JPH05212138A - テニスラケット及びそのフレーム - Google Patents

テニスラケット及びそのフレーム

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JPH05212138A
JPH05212138A JP4161943A JP16194392A JPH05212138A JP H05212138 A JPH05212138 A JP H05212138A JP 4161943 A JP4161943 A JP 4161943A JP 16194392 A JP16194392 A JP 16194392A JP H05212138 A JPH05212138 A JP H05212138A
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JP
Japan
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frame
tennis racket
string
racket
plane
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JP4161943A
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English (en)
Inventor
Brian P Feeney
ブライアン、ピー、フィーニ
Richard Janes
リチァド、ジェインズ
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Original Assignee
Lisco Inc
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B49/00Stringed rackets, e.g. for tennis
    • A63B49/02Frames
    • A63B49/03Frames characterised by throat sections, i.e. sections or elements between the head and the shaft
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B60/00Details or accessories of golf clubs, bats, rackets or the like
    • A63B60/54Details or accessories of golf clubs, bats, rackets or the like with means for damping vibrations

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Golf Clubs (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 浮動枠を使用し、機能部品を少なくし、安価
に作れるテニスラケットを提供し、テニスラケットの衝
撃及び振動を絶縁し減少することにある。 【構成】 (イ)ヘッド端部18及び柄端部20とフレ
ーム中間部に隣接し湾曲した形状を持つ各フレーム凹部
30を持つフレーム16と、(ロ)中央部と前記凹部に
合致する湾曲形状を持つ自由端部36を備えた枠部品1
2と、(ハ)前記凹部とスロート端部との間に位置させ
たクッション手段42とを、テニスラケットが備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラケット用の浮動枠部
品に関し、ことに、枠を備えたテニスラケットにおい
て、この枠を、テニスラケットのストリング圧力だけに
よって所定位置に保持し、この枠端部との間に接触が行
なわれるテニスラケットのフレームの隣接部分と、前記
枠端部との間に固定した弾性クッションを、前記枠に設
けたテニスラケットに関する。
【0002】
【背景技術】テニスではプレーヤー(player)
は、ネットの互いに反対の側でこのネットを越えて弾性
のボールを前後に打つようにラケットを使う。ラケッ
ト、はボールに接触する張力を与えたすなわちぴんと張
ったストリング(string)を一端部に備える。他
端部には使用者がつかむ柄がある。
【0003】新式の改良されたラケットは、プレーヤー
の能力を増加させ、テニスの楽しさを増加させる。又ラ
ケットはなお、ボールを打つときに、衝撃及び振動を減
少させるような目的に対しラケットをさらに改良できる
ことがよく認識されている。
【0004】たとえば本発明の背景技術では、張力を加
えたすなわちぴんと張ったラケットストリングを、衝撃
及び振動を減少すように支える多くの型式のフレームが
開示されている。このような広範囲の背景技術の1例と
してホール(Hall)を発明者とする米国特許第4,
204,681号明細書には、熱可塑性スロート部品が
記載されており、このスロート部品(throat p
iece)に形成した穴にストリングを通すことによ
り、このスロート部品を金属質ラケット枠に構造的に一
体にすることが記載されている。材料及び構造に起因し
て限定されたねじり運動が許容される。
【0005】又ガーバー(Garber)を発明者とす
る米国特許第4,209,170号明細書には、フレー
ムの互いに対向する湾曲部分間にボルト締めした弾性エ
ラストマー質材料で作ったスロートについて記載してあ
る。このスロートは、卵形の形状の頭部を備え、取付け
た隣接ストリング用の唯一の支持体を形成する。
【0006】ボルクル(Volkl)を発明者とする米
国特許第4,311,308号明細書には、スロート部
分に取付けた挿入体(insert)を持つテニスラケ
ットを記載してある。この挿入体は、これに少なくとも
若干のストリングを取付けるようにしてある。中央ヒン
ジにより挿入体を中央上下方向軸線のまわりに枢動させ
ることができる。
【0007】ユーアス(Yuhas)を発明者とする米
国特許第4,634,124号明細書には、ストリング
を張った打撃面の衝撃により生ずる振動を減衰させるス
ロート部品を持つラケットについて記載してある。この
減衰作用は、スロート部品の互いに対向する側の間にフ
ァスナー(fastener)により締付けた弾性減衰
装置と或はラケットのフレームの各脚の通常係合する内
側部とにより生ずる。
【0008】ハール(Haar)を発明者とする米国特
許第4,783,072号明細書には引張り装置(te
