JPH05213723A - 頭髪化粧料 - Google Patents
頭髪化粧料Info
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- JPH05213723A JPH05213723A JP4057127A JP5712792A JPH05213723A JP H05213723 A JPH05213723 A JP H05213723A JP 4057127 A JP4057127 A JP 4057127A JP 5712792 A JP5712792 A JP 5712792A JP H05213723 A JPH05213723 A JP H05213723A
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- Japan
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- hair
- extract
- shampoo
- cosmetic
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 ムラサキセンブリの抽出物を配合することを
特徴とする頭髪化粧料。 【効果】 本発明の頭髪化粧料は、毛髪の櫛通りを改善
し、コンディショニング効果を著しく増加させる効果に
優れている。
特徴とする頭髪化粧料。 【効果】 本発明の頭髪化粧料は、毛髪の櫛通りを改善
し、コンディショニング効果を著しく増加させる効果に
優れている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は頭髪化粧料に関し、更に
詳しくは毛髪の櫛通りを良くし、コンディショニング効
果に優れた頭髪化粧料に関するものである。
詳しくは毛髪の櫛通りを良くし、コンディショニング効
果に優れた頭髪化粧料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シャンプーは一般にアニオン性界面活性
剤を多量に含んでおり、頭髪を洗浄すると、汚れの他に
頭髪表面の皮脂やその他の油分が同時に洗い落とされて
しまう。従って、頭髪の感触が悪くなり、パサつき、そ
して櫛通り性が悪くなるといった悪影響が生じてくる。
また、頭皮の油分も除去されるので、ふけが発生しやす
くなる。従来、これらの欠点を解消するために、シャン
プー基剤に油分等を配合し、洗髪中に油分を補給する方
法がから採用されてきた。しかしながら、これらの欠点
を解消するのに充分な量の油分を安定に配合することは
難しく、また、何らかの方法で多量の油分を安定に配合
させたとしても、シャンプー本来の機能である起泡効果
や洗浄効果が劣ったものになってしまう。
剤を多量に含んでおり、頭髪を洗浄すると、汚れの他に
頭髪表面の皮脂やその他の油分が同時に洗い落とされて
しまう。従って、頭髪の感触が悪くなり、パサつき、そ
して櫛通り性が悪くなるといった悪影響が生じてくる。
また、頭皮の油分も除去されるので、ふけが発生しやす
くなる。従来、これらの欠点を解消するために、シャン
プー基剤に油分等を配合し、洗髪中に油分を補給する方
法がから採用されてきた。しかしながら、これらの欠点
を解消するのに充分な量の油分を安定に配合することは
難しく、また、何らかの方法で多量の油分を安定に配合
させたとしても、シャンプー本来の機能である起泡効果
や洗浄効果が劣ったものになってしまう。
【0003】一方、シャンプーによる洗髪後に別の頭髪
用化粧料、例えばヘアーリンス、ヘアートリートメント
等を使用して、シャンプーによる洗髪後の髪の感触を改
善する方法も一般に使用されている。この方法は、その
頭髪化粧料中に配合したカチオン性界面活性剤や油分を
頭髪に吸着させて好ましい風合および柔軟性を与えるも
のである。しかしながら、従来から頻繁に用いられるカ
チオン性界面活性剤は皮膚や眼に対する刺激が強く、安
全性の面ではいまだ満足できるものではなかった。更
