JPH05213318A - 飲料パッケージ方法及び装置 - Google Patents

飲料パッケージ方法及び装置

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JPH05213318A
JPH05213318A JP4296287A JP29628792A JPH05213318A JP H05213318 A JPH05213318 A JP H05213318A JP 4296287 A JP4296287 A JP 4296287A JP 29628792 A JP29628792 A JP 29628792A JP H05213318 A JPH05213318 A JP H05213318A
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gas
pressure
beverage
atmospheric pressure
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    • B67C3/22Details
    • B67C3/26Filling-heads; Means for engaging filling-heads with bottle necks
    • B67C2003/2651The liquid valve being carried by the vent tube

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  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、飲料パッケージ方法及び
装置を提供することであり、その方法及び装置によって
上述された種類の容器(狭い孔を通して互いに連通する
第1及び第2チャンバを有する容器)のための従来の提
案の欠点が緩和され、酸素含有量の減少した空気が、容
器がつぶれたり内破したりする危険性及び容器が圧力チ
ャンバ内に配置される必要性なしに、薄い壁を有しかつ
壊れ易い容器内に提供されることが可能である。 【構成】 第1チャンバと狭い孔を通して第1チャン
バと連通する比較的小さい第2チャンバとを有する容器
1の飲料パッケージ方法及び装置が容器の外部を大気圧
に保持する。ビールが充填される缶1のような容器は、
ボール8から缶1へビールを流入するノズル35を通し
て充填ヘッドブロック24と係合させられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、飲料パッケージ方法及
び装置に関する。特に、本発明は、その雰囲気から酸化
による飲料の劣化を緩和するべく酸素が除去され、かつ
密封された容器内の飲料(アルコール飲料または非アル
コール飲料の何れであっても良い)パッケージ方法及び
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明は、大気圧よりも高い圧力の窒素
及びまたは二酸化炭素を貯容するヘッドスペースを提供
するべく容器内に密封されたエール、スタウトまたはラ
ガーのようなビールのパッケージ方法及び装置に関して
第一に発展させられたものである。醸造業に於て、酸素
の存在する雰囲気中のビールのパッケージは、ビールの
急速な酸化を引き起こしかつビールの好ましい特性の許
容することのできない劣化が生ずることが認識されてい
る。従って、ビールを容器内に満たし密封する過程に於
て酸素によるビールの汚染を緩和することを確実にする
べく予防措置がとられる。ビールのパッケージの簡単な
ラインに於けるよく知られた予防措置の1つは、容器が
ビールを充填されかつ密封される直前に窒素ガスを容器
内に流し込むことによって開口部の開いた容器(軽金属
の缶等)の酸素をパージング(purging)することであ
る。
【0003】我々が開発しかつ少なからぬ商業的成功を
収めた飲料用パッケージに於て、密封された容器は、溶
解したガスを貯容する飲料を満たされた第1チャンバと
狭い孔によって第1チャンバと連動するより小型の第2
チャンバをと有する。第2チャンバは大気圧よりも高い
圧力のガスを貯容し、一方ヘッドスペースが、大気圧よ
りも高い圧力のガスを貯容する第1チャンバ内に提供さ
れる。容器を開封したとき、溶解したガスを発生させか
つ第1チャンバ内の飲料の表面に泡を発達させるべく狭
い孔を通して第1チャンバ内の飲料に向かって第2チャ
ンバ内のガスまたは液体を噴出させる原因となる圧力差
が発生させられる。第2チャンバは、容器と共に全体を
構成する要素として形成されるか、または容器内に配置
される中空の挿入物として形成される。
【0004】上述した第2チャンバを有する飲料用パッ
ケージの例は、我々の欧州特許A−227、213号明
細書及び英国特許第1、266、351号明細書に開示
されている。
【0005】前述した窒素の流し込みが、第1チャンバ
の酸素をパージする間、第1チャンバと第2チャンバと
の間の狭い孔のために、高速のパッケージ/充填ライン
で起こるその窒素の流し込みは、第2チャンバの酸素含
有量には影響を及ぼさない。結果として、容器に飲料が
満たされる前に、大気中の酸素が第1及び第2チャンバ
内から除去されることを確実にする精巧な技術及び設備
が飲料パッケージラインに於て用いられるために開発さ
れてきた。それらの技術の例は、英国特許明細書第2、
218、078A号、第2、218、079A号及び
2、217、696A号に開示されている。
【0006】前述された従来の提案に於て、容器特にそ
の第1及び第2チャンバは、第1及び第2チャンバ内の
大気中の酸素を窒素ガスに置き換えるべく連続して圧力
が加えられる。特に、容器が真空ポンプに接続されかつ
第1及び第2チャンバが最初に排気され、大気を排気す
ることに続いて、容器の第1及び第2チャンバ内に窒素
ガスが導入され、もし必要であれば排気及び窒素ガスの
導入の過程は、第1及び第2チャンバ内で大気が窒素ガ
スと置換されることを確実にするべく順次繰り返され
る。容器を排気する間、容器の壁には少なからぬ圧力差
が加えられるので、容器の壁が壊れやすいか薄い場合、
容器がつぶれるかまたは内破する可能性がある。飲料を
パッケージするための最近の容器は、真空ポンプによっ
て排気された場合、容器の第1及び第2チャンバの圧力
と容器の外側の大気圧との非常に小さい圧力差によって
つぶれる構造となっており、飲料をパッケージするため
