JPH05212748A - プラスチック成形銘板スイッチ部 - Google Patents
プラスチック成形銘板スイッチ部Info
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- JPH05212748A JPH05212748A JP4626292A JP4626292A JPH05212748A JP H05212748 A JPH05212748 A JP H05212748A JP 4626292 A JP4626292 A JP 4626292A JP 4626292 A JP4626292 A JP 4626292A JP H05212748 A JPH05212748 A JP H05212748A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 銘板等のスイッチ盤用生地部材と芯材樹脂側
に欠損窓孔を設けた射出成形樹脂部とを一体成形したプ
ラスチック成形銘板スイッチ部を提供する。 【構成】 透明又は半透明の可撓性プラスチックフィル
ムのスイッチ盤用生地部材、文字、図形等の印刷表示層
及び接着融解層の積層材片と、芯材樹脂側に欠損窓孔を
設けた射出成形樹脂部とを接着融解層を介して一体成形
した構成とする。 【効果】 キ−スイッチ操作部に文字、図形等の印刷表
示を一部持った生地部材が露出し透視感と肉厚を視認で
き、キ−スイッチ部の操作位置の明確化と操作感の改善
を図り得る。また、芯材樹脂側の射出成形樹脂を選択す
ることにより異なった特性のプラスチックを複合一体成
形することができ、かつ金型の構造、成形性等からも極
めて簡易な手段で製作コスト低減を図り得る。
に欠損窓孔を設けた射出成形樹脂部とを一体成形したプ
ラスチック成形銘板スイッチ部を提供する。 【構成】 透明又は半透明の可撓性プラスチックフィル
ムのスイッチ盤用生地部材、文字、図形等の印刷表示層
及び接着融解層の積層材片と、芯材樹脂側に欠損窓孔を
設けた射出成形樹脂部とを接着融解層を介して一体成形
した構成とする。 【効果】 キ−スイッチ操作部に文字、図形等の印刷表
示を一部持った生地部材が露出し透視感と肉厚を視認で
き、キ−スイッチ部の操作位置の明確化と操作感の改善
を図り得る。また、芯材樹脂側の射出成形樹脂を選択す
ることにより異なった特性のプラスチックを複合一体成
形することができ、かつ金型の構造、成形性等からも極
めて簡易な手段で製作コスト低減を図り得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプラスチック成形銘板ス
イッチ部に関する。さらに詳しくは銘板等のスイッチ盤
用生地部材と射出成形樹脂部とを一体成形し印刷表示部
を一部に設けたプラスチック成形銘板のスイッチ部の構
造に関する。
イッチ部に関する。さらに詳しくは銘板等のスイッチ盤
用生地部材と射出成形樹脂部とを一体成形し印刷表示部
を一部に設けたプラスチック成形銘板のスイッチ部の構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家電製品や産業機器等での機械器
具に取付けられる電気回路の切断、切り換え、接続のた
めのスイッチ表示盤や銘板等においてプラスチック素材
が多く用いられており、たとえばキ−スイッチ用表面シ
−ト等ではポリエステル・フィルムシ−ト等の可撓性を
有する素材が使用されている。そして、これらのスイッ
チ表示盤や銘板等には操作機能を判り易く、しかも迅速
に誤りなく認識できるような簡潔な文字、用語はじめ、
操作を示す図形標識等が表示され、また、該表示部分に
着色等による装飾性の付加や、操作の識別機能を果たす
表示部の構成がとられているが、これらキ−スイッチ用
シ−トの多くは両面接着テ−プ等を用いてプラスチック
成形品に貼付けられて使用されている。
具に取付けられる電気回路の切断、切り換え、接続のた
めのスイッチ表示盤や銘板等においてプラスチック素材
が多く用いられており、たとえばキ−スイッチ用表面シ
−ト等ではポリエステル・フィルムシ−ト等の可撓性を
有する素材が使用されている。そして、これらのスイッ
チ表示盤や銘板等には操作機能を判り易く、しかも迅速
に誤りなく認識できるような簡潔な文字、用語はじめ、
操作を示す図形標識等が表示され、また、該表示部分に
着色等による装飾性の付加や、操作の識別機能を果たす
表示部の構成がとられているが、これらキ−スイッチ用
シ−トの多くは両面接着テ−プ等を用いてプラスチック
成形品に貼付けられて使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら従来のスイッチ
銘板や表示盤等で、表面に直接的に適宜色彩、模様を施
す方法、或いは両面接着テ−プ等を用いてプラスチック
成形品に貼付する方法等はコスト面では低廉であるとし
ても今日の生活様式の多様化や室内装置品等との調和や
装飾性からみても、産業機械器具分野のスイッチ操作感
の延長の嫌いがあり、操作位置の確認の場合や操作時の
外観視認からみても余りにも平面的で趣向に欠ける欠点
があった。このためその表面に高尚、優美な任意の図
柄、模様等を施したり、或いはスイッチ銘板や表示盤等
でのスイッチ押圧箇所の凸部の形態等を改善する等の構
成を採用するとしても、家電製品等の使用目的によって
はコスト高に繋がる難点があった。
銘板や表示盤等で、表面に直接的に適宜色彩、模様を施
す方法、或いは両面接着テ−プ等を用いてプラスチック
成形品に貼付する方法等はコスト面では低廉であるとし
ても今日の生活様式の多様化や室内装置品等との調和や
装飾性からみても、産業機械器具分野のスイッチ操作感
の延長の嫌いがあり、操作位置の確認の場合や操作時の
外観視認からみても余りにも平面的で趣向に欠ける欠点
があった。このためその表面に高尚、優美な任意の図
柄、模様等を施したり、或いはスイッチ銘板や表示盤等
でのスイッチ押圧箇所の凸部の形態等を改善する等の構
成を採用するとしても、家電製品等の使用目的によって
はコスト高に繋がる難点があった。
【0004】また、スイッチ銘板や表示盤等に多層化或
いは装飾付与等の為の従来の射出成形でのインサ−ト成
形においては、例えば色調の異なる複数個のプラスチッ
ク成形物を同時成形して一体化する場合や、予め印刷等
を施した加飾基体の切断小片を同時成形して一体化する
等が行われている。しかしながらこれらインサ−ト成形
に供する成形物や加飾基体の材質については主として相
互の密着性等の難点から射出成形樹脂と同等若しくは同
系のものに使用せねばならない制約があった。また、銘
板や表示盤のキ−スイッチ部の隆起性や厚み等が改善さ
れても文字、図形等の印刷表示そのものがやはり平面的
に視認され、例えば該文字、図形等に膨隆状の形成或い
