JPH05213145A - 乗物の搭乗者安全拘束装置の拡張装置 - Google Patents

乗物の搭乗者安全拘束装置の拡張装置

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JPH05213145A
JPH05213145A JP4294531A JP29453192A JPH05213145A JP H05213145 A JPH05213145 A JP H05213145A JP 4294531 A JP4294531 A JP 4294531A JP 29453192 A JP29453192 A JP 29453192A JP H05213145 A JPH05213145 A JP H05213145A
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chamber
expansion device
combustion products
flow
along
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George W Goetz
ジョージ・ダブリュー・ゴーツ
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/26Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
    • B60R21/268Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous release of stored pressurised gas
    • B60R21/272Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous release of stored pressurised gas with means for increasing the pressure of the gas just before or during liberation, e.g. hybrid inflators

Abstract

(57)【要約】 【目的】 乗物の搭乗者安全拘束装置の拡張装置の改良
を実現すること。 【構成】 拡張装置はガスを貯蔵する容器12を備えて
いる。火工技術の材料本体を発火させ、燃焼生成物を供
給して容器内のガスを加熱し、又、発生ガスを付与して
容器内のガスを補充することが出来る。発火可能な火工
技術の材料本体からの燃焼生成物は、容器チャンバ14
内のら旋状経路に沿って送られ、チャンバ14内のガス
を燃焼生成物により加熱する間に、特定の材料を燃焼生
成物内のガス状材料から分離する。燃焼生成物の流れ
は、ら旋状経路64の第1の部分62に沿って、容器1
2からの出口と反対側の容器の閉塞端部に向けて案内さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアバッグのような乗
物の搭乗者安全拘束装置を拡張させる新規且つ改良され
たインフレータ組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】エアバッグを拡張させるインフレータ組
立体は、一般に、ガス発生材料を備えている。該ガス発
生材料は、発火させたとき、ガスを発生させ、このガス
はエアバッグ内に導入される。ある種のガス発生材料
は、発火させたとき、微粒子材料及び溶融材料のような
燃焼生成物をも発生する。ガスがエアバッグに入る前
に、これら燃焼生成物は発生ガスから除去することが望
ましい。この目的のため、多くのインフレータは、フィ
ルタと、微粒子材料を取り込み、その上で溶融材料がガ
ス流から分離する蛇行ガス流路とを備えている。
【0003】エアバッグを拡張させるインフレータ組立
体は、米国特許第3,618,981号に開示されている。この
米国特許には、発火させると、エアバッグを拡張させる
ガスを発生するガス発生材料を保持するインフレータが
開示されている。この発生ガスは、湾曲した羽根を有す
る偏向器に接触し、この羽根が発生ガスをチャンバ壁に
向けて外方に偏向する。発生ガスは、チャンバからエア
バッグ内に流動し、該エアバッグを拡張させる。該イン
フレータは、ガス発生材料の発火によって生じた溶融材
料及び微粒子材料がエアバッグに入るのを最小限にする
構造体である。エアバッグを拡張させる別のインフレー