に、ヘアーリンス類に、皮膚や眼に対する安全性の高い
両性界面活性剤を配合するという試みも行われている
が、これも安全性が高い反面、リンス効果に劣るという
欠点があり、未だ満足できるものではない。
用化粧料、例えばヘアーリンス、ヘアートリートメント
等を使用して、シャンプーによる洗髪後の髪の感触を改
善する方法も一般に使用されている。この方法は、その
頭髪化粧料中に配合したカチオン性界面活性剤や油分を
頭髪に吸着させて好ましい風合および柔軟性を与えるも
のである。しかしながら、従来から頻繁に用いられるカ
チオン性界面活性剤は皮膚や眼に対する刺激が強く、安
全性の面ではいまだ満足できるものではなかった。更
に、ヘアーリンス類に、皮膚や眼に対する安全性の高い
両性界面活性剤を配合するという試みも行われている
が、これも安全性が高い反面、リンス効果に劣るという
欠点があり、未だ満足できるものではない。
【0004】また、前記の問題点を解決する方法とし
て、特開昭62−263113号公報にはビワから抽出
した抽出物を配合した毛髪化粧料、特開昭63−575
13号公報にはスイレン科植物の抽出物を配合した頭髪
化粧料が開示されているが、充分満足できる効果には至
っていない。
て、特開昭62−263113号公報にはビワから抽出
した抽出物を配合した毛髪化粧料、特開昭63−575
13号公報にはスイレン科植物の抽出物を配合した頭髪
化粧料が開示されているが、充分満足できる効果には至
っていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
の問題点を持たずに、頭髪に潤い、滑らかさ、しなやか
さ、そして適度のハリ(コシ)を与える頭髪化粧料を提
供することにある。
の問題点を持たずに、頭髪に潤い、滑らかさ、しなやか
さ、そして適度のハリ(コシ)を与える頭髪化粧料を提
供することにある。
【0006】本発明者等は、そのような頭髪化粧料を得
るために鋭意研究を行った結果、ムラサキセンブリの抽
出物を配合することにより、毛髪の櫛通りを改善し、優
れたコンディショニング効果を持つことを見出し、本発
明を完成した。
るために鋭意研究を行った結果、ムラサキセンブリの抽
出物を配合することにより、毛髪の櫛通りを改善し、優
れたコンディショニング効果を持つことを見出し、本発
明を完成した。
【0007】
【課題を解決する為の手段】すなわち、本発明はムラサ
キセンブリ(Swertia pseudochinsis Hara)の抽出物を
配合することを特徴とする頭髪化粧料を提供するもので
ある。
キセンブリ(Swertia pseudochinsis Hara)の抽出物を
配合することを特徴とする頭髪化粧料を提供するもので
ある。
【0008】以下、本発明の構成について詳述する。
【0009】本発明に使用されるムラサキセンブリの抽
出物は、開花期のムラサキセンブリ全草の乾燥粉砕物を
適当な溶媒を用いて抽出した抽出液、または抽出液を濃
縮したものであり、粉末として頭髪化粧料に配合しても
良いし、適当な溶媒で抽出した抽出液として配合しても
良い。
出物は、開花期のムラサキセンブリ全草の乾燥粉砕物を
適当な溶媒を用いて抽出した抽出液、または抽出液を濃
縮したものであり、粉末として頭髪化粧料に配合しても
良いし、適当な溶媒で抽出した抽出液として配合しても
良い。
【0010】一般的な抽出法は、開花期のムラサキセン
ブリ全草の乾燥粉砕物を、溶媒、例えば水、低級アルコ
ール、含水低級アルコールのような適当な溶媒により抽
出し、残渣を濾別することによって得られる。また、抽
出液中の溶媒を蒸留後さらに1,3−ブチレングリコー
ルのような溶媒に溶解したり、また、得られた抽出液を
適当な溶媒に溶解したり、濃縮した濃縮物として、本発
明に使用することも出来る。また別の方法として、上記
抽出液をシリカゲルクロマトグラフィーなどの吸着系ク
ロマトグラフィーを用いて分画して得られる抽出物を用
いることもできる。
ブリ全草の乾燥粉砕物を、溶媒、例えば水、低級アルコ
