JPH05212646A - ユニバーサルヘッドの旋回軸受装置 - Google Patents

ユニバーサルヘッドの旋回軸受装置

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Publication number
JPH05212646A
JPH05212646A JP5605291A JP5605291A JPH05212646A JP H05212646 A JPH05212646 A JP H05212646A JP 5605291 A JP5605291 A JP 5605291A JP 5605291 A JP5605291 A JP 5605291A JP H05212646 A JPH05212646 A JP H05212646A
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JP
Japan
Prior art keywords
head
universal head
bearing
bearing device
universal
Prior art date
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Pending
Application number
JP5605291A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Inoue
勝弘 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Enshu Ltd
Original Assignee
Enshu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Enshu Ltd filed Critical Enshu Ltd
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Priority to PCT/JP1992/000220 priority patent/WO1992015416A1/ja
Publication of JPH05212646A publication Critical patent/JPH05212646A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユニバーサルヘッド等の如く首振り旋回する
主軸頭を高剛性に軸受支持する旋回軸受装置を提供す
る。 【構成】 ユニバーサルヘッド15等を旋回駆動機構1
4で首振り旋回する主軸頭3において、ユニバーサルヘ
ッド15の支持軸10,10′前後端を2組の軸受部材
11,12、11′,12′で承持し、上記軸受部材の
前端側にはクランプ用係合環13a,13bを備え、後
端側の軸受部材11,11′内にはクランプシリンダC
を備え、前記両軸受部材間に旋回駆動源に噛合する大径
な旋回歯車24,24′を備えて構成したユニバーサル
ヘッド15の旋回軸受装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユニバーサルヘッドの
如く首振り旋回する主軸頭を高剛性に支持する旋回軸受
装置に関する。
【0002】
【従来技術と問題点】従来の五面加工機に見られる主軸
台は、旋回軸を45°に傾けて主軸を水平姿勢と垂直姿
勢に旋回割出しする構成になっている。その代表的な公
知例として、特開平2−76603号が提案されてい
る。
【0003】上記特開平2−76603号に見るよう主
軸台構成は、第1図に示す本体6のヘッド支持部9に
は、支持面6a,第1及び第2支持部材10A,10
B、係合軸12及び連結シリンダ16等を設け、上記第
1,2支持部材が係合時12を支持している。そして、
この係合軸の先端(下端)面にヘッド(主軸)19を取
付けた装着部21を付設している。しかして、係合軸1
2の後端歯車13を駆動機構15で回転させると、これ
と一体のヘッド19を垂直姿勢から水平姿勢へ旋回動す
る。上記ヘッド19及び装着部21は大型で大重量であ
るから、下方への大きな曲げモーメントが作用し、係合
軸12の軸受構成部にたわみを生じる。更に、旋回駆動
機構15の歯車13が小径であり、重量物のユニバーサ
ルヘッドを旋回駆動するための駆動系として十分なトル
クが発生しないとか、十分な剛性が得られない等、剛性
に対する問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みてなされてもので、ユニバーサルヘッドの如く首
振り旋回する主軸頭を高剛性に軸受支持する旋回軸受装
置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ユニバーサル
ヘッド等を旋回駆動機構で首振り旋回する主軸頭におい
て、ユニバーサルヘッドの支持軸前後端を2組の軸受部
材で承持し、上記軸受部材の前端側にはクランプ用係合
環を備え、後端側の軸受部材内には前記両軸受部材間に
旋回駆動機構に噛合する大径旋回歯車を備えて構成して
なるユニバーサルヘッドの旋回軸受装置としたものであ
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例で説明す
る。図1は本発明の旋回軸受装置を示す断面図、図2は
本発明の他の旋回軸受装置を示す断面図である。
【0007】図1において、1は機体のコラムで、この
摺動面2に昇降動する主軸頭(主軸台)3が係合してい
る。上記主軸頭3のヘッド支持部4には、支持軸10に
対する旋回及び摺動可能な軸受部材11,12と、旋回
を拘束するクランプ機構13及びクランプシリンダC
と、旋回駆動機構14とを含んでいる。上記支持軸10
の先端フランジ10aには、ユニバーサルヘッド15の
装着部16が取付けられ、クランプ機構13が解除時に
45°の傾斜線Lを軸芯として、旋回駆動機構14はユ
ニバーサルヘッドを実線の垂直姿勢と二点鎖線15′の
水平姿勢に旋回割出しする。
【0008】続いて、各機構11,12,13,14の
詳細構成を説明する。先ず、軸受部材11,12は、支
持軸10の前端側と後端側の2ケ所をスラスト及びラジ
アルの各軸受17,18,19及びスプライン19aを
介してスリーブ体20及び20aに回動可能及び摺動可
能に承持され、このスリーブ体20の外周が外筒体2
2,23に、又20aが外環体22に摺動及び回転可能
に保持されている。上記スリーブ体20は外筒体23に
嵌合し、この環状空間(クランプシリンダ)Cに前記ス
リーブ体20の中央外周に突設したピストン部20bを
嵌合している。上記ピストン部20bは、スリーブ体2
0及び支持軸10とこれに一体のユニバーサルヘッド1
5とを軸線L方向に進退動させ、クランプ機構13の係
脱を支配する。即ち、ヘッド支持部4と装着部16の外
周辺に取付けた噛合リング13a,13bの係脱を前記
ピストン部20bの油圧作動で行い、ユニバーサルヘッ
ド15をクランプ,アンクランプする。LSは、クラン