は操作感や美観を求める場合はコスト高に繋がる欠点が
あった。このように、購買者からみても家電製品等のよ
うに日常使用する機器などの場合は尚更のこと、多数の
商品群の中から各自の趣向や操作の簡便性や取扱いが容
易で、しかも各自の趣向に応じた製品を選んで購買する
のが一般的であるが、機器類の形態や価格等と共に、そ
の操作機能の構造が複雑でなく操作位置の明確なことや
的確、簡便な操作ができる操作感、かつ斬新さや機能性
を求めている点からみれば不満足であるという問題点が
あった。
いは装飾付与等の為の従来の射出成形でのインサ−ト成
形においては、例えば色調の異なる複数個のプラスチッ
ク成形物を同時成形して一体化する場合や、予め印刷等
を施した加飾基体の切断小片を同時成形して一体化する
等が行われている。しかしながらこれらインサ−ト成形
に供する成形物や加飾基体の材質については主として相
互の密着性等の難点から射出成形樹脂と同等若しくは同
系のものに使用せねばならない制約があった。また、銘
板や表示盤のキ−スイッチ部の隆起性や厚み等が改善さ
れても文字、図形等の印刷表示そのものがやはり平面的
に視認され、例えば該文字、図形等に膨隆状の形成或い
は操作感や美観を求める場合はコスト高に繋がる欠点が
あった。このように、購買者からみても家電製品等のよ
うに日常使用する機器などの場合は尚更のこと、多数の
商品群の中から各自の趣向や操作の簡便性や取扱いが容
易で、しかも各自の趣向に応じた製品を選んで購買する
のが一般的であるが、機器類の形態や価格等と共に、そ
の操作機能の構造が複雑でなく操作位置の明確なことや
的確、簡便な操作ができる操作感、かつ斬新さや機能性
を求めている点からみれば不満足であるという問題点が
あった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、スイッチ
表示盤や銘板等のスイッチ盤用生地部材やシ−ト等で用
いられているポリエステル・フィルムシ−トが、そのス
イッチ操作機能に適した可撓性を有する素材である点を
利用すると共に、成形インサ−ト側及び芯材樹脂の射出
成形樹脂の相互に良好な親和性と接合性を有する接着融
解層をインサ−ト側にスクリ−ン印刷等によって層着し
一体成形することにより2種以上の異なったプラスチッ
クを一体成形することができ、2種以上のプラスチック
の特性を併せ持ったプラスチック成形物が得られること
から、例えば表面に耐熱性樹脂層を持った熱可塑性プラ
スチック成形物、或いは表面硬度の高いプラスチックと
比較的柔軟な特性を持ったプラスチックの一体成形物な
どの組合わせに着目した。そして、例えばスイッチ盤用
生地部材、印刷表示層及び接着融解層からなる積層材片
と、キ−スイッチ操作部の対応箇所に欠損窓孔を設けた
芯材樹脂の射出成形樹脂部とを接着接合して一体成形
し、さらに該スイッチ盤用生地部材の適宜表示箇所に凸
状隆起部を形成した構成等につき種々検討の結果、本発
明に到達した。
表示盤や銘板等のスイッチ盤用生地部材やシ−ト等で用
いられているポリエステル・フィルムシ−トが、そのス
イッチ操作機能に適した可撓性を有する素材である点を
利用すると共に、成形インサ−ト側及び芯材樹脂の射出
成形樹脂の相互に良好な親和性と接合性を有する接着融
解層をインサ−ト側にスクリ−ン印刷等によって層着し
一体成形することにより2種以上の異なったプラスチッ
クを一体成形することができ、2種以上のプラスチック
の特性を併せ持ったプラスチック成形物が得られること
から、例えば表面に耐熱性樹脂層を持った熱可塑性プラ
スチック成形物、或いは表面硬度の高いプラスチックと
比較的柔軟な特性を持ったプラスチックの一体成形物な
どの組合わせに着目した。そして、例えばスイッチ盤用
生地部材、印刷表示層及び接着融解層からなる積層材片
と、キ−スイッチ操作部の対応箇所に欠損窓孔を設けた
芯材樹脂の射出成形樹脂部とを接着接合して一体成形
し、さらに該スイッチ盤用生地部材の適宜表示箇所に凸
状隆起部を形成した構成等につき種々検討の結果、本発
明に到達した。
【0006】本発明は、銘板等のスイッチ表示部の操作
機能を備えた透明又は半透明の可撓性を有するプラスチ
ックフィルム若しくはシ−トからなるスイッチ盤用生地
部材の少なくとも片面に文字、図柄、或いは着色等が施
された印刷表示層を形成し、該表示層の上にスクリ−ン
印刷等により接着融解層を設けた所望形状の積層材片
を、射出成形金型内の所定位置に設置して射出成形樹脂
部と接着接合し一体成形されてなり、かつ前記射出成形
樹脂部にはキ−スイッチ操作部の対応箇所に欠損窓孔が
形成された構成、並びにスイッチ盤用生地部材の表面に
凸状隆起部を形成からなる構成、更に凸状隆起部の高さ
を少なくとも射出成形樹脂部の厚さと略同等以上の高さ
とし、凸状側には凸部周縁を除いて接着融解層が層着形
成された該スイッチ盤用生地部材と且つ逆向きの凸状側
に射出成形樹脂部を一体成形した構成からなるプラスチ
ック成形銘板スイッチ部を提供することを目的とする。
さらに他の目的は家電製品等の銘板或いは表示盤のキ−
スイッチ操作位置の明確化並びに肉厚や凸状透視効果等
が施された斬新性と併せて操作感を改善したキ−スイッ
チ操作部を持ったプラスチック成形銘板を工業的有利に
得ることにある。
機能を備えた透明又は半透明の可撓性を有するプラスチ
ックフィルム若しくはシ−トからなるスイッチ盤用生地
部材の少なくとも片面に文字、図柄、或いは着色等が施
された印刷表示層を形成し、該表示層の上にスクリ−ン
印刷等により接着融解層を設けた所望形状の積層材片
を、射出成形金型内の所定位置に設置して射出成形樹脂
部と接着接合し一体成形されてなり、かつ前記射出成形
樹脂部にはキ−スイッチ操作部の対応箇所に欠損窓孔が
形成された構成、並びにスイッチ盤用生地部材の表面に
凸状隆起部を形成からなる構成、更に凸状隆起部の高さ
を少なくとも射出成形樹脂部の厚さと略同等以上の高さ
とし、凸状側には凸部周縁を除いて接着融解層が層着形
成された該スイッチ盤用生地部材と且つ逆向きの凸状側
に射出成形樹脂部を一体成形した構成からなるプラスチ
ック成形銘板スイッチ部を提供することを目的とする。
さらに他の目的は家電製品等の銘板或いは表示盤のキ−
スイッチ操作位置の明確化並びに肉厚や凸状透視効果等
が施された斬新性と併せて操作感を改善したキ−スイッ
チ操作部を持ったプラスチック成形銘板を工業的有利に
得ることにある。
【0007】本発明において、スイッチ盤用生地部材と
しては、家電製品や産業機器等での機械器具に取付けら
れる電気回路の切断、切り換え、接続等のため指先等で
接触押圧の如き簡便な操作に適した素材であり、通常プ
ラスチック素材が多く用いられており、例えばキ−スイ
ッチ用表面シ−トではポリエステル・フィルム等の可撓
性を有する素材が好適である。またその厚みは通常0.