に広く流行している軽金属製の薄い壁面を有する容器に
於て特にこのことが言える。この問題を緩和するため
に、前述した我々の従来の特許明細書は、排気の間つぶ
れやすい容器が、排気及び窒素ガスの導入過程の間容器
の内部即ち第1及び第2チャンバと容器の容器の外部が
概ね等しい圧力変化を受けるような圧力チャンバ内に配
置されることを提案している。しかしながら、圧力チャ
ンバは比較的大きく、飲料充填ラインに於て相当な空間
を占め、その飲料充填ラインは必ずしもそうではないが
おおむね通常の500mlの飲料用の缶を収容するべく飲
料充填ヘッド及び圧力チャンバを備えた40個のパッケ
ージ配置ステーションを備えている。これらのステーシ
ョンは、ガス交換及び飲料充填ステージに沿って順次各
々の缶を運搬するロータリーテーブルの円周に沿って空
間をおいて配置されている。ある大きさのロータリーテ
ーブルでは、圧力チャンバによって占められる空間が、
ステーションに配置される缶の数とガス交換及び充填ス
テージで処理される缶の速度を制限する。もちろん、各
容器に対する圧力チャンバを開閉するための制御装置を
備えた圧力チャンバは、パッケージのための設備の全体
のコストを引き上げることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、容器
内の飲料のパッケージ方法及び装置を提供することであ
り、その方法及び装置によって上述された種類の容器
(狭い孔を通して互いに連通する第1及び第2チャンバ
を有する容器)のための従来の提案の欠点が緩和され、
酸素含有量の減少した空気が、容器がつぶれたり内破し
たりする危険性及び容器が圧力チャンバ内に配置される
必要性なしに、薄い壁を有しかつ壊れ易い容器内に提供
されることが可能である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に基づけば、第1
チャンバと狭い孔を通して前記第1チャンバと連通する
比較的小さい第2チャンバとを有する容器内への飲料パ
ッケージ方法であって、(a)前記容器の外部を大気圧
と等しい圧力に保持する過程と、(b)非酸化性ガス
(好ましくは窒素ガス)を容器内に導入することによっ
て、前記容器の内部即ち前記第1及び第2チャンバに大
気圧よりも高い圧力を加える過程と、(c)過程(a)
から提供されたガスを減少させるべく前記容器の内部を
排気することにより、前記容器内のガスの容積に対する
予め決められた割合まで前記第1及び第2チャンバ内の
空気中の酸素含有量を減少させ、かつ該酸素含有量の概
ね前記容器内に密封されるべき前記飲料に対する影響を
無視できるようにする過程とを有することを特徴とする
飲料パッケージ方法が提供される。好ましくは、前記方
法の過程(b及びc)は、第1及び第2チャンバ内の酸
素含有量をあらかじめ決められた割合まで段階的に減少
させるべく少なくとも1回繰り返される。
【0009】更に本発明に基づけば、大気圧と等しい圧
力の内部及び外部を伴う開口部の開いた容器を据え付け
るためのワークステーションと、前記容器の前記内部と
の間の流通を行なうべく前記容器の前記開口部に密封し
て係合された状態から前記容器に対して移動可能である
ヘッドと、非酸化性ガス(好ましくは窒素ガス)が前記
ヘッドを通して前記容器の前記内部に大気圧よりも高い
圧力で導入されるガス制御手段と、前記容器の前記第1
及び第2チャンバ内のガスの前記圧力を大気圧よりも高
い圧力から概ね大気圧と等しい圧力へ減少させ、それに
よって前記第1及び第2チャンバ内の最初の空気中の酸
素含有量が前記容器の前記第1及び第2チャンバ内のガ
スの容積に対する予め決められた割合まで減少させら
れ、前記容器内に充填される前記飲料に対する前記酸素
含有量の影響が概ね無視できるようにするべく前記ヘッ
ドを通した前記容器の前記内部の排気を制御する手段と
を有することを特徴とする第1チャンバ及び狭い孔を通
して該第1チャンバと連通する比較的小さい第2チャン
バをその内部に有する容器への飲料パッケージ装置が提
供される。好ましくは、制御手段は、大気圧よりも高い
圧力で前記容器の前記内部に前記非酸化性ガスを導入す
ること及び、前記第1及び第2チャンバ内の前記酸素含
有量を前記予め決められた割合まで段階的に減少させる
べく前記第1及び第2チャンバ内に提供された前記ガス
を前記大気圧よりも高い圧力から概ね大気圧に等しい圧
力へ減少させるべく前記第1及び第2チャンバを排気す
ることを順次及び引続き行なう。
【0010】
【作用】本発明では、開口部の開いた容器の空気中に最
初に存在する全ての酸素が、取り除かれかつ非酸化性ガ
ス(アルゴンまたは二酸化炭素のような他の種類のガス
も飲料に対して適切であるが、そのようなガスは今後窒
素ガスであるとする。)によって置き換えられることは
予想されない。しかしながら、容器の初めの空気内に貯
容される酸素ガスが、大気圧よりも高い圧力の窒素ガス
の導入及び加圧された窒素ガスの排気という引き続く過
程によって減少させられ、第2チャンバ内に残留する酸
素が、飲料パッケージの適切な貯蔵期間に亘って密閉さ
れた容器内の飲料に殆ど影響を与えないということが意
図される。通常の薄い壁を有する軽金属合金の飲料用の
缶は、その内部が排気されたとき容易に大気圧によって
つぶれるが、容認できない変形または破裂を被る前にか
なりの内部圧力に耐えることが可能である。例えば、飲
料パッケージのために広く用いられている容量500ml
の薄い壁を有する金属合金の缶は、過度の変形または破
裂が起こる前に容器の外部が大気圧中に置かれている間
概ね6気圧の内部圧力に耐えることが可能である。従っ
て、缶の外部が大気圧に等しい圧力である間、通常の缶
はその内部が窒素ガスによって4barまで加圧されかつ
かなりの安全性の余裕が提供されることが期待できる。
その後缶は、缶内にもともと存在する空気中の酸素含有
量を減少させるべく大気圧まで排気される。上述された
加圧及び排気過程を1度から数度まで適切な回数を繰り
返すことによって、空気中の酸素含有量が、飲料の適切
な貯蔵期間の間容器内に充填されかつ密封されるべき飲
料に対して殆ど影響を与えないような混合ガスの割合
(最後の排気過程の後)まで段階的に減少させることが
可能である。ビールのパッケージでは、適切な貯蔵期間
は概ね9ヶ月から12カ月であるとみなされ、ビール1
l当たりおよそ0.5mg(およそ100万分の0.5g
の酸素)の酸素含有量が、上述した貯蔵期間に亘ってビ
ールの所望される特性に影響を与えることなしに存在可