ール、含水低級アルコールのような適当な溶媒により抽
出し、残渣を濾別することによって得られる。また、抽
出液中の溶媒を蒸留後さらに1,3−ブチレングリコー
ルのような溶媒に溶解したり、また、得られた抽出液を
適当な溶媒に溶解したり、濃縮した濃縮物として、本発
明に使用することも出来る。また別の方法として、上記
抽出液をシリカゲルクロマトグラフィーなどの吸着系ク
ロマトグラフィーを用いて分画して得られる抽出物を用
いることもできる。
【0011】本発明におけるムラサキセンブリの抽出物
の配合量は、頭髪化粧料全量中、乾燥重量で0.001
〜5重量%、好ましくは0.01〜1重量%である。
0.001重量%未満では、配合しても本発明の効果が
発揮されず、5重量%を超えると、製品の製造工程上好
ましくない。
の配合量は、頭髪化粧料全量中、乾燥重量で0.001
〜5重量%、好ましくは0.01〜1重量%である。
0.001重量%未満では、配合しても本発明の効果が
発揮されず、5重量%を超えると、製品の製造工程上好
ましくない。
【0012】本発明の頭髪化粧料は、前記の必須成分に
加えて必要に応じて本発明の効果を損なわない範囲で頭
髪化粧料に通常使用されている任意の成分を使用するこ
とが出来る。これらの成分としては、アニオン界面活性
剤、カチオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、油分、
紫外線吸収剤、防腐剤、保湿剤、香料、水、アルコー
ル、増粘剤、色剤、金属イオン封鎖剤、酸化防止剤、薬
剤等が挙げられる。
加えて必要に応じて本発明の効果を損なわない範囲で頭
髪化粧料に通常使用されている任意の成分を使用するこ
とが出来る。これらの成分としては、アニオン界面活性
剤、カチオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、油分、
紫外線吸収剤、防腐剤、保湿剤、香料、水、アルコー
ル、増粘剤、色剤、金属イオン封鎖剤、酸化防止剤、薬
剤等が挙げられる。
【0013】また本発明の化粧料は、頭皮ないし頭髪に
使用するものを広く指し、例えば、ヘアーローション、
ヘアーリキッド、頭皮用乳液、ヘアークリーム、シャン
プー、ヘアーリンス、ヘアートリートメント、ヘアーフ
ォーム、ヘアースプレー、パーマ剤、ヘアダイ等が含ま
れる。
使用するものを広く指し、例えば、ヘアーローション、
ヘアーリキッド、頭皮用乳液、ヘアークリーム、シャン
プー、ヘアーリンス、ヘアートリートメント、ヘアーフ
ォーム、ヘアースプレー、パーマ剤、ヘアダイ等が含ま
れる。
【0014】
【実施例】次に、実施例によって本発明をさらに詳細に
説明する。試験例1、2は髪に対する櫛通り性改善試験
とコンディショニング性能評価試験である。これは毛髪
に対する作用の一般的な試験方法である。尚、本発明
は、これによって限定されるものではない。配合量は重
量%である。
説明する。試験例1、2は髪に対する櫛通り性改善試験
とコンディショニング性能評価試験である。これは毛髪
に対する作用の一般的な試験方法である。尚、本発明
は、これによって限定されるものではない。配合量は重
量%である。
【0015】試験例1 本例は、ムラサキセンブリの抽出物で処理した頭髪の動
摩擦係数について説明する。
摩擦係数について説明する。
【0016】ムラサキセンブリ抽出物の1.0%溶液を
以下の製法によって用意した。(製法)開花期のムラサ
キセンブリ全草の乾燥粉砕物50gを90v/v%エタ
ノール750mlで2日間、室温で抽出した。濾過して
固液を分離し、抽出残渣について同様の抽出操作を3回
繰り返した。得られた抽出液を併せて減圧下に濃縮し、
得られた濃縮物(固形物含有量5.4g)にエタノール
および精製水を加えて、エタノール濃度を70v/v
%、全量を50mlに調製した。その後、5℃で1週間
放置し、不溶物を濾別し、濾液を減圧下に乾固し(固形
物4.2g)、70v/v%エタノールを加えてムラサ