タ組立体は、米国特許第3,723,205号に開示されてい
る。このインフレータ組立体は、圧力ガスを保持する容
器を備えている。エアバッグを拡張させるとき、爆薬に
着火してガス発生材料を発火させる。ガス発火材料が燃
焼すると、そのガス発火材料の燃焼に伴うガス及び熱に
より、容器内の圧力が増大する。所定の圧力に達する
と、破裂ディスクが破断し、ガスが容器からエアバッグ
に流動するのを許容する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題及びその手段】エアバッ
グのような乗物の搭乗者の安全拘束装置を拡張させる改
良された装置は、ガスを保持するチャンバを有する容器
を備えている。推進体を発火させ、貯蔵したガスを加熱
し、ガス、溶融材料及び微粒子材料のようなその他の燃
焼生成物を発生させる。チャンバ内に貯蔵したガスを燃
焼生成物で加熱する間に、ガスから溶融材料及び微粒子
材料の少なくとも一部を分離するために、燃焼生成物は
チャンバ内の略ら旋状経路に沿って案内される。
【0005】燃焼生成物は、このら旋状経路の第1の部
分に沿って流動し、貯蔵されたガスを保持するチャンバ
の閉塞端に向かう。次に、燃焼生成物は、ら旋状経路の
第2の部分に沿ってチャンバの他端の開口部に向けて流
動する。燃焼生成物がこのら旋状経路に沿って移動する
間に、遠心力は、燃焼生成物中の微粒子材料はチャンバ
を形成する壁に付着させ、又、溶融材料を分離し、ガス
流からチャンバを形成する壁に向ける。
【0006】
【実施例】本発明の上記及びその他の目的、及び特徴
は、添付図面に関する以下の詳細な説明を読むことによ
って当業者に一層良く理解されよう。
【0007】本発明は、エアバッグのような乗物の搭乗
者安全拘束装置を拡張させるインフレータ組立体に関す
る。該インフレータ組立体は、各種の異なる構造とする
ことが出来る。図1には、本発明の典型例であるインフ
レータ組立体10が示してある。
【0008】該インフレータ組立体10は、チャンバ1
4を形成する略円筒状容器12を備えている。該チャン
バ14には、圧力ガスが充填されている。該チャンバ1
4内に貯蔵されたガスは、アルゴンであることが望まし
い。該アルゴンガスは、2,000 psi乃至3,500 psiの圧力
でチャンバ14内に貯蔵することが望ましい。チャンバ
14は、所望であれば、その他のガスを別の圧力で保持
することも出来る。例えば、チャンバ14は、空気又は
窒素を保持するようにしてもよい。
【0009】容器12は、略半球状の閉塞端壁16を備
えている。出口端壁18が閉塞端壁16の反対側のチャ
ンバ12の端部に形成され、同様に、略半球状の形状を
している。円筒状側壁20が半球状端部壁16、18の
間を伸長する。
【0010】円筒状出口マニホルド24は、溶接等によ
って容器12の出口端壁18に固定状態に接続された円
筒状側壁26を備えている。円形ダイヤフラム又は壁2
8が出口マニホルド24内に設けられている。該壁28
は、出口マニホルド24の壁42から離間させてある。
これら壁28、42は、円筒状マニホルドチャンバ30
の形状の一部を形成する。円形の開口部34が出口マニ
ホルド24の側壁26に形成され、チャンバ14をマニ
ホルドチャンバ30に連通させる。爆薬、又は発破キャ
ップ32が壁28に隣接して取り付けられる。爆薬32
は、発火させたとき、壁28を破断し、ガスが円筒状マ
ニホルドチャンバ30から流動するための開口部を提供
する。
【0011】円筒状金属ハウジング36が溶接等によっ
て、壁42に隣接する出口マニホルド24の内端に接続
される。該ハウジング36は、マニホルドチャンバ30
と同軸状の関係に配置された円筒状発火チャンバ40を
備えている。該発火チャンバ40の外側、又は上方端
(図1に見たとき)は、出口マニホルド24の円形の端
壁42によって妨害される。発火チャンバ40の内端、
又は下端は、ハウジング36の円形端壁50によって妨
害される。
【0012】推進体44は、発火チャンバ40内に配置
される。推進体44は、火工技術材料により形成され
る。推進体44は、多くの異なる形態をとることが出来
るが、本発明の一つの特別な実施例において、該推進体
は、次の組成分を含む。
【0013】重量比 成分 73 % 過塩素酸カリウム 8.7 % ジオクチルアジピン酸 6.6 % ポリ塩化ビニル 0.05 % カーボンブラック 0.15 % 安定剤(ホウ素、クロム) 11.5 % 硝酸カリウム これと選択的に、推進体は、次のフォーミュレーション
