Tmin を検出温度TDに書き換える。最低温
度記憶手段7には、測定周期の開始時点毎に初期値が入
力されるようになっている。この初期値は、使用する温
度センサ1の測定許容温度範囲によって異なって来る
が、例えば温度センサ1としてサーミスタ,熱電対また
は白金抵抗体を使用する場合には、99℃を初期値とし
て入力する。また最低温度検出手段6は、最低温度記憶
手段7に記憶されている最低温度Tmin より低い検出温
度TDを検出すると、第1の時刻記憶手段12に時刻の
記憶を指令する。第1の時刻記憶手段12は、最低温度
検出手段6から記憶指令を入力すると、クロック手段4
が計数する時刻TMmin を記憶し、次に記憶指令が入力
されると、先に記憶した時刻に代えて新しい時刻を記憶
する。クロック手段4が、年月日を表示できるカレンダ
機能を有している場合には、第1の時刻記憶手段12に
記憶させる時刻に年月日を加えることは任意である。後
述する第2の時刻記憶手段13の場合も同様である。
【0016】最高温度検出手段8は、測定周期PD毎に
変換回路3から入力される検出温度TDのデータと最高
温度記憶手段9に記憶された最高温度Tmax のデータと
を比較して検出温度TDが最高温度Tmax より高いこと
(TD>Tmax )を検出すると、検出温度TDを最高温
度Tmax とするように最高温度記憶手段9の記憶内容を
変更する。すなわち最高温度記憶手段9に記憶されてい
る最高温度Tmax を検出温度TDに書き換える。最高温
度記憶手段9には、測定周期の開始時点毎に初期値が入
力されるようになっている。この初期値は、使用する温
度センサ1の測定許容温度範囲によって異なって来る
が、例えば温度センサ1としてサーミスタ,熱電対また
は白金抵抗体を使用する場合には、−99℃を初期値と
して入力する。また最高温度検出手段8は、最高温度記
憶手段9に記憶されている最高温度Tmax より高い検出
温度TDを検出すると、第2の時刻記憶手段13に時刻
TMmax の記憶を指令する。第2の時刻記憶手段13
は、最高温度検出手段8から記憶指令を入力すると、ク
ロック手段4が計数する時刻を記憶し、次に記憶指令が
入力されると、先に記憶した時刻に代えて新しい時刻T
Mmax を記憶する。
【0017】変換回路3から測定周期PD毎に出力され
る検出温度TDのデータが、温度積算記憶手段10に入
力されると、温度積算記憶手段は測定周期PD毎の検出
温度TDを積算し、積算値データTOT(=TOT+T
D)を記憶する。この温度積算記憶手段10には、積算
手段と記憶手段の2つの手段が内蔵されている。カウン
ト手段5が出力指令信号So を出力すると、平均温度演
算手段11は温度積算記憶手段10が積算した積算値デ
ータTOTに基づいて平均温度Tav(=TOT/C)を
算出する。
【0018】制御手段14は、カウント手段5から出力
指令が入力されると最低温度記憶手段7に記憶されてい
る最低温度Tmin のデータ及び第1の時刻記憶手段12
に記憶されている時刻TMmin のデータと、最高温度記
憶手段9に記憶されている最高温度Tmax のデータ及び
第2の時刻記憶手段13に記憶されている時刻TMmax
のデータと、平均温度演算手段11によって演算した平
均温度Tavのデータとをプリンタ15にプリント出力さ
せる。また制御手段14は、プリント指令を出した後、
所定の時間経過後にカウント手段5、最低温度記憶手段
7、最高温度記憶手段9、温度積算記憶手段10、第1
及び第2の時刻記憶手段12及び13をリセットする。
割り込み表示指令手段17は、カウント手段5が設定回
数をカウントする以前に、各記憶手段に記憶されている
データを知りたい場合または装置が正常に作動している
か否かを知りたい場合に、制御手段14に表示指令信号
Sm を出力する。制御手段14は、割り込み表示指令手
段17からの表示指令信号Sm が入力されたときに、最
低温度記憶手段6、最高温度記憶手段8、温度積算記憶
手段11、第1の時刻記憶手段12及び第2の時刻記憶
手段13の記憶内容及びカウント手段5のカウント数の
少なくとも1つを、所定時間だけ電子ディスプレイ手段
16に表示させる機能を更に有している。電子ディスプ
レイ手段16を設けない場合には、表示指令信号の入力
により、プリンタ15を作動させてデータをプリント出
力させるように制御手段14を構成すればよい。なお各
データを常時電子ディスプレイ手段16に表示させてお
くようにする場合には、割り込み表示指令手段17を特
に設ける必要は無い。
【0019】上記実施例では、特に電源を示していない
が、バッテリを電源とする場合には、電力消費を抑制す
るために、制御手段14にカウント手段5から出力指令
信号So が入力されるかまたは割り込み表示指令手段1
7から表示指令信号Sm が入力されてから、プリンタ1
5への給電を開始し、プリンタ15によるプリント出力
が終了した時点でプリンタ15への給電を停止するよう
にればよい。
【0020】上記実施例は、ハードウエアのみでも実施
できるが、マイクロコンピュータを用いて実施する場合
には、部品点数を大幅に削減することができ、部品点数