キセンブリ抽出物の1%溶液を作成した。
以下の製法によって用意した。(製法)開花期のムラサ
キセンブリ全草の乾燥粉砕物50gを90v/v%エタ
ノール750mlで2日間、室温で抽出した。濾過して
固液を分離し、抽出残渣について同様の抽出操作を3回
繰り返した。得られた抽出液を併せて減圧下に濃縮し、
得られた濃縮物(固形物含有量5.4g)にエタノール
および精製水を加えて、エタノール濃度を70v/v
%、全量を50mlに調製した。その後、5℃で1週間
放置し、不溶物を濾別し、濾液を減圧下に乾固し(固形
物4.2g)、70v/v%エタノールを加えてムラサ
キセンブリ抽出物の1%溶液を作成した。
【0017】予め、市販のシャンプー(通常のアルキル
硫酸エステル塩系シャンプー)で洗浄し、充分に水です
すいだ毛束(長さ15cm,10g)を前記のムラサキ
センブリ抽出液中または70v/v%エタノール溶液中
(対照用)に40℃で10分間浸漬し、40℃の水で充
分すすいだ後、室温にて24時間風乾した。これらの毛
髪について動摩擦係数を測定した。結果を以下の表1に
示す。動摩擦係数の測定は、日本レオロジー社製の摩擦
磨耗試験器NRF型を使用し、荷重20g、10rpm
の条件で行い、各10回の平均値で示した。測定条件
は、温度25℃および湿度50%であった。
硫酸エステル塩系シャンプー)で洗浄し、充分に水です
すいだ毛束(長さ15cm,10g)を前記のムラサキ
センブリ抽出液中または70v/v%エタノール溶液中
(対照用)に40℃で10分間浸漬し、40℃の水で充
分すすいだ後、室温にて24時間風乾した。これらの毛
髪について動摩擦係数を測定した。結果を以下の表1に
示す。動摩擦係数の測定は、日本レオロジー社製の摩擦
磨耗試験器NRF型を使用し、荷重20g、10rpm
の条件で行い、各10回の平均値で示した。測定条件
は、温度25℃および湿度50%であった。
【0018】
【表1】
【0019】表1に示すように、ムラサキセンブリの抽
出物で処理した頭髪の動摩擦係数は未処理の頭髪の動摩
擦係数より低い値を示す。これは、前者の平滑性および
柔軟性が優れていることを意味する。このことから、ム
ラサキセンブリの抽出物のコンディショニング効果が優
れていることがわかる。
出物で処理した頭髪の動摩擦係数は未処理の頭髪の動摩
擦係数より低い値を示す。これは、前者の平滑性および
柔軟性が優れていることを意味する。このことから、ム
ラサキセンブリの抽出物のコンディショニング効果が優
れていることがわかる。
【0020】試験例2 本例は、本発明によるムラサキセンブリの抽出物が頭髪
に与える効果について説明する。
に与える効果について説明する。
【0021】試験対象者として、18才から24才の女
性20名を選んだ。各試験対象者は、市販シャンプー
(通常のアルキル硫酸エステル系シャンプー)で洗髪後
の頭髪に、後記の表2に示す3種類のヘアーリンス12
gずつを塗布し、約40℃の水ですすぎ洗い落としてか
ら、タオルドライ後、ドライヤー処理中およびドライヤ
ー処理後の頭髪の感触を「よい」、「普通」および「よ
くない」の3段階で判定し、判定結果を「よい」と答え
た人の人数で評価した。
性20名を選んだ。各試験対象者は、市販シャンプー
(通常のアルキル硫酸エステル系シャンプー)で洗髪後
の頭髪に、後記の表2に示す3種類のヘアーリンス12
gずつを塗布し、約40℃の水ですすぎ洗い落としてか
ら、タオルドライ後、ドライヤー処理中およびドライヤ
ー処理後の頭髪の感触を「よい」、「普通」および「よ
くない」の3段階で判定し、判定結果を「よい」と答え
た人の人数で評価した。
【0022】ムラサキセンブリの抽出物の5%溶液は以
下の製法によった。 (製法)開花期のムラサキセンブリ全草の乾燥粉砕物5
0gを80〜90℃の精製水750mlに浸漬し、1時
間抽出した。濾過して固液を分離し、抽出残渣について
同様の操作を3回繰り返した。得られた抽出液を併せて
減圧下に濃縮し、得られた濃縮物(固形物含有量10.
