JPH05212207A - 硬表面乾燥仕上剤 - Google Patents
硬表面乾燥仕上剤Info
- Publication number
- JPH05212207A JPH05212207A JP41566590A JP41566590A JPH05212207A JP H05212207 A JPH05212207 A JP H05212207A JP 41566590 A JP41566590 A JP 41566590A JP 41566590 A JP41566590 A JP 41566590A JP H05212207 A JPH05212207 A JP H05212207A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- hard surface
- fatty acid
- finishing agent
- acids
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D1/00—Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
- C11D1/66—Non-ionic compounds
- C11D1/667—Neutral esters, e.g. sorbitan esters
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/43—Solvents
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Extraction Or Liquid Replacement (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【構成】分子中に、炭素数１〜５の脂肪酸残基及び／ま
たは炭素数２〜６の有機酸残基と炭素数６〜18の脂肪酸
残基を有するポリグリセリン脂肪酸エステルを含有する
硬表面乾燥仕上剤。 【効果】広範な温度範囲で成分分離を起こすことなく、
安定した仕上液とすることができる。また、希釈した場
合にも泡によるトラブルがなく、洗浄完了後の硬表面に
しみや斑点を残さずに洗浄ができ、また短時間に乾燥す
ることができる。
たは炭素数２〜６の有機酸残基と炭素数６〜18の脂肪酸
残基を有するポリグリセリン脂肪酸エステルを含有する
硬表面乾燥仕上剤。 【効果】広範な温度範囲で成分分離を起こすことなく、
安定した仕上液とすることができる。また、希釈した場
合にも泡によるトラブルがなく、洗浄完了後の硬表面に
しみや斑点を残さずに洗浄ができ、また短時間に乾燥す
ることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、硬表面の乾燥仕上剤
に関するものである。
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に硬表面容器を湯ですすぐだけでは
硬表面容器の表面に水滴が付着するので、乾燥するまで
に長時間を要するとともに、乾燥後も斑点が残って外観
上見苦しい。
硬表面容器の表面に水滴が付着するので、乾燥するまで
に長時間を要するとともに、乾燥後も斑点が残って外観
上見苦しい。
【０００３】そこでこれらの問題を解決するため、乾燥
仕上剤を溶存させてなるすすぎ水により、洗浄後の食器
類をすすぐ操作が行われてきた。ここですすぎ水に添加
される乾燥仕上剤としては、硬表面に付着する水の層を
薄くするために、水の表面張力を低下させる界面活性剤
が主として用いられ、ポリオキシエチルアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンアリルエーテル、ポリオキシエ
チレン−ポリオキシプロピレンブロック重合体、ジアル
キルスルフォこはく酸エステル等の一般的な界面活性剤
が使用されてきた。
仕上剤を溶存させてなるすすぎ水により、洗浄後の食器
類をすすぐ操作が行われてきた。ここですすぎ水に添加
される乾燥仕上剤としては、硬表面に付着する水の層を
薄くするために、水の表面張力を低下させる界面活性剤
が主として用いられ、ポリオキシエチルアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンアリルエーテル、ポリオキシエ
チレン−ポリオキシプロピレンブロック重合体、ジアル
キルスルフォこはく酸エステル等の一般的な界面活性剤
が使用されてきた。
【０００４】これらの乾燥仕上剤は、すすぎ水に溶存す
ることによって水の表面張力も低下させて、硬表面の水
の膜を薄くすることができるものである。
ることによって水の表面張力も低下させて、硬表面の水
の膜を薄くすることができるものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする問題点】従来の乾燥仕上剤
は、水溶性で表面張力の低下力が大で、しかも泡立ちの
少ない界面活性剤から選択配合されていた。これらのな
かには食品添加物用乳化剤として分類されているショ糖
脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリ
ン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プ
