JPH05214968A - 内燃機関のスロットル弁戻し装置 - Google Patents

内燃機関のスロットル弁戻し装置

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Publication number
JPH05214968A
JPH05214968A JP1871592A JP1871592A JPH05214968A JP H05214968 A JPH05214968 A JP H05214968A JP 1871592 A JP1871592 A JP 1871592A JP 1871592 A JP1871592 A JP 1871592A JP H05214968 A JPH05214968 A JP H05214968A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
throttle
guide
valve
throttle valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1871592A
Other languages
English (en)
Inventor
郁雄 ▲高▼橋
Ikuo Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP1871592A priority Critical patent/JPH05214968A/ja
Publication of JPH05214968A publication Critical patent/JPH05214968A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Springs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】捩りスプリングからスプリングガイドに加わる
力が小さくなる捩りスプリング配置にし、スプリングガ
イドを強度的に満足できる薄肉してスプリングガイド及
び捩りスプリングのコンパクト化を図る。 【構成】スプリングガイド10,11のガイド部9外周
に外側捩りスプリング16の内周を接触させ、ガイド部
9内周に内側捩りスプリング17の外周を接触させる。
そして、ガイド9が外側及び内側捩りスプリング16,
17から受ける力が、互いに対向するように外側及び内
側捩りスプリング16,17を配置する。 【効果】スプリングガイドを合成樹脂材料で軽量,安価
に製作できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンへの吸入空気量
を制御するスロットル弁の戻し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の装置は、特開昭59−46346 号公報
に記載のように、スロットルボディに設けたスロットル
弁の弁軸にスロットルレバーを連結し、このスロットル
レバーを回動させることで上記スロットル弁を開くよう
になっている。復帰ばねは、エンジンの高速化に伴な
い、スロットル弁戻し装置に伝達される振動条件が増々
複雑にして苛酷なものになっているため、捩りスプリン
グを使用して共振点をエンジンの使用振動域外に離して
いる。この復帰ばねは、上記スロットル弁における弁軸
の外囲に内側スリーブ並びに外側スリーブを配置し、こ
れら上記スリーブの外周に復帰ばねとしての捩りスプリ
ングをそれぞれ巻回して構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、片持
はり構造の外側スリーブが受ける捩りスプリングからの
力を軽減する点について、配慮されてなかった。このた
め、外側スリーブの強度を増大するのに、肉厚を厚くし
てスペースを大きくせざるを得ず、スロットルボディの
コンパクト及び軽量化に問題があった。
【0004】本発明は、スプリングガイドが捩りスプリ
ングから受ける力を軽減し、スロットルボディのコンパ
クト及び軽量化が効果的に達成され得るスロットル弁戻
し装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、スプリングガイドのガイド部外周に外側捩りスプリ
ングの内周を接触させると共に、ガイド部内周に内側捩
りスプリングの外周を接触させ、ガイド部が外側及び内
側捩りスプリングから受ける力が、互いに対向するよう
に外側及び内側捩りスプリングを配置したものである。
【0006】また、スプリングガイドを合成樹脂材料で
形成し、ガイド部に少なくとも2つのスリットを設け
る。
【0007】
【作用】上記構成によれば、スプリングガイドのガイド
部が外側及び内側捩りスプリングから受ける力が、互い
に対向して打ち消しあうのでガイド部が受ける力が軽減
される。それによって、ガイド部を薄肉にしても強度的
に満足できるので、スロットル弁戻し装置のコンパクト
及び軽量化が図られる。
【0008】また、スプリングガイドを合成樹脂材料で
形成し、ガイド部にスリットを設けるので軽量にでき
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1,図2により
説明する。
【0010】スロットルボディ1には吸気通路に連通す
る弁孔2が形成されている。この弁孔2はスロットル弁
3の弁体4によって開閉されるようになっている。その
弁軸5の一端にはスロットルレバー6が一体的に連結さ
れており、このスロットルレバー6はアクセルペダル
(図示しない)等の操作子と連動して回動されるように
なっている。したがって、上記操作子によりスロットル
レバー6を介して上記弁軸5を回動させることで上記弁
4が開かれるものである。
【0011】一方、上記弁軸5の他端側にはストッパプ
レート7が固着されており、このストッパプレート7と
上記スロットルレバー6との間における弁軸5の周囲に
はスペーサ8を介してガイド部9を有するスロットルボ
ディ側のスプリングガイド10,スロットルレバー側の
スプリングガイド11が配置されている。これらスプリ
ングガイド10,11は、ガイド部9の一端側が端板部
12に一体的結合した構造になっている。さらに、スロ
ットルボディ側のスプリングガイド10は端部に嵌合部
を有し、スロットルボディ1のスロットルレバー6方向
に突出して形成された固定部13に、ストッパプレート
7及びスペーサ8との間に間隙があるように嵌合,配置
されている。
【0012】また、スプリングガイド10,11の端板
部12には、それぞれ突起部14,15が形成されてお
り、これら突起部14,15は上記固定部13及びスロ
ットルレバー6にそれぞれ嵌合されている。したがっ
て、スプリングガイド10はスロットルボディ1に固定
され、スプリングガイド11はスロットルレバー6を介
して上記弁軸5と一体的に回動されるようになってい
る。
【0013】そして、上記ガイド部9の外周には外側捩
りスプリング16が巻回され、ガイド部9の内周には内
側捩りスプリング17が巻回されている。これら捩りス
プリング16,17はその一端が上記スロットルレバー
6側のスプリングガイド11のフック部18,19にそ
れぞれ固定されていると共に、その他端はスロットルボ
ディ1側のスプリングガイド10のフック部20及び固
定部21にそれぞれ固定されている。
【0014】また、スプリングガイド10,11のガイ