とすることも可能であり、これは、ユニバーサル・プロ
パルジョン・カンパニー・インコーポレーテッド・(Unive
rsal Propulsion Company Inc.,)、ターリー・インダス
トリーズ(Talley Industries)によりX167-31(UPCo 60
02)として識別されているものである。
【0014】成分 重量% Geon 121 AR 5.594 DOA 8.390 Thermchecko 0.149 炭酸ナトリウム 0.075 酸化鉄 4.742 過塩素酸カリウム、 200 52.650 過塩素酸カリウム、 20 28.350 推進体44は、発火チャンバ40の中心の一側部に対し
オフセットさせた状態で図1に示してあるが、この推進
体は、発火チャンバ40を略一杯にするようにしてもよ
い。又、該推進体は、円筒状、又は多角形の形状のよう
な、図示した以外の異なる形状とすることも可能であ
る。所望であれば、推進体を通る通路を設けることも出
来る。推進体を通る通路は、推進体が燃焼する間に、推
進本体の外側の表面積が減少するため、その表面積は増
大する。
【0015】推進体44を発火させる爆薬、又は発破キ
ャップ48が発火チャンバ40内に設けられる。爆薬4
8は、線49を介して通電される電流によって発火させ
る。爆薬48は、推進本44の一側部に沿って配置した
状態で示してあるが、爆薬48は発火チャンバ40の軸
方向外端、又は上端(図1に見て)に配置してもよい。
推進体44は、発火チャンバ40の軸方向内端、又は下
端(図1に見て)に配置することも可能である。
【0016】燃焼生成物を発火チャンバ40から容器1
2の側壁20に隣接する位置に供給する導管52が設け
られている。該導管52は、該端壁50に隣接して発火
チャンバ40に連通する半径方向への伸長本体部分54
を備えている。導管52の本体部分54は、燃焼生成物
の流れを円筒状ハウジング36から半径方向外方に供給
する。
【0017】導管52の出口端部分58は、約20°の急
峻な角度59で端壁16に向けて下方(図1Aに見て)
に傾斜させてある。この角度59は、容器の長手方向中
心軸線Aに対して垂直に容器12の円筒状側壁20を通
って伸長する半径方向面60に関して測定したものであ
る。この角度59は、20°の角度で示してあるが、該角
度59は、この20°以外の角度とすることも出来る。こ
のように、導管52の本体部分54は、容器12の側壁
20に対して半径方向に、及び発火チャンバ40に対し
て半径方向に伸長する。導管52の出口端部分58は、
半径方向面60に対して約20°(図1Aに見て)の角度
59にて容器12の閉塞端壁16に向けて伸長する。
【0018】容器12の円筒状側壁20は、導管52の
出口端部分58と協働し、燃焼生成物をら旋状経路64
の最初の部分62に沿って発火チャンバ40から閉塞端
壁16に向けて流動させる。燃焼生成物のら旋状流れが
略半球状の閉塞端壁16にぶつかると、燃焼生成物のら
旋状流れは、ら旋状経路64の第2の部分66に沿って
容器12の出口端壁18に向けて曲がる。図1におい
て、燃焼生成物が閉塞端壁16に向けて流動するときに
通る最初の部分62は、比較的幅の広い点線で示してあ
る。燃焼生成物が出口端部壁18に向けて流動するとき
に通るら旋状経路64の第2の部分は、図1に比較的幅
の狭い点線で示してある。
【0019】容器12の略半球状の閉塞端壁16は、ら
旋状経路64の第2の部分66がら旋状経路64の最初
の部分62よりも小径であるような方法で、燃焼生成物
のら旋状流れと協働する。このように、ら旋状経路の最
初の部分62は、ら旋状経路の第2の部分66の下方部
分(図1に見て)に外接する。燃焼生成物が沿って流動
するら旋状経路64の第2の部分66は、発火チャンバ
ハウジング36の周り、及び出口マニホルド24の円筒
状側壁26の下方部分(図1に見て)の周りを伸長す
る。
【0020】乗物が急激に減速するとき、公知の構造の
減速度センサ(図示せず)が電気回路を接続し、爆薬、
又は発破キャップ32、及び爆薬、又は発破キャップ4
8を発火させる。爆薬48を発火させる線49は、導管
52を通って発火チャンバ40内に伸長することが望ま
しい。この爆薬、又は発破キャップ32の発火により、
ダイヤフラム、又は壁28は破断する。爆発32の発火
により、容器12内に貯蔵された常温ガスがマニホルド
開口部34、及び壁28に形成された開口部を通って、
主チャンバ14から流動する。このガス流は、ディフュ