能であり、実際にはビール1l当たり当たり0.3mgを
超えない酸素含有量が、上述された貯蔵期間よりも長い
貯蔵期間を確保するために選択され、そのような酸素含
有量の減少が本発明によって既に達成されている。
【0011】上述されたように、容器が窒素ガスによっ
て4barまで初期に加圧されることに先立って、容器の
内部に窒素ガスが流され、それによって容器の内部が大
気と通じかつ窒素ガスが容器から流れ出すことが望まし
い。これは、容器の通常のパージング(purging)と同
様の方法で第1チャンバ内の空気を窒素ガスに交換する
が、第1チャンバと第2チャンバの間の孔によって存在
する狭い連通のためにこの最初のパージングは、第2チ
ャンバ内に貯容される空気に殆ど影響を及ぼさない。そ
れにもかかわらず、第1チャンバ内の空気の窒素ガスへ
の最初の交換によって、本発明に基づくその後の窒素ガ
スによる加圧及び排気過程が、第2チャンバ内に貯容さ
れる酸素が減少される速度を高めることが評価される。
【0012】好ましくは、容器の開口部と密閉併合状態
になり、かつ窒素ガスによる容器内部の加圧及び概ね大
気圧まで窒素ガスを排気すること(及び可能ならば初期
の窒素ガスの流し込み)が実行されるヘッドが、排気過
程または最後の排気過程に引き続いて容器の第1チャン
バ内へ飲料が収容されるノズルを備えた充填ヘッドであ
る。充填ヘッドは好ましくは、飲料が窒素ガスのヘッド
スペースとともに概ね2barの大気圧よりも高い圧力に
保持されているボールまたは貯蔵器から飲料を提供され
る。弁手段は、ボールまたは貯蔵器と容器の内部との間
の流体(液体及びまたはガス)の流通を制御する。特
に、ボールから容器の第1チャンバへの飲料の流入は、
ボール内の飲料の圧力に逆らって開く飲料流れ弁によっ
て制御される。ボール内の飲料のヘッドスペースと容器
の内部との間の延長部は、ガス制御弁(通常ボール内に
配置されている)を有するガス交換導管であり、ガス制
御弁が開いたとき、ボールまたは貯蔵器のヘッドスペー
ス内のガスと容器内のガスとの間の導管を通して伝達を
提供する。本発明に基づく最後の加圧及び排気過程に引
き続き、容器の内部は概ね1barまたは大気圧になった
とき、ガス制御弁が開き、2barの圧力のボールのヘッ
ドスペース内の窒素ガスが、容器内の圧力とボールのヘ
ッドスペース内の圧力を等しくするべく容器内へ流れ込
む。この圧力の平等化の結果、飲料流れ弁が動作し、ボ
ールから容器の第1チャンバ内への飲料の流入を許可す
るべく開く。容器が飲料で満たされるとき、形成された
ヘッドスペースは段階的に減少し、かつ容器内のヘッド
スペースからのガスは、ガス交換導管及びガス制御弁を
通してボールのヘッドスペース内へ流れ込む。あらかじ
め決められた飲料の水位が容器内で達成されたとき、容
器からのガスの流れまたは可能であれば容器内の飲料の
水位が、ガス交換導管内の通常は玉弁である開状態の第
2ガス制御弁を閉状態にし、かつ容器のヘッドスペース
からボールのヘッドスペースへのガスの流れを妨げる。
ガスが容器内のヘッドスペースから逃れることができな
いという事実の結果、排圧が発達し容器からの飲料の流
れが終わる。加えて、制御手段が、適切な充填過程で飲
料の流れ制御弁を閉じるべく提供されることが可能であ
る。上述された充填ヘッドは、ビール充填ラインに於て
よく知られており、我々の前述した英国特許出願明細書
中に詳細が記述されている。しかしながら、充填過程に
先立つ窒素ガスによる容器の加圧及び排気が充填ヘッド
を通して実行される本発明の装置の好ましい特徴は、最
初に述べられたガス制御弁が(容器の内部とボールまた
は貯蔵器内の飲料のヘッドスペースとの間の伝達を遮断
するべく)閉じた状態であることを確実にし、かつ好ま
しくは充填過程に先立つ窒素ガスによる容器の加圧過程
の間、飲料の流れ制御弁が閉じた状態であることを確実
にする保持手段が提供されることである。これは、容器
が窒素ガスによって加圧されボールのヘッドスペース内
の圧力よりも高い圧力、2barに対して概ね4barの圧力
になった時、窒素ガスが、ガス交換導管及びガス制御弁
を通って容器からボール内のヘッドスペースへ流入せ
ず、システムの平衡を崩しかつ酸素希釈過程の能率に影
響を及ぼすという可能性を緩和するためである。好まし
くは、保持手段はまた、容器が窒素ガスによって加圧さ
れる間、弁がその弁座から離れないことを確実にしかつ
窒素ガスが容器からボール内の飲料に流入することを許
可するべく前述したように飲料流れ制御弁を閉じた状態
に保持する。
【0013】
【実施例】本実施例の装置は、直立状態かつ容器の開口
部が開いた状態で装置に供給される薄い壁を有する軽金
属合金の円筒型容器または缶1内のビール等の飲料パッ
ケージに関する。装置について説明する前に、第1チャ
ンバを形成する缶の内部は、狭い孔を通して第1チャン
バと連通する第2チャンバを提供する中空の挿入物1A
と取着している。中空の挿入物と取着するそのような例
は、欧州特許明細書第227,213A号に開示され、
本発明の装置によって形成される飲料パッケージは、前
述された欧州特許明細書で開示されたパッケージと同様
であると考えられる。例示された装置の多くの特徴は、
当業者にはよく知られており、それらの特徴については
我々の英国特許明細書A−2,217,696号を参照
することを勧める。
【0014】取着された中空の挿入物1Aを伴なった直
立状態の開口部の開いた缶1の配列は、缶がコンベア2
から略水平な環状のプラットホーム5の上のワークステ
ーション4内へ順次転置させられる星型ホイール3へベ
ルトコンベア2(図1に示す)によって供給される。プ
ラットホーム5は、図1に示すようにその軸6に関して
反時計方向に間断なく中心コア11の上を回転する。本
実施例では、120個のワークステーション4が、プラ
ットホーム5の上に周方向に等しい間隔を置いて配置さ
れている。図2では、直径方向で向い合った2のワーク
ステーション4が図示されており、各缶1は、各ワーク
ステーション内の座面7にしっかりと収容され、軸6を
中心とする円形パス4A(図1)に沿ってワークステー
ションと共に移動する。
【0015】環状のテーブル5の上及び環状のテーブル
5と同中心の円周上には、缶1が飲料を満たされるボー
ルまたはビール9の貯蔵器を提供する長方形部分の環状
チャンバ8が配置されている。ボール8内のビール9
は、概ね一定の深さで保持され、かつ装置の中心コア1
1を通して供給ライン10によって容器がビールを満た
される時ボール8は再びビールで満たされる。ボール8