0g)にエタノールおよび精製水を加えてエタノール濃
度を50v/v%、全量を50mlに調製した。その
後、5℃で1週間放置し、不溶物を濾別し、濾液を減圧
下に乾固し(固形物6.5g)、70v/v%エタノー
ルを加えてムラサキセンブリ抽出物の5%溶液を作成し
た。
下の製法によった。 (製法)開花期のムラサキセンブリ全草の乾燥粉砕物5
0gを80〜90℃の精製水750mlに浸漬し、1時
間抽出した。濾過して固液を分離し、抽出残渣について
同様の操作を3回繰り返した。得られた抽出液を併せて
減圧下に濃縮し、得られた濃縮物(固形物含有量10.
0g)にエタノールおよび精製水を加えてエタノール濃
度を50v/v%、全量を50mlに調製した。その
後、5℃で1週間放置し、不溶物を濾別し、濾液を減圧
下に乾固し(固形物6.5g)、70v/v%エタノー
ルを加えてムラサキセンブリ抽出物の5%溶液を作成し
た。
【0023】次に、比較として用いたビワ抽出物の製法
を以下に示す。 (製法)ビワの乾燥葉10gを80〜90℃の精製水1
50mlに浸漬し、1時間抽出した。濾過して固液を分
離し、抽出残渣について同様の操作を3回繰り返した。
得られた抽出液を併せて減圧下に濃縮し、得られた濃縮
物(固形物含有量1.2g)にエタノールおよび精製水
を加えてエタノール濃度を50v/v%、全量を50m
lに調製した。その後、5℃で1週間放置し、不溶物を
濾別し、濾液を減圧下に乾固し(固形物0.9g)、7
0v/v%エタノールを加えてビワ抽出物の5%溶液を
作成した。
を以下に示す。 (製法)ビワの乾燥葉10gを80〜90℃の精製水1
50mlに浸漬し、1時間抽出した。濾過して固液を分
離し、抽出残渣について同様の操作を3回繰り返した。
得られた抽出液を併せて減圧下に濃縮し、得られた濃縮
物(固形物含有量1.2g)にエタノールおよび精製水
を加えてエタノール濃度を50v/v%、全量を50m
lに調製した。その後、5℃で1週間放置し、不溶物を
濾別し、濾液を減圧下に乾固し(固形物0.9g)、7
0v/v%エタノールを加えてビワ抽出物の5%溶液を
作成した。
【0024】
【表2】
【0025】表2に示すように、ムラサキセンブリの抽
出物で処理した頭髪は、潤い、なめらかさ、しなやかさ
及びはり(こし)の面で優れた効果を示し、このことか
ら、ムラサキセンブリの抽出物のコンディショニング効
果が優れていることがわかる。
出物で処理した頭髪は、潤い、なめらかさ、しなやかさ
及びはり(こし)の面で優れた効果を示し、このことか
ら、ムラサキセンブリの抽出物のコンディショニング効
果が優れていることがわかる。
【0026】実施例1 下記の成分を常法によって混合して、パール感のあるシ
ャンプーを調製した。 成分 重量% ポリオキシエチレンラウリル硫酸ナトリウム 16.0 ラウリン酸ジエタノールアミド 4.0 ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 5.0 エチレングリコールジステアレート 2.0 ムラサキセンブリ抽出液※ 1.0 防腐剤 適 量 香料 適 量 精製水 残 余 ※試験例1で調製したムラサキセンブリ抽出液
ャンプーを調製した。 成分 重量% ポリオキシエチレンラウリル硫酸ナトリウム 16.0 ラウリン酸ジエタノールアミド 4.0 ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 5.0 エチレングリコールジステアレート 2.0 ムラサキセンブリ抽出液※ 1.0 防腐剤 適 量 香料 適 量 精製水 残 余 ※試験例1で調製したムラサキセンブリ抽出液
【0027】このシャンプーで洗髪した頭髪は、洗髪後
にパサつきがなく、櫛通りも良好であった。また、その
頭髪には良好な潤いが得られ、なめらかさ、しなやか
さ、およびはりも良好であった。
にパサつきがなく、櫛通りも良好であった。また、その
頭髪には良好な潤いが得られ、なめらかさ、しなやか
さ、およびはりも良好であった。
【0028】実施例2 下記の成分を常法によってヘアーリンスを調製した。 成分 重量% 塩化セチルトリメチルアンモニウム 1.5 セタノール 2.5 スクワラン 2.0 ポリエキシエチレンステアリルエーテル(5E.O.) 1.0 ムラサキセンブリ抽出液※ 2.0 1,3−ブチレングリコール 5.0 防腐剤 適 量 香料 適 量 精製水 残 余 ※試験例1で調製したムラサキセンブリ抽出液
【0029】市販のシャンプー(通常のアルキル硫酸エ
ステル系シャンプー)で洗髪した後に、本例のヘアーリ
ンスで処理したところ、頭髪には良好な潤いが得られ、
なめらかさ、およびはりも良好であった。
ステル系シャンプー)で洗髪した後に、本例のヘアーリ
ンスで処理したところ、頭髪には良好な潤いが得られ、
なめらかさ、およびはりも良好であった。
【0030】実施例3 下記の成分を常法によってヘアートリートメントを調製