ーザ(図示せず)及びエアバッグに供給され、エアバッ
グの拡張を開始する。
【0021】爆薬48の発火により推進体44が発火す
る。推進体44が燃焼すると、高温の燃焼生成物は発火
チャンバ40から導管52を通って主チャンバ14に送
られる。高温の燃焼生成物が導管52の出口端部分58
から分離するとき、これら生成物は、容器12の円筒状
側壁20を通って伸長する半径方向面60に対する角度
59で下方(図1に見て)に向けられる。
【0022】燃焼生成物の下方への流れは、容器12の
円筒状側壁20にぶつかる。これによって、燃焼生成物
はら旋状経路64の最初の部分62に沿って容器12の
閉塞端壁16に向けて流動する。本発明の一つの特定の
実施例において、導管52の出口端部分58からの燃焼
生成物の流れの速度は、約609.6m(2,000フィート)/
秒である。本発明のこの実施例において、容器12の側
壁20は、約25.4mm(1インチ)の半径を有する。そ
の結果、燃焼生成物は、約22,500ラジアン/秒の速度で
移動する。その結果、燃焼生成物は、約12,862,560m
(42,200,000フィート)/秒、又は重力の1,310,000倍
の遠心加速度を受ける。
【0023】燃焼生成物内の微粒子及び溶融材料に対す
る遠心力によって、微粒子及び溶融材料は、チャンバ1
4内を半径方向外方に移動する。これら微粒子材料は、
容器12の円筒状側壁20に係合し且つ付着する。塩化
カリウム(KCL)塩のような溶融材料は、側壁20の
内側面から離脱する。旋回する燃焼生成物は、ら旋状経
路64の最初の部分62に沿って下方に移動し、閉塞端
壁16に接触するため、燃焼生成物内の微粒子材料及び
溶融材料は、又、閉塞端壁16に沿って付着する。
【0024】閉塞端壁16は、燃焼生成物のら旋状流れ
と協働し、該ら旋状経路64の第2の部分66に沿って
ら旋状流れを容器12の外方端壁18に向けて上方(図
1に見て)に案内する。燃焼生成物がら旋状経路64の
第2の部分66に沿って移動するとき、遠心動作は継続
し、燃焼生成物中の微粒子及び溶融材料は燃焼生成物中
のガス状材料から継続して分離される。ら旋状経路64
の第2の部分66は、発火チャンバハウジング36の周
りを伸長し、マニホルドチャンバの開口部34に達す
る。燃焼生成物は、マニホルドチャンバの開口部34、
及び端壁28に形成された開口部を通って搭乗者の安全
拘束装置に流動する。
【0025】燃焼生成物がら旋状経路64に沿って発火
チャンバ40から移動する間に、燃焼生成物内の微粒子
の量は著しく減少する。燃焼生成物中の微粒子及び溶融
材料の約90%は燃焼生成物中のガス状材料から分離され
ると考えられる。その結果、エアバッグの拡張中に、エ
アバッグ中に導入される微粒子及び溶融材料は最小とな
る。
【0026】出口マニホルド壁28に開口部が形成され
た場合であっても、高温の燃焼生成物が主チャンバ14
中のら旋状経路64に沿って移動する間に、高温の燃焼
生成物が主チャンバ14内に貯蔵されたガスを加熱し、
主チャンバ14内の流体圧力を増大させる。故に、所定
の容積のエアバッグを拡張させるために貯蔵されるガス
量及び容器12の容積を最小にすることが出来る。更
に、推進体44の燃焼により発生されるガスは、貯蔵さ
れるガスを補充し、エアバッグの拡張に利用可能なガス
の容積を更に大きくする。
【0027】第2の実施例 図1に示した本発明の実施例において、発火チャンバハ
ウジング36は、容器12の主チャンバ14内に配置さ
れる。推進体44は、導管52を通じて主チャンバ14
に流体連通状態に接続される。図2に示した本発明の実
施例において、発火チャンバハウジング36は容器内の
主チャンバの外側に配置される。更に、容器内の主チャ
ンバと推進体を保持する発火チャンバとの流体連通を遮
断するダイヤフラムが設けられる。図2に示した本発明
の実施例は、図1に示した本発明の実施例と略同様であ
るため、混同を避けるべく、同様の構成要素は、図2の
参照符号に接尾辞「a」を付して同様の参照符号で表示
する。
【0028】インフレータ組立体10a(図2)は、圧
力ガス(アルゴンであることが望ましい)を貯蔵する主
チャンバ14aを有する容器12aを備えている。該容
器12aは、略半球状の閉塞端壁16a、及び該閉塞端
壁16aと反対側の平坦で略円形の出口端壁18aを備
えている。円筒状側壁20aがこれら端壁16a及び1
8aを相互に接続する。
【0029】出口マニホルド24aは、円筒状側壁26