内のヘッドスペース12は、大気圧よりも高い圧力、即
ちおよそ2barの圧力の窒素ガスを貯容し、中心コア1
1内の窒素供給源14Bからのメイン窒素ライン14か
ら分岐したガス供給ライン13によって保持される。ラ
イン14はまた、加圧された窒素ガスをボール8の側壁
8A上のマニホルド14Aに供給し、かつライン13A
を通して各ワークステーションの制御弁アセンブリ13
Bのリングメイン供給源へ加圧された窒素ガスを供給す
る。アセンブリ13Bは、3個の弁13B′、13
B′′及び13B′′′の集合であり、各弁の動作はボ
ール8が回転する間、配置されたカムとの係合によって
所望の通り制御される。ボール8はプラットホーム5の
上方に据え付けられ、プラットホーム5と同期して回転
し、従って適切な回転する密閉結合が、回転するライン
10及び14と各々の供給源との間、例えば中心コア1
1の回転接合部11Aに提供される。
【0016】周方向に間隔を置いて配置された120個
の充填ヘッド20の配列は、回転に伴なってボール8の
壁によって運ばれ、充填ヘッド20は各ワークステーシ
ョン4に結合され、かつ各ワークステーション4の座面
7にある容器1の開いた開口部の上に位置する。
【0017】充填ヘッド20は図3に示されており、か
つボール8の下部の壁8Bに確保された据え付けプレー
トを有し、その据え付けプレートから同軸の円筒のボア
23を有する円筒の栓22が下方に延在する。各ワーク
ステーションに結合された座面7に配置された缶1の開
いた上端部を受け入れる下向きに開いた環状のスカート
25をその下端部に於て形成するヘッドブロック24
は、栓22に対して軸方向に摺動可能であり、かつ密閉
係合された状態にある。スカート25は、缶の上部の開
口部の縁と密閉係合する環状シール26を含む。
【0018】環状のプラットホーム5に乗って回転する
間、缶は同一の水平面上に保持される。これを可能にす
るためにヘッドブロック24がヘッドブロックによって
支持される。ローラ27の上を移動するカムトラック2
7Aの制御によって円筒型の栓22に沿って上下に摺動
可能であり、スカート25及びそのシール26は缶の開
口部と係合しかつ缶の開口部との係合状態を解除するこ
とが可能である。缶1がワークステーション4の座面に
配置されている間、ヘッドブロック24が、座面7に缶
を受け入れるための空間を提供するべくカムトラック及
びローラ27によって上向きに移動され、プラットホー
ム5とボール8が同期して回転する間、ヘッドブロック
24が、シール26に対して最終の密閉が行なわれる縁
を伴なった缶1の上端部をスカート25が受け入れるた
めにカムトラック及びローラ27の制御によって下向き
に移動されることは明らかである。プラットホーム5か
ら移動させられる缶1を受け入れるための空間を提供す
るために、ヘッドブロック24は缶との係合状態から解
除され再び持ち上げられる。
【0019】密閉されたセグメント即ち栓22のボア2
3の中に摺動可能に受け入れられる管状の円筒型の栓2
8は、ヘッドブロック24の中に配置され、かつそのヘ
ッドブロックの一部分を構成する。栓28の回りの環状
チャンバ29は、栓22の下端部に於てヘッドブロック
24の内部に形成される。チャンバ29は、栓22及び
弁ブロック31を伴なった据え付けプレート21内の通
路30を通して連通している。弁ブロック31は、ワー
クステーション4がパッケージングの工程中に回転する
間、通路30を通してチャンバ29との間のガスの流れ
を適切に制御するべくカムトラック27Aによって駆動
される漏らし弁32及び排気弁33の形式をしたスプリ
ングを取り付けられたスプール弁を有する。弁ブロック
31は、(導管34B及び中心コア11を通して排気出
口34Cと連通する)排気ポート34Aと弁13Bの制
御によってマニホルド14Aからの加圧された窒素ガス
を伝達するポート34を通したガス入口を有する(図
2)。制御弁33は、チャンバ29と排気ポート34A
との間の連通を開閉する。
【0020】ヘッドブロック24がスカート25の中に
受け入れられた時、缶1の開いた開口部内に受け入れら
れるノズルユニット35が、スカート25の中に配置さ
れ、かつヘッドブロック24の一部を形成する。ノズル
ユニット35は、周方向に間隔を置いて配置された流体
の通路またはノズル36の配列を含み、ノズル36はそ
の下端部を缶1の内部に対して開き、その上端部を飲料
流れ制御弁の弁座に対して開いている。ヘッド24内の
通路38は、環状チャンバ29とスカート25内に受け
入れられた缶1の内部との間の連通を提供するので、窒
素ガスはこの通路を通してチャンバ29から缶1の中へ
流れ込み、かつ缶から排気ポート34Aに排気される。
管状の栓28及びボア23と同軸にかつ垂直方向にヘッ
ドブロック24から延在し、ボール8及びボール内のビ
ール9の貯蔵器の底部の壁8Bを通過しボールのヘッド
スペース12に通じるガス交換導管40は、ヘッドブロ
ック24によって軸方向に移動させられ、かつノズルの
一部を形成する。ガス交換導管40の上端部は、ヘッド
スペース12に対して開いた制御ポート41を有する。
ガス交換導管の下端部は、ノズルユニット35内の制御
ポート42を有し、制御ポート42は通常は開いている
が、玉弁43によって閉鎖することができる。管状ロッ
ドまたはビール弁スリーブ44はガス交換導管40の軸
方向に摺動可能であり、ビール弁スリーブ44の下端部
には、飲料流れ制御弁の一部を形成しかつノズル通路3
6の環状の弁座37と密閉係合状態となるように移動可
能な環状シール46を有するベル型の弁部材45を備え
ている。ビール弁スリーブ44は、ガス交換導管よりも
短く、かつその上端部に外部フランジ47を有する。フ
ランジ47と管状の篭49の下端部のフランジ48との
間には、圧縮バネ50が存在し軸方向に伸縮する。篭4
9は、ガス交換導管40の上端部で軸方向に制限されて
摺動可能なガス弁スリーブ51の一部として形成され
る。圧縮バネ52は、ガス弁スリーブ51をビール弁ス
リーブ44のフランジ47に対して軸方向に付勢する。
ガス弁スリーブ51はバネを圧縮しかつガス弁スリーブ
の下端部53をビール弁スリーブ44の上端部54に当
接させるべく導管40に沿ってかつビール弁スリーブ4
4に関して軸方向に移動可能である。密閉リング56を
有するガス弁閉鎖軸受け55は、ガス弁スリーブ51に
よって軸方向に移動させられる。バネ52を圧縮するべ
くガス弁スリーブ51を軸方向に移動させることによっ