05mm〜0.3mmの範囲が適当であり、これより薄
いか或いは厚い場合はスイッチ表示盤や銘板等において
操作機能が十分に発揮できない難点がある。さらに、本
発明での射出成形樹脂部の厚さは、取り付けられる家電
製品や産業機器等での機械器具のサイズやキ−スイッチ
表示部分の大きさ等により異なるが、前記積層材片を射
出成形金型内の所定位置に設置して射出成形樹脂部と接
着接合するインサ−ト成形における場合、芯材樹脂とし
て普通15〜30mmが適当である。
しては、家電製品や産業機器等での機械器具に取付けら
れる電気回路の切断、切り換え、接続等のため指先等で
接触押圧の如き簡便な操作に適した素材であり、通常プ
ラスチック素材が多く用いられており、例えばキ−スイ
ッチ用表面シ−トではポリエステル・フィルム等の可撓
性を有する素材が好適である。またその厚みは通常0.
05mm〜0.3mmの範囲が適当であり、これより薄
いか或いは厚い場合はスイッチ表示盤や銘板等において
操作機能が十分に発揮できない難点がある。さらに、本
発明での射出成形樹脂部の厚さは、取り付けられる家電
製品や産業機器等での機械器具のサイズやキ−スイッチ
表示部分の大きさ等により異なるが、前記積層材片を射
出成形金型内の所定位置に設置して射出成形樹脂部と接
着接合するインサ−ト成形における場合、芯材樹脂とし
て普通15〜30mmが適当である。
【0008】また、本発明において芯材樹脂側の射出成
形樹脂部に使用する樹脂としては、例えばアクリル系樹
脂、ポリカ−ボネイト、ポリエステル、ポリウレタン、
塩化ビニ−ル系樹脂その他の熱可塑性樹脂、或いは熱可
塑性エラストマ−等であり、このような芯材樹脂とし
て、射出成形可能な樹脂であれば熱可塑性樹脂、熱硬化
性樹脂、熱可塑性エラストマ−、或いはこれらに無機質
充填剤や着色剤、滑剤等の添加剤等を含むものを使用す
ることができる。また、射出成形機はプランジャ−型、
スクリュ−型等を問わず通常の射出形成機で適用が可能
である。
形樹脂部に使用する樹脂としては、例えばアクリル系樹
脂、ポリカ−ボネイト、ポリエステル、ポリウレタン、
塩化ビニ−ル系樹脂その他の熱可塑性樹脂、或いは熱可
塑性エラストマ−等であり、このような芯材樹脂とし
て、射出成形可能な樹脂であれば熱可塑性樹脂、熱硬化
性樹脂、熱可塑性エラストマ−、或いはこれらに無機質
充填剤や着色剤、滑剤等の添加剤等を含むものを使用す
ることができる。また、射出成形機はプランジャ−型、
スクリュ−型等を問わず通常の射出形成機で適用が可能
である。
【0009】さらに接着融解層の材料としては、通常1
00〜250°Cの範囲で加熱、加圧により付着せしめ
ることができるホットメルト型樹脂が適当であり、たと
えばエチレン−酢酸ビニ−ル共重合樹脂、塩化ビニ−ル
樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリアミド系樹脂等を使用
することができ、又、ホットメルト型樹脂の単一層或い
はエチレン−酢酸ビニ−ル共重合樹脂とポリアミド系樹
脂の如く、これらの二種以上が積層されたものであって
もよい。
00〜250°Cの範囲で加熱、加圧により付着せしめ
ることができるホットメルト型樹脂が適当であり、たと
えばエチレン−酢酸ビニ−ル共重合樹脂、塩化ビニ−ル
樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリアミド系樹脂等を使用
することができ、又、ホットメルト型樹脂の単一層或い
はエチレン−酢酸ビニ−ル共重合樹脂とポリアミド系樹
脂の如く、これらの二種以上が積層されたものであって
もよい。
【0010】
【作用】本発明のプラスチック成形銘板スイッチ部の構
成では、キ−スイッチ操作部は可撓性を有しスイッチ操
作性も確実、簡便に行なうことができるポリエステルフ
ィルムが露出又は凸状形成されておりスイッチ機能を十
分に果たすように働く。また、本発明の構成では、スイ
ッチ盤用生地部材に印刷表示層を形成し接着融解層を設
けた所望形状の積層材片の背後に溶融樹脂を射出したイ
ンサ−ト成形により芯材層の射出成形樹脂部と一体成形
し、かつ該射出成形樹脂部には欠損窓孔を形成してお
り、従来密着性の難点があったポリエステルフィルムの
インサ−ト成形を可能とし、両面テ−プ等をプラスチッ
ク成形品に貼付けたものと異なり、キ−スイッチの対応
箇所の透視性能並びにプラスチック成形銘板キ−スイッ
チとしてプラスチック一体成形物の形態及び肉厚を維持
できるように働く。
成では、キ−スイッチ操作部は可撓性を有しスイッチ操
作性も確実、簡便に行なうことができるポリエステルフ
ィルムが露出又は凸状形成されておりスイッチ機能を十
分に果たすように働く。また、本発明の構成では、スイ
ッチ盤用生地部材に印刷表示層を形成し接着融解層を設
けた所望形状の積層材片の背後に溶融樹脂を射出したイ
ンサ−ト成形により芯材層の射出成形樹脂部と一体成形
し、かつ該射出成形樹脂部には欠損窓孔を形成してお
り、従来密着性の難点があったポリエステルフィルムの
インサ−ト成形を可能とし、両面テ−プ等をプラスチッ
ク成形品に貼付けたものと異なり、キ−スイッチの対応
箇所の透視性能並びにプラスチック成形銘板キ−スイッ
チとしてプラスチック一体成形物の形態及び肉厚を維持
できるように働く。
【0011】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明の一実施例を示す断面部、図5
は本発明のキ−スイッチ部を設けたプラスチック成形銘
板の一実施例を示す正面図であり、図1及び5におい
て、プラスチック成形銘板1には文字、図形等が視認で
きるキ−スイッチ操作部4と、透視窓部5が設けられて
おり、その最外層に指触押圧し操作できるポリエステル
フィルムからなるスイッチ盤用生地部材6と、文字、図
形等の印刷部2及び着色3が施される印刷表示層7、さ
らにその裏面にはスクリ−ン印刷、又はロ−ルコ−タ
−、全面塗布や吹き付け等によりホットメルト系樹脂等
からなる接着融解層8が層着された積層材片15が、射
出成形金型内の所定位置(図示しない)に設置又は載置
され溶融樹脂を加圧注入するインサ−ト成形により一体
化成形され、かつキ−スイッチ操作部4の対応箇所に欠
損窓孔10が形成された芯材樹脂の射出成形樹脂部9と
が接着融解層8を介して一体的に成形された概略構成と
なっている。
明する。図1は、本発明の一実施例を示す断面部、図5
は本発明のキ−スイッチ部を設けたプラスチック成形銘
板の一実施例を示す正面図であり、図1及び5におい
て、プラスチック成形銘板1には文字、図形等が視認で
きるキ−スイッチ操作部4と、透視窓部5が設けられて
おり、その最外層に指触押圧し操作できるポリエステル
フィルムからなるスイッチ盤用生地部材6と、文字、図
形等の印刷部2及び着色3が施される印刷表示層7、さ
らにその裏面にはスクリ−ン印刷、又はロ−ルコ−タ
