JPH05213303A - 自動包装装置 - Google Patents

自動包装装置

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JPH05213303A
JPH05213303A JP1529692A JP1529692A JPH05213303A JP H05213303 A JPH05213303 A JP H05213303A JP 1529692 A JP1529692 A JP 1529692A JP 1529692 A JP1529692 A JP 1529692A JP H05213303 A JPH05213303 A JP H05213303A
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Toshinobu Furuki
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 包装用容器Aを挿入装置2に搬送する供給手
段1を備える。包装用容器Aを合成樹脂フィルム3に包
装する挿入装置2を備える。包装用容器Aを内包に包み
込んだ合成樹脂フィルム3の開口部を引っ張る吸引機構
4を備える。合成樹脂フィルム3の開口部を熱溶着して
包装する接着手段7を備える。包装された包装用容器A
を排出する排出手段8を備える。 【効果】 包装作業が自動化されるので、包装作業の生
産性が飛躍的に向上する。多数の包装用容器は、合成樹
脂フィルムで包装されるので、運搬が非常に容易とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、食品等を包
装する際に用いられるトレー等の包装用容器を多数積み
重ねた状態で、その全体を合成樹脂フィルムにて包装す
ることがきる自動包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂発泡体にて成形された包装用容
器は、肉、魚、野菜等の食品を包装するために、手軽で
安価である等の理由から有用であり、スーパーマーケッ
トやファーストフードショップ等で大量に使用されてい
る。しかし、この包装用容器は、多数積み重ねた場合
に、1個当たりの重量が軽いので持ち上げることは容易
であるが、重量に比べて体積が大きいため持ち運びが困
難であり、運搬中に崩れ易かった。したがって、例えば
50枚、100枚単位の包装用容器を積み重ねたもの
を、合成樹脂フィルムにて包み込んだ1つの包装単位と
して、包装用容器の運搬が行われている。
【0003】しかし、多数積み重ねた包装用容器の包装
作業は、ほとんどの工程を連続、かつ、自動的に行う自
動装置が提供されていなかったので、手作業で行われて
いた。この包装作業は、一方が開口した合成樹脂フィル
ムの袋を、垂直に多数積み重ねた包装用容器に被せて、
合成樹脂フィルムの袋内に包装用容器を入れたまま上下
を反転して、袋の開口部をヒータ等で熱溶着する。これ
によって多数の包装用容器が積み重ねられた状態で1単
位に包装される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記包
装作業において、袋状の合成樹脂フィルムに包装用容器
を挿入する作業、熱溶着するために合成樹脂フィルムで
包んだ包装用容器を保持する作業および合成樹脂フィル
ムの開口部をヒータ等で熱溶着する作業等は、手作業で
行っている。したがって、多数に積み重ねた包装用容器
の包装作業は、作業性に劣り生産性が上がらないという
問題がある。
【0005】そこで、この発明の目的は、多数積み重ね
た包装用容器を合成樹脂フィルムで自動的に包装するこ
とができる自動包装装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の、この発明の自動包装装置は、多数積み重ねた包装用
容器を、搬送する供給手段と、この供給手段の下流側に
取り付けられ、供給手段にて搬送された包装用容器を載
置する載置板およびこの載置板の上面を往復動自在に取
り付けられ、載置板上に載置された包装用容器を押し出
す押出部を有する挿入装置と、上記包装用容器を受け取
る側が開口され、載置板上に載置された包装用容器を包
み込める間隔を設けて、載置板の上下を挟むように長手
方向に沿って2つ折り状態に配置され、上記押出部の押
出し方向に移動する包装用の熱可塑性の合成樹脂フィル
