JPH0521469Y2 - - Google Patents

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JPH0521469Y2
JPH0521469Y2 JP6987587U JP6987587U JPH0521469Y2 JP H0521469 Y2 JPH0521469 Y2 JP H0521469Y2 JP 6987587 U JP6987587 U JP 6987587U JP 6987587 U JP6987587 U JP 6987587U JP H0521469 Y2 JPH0521469 Y2 JP H0521469Y2
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opening
instrument panel
soft pad
front differential
automobile instrument
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JP6987587U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、フロントデフ開口部に特長がある自
動車用インストルメントパネルに関するものであ
る。
〔考案の背景〕
従来のこの種の自動車用インストルメントパネ
ルとしては、例えば第2図及び第3図に示すよう
なものがある。この自動車用インストルメントパ
ネル1の構成は鉄板製芯材2と軟質発泡ウレタン
の如き軟質樹脂材料で発泡成形されかつ表面に表
皮層3′が一体成形された軟質パツド3を接着し
たものであつて、このインストルメトパネル1
は、車体に設けられているパネル4の表面に取付
ねじ5によつて固着されるものである。また上記
インストルメントパネル1には、冷風又は暖風を
吹き出さしめるための開口部(フロントデフ)6
が形成されているが、通常は、この開口部6の見
栄えを良くするため、あるいは商品性を高めるた
めに該開口部6にフロントデフグリル7が嵌着さ
れている。
このように、上記開口部6にグリル7を嵌着す
ることは、商品性等が高められる特長があるが、
その反面、上記開口部6に嵌着される寸法精度の
高いフロントデフグリル7の製作が必要となつ
て、フロントデフグリル7の製作費及び該グリル
7を取付けるための作業工程が付加され、製品コ
ストが高くなるといつた問題点が生じていた。
そこで、この問題点を解消するために、フロン
トデフグリル7を省くことが提案されているが、
このフロントデフグリル7を省くことで、第4図
に示す如く、開口部6口縁の軟質パツド3が露出
され、該軟質パツド3の露出面3″に照射される
太陽光によつて、その軟質パツド3が経時的に変
色し、さらには劣化、変質により粉が生じる等と
いつた不具合が生じている。
そこで更には、耐光性の良い軟質樹脂発泡品の
開発が進められてはいるものの、現状では非常に
難しく、軟質樹脂発泡品からの対策はできない。
また、軟質パツドの開口切断面に光が当らないよ
うにする軟質パツドのデザインが検討されている
ものの、全体のデザインが優先し、ほとんど期待
できないのが実情である。
〔考案の目的〕
本考案は、かかることに鑑みてなされたもので
開口部の口縁に露出される軟質パツドに、太陽光
が照射されないように、上記開口部の形状を設定
することにより、上記軟質パツド開口部の変質変
色を抑制することができる自動車用インストルメ
ントパネルを提供することを目的とするものであ
る。
〔考案の実施例〕
以下に本考案を、第1図に示す実施例に基いて
詳細に説明するが、本実施例では開口部の形状が
従来例のものと異り、その他の構造は従来例と同
じであるので、その同一部分は従来例で引用した
符号を付してその同一構造部の説明を省略する。
即ち第1図イに示す開口部6の断面形状は、イ
ンストルメントパネル1の表面から裏面に向つ
て、その開口面積が漸次広がる傾斜面とすること
により、その開口部6の開口周壁面に外来光が直
接に照射されないように形成した。また第1図
ロ,ハ,ニに示す実施例は、インストルメントパ
ネル1の表面に形成されている表皮層3′の口径
よりも、そのインストルメントパネル1の口径を
広く形成して、その表皮層3′により開口部6の
日差しを形成して、そのインストルメントパネル
1の開口周壁面に直射光が当ることを防いでいる
ものである。
このように、本実施例にあつては、自動車用イ
ンストルメントパネル1に穿設した通気用の開口
部6が、その表面側開口面積が、裏面側開口面積
よりも小さくなるように形成されていることか
ら、その開口部6の表面側から照射される太陽光
等の直射光が、開口部6の周壁面に直接当ること
がなくなるため、この開口部周壁面に露出される
軟質パツド3の変質、変色が有効に防止でき、耐
久性が向上される特長がある。
〔考案の概要〕
以上のように、本考案は、軟質のパツドが装着
されている自動車用インストルメントパネルにお
いて、フロントデフ開口部の開口面積がパツト表
皮部より下層部材の開口面積より小さくしたこと
を特徴とする自動車用インストルメントパネルで
ある。
〔考案の効果〕
従つて、この自動車用インストルメントパネル
によれば、その開口部6の表面側から照射される
太陽光等の直射光が、開口部6の周壁面に直接当
ることがなくなるため、この開口部周壁面に露出
される軟質パツド3の変質、変色が有効に防止で
き、耐久性が向上される特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図イ,ロ,ハ,ニは本考案よりなるパネル
の各実施例を示した夫々の要部拡大断面図、第2
図は自動車用インストルメントパネルの説明斜視
図、第3図及び第4図は、夫々の従来例を示した
要部断面図である。 3……軟質パツド、3′……表皮層、6……開
口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軟質のパツドが装着されている自動車用インス
    トルメントパネルにおいて、フロントデフ開口部
    の開口面積がパツト表皮部より下層部材の開口面
    積より小さくしたことを特徴とする自動車用イン
    ストルメントパネル。
JP6987587U 1987-05-11 1987-05-11 Expired - Lifetime JPH0521469Y2 (ja)

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JP6987587U JPH0521469Y2 (ja) 1987-05-11 1987-05-11

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Publication Number Publication Date
JPS63180333U JPS63180333U (ja) 1988-11-22
JPH0521469Y2 true JPH0521469Y2 (ja) 1993-06-02

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