−、全面塗布や吹き付け等によりホットメルト系樹脂等
からなる接着融解層8が層着された積層材片15が、射
出成形金型内の所定位置(図示しない)に設置又は載置
され溶融樹脂を加圧注入するインサ−ト成形により一体
化成形され、かつキ−スイッチ操作部4の対応箇所に欠
損窓孔10が形成された芯材樹脂の射出成形樹脂部9と
が接着融解層8を介して一体的に成形された概略構成と
なっている。
【0012】図2は、スイッチ盤用生地部材に凸状隆起
部を形成した構成の断面図であり、前記図1と同様にキ
−スイッチ操作部4の対応箇所に欠損窓孔10が形成さ
れた芯材樹脂の射出成形樹脂部9と積層材片15とが一
体成形された構成よりなり、キ−スイッチ操作部4に対
応するスイッチ盤用生地部材6の裏面側には通常文字又
は図形等の印刷部2或いは着色3が施されており、しか
も印刷部2の文字、図形等がキ−スイッチ操作部4に対
応する箇所に設けた凸状隆起部11は、前記スイッチ盤
用生地部材6が透明又は半透明で且つスイッチ操作機能
を備えた可撓性のあるポリエステルフィルムを円弧突出
状の形態とした凸状隆起部11が形成された構成である
為、該凸状隆起部11の膨隆状態により屈折、拡散反射
により透明又は半透明で屈折率が見る角度によって異な
るレンズ素子効果を備えており、特殊な視覚上の効果を
発揮するスイッチ表示部材の構成となっている。
部を形成した構成の断面図であり、前記図1と同様にキ
−スイッチ操作部4の対応箇所に欠損窓孔10が形成さ
れた芯材樹脂の射出成形樹脂部9と積層材片15とが一
体成形された構成よりなり、キ−スイッチ操作部4に対
応するスイッチ盤用生地部材6の裏面側には通常文字又
は図形等の印刷部2或いは着色3が施されており、しか
も印刷部2の文字、図形等がキ−スイッチ操作部4に対
応する箇所に設けた凸状隆起部11は、前記スイッチ盤
用生地部材6が透明又は半透明で且つスイッチ操作機能
を備えた可撓性のあるポリエステルフィルムを円弧突出
状の形態とした凸状隆起部11が形成された構成である
為、該凸状隆起部11の膨隆状態により屈折、拡散反射
により透明又は半透明で屈折率が見る角度によって異な
るレンズ素子効果を備えており、特殊な視覚上の効果を
発揮するスイッチ表示部材の構成となっている。
【0013】図3は、本発明の別実施例を示す断面図で
あり、前記凸状隆起部11の高さを少なくとも射出成形
樹脂部9の厚さと略同等又は同等以上の高さとし、凸状
側には凸部周縁部12を除いて接着融解層11が層着形
成された該スイッチ盤用生地部材6と文字、図形等を設
けた印刷表示層7からなる積層材片15と、これに対し
凸状隆起部11の対応位置に凹凸部13を設けると共
に、前記凸状隆起部11が潰れないような機構、操作と
した射出成形により、上述の構成とは逆向きの凸状側に
射出成形樹脂部9が形成されるように透明性又は半透明
性のプラスチックが射出成形され、これらを一体化する
ことにより、表側には十分に肉厚を持つ透明又は半透明
プラスチック素材が視認され、且つキ−スイッチ操作部
4には可撓性フィルム素材の突出状態を呈するスイッチ
盤用生地部材6が一体成形されたプラスチック成形銘板
スイッチ部が得られる構成となっている。
あり、前記凸状隆起部11の高さを少なくとも射出成形
樹脂部9の厚さと略同等又は同等以上の高さとし、凸状
側には凸部周縁部12を除いて接着融解層11が層着形
成された該スイッチ盤用生地部材6と文字、図形等を設
けた印刷表示層7からなる積層材片15と、これに対し
凸状隆起部11の対応位置に凹凸部13を設けると共
に、前記凸状隆起部11が潰れないような機構、操作と
した射出成形により、上述の構成とは逆向きの凸状側に
射出成形樹脂部9が形成されるように透明性又は半透明
性のプラスチックが射出成形され、これらを一体化する
ことにより、表側には十分に肉厚を持つ透明又は半透明
プラスチック素材が視認され、且つキ−スイッチ操作部
4には可撓性フィルム素材の突出状態を呈するスイッチ
盤用生地部材6が一体成形されたプラスチック成形銘板
スイッチ部が得られる構成となっている。
【0014】また、図3のキ−スイッチ操作部4の構成
では、スイッチ盤用生地部材6の凸状隆起部11は射出
成形樹脂部9の厚さと略同等或いは同等以上の高さと
し、凸状側には凸部周縁部13を除いて接着融解層8が
層着された構成となっている。そして、前記スイッチ盤
用生地部材6の凸状隆起部11では円弧状の曲面等の複
雑形状やその高さを維持する形態であるが、前記隆起部
11の高さを射出成形樹脂部9と同等程度か又はそれ以
上の高さとするいずれの場合であっても、射出成形樹脂
部9の左右相隣る上端角縁を斜め状に切欠した面取り縁
部14を形成することにより、外観上も特異性のある形
態を持ったキ−スイッチ操作部4が視認されると共に、
操作性や機能上もキ−スイッチ操作位置の明確化並びに
操作を的確に行なうことができ且つ操作感を改善した構
成とすることができる。
では、スイッチ盤用生地部材6の凸状隆起部11は射出
成形樹脂部9の厚さと略同等或いは同等以上の高さと
し、凸状側には凸部周縁部13を除いて接着融解層8が
層着された構成となっている。そして、前記スイッチ盤
用生地部材6の凸状隆起部11では円弧状の曲面等の複
雑形状やその高さを維持する形態であるが、前記隆起部
11の高さを射出成形樹脂部9と同等程度か又はそれ以
上の高さとするいずれの場合であっても、射出成形樹脂
部9の左右相隣る上端角縁を斜め状に切欠した面取り縁
部14を形成することにより、外観上も特異性のある形
態を持ったキ−スイッチ操作部4が視認されると共に、
操作性や機能上もキ−スイッチ操作位置の明確化並びに
操作を的確に行なうことができ且つ操作感を改善した構
成とすることができる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。成
形インサ−ト側及び芯材樹脂側の射出成形樹脂の相互に
親和性の良好な接着融解層を層着し異なった材質のプラ
スチックの一体成形がなされ、かつ芯材樹脂側には欠損
窓孔を設け、或いは可撓性をもったスイッチ盤用生地部
材には凸状隆起部を形成した構成の為、キ−スイッチ部
の透視感と肉厚を視認できると共に、キ−スイッチ部の
操作位置を明確化し操作感の改善を図り得る。また、芯
材樹脂側の射出成形樹脂の種類を選択することにより異
なったプラスチックを複合一体成形した銘板キ−スイッ
チ部を成形することができ、しかも金型の構造或いは成
形性等からもきわめて簡易な手段と低コストで成形でき
る等の優れた効果を奏する。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。成
形インサ−ト側及び芯材樹脂側の射出成形樹脂の相互に
親和性の良好な接着融解層を層着し異なった材質のプラ
スチックの一体成形がなされ、かつ芯材樹脂側には欠損
窓孔を設け、或いは可撓性をもったスイッチ盤用生地部
材には凸状隆起部を形成した構成の為、キ−スイッチ部