ムと、上記包装用容器を内方に包んだ状態の上記合成樹
脂フィルムを開口部側で引っ張る吸引機構と、上記包装
用容器を内方に包んだ合成樹脂フィルムの開口部および
この合成樹脂フィルムの長手方向に直交する方向を、熱
溶着する接着手段と、包装後の包装用容器を排出する排
出手段とを備えるものである。
【0007】
【作用】上記構成の自動包装装置によれば、上記供給手
段は、例えば、多数積み重ねて横向きにした包装用容器
を搬送することができる。上記挿入装置の載置板は、供
給手段の下流側に取り付けられているので、供給手段に
て搬送された包装用容器を載置することができる。
【0008】上記挿入装置の押出部は、載置板の上面を
往復動自在に取り付けられているので、合成樹脂フィル
ムの内方に包み込んだ状態で載置板上に載置された包装
用容器を押し出すことができる。上記合成樹脂フィルム
は、包装用容器を包み込める間隔を設けて載置板の上下
を挟むようにその長手方向に沿って2つ折り状態に配置
され、包装用容器を挿入する側が開口されているので、
包装用容器を包み込むことができる。
【0009】上記吸引機構は、挿入装置にて包装用容器
を内方に包んだ状態の合成樹脂フィルムの開口部側を引
っ張ることができる。上記接着手段は、包装用容器を内
方に包んだ合成樹脂フィルムの開口部およびその長手方
向に直交する方向を、熱溶着することができる。上記排
出手段は、包装された包装用容器を排出することができ
る。
【0010】
【実施例】次いで、この発明の実施例について図面を参
照しながら以下に説明する。図1は、この発明の一実施
例に係る自動包装装置を示す概略平面図であり、図2
は、上記自動包装装置の要部を示す斜視図である。この
自動包装装置は、供給コンベア1、載置板21と押出部
22とを有する挿入装置2、巻反状態の熱可塑性の合成
樹脂フィルム3が配置される資材供給部30、吸引ガイ
ド部4、シール装置7および排出コンベア8とを備えて
いる。
【0011】包装用容器Aは、例えば、50枚または1
00枚単位に積み重ねられ、横向け状態で複数列にして
供給コンベア1上に載置されている。上記供給コンベア
1は、図示していない駆動モータにて挿入装置2方向に
正転する。供給コンベア1は、最前列の包装用容器Aが
挿入装置2に供給された時点で、1列目と2列目との間
に間隔が空くように、逆転することができる。供給コン
ベア1上の1列目と2列目との包装用容器Aの間隔は、
包装用容器Aの1列分程度あれば良い。供給コンベア1
は、コンベアの供給面を跨いで一対のコ字状の支持部1
1,11が設けられてる。両支持部11,11に摺動自
在で搬送方向に長くした一対のガイド板12,12が支
持されている。支持部11,11とガイド板12,12
との間には、エアシリンダ13,13がそれぞれ取り付
けられている。これらのエアシリンダ13,13は、供
給コンベア1の回動に連動して進退動作を行う。ガイド
板12,12は、列状になっている包装用容器Aの積み
重ね方向の両端を軽く挟持する状態に配置されている。
ガイド板12,12によれば、積み重ねられた包装用容
器Aが供給コンベア1の側方へ崩れることを防止してい
る。供給コンベア1の上流側には、作業者が自動包装装
置の開始や停止等を行うための押しボタンスイッチ14
が取り付けられ、稼働中等を表示する表示灯15も並設
されている。
【0012】上記挿入装置2は、供給コンベア1の下流
側に配置され、供給コンベア1の支持台と一体的に支持
されている。挿入装置2は、長方形形状の載置板21
と、押出部22と、2本の整列棒23,23と、ネジ状
溝を有する支持棒24と、位置決め板25とを備えてい
る。載置板21は、供給コンベア1にて搬送される包装
用容器Aを載置できるように、その長手方向が供給コン
ベア1の下流側に対向するように取り付けられている。
整列棒23,23は、包装用容器Aが供給コンベア1か
ら載置板21へ円滑に移動できるように、載置板21と
供給コンベア1との間に取り付けられている。整列棒2
3,23は、上下および水平方向の運動を行う一対の摺
動部26,26に連結されている。包装用容器Aが供給
コンベア1から載置板21へ供給されると、整列棒2
3,23に連結している摺動部26,26が上方向に移
動し、次いで水平方向に移動して、包装用容器Aが位置
決め板25に押しつけられるようになっている(図3参
照)。押出部22は、載置板21上面を載置板21の長
手方向に往復移動できるように、載置板21上面の一端
