JPH05213624A - ガラス壜の検査方法 - Google Patents
ガラス壜の検査方法Info
- Publication number
- JPH05213624A JPH05213624A JP7408491A JP7408491A JPH05213624A JP H05213624 A JPH05213624 A JP H05213624A JP 7408491 A JP7408491 A JP 7408491A JP 7408491 A JP7408491 A JP 7408491A JP H05213624 A JPH05213624 A JP H05213624A
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- JP
- Japan
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- glass bottle
- window
- windows
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- camera
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガラス壜の近接部分の欠陥を多数台のカメラ
を用いることなく個別に識別することができる検査装置
を提供すること。 【構成】 ガラス壜の口部等をカメラで撮影し、その画
像を画面上に予め設定された複数のウインドウ10、11、
12に区画し、各ウインドウ毎に欠陥の有無を判定する。
そして各ウインドウ10、11、12別にデータ集計を行う。
これにより成形工程の修正アクションを迅速に起こすこ
とができ、また多数のカメラを必要としない利点があ
る。
を用いることなく個別に識別することができる検査装置
を提供すること。 【構成】 ガラス壜の口部等をカメラで撮影し、その画
像を画面上に予め設定された複数のウインドウ10、11、
12に区画し、各ウインドウ毎に欠陥の有無を判定する。
そして各ウインドウ10、11、12別にデータ集計を行う。
これにより成形工程の修正アクションを迅速に起こすこ
とができ、また多数のカメラを必要としない利点があ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はガラス壜の検査方法の改
良に関するものである。
良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ガラス壜の口部等をフォトダイオードア
レイを内蔵したカメラで撮影し、光線を反射するビリと
呼ばれるクラック等の欠陥を画像処理により検出するガ
ラス壜の検査方法は、例えば特公平２−４５１４４号公
報に示されるように従来から知られている。
レイを内蔵したカメラで撮影し、光線を反射するビリと
呼ばれるクラック等の欠陥を画像処理により検出するガ
ラス壜の検査方法は、例えば特公平２−４５１４４号公
報に示されるように従来から知られている。
【０００３】ところが従来はガラス壜の口部の全体を一
括して処理していたため、画面のどの部分に欠陥が存在
する場合にも同一の不良信号を発することとなり、例え
ばその欠陥が口部天面の欠陥であるのか、ネジ部の欠陥
であるのか、ネジ下の段部の欠陥であるのかを識別する
ことができなかった。このため、欠陥の発生状況に応じ
て成形工程で適切な修正アクションを講ずることができ
ないという問題があった。
括して処理していたため、画面のどの部分に欠陥が存在
する場合にも同一の不良信号を発することとなり、例え
ばその欠陥が口部天面の欠陥であるのか、ネジ部の欠陥
であるのか、ネジ下の段部の欠陥であるのかを識別する
ことができなかった。このため、欠陥の発生状況に応じ
て成形工程で適切な修正アクションを講ずることができ
ないという問題があった。
【０００４】そこで複数台のカメラを設置して各部の欠
陥を個別に測定することも考えられるが、狭いスペース
に多数台のカメラを設置することは容易ではなく、また
高価なカメラを多数用いることは経済的にも好ましくな
いものであった。
陥を個別に測定することも考えられるが、狭いスペース
に多数台のカメラを設置することは容易ではなく、また
高価なカメラを多数用いることは経済的にも好ましくな
いものであった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解消して、多数台のカメラを用いることなく
ガラス壜の近接部分の欠陥を個別に識別することができ
るようにしたガラス壜の検査方法を提供するために完成
されたものである。
の問題点を解消して、多数台のカメラを用いることなく
ガラス壜の近接部分の欠陥を個別に識別することができ
るようにしたガラス壜の検査方法を提供するために完成
されたものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、ガラス壜
の特定部分をカメラで撮影し、その画像を画面上に予め
設定された複数のウインドウにより区画し、各ウインド
ウ毎に画像の２値化を行って欠陥の有無を判定し、ウイ