の透視感と肉厚を視認できると共に、キ−スイッチ部の
操作位置を明確化し操作感の改善を図り得る。また、芯
材樹脂側の射出成形樹脂の種類を選択することにより異
なったプラスチックを複合一体成形した銘板キ−スイッ
チ部を成形することができ、しかも金型の構造或いは成
形性等からもきわめて簡易な手段と低コストで成形でき
る等の優れた効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例を示すスイッチ部の断面図で
ある。
ある。
【図2】スイッチ盤用生地の表面に凸状隆起部を形成し
たスイッチ部の断面図である。
たスイッチ部の断面図である。
【図3】本発明の別実施例を示すスイッチ部の断面図で
ある。
ある。
【図4】本発明の一実施例を示すプラスチック成形銘板
の正面図である。
の正面図である。
1 プラスチック成形銘板 2 印刷部 3 着色 4 キ−スイッチ操作部 5 透視窓部 6 スイッチ盤用生地部材 7 印刷表示層 8 接着融解層 9 射出成形樹脂部 10 欠損窓孔 11 凸状隆起部 12 凸部周縁部 13 凹凸部 14 面取り縁部 15 積層材片
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年3月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプラスチック成形銘板ス
イッチ部に関する。さらに詳しくは銘板等のスイッチ盤
用生地部材と射出成形樹脂部とを一体成形し印刷表示部
を一部に設けたプラスチック成形銘板のスイッチ部の構
造に関する。
イッチ部に関する。さらに詳しくは銘板等のスイッチ盤
用生地部材と射出成形樹脂部とを一体成形し印刷表示部
を一部に設けたプラスチック成形銘板のスイッチ部の構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家電製品や産業機器等での機械器
具に取付けられる電気回路の切断、切り換え、接続のた
めのスイッチ表示盤や銘板等においてプラスチック素材
が多く用いられており、たとえばキ−スイッチ用表面シ
−ト等ではポリエステル・フィルムシ−ト等の可撓性を
有する素材が使用されている。そして、これらのスイッ
チ表示盤や銘板等には操作機能を判り易く、しかも迅速
に誤りなく認識できるような簡潔な文字、用語はじめ、
操作を示す図形標識等が表示され、また、該表示部分に
着色等による装飾性の付加や、操作の識別機能を果たす
表示部の構成がとられているが、これらキ−スイッチ用
シ−トの多くは両面接着テ−プ等を用いてプラスチック
成形品に貼付けられて使用されている。
具に取付けられる電気回路の切断、切り換え、接続のた
めのスイッチ表示盤や銘板等においてプラスチック素材
が多く用いられており、たとえばキ−スイッチ用表面シ
−ト等ではポリエステル・フィルムシ−ト等の可撓性を
有する素材が使用されている。そして、これらのスイッ
チ表示盤や銘板等には操作機能を判り易く、しかも迅速
に誤りなく認識できるような簡潔な文字、用語はじめ、
操作を示す図形標識等が表示され、また、該表示部分に
着色等による装飾性の付加や、操作の識別機能を果たす
表示部の構成がとられているが、これらキ−スイッチ用
シ−トの多くは両面接着テ−プ等を用いてプラスチック
成形品に貼付けられて使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スイッチ銘板や表示盤
等に多層化或いは装飾付与等の為の従来の射出成形での
インサ−ト成形においては、例えば色調の異なる複数個
のプラスチック成形物を同時成形して一体化する場合
や、予め印刷等を施した加飾基体の切断小片を同時成形
して一体化する等が行われている。しかしながらこれら
インサ−ト成形に供する成形物や加飾基体の材質につい
ては主として相互の密着性等の難点から射出成形樹脂と
同等若しくは同系のものに使用せねばならない制約があ
った。
等に多層化或いは装飾付与等の為の従来の射出成形での
インサ−ト成形においては、例えば色調の異なる複数個
のプラスチック成形物を同時成形して一体化する場合
や、予め印刷等を施した加飾基体の切断小片を同時成形
して一体化する等が行われている。しかしながらこれら
インサ−ト成形に供する成形物や加飾基体の材質につい
ては主として相互の密着性等の難点から射出成形樹脂と
同等若しくは同系のものに使用せねばならない制約があ
った。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、スイッチ
表示盤や銘板等のスイッチ盤用生地部材やシ−ト等で用
いられているポリエステル・フィルムシ−トが、そのス
イッチ操作機能に適した可撓性を有する素材である点を
利用すると共に、成形インサ−ト側及び芯材樹脂の射出
成形樹脂の相互に良好な親和性と接合性を有する接着融
解層をインサ−ト側にスクリ−ン印刷等によって層着し
一体成形することにより2種以上の異なったプラスチッ
クを一体成形することができ、2種以上のプラスチック
の特性を併せ持ったプラスチック成形物が得られること
から、例えば表面に耐熱性樹脂層を持った熱可塑性プラ
スチック成形物、或いは表面硬度の高いプラスチックと
比較的柔軟な特性を持ったプラスチックの一体成形物な
どの組合わせに着目した。そして、例えばスイッチ盤用
生地部材、印刷表示層及び接着融解層からなる積層材片
と、キ−スイッチ操作部の対応箇所に欠損窓孔を設けた
芯材樹脂の射出成形樹脂部とを接着接合して一体成形
し、さらに該スイッチ盤用生地部材の適宜表示箇所に凸
状隆起部を形成した構成等につき種々検討の結果、本発
明に到達した。
表示盤や銘板等のスイッチ盤用生地部材やシ−ト等で用
いられているポリエステル・フィルムシ−トが、そのス
イッチ操作機能に適した可撓性を有する素材である点を
利用すると共に、成形インサ−ト側及び芯材樹脂の射出
成形樹脂の相互に良好な親和性と接合性を有する接着融
解層をインサ−ト側にスクリ−ン印刷等によって層着し
一体成形することにより2種以上の異なったプラスチッ
クを一体成形することができ、2種以上のプラスチック
の特性を併せ持ったプラスチック成形物が得られること
から、例えば表面に耐熱性樹脂層を持った熱可塑性プラ
スチック成形物、或いは表面硬度の高いプラスチックと
比較的柔軟な特性を持ったプラスチックの一体成形物な
どの組合わせに着目した。そして、例えばスイッチ盤用
生地部材、印刷表示層及び接着融解層からなる積層材片
と、キ−スイッチ操作部の対応箇所に欠損窓孔を設けた
芯材樹脂の射出成形樹脂部とを接着接合して一体成形
し、さらに該スイッチ盤用生地部材の適宜表示箇所に凸
状隆起部を形成した構成等につき種々検討の結果、本発
明に到達した。
【0005】本発明は、銘板等のスイッチ表示部の操作
機能を備えた透明又は半透明の可撓性を有するプラスチ
ックフィルム若しくはシ−トからなるスイッチ盤用生地