プ,アンクランプの検出用リミットスイッチである。
【0009】次に、ユニバーサルヘッド15の旋回駆動
機構14は、支持軸10の中腹であるスリーブ体20a
の後端側(11と12の中間位置)に大径歯車24を嵌
着し、駆動モーターDMの小径ピニオン25と噛合する
構成となっている。上記機構14の実際の駆動タイミン
グは、クランプ機構13をアンクランプ時において行わ
れ、ユニバーサルヘッド15を実線,二点鎖線15′の
2位置に旋回駆動する。
【0010】次に、図2に示す、本発明の第2実施例を
説明する。基本的構成は第1実施例と同一であるため、
同一符号を記入して説明を省略する。支持軸10′は、
先端フランジ部10a′の側から大径部(イ),中径部
(ロ),小径部(ハ)かな成り、大径部(イ)と小径部
(ハ)には2組の軸受部材11′,12′を備え、中径
部(ロ)には駆動モーターDMの小径ピニオン25と噛
合する大径歯車24′を備えている。上記軸受部材1
1′は、第1実施例と同一構成であるから、同一符号を
記入して説明を省略する。フランジ10a′側軸受部材
12′は、大径部(イ)に旋回及び摺動可能な複合軸受
31を介在して嵌合する支持環30を主体とし、この外
周側をボルトでヘッド支持部4に取付けている。これら
2組の高剛性な軸受部材11′,12′が支持軸10′
の前後端側を長いスパンで承持する構成を採り、ヘッド
支持部4の外周側にクランプ機構13の一対の噛合リン
グ13a,13bを装備している。
【0011】本発明のユニバーサルヘッドの旋回軸受装
置は、上述のように構成されており、以下のように作用
する。
【0012】ユニバーサルヘッド15を承持する支持軸
10,10′は、この軸10,10′の前後両端部を長
いスパンのもとに、軸受部材11,12又は11′,1
2′により承持されている。今、クランプシリンダCが
作動して支持軸10,10′を引き込んでいると、クラ
ンプ機構13の噛合リング13a,13bが噛み合い、
ヘッド支持部16は主軸頭3に強固なクランプ状態とな
っている。この状態で、ユニバーサルヘッド15の支持
軸10,10′は、2組の軸受部材11,12(又は1
1′,12′)により高剛性に承持され、ワーク加工時
においてもたわみを抑えた加工を保証する。
【0013】次に、ユニバーサルヘッド15を水平姿勢
へ変換するには、クランプシリンダCの作動で支持軸1
0,10′を突出させて噛合リング13a,13bの噛
み合いクランプを解除する。この状態にて旋回駆動モー
ターDMを起動し、ピニオン25から大径歯車24を介
して支持軸10,10′をゆっくり旋回駆動する。この
後、再びクランプシリンダCを作動して、クランプ状態
にする。上述のように、ユニバーサルヘッド15の旋回
時においても、前後2組の軸受部材11,12(又は1
1′,12′)により、たわみを生じることなく高剛性
を維持する。
【0014】本発明は、上記一実施例に限定されること
なく発明の要旨内での設計変更が自由に出来ること勿論
である。例えば、本発明と直接,間接に関係する他の機
構11,13,14他を設計変更しうる。
【0015】
【発明の効果】本発明によるときは、上述の如く2組の
軸受部材を構成したから、従来のユニバーサルヘッドに
見られるような主軸頭のたわみが解消されるのは勿論の
こと、旋回駆動系の高剛性,高トルク性の発揮や支持軸
の長手方向に離れた2ケ所に静圧軸受を配設しているた
めに、高剛性な旋回軸受装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の旋回軸受装置を示す主軸台の断面図で
ある。
【図2】本発明の他の旋回軸受装置の断面図である。
【符号の説明】
【 コラム 3 主軸頭(主軸台) 4 ヘッド支持部 10,10′ 支持軸 11,12、11′,12′ 軸受部材 13 クランプ機構 14 旋回駆動機構 15 ユニバーサルヘッド 16 装着部 20 スリーブ体 23 外筒体 25 ピニオン 24,24′ 大径歯車 17,18,19,31 軸受
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニバーサルヘッド等を旋回駆動機構で
    首振り旋回する主軸頭において、ユニバーサルヘッドの
    支持軸前後端を2組の軸受部材で承持し、上記軸受部材
    の前端側にはクランプ用係合環を備え、後端側の軸受部
    材内にはクランプシリンダを備え、前記両軸部材間に旋
    回駆動源に噛合する大径な旋回歯車を備えたことを特徴
    とするユニバーサルヘッドの旋回軸受装置。
JP5605291A 1991-02-27 1991-02-27 ユニバーサルヘッドの旋回軸受装置 Pending JPH05212646A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5605291A JPH05212646A (ja) 1991-02-27 1991-02-27 ユニバーサルヘッドの旋回軸受装置
PCT/JP1992/000220 WO1992015416A1 (en) 1991-02-27 1992-02-27 Turning bearing mechanism for universal head

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5605291A JPH05212646A (ja) 1991-02-27 1991-02-27 ユニバーサルヘッドの旋回軸受装置

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JPH05212646A true JPH05212646A (ja) 1993-08-24

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ID=13016313

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JP5605291A Pending JPH05212646A (ja) 1991-02-27 1991-02-27 ユニバーサルヘッドの旋回軸受装置

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JP (1) JPH05212646A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100454184B1 (ko) * 2001-07-02 2004-10-26 도시바 기카이 가부시키가이샤 선회가능한 스핀들 유니트를 갖춘 nc 공작기계
US8448543B2 (en) 2007-07-12 2013-05-28 Tsudakoma Kogyo Kabushiki Kaisha Clamping device for rotary index device for machine tool

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