ンドウ別にデータ集計を行うことを特徴とするガラス壜
の検査方法によって解決することができる。
の特定部分をカメラで撮影し、その画像を画面上に予め
設定された複数のウインドウにより区画し、各ウインド
ウ毎に画像の２値化を行って欠陥の有無を判定し、ウイ
ンドウ別にデータ集計を行うことを特徴とするガラス壜
の検査方法によって解決することができる。
【０００７】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例によって更に詳
細に説明する。図１において、１は検査されるべきガラ
ス壜（上部のみを図示）、２はハロゲンランプのような
照明器、３はガラス壜１の口部を撮影するカメラヘッ
ド、４はカメラアンプである。また５はカメラから得ら
れた画像を処理するための画像処理装置、６はモニタテ
レビ、７はプリンタ、８は外部コントローラである。こ
の外部コントローラ８は検査位置にガラス壜１が来たこ
とを確認するための光電センサ９からの信号を受け、ま
た画像処理装置５に対して計測指令信号を発するととも
に、画像処理装置５から処理された画像信号を受けて図
示しない排出機構等を作動させるためのものである。
細に説明する。図１において、１は検査されるべきガラ
ス壜（上部のみを図示）、２はハロゲンランプのような
照明器、３はガラス壜１の口部を撮影するカメラヘッ
ド、４はカメラアンプである。また５はカメラから得ら
れた画像を処理するための画像処理装置、６はモニタテ
レビ、７はプリンタ、８は外部コントローラである。こ
の外部コントローラ８は検査位置にガラス壜１が来たこ
とを確認するための光電センサ９からの信号を受け、ま
た画像処理装置５に対して計測指令信号を発するととも
に、画像処理装置５から処理された画像信号を受けて図
示しない排出機構等を作動させるためのものである。
【０００８】本発明においては、単一のカメラにより撮
影された画像に対して画像処理装置５でウインドウを設
定する。（図２参照） 図３に示されるように、実施例では３つのウインドウ1
0、11、12が設定されている。各ウインドウはモニタテ
レビ６の画面をウインドウ設定画面に切替え、その画面
上でカーソルを移動させることによって自由に設定する
ことができる。このウインドウ10はガラス壜１の口天部
に対応しており、ウインドウ11はネジ部に対応してあ
り、ウインドウ12はねじ下の段部（ビード部）に対応さ
せてある。
影された画像に対して画像処理装置５でウインドウを設
定する。（図２参照） 図３に示されるように、実施例では３つのウインドウ1
0、11、12が設定されている。各ウインドウはモニタテ
レビ６の画面をウインドウ設定画面に切替え、その画面
上でカーソルを移動させることによって自由に設定する
ことができる。このウインドウ10はガラス壜１の口天部
に対応しており、ウインドウ11はネジ部に対応してあ
り、ウインドウ12はねじ下の段部（ビード部）に対応さ
せてある。
【０００９】画像処理装置５は各ウインドウ10、11、12
毎に画像の２値化を行い、光線を反射するクラック等の
欠陥を取り出し、従来と同様にその大きさが許容値を越
えているか否かにより欠陥の有無を判定する。この場
合、各ウインドウ10、11、12毎に許容値を設定すること
ができ、各部分に発生し易い欠陥を意識した欠陥検査を
行うことができる。そして欠陥が検出された場合には外
部コントローラ８が図示されない排出機構を操作してそ
のガラス壜１をラインから排除する。またこれとともに
外部コントローラ８に内蔵されたカウンタが各ウインド
ウ別に欠陥検出数のデータ集計を行う。
毎に画像の２値化を行い、光線を反射するクラック等の
欠陥を取り出し、従来と同様にその大きさが許容値を越
えているか否かにより欠陥の有無を判定する。この場
合、各ウインドウ10、11、12毎に許容値を設定すること
ができ、各部分に発生し易い欠陥を意識した欠陥検査を
行うことができる。そして欠陥が検出された場合には外
部コントローラ８が図示されない排出機構を操作してそ
のガラス壜１をラインから排除する。またこれとともに
外部コントローラ８に内蔵されたカウンタが各ウインド
ウ別に欠陥検出数のデータ集計を行う。
【００１０】このため、本発明によればガラス壜１の口
部の欠陥発生状況を例えば口天部、ネジ部、ねじ下の段
部（ビード部）に分けて集計することができ、どの部分
に欠陥が発生しているかを知ることにより成形工程に修
正のアクションを講じ、欠陥の発生を迅速に防止するこ
とが可能となる。
部の欠陥発生状況を例えば口天部、ネジ部、ねじ下の段
部（ビード部）に分けて集計することができ、どの部分
に欠陥が発生しているかを知ることにより成形工程に修
正のアクションを講じ、欠陥の発生を迅速に防止するこ
とが可能となる。
【００１１】なお、5000本の胡椒壜をラインに流して口
部の検査を行った結果、ウインドウ10に対応する口天部
に21本、ウインドウ11に対応するネジ部に８本、ウイン
ドウ12に対応するねじ下の段部（ビード部）に１本の欠
陥を検出し、従来法によればトータルの本数のみしか分
からなかったのに対して、口天部に多数の欠陥が集中し
ていることが自動的に分かるようになった。
