JPH05213363A - 包装材料 - Google Patents
包装材料Info
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- JPH05213363A JPH05213363A JP31700192A JP31700192A JPH05213363A JP H05213363 A JPH05213363 A JP H05213363A JP 31700192 A JP31700192 A JP 31700192A JP 31700192 A JP31700192 A JP 31700192A JP H05213363 A JPH05213363 A JP H05213363A
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- JP
- Japan
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- packaging material
- material according
- group
- amylose
- transparent
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D65/00—Wrappers or flexible covers; Packaging materials of special type or form
- B65D65/38—Packaging materials of special type or form
- B65D65/46—Applications of disintegrable, dissolvable or edible materials
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D2565/00—Wrappers or flexible covers; Packaging materials of special type or form
- B65D2565/38—Packaging materials of special type or form
- B65D2565/381—Details of packaging materials of special type or form
- B65D2565/385—Details of packaging materials of special type or form especially suited for or with means facilitating recycling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Wrappers (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Biological Depolymerization Polymers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 紙−および厚紙製品から製造され、透明なプ
ラスチックシートを備える包装材料の透明部片を生物学
的に分解可能なものにする。 【構成】 透明部片は熱塑性加工可能なアミロース含有
シートから製造されていて、包装材料はリサイクル可能
である。 【効果】 包装材料は使用後、透明部片が水中で破壊ま
たは溶解することができ、セルロース／木材パルプ成分
は故紙選別設備に供給し、溶解した透明部片は問題なく
自治体の浄化設備を経て投棄することができる。
ラスチックシートを備える包装材料の透明部片を生物学
的に分解可能なものにする。 【構成】 透明部片は熱塑性加工可能なアミロース含有
シートから製造されていて、包装材料はリサイクル可能
である。 【効果】 包装材料は使用後、透明部片が水中で破壊ま
たは溶解することができ、セルロース／木材パルプ成分
は故紙選別設備に供給し、溶解した透明部片は問題なく
自治体の浄化設備を経て投棄することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、特許請求の範囲に記載
された対象に関する。本発明は殊にボール箱および紙製
品から製造された、透明部片を備えている包装材料にな
いしは包装用品（Ｖｅｒｐａｃｋｕｎｇｓｋｏｅｒｐｅ
ｒ）に関し、該透明材料は包装の使用後水中で破壊また
は溶解することができかつセルロース／木材パルプ成分
は故紙選別設備に供給することができる。溶解した透明
部片は、問題なく自治体の浄化装置を経て投棄できる。
従来使用された透明なプラスチックシートの代りに、生
物学的に分解可能なアミロース含有成形材料からなる透
明部片を使用することができる。さらに本発明は、少な
くとも１つの透明部片および不透明部片からなるこの包
装材料をリサイクル可能な包装材料として使用すること
に関する。
された対象に関する。本発明は殊にボール箱および紙製