を少なくして、装置の価格を大幅に低減できる。図2は
図1の実施例をマイクロコンピュータを用いて実施する
場合の、ソフトウエアによって実施する部分のアルゴリ
ズムのフローチャートを示している。図1の実施例にお
いて、変換回路3の一部、クロック手段4ないし制御手
段14は、マイクロコンピュータを構成するROM、R
AM及びCPUとソフトウエアとによって実現できる。
図2のフローチャートにおいて、ステップST2,ST
3、ST13〜15が制御手段14を実現し、ステップ
ST4は変換回路3の一部を実現し、ステップST5及
びステップST12がカウント手段5を実現し、ステッ
プST7は温度積算記憶手段10を実現し、ステップS
T8は最高温度検出手段8を実現し、スッテプST9は
最高温度記憶手段9及び第2の時刻記憶手段13を実現
し、ステップ10は最低温度検出手段6を実現し、ステ
ップ11は最低温度記憶手段7及び第1の時刻記憶手段
13を実現し、ステップ13が平均温度演算手段11を
実現する。なおステップ1の初期設定では、カウント手
段5の設定回数、最低温度記憶手段7及び最高温度記憶
手段9に設定する初期値、クロック手段4の開始時刻を
設定する。またステップST15のリセットでは、各記
憶手段等のリセットだけでなくステップ1の初期値設定
におけるクロック手段4の初期値設定以外の他の設定を
再度行う。
【0021】上記実施例は、温度測定装置の実施例であ
るが、本発明の湿度測定装置を実現する実施例として
は、図3に示す実施例を上げることができる。図3の実
施例は、図1の実施例と比べて、センサ1が湿度センサ
であり、各初期値が相違するだけで、その他の点は図1
の実施例と同じであるので、図1の実施例を構成する要
件と実質的に同じ要件には、図1に付した符号にダッシ
ュ「´」を付した符号を付して説明を省略する。なお図
3の実施例も、図2に示したフローチャートを用いる場
合と同様に、その大部分をマイクロコンピュータとソフ
トウエアを用いて実現することができる。
【0022】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、全ての測定デ
ータを記憶しないので、大容量の記憶手段が不要にな
り、またカウント手段でカウントた測定回数が設定回数
になると、最高温度,最低温度及び平均温度をプリント
出力して、各記憶手段及びカウント手段をリセットする
ため、所定期間毎のデータを電子データとして記憶して
おくための記憶手段が不要になる。したがって本発明に
よれば、容量が大きくて価格の高い記憶手段を用いる必
要がないため、温度測定装置の価格を安価にすることが
できる上、所定の期間毎に随時プリント出力するため、
所定の期間毎の最高値、最低値及び平均値を特別な操作
を必要とせずに確認できる利点がある。請求項2の発明
によれば、最高温度及び最低温度を測定した時刻もプリ
ントできるため、装置の利用範囲が広くなる利点があ
る。請求項3の発明によれば、電子ディスプレイ手段に
各記憶手段に記憶されているデータ及びカウンタ手段の
カウント数の少なくとも一つを表示させるため、その表
示の有無により装置が正常に作動しているか否かを確認
できる利点がある。請求項4の発明によれば、割込み表
示指令手段を設けるため、測定途中におけるデータの表
示が可能になる利点がある。請求項5の発明によれば、
湿度測定装置において請求項1の発明によって得られる
効果と同じ効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の温度測定装置の一実施例の構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1の実施例の主要部をマイクロコンピュータ
を用いて実施する場合のアルゴリズムのフローチャート
を示す図である。
【図3】本発明の湿度測定装置の一実施例の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1…温度センサ、1´…湿度センサ、2,2´…フィル
タ、3,3´…変換回路、4,4´…クロック手段、
5,5´…カウント手段、6…最低温度検出手段、6´
…最低湿度検出手段、7…最低温度記憶手段、7´…最
低湿度記憶手段、8…最高温度検出手段、8´…最高湿
度検出手段、9…最高温度記憶手段、9´…最高湿度記
憶手段、10…温度積算記憶手段、10´…湿度積算記
憶手段、11…平均温度演算手段、11´…平均湿度演
算手段、12,12´…第1の時刻記憶手段、13,1
3´…第2の時刻記憶手段、14,14´…制御手段、
15,15´…プリンタ、16,16´…ディスプレ
イ、17,17…割り込み表示指令手段。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度センサと、最低温度を記憶する最低
    温度記憶手段と、最高温度を記憶する最高温度記憶手段
    と、プリンタと、 所定の測定周期毎に前記温度センサにより検出した検出
    温度と前記最低温度記憶手段に記憶された最低温度とを
    比較して前記検出温度が前記最低温度より低いことを検