部に配置されている。押出部22は、載置板21に包装
用容器Aが載置された時、載置板21上面を往復移動し
て後述する排出コンベア8側に送り出す(図4参照)。
支持棒24は、載置板21の押出部22が取り付けられ
た反対側に、載置板21面と平行に配置されている。位
置決め板25は、載置板21に供給された包装用容器A
の位置決めを行えるように、供給コンベア1と反対側に
載置板21の長手方向に沿って配置されている。位置決
め板25は、その面と直交方向に載置板21上でスライ
ドでき、包装用容器Aの大きさに合わせて調節可能にな
っている。
【0013】上記資材供給部30は、挿入装置2の押出
部22の後方に配置されている。資材供給部30は、一
対の巻反支承ローラ34,34および一対の案内ローラ
35,35を備えている。合成樹脂フィルム3は、長手
方向の一方で2つ折りにされた状態のものが供給ロール
31に巻き付けられている。巻反状態の合成樹脂フィル
ム3は、巻反支承ローラ34,34にて支承されてい
る。合成樹脂フィルム3は、資材供給部30から挿入装
置2へ案内ローラ35,35にて供給されている。合成
樹脂フィルム3は、案内ローラ35,35から引き出さ
れる上方のフィルム片32が載置板21の上方に通さ
れ、供給ロール31から引き出される下方のフィルム片
33が載置板21の下方に通されている。上方のフィル
ム片32は、載置板21から上方に離れた状態になるよ
うに、押出部22と支持棒24に支持されている。下方
のフィルム片33は、排出コンベア8側の載置板21端
部から上方へ通され、上方のフィルム片32に合わされ
る。したがって、載置板21に供給された包装用容器A
は、2つ折りにされた合成樹脂フィルム3の内方に包み
込まれることになる。
【0014】上記吸引ガイド部4は、合成樹脂フィルム
3の開口側に配置され、排出コンベア8の側方に沿って
取り付けられている。吸引ガイド部4は、ダクト41を
通じて図示していないエアーポンプに繋がっており、自
動包装装置稼働中または包装用容器Aが排出コンベア8
に搬送されてるタイミングで空気を吸引している。吸引
ガイド部4は、排出コンベア8側が開口しており、排出
コンベア8に搬送されたフィルム片32,33の開口側
の側部を吸引できる。吸引ガイド部4によれば、合成樹
脂フィルム3の開口側を熱溶着する時に、上下のフィル
ム片32,33の開口側先端を引っ張っているので、合
成樹脂フィルム3を確実にシールするのに役立っている
(図6参照)。
【0015】上記シール装置7は、コ字型アーム70と
L字型シール受部71とを備えている。包装用容器Aを
包み込んだ合成樹脂フィルム3の熱溶着は、排出コンベ
ア8上で行われる。アーム70は、排出コンベア8の搬
送方向と平行な軸91に回動自在に基台9に軸支されて
いる。アーム70は、第1シール部72と第2シール部
73にてL字型に形成されたヒータが取り付けられてい
る。第1シール部72は、合成樹脂フィルム3を幅方向
に切断する切断部74と、この切断部74を挟んで両側
に合成樹脂フィルム3を溶着するヒータ部76とを備え
ている。第1シール部72によれば、挿入装置2の載置
板21と排出コンベア8との境界部に位置する合成樹脂
フィルム3の幅方向を熱溶着すると共に切断することが
できる。第2シール部73は、上下のフィルム片32の
開口側先端を長手方向に溶着するヒータ部77と、先端
側の不要部である耳部を切断する切断部75とを備えて
いる。第2シール部73によれば、上下のフィルム片3
2の開口側先端に沿って熱溶着すると共に切断すること
ができる。L字型シール受部71は、挿入装置2と排出
コンベア8との境界部から排出コンベア8の側方の吸引
ガイド部4が配置されている側にかけて取り付けられて
いる。L字型シール受部71は、包装用容器Aが挿入装
置2より排出コンベア8上に送られてきたときに、包装
用容器AがL字型シール受部71の内側面78,79に
当接されるので、包装用容器Aの位置決めにも利用され
る。シール動作時以外には、アーム70は上方に回動さ
れて待機状態になっている。シール動作時には、アーム
70は軸91が駆動して降下し、第1シール部72およ
び第2シール部73が、L字型シール受部71に当接す
るまで回動するので、合成樹脂フィルム3を熱溶着する
ことができる。
【0016】上記排出コンベア8は、挿入装置2の載置
板21と略同じ高さに設けられている。排出コンベア8
は、第2シール部73の長さ方向に回動自在にされ、シ