品から製造された、透明部片を備えている包装材料にな
いしは包装用品（Ｖｅｒｐａｃｋｕｎｇｓｋｏｅｒｐｅ
ｒ）に関し、該透明材料は包装の使用後水中で破壊また
は溶解することができかつセルロース／木材パルプ成分
は故紙選別設備に供給することができる。溶解した透明
部片は、問題なく自治体の浄化装置を経て投棄できる。
従来使用された透明なプラスチックシートの代りに、生
物学的に分解可能なアミロース含有成形材料からなる透
明部片を使用することができる。さらに本発明は、少な
くとも１つの透明部片および不透明部片からなるこの包
装材料をリサイクル可能な包装材料として使用すること
に関する。
【０００２】
【従来の技術】透明部片を有するボール箱および紙製品
は数十年来包装の分野において強固な地位を有し、結構
有利であることが実証された。このタイプの包装用品の
代表例は、たとえば透明窓を有する折たたみボール箱、
厚紙台紙に接着されているブリスターパック（ｂｌｉｓ
ｔｅｒ ｏｒ ｂｕｂｂｌｅ ｐａｃｋ）ならびに手紙
宛名用の透明窓を有する手紙封筒である。
は数十年来包装の分野において強固な地位を有し、結構
有利であることが実証された。このタイプの包装用品の
代表例は、たとえば透明窓を有する折たたみボール箱、
厚紙台紙に接着されているブリスターパック（ｂｌｉｓ
ｔｅｒ ｏｒ ｂｕｂｂｌｅ ｐａｃｋ）ならびに手紙
宛名用の透明窓を有する手紙封筒である。
【０００３】透明窓としては従来、ポリ塩化ビニル、ポ
リエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチ
ロール、セロファン等から製造されている多種多様の透
明なプラスチックシートが使用された。これらの従来使
用された透明な合成シートは、厚紙−および紙の包装用
品に貼付けられる。これには主として、たとえばイソシ
アネートを主体とする水不溶性合成プラスチックが使用
される。
リエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチ
ロール、セロファン等から製造されている多種多様の透
明なプラスチックシートが使用された。これらの従来使
用された透明な合成シートは、厚紙−および紙の包装用
品に貼付けられる。これには主として、たとえばイソシ
アネートを主体とする水不溶性合成プラスチックが使用
される。
【０００４】包装材料の使用後には該包装材料はもはや
再使用できない。それというのもシートは故紙選別設備
における工程の経過を、篩の目詰りによって妨げるかな
いしはこれら工程の経過がもはや不可能であるからであ
る。前接されたシートの手による剥離は費用がかかりす
ぎ、その結果話題になっている包装材料は焼却および堆
積によってしか投棄することができない。
再使用できない。それというのもシートは故紙選別設備
における工程の経過を、篩の目詰りによって妨げるかな
いしはこれら工程の経過がもはや不可能であるからであ
る。前接されたシートの手による剥離は費用がかかりす
ぎ、その結果話題になっている包装材料は焼却および堆
積によってしか投棄することができない。
【０００５】しかし、立法により将来は、再使用できる
かまたは環境を汚染しないように投棄することのできる
ような包装材料しか許されないことが予測される。
かまたは環境を汚染しないように投棄することのできる
ような包装材料しか許されないことが予測される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、紙−および厚紙製品からなり、透明窓を備える普及
している包装材料において従来使用されたプラスチック
窓を、水中で破壊可能または水溶性で生物学的に分解可
能で、包装の再選別の際に問題なく除去することができ
るので、木材パルプ／セルロース成分は故紙選別設備に
装入することのできる新規な窓に代えることである。
は、紙−および厚紙製品からなり、透明窓を備える普及
している包装材料において従来使用されたプラスチック
窓を、水中で破壊可能または水溶性で生物学的に分解可
能で、包装の再選別の際に問題なく除去することができ
るので、木材パルプ／セルロース成分は故紙選別設備に
装入することのできる新規な窓に代えることである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項１な
いしは１４に記載された特徴によって解決される。
いしは１４に記載された特徴によって解決される。
【０００８】従属請求項は、本発明の有利な構成を含有
する。
する。
【０００９】本発明は、意外にも、アミロース含有成形
材料に基づき、水溶性または水中で破壊可能かつ生物学
的に分解可能で、ボール箱および紙包装材料における透
明窓として使用するにの適当なシートを製造することが
できるという確認に基づく。さらに、熱可塑性成形材料
から押出しまたは同時押出しによって製造されたシート
ないしは透明部片は収縮および深絞り可能であって、プ
リスターパックにおいて使用することができる。
材料に基づき、水溶性または水中で破壊可能かつ生物学