て、ガス弁閉鎖軸受け55は、図3に示すように下向き
に移動させられガス交換導管40の上端部を受け入れ、
それによりポート41はシール56によって閉鎖かつ密
封される。上部フランジ58及び加えられる機械的な圧
力によって弁スリーブ51及び44の軸方向の移動が制
御される下部フランジ59を有するキャップ57は、ガ
ス弁閉鎖軸受け55から上向きに延在しかつ移動可能で
ある。
【0021】キャップ57は、図5に示すように、符号
60によって示された位置から符号60Aによって示さ
れた位置まで回動するようにボール8の側壁8A(図
4)のシャフト61によって回動可能に据え付けられた
符号60によって示された(図5)レバーの二股に分か
れた端部に受け入れられる。レバー60の回動運動は、
ボール8の外部のY型のロッキングレバー62によって
制御され、ロッキングレバー62の移動は、レバーをア
クチュエータを形成する配置されたカムと係合させるこ
とによって制御され、図5に示すように適切にレバー6
0を下向きまたは上向きに運動させるべくボール8に対
するその回転的な移動の間、レバーはアクチュエータに
関連して運動する。図5で符号63によって示された流
体圧力によって操作される(現在では空気圧)ラムは、
ボール8の側壁8Aに取り付けられている。ラム63の
動きは、ボール8に対する回転的な移動の間、関連して
弁が動く配置されたアクチュエータによる弁の調節に応
答して制御弁13B′及び13B′′′によって制御さ
れる。弁13B′は、ラム63の伸長を制御するべく働
き、弁13B′′′はラム63の収縮を制御するべく働
く。その回動運動によりレバー60はフランジ58また
はキャップ57のフランジ59の何れかに作用し、前者
の場合図3に於てキャップ57を上向きに移動させ、後
者の場合図3に於てキャップ57を下向きに移動させ
る。そのようなキャップ57の移動の間、対応する軸方
向の移動は、弁閉鎖軸受け55、ガス弁スリーブ51及
び篭49によって禁止される。フランジ59に作用する
ため図5に於て下向きに回動されたレバー60とそれに
応じて配置されたロッキングレバー60と共に、ラム6
3は、レバー62が前述された配置されたアクチュエー
タとの係合状態から離れる時、フランジ55が一時的に
その下向きに移動させられた位置に保持されることを確
実にするべく弁13Bによって延在しかつレバー62と
係合するように駆動されることが可能である。充填ヘッ
ド20が図3に示すような状態にある時、缶1は、その
開口部をシール26と密閉係合させた状態でスカート2
4に受け入れられ、一方ノズルユニット35は、缶1の
上部内に受け入れられるので、ヘッドブロック24は栓
22に重なって延在する。さらに、ガス交換導管40の
上部及び下部41、42は、ボール内のヘッドスペース
12のガスを缶1の内部のガスと連通させるために開い
ていて、ビール弁スリーブ44は引き込められるので、
シール46はノズル36に対してポート37を開く。結
果として、ボール8のビール9は、ボール8の底部の壁
8Bの通路70、ボア23、管状の栓28及びノズル3
6を通って缶1を満たすべく缶1内に流入し、一方缶1
から移動するガスは、ガス交換導管40及びその開口部
41、42を通ってボールのヘッドスペース12へ流入
する。そのような飲料の充填過程の間、回動レバー60
(ロッキングレバー62によって制御されかつ休止中の
ラム63を伴なう)は、フランジ58に作用し、図3に
示すようにキャップ57を上向きに移動させかつポート
41を開いた状態に保つ。
【0022】缶1に所望の量の飲料が充填された時、弁
43のボールはガス交換導管のポート42を閉鎖するべ
く動作する。玉弁のこの作用は弁のボールに対する緊急
のガスの流れによって生み出されたベンチュリー効果の
結果として自動的にもたらされる。ポート42が閉鎖さ
れることによって、ノズル36を通るビールの流れを止
める原因となる缶1のヘッドスペース内の背圧が発達す
る。玉弁43の閉鎖の後またはその閉鎖と略同時に、回
動レバー60は図3に示すようにロッキングレバー62
の制御によって下向きに移動させられ、かつキャップの
フランジ59と係合し、ガス弁軸受け55を下向きに移
動させる。これは、ガス弁スリーブ51の端部53がビ
ー弁スリーブ44の端部54と当接し、ビール弁スリー
ブを下向きに移動させた時、ガス交換導管を閉鎖し、そ
れによってシール46が弁の弁座37と係合した時、飲
料流れ制御弁を閉じる。弁ブロック31の漏らし弁32
は、缶1のヘッドスペースに出口を与え、通路38、チ
ャンバ29、通路30及び漏らし弁32の排気ポート3
2Aを通して大気と直接連通させるべく調節される。缶
のヘッドスペースが大気圧と等しい圧力にされた後、ヘ
ッドブロック24は、スカート25と弁ユニット35が
缶1を洗浄するためにカムトラック及びローラ27の制
御によって上昇させられる。
【0023】缶のヘッドスペースが大気圧と等しい圧力
の時及びガス交換導管40のポート41が閉じている
時、少なからぬ圧力差がボールのヘッドスペース12内
のガスの圧力によってもたらされる。ガス弁軸受け55
及び環状のシール46のこの圧力差は、ポート41及び
弁46/37を閉じた状態に保つために十分な値であ
る。従って、回動レバー60からキャップフランジ59
への下向きの圧力は、ヘッドブロック24が缶を洗浄す
るために上昇させられ、一方ポート42が閉じた状態で
保持されている時、ガス交換導管40、ビール弁スリー
ブ44及び篭49が軸方向にボール8に向って移動させ
られるようにするべく解除可能でありかつ解除される。
上述された缶1の充填及び充填された缶を洗浄するため
にヘッドブロック24を持ち上げることは、ワークステ
ーション4が図1の回転するプラットホーム5及び符号
8で示された弧状の領域の上のボール8によって運ばれ
る時実行される。ビールの充填に続き、開口部の開いた
缶は、符号81で示された位置のワークステーションか
ら移動させられ、通常の方法によって缶の開口部が密封
されるシームステーション(図示されていない)へ缶を
運ぶコンベア82へ移動させられる。缶のヘッドスペー
スを密封する直前に、空気を取り除きかつ密封の後に缶
の中身を加圧するべく液体窒素が通常混入される。
【0024】缶をコンベア82へ移動させた後、ワーク
ステーション4は移動して星型ホイール3から新しい缶
1を取り上げ、それに続きヘッドブロック24が図1の
符号83によって示された位置へ向って下げられ、かつ
缶の開いた開口部と係合し、一方飲料流れ制御弁アセン