ール装置7にて包装された後の包装用容器Aの排出を行
う。排出コンベア8の側方には、上記吸引ガイド部4の
他に、合成樹脂フィルム3の排出される耳部の横ずれ防
止をする2つのリング81,82が取り付けられてい
る。合成樹脂フィルム3のうち排出される耳部は、リン
グ82の下方に図示していない巻取り部が配置され、耳
部を巻き取っている。
【0017】なお、包装用容器Aが挿入装置2から排出
コンベア8へ送られてきたときに、包装用容器Aの上部
を押圧する進退自在な容器保持板や挿入装置2側の合成
樹脂フィルム3の幅方向を押圧するフィルム保持板等を
備え付けてあっても良い。この場合、包装用容器Aを保
持すると共に合成樹脂フィルム3のズレを防止して確実
にシールすることができる。
【0018】また、アーム70の内側面78にL字状の
ステー100を取り付け、このステー100の先端にバ
ネ材等を介して押え板101を取り付けても良い(図7
参照)。この場合、押え板101にてアーム70の降下
時に包装用容器Aを押圧することができるので、熱溶着
時における包装用容器Aの移動をより確実に防止でき
る。
【0019】さらに、排出コンベア8の他方の側部に
は、排出コンベア8の長手方向に、上記シール装置7の
動作時に包装用容器Aが横ずれしないように支えておく
支持板102を取り付けてもよい(図7参照)。この支
持板102も、挿入装置2の位置決め板25と同様に排
出コンベア8の搬送方向に直交する方向に調節自在に構
成して、包装用容器Aの大きさが異なった場合に対応で
きる。
【0020】上記自動包装装置による包装用容器Aの包
装作業を説明する。図2〜6を参照して、例えば50枚
または100枚単位の包装用容器Aを積み重ねたものを
横向きにすると共に、供給コンベア1の搬送長に合わせ
て複数列となるように供給コンベア1上で、かつ、ガイ
ド板12,12間に載置する(図2参照)。一方、合成
樹脂フィルム3は、供給ロール31から引き出され、上
方のフィルム片32が載置板21の上方を通してL字型
シール受部71まで送られると同時に、下方のフィルム
片33は載置板21の下方を通して、載置板21とL字
型シール受部71との間から排出コンベア8の上に引き
出され、双方のフィルム片32,33が合わされている
(図2参照)。そして、作業開始時のみ、この状態でシ
ール装置7を1回駆動し、合成樹脂フィルム3の先端を
横方向に熱溶着する。上方のフィルム片32は、押出部
22および当該押出部22に平行に配置された支持棒2
4によって載置板21との間に間隔が開けられた位置に
配置され、包装用容器Aの挿入に備えられている。次い
で、供給コンベア1が駆動されると、供給コンベア1
は、包装用容器Aを数列載置した状態で正転を開始する
と共に、ガイド板12,12がその回動に連動して往復
動し、最前方の包装用容器Aが載置板21上に供給され
ると、例えば光センサ等から検知信号が出力され、この
信号に基づいて供給コンベア1が逆転し、2列目以降の
包装用容器Aを挿入装置2からやや離れた位置に戻す。
同時に、ガイド板12,12も往復運動して元の位置に
復帰する。2列目以降の包装用容器Aが挿入装置2から
やや離れると、摺動部26,26が駆動されて整列棒2
3,23が上方および水平方向に移動し、載置板21上
の包装用容器Aを位置決め板25に押圧して整列する
(図3参照)。包装用容器Aの整列が終わると当該整列
棒23,23は元の位置に戻り、押出部22が駆動され
て、載置板21上の包装用容器Aが排出コンベア8方向
に押し出される(図4参照)。上記押出部22が一杯に
移動すると、包装用容器Aは、上方と下方が合成樹脂フ
ィルム3に略包まれた状態で排出コンベア8上に移動す
る。合成樹脂フィルム3の双方のフィルム片32,33
の開口先端部は、L字型シール受部71に載置されると
共に、吸引ガイド部4に引っ張られた状態になる。この
ときに、シール装置7が駆動して、合成樹脂フィルム3
の開口部が第2シール部73とL字型シール受部71に
よって熱溶着および切断されると同時に、合成樹脂フィ
ルム3の横方向が第1シール部72とL字型シール受部
71とによって熱溶着および切断される。そして、合成
樹脂フィルム3の熱溶着および切断が終了すると、排出
コンベア8が駆動されて、包装された包装用容器Aが排
出される。なお、切断された耳部は、吸引ガイド部4お
よびリング81,82によって排出コンベア8の移動と
共に、横ずれを起こすこと無く下方に設けられた巻取部