的に分解可能で、ボール箱および紙包装材料における透
明窓として使用するにの適当なシートを製造することが
できるという確認に基づく。さらに、熱可塑性成形材料
から押出しまたは同時押出しによって製造されたシート
ないしは透明部片は収縮および深絞り可能であって、プ
リスターパックにおいて使用することができる。
【００１０】従って、アミロースおよび／または少なく
とも５０重量％、殊に６５〜９５重量％のアミロース含
量を有するアミロース含有デンプンおよびその誘導体か
らなるフィルムは慣用の熱塑性加工装置で製造すること
が可能であり、該フィルムはインフレーションフィルム
またはフラットシートとして構成されていてもよい。本
発明による透明な部片に対しては、たとえば国際出願公
開（ＷＯ−ＯＳ）９０／１４９３８、国際出願公開（Ｗ
Ｏ−ＯＳ）９０／１００１９、国際出願公開（ＷＯ−Ｏ
Ｓ）９０／０５１６１またはヨーロッパ公開特許（ＥＰ
−Ａ）１１４２４０号に記載された方法によって得られ
るデンプン成形材料を使用することができる。さらに、
アミロース含有成形材料を脂肪族ポリアミドおよびコポ
リアミドの添加物で変性することも可能であり、この場
合シートの透明度は維持される。この場合、シートはも
はや水に完全に可溶ではなく、水中で破壊可能である、
つまりシートは水分散可能な状態になり、この状態では
アミロース含有成分は水に溶解し、ポリマー成分は微細
な粒子の形で分散して存在する。
とも５０重量％、殊に６５〜９５重量％のアミロース含
量を有するアミロース含有デンプンおよびその誘導体か
らなるフィルムは慣用の熱塑性加工装置で製造すること
が可能であり、該フィルムはインフレーションフィルム
またはフラットシートとして構成されていてもよい。本
発明による透明な部片に対しては、たとえば国際出願公
開（ＷＯ−ＯＳ）９０／１４９３８、国際出願公開（Ｗ
Ｏ−ＯＳ）９０／１００１９、国際出願公開（ＷＯ−Ｏ
Ｓ）９０／０５１６１またはヨーロッパ公開特許（ＥＰ
−Ａ）１１４２４０号に記載された方法によって得られ
るデンプン成形材料を使用することができる。さらに、
アミロース含有成形材料を脂肪族ポリアミドおよびコポ
リアミドの添加物で変性することも可能であり、この場
合シートの透明度は維持される。この場合、シートはも
はや水に完全に可溶ではなく、水中で破壊可能である、
つまりシートは水分散可能な状態になり、この状態では
アミロース含有成分は水に溶解し、ポリマー成分は微細
な粒子の形で分散して存在する。
【００１１】従って、本発明によれば、少なくとも１つ
の透明部片と不透明部片からなり、透明部片は水中で破
壊可能であるかまたは水溶性で、生物学的に分解可能で
あって、熱塑性加工可能なアミロース含有成形材料から
押出しまたは同時押出しによるシートから製造されかつ
不透明部片は厚紙または紙から製造されているリサイク
ル可能な包装材料が提供される。
の透明部片と不透明部片からなり、透明部片は水中で破
壊可能であるかまたは水溶性で、生物学的に分解可能で
あって、熱塑性加工可能なアミロース含有成形材料から
押出しまたは同時押出しによるシートから製造されかつ
不透明部片は厚紙または紙から製造されているリサイク
ル可能な包装材料が提供される。
【００１２】この成形材料は、少なくとも１種の未変性
および／または少なくとも１種の変性、望ましくは化学
的に変性されたアミロースおよび／または少なくとも１
種の未変性および／または少なくとも１種の変性、望ま
しくは化学的に変性されたデンプンからなる。デンプン
は、少なくとも５０重量％、殊に６５〜９５重量％のア
ミロース含量を有する。化学的に変性されたアミロース
および／または化学的に変性されたデンプンは、０．０
１〜０．５、望ましくは０．０３〜０．３の置換度を有
し、特別な実施形においては、次の群：
および／または少なくとも１種の変性、望ましくは化学
的に変性されたアミロースおよび／または少なくとも１
種の未変性および／または少なくとも１種の変性、望ま
しくは化学的に変性されたデンプンからなる。デンプン
は、少なくとも５０重量％、殊に６５〜９５重量％のア
ミロース含量を有する。化学的に変性されたアミロース
および／または化学的に変性されたデンプンは、０．０
１〜０．５、望ましくは０．０３〜０．３の置換度を有
し、特別な実施形においては、次の群：
【００１３】
【化２】
【００１４】［ただしＲはＨ原子または１〜１８のＣ原
子数を有するアルキル基であり、Ｒ′は１〜１８のＣ原
子数を有するアルキル基であり、Ｒ″はＯＨ基、ＯＲ基
またはポリエーテル基であり、ａはメチレン基、エチレ
ン基またはイソプロピレン基である］からの置換基を含
有する。
子数を有するアルキル基であり、Ｒ′は１〜１８のＣ原
子数を有するアルキル基であり、Ｒ″はＯＨ基、ＯＲ基
またはポリエーテル基であり、ａはメチレン基、エチレ
ン基またはイソプロピレン基である］からの置換基を含
有する。
【００１５】望ましい実施形においては成形材料は、柔
軟剤、尿素、尿素誘導体、乳化剤、滑剤および分離剤か