aを備えている。出口マニホルド24aは、ディフュー
ザ(図示せず)及びエアバッグ(図示せず)に流体連通
状態に接続される。円筒状出口マニホルドの側壁26a
は、主チャンバ14a内に伸長する。
【0030】爆薬又は発破キャップ32aが出口マニホ
ルド24aに配置されている。爆薬32aを発火させる
と、マニホルド壁26aの比較的薄い、又は弱体化側部
分88に開口部が形成される。マニホルド壁26aの弱
体化側部分に開口部が形成されると、容器12aの主チ
ャンバ14aは、出口マニホルド24aを介してディフ
ューザ及びエアバッグに流体連通状態に接続される。
【0031】円筒状発火チャンバハウジング36aが容
器12aの外側に配置され且つ容器の端壁18aに接続
される。ハウジング内の円筒状発火チャンバ40aが推
進体44aを保持する。発火チャンバ40a内には、爆
薬48aが設けらている。この爆薬48aの発火によ
り、推進体44aが着火する。
【0032】燃焼生成物を発火チャンバ40aから容器
12aの主チャンバ14aに供給する導管52aが設け
られている。該導管52aは、ダイヤフラム94により
遮断される中央通路92を備えている。該ダイヤフラム
94は、通常、主チャンバ14aと発火チャンバ40a
との間の流体連通状態を遮断している。しかし、推進体
44aが発火すると、発火チャンバ40a内の流体圧力
が増大する。その増大圧力によりダイヤフラムは破断
し、燃焼する推進体44aからの燃焼生成物を導管52
aを通じて主チャンバ14aに供給することが可能とな
る。
【0033】導管52aは、容器12aの閉塞端壁16
aに向けて下方(図2に見て)に向け、容器12aの軸
線Aに対して垂直で且つ容器12aの側壁20aを通っ
て伸長する半径面に対し傾斜させてある。本発明のこの
実施例において、導管52aは、該半径面に対し約45°
の角度で傾斜させてある。該導管52aは、図1の実施
例の導管52と同一の方法で傾斜させてあるが、その傾
斜角度は異なる。該導管52aは、所望であれば、半径
面に対し異なる角度で傾斜させることも出来る。
【0034】導管52aは、発火チャンバ42aからの
燃焼生成物の流れをら旋状経路64aの最初の部分62
aに沿って下方に(図2に見て)閉塞端壁16aに向け
る。燃焼生成物がら旋状経路64aの最初の部分62a
に沿って移動するとき、燃焼生成物の角加速度の結果、
遠心力により燃焼生成物中の微粒子及び溶融材料は、容
器12aの側壁20aに付着する。端壁16aは、ら旋
状経路64aを上方に曲げる。
【0035】燃焼生成物は、ら旋状経路64aの第2の
部分66aに沿って反対側端壁18aに向け、端壁16
aから流動して離れる。ら旋状経路64aの第2の部分
66aの径は、該ら旋状経路の最初の部分62aの径よ
り小さい。このため、ら旋状経路64aの最初の部分6
2aは、ら旋状経路の第2の部分66aに外接し、又は
該第2の部分66aの周りを伸長する。
【0036】燃焼生成物がら旋状経路の第2の部分66
aに沿って上方に移動するとき、遠心作用は継続し、燃
焼生成物中の微粒子及び溶融材料が容器の側壁20aに
付着する状態が続く。推進体44aが発火チャンバ40
a内で燃焼することにより生じる燃焼生成物中のガス状
材料から微粒子及び溶融材料が分離する状況は、図1に
示した本発明の実施例に関して上述したものと同一であ
る。
【0037】燃焼生成物がら旋状経路64aに沿って流
動するとき、遠心作用により、その殆どの微粒子及び溶
融材料が分離された燃焼生成物は、爆薬22aの発火に
より出口マニホルド壁26aに形成された開口部を通っ
て供給される。ガス状燃焼生成物は、出口マニホルド2
4a及びディフューザ(図示せず)を通じてエアバッ
グ、又はその他の拡張可能な搭乗者の安全拘束装置に送
られる。
【0038】第3の実施例 図1及び図2に示した本発明の実施例において、インフ
レータ組立体は、乗物の計器盤に取り付け得るようにし
てある。図3に示した本発明の実施例において、該イン
フレータ組立体は、乗物のステアリングハンドルに取り
付け得るようにしてある。図3に示した実施例は、図1
及び図2に示した実施例と略同様であるため、混同を避
けるべく、図3の参照符号に接尾辞「b」を付して同様
の構成要素は同様の参照符号で表示する。
【0039】図3のインフレータ組立体10bは、圧力
ガスが内部に貯蔵された主チャンバ14bを有する容器
12bを備えている。該容器12bは、略半球状の閉塞
端壁16bと、略半球状の出口端壁18bとを備えてい