    出すると、前記検出温度を最低温度として前記最低温度
    記憶手段の記憶内容を変更する最低温度検出手段と、 前記測定周期毎に前記温度センサにより検出した検出温
    度と前記最高温度記憶手段に記憶された最高温度とを比
    較して前記検出温度が前記最高温度より高いことを検出
    すると、前記検出温度を最高温度として前記最高温度記
    憶手段の記憶内容を変更する最高温度検出手段と、 前記測定周期毎に前記温度センサの検出温度を積算して
    積算温度を記憶する温度積算記憶手段と、 測定回数をカウントして設定回数に達すると出力指令を
    出力するカウント手段と、 前記出力指令が入力されると前記温度積算記憶手段に記
    憶した前記積算温度に基づいて平均温度を演算する平均
    温度演算手段と、 前記出力指令が入力されると前記最低温度記憶手段に記
    憶されている最低温度、前記最高温度記憶手段に記憶さ
    れている最高温度及び前記平均温度演算手段によって演
    算した平均温度を前記プリンタにプリント出力させ且つ
    前記最低温度記憶手段、前記最高温度記憶手段、前記温
    度積算記憶手段及び前記カウント手段をリセットする制
    御手段とを具備してなる温度測定装置。
  2. 【請求項2】 時間を計数するクロック手段と、 前記最低温度記憶手段の記憶内容が変更されるたびに記
    憶内容が変更されて前記最低温度記憶手段の記憶内容が
    変更された時刻を記憶する第1の時刻記憶手段と、 前記最高温度記憶手段の記憶内容が変更されるたびに記
    憶内容が変更されて前記最最高度記憶手段の記憶内容が
    変更された時刻を記憶する第2の時刻記憶手段とを更に
    具備し、 前記制御手段が前記出力指令が入力されると前記第1及
    び第2の時刻記憶手段に記憶された時刻を前記プリンタ
    にプリント出力させ且つ前記前記第1及び第2の時刻記
    憶手段をリセットする機能を有することを特徴とする請
    求項1に記載の温度測定装置。
  3. 【請求項3】 前記最低温度記憶手段、前記最高温度記
    憶手段、前記温度積算記憶手段、前記第1の時刻記憶手
    段、前記第2の時刻記憶手段及び前記カウント手段にそ
    れぞれ記憶されている記憶内容の少なくとも1つを表示
    する電子ディスプレイ手段を更に具備することを特徴と
    する請求項2に記載の温度測定装置。
  4. 【請求項4】 前記カウント手段のカウント数が設定回
    数に達する前に表示指令を出力する割込み表示指令手段
    を更に有し、前記制御手段は前記表示指令に基づいて前
    記最低温度記憶手段、最高温度記憶手段、第1の時刻記
    憶手段及び第2の時刻記憶手段に記憶されたデータを前
    記プリンタまたは電子ディスプレイ手段の少なくとも一
    方に表示させる機能を更に有することを特徴とする請求
    項3に記載の温度測定装置。
  5. 【請求項5】 湿度センサと、最低湿度を記憶する最低
    湿度記憶手段と、最高湿度を記憶する最高湿度記憶手段
    と、プリンタと、 所定の測定周期毎に前記湿度センサにより検出した検出
    湿度と前記最低湿度記憶手段に記憶された最低湿度とを
    比較して前記検出湿度が前記最低湿度より低いことを検
    出すると、前記検出湿度を最低湿度として前記最低湿度
    記憶手段の記憶内容を変更する最低湿度検出手段と、 前記測定周期毎に前記湿度センサにより検出した検出湿
    度と前記最高湿度記憶手段に記憶された最高湿度とを比
    較して前記検出湿度が前記最高湿度より高いことを検出
    すると、前記検出湿度を最高湿度として前記最高湿度記
    憶手段の記憶内容を変更する最高湿度検出手段と、 前記測定周期毎に前記湿度センサの検出湿度を積算して
    積算湿度を記憶する湿度積算記憶手段と、 測定回数をカウントして設定回数に達すると出力指令を
    出力するカウント手段と、 前記出力指令が入力されると前記湿度積算記憶手段に記
    憶した前記積算湿度に基づいて平均湿度を演算する平均
    湿度演算手段と、 前記出力指令が入力されると前記最低湿度記憶手段に記
    憶されている最低湿度、前記最高湿度記憶手段に記憶さ
    れている最高湿度及び前記平均湿度演算手段によって演
    算した平均湿度を前記プリンタにプリント出力させ且つ
    前記最低湿度記憶手段、前記最高湿度記憶手段、前記湿
    度積算記憶手段及び前記カウント手段をリセットする制
    御手段とを具備してなる湿度測定装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105527317A (zh) * 2014-09-29 2016-04-27 华为技术有限公司 一种湿度测量的方法及装置
CN112880846A (zh) * 2021-03-17 2021-06-01 广东电网有限责任公司 一种温度显示仪

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