らなる群から選ばれた添加剤を含有しうる。乳化剤は０
〜２０の親水親油バランス（ＨＬＢ値）を有し、たとえ
ばステアリン酸塩、ポリオキシエチレン−２０−ソルビ
タンモノラウレートまたはポリエチレン−２０−ソルビ
タンキノパルミテートである。
軟剤、尿素、尿素誘導体、乳化剤、滑剤および分離剤か
らなる群から選ばれた添加剤を含有しうる。乳化剤は０
〜２０の親水親油バランス（ＨＬＢ値）を有し、たとえ
ばステアリン酸塩、ポリオキシエチレン−２０−ソルビ
タンモノラウレートまたはポリエチレン−２０−ソルビ
タンキノパルミテートである。
【００１６】他の実施形においては本発明による、水中
で破壊可能で生物学的に分解可能なシートからなる透明
部片を有する包装材料は、少なくとも１種の未変性およ
び／または少なくとも１種の変性、望ましくは化学的に
変性したデンプンおよび／または少なくとも１種の未変
性および／または少なくとも１種の変性、望ましくは化
学的に変性されたアミロースと、少なくとも１種の選ば
れた、望ましくは５０〜２００℃、望ましくは６０〜１
８０℃の融点または軟化点を有する脂肪族ポリマーから
なる混合物である成形材料からなる。この場合、望まし
くはポリエステル、コポリエステル、ポリアミド、コポ
リアミド、ポリオレフィン、コポリオレフィン、ポリビ
ニルアルコール、エチレンオキシドコポリマー、プロピ
レンオキシドコポリマー、ビニルアルコールコポリマ
ー、プルラン（ｐｕｌｌｕｌａｎ）およびゼラチンの群
から選ばれるポリマーの割合は、全混合物に対して０．
１〜９０重量部、望ましくは２０〜６０重量部、とくに
望ましくは２０〜４０重量部である。
で破壊可能で生物学的に分解可能なシートからなる透明
部片を有する包装材料は、少なくとも１種の未変性およ
び／または少なくとも１種の変性、望ましくは化学的に
変性したデンプンおよび／または少なくとも１種の未変
性および／または少なくとも１種の変性、望ましくは化
学的に変性されたアミロースと、少なくとも１種の選ば
れた、望ましくは５０〜２００℃、望ましくは６０〜１
８０℃の融点または軟化点を有する脂肪族ポリマーから
なる混合物である成形材料からなる。この場合、望まし
くはポリエステル、コポリエステル、ポリアミド、コポ
リアミド、ポリオレフィン、コポリオレフィン、ポリビ
ニルアルコール、エチレンオキシドコポリマー、プロピ
レンオキシドコポリマー、ビニルアルコールコポリマ
ー、プルラン（ｐｕｌｌｕｌａｎ）およびゼラチンの群
から選ばれるポリマーの割合は、全混合物に対して０．
１〜９０重量部、望ましくは２０〜６０重量部、とくに
望ましくは２０〜４０重量部である。
【００１７】アミロースないしはデンプン含有透明窓
は、プラスチック窓用の相応する装置を用いて本発明に
よる包装材料ないしは封筒中へ挿入することができ、そ
の際窓を貼付けるのは有利には水、デンプン糊または他
の水溶性接着剤を用いて行なわれる。
は、プラスチック窓用の相応する装置を用いて本発明に
よる包装材料ないしは封筒中へ挿入することができ、そ
の際窓を貼付けるのは有利には水、デンプン糊または他
の水溶性接着剤を用いて行なわれる。
【００１８】本発明による、透明窓を有するボール箱／
紙包装材料の再選別のためには、これは問題なく故紙選
別設備において再び処理することができる。使用ずみの
本発明による包装材料は、このため刻み装置、たとえば
切断ミル中で破砕し、殊に８〜１０．５、殊に望ましく
は９．０〜１０．０のアルカリ性ｐＨを有する水中に夜
どおし浸漬して柔かくする。水温を６０℃から８０℃に
上げるのは、透明シートの溶解過程をさらに促進して短
縮する。場合によりもう１つの工程で、ボール箱および
本発明による透明窓からの切屑を、望ましくはパルパー
またはファイバライツァー（Ｆｉｂｒｅｒｉｚｅｒ）中
で強力撹拌下に水に懸濁させ、１０〜３０分間機械的に
強力に処理することができ、その際透明窓は溶解する。
紙包装材料の再選別のためには、これは問題なく故紙選
別設備において再び処理することができる。使用ずみの
本発明による包装材料は、このため刻み装置、たとえば
切断ミル中で破砕し、殊に８〜１０．５、殊に望ましく
は９．０〜１０．０のアルカリ性ｐＨを有する水中に夜
どおし浸漬して柔かくする。水温を６０℃から８０℃に
上げるのは、透明シートの溶解過程をさらに促進して短
縮する。場合によりもう１つの工程で、ボール箱および
本発明による透明窓からの切屑を、望ましくはパルパー
またはファイバライツァー（Ｆｉｂｒｅｒｉｚｅｒ）中
で強力撹拌下に水に懸濁させ、１０〜３０分間機械的に
強力に処理することができ、その際透明窓は溶解する。
【００１９】透明窓がアミロースおよび／またはデンプ
ン−ポリマー混合物からなる場合には、第１工程と第２
工程の間に、ボール箱ないしは包装材料からの切屑を酵
素で処理するもう１つの中間工程を接続するのが有利で
ある。このためには、たとえばサンドス（Ｓａｎｄｏ
ｚ）社のバクトソル（Ｂａｃｔｏｓｏｌ）ＭＴＮならび
に付加的に湿潤剤、たとえばサンドス社のサンドパン