した。 成分 重量% 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 2.5 塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 1.5 セタノール 5.0 流動パラフィン 2.0 オクチルドデカノール 2.0 ポリエキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.5 ムラサキセンブリ抽出液※ 5.0 プロピレングリコール 5.0 防腐剤 適 量 香料 適 量 精製水 残 余 ※試験例1で調製したムラサキセンブリ抽出液
した。 成分 重量% 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 2.5 塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 1.5 セタノール 5.0 流動パラフィン 2.0 オクチルドデカノール 2.0 ポリエキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.5 ムラサキセンブリ抽出液※ 5.0 プロピレングリコール 5.0 防腐剤 適 量 香料 適 量 精製水 残 余 ※試験例1で調製したムラサキセンブリ抽出液
【0031】市販のシャンプー(通常のアルキル硫酸エ
ステル系シャンプー)で洗髪した後に、本例のヘアート
リートメントで処理したところ、頭髪には良好な潤いが
得られなめらかさ、およびはりも良好であった。
ステル系シャンプー)で洗髪した後に、本例のヘアート
リートメントで処理したところ、頭髪には良好な潤いが
得られなめらかさ、およびはりも良好であった。
【0032】実施例4 下記の成分を常法によってヘアークリームを調製した。 成分 重量% ミツロウ 3.0 ワセリン 5.0 ステアリルアルコール 5.0 流動パラフィン 30.0 スクワラン 10.0 ポリエキシエチレンセチルエーテル(60E.O.) 2.5 ムラサキセンブリ抽出物※ 0.2 EDTA−2Na 0.1 防腐剤 適 量 香料 適 量 精製水 残 余 ※試験例2で調製したムラサキセンブリ抽出液
【0033】このヘアークリームを塗布した頭髪は、良
好な潤い、およびはりをもち、しなやかさおよびなめら
かさも良好であった。
好な潤い、およびはりをもち、しなやかさおよびなめら
かさも良好であった。
【0034】実施例5 下記の成分を常法によってヘアーセットローションを調
製した。 成分 重量% ポリビニルピロリドン 2.0 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 1.0 ジプロピレングリコール 3.0 ムラサキセンブリ抽出物※ 0.5 エタノール 30.0 香料 適 量 精製水 残 余 ※試験例2で調製したムラサキセンブリ抽出液
製した。 成分 重量% ポリビニルピロリドン 2.0 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 1.0 ジプロピレングリコール 3.0 ムラサキセンブリ抽出物※ 0.5 エタノール 30.0 香料 適 量 精製水 残 余 ※試験例2で調製したムラサキセンブリ抽出液
【0035】市販のシャンプー(通常のアルキル硫酸エ
ステル系シャンプー)で洗髪した後に、本例のヘアーセ
ットローションで処理し、ドライヤーで乾燥させたとこ
ろ、頭髪に良好な潤いが得られなめらかさ、およびはり
も良好であった。
ステル系シャンプー)で洗髪した後に、本例のヘアーセ
ットローションで処理し、ドライヤーで乾燥させたとこ
ろ、頭髪に良好な潤いが得られなめらかさ、およびはり
も良好であった。
【0036】実施例6 下記の成分を常法によってヘアーフォームを調製した。 成分 重量% 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.5 ガフカット755 [GAF社製のカチオン性樹脂] 15.0 流動パラフィン 1.0 シリコン油 2.0 ムラサキセンブリ抽出物※ 1.0 エタノール 10.0 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(80E.O.) 1.0 香料 適 量 精製水 残 余 ※試験例2で調製したムラサキセンブリ抽出液
【0037】上記の各成分から製造した原液95重量部
に、噴射剤として液化石油ガス5重量部を加えて、エア
ゾール缶に充填した。
に、噴射剤として液化石油ガス5重量部を加えて、エア
ゾール缶に充填した。
【0038】市販のシャンプー(通常のアルキル硫酸エ
ステル系シャンプー)で洗髪した後に、本例のヘアーフ
ォームで処理したところ、頭髪に良好な潤いおよびしな
やかさが得られ、なめらかさ、およびはりも良好であっ
た。
ステル系シャンプー)で洗髪した後に、本例のヘアーフ
ォームで処理したところ、頭髪に良好な潤いおよびしな
やかさが得られ、なめらかさ、およびはりも良好であっ
た。