に巻き取られる。したがって、合成樹脂フィルム3は、
長手方向の一方が2つ折りで連続し、かつ、他方が溶着
され、包装用容器Aの前後の横方向は双方とも溶着がな
されているので、挿入された包装用容器Aは、この合成
樹脂フィルム3によって1単位の包みとして包装されて
おり、多数を積み重ねた包装用容器Aの運搬時にも崩れ
ることなく運ぶことができる。また、この自動包装装置
を使用すれば、包装用容器Aの包装の際に、積み重ねた
包装用容器Aを供給コンベア1に載せるのみで、合成樹
脂フィルム3にて自動的に包装を行うことができる。し
たがって、包装用容器Aを供給する作業を人力で行うだ
けであり、多数積み重ねた包装用容器Aを1つにまとめ
た包装が能率良く行うことができる。上記包装用容器A
の供給は、自動スタック装置等を用いることによって人
力を省くことができ、包装用容器Aの供給から包装まで
を一貫して自動装置に委ねることができる。上記自動ス
タック装置等による供給の場合、一定の間隔をあけて積
み重ねた包装用容器Aを供給すると、上述したような供
給コンベア1の逆転動作が不要になるという効果もあ
る。多数の包装用容器Aを供給コンベア1に載せる向き
としては、上記実施例では、積み重ねた包装用容器Aを
供給コンベア1の搬送方向に対して横向きに載置したけ
れども、搬送方向と同じ向きに載せることもできる。そ
の他、この発明の要旨を変更しない範囲で種々の設計変
更を施すことが可能である。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明の自動包装装置
によれば、積み重ねた包装用容器Aを1つに包装する際
に、包装作業が自動化され、作業性の向上に寄与する。
また、多数の包装用容器Aを積み重ねることによって体
積が大きくなっても、持ち運びは包装された合成樹脂フ
ィルムを持って行うことができるので、運搬が容易とな
る等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる自動包装装置を示
す概略平面図である。
【図2】図1の自動包装装置を示す斜視図である。
【図3】図1の自動包装装置の包装工程を示す斜視図で
ある。
【図4】図1の自動包装装置の包装工程を示す斜視図で
ある。
【図5】図1の自動包装装置のシール工程を示す斜視図
である。
【図6】図1の自動包装装置のシール工程を示す側面図
である。
【図7】この発明の他の実施例の部分を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 供給コンベア 2 挿入装置 21 載置板 22 押出部 3 合成樹脂フィルム 4 吸引ガイド部 7 シール装置 8 排出コンベア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数積み重ねた包装用容器を、搬送する供
    給手段と、 この供給手段の下流側に取り付けられ、供給手段にて搬
    送された包装用容器を載置する載置板およびこの載置板
    の上面を往復動自在に取り付けられ、載置板上に載置さ
    れた包装用容器を押し出す押出部を有する挿入装置と、 上記包装用容器を受け取る側が開口され、載置板上に載
    置された包装用容器を包み込める間隔を設けて、載置板
    の上下を挟むように長手方向に沿って2つ折り状態に配
    置され、上記押出部の押出し方向に移動する包装用の熱
    可塑性の合成樹脂フィルムと、 上記包装用容器を内方に包んだ状態の上記合成樹脂フィ
    ルムを開口部側で引っ張る吸引機構と、 上記包装用容器を内方に包んだ合成樹脂フィルムの開口
    部およびこの合成樹脂フィルムの長手方向に直交する方
    向を、熱溶着する接着手段と、 包装後の包装用容器を排出する排出手段とを備えること
    を特徴とする自動包装装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104150004A (zh) * 2013-07-18 2014-11-19 梁汉麟 一种自动保鲜膜包装机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104150004A (zh) * 2013-07-18 2014-11-19 梁汉麟 一种自动保鲜膜包装机

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