JPS62128951A - ガラス容器のすり傷コ−テイング用組成物 - Google Patents
ガラス容器のすり傷コ−テイング用組成物Info
- Publication number
- JPS62128951A JPS62128951A JP60266332A JP26633285A JPS62128951A JP S62128951 A JPS62128951 A JP S62128951A JP 60266332 A JP60266332 A JP 60266332A JP 26633285 A JP26633285 A JP 26633285A JP S62128951 A JPS62128951 A JP S62128951A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid ester
- composition
- fatty acid
- coating
- glycerin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野）
本発明はビールやジュース等のガラス容器の外表面に発
生するすり傷のコーティング用組成物に関する。
生するすり傷のコーティング用組成物に関する。
ビールやジュース等の容器として使用されているガラス
びんは、回収して繰り返し用いられるが、これらびん類
を繰り返し使用しているとびん詰や流通過程等において
びん類の外表面にすり傷が生じ、美観が損われるので、
再使用する際にはすり偏部に油剤をコーティングし、す
り傷を目立たなくするとともに美観を高める事が必要で
ある。
びんは、回収して繰り返し用いられるが、これらびん類
を繰り返し使用しているとびん詰や流通過程等において
びん類の外表面にすり傷が生じ、美観が損われるので、
再使用する際にはすり偏部に油剤をコーティングし、す
り傷を目立たなくするとともに美観を高める事が必要で
ある。
ガラス容器のすり傷コーティング用組成物として、従来
よりいくつかのものが提案されている。たとえば特開昭
５７−１７９０５３号では、ジメチルポリシロキサンと
アミンメチルポリシロキサンとを併用する組成物が示さ
れている。又特開昭５９−１４５２５９号では、流動パ
ラフィンを主成分として、高級アルコール脂肪酸エステ
ルおよび多価アルコール脂肪酸エステルを少種併用する
組成物が示されている。しかし、これらのものはコーテ
イング性能、安全性および価格のすべての点で十分とい
うわけではなく、それぞれ一長一短がおるため、もつと
性能がよく、より安全性が高く且つ低圃格のものか望ま
れている。
よりいくつかのものが提案されている。たとえば特開昭
５７−１７９０５３号では、ジメチルポリシロキサンと
アミンメチルポリシロキサンとを併用する組成物が示さ
れている。又特開昭５９−１４５２５９号では、流動パ
ラフィンを主成分として、高級アルコール脂肪酸エステ
ルおよび多価アルコール脂肪酸エステルを少種併用する
組成物が示されている。しかし、これらのものはコーテ
イング性能、安全性および価格のすべての点で十分とい
うわけではなく、それぞれ一長一短がおるため、もつと
性能がよく、より安全性が高く且つ低圃格のものか望ま
れている。
本発明の目的は上記問題点が解決されたガラス容器のす
り傷コーティング用組成物を提供することでおる。
り傷コーティング用組成物を提供することでおる。
本発明者は、安全性が高くかつ低価格で、すぐれたガラ
ス容器のすり傷コーティング用組成物を得るべく鋭意検
討した結果、なんら使用制限のない食品添加物の範略す
なわち食品に対し非富に安全性が高いものの中から本発
明の目的に適合する組成物を見い出した。すなわち、ア
セチル化グリセリン脂肪酸エステルを必須成分とする組
成物が、上記の問題点を解決する事を見い出して本発明
を完成するに至った。
ス容器のすり傷コーティング用組成物を得るべく鋭意検
討した結果、なんら使用制限のない食品添加物の範略す
なわち食品に対し非富に安全性が高いものの中から本発
明の目的に適合する組成物を見い出した。すなわち、ア
セチル化グリセリン脂肪酸エステルを必須成分とする組
成物が、上記の問題点を解決する事を見い出して本発明
を完成するに至った。
本発明で使用されるアセチル化グリセリン脂肪酸エステ
ル（以下アセチンファツトと略記）はグリセリンモノ脂
肪酸エステルまたはグリセリンジ脂肪酸エステルの残存
酸基をアセチル化して得られるもので、該脂肪酸は炭素
１乃至２２の飽和脂肪酸及び不飽和脂肪酸を自由に用い
ることができるが、具体的にはカプリル酸、カプリン酸
、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリ
ン酸、アラキン酸、ベヘン酸、などの飽和脂肪酸、リン
デル酸、オレイン酸、リノール酸、リシルシン酸などの
不飽和脂肪酸、またはヤシ油、パーム油、大豆油、綿実
油、牛脂、ラード、鶏脂、魚油なとまたはこれらの硬化
油の脂肪酸を用いることができる。
ル（以下アセチンファツトと略記）はグリセリンモノ脂
肪酸エステルまたはグリセリンジ脂肪酸エステルの残存