る。これら端壁16b、18bは、相互に接続される。
所望であれば、これら半球状端壁16b、18bの間に
は、短い円筒状側壁部分を設けることも出来る。
【0040】出口マニホルド24bは、出口端壁18b
に接続される。該出口マニホルド24bは円筒状側壁2
6bを備えている。開口部34bが側壁26bに形成さ
れている。
【0041】ピストン106が出口マニホルド26b内
に設けられている。該ピストン106は、円錐形下端1
08と、円筒状上端110とを備えている。環状溝11
2が端壁18bに形成されており、ピストン106が上
方(図3に見て)に動くときに、開口部を形成する。流
体は、端壁18bの開口部を通って出口マニホルドチャ
ンバ30bからディフューザ102、及び出口穴104
を通って乗物の搭乗者安全拘束装置に流動することが出
来る。
【0042】円筒状発火チャンバハウジング36bは、
円筒状マニホルドの側壁26bの連続部分として形成さ
れている。該発火チャンバハウジング36bは、出口マ
ニホルド25b及びピストン106に対して同軸状の関
係に配置される。環状推進体44bがハウジング36b
内の発火チャンバ40b内に配置されている。爆薬48
bは、推進体44b内に配置されている。複数の導管、
又は通路52bが発火チャンバのハウジング36bの側
壁116に形成される。これら通路52bは、ピストン
106の動きにより露出される。通路52bは、閉塞端
壁16bに向けて下方に且つ接線方向外方に傾斜させ
る。通路52bは、図1の実施例の通路52と同様に、
端壁16b、18bに対し半径方向に伸長し且つインフ
レータ10bの軸線Aに対して垂直に伸長する面に対し
て、約20°の角度で傾斜させる。
【0043】通路52bは、発火チャンバ40bからら
旋状経路40bの最初の部分に沿って、出口端壁16b
に向けて下方に及び側方向に燃焼生成物の流れを向け
る。出口端壁16bは、燃焼生成物をら旋状経路64b
の第2のより大径部分66bに向けて上方に案内する。
燃焼生成物がら旋状経路64bに沿って流動するとき、
微粒子及び溶融材料は、図1及び図2の実施例に関して
上述したように、遠心作用により燃焼生成物中のガス状
材料から分離される。
【0044】乗物が急激に減速したときに、爆薬48b
が発火される。該爆薬の発火により、推進体44bに着
火し、チャンバ40b内に圧力を発生させ、ピストン1
06を軸方向上方に動かす。ピストン106が軸方向上
方に動くのに伴い、容器12bの端壁が円形溝112に
沿って破断される。これにより、燃焼生成物が出口マニ
ホルドチャンバ30bからディフューザ102内に流動
するための開口部が形成される。又、ピストンの動きに
より、上述のように、通路52bが開放する。ピストン
106は、燃焼生成物が発火チャンバ40bから出口マ
ニホルドチャンバ30bに直接、流動するのを妨害す
る。このため、燃焼生成物は、通路52bを通って発火
チャンバ40bから容器12bの主チャンバ14b内に
流動する。燃焼生成物が主チャンバ14b内に流動する
と、これら燃焼生成物は、ら旋状経路64bの最初の部
分62bに沿って端壁16bに向けて移動する。次に、
燃焼生成物は、ら旋状経路64bの第2の部分66bに
沿って、容器12bの出口端壁18bに向けて流動す
る。
【0045】次に、燃焼生成物は、出口マニホルドの開
口部34bを通って出口マニホルドチャンバ30b内に
流動する。燃焼生成物は、このマニホルドチャンバ30
bから出口端壁18bに形成された開口部を通って流動
し、ディフューザ102内に入る。該ディフューザ10
2は、燃焼生成物をエアバッグ内に導入する。
【0046】本発明の上記説明から、当業者には、本発
明の改良、変更及び変形例が案出可能であろう。例え
ば、推進体44、44aは、爆薬32、32aの後に発
火するようにしてもよい。このようにすれば、貯蔵され
たガスは、容器12、12aから解放される。所定の遅
延時間後、爆薬48、48aが発火するようにしてもよ
い。爆薬32、32aの発火と爆薬48、48aの発火
との間の遅延時間が長ければ長い程、インフレータの出
力は小さくなる。このことは、大気圧が高いときに、出
力を小さくするのに有用であろう。当業者に明らかであ
るかかる改良、変更及び変形例は、特許請求の範囲に包
含することを意図するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による構造のインフレータ組立
体の概略図的な断面図である。図1Aは、インフレータ