（Ｓａｎｄｏｐａｎ）ＬＦＷが適当である。
ン−ポリマー混合物からなる場合には、第１工程と第２
工程の間に、ボール箱ないしは包装材料からの切屑を酵
素で処理するもう１つの中間工程を接続するのが有利で
ある。このためには、たとえばサンドス（Ｓａｎｄｏ
ｚ）社のバクトソル（Ｂａｃｔｏｓｏｌ）ＭＴＮならび
に付加的に湿潤剤、たとえばサンドス社のサンドパン
（Ｓａｎｄｏｐａｎ）ＬＦＷが適当である。
【００２０】選別工程後、繊維は篩別によりアミロース
および／またはデンプンを含有する水から分離され、そ
の際廃水は生物学的浄化装置を経て投棄することがで
き、残留する繊維は再使用のため製紙工場に供給するこ
とができる。
および／またはデンプンを含有する水から分離され、そ
の際廃水は生物学的浄化装置を経て投棄することがで
き、残留する繊維は再使用のため製紙工場に供給するこ
とができる。
【００２１】本発明を次の例によって詳説する。
【００２２】
Ｉ．アミロース含有成形材料の製造 デンプン成形材料Ｉ： 例１ａ）下記の方法により、０．０６の置換度および５
０重量％のアミロース含量を有するヒドロキシプロピル
とうもろこしデンプン７０重量部ならびにグリコール１
５重量部、ソルビトール１２．８重量部、尿素２重量部
およびスイアリン酸マグネシウム０．２重量部からデン
プン成形材料を製造し、引き続き粒状化した。
０重量％のアミロース含量を有するヒドロキシプロピル
とうもろこしデンプン７０重量部ならびにグリコール１
５重量部、ソルビトール１２．８重量部、尿素２重量部
およびスイアリン酸マグネシウム０．２重量部からデン
プン成形材料を製造し、引き続き粒状化した。
【００２３】押出機調節データ： ａ）加熱帯：（１）室温 （２）１３０℃ （３）１３０℃ （４）１００℃ （５）１００℃ （６）１５０℃ ｂ）圧力：帯（６）３×１０6〜４×１０6Ｐａ（３０〜
４０バール） ｃ）回転モーメント：７０％ ｄ）減圧：−４×１０4Ｐａ（−０．４バール） 図１によるスクリューの形状およびスクリューの長さ対
直径の比４１を有する同方向回転の密に係合する２軸押
出機の引込範囲（加熱帯１）中へ、０．０６の置換度お
よび５０重量％のアミロース含量を有するヒドロキシプ
ロピルとうもろこしデンプン７０重量部およびソルビト
ール１２．８重量部を、図１の個所７で別個に装入し、
押出機中で同時に混合し、搬送した。ステアリン酸マグ
ネシウム０．２重量部を、尿素２重量部と共にグリコー
ル１５重量部に６０℃で溶解した。この予備均質化した
柔軟剤・乳化剤・添加剤の混合物を、図１の個所８で押
出機中へ（加熱帯２）装入し、次いで押出機中で同時に
混合し、さらに搬送した。デンプン粒子が混練帯１１
ａ，ｂ（加熱帯２および３）中で砕解され、完全に塑性
化されて均質な溶融液になった後、このデンプン溶融液
を、図１の個所９（加熱帯４）に減圧を印加することに
よりガス抜した。加熱帯（５）を通過した後、均質な熱
塑性加工可能なデンプン溶融液は加熱帯（６）でノズル
を通して、僅かなストランド拡張（ノズル：３ｍｍ、ス
トランド：４ｍｍ）を有するストランドとして押出さ
れ、冷却され、粒状化された。
４０バール） ｃ）回転モーメント：７０％ ｄ）減圧：−４×１０4Ｐａ（−０．４バール） 図１によるスクリューの形状およびスクリューの長さ対
直径の比４１を有する同方向回転の密に係合する２軸押
出機の引込範囲（加熱帯１）中へ、０．０６の置換度お
よび５０重量％のアミロース含量を有するヒドロキシプ
ロピルとうもろこしデンプン７０重量部およびソルビト
ール１２．８重量部を、図１の個所７で別個に装入し、
押出機中で同時に混合し、搬送した。ステアリン酸マグ
ネシウム０．２重量部を、尿素２重量部と共にグリコー
ル１５重量部に６０℃で溶解した。この予備均質化した
柔軟剤・乳化剤・添加剤の混合物を、図１の個所８で押
出機中へ（加熱帯２）装入し、次いで押出機中で同時に
混合し、さらに搬送した。デンプン粒子が混練帯１１
ａ，ｂ（加熱帯２および３）中で砕解され、完全に塑性
化されて均質な溶融液になった後、このデンプン溶融液
を、図１の個所９（加熱帯４）に減圧を印加することに
よりガス抜した。加熱帯（５）を通過した後、均質な熱
塑性加工可能なデンプン溶融液は加熱帯（６）でノズル
を通して、僅かなストランド拡張（ノズル：３ｍｍ、ス
トランド：４ｍｍ）を有するストランドとして押出さ
れ、冷却され、粒状化された。
【００２４】例１ｂ）例１ａ）と同様であるが、尿素含
分１重量部ならびにソルビタン含分１３．８重量部を使
用。
分１重量部ならびにソルビタン含分１３．８重量部を使
用。
【００２５】デンプン成形材料ＩＩ：例１ａ）または１
ｂ）からのデンプン成形材料Ｉ７０重量部を、選ばれた
コポリアミド：コポリアミド６／６．９（ＥＭＳ−Ｃｈ
ｅｍｉｅ ＡＧ社のＧｒｉｌｏｎ ＣＦ６２ＢＳＥ）３
０重量部と混合し、６つの加熱帯を有する２軸押出機Ｚ
ＳＫ−３０（Ｗｅｒｎｅｒ Ｐｆｌｅｉｄｅｒｅｒ社）
の配量帯中へ装入した。回転数および押出量は１００ｒ
ｐｍないしは８〜１０ｋｇ／ｈｒであった。
