JPH0521490U - エアダクト - Google Patents
エアダクトInfo
- Publication number
- JPH0521490U JPH0521490U JP6939991U JP6939991U JPH0521490U JP H0521490 U JPH0521490 U JP H0521490U JP 6939991 U JP6939991 U JP 6939991U JP 6939991 U JP6939991 U JP 6939991U JP H0521490 U JPH0521490 U JP H0521490U
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- Japan
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- air
- air duct
- cooling
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- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷却用ファンを用いた強制空冷装置に装備さ
れるエアダクトに関し、強制空冷装置の冷却系の信頼性
向上を目的とする。 【構成】 エアダクト20内を流れる冷却用空気80の流路
と流量を制御する斜面部5bと流量制御孔6を具備してな
る空気流制御部材5をその空気流通部10内に装備してな
る。
れるエアダクトに関し、強制空冷装置の冷却系の信頼性
向上を目的とする。 【構成】 エアダクト20内を流れる冷却用空気80の流路
と流量を制御する斜面部5bと流量制御孔6を具備してな
る空気流制御部材5をその空気流通部10内に装備してな
る。
Description
【0001】
本考案は、冷却用ファンを用いた強制空冷装置に装備されるエアダクトに関す る。
【0002】
図3(a) と(b) は強制空冷装置の全体構成を示す模式的正面図と従来のエアダ クトの構造を示す模式的斜視図である。
【0003】 図3(a) に示すように、この強制空冷装置60は、複数のプリント板1を実装し たプリント板実装部30と、このプリント板実装部30にそれぞれ密接する形でその 上下に配置されたエアダクト40と、これらエアダクト40の上面と下面にそれぞれ 密接する形で配置された冷却用ファン15とによって構成されている。
【0004】 この強制空冷装置60は、下方に配置された冷却用ファン15から吸入した冷却用 空気80(以下空気80と呼ぶ)を下方側のエアダクト40で均一化してプリント板実 装部30に送り込み、プリント板実装部30から送出された空気80を上方側のエアダ クト40で均一化してこれを上方に配置された冷却用ファン15に送り込むことによ って強制的に空気80を流通させる。
【0005】 前記エアダクト40は、各プリント板1に実装されている電子部品2を冷却する 空気80の流れを均一化するための部材であって、このエアダクト40は空気流通部 10の形状が図3(b) に示すように筒型になっている。この空気流通部10の形状が 筒型になっているのは、この筒型形状が空気80を均一化するためには最も有効な 形であることが経験的に実証されているからである。なお、図3(b) に示す構造 のエアダクト40は、プリント板実装部30内に発熱量に差の無いプリント板1が実 装されている場合は極めて有効である。
【0006】
しかしながら、最近の傾向として発熱量に差のあるプリント板1を一つのプリ ント板実装部30に実装するケースが増えてきたが、こんな時は空気80の流れを均 一化するだけの従来型のエアダクト40では効果が無い。従って、このような場合 は発熱量の最も大きいプリント板1を充分に冷却できる大容量の冷却用ファンを 装備することでこれに対処することになる。ただし、発熱量の大きいプリント板 対応に大型の冷却用ファン15を用いるとなると、発熱量の比較的小さいプリント 板に対しては当然過剰冷却となる。また、発熱量に差のある複数のプリント板1 に対して無差別に最大級の冷却を行うということは冷却用ファン15の大型化につ ながり、装置の小型化,低騒音化を阻害する原因となる。
【0007】 本考案は空気の流路と流量を制御する空気流制御部材をエアダクトの空気流通 部に配置することによって冷却系の信頼性を格段に向上したエアダクトを実現し ようとする。
【0008】
本考案によるエアダクトは、図1に示すように、エアダクト20を流れる空気80 の流路と流量を制御する斜面部5bと流量制御孔6を具備してなる空気流制御部材 5をその空気流通部10に装備する。
【0009】
この空気流制御部材5はエアダクト20内を流れる空気80の流路と流量を制御す る斜面部5bと流量制御孔6を具備していることから、これを各プリント板1の発 熱量に対応させる形で空気流通部10内に配置することによってこれらプリント板 1はその発熱量に応じて冷却される。
【0010】
以下実施例図に基づいて本考案を詳細に説明する。 図1(a) と(b) は本考案の一実施例を示す斜視図とそのA−A線断面図、図2 は本考案によるエアダクトの一実装例を示す模式的正面図であるが、前記図3と 同一部分にはそれぞれ同一符号を付している。
【0011】 図1(a) と(b) に示すように、本考案によるエアダクト20は、当該エアダクト 20内を流れる空気80の流路と流量を制御する空気流制御部材5をその空気流通部 10内に配置した構造になっている。
【0012】 この空気流制御部材5は、図1(b) に示すように、空気80の流路を制御する水 平面部5aと斜面部5bとから成る板状の部材であって、これら水平面部5aと斜面部 5bには空気80の流量を制御するための流量制御孔6が形成されている。例えばパ ンチングボード(板金材料等に多数の孔を穿孔した構造のもの)等を用いて製作 されるこの空気流制御部材5は、前記水平面部5aのサイズ(面積)αを変化させ たり,斜面部5bの傾斜角度θを変化させたりすることによって空気80の流路を制 御し、流量制御孔6のサイズ(大きさ)と数を変化させることによって空気80の 流量を制御する。なお、この空気流制御部材5を金網を使用して製作するのも一 方法である。