ブリ37/46及びポート41は閉じた状態となってい
る。充填ステーションが符号85で示される弧状の領域
を通過する時、かつ缶の開いた開口部と密閉係合された
ヘッドブロック24と共に、弁ブロックの排気弁33
は、調節され、かつY型のレバー62はボールのヘッド
スペース12から導入された窒素ガスをガス交換導管4
0を通し、缶の内部から排気孔34の大気へ直接流すべ
く開いたポート41を動作させ、缶の第1チャンバから
空気をパージング(purging)する。
【0025】缶の内部を大気に解放するこのパージング
は、第1及び第2チャンバの間の狭い孔のために缶の中
空の挿入物1A内の空気にほどんど影響を及さない。
【0026】その最初のパージングに続き、回動レバー
60は(図5の60Aによって示されるように)下部フ
ランジ59に係合するべくロッキングレバー62の制御
によって調節され、ラム63は、図1に示す符号86に
よって示された座面に充填ステーションが到達した時、
ステージに於ける調整された位置にロッキングレバー6
2を延在させかつ保持するべく弁13B′によって駆動
される。導管40へのガス弁55のガス交換ポート41
及び飲料流れ制御弁アセンブリ37/46は従って閉じ
た状態のまま保持される。レバー60によって後者の弁
が閉鎖状態にしっかりと保持されている時、制御弁13
B′′は、缶を大気圧よりも高い圧力即ち約4barに加
圧するべく加圧された窒素ガスが導管14から弁ブロッ
ク31のポート34を通って缶1の内部に流れ込むよう
にするべく駆動される。この加圧は、充填ステーション
が符号87で示された弧状の領域を移動させられている
時実行される。加圧に引き続き、排気弁33は、ワーク
ステーションが符号88で示される弧状の領域を通過す
る時、缶の内部を排気ポート34Aを通して大気と連通
させるべく制御される。混合ガス特に挿入物1Aの第2
チャンバ内の混合ガスが領域88で排気されかつ略大気
圧に等しい圧力まで減圧される時、容器内特に中空の挿
入物内にもともと存在する空気中の酸素の割合は、窒素
ガスの希釈効果によって減少させられる。最初の加圧及
び排気ステージ87及び88に続き、回転するプラット
ホームによってワークステーションが運ばれ、かつ缶1
の内部のボールが順次かつ引き続き符号87A、88A
で示される第2の加圧及び排気ステージと符号87B及
び88Bによって示される第3の加圧及び排気ステージ
に到達する時弁13B′′及び33は調整される。その
ような周期的な缶の内部の4barまでの加圧及び大気圧
までの排気によって、缶1特にその中空の挿入物内に貯
容される空気中の酸素は、缶内のガスの容積に対して予
め決められた割合まで段階的に減少させられる。この割
合は、所望の貯蔵期間即ちおよそ12ヶ月に亘って密封
されるビールの特性に酸素の含有量がほとんど影響を及
さないように決定される。好ましくは、酸素含有量が1
l当たり0.4ミリグラム未満である。
【0027】缶の排気は、大気圧に近い圧力が達成され
かつ作業環境から窒素ガスを除去するべく例えば換気扇
等によって援助される。
【0028】前述されたように缶1の内部はステージ8
7、87A及び87Bの間ボール8のヘッドスペース1
2の2barの圧力よりもかなり高いおよそ4barの圧力ま
で窒素ガスによって加圧される。しかしながら、キャッ
プフランジ59の上に位置する回動レバー60が、制御
ポート41を飲料流れ制御弁アセンブリ37/46と共
にしっかりと閉じた状態に保持し、缶内の高い圧力の窒
素ガスがそのような高い圧力のガスがガス交換導管を通
ってボールのヘッドスペース12へ流入するようにガス
弁軸受け55を持ち上げポート41を開くこと及び、缶
内の高い圧力ガスが管状の栓28及びボア23内のビー
ルを通して泡立ちかつボール内のビール9の貯蔵器内に
現れるようにその弁座37からシール46を持ち上げる
ことがないようにするが、その何れの現象もボールの流
体システム内に不平衡を生じかつ缶の加圧を減少させ
る。
【0029】排気過程88Bに続き、かつ図1の弧状の
領域80の充填ステーションに先立ち、更に略大気圧と
等しい圧力の缶の内部を伴ない、ラム63は後退し、回
動レバー60は制御レバー62によって図3に示すよう
にキャップ57と係合しキャップ57を持ち上げる。ス
リーブ51及び篭49を伴なったガス弁軸受け55は、
ガス交換導管のポート41を開けるべくガス交換導管4
0及びビール弁スリーブ44よりも上に持ち上げられ
る。篭49を持ち上げることによりビール弁スリーブ4
4を上向きに付勢するバネ50を圧縮するが、そのよう
なバネの付勢力はスリーブ44を持ち上げるためには不
十分であり、従って缶内の空気の圧力とヘッドスペース
12の2barの圧力を伴なったシール46の上のビール
によって及されるベル型の弁部材45に加えられる圧力
との間の圧力差に逆らってシール46をその弁座37か
ら持ち上げる。しかしながら、ポート41を伴ない、ボ
ールのヘッドスペース12からの加圧された窒素ガス
は、缶及びヘッドスペース12内のガスの圧力をおよそ
2barに等しくするべく缶1内に流れ込む。そのような
圧力の均等化に続き、バネ50によって篭49及びフラ
ンジ47に及される圧力は、ビールによって及される圧
力に逆らってビール弁スリーブ44を持ち上げるのに十
分であり、従ってシール46をその弁座37から持ち上
げる。従って、飲料流れ制御弁は開き、かつ上述された
ように図1の領域80をワークステーション40が通過
する間ビールが缶1に流れ込む。
【0030】3つの加圧ステージ87、87A、87B
及び排気ステージ88、88A、88Bが述べられた
が、それらのステージの数は所望の酸素の希釈を得るた
めに適切に増加または減少することが可能である。加圧
ステージ87、87A及び87Bを通して、缶1の外部
は大気圧に保たれており、これは缶1が大気圧以下の圧
力まで排気され、かつ缶が潰れることを回避するために
圧力チャンバ内に収容されるという我々の従来の提案と
は異なるということが本発明の特別な特徴である。その
ような圧力チャンバをワークステーション4の配列から
取り除いたことにより、我々の従来の提案に比較してあ
る与えられた大きさの回転プラットホーム及びボールの
上により多くのワークステーションが備えられることに
なった。上述された好適実施例では、120個のワーク
ステーションが備えられているが、一方缶を収容するた
め関連する圧力チャンバを有する充填ヘッドを備える同
じ大きさの回転プラットホームでは、略60個のワーク
ステーションが存在する。ある与えられた大きさの回転