部材の少なくとも片面に文字、図柄、或いは着色等が施
された印刷表示層を形成し、該表示層の上にスクリ−ン
印刷等により接着融解層を設けた所望形状の積層材片
を、射出成形金型内の所定位置に設置して射出成形樹脂
部と接着接合し一体成形されてなり、かつ前記射出成形
樹脂部にはキ−スイッチ操作部の対応箇所に欠損窓孔が
形成された構成、並びにスイッチ盤用生地部材の表面に
凸状隆起部を形成からなる構成、更に凸状隆起部の高さ
を少なくとも射出成形樹脂部の厚さと略同等以上の高さ
とし、凸状側には凸部周縁を除いて接着融解層が層着形
成された該スイッチ盤用生地部材と且つ逆向きの凸状側
に射出成形樹脂部を一体成形した構成からなるプラスチ
ック成形銘板スイッチ部を提供することを目的とする。
さらに他の目的は家電製品等の銘板或いは表示盤のキ−
スイッチ操作位置の明確化並びに肉厚や凸状透視効果等
が施された斬新性と併せて操作感を改善したキ−スイッ
チ操作部を持ったプラスチック成形銘板を工業的有利に
得ることにある。
機能を備えた透明又は半透明の可撓性を有するプラスチ
ックフィルム若しくはシ−トからなるスイッチ盤用生地
部材の少なくとも片面に文字、図柄、或いは着色等が施
された印刷表示層を形成し、該表示層の上にスクリ−ン
印刷等により接着融解層を設けた所望形状の積層材片
を、射出成形金型内の所定位置に設置して射出成形樹脂
部と接着接合し一体成形されてなり、かつ前記射出成形
樹脂部にはキ−スイッチ操作部の対応箇所に欠損窓孔が
形成された構成、並びにスイッチ盤用生地部材の表面に
凸状隆起部を形成からなる構成、更に凸状隆起部の高さ
を少なくとも射出成形樹脂部の厚さと略同等以上の高さ
とし、凸状側には凸部周縁を除いて接着融解層が層着形
成された該スイッチ盤用生地部材と且つ逆向きの凸状側
に射出成形樹脂部を一体成形した構成からなるプラスチ
ック成形銘板スイッチ部を提供することを目的とする。
さらに他の目的は家電製品等の銘板或いは表示盤のキ−
スイッチ操作位置の明確化並びに肉厚や凸状透視効果等
が施された斬新性と併せて操作感を改善したキ−スイッ
チ操作部を持ったプラスチック成形銘板を工業的有利に
得ることにある。
【0006】本発明において、スイッチ盤用生地部材と
しては、家電製品や産業機器等での機械器具に取付けら
れる電気回路の切断、切り換え、接続等のため指先等で
接触押圧の如き簡便な操作に適した素材であり、通常プ
ラスチック素材が多く用いられており、例えばキ−スイ
ッチ用表面シ−トではポリエステル・フィルム等の可撓
性を有する素材が好適である。またその厚みは通常0.
05mm〜0.3mmの範囲が適当であり、これより薄
いか或いは厚い場合はスイッチ表示盤や銘板等において
操作機能が十分に発揮できない難点がある。さらに、本
発明での射出成形樹脂部の厚さは、取り付けられる家電
製品や産業機器等での機械器具のサイズやキ−スイッチ
表示部分の大きさ等により異なるが、前記積層材片を射
出成形金型内の所定位置に設置して射出成形樹脂部と接
着接合するインサ−ト成形における場合、芯材樹脂とし
て普通1.5〜30mmが適当である。
しては、家電製品や産業機器等での機械器具に取付けら
れる電気回路の切断、切り換え、接続等のため指先等で
接触押圧の如き簡便な操作に適した素材であり、通常プ
ラスチック素材が多く用いられており、例えばキ−スイ
ッチ用表面シ−トではポリエステル・フィルム等の可撓
性を有する素材が好適である。またその厚みは通常0.
05mm〜0.3mmの範囲が適当であり、これより薄
いか或いは厚い場合はスイッチ表示盤や銘板等において
操作機能が十分に発揮できない難点がある。さらに、本
発明での射出成形樹脂部の厚さは、取り付けられる家電
製品や産業機器等での機械器具のサイズやキ−スイッチ
表示部分の大きさ等により異なるが、前記積層材片を射
出成形金型内の所定位置に設置して射出成形樹脂部と接
着接合するインサ−ト成形における場合、芯材樹脂とし
て普通1.5〜30mmが適当である。
【0007】また、本発明において芯材樹脂側の射出成
形樹脂部に使用する樹脂としては、例えばアクリル系樹
脂、ポリカ−ボネイト、ポリエステル、ポリウレタン、
塩化ビニ−ル系樹脂その他の熱可塑性樹脂、或いは熱可
塑性エラストマ−等であり、このような芯材樹脂とし
て、射出成形可能な樹脂であれば熱可塑性樹脂、熱硬化
性樹脂、熱可塑性エラストマ−、或いはこれらに無機質
充填剤や着色剤、滑剤等の添加剤等を含むものを使用す
ることができる。また、射出成形機はプランジャ−型、
スクリュ−型等を問わず通常の射出形成機で適用が可能
である。
形樹脂部に使用する樹脂としては、例えばアクリル系樹
脂、ポリカ−ボネイト、ポリエステル、ポリウレタン、
塩化ビニ−ル系樹脂その他の熱可塑性樹脂、或いは熱可
塑性エラストマ−等であり、このような芯材樹脂とし
て、射出成形可能な樹脂であれば熱可塑性樹脂、熱硬化
性樹脂、熱可塑性エラストマ−、或いはこれらに無機質
充填剤や着色剤、滑剤等の添加剤等を含むものを使用す
ることができる。また、射出成形機はプランジャ−型、
スクリュ−型等を問わず通常の射出形成機で適用が可能
である。
【0008】さらに接着融解層の材料としては、通常1
00〜250°Cの範囲で加熱、加圧により付着せしめ
ることができるホットメルト型樹脂が適当であり、たと
えばエチレン−酢酸ビニ−ル共重合樹脂、塩化ビニ−ル
樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエ
ステル系樹脂等を使用することができ、また、ホットメ
ルト型樹脂の単一層或いはエチレン−酢酸ビニ−ル共重
合樹脂とポリアミド系樹脂の如く、これらの二種以上が
積層されたものであってもよい。
00〜250°Cの範囲で加熱、加圧により付着せしめ
ることができるホットメルト型樹脂が適当であり、たと
えばエチレン−酢酸ビニ−ル共重合樹脂、塩化ビニ−ル
樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエ
ステル系樹脂等を使用することができ、また、ホットメ
ルト型樹脂の単一層或いはエチレン−酢酸ビニ−ル共重
合樹脂とポリアミド系樹脂の如く、これらの二種以上が
積層されたものであってもよい。
【0009】
【作用】本発明のプラスチック成形銘板スイッチ部の構
成では、キ−スイッチ操作部は可撓性を有しスイッチ操
作性も確実、簡便に行なうことができるポリエステルフ
ィルムが露出又は凸状形成されておりスイッチ機能を十
分に果たすように働く。また、本発明の構成では、スイ
ッチ盤用生地部材に印刷表示層を形成し接着融解層を設
けた所望形状の積層材片の背後に溶融樹脂を射出したイ
ンサ−ト成形により芯材層の射出成形樹脂部と一体成形
し、かつ該射出成形樹脂部には欠損窓孔を形成してお
り、従来密着性の難点があったポリエステルフィルムの
インサ−ト成形を可能とし、プラスチック成形銘板キ−
スイッチとしてプラスチック一体成形物の形態及び肉厚