ロピレングリコール脂肪酸エステル等がある。
は、水溶性で表面張力の低下力が大で、しかも泡立ちの
少ない界面活性剤から選択配合されていた。これらのな
かには食品添加物用乳化剤として分類されているショ糖
脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリ
ン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プ
ロピレングリコール脂肪酸エステル等がある。
【０００６】これらの中でソルビタン脂肪酸エステル、
グリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪
酸エステル、更に一部のショ糖脂肪酸エステルは水分散
性または水不溶性の油溶性物質であり、水の表面張力低
下を期待することは無理である。また、ショ糖脂肪酸エ
ステルのうちモノエステル含有量の多いものは、水溶性
で水の表面張力低下能力を有しているが、顕著に表面張
力が低下するまでの高濃度の水溶液としたのでは洗浄機
内での起泡が激しく機外に溢れて運転不能に至る。更
に、泡が溢れない程度の濃度の水溶液では表面張力低下
は殆ど認められず、勿論乾燥仕上効果も殆ど認められな
い。
グリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪
酸エステル、更に一部のショ糖脂肪酸エステルは水分散
性または水不溶性の油溶性物質であり、水の表面張力低
下を期待することは無理である。また、ショ糖脂肪酸エ
ステルのうちモノエステル含有量の多いものは、水溶性
で水の表面張力低下能力を有しているが、顕著に表面張
力が低下するまでの高濃度の水溶液としたのでは洗浄機
内での起泡が激しく機外に溢れて運転不能に至る。更
に、泡が溢れない程度の濃度の水溶液では表面張力低下
は殆ど認められず、勿論乾燥仕上効果も殆ど認められな
い。
【０００７】これに対して、ポリグリセリン脂肪酸エス
テルについては、本発明者の研究によればある種の脂肪
酸乃至有機酸を残基に有するものが低濃度で顕著な表面
張力低下を示すことが見出された。
テルについては、本発明者の研究によればある種の脂肪
酸乃至有機酸を残基に有するものが低濃度で顕著な表面
張力低下を示すことが見出された。
【０００８】
【問題点を解決するための手段】そこで、この発明は以
上の知見に基づいて、分子中に、炭素数１〜５の脂肪酸
残基及び／または炭素数２〜６の有機酸残基と炭素数６
〜18の脂肪酸残基を有するポリグリセリン脂肪酸エステ
ルを含有する硬表面の乾燥仕上剤を提案するものであ
る。
上の知見に基づいて、分子中に、炭素数１〜５の脂肪酸
残基及び／または炭素数２〜６の有機酸残基と炭素数６
〜18の脂肪酸残基を有するポリグリセリン脂肪酸エステ
ルを含有する硬表面の乾燥仕上剤を提案するものであ
る。
【０００９】この発明に使用するポリグリセリン脂肪酸
エステルはポリグリセリンの重合度が水酸基価から算出
した平均重合度で、ジ〜デカグリセリンがよく、より好
ましくはヘキサ〜デカグリセリンである。
エステルはポリグリセリンの重合度が水酸基価から算出
した平均重合度で、ジ〜デカグリセリンがよく、より好
ましくはヘキサ〜デカグリセリンである。
【００１０】一方、炭素数１〜５の脂肪酸としてはギ
酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸等を挙げること
ができる。また、炭素数２〜６の有機酸としては修酸、
乳酸、コハク酸、酒石酸、グルコン酸、グルタミン酸等
を挙げることができる。更に、炭素数６〜18の脂肪酸の
原料としてはヤシ油、牛脂、パーム油、パーム核油、ヒ
マシ油等の油脂の脂肪酸残基が使用でき、好ましくはカ
プリル酸、カプリン酸、ラウリル酸がよい。
酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸等を挙げること
ができる。また、炭素数２〜６の有機酸としては修酸、
乳酸、コハク酸、酒石酸、グルコン酸、グルタミン酸等
を挙げることができる。更に、炭素数６〜18の脂肪酸の
原料としてはヤシ油、牛脂、パーム油、パーム核油、ヒ
マシ油等の油脂の脂肪酸残基が使用でき、好ましくはカ
プリル酸、カプリン酸、ラウリル酸がよい。
【００１１】なお、この発明に係る乾燥仕上剤はポリグ
リセリン脂肪酸エステルと水の他に、これらを可溶化す
るに足るエチルアルコールまたはプロピレングリコール
若しくはグリセリンの１種または２種以上を加えてもよ
い、更に食品添加物として認められるショ糖脂肪酸エス
テル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エ
ステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プロピレング
リコール脂肪酸エステル等を配合してもよい。
リセリン脂肪酸エステルと水の他に、これらを可溶化す
るに足るエチルアルコールまたはプロピレングリコール
若しくはグリセリンの１種または２種以上を加えてもよ
い、更に食品添加物として認められるショ糖脂肪酸エス
テル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エ
ステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プロピレング
リコール脂肪酸エステル等を配合してもよい。
【００１２】
【発明の効果】この発明に係る乾燥仕上剤を配合した水
溶液は、広範な温度範囲で成分分離を起こすことなく、
安定した仕上液とすることができる。
溶液は、広範な温度範囲で成分分離を起こすことなく、
安定した仕上液とすることができる。
【００１３】また、この発明に係る乾燥仕上剤は、例え
ば10000 〜20000 倍に薄めて使用するが、この場合も泡
によるトラブルがなく、洗浄完了後の硬表面にしみや斑
点を残さずに洗浄ができ、また短時間に乾燥することが
できた。
ば10000 〜20000 倍に薄めて使用するが、この場合も泡
によるトラブルがなく、洗浄完了後の硬表面にしみや斑
点を残さずに洗浄ができ、また短時間に乾燥することが
できた。
【００１４】
【実施例】以下、この発明の実施例を示す。表１に示す
実施例１〜６と比較例１〜３の仕上剤組成について、
(1) 乾燥後の食器の光沢、(2) コップに残った斑点、
(3) コップの透明感、(4) 洗浄機内の泡の量の４評価項
目についての試験結果を、下記表２に示す。
実施例１〜６と比較例１〜３の仕上剤組成について、
(1) 乾燥後の食器の光沢、(2) コップに残った斑点、
(3) コップの透明感、(4) 洗浄機内の泡の量の４評価項
目についての試験結果を、下記表２に示す。
【００１５】これによれば、実施例１〜６の組成につい
ては４評価項目何れもおおむね良好な結果が得られた
が、比較例１〜３については好ましくない結果であっ
た。
ては４評価項目何れもおおむね良好な結果が得られた
が、比較例１〜３については好ましくない結果であっ
た。
【００１６】
【表１】
【００１７】
【表２】
Claims (1)
- 【請求項１】 分子中に、炭素数１〜５の脂肪酸残基及
び／または炭素数２〜６の有機酸残基と炭素数６〜18の
脂肪酸残基を有するポリグリセリン脂肪酸エステルを含
有することを特徴とする硬表面乾燥仕上剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2415665A JPH0716561B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 硬表面乾燥仕上剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2415665A JPH0716561B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 硬表面乾燥仕上剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05212207A true JPH05212207A (ja) | 1993-08-24 |
| JPH0716561B2 JPH0716561B2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=18523998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2415665A Expired - Lifetime JPH0716561B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 硬表面乾燥仕上剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0716561B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5912717A (ja) * | 1982-07-12 | 1984-01-23 | Nippon Denso Co Ltd | 「ろ」過エレメント |
| JPH0267247A (ja) * | 1988-09-02 | 1990-03-07 | Asahi Denka Kogyo Kk | 水に難溶性の脂肪酸エステルの可溶化方法 |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP2415665A patent/JPH0716561B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5912717A (ja) * | 1982-07-12 | 1984-01-23 | Nippon Denso Co Ltd | 「ろ」過エレメント |
| JPH0267247A (ja) * | 1988-09-02 | 1990-03-07 | Asahi Denka Kogyo Kk | 水に難溶性の脂肪酸エステルの可溶化方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0716561B2 (ja) | 1995-03-01 |
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Legal Events
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