ｂ）からのデンプン成形材料Ｉ７０重量部を、選ばれた
コポリアミド：コポリアミド６／６．９（ＥＭＳ−Ｃｈ
ｅｍｉｅ ＡＧ社のＧｒｉｌｏｎ ＣＦ６２ＢＳＥ）３
０重量部と混合し、６つの加熱帯を有する２軸押出機Ｚ
ＳＫ−３０（Ｗｅｒｎｅｒ Ｐｆｌｅｉｄｅｒｅｒ社）
の配量帯中へ装入した。回転数および押出量は１００ｒ
ｐｍないしは８〜１０ｋｇ／ｈｒであった。
【００２６】ＩＩ．透明部片 インフレーションフィルムおよびフラットシート製造用
の先行技術による装置で、デンプン成形材料ＩまたはＩ
Ｉからシートを製造した。得られたシートを透明窓片に
加工、つまり相応する大きさに截断し、次いでプラスチ
ック窓片用の相応する装置を用いて本発明による封筒ま
たは包装材料中へ挿入した。その際貼付けるのは水、デ
ンプン糊または水溶性接着剤を用いて行なう。
の先行技術による装置で、デンプン成形材料ＩまたはＩ
Ｉからシートを製造した。得られたシートを透明窓片に
加工、つまり相応する大きさに截断し、次いでプラスチ
ック窓片用の相応する装置を用いて本発明による封筒ま
たは包装材料中へ挿入した。その際貼付けるのは水、デ
ンプン糊または水溶性接着剤を用いて行なう。
【００２７】ＩＩＩ．本発明による包装材料中へ挿入さ
れた透明部片を投棄する方法 例２ 厚紙台紙および次の組成： ８５％のアミロース含量および０．１２のプロピル化度を有する プロピル化高アミロースとうもろこしデンプン ７０％ グリコール １５％ ソルビトール １３％ 尿素 ２％ を有する顆粒からのフラットシートから製造された、熱
成形された透明な前部からなる、工具、ねじおよび釘用
の混合包装材料廃物の再選別。
れた透明部片を投棄する方法 例２ 厚紙台紙および次の組成： ８５％のアミロース含量および０．１２のプロピル化度を有する プロピル化高アミロースとうもろこしデンプン ７０％ グリコール １５％ ソルビトール １３％ 尿素 ２％ を有する顆粒からのフラットシートから製造された、熱
成形された透明な前部からなる、工具、ねじおよび釘用
の混合包装材料廃物の再選別。
【００２８】包装材料廃物５ｋｇを夜どおし水（ｐＨ約
１０、水和石灰）２００ｌ中へ浸漬して柔かくした。引
き続き、全スラリーをパルパー中で２０分間離解した。
篩プレスを用いて脱水した後、得られる繊維は直接に再
びボール箱製造に供給することができた。
１０、水和石灰）２００ｌ中へ浸漬して柔かくした。引
き続き、全スラリーをパルパー中で２０分間離解した。
篩プレスを用いて脱水した後、得られる繊維は直接に再
びボール箱製造に供給することができた。
【００２９】例３ 本例においては、ボール箱、および下記組成の顆粒から
製造した耐冷水性の透明なポリアミド・デンプン・イン
フレーションフィルムからなる透明窓から製造した衛生
用品の本発明による包装材料の再選別を示す： コポリアミド６／６．９（Ｅｍｓ−ＣｈｅｍｉｅのＧｒｉｌｏｎ ＸＥ３２２２） ４０％ 例２からの組成によるデンプン成形材料 ６０％。
製造した耐冷水性の透明なポリアミド・デンプン・イン
フレーションフィルムからなる透明窓から製造した衛生
用品の本発明による包装材料の再選別を示す： コポリアミド６／６．９（Ｅｍｓ−ＣｈｅｍｉｅのＧｒｉｌｏｎ ＸＥ３２２２） ４０％ 例２からの組成によるデンプン成形材料 ６０％。
【００３０】包装材料廃物２０ｋｇを、刻み装置中で長
さ約２〜５ｃｍの破片に破砕し、５００ｌの撹拌釜に装
入した。引き続き、水（ｐＨ６〜７）３００ｌを加え、
７０℃で軽微な撹拌下に酵素処理を行なった。
さ約２〜５ｃｍの破片に破砕し、５００ｌの撹拌釜に装
入した。引き続き、水（ｐＨ６〜７）３００ｌを加え、
７０℃で軽微な撹拌下に酵素処理を行なった。
【００３１】酵素処理のために、浴液中へ次の添加物を
加えた： サンドパン(Ｓａｎｄｏｐａｎ)ＬＦＷ２ｍｌ／ｌ(湿潤
剤、Ｓａｎｄｏｚ社) バクトソル(Ｂａｃｔｏｓｏｌ)ＭＴＮ３ｍｌ／ｌ（酵
素、Ｓａｎｄｏｚ社） この前処理後、包装材料のスラリーをファイバライツァ
ー中へ搬入し、１０分間処理した。引き続き、繊維を濾
過金網に通して脱水し、ボール箱製造に供給した。
加えた： サンドパン(Ｓａｎｄｏｐａｎ)ＬＦＷ２ｍｌ／ｌ(湿潤
剤、Ｓａｎｄｏｚ社) バクトソル(Ｂａｃｔｏｓｏｌ)ＭＴＮ３ｍｌ／ｌ（酵
素、Ｓａｎｄｏｚ社） この前処理後、包装材料のスラリーをファイバライツァ
ー中へ搬入し、１０分間処理した。引き続き、繊維を濾
過金網に通して脱水し、ボール箱製造に供給した。
【図１】本発明で使用する２軸押出機の概略断面図。
１，２，３，４，５，６ 加熱帯 ７，８ 装入個所 ９ ガス抜個所 １１ａ，ｂ，１２，１３，１４，１５ 混練室
Claims (14)
- 【請求項１】 少なくとも１つの透明部片および不透明
部片からなる包装材料において、該材料がリサイクル可
能であり、透明部片は水中で破壊可能であるかまたは水
溶性で、生物学的に分解可能でありかつ熱塑性加工可能
なアミロース含有成形材料からなるシートから製造され
ていることを特徴とする包装材料。 - 【請求項２】 不透明部片が厚紙または紙からなること