充填装置のための本発明の装置によって提供された比較
的多量なワークステーションによって、缶がコンベア2
からワークステーションへ供給されかつコンベア82に
よって密封ステーションへ運ばれるより速いスループッ
ト速度を得ることが可能である。
【0031】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、缶が潰
れることを回避するための従来の圧力チャンバを必要と
しない、容器への飲料パッケージ方法及び装置が提供さ
れる。このため、従来と等しい大きさの回転プラットホ
ーム上により多くのワークステーションを備えることが
可能となり、容器に飲料を充填し密封するより速いスル
ープット速度が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】容器が空気除去、加圧、排気及び飲料充填の間
通過する順次的な過程を表す本発明に基づく装置の平面
図である。
【図2】本発明に基づく装置の直径に沿った断面図。
【図3】本発明に基づく装置の飲料充填ヘッドの1つ及
びガス制御システムの断面図。
【図4】飲料ボールを伴った図3に示された充填ヘッド
の配置及び充填ヘッド内の弁制御/保持装置を表す図。
【図5】図4の弁制御/保持装置の動作及びテーブル上
の弁制御/保持装置の断面を表す図。
【符号の説明】
1 缶 1A 中空の挿入物 2 コンベア 3 星型ホイール 4 ワークステーション 4A 円形パス 5 プラットホーム 6 軸 7 座面 8 ボール 8A ボール8の側壁 8B ボール8の下部の壁 9 ビール 10 供給ライン 11 中心コア 11A 回転接合部 12 ヘッドスペース 13 ガス供給ライン 13A ライン 13B 制御弁アセンブリ 13B′、13B′′、13B′′′ 弁 14 メイン窒素ライン 14A マニホルド 14B 窒素供給源 20 充填ヘッド 21 据え付けプレート 22 栓 23 円筒形ボア 24 ヘッドブロック 25 スカート 26 環状シール 27 ローラ 27A カムトラック 28 栓 29 環状チャンバ 30 通路 31 弁ブロック 32 漏らし弁 32A 排気ポート 33 排気弁 34 ポート 34A 排気ポート 34B 導管 34C 排気出口 35 ノズルユニット 36 ノズル通路 37 弁座 38 通路 40 ガス交換導管 41 制御ポート 42 ポート 43 玉弁 44 ビール弁スリーブ 45 ベル型弁部材 46 環状シール 47 外部フランジ 48 下端部フランジ 49 管状篭 50 圧縮ばね 51 ガス弁スリーブ 52 ばね 53 ガス弁スリーブ51の下端部 54 ビール弁スリーブ44の上端部 55 ガス弁閉鎖軸受け 56 密閉リング 57 キャップ 58 上部フランジ 59 下部フランジ 60、60A レバーの位置 61 シャフト 62 ロッキングレバー 63 ラム 70 通路 80 領域 81 ワークステーションの位置 82 コンベア 83 ワークステーションの位置 85 弧状領域 86 ワークステーションの位置 87、87A、87B 加圧ステージ 88、88A、88B 排気ステージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドリュー・ジョン・ケンワード イギリス国ロンドン・ダブリュ13 0エヌ ティー・フェリックスロード 8

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1チャンバと狭い孔を通して前記第
    1チャンバと連通する比較的小さい第2チャンバとを有
    する容器内への飲料パッケージ方法であって、 (a)
    前記容器の外部を大気圧と等しい圧力に保持する過程
    と、 (b)非酸化性ガス(好ましくは窒素ガス)を容器内に
    導入することによって、前記容器の内部即ち後記第1及
    び第2チャンバに大気圧よりも高い圧力を加える過程
    と、 (c)過程(a)から提供されたガスを減少させるべく
    前記容器の内部を排気することにより、前記容器内のガ
    スの容積に対する予め決められた割合まで前記第1及び
    第2チャンバ内の空気中の酸素含有量を減少させ、かつ
    該酸素含有量の概ね前記容器内に密封されるべき前記飲
    料に対する影響を無視できるようにする過程とを有する
    ことを特徴とする飲料パッケージ方法。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2チャンバ内の空気中
    の酸素含有量を前記予め決められた割合まで段階的に減
    少させるべく少なくとも1回過程(b)と(c)を順次
    及び引続き繰り返すことを特徴とする請求項1に記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 過程(b)に先立ち、前記容器の前記
    内部を大気と連通させながら前記非酸化性ガスを流すべ
    く前記容器の前記内部を加圧する過程を有することを特
    徴とする請求項1若しくは2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記容器の開口部を密閉係合する飲料
    充填ヘッドを通して過程(b)及び(c)を実行する過
    程を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    に記載の方法。
  5. 【請求項5】 過程(c)によって実行された前記容
    器の前記内部を排気することまたは最後に排気すること
    に引き続き前記飲料充填ヘッドを通して前記容器に飲料
    を満たす過程を有することを特徴とする請求項4に記載
    の方法。
  6. 【請求項6】 前記飲料充填ヘッドを通して前記容器
    内に流れ込む飲料がボールまたは貯蔵器から導かれ、前
    記ボールまたは貯蔵器と前記容器の前記第1チャンバと
    の間の流体の流通を制御する弁手段が提供され、かつ前
    記容器内の高い圧力の非酸化性ガスが前記ボールまたは
    貯蔵器内に流れ込むことを妨げるべく少なくとも1回の
    または各々の加圧過程(b)の間、前記流通を閉じる状
    態に前記弁手段を保持する過程を有することを特徴とす
    る請求項4若しくは5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 大気圧に等しい圧力の内部及び外部を