組立体の構造を更に示す、図1の略線1A−1Aに沿っ
た部分概略図である。
【図2】本発明を具体化するインフレータ組立体の第2
の実施例の断面図である。
【図3】本発明を具体化するインフレータ組立体の第3
の実施例の断面図である。
【符号の説明】
10 インフレータ組立体 12 容器 14 チャンバ 16 閉塞端壁 18 出口端部壁 20 円筒状側 壁 24 出口マニホルド 26 側壁 28 壁 30 マニホル ドチャンバ 32 発破キャップ 34 開口部 36 ハウジング 40 発火チャ ンバ 42 端壁 44 推進体 48 発破キャップ 50 端壁 52 導管 54 導管の本 体部分 58 出口端部分 60 半径方向 面 62 ら旋状経路の第1の部分 64 ら旋状経 路 66 ら旋状経路の第2の部分

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗物の搭乗者安全拘束装置の拡張装置に
    して、 ガスを貯蔵するチャンバを有する容器手段と、 発火可能な材料本体と、 前記発火可能な材料本体を発火させ、ガス状及びその他
    の材料を含む燃焼生成物を形成する手段と、 前記燃焼生成物を前記チャンバ内の略ら旋状経路に沿っ
    て流動させ、ガスを前記チャンバ内で加熱する間に、前
    記その他の材料の少なくとも一部を前記ガス状材料から
    分離する手段と、を備えることを特徴とする拡張装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の拡張装置にして、燃焼
    生成物を前記チャンバ内の略ら旋状経路に沿って流動さ
    せる前記手段が、燃焼生成物を前記チャンバ内に導入す
    る導管手段を備え、前記導管手段が、前記容器手段の長
    手方向中心軸線に対して垂直に前記容器手段を通って伸
    長する面に対し急峻な角度で傾斜されることを特徴とす
    る拡張装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の拡張装置にして、前記
    容器手段が、前記チャンバの少なくとも一部を形成する
    円形の内側面を有し、燃焼生成物を略ら旋状経路に沿っ
    て流動させる前記手段が、燃焼生成物の流れを前記容器
    手段の円形の内側面に沿って案内する手段を備えること
    を特徴とする拡張装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の拡張装置にして、燃焼
    生成物の流れを前記容器手段の円形の内側面に沿って案
    内する前記手段が、前記容器手段の円形の内側面から離
    間されることを特徴とする拡張装置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の拡張装置にして、燃焼
    生成物の流れを前記容器手段の円形の内側面に沿って案
    内する前記手段が、開口部を有し、前記燃焼生成物が、
    前記開口部を通って、前記容器手段の円形の内側面を通
    って伸長し且つ前記円形の内側面の軸線に対して垂直な
    半径方向面に対して急峻な角度で傾斜させた方向に流動
    することを特徴とする拡張装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の拡張装置にして、その
    内部に前記発火材料本体が配置された発火チャンバを形
    成する手段を更に備え、燃焼生成物を略ら旋状経路に沿
    って流動させる前記手段が、前記発火チャンバからの出
    口の少なくとも一部を形成する手段を備えることを特徴
    とする拡張装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の拡張装置にして、その
    内部に前記発火材料本体が配置された発火チャンバを形
    成する手段を更に備え、燃焼生成物を略ら旋状経路に沿
    って流動させる前記手段が、前記発火チャンバの外側の
    周りを伸長する略ら旋状経路に沿って燃焼生成物を流動
    させる手段を備えることを特徴とする拡張装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の拡張装置にして、前記
    容器手段内の前記チャンバが、前記容器手段の長手方向
    中心軸線と同軸状の円形の内側面を有し、前記装置が、