【0013】 図1(a) は前記空気流制御部材5をエアダクト20の両サイドに配置した形にな っているが、この空気流制御部材5の位置と配置数はプリント板実装部30に実装 される各プリント板1の発熱量対応に決められる。なお、図1(a) と(b) に示し た空気流制御部材5は何れもその片側のみに斜面部5bを設けた形になっているが この斜面部5bを水平面部5aの両側に設ける場合も有り得る。
【0014】 以下図2に基づいてこのエアダクトの実装例を説明する。 図2に示すように、この強制空冷装置50は、両サイドに空気流制御部材5を装 備したエアダクト20がプリント板実装部30の上下に互いに対となる形で配置され ている。空気流制御部材5をこのような形で配置することにより、プリント板実 装部30の中央部分に配置されている高発熱プリント板1aを冷却する空気80はその 進路を遮るものが無いので矢印で示すように真っ直ぐに上昇し、プリント板実装 部30の両側部分に配置されている低発熱プリント板1bを冷却する空気80は空気流 制御部材5の斜面部5bと水平面部5aに形成された流量制御孔6を潜り抜けて上昇 する。このため、高発熱プリント板1aを冷却する空気80の上昇速度は低発熱プリ ント板1bを冷却する空気80の速度よりも速く,かつ空気量も多いことから高発熱 プリント板1aの方が低発熱プリント板1bよりも余計に冷却されて冷却系のバラン スが保たれる。
【0015】 本考案によるエアダクト20は、空気80の流路と流量を制御する空気流制御部材 5を空気流通部10内に配置した構造になっていることから、発熱量が互いに異な る複数のプリント板を実装した強制空冷装置50に対しては特に効果的である。
【0016】
以上の説明から明らかなように、本考案によるエアダクトは、冷却用空気の流 路と流量を選択的に調整し得る構造であることから、発熱量が互いに異なる複数 のプリント板を実装した強制空冷装置に対しては特に効果的である。
【図1】 本考案の一実施例を示す斜視図とそのA−A
線断面図である。
線断面図である。
【図2】 本考案によるエアダクトの一実装例を示す模
式的正面図である。
式的正面図である。
【図3】 強制空冷装置の全体構成を示す模式的正面図
と従来のエアダクトの構造を示す模式的斜視図である。
と従来のエアダクトの構造を示す模式的斜視図である。
1 プリント板 1a 高発熱プリ
ント板 1b 低発熱プリント板 2 電子部品 5 空気流制御部材 5a 水平面部 5b 斜面部 6 流量制御孔 10 空気流通部 15 冷却用ファ
ン 20,40 エアダクト 30 プリント板
実装部 50,60 強制空冷装置 80 空気(冷却
用空気) α 水平面部の面積 θ 斜面部の傾
斜角度
ント板 1b 低発熱プリント板 2 電子部品 5 空気流制御部材 5a 水平面部 5b 斜面部 6 流量制御孔 10 空気流通部 15 冷却用ファ
ン 20,40 エアダクト 30 プリント板
実装部 50,60 強制空冷装置 80 空気(冷却
用空気) α 水平面部の面積 θ 斜面部の傾
斜角度
Claims (1)
- 【請求項1】 冷却用ファンを用いた強制空冷装置に装
備されるエアダクトであって、 エアダクト(20)を流れる冷却用空気(80)の流路と流量を
制御する斜面部(5b)と流量制御孔(6) を具備してなる空
気流制御部材(5) をその空気流通部(10)内に装備してな
ることを特徴とするエアダクト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6939991U JPH0521490U (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | エアダクト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6939991U JPH0521490U (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | エアダクト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0521490U true JPH0521490U (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=13401489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6939991U Withdrawn JPH0521490U (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | エアダクト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0521490U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0798195A (ja) * | 1993-08-25 | 1995-04-11 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 冷却モジュール |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP6939991U patent/JPH0521490U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0798195A (ja) * | 1993-08-25 | 1995-04-11 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 冷却モジュール |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19951102 |