ド部9外周に外側捩りスプリング16の内周が接触さ
れ、ガイド部9内周に内側捩りスプリング17が接触さ
れており、ガイド部9が外側及び内側捩りスプリング1
6,17から受ける力が互いに対向するように外側及び
内側捩りスプリング16,17が配置されている。
【0015】なお、固定部13は、ストッパプレート7
との干渉を防止する切欠き22が形成されている。
【0016】次に上記構成による一実施例の作用を説明
する。
【0017】アクセルペダル等の操作子を操作すると、
スロットルレバー6は外側及び内側捩りスプリング1
6,17に抗して回動され、また同時にスロットルレバ
ー6と共に弁軸5が同方向に回動されて、スロットル弁
3は開かれる。
【0018】また、逆に操作子を元に戻した場合には、
上記スロットルレバー6を外側及び内側捩りスプリング
16,17の復帰力によって逆方向に回動され、これに
よってスロットル弁3を閉じることができるものであ
る。
【0019】上記実施例によれば、スロットルレバー6
の回動に伴って上記捩りスプリング16,17も回動さ
れることになるが、このとき、スロットルレバー6側の
スプリングガイド11は弁軸5と一体的に連結されてい
ることから、これらも同時に回動される。スロットルボ
ディ1側のスプリングガイド10は、回動するストッパ
プレート7及びスペーサ8との間に間隙を有するよう
に、固定部13に固定されていることから、スロットル
レバー6と共に回動しない。
【0020】これより、スロットルレバー6が回動して
も、スプリングガイド10,11のガイド部9と外側及
び内側捩りスプリング16,17が接触している位置関
係がほぼ同じになる。よって、スプリングガイド10,
11のガイド部9が外側及び内側捩りスプリング16,
17から受ける力が、互いに対向して打ち消しあうので
ガイド部9が受ける力が軽減される。この結果、ガイド
部9を薄肉にしても強度的に満足できるので、スプリン
グガイド10,11と外側及び内側捩りスプリング1
6,17のコンパクト化が図られる。
【0021】他の実施例は図3に示す如く、合成樹脂材
料で形成されたスプリングガイド10,11の力が加わ
らない部分にスリット23を設ければ、スプリングガイ
ド10,11が軽量になり安価に製作できる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、スプリングガイドが捩
りスプリングから受ける力を軽減し、スプリングガイド
のガイド部を薄肉にできるので、スプリングガイドと捩
りスプリングのコンパクト及び軽量化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の縦断面図である。
【図2】図1中I方向からの矢視図である。
【図3】他の実施例のI方向からの矢視図である。
【符号の説明】
1…スロットルボディ、2…弁孔、3…スロットル弁、
4…弁体、5…弁軸、6…スロットルレバー、7…スト
ッパプレート、8…スペーサ、9…ガイド部、10…ス
プリングガイド、11…スプリングガイド、12…端板
部、13…固定部、14…突起部、15…突起部、16
…外側捩りスプリング、17…内側捩りスプリング、1
8…フック部、19…フック部、20…フック部、21
…固定部、22…切欠き、23…スリット。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スロットルボディ内に設けられたスロット
    ル弁の弁軸の先端にスロットルレバーを連結すると共
    に、前記弁軸の周囲にスプリングガイドを介して一端が
    前記スロットルボディに固定され、その他端部が前記ス
    ロットルレバーに固定された外側及び内側捩りスプリン
    グが配置されているスロットル弁戻し装置において、前
    記スプリングガイドのガイド部外周に前記外側捩りスプ
    リングの内周が接触し、前記ガイド部内周に前記内側捩
    りスプリングの外周が接触されており、前記ガイド部が
    受ける前記外側及び内側捩りスプリングからの力が互い
    に対向するように前記外側及び内側捩りスプリングを配
    置したことを特徴とする内燃機関のスロットル弁戻し装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のスプリングガイドが合成樹
    脂材料で形成され、前記ガイド部に少なくても2つのス
    リットを設けたことを特徴とする内燃機関のスロットル
    弁戻し装置。
JP1871592A 1992-02-04 1992-02-04 内燃機関のスロットル弁戻し装置 Pending JPH05214968A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1871592A JPH05214968A (ja) 1992-02-04 1992-02-04 内燃機関のスロットル弁戻し装置

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JP1871592A JPH05214968A (ja) 1992-02-04 1992-02-04 内燃機関のスロットル弁戻し装置

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JPH05214968A true JPH05214968A (ja) 1993-08-24

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ID=11979357

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1871592A Pending JPH05214968A (ja) 1992-02-04 1992-02-04 内燃機関のスロットル弁戻し装置

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JP (1) JPH05214968A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10533676B2 (en) 2016-09-07 2020-01-14 Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha Throttle device and method for manufacturing the same
US11306665B2 (en) 2018-08-30 2022-04-19 Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha Throttle device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10533676B2 (en) 2016-09-07 2020-01-14 Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha Throttle device and method for manufacturing the same
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