酸基をアセチル化して得られるもので、該脂肪酸は炭素
１乃至２２の飽和脂肪酸及び不飽和脂肪酸を自由に用い
ることができるが、具体的にはカプリル酸、カプリン酸
、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリ
ン酸、アラキン酸、ベヘン酸、などの飽和脂肪酸、リン
デル酸、オレイン酸、リノール酸、リシルシン酸などの
不飽和脂肪酸、またはヤシ油、パーム油、大豆油、綿実
油、牛脂、ラード、鶏脂、魚油なとまたはこれらの硬化
油の脂肪酸を用いることができる。
本発明で使用されるアセチンファツトは前述のようにグ
リセリンモノ脂肪酸エステルまたはグリセリンジ脂肪酸
エステルの残存水酸基をアセチル化して得られるもので
おるが、残存水酸基のアセチル化度が３０％以下になる
と性能か不充分になる。好ましくはアセチル化度は５０
〜１００％でおる。
リセリンモノ脂肪酸エステルまたはグリセリンジ脂肪酸
エステルの残存水酸基をアセチル化して得られるもので
おるが、残存水酸基のアセチル化度が３０％以下になる
と性能か不充分になる。好ましくはアセチル化度は５０
〜１００％でおる。
従って本発明のグリセリンモノアセトモノ脂肪酸エステ
ル、グリセリンモノアセトジ脂肪酸エステル及びグリセ
リンジアセトモノ脂肪酸エステルを単独で使用しても、
２種以上混合しても本発明の目的に合致する。
ル、グリセリンモノアセトジ脂肪酸エステル及びグリセ
リンジアセトモノ脂肪酸エステルを単独で使用しても、
２種以上混合しても本発明の目的に合致する。
本発明のコーティング組成物の中で、主として乳化分散
液として使用するアセチンファツトは、種々の界面活性
剤と併用して乳化可能でおるが、安全性の点で、食品用
乳化剤として知られるもの、例えば、グリセリン脂肪酸
エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪
酸エステル、ポリグリセリンポリリシルレート、ソルビ
タン脂肪酸エステル等が好ましい。しかし勿論これに限
られるものではない。
液として使用するアセチンファツトは、種々の界面活性
剤と併用して乳化可能でおるが、安全性の点で、食品用
乳化剤として知られるもの、例えば、グリセリン脂肪酸
エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪
酸エステル、ポリグリセリンポリリシルレート、ソルビ
タン脂肪酸エステル等が好ましい。しかし勿論これに限
られるものではない。
また、多少、安全性を犠牲にしても、もつと低価格品を
指向する場合は、アセチンファツトに流動パラフィンを
一部併用してもコーティング剤性能には影響がない。ま
た極端にベタツキ性を嫌う用途には、多少価格の点を犠
牲にしても少量シリコーンオイルを併用すれば目的がか
なえられる。
指向する場合は、アセチンファツトに流動パラフィンを
一部併用してもコーティング剤性能には影響がない。ま
た極端にベタツキ性を嫌う用途には、多少価格の点を犠
牲にしても少量シリコーンオイルを併用すれば目的がか
なえられる。
次に実施例をもって本発明の有効性を具体的に示す。
（１）コーティング方法
表１に示したコーティング剤組成のものを、ホモゲナイ
ザーで４％乳化液とし、この溶液中に、すり傷のある洗
浄ずみ（４％−ＮａＯＨ水溶液に７０°Ｃで１０分間浸
漬処理後、水洗、乾燥）ビールびんを至温で５秒間浸漬
し、その後、風通しのよい場所で２日間放置コーディン
グした。
ザーで４％乳化液とし、この溶液中に、すり傷のある洗
浄ずみ（４％−ＮａＯＨ水溶液に７０°Ｃで１０分間浸
漬処理後、水洗、乾燥）ビールびんを至温で５秒間浸漬
し、その後、風通しのよい場所で２日間放置コーディン
グした。
（２）評価方法
１）すり偏部の隠蔽性
ジメチルシリコーンコーテイング品および流動パラフィ
ンエマルジョン品を対照として比較判定した。
ンエマルジョン品を対照として比較判定した。
２）無傷平滑面の美観
すり傷のない清浄平滑面のコーティング状態を観察した
。
。
３）油剤の伸展性
油剤が平滑ガラス面上にどういう状態で留っているかを
判定した。
判定した。
４）ベタツキ性
指先でふれてベタツギ性を評価した。
５）耐水性
コーティングびんを常温で２４時間水に浸漬後、とり出
し、すり偏部および平滑面の油剤の残留状態を観察した
。
し、すり偏部および平滑面の油剤の残留状態を観察した
。
６）洗浄性
コーティングびんを２％Ｎａ０ｔｌ水溶液で７０’Ｃ１
１０分間処理し、油剤の洗い落ちる度合を観察した。
１０分間処理し、油剤の洗い落ちる度合を観察した。
表１コーティング剤徂成
（発明の効果〕
本発明品１〜６において比較量１．２のコーティング剤
性能、安仝匪ならびに価格についての評１曲を表２に示
した。
性能、安仝匪ならびに価格についての評１曲を表２に示
した。
表 ２
この表に示されるように比較量１は隠蔽ヰ、耐水性、安
全性および価格の点で、比較量２はペタツキ性、洗浄性
および安全性の点で劣っているのに対し、本発明品１〜
６はいずれの項目も水準以上の結果を示し進歩［生がみ
られた。
全性および価格の点で、比較量２はペタツキ性、洗浄性