を特徴とする請求項１記載の包装材料。 - 【請求項３】 シートが押出しまたは同時押出しにより
製造されていることを特徴とする請求項１または２記載
の包装材料。 - 【請求項４】 成形材料が、少なくとも１種の未変性お
よび／または少なくとも１種の変性アミロースおよび／
または少なくとも１種の未変性および／または少なくと
も１種の変性デンプンを含有することを特徴とする請求
項１記載の包装材料。 - 【請求項５】 デンプンが少なくとも５０重量％のアミ
ロース含量を有することを特徴とする請求項４記載の包
装材料。 - 【請求項６】 変性アミロースおよび／または変性デン
プンが、 【化１】 ［ただしＲはＨ原子または１〜１８のＣ原子数を有する
アルキル基であり、Ｒ′は１〜１８のＣ原子数を有する
アルキル基であり、Ｒ″は−ＯＨ基、−ＯＲ基またはポ
リエーテル基であり、ａはメチレン基、エチレン基また
はプロピレン基である］の群から選ばれた置換基を含有
することを特徴とする請求項４または５記載の包装材
料。 - 【請求項７】 変性アミロースおよび／または変性デン
プンが０．０１〜０．５の置換度を有することを特徴と
する請求項４から６までのいずれか１項記載の包装材
料。 - 【請求項８】 成形材料が、柔軟剤、尿素、尿素誘導
体、乳化剤、滑剤および分離剤の群から選ばれた添加剤
を含有していることを特徴とする請求項３から７までの
いずれか１項記載の包装材料。 - 【請求項９】 成形材料が、少なくとも１種の未変性お
よび／または少なくとも１種の変性アミロース、および
／または少なくとも１種の未変性および／または少なく
とも１種の変性デンプン、と５０〜２００℃の融点また
は軟化点を有する、少なくとも１種の選ばれたポリマー
からなる混合物であることを特徴とする請求項３から８
までのいずれか１項記載の包装材料。 - 【請求項１０】 ポリマーが、ポリエステル、コポリエ
ステル、ポリアミド、コポリアミド、ポリオレフィン、
コポリオレフィン、ポリビニルアルコール、エチレンオ
キシドコポリマー、プロピレンオキシドコポリマー、ビ
ニルアルコールコポリマー、プルランおよびゼラチンの
群から選ばれたことを特徴とする請求項９記載の包装材
料。 - 【請求項１１】 ポリマー含分が、全混合物に対して
０．１〜９０重量部であることを特徴とする請求項９ま
たは１０記載の包装材料。 - 【請求項１２】 シートがさらに成形、望ましくは深絞
りまたは収縮加工されていることを特徴とする請求項１
から１１までのいずれか１項記載の包装材料。 - 【請求項１３】 手紙の封筒、厚紙台紙と透明な前部を
有する包装または少なくとも１つの透明窓を有する厚紙
であることを特徴とする請求項１から１２までのいずれ
か１項記載の包装材料。 - 【請求項１４】 リサイクル可能である、請求項１から
１３までのいずれか１項記載の包装材料。
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|---|---|---|---|
| DE19914139467 DE4139467A1 (de) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | Verpackungskoerper sowie verwendung desselben |
| DE4139467.4 | 1991-11-29 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05213363A true JPH05213363A (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=6445946
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31700192A Pending JPH05213363A (ja) | 1991-11-29 | 1992-11-26 | 包装材料 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0545277A1 (ja) |
| JP (1) | JPH05213363A (ja) |
| AU (1) | AU2966492A (ja) |
| DE (1) | DE4139467A1 (ja) |
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| FR2722901A1 (fr) * | 1994-07-21 | 1996-01-26 | C2L Gestion | Systeme standard garanti d'identification, de lecture, de comprehension et d'exploitation du code postal |