を維持できるように働く。
成では、キ−スイッチ操作部は可撓性を有しスイッチ操
作性も確実、簡便に行なうことができるポリエステルフ
ィルムが露出又は凸状形成されておりスイッチ機能を十
分に果たすように働く。また、本発明の構成では、スイ
ッチ盤用生地部材に印刷表示層を形成し接着融解層を設
けた所望形状の積層材片の背後に溶融樹脂を射出したイ
ンサ−ト成形により芯材層の射出成形樹脂部と一体成形
し、かつ該射出成形樹脂部には欠損窓孔を形成してお
り、従来密着性の難点があったポリエステルフィルムの
インサ−ト成形を可能とし、プラスチック成形銘板キ−
スイッチとしてプラスチック一体成形物の形態及び肉厚
を維持できるように働く。
【0010】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明の一実施例を示す断面部、図5
は本発明のキ−スイッチ部を設けたプラスチック成形銘
板の一実施例を示す正面図であり、図1及び5におい
て、プラスチック成形銘板1には文字、図形等が視認で
きるキ−スイッチ操作部4と、透視窓部5が設けられて
おり、その最外層に指触押圧し操作できるポリエステル
フィルムからなるスイッチ盤用生地部材6と、文字、図
形等の印刷部2及び着色3が施される印刷表示層7、さ
らにその裏面にはスクリ−ン印刷、又はロ−ルコ−タ
−、全面塗布や吹き付け等によりホットメルト系樹脂等
からなる接着融解層8が層着された積層材片15が、射
出成形金型内の所定位置(図示しない)に設置又は載置
され溶融樹脂を加圧注入するインサ−ト成形により一体
化成形され、かつキ−スイッチ操作部4の対応箇所に欠
損窓孔10が形成された芯材樹脂の射出成形樹脂部9と
が接着融解層8を介して一体的に成形された概略構成と
なっている。
明する。図1は、本発明の一実施例を示す断面部、図5
は本発明のキ−スイッチ部を設けたプラスチック成形銘
板の一実施例を示す正面図であり、図1及び5におい
て、プラスチック成形銘板1には文字、図形等が視認で
きるキ−スイッチ操作部4と、透視窓部5が設けられて
おり、その最外層に指触押圧し操作できるポリエステル
フィルムからなるスイッチ盤用生地部材6と、文字、図
形等の印刷部2及び着色3が施される印刷表示層7、さ
らにその裏面にはスクリ−ン印刷、又はロ−ルコ−タ
−、全面塗布や吹き付け等によりホットメルト系樹脂等
からなる接着融解層8が層着された積層材片15が、射
出成形金型内の所定位置(図示しない)に設置又は載置
され溶融樹脂を加圧注入するインサ−ト成形により一体
化成形され、かつキ−スイッチ操作部4の対応箇所に欠
損窓孔10が形成された芯材樹脂の射出成形樹脂部9と
が接着融解層8を介して一体的に成形された概略構成と
なっている。
【0011】図2は、スイッチ盤用生地部材に凸状隆起
部を形成した構成の断面図であり、前記図1と同様にキ
−スイッチ操作部4の対応箇所に欠損窓孔10が形成さ
れた芯材樹脂の射出成形樹脂部9と積層材片15とが一
体成形された構成よりなり、キ−スイッチ操作部4に対
応するスイッチ盤用生地部材6の裏面側には通常文字又
は図形等の印刷部2或いは着色3が施されており、しか
も印刷部2の文字、図形等がキ−スイッチ操作部4に対
応する箇所に設けた凸状隆起部11は、前記スイッチ盤
用生地部材6が透明又は半透明で且つスイッチ操作機能
を備えた可撓性のあるポリエステルフィルムを円弧突出
状の形態とした凸状隆起部11が形成された構成である
為、該凸状隆起部11の膨隆状態により操作時の視認及
び操作感の改善が図られる構成となっている。
部を形成した構成の断面図であり、前記図1と同様にキ
−スイッチ操作部4の対応箇所に欠損窓孔10が形成さ
れた芯材樹脂の射出成形樹脂部9と積層材片15とが一
体成形された構成よりなり、キ−スイッチ操作部4に対
応するスイッチ盤用生地部材6の裏面側には通常文字又
は図形等の印刷部2或いは着色3が施されており、しか
も印刷部2の文字、図形等がキ−スイッチ操作部4に対
応する箇所に設けた凸状隆起部11は、前記スイッチ盤
用生地部材6が透明又は半透明で且つスイッチ操作機能
を備えた可撓性のあるポリエステルフィルムを円弧突出
状の形態とした凸状隆起部11が形成された構成である
為、該凸状隆起部11の膨隆状態により操作時の視認及
び操作感の改善が図られる構成となっている。
【0012】図3は、本発明の別実施例を示す断面図で
あり、前記凸状隆起部11の高さを少なくとも射出成形
樹脂部9の厚さと略同等又は同等以上の高さとし、凸状
側には凸部周縁部12を除いて接着融解層8が層着形成
された該スイッチ盤用生地部材6と文字、図形等を設け
た印刷表示層7からなる積層材片15と、これに対し凸
状隆起部11の対応位置に凹凸部13を設けると共に、
前記凸状隆起部11が潰れないような機構、操作とした
射出成形により、上述の構成とは逆向きの凸状側に射出
成形樹脂部9が形成されるように透明性又は半透明性の
プラスチックが射出成形され、これらを一体化すること
により、表側には十分に肉厚を持つ透明又は半透明プラ
スチック素材が視認され、且つキ−スイッチ操作部4に
は可撓性フィルム素材の突出状態を呈するスイッチ盤用
生地部材6が一体成形されたプラスチック成形銘板スイ
ッチ部が得られる構成となっている。
あり、前記凸状隆起部11の高さを少なくとも射出成形
樹脂部9の厚さと略同等又は同等以上の高さとし、凸状
側には凸部周縁部12を除いて接着融解層8が層着形成
された該スイッチ盤用生地部材6と文字、図形等を設け
た印刷表示層7からなる積層材片15と、これに対し凸
状隆起部11の対応位置に凹凸部13を設けると共に、
前記凸状隆起部11が潰れないような機構、操作とした
射出成形により、上述の構成とは逆向きの凸状側に射出
成形樹脂部9が形成されるように透明性又は半透明性の
プラスチックが射出成形され、これらを一体化すること
により、表側には十分に肉厚を持つ透明又は半透明プラ
スチック素材が視認され、且つキ−スイッチ操作部4に
は可撓性フィルム素材の突出状態を呈するスイッチ盤用
生地部材6が一体成形されたプラスチック成形銘板スイ
ッチ部が得られる構成となっている。
【0013】また、図3のキ−スイッチ操作部4の構成
では、スイッチ盤用生地部材6の凸状隆起部11は射出
成形樹脂部9の厚さと略同等或いは同等以上の高さと
し、凸状側には凸部周縁部12を除いて接着融解層8が
層着された構成となっている。そして、前記スイッチ盤
用生地部材6の凸状隆起部11では円弧状の曲面等の複
雑形状やその高さを維持する形態であるが、前記隆起部
11の高さを射出成形樹脂部9と同等程度か又はそれ以
上の高さとするいずれの場合であっても、射出成形樹脂
部9の左右相隣る上端角縁を斜め状に切欠した面取り縁
部14を形成することにより、外観上も特異性のある形
態を持ったキ−スイッチ操作部4が視認されると共に、
操作性や機能上もキ−スイッチ操作位置の明確化並びに