および安全性の点で劣っているのに対し、本発明品１〜
６はいずれの項目も水準以上の結果を示し進歩［生がみ
られた。
Claims (1)
- （１）アセチル化グリセリン脂肪酸エステルを必須成分
として含む事を特徴とするガラス容器のすり傷コーティ
ング用組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60266332A JPS62128951A (ja) | 1985-11-27 | 1985-11-27 | ガラス容器のすり傷コ−テイング用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60266332A JPS62128951A (ja) | 1985-11-27 | 1985-11-27 | ガラス容器のすり傷コ−テイング用組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62128951A true JPS62128951A (ja) | 1987-06-11 |
| JPH0438702B2 JPH0438702B2 (ja) | 1992-06-25 |
Family
ID=17429456
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60266332A Granted JPS62128951A (ja) | 1985-11-27 | 1985-11-27 | ガラス容器のすり傷コ−テイング用組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62128951A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5284508A (en) * | 1990-07-05 | 1994-02-08 | Kirin Brewery Company Ltd. | Coating composition for glass containers |
| EP2202209A1 (en) * | 2008-12-23 | 2010-06-30 | Arkema Vlissingen B.V. | Scratch masking coating for glass containers |
| JP2019505610A (ja) * | 2015-12-10 | 2019-02-28 | エコラブ ユーエスエイ インク | 再利用可能な容器とともに使用するための擦傷隠蔽組成物及びそれを使用する方法 |
| CN109790387A (zh) * | 2016-07-04 | 2019-05-21 | 戴弗西公司 | 用于美学改进食品和饮料容器的稳定的水包油乳液的方法和组合物 |
-
1985
- 1985-11-27 JP JP60266332A patent/JPS62128951A/ja active Granted
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5284508A (en) * | 1990-07-05 | 1994-02-08 | Kirin Brewery Company Ltd. | Coating composition for glass containers |
| EP2202209A1 (en) * | 2008-12-23 | 2010-06-30 | Arkema Vlissingen B.V. | Scratch masking coating for glass containers |
| WO2010072784A1 (en) * | 2008-12-23 | 2010-07-01 | Arkema Vlissingen | Scratch masking coating for glass containers |
| JP2019505610A (ja) * | 2015-12-10 | 2019-02-28 | エコラブ ユーエスエイ インク | 再利用可能な容器とともに使用するための擦傷隠蔽組成物及びそれを使用する方法 |
| CN109790387A (zh) * | 2016-07-04 | 2019-05-21 | 戴弗西公司 | 用于美学改进食品和饮料容器的稳定的水包油乳液的方法和组合物 |
| US11046868B2 (en) | 2016-07-04 | 2021-06-29 | Diversey, Inc. | Method and composition for a stable oil-in-water emulsion for aesthetic improvement of food and beverage containers |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0438702B2 (ja) | 1992-06-25 |
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