| DE19706642A1 (de) * | 1997-02-20 | 1998-08-27 | Apack Verpackungen Gmbh | Verfahren zur Herstellung eines Formkörpers aus biologisch abbaubarem Material |
| AU2003903116A0 (en) * | 2003-06-20 | 2003-07-03 | Plantic Technologies Ltd | Easy open package |
| DE102012006760A1 (de) * | 2011-12-19 | 2013-06-20 | Inoviscoat Gmbh | Biopolymer-basierte Blisterverpackung |
| WO2022081625A1 (en) | 2020-10-13 | 2022-04-21 | Packaging Aids Corporation | Paper recyclable heat sealable bag |
| GB202106137D0 (en) | 2021-04-29 | 2021-06-16 | Dm Flexibles Ltd | Laminated products and methods for their production |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02135053A (ja) * | 1988-09-12 | 1990-05-23 | Natl Starch & Chem Corp | 注型によるゼリーガム菓子類の製造方法 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5015494B1 (ja) * | 1971-02-15 | 1975-06-05 | ||
| GB2214918B (en) * | 1988-02-03 | 1992-10-07 | Warner Lambert Co | Polymeric materials made from starch and at least one synthetic thermoplastic polymeric material |
| US4863655A (en) * | 1988-12-30 | 1989-09-05 | National Starch And Chemical Corporation | Biodegradable packaging material and the method of preparation thereof |
| CA1331671C (en) * | 1988-12-30 | 1994-08-23 | Norman L. Lacourse | Biodegradable shaped products and the method of preparation thereof |
| AU630138B2 (en) * | 1988-12-30 | 1992-10-22 | Brunob Ii B.V. | Biodegradable shaped products and the method of preparation thereof |
| EP0474705B1 (en) * | 1989-06-01 | 1995-08-16 | Starch Australasia Limited | Starch derived shaped articles |
| JP3248155B2 (ja) * | 1991-12-26 | 2002-01-21 | 富士通株式会社 | 半導体レーザの駆動方法 |
-
1991
- 1991-11-29 DE DE19914139467 patent/DE4139467A1/de not_active Ceased
-
1992
- 1992-11-26 EP EP92120160A patent/EP0545277A1/de not_active Withdrawn
- 1992-11-26 JP JP31700192A patent/JPH05213363A/ja active Pending
- 1992-11-27 AU AU29664/92A patent/AU2966492A/en not_active Abandoned
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02135053A (ja) * | 1988-09-12 | 1990-05-23 | Natl Starch & Chem Corp | 注型によるゼリーガム菓子類の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE4139467A1 (de) | 1993-06-09 |
| AU2966492A (en) | 1993-06-03 |
| EP0545277A1 (de) | 1993-06-09 |
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