    前記容器手段内の前記チャンバ内に配置された発火チャ
    ンバを形成する手段を更に備え、前記発火チャンバ内に
    前記発火可能な材料が配置され、 燃焼生成物の流れを発火チャンバから前記容器手段内の
    前記チャンバの円形の内側面に隣接する位置に供給する
    導管手段を備え、燃焼生成物を前記容器手段内の前記チ
    ャンバ内の略ら旋状経路に沿って流動させる前記手段
    が、前記容器手段内の前記チャンバの円形の内側面に隣
    接する前記導管からの出口を形成する表面手段を備え、
    前記燃焼生成物が、前記出口を通って、前記容器手段内
    の前記チャンバの円形の内側面を通って伸長する半径方
    向面に対し急峻な角度で傾斜させた方向に流動すること
    を特徴とする拡張装置。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の拡張装置にして、前記
    容器手段内の前記チャンバが、第1の端面と、第2の端
    面と、前記第2の端面に隣接して配置された出口とを有
    し、燃焼生成物を前記チャンバ内の略ら旋状経路に沿っ
    て流動させる前記手段が、燃焼生成物をら旋状経路の第
    1の部分に沿って前記チャンバの前記第1の端面方向に
    流動させ、次に、ら旋状経路の第2の部分に沿って前記
    第1の端面から離れ、前記第2の端面及び前記チャンバ
    からの前記出口方向に流動させる手段を備えることを特
    徴とする拡張装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の拡張装置にして、ら
    旋状経路の前記第1の部分が第1の径を有し、ら旋状経
    路の第2の部分が前記第1の径よりも小さい第2の径を
    有することを特徴とする拡張装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の拡張装置にして、
    ら旋状経路の前記第1の部分が、ら旋状経路の第2の部
    分の少なくとも一部に外接することを特徴とする拡張装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載の拡張装置にして、前
    記容器手段内の前記チャンバが、前記第1及び第2の端
    面間を伸長する側面を有し、前記ら旋状経路の前記第1
    の部分が前記側面に沿って配置されることを特徴とする
    拡張装置。
  13. 【請求項13】 請求項9に記載の拡張装置にして、チ
    ャンバの前記第1の端面が、円弧状の形状であり且つ燃
    焼生成物が流動するら旋状経路の長手方向中心軸線に対
    し直角に伸長し、前記第1の端面が、燃焼生成物の流れ
    と協働し、前記第1の端面方向から、前記第1の端面か
    ら離れ、前記第2の端面及び前記チャンバからの前記出
    口方向へのら旋状経路に沿った燃焼生成物の流動方向を
    反転させることを特徴とする拡張装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の拡張装置にして、
    前記チャンバの前記第1の端面が、球の一部の形状に対
    応する形状であることを特徴とする拡張装置。
  15. 【請求項15】 請求項1に記載の拡張装置にして、前
    記容器手段内の前記チャンバの外側に配置された発火チ
    ャンバを画成する手段を更に備え、発火可能な前記材料
    本体が前記発火チャンバ内に配置され、燃焼生成物を略
    ら旋状経路に沿って流動させる前記手段が、燃焼生成物
    の流れを前記発火チャンバから前記容器手段内の前記チ
    ャンバに供給する手段を備えることを特徴とする拡張装
    置。
  16. 【請求項16】 請求項1に記載の拡張装置にして、前
    記容器内の前記チャンバが、第1の端面と、第2の端面
    と、前記第2の端面に隣接して配置された出口とを備
    え、燃焼生成物を前記チャンバ内に略ら旋状経路に沿っ
    て流動させる前記手段が、燃焼生成物の流れを前記第1
    の端面に向ける手段を備え、前記第1の端面が、燃焼生
    成物の流れを前記チャンバ内の略ら旋状経路に沿って前
    記第2の端面及び前記出口に向けて案内する表面手段を
    備えることを特徴とする拡張装置。
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