【0039】実施例7 下記の成分を常法によってヘアーリキッドを調製した。 成分 重量% ポリオキシプロピレンブチルエーテル(60P.O.) 20.0 エタノール 50.0 ムラサキセンブリ抽出物※ 5.0 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(80E.O.) 1.0 香料 適 量 精製水 残 余 ※試験例2で調製したムラサキセンブリ抽出液
【0040】市販のシャンプー(通常のアルキル硫酸エ
ステル系シャンプー)で洗髪した後に、本例のヘアーリ
キッドで処理したところ、頭髪に良好な潤いおよびしな
やかさが得られ、なめらかさ、およびはりも良好であっ
た。
ステル系シャンプー)で洗髪した後に、本例のヘアーリ
キッドで処理したところ、頭髪に良好な潤いおよびしな
やかさが得られ、なめらかさ、およびはりも良好であっ
た。
【0041】実施例8 下記の成分を常法によってヘアーローションを調製し
た。 成分 重量% エタノール 40.0 l−メントール 0.5 塩化ベンザルコニウム 0.05 グリチルレチン酸 0.05 ムラサキセンブリ抽出物※ 10.0 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(40E.O.) 1.0 香料 適 量 精製水 残 余 ※試験例2で調製したムラサキセンブリ抽出液
た。 成分 重量% エタノール 40.0 l−メントール 0.5 塩化ベンザルコニウム 0.05 グリチルレチン酸 0.05 ムラサキセンブリ抽出物※ 10.0 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(40E.O.) 1.0 香料 適 量 精製水 残 余 ※試験例2で調製したムラサキセンブリ抽出液
【0042】市販のシャンプー(通常のアルキル硫酸エ
ステル系シャンプー)で洗髪した後に、本例のヘアーロ
ーションで処理したところ、頭髪に良好な潤いおよびし
なやかさが得られ、なめらかさ、およびはりも良好であ
った。
ステル系シャンプー)で洗髪した後に、本例のヘアーロ
ーションで処理したところ、頭髪に良好な潤いおよびし
なやかさが得られ、なめらかさ、およびはりも良好であ
った。
【0043】
【発明の効果】本発明の頭髪化粧料は、ムラサキセンブ
リの抽出物を配合することにより、毛髪の櫛通りを改善
し、コンディショニング効果を著しく増加させる利点を
有している。
リの抽出物を配合することにより、毛髪の櫛通りを改善
し、コンディショニング効果を著しく増加させる利点を
有している。
Claims (1)
- 【請求項1】 ムラサキセンブリの抽出物を配合するこ
とを特徴とする頭髪化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4057127A JPH05213723A (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 頭髪化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4057127A JPH05213723A (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 頭髪化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05213723A true JPH05213723A (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=13046904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4057127A Pending JPH05213723A (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 頭髪化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05213723A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002193765A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-07-10 | Kanebo Ltd | 頭髪用泡沫状化粧料 |
-
1992
- 1992-02-06 JP JP4057127A patent/JPH05213723A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002193765A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-07-10 | Kanebo Ltd | 頭髪用泡沫状化粧料 |
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