操作を的確に行なうことができ且つ操作感を改善した構
成とすることができる。
では、スイッチ盤用生地部材6の凸状隆起部11は射出
成形樹脂部9の厚さと略同等或いは同等以上の高さと
し、凸状側には凸部周縁部12を除いて接着融解層8が
層着された構成となっている。そして、前記スイッチ盤
用生地部材6の凸状隆起部11では円弧状の曲面等の複
雑形状やその高さを維持する形態であるが、前記隆起部
11の高さを射出成形樹脂部9と同等程度か又はそれ以
上の高さとするいずれの場合であっても、射出成形樹脂
部9の左右相隣る上端角縁を斜め状に切欠した面取り縁
部14を形成することにより、外観上も特異性のある形
態を持ったキ−スイッチ操作部4が視認されると共に、
操作性や機能上もキ−スイッチ操作位置の明確化並びに
操作を的確に行なうことができ且つ操作感を改善した構
成とすることができる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。成
形インサ−ト側及び芯材樹脂側の射出成形樹脂の相互に
親和性の良好な接着融解層を層着し異なった材質のプラ
スチックの一体成形がなされ、かつ芯材樹脂側には欠損
窓孔を設け、或いは可撓性をもったスイッチ盤用生地部
材には凸状隆起部を形成した構成の為、キ−スイッチ部
の透視感と肉厚を視認できると共に、キ−スイッチ部の
操作位置を明確化し操作感の改善を図り得る。また、芯
材樹脂側の射出成形樹脂の種類を選択することにより異
なったプラスチックを複合一体成形した銘板キ−スイッ
チ部を成形することができ、しかも金型の構造或いは成
形性等からもきわめて簡易な手段と低コストで成形でき
る等の優れた効果を奏する。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。成
形インサ−ト側及び芯材樹脂側の射出成形樹脂の相互に
親和性の良好な接着融解層を層着し異なった材質のプラ
スチックの一体成形がなされ、かつ芯材樹脂側には欠損
窓孔を設け、或いは可撓性をもったスイッチ盤用生地部
材には凸状隆起部を形成した構成の為、キ−スイッチ部
の透視感と肉厚を視認できると共に、キ−スイッチ部の
操作位置を明確化し操作感の改善を図り得る。また、芯
材樹脂側の射出成形樹脂の種類を選択することにより異
なったプラスチックを複合一体成形した銘板キ−スイッ
チ部を成形することができ、しかも金型の構造或いは成
形性等からもきわめて簡易な手段と低コストで成形でき
る等の優れた効果を奏する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 和則 大阪府高槻市氷室2の42の8 (72)発明者 加田 智之 大阪府高槻市川添2丁目31−7
Claims (3)
- 【請求項1】 透明又は半透明の可撓性を有するプラス
チックフィルム若しくはシ−トからなるスイッチ盤用生
地部材の少なくとも片面に文字、図柄、或いは着色等が
施された印刷表示層を形成し、該表示層にスクリ−ン印
刷等により接着融解層を設けた所望形状の積層材片を、
射出成形金型内の所定位置に設置して芯材樹脂側の射出
成形樹脂部と接着接合し一体成形されてなり、かつ前記
射出成形樹脂部にはキ−スイッチ操作部の対応箇所に欠
損窓孔が形成された構成からなることを特徴とするプラ
スチック成形銘板スイッチ部。 - 【請求項2】 前記スイッチ盤用生地部材の表面に凸状
隆起部を形成した構成からなる請求項1記載のプラスチ
ック成形銘板スイッチ部。 - 【請求項3】 前記キ−スイッチ操作部に対応するスイ
ッチ盤用生地部材を弧面突起形状とした凸状隆起部の高
さを少なくとも射出成形樹脂部の厚さと略同等又はそれ
以上の高さとし、凸状側には凸部周縁部を除いて接着融
解層が層着形成された積層材片と、かつ逆向きの凸状側
に射出成形樹脂部を一体成形した構成からなる請求項2
又は3記載のプラスチック成形銘板スイッチ部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4626292A JPH05212748A (ja) | 1992-02-01 | 1992-02-01 | プラスチック成形銘板スイッチ部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4626292A JPH05212748A (ja) | 1992-02-01 | 1992-02-01 | プラスチック成形銘板スイッチ部 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05212748A true JPH05212748A (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=12742295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4626292A Pending JPH05212748A (ja) | 1992-02-01 | 1992-02-01 | プラスチック成形銘板スイッチ部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05212748A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000306457A (ja) * | 1999-04-20 | 2000-11-02 | Hoshi Seisakusho:Kk | プラスチック成形銘板 |
KR100797153B1 (ko) * | 2001-06-22 | 2008-01-23 | 주식회사 엘지이아이 | 가전기기의 콘트롤패널조립체 및 그 제조방법 |
JP2012250533A (ja) * | 2011-06-01 | 2012-12-20 | Abatek Internatl Ag | ボタン機能を備えたファンクショナルユニット |
-
1992
- 1992-02-01 JP JP4626292A patent/JPH05212748A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000306457A (ja) * | 1999-04-20 | 2000-11-02 | Hoshi Seisakusho:Kk | プラスチック成形銘板 |
KR100797153B1 (ko) * | 2001-06-22 | 2008-01-23 | 주식회사 엘지이아이 | 가전기기의 콘트롤패널조립체 및 그 제조방법 |
JP2012250533A (ja) * | 2011-06-01 | 2012-12-20 | Abatek Internatl Ag | ボタン機能を備えたファンクショナルユニット |
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