部の検査を行った結果、ウインドウ10に対応する口天部
に21本、ウインドウ11に対応するネジ部に８本、ウイン
ドウ12に対応するねじ下の段部（ビード部）に１本の欠
陥を検出し、従来法によればトータルの本数のみしか分
からなかったのに対して、口天部に多数の欠陥が集中し
ていることが自動的に分かるようになった。
【００１２】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれば
ガラス壜の画像を複数のウインドウにより区画し、各ウ
インドウ毎に欠陥の有無を判定することにより、ガラス
壜の近接部分の欠陥を個別に識別することができる。ま
た本発明によれば、ウインドウ数に対応する数のカメラ
を必要としないので、狭いスペースに多数台のカメラを
設置する必要もない利点がある。よって本発明は従来の
問題点を解消したガラス壜の検査方法として、業界に寄
与するところは極めて大きいものである。
ガラス壜の画像を複数のウインドウにより区画し、各ウ
インドウ毎に欠陥の有無を判定することにより、ガラス
壜の近接部分の欠陥を個別に識別することができる。ま
た本発明によれば、ウインドウ数に対応する数のカメラ
を必要としないので、狭いスペースに多数台のカメラを
設置する必要もない利点がある。よって本発明は従来の
問題点を解消したガラス壜の検査方法として、業界に寄
与するところは極めて大きいものである。
【図１】本発明の実施例を示す回路図である。
【図２】本発明の画像処理装置の機能を説明するブロッ
ク図である。
ク図である。
【図３】実施例におけるウインドウを説明する正面図で
ある。
ある。
１ ガラス壜 ２ 照明器 ３ カメラヘッド ４ カメラアンプ ５ 画像処理装置 ６ モニタテレビ ７ プリンタ ８ 外部コントローラ ９ 光電センサ 10 ウインドウ 11 ウインドウ 12 ウインドウ
Claims (1)
- 【請求項１】 ガラス壜の特定部分をカメラで撮影し、
その画像を画面上に予め設定された複数のウインドウに
より区画し、各ウインドウ毎に画像の２値化を行って欠
陥の有無を判定し、ウインドウ別にデータ集計を行うこ
とを特徴とするガラス壜の検査方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3074084A JPH07102978B2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | ガラス壜の検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3074084A JPH07102978B2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | ガラス壜の検査方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05213624A true JPH05213624A (ja) | 1993-08-24 |
| JPH07102978B2 JPH07102978B2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=13536955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3074084A Expired - Lifetime JPH07102978B2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | ガラス壜の検査方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07102978B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5821146A (ja) * | 1981-07-30 | 1983-02-07 | Kirin Brewery Co Ltd | 欠陥検査方法および装置 |
| JPS60159637A (ja) * | 1984-01-31 | 1985-08-21 | Kirin Brewery Co Ltd | 欠陥検出方法および装置 |
-
1991
- 1991-03-13 JP JP3074084A patent/JPH07102978B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5821146A (ja) * | 1981-07-30 | 1983-02-07 | Kirin Brewery Co Ltd | 欠陥検査方法および装置 |
| JPS60159637A (ja) * | 1984-01-31 | 1985-08-21 | Kirin Brewery Co Ltd | 欠陥検出方法および装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07102978B2 (ja) | 1995-11-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980317 |