    伴う開口部の開いた容器を据え付けるためのワークステ
    ーションと、 前記容器の前記内部との間の流通を行なうべく前記容器
    の前記開口部に密封して係合された状態から前記容器に
    対して移動可能であるヘッドと、 非酸化性ガス(好ましくは窒素ガス)が前記ヘッドを通
    して前記容器の前記内部に大気圧よりも高い圧力で導入
    されるガス制御手段と、 前記容器の前記第1及び第2チャンバ内のガスの前記圧
    力を大気圧よりも高い圧力から概ね大気圧と等しい圧力
    へ減少させ、それによって前記第1及び第2チャンバ内
    の最初の空気中の酸素含有量が前記容器の前記第1及び
    第2チャンバ内のガスの容積に対する予め決められた割
    合まで減少させられ、前記容器内に充填される前記飲料
    に対する前記酸素含有量の影響が概ね無視できるように
    するべく前記ヘッドを通した前記容器の前記内部の排気
    を制御する手段とを有することを特徴とする第1チャン
    バ及び狭い孔を通して該第1チャンバと連通する比較的
    小さい第2チャンバとをその内部に有する容器への飲料
    パッケージ装置。
  8. 【請求項8】 大気圧よりも高い圧力で前記容器の前
    記内部に前記非酸化性ガスを導入すること及び、前記第
    1及び第2チャンバ内の前記酸素含有量を前記予め決め
    られた割合まで段階的に減少させるべく前記第1及び第
    2チャンバ内に提供された前記ガスを前記大気圧よりも
    高い圧力から概ね大気圧に等しい圧力へ減少させるべく
    前記第1及び第2チャンバを排気することを順次及び引
    続き行なう制御手段を有することを特徴とする請求項7
    に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記ヘッドが、前記容器に満たされる
    飲料が通過するノズル手段を備えた充填ヘッドであるこ
    とを特徴とする請求項7若しくは8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 好ましくは大気圧よりも高い圧力の
    前記非酸化性ガスを貯容するヘッドスペースを備えたボ
    ールまたは貯蔵器から前記充填ヘッドが飲料を導くこと
    を特徴とする請求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記ボールまたは貯蔵器と前記ノズ
    ル手段との間の流体の流通が行われ、かつ少なくとも前
    記非酸化性ガスを貯容する容器を大気圧よりも高い圧力
    に加圧する間後記弁手段が前記伝達を遮断する状態に保
    持される保持手段が提供されかつ前記流通を開閉する弁
    手段を備えた通路手段を有することを特徴とする請求項
    10に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記通路手段が、前記容器の前記内
    部と前記ボールまたは貯蔵器の前記ヘッドスペースとの
    間の伝達を提供するガス交換導管を有し、前記弁手段
    が、前記容器内の高い圧力のガスが前記ボールまたは貯
    蔵器の前記ヘッドスペースへ流れ込むことを妨げるため
    に前記容器の前記加圧の間閉じている前記ガス交換導管
    を通過する伝達を維持するべく前記保持手段に応答する
    ことを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記通路手段が、飲料が前記ボール
    または貯蔵器から前記容器の前記第1チャンバへ流れ込
    む時に通過する飲料導管を有し、前記保持手段が、前記
    容器内の高い圧力のガスが前記飲料導管を通って前記ボ
    ールまたは貯蔵器内の飲料へ流れ込むことを妨げるべく
    前記容器の前記加圧の間前記飲料導管を閉じた状態に保
    持するべく前記弁手段に作用することを特徴とする請求
    項11若しくは12に記載の装置。
  14. 【請求項14】 座面が前記容器を前記ワークステー
    ションに受け入れるために提供され、前記座面が前記充
    填ヘッド及びその内部の前記ガス制御手段と同期して移
    動し、前記ガス制御手段が前記容器の前記内部の排気を
    制御し、前記保持手段が前記移動の予め決められたステ
    ージの間及び該ステージに於て自動的に駆動させられる
    ことを特徴とする請求項11乃至13のいずれかに記載
    の装置。
  15. 【請求項15】 前記弁手段が、前記ボールまたは貯
    蔵器の前記ヘッドスペース内に延在する部分を有し、前
    記部分が、前記弁手段を制御するために前記ボールまた
    は貯蔵器の前記ヘッドスペース内のレバーの移動によっ
    て移動され、前記レバーが前記保持手段を有し、かつ前
    記ボールまたは貯蔵器の外部への移動を制御されること
    を特徴とする請求項11乃至14のいずれかに記載の装
    置。
  16. 【請求項16】 前記容器が前記座面または座面によ
    って収容され、かつ前記ガスの加圧、排気及び飲料の充
    填の間移動させられ、前記移動の間前記座面が概ね水平
    な平面内に保持され、前記充填ヘッドが、前記容器を前
    記座面に移動させまた前記座面から移動させるための遊
    隙を提供するべく持ち上げられ、かつ前記容器の前記開
    口部との前記密閉係合を提供するべく下げられるノズル
    手段を備えたヘッドブロックを有することをと特徴とす
    る請求項9乃至15のいずれかに記載の装置。
  17. 【請求項17】 略水平な回転可能なプラットホーム
    上に備えられ、かつコンベア手段によって開口部の開い
    た容器が前記座面に順次送り込まれる周方向に配置され
    た座面の配列と、 前記容器を前記各々の座面の上に配置するべく各座面に
    結合させられた周方向に間隔を置いて配置された充填ヘ
    ッドの配列と、 前記各々の座面上の前記容器の前記開口部との係合に対
    し前記ヘッドブロックを垂直方向に挿入及び除去するべ
    く前記各々の充填ヘッドの前記ヘッドブロックの垂直方
    向の移動を制御する手段とを有することを特徴とする請
    求項16に記載の装置。
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