nsioning device)を持つラケットのス
ロートについて記載してある。この引張り装置は、たわ
み性部材の端部部分にかみあう少なくとも1個のピニオ
ンを歯付き周辺部に備える。このピニオンを回転するこ
とによりたわみ性部材を動かしストリングの張力を変え
る。
【0009】ディビス(Davis)を発明者とする米
国特許第4,828,259号明細書には、フレーム部
材の対向脚にわたり1対の上下の橋架区分を持つスロー
ト突起について記載してある。このような部分は、一般
に横方向に延び、縦方向に互いに間隔を置いて間に切欠
き区域を形成する。上下の橋架区分の間には振動吸収材
料を位置させてある。
【0010】トッド(Todd)を発明者とする米国特
許第4,828,260号明細書には、枠(yoke)
の2つのアーム間でラケットヘッドを完全に貫いて延び
る半径方向に配置したすきま間に入れた弾性挿入体を持
つテニスラケットについて記載してある。この弾性挿入
体は、ラケットの柄のすきま内に締まりばめしてキー止
めしてある。この挿入体は、すきまにより形成したラケ
ットヘッドの互いに向き合う端部に重なる基板により固
定してある。
【0011】最後にポーレン(Pohlenz)を発明
者とする米国特許第4,976,433号明細書には、
スロート区域でテニスラケットに協働させた気体ばね
(gas spring)について記載してある。気体
ばねは若干のストリングで結合され、操作中のストリン
グの許容できる伸びに関係なくストリング内に所定の張
力を保持するようにする。
【0012】背景技術では、多くの種類の機構により衝
撃及び振動を減少するように作った広範囲の種類のテニ
スラケットについて述べてあるのは明らかである。この
ようなテニスラケットは、広範囲の種類の合成及び天然
の材料で作られ、広範囲の種類の方法により形成され
る。しかし背景技術では、ストリングによるのを除いて
ラケットフレームの残りの部分に直接は取付けてなく
て、衝撃及び振動を吸収し減少するように枠(yok
e)とフレーム(frame)との間の接触区域にクッ
ション部材を備えた浮動枠部品を持つテニスラケットに
ついての記載、教示又は暗示は行われてない。
【0013】背景技術に示したようにテニスラケットの
改良のために絶えず努力が行われている。しかし前記し
たように配置し構成した部品の本発明によるような組合
せについては何等暗示されていない。従来のラケットは
本発明に伴う利点を持たない。本発明は、各部品の新規
有用かつ自明ではない組合せにより、最少数の機能部品
の使用により、容易に入手できる材料及び普通の部品の
利用により、又費用はあまり増さないで、従来技術より
すぐれている目的及び利点が得られる。
【0014】従って本発明の目的は、衝撃及び振動を絶
縁し減少するのに適するテニスラケットのフレームにお
いて、(イ)ヘッド端部と、(ロ)柄端部と、(ハ)前
記フレームの中間区域に隣接し湾曲した形状を持つ凹部
と、(ニ)中央部と、前記凹部に実質的に合致する湾曲
形状を持つ自由端部とを備えた枠部品と、(ホ)前記凹
部と枠端部との間に位置させたクッション手段とを備え
たテニスラケットのフレームを提供することにある。
【0015】さらに本発明の目的は、浮動枠(floa
ting yoke)の使用によりテニスラケットの衝
撃及び振動を絶縁し減少することにある。
【0016】さらに本発明の目的は、テニスラケットの
枠を、この枠との間にクッション部品を持つ残余のフレ
ーム部分に連結し衝撃及び振動の拒否的影響を減少する
ことにある。
【0017】さらに本発明の目的は、枠部品(yoke
piece)を、フレームの残余の部分にストリング
張力だけにより連結しようとするにある。
【0018】なお本発明の目的は、テニスプレーヤーに
すぐれた競技性能及び多大の快適さを提供することにあ
る。
【0019】本発明の比較的適切な目的の若干を前記し
た。これ等の目的は、本発明の特徴及び応用の若干を例
示するために述べたものである。本発明を種種の方式で
適用し本発明の範囲内で変化変型を行うことによりなお
多くの有利な結果が得られる。従って本発明のその他の
利点については以下に添付図面についてなお詳しく後述
する。
【0020】
【発明の概要】本発明は、添付図面に示した特定の実施
例についての各請求項に記載してある。本発明の概要に
よれば本発明は、衝撃及び振動を絶縁し減少するのに適
するようにしたフレームを持つテニスラケットにおいて
(イ)ヘッド端部と、及び柄端部と、フレーム中間区域
に隣接し湾曲した形状を持つ凹部とを持つフレームと、
(ロ)中央部と、前記凹部に実質的に合致する湾曲形状
を持つ自由端部とを備えた枠部品と、(ハ)前記凹部
と、枠端部との間に位置させたクッション手段とを備え
たテニスラケットに適用してある。
【0021】枠の自由端部は、ストリングの面とこれに
直交する面との両面内において湾曲している。ストリン
グの面内における枠端部の曲線は、これに直交する面内
の曲率半径より小さい曲率半径を持つ。フレームの凹部
は、枠の自由端部の曲線に対応して湾曲している。
【0022】本発明は又、衝撃及び振動を減少するのに
適するテニスラケットにおいて、(イ)ヘッド端部と、
柄端部と、フレーム中間区域に隣接し湾曲した形状を持
つフレーム凹部とを持つフレームと、(ロ)中央部と、
前記フレーム凹部に実質的に合致する湾曲形状を持つ自
由端部とを備えた枠部品と、(ハ)この枠部品と、前記
フレームとの間を連結する唯一の手段として、前記枠部
品を前記フレームに連結するストリングと、(ニ)前記
フレーム凹部と、スロート端部との間に位置させたクッ
ション手段とを包含するテニスラケットに適用できる。
【0023】本発明テニスラケットはさらに、約52な
いし62のショアD硬さを持つ軟質グロメット帯状片
(soft grommet strip)と、50な
いし80のショアA硬さを持つ軟質パレット(soft
pallet)とを備え、そしてクッション手段は軟
質PVCである。
【0024】以上本発明を以下の詳しい説明と本発明の
利点とが分りやすくなるように本発明の適切かつ重要な
特徴について比較的一般的に述べた。本発明の特許請求
の範囲の各請求項の主題を形成する付加的な特徴を以下
に述べる。当業者には明らかなように本発明で述べる概
念及び各実施例は本発明を実施する他の構造の変化変型
又は設計の基本として容易に利用できる。又このような
同等の構造が本発明の精神及び範囲を逸脱しないのはも
ちろんである。
【0025】本発明の性質及び目的をさらに詳しく理解
するために本発明を添付図面について以下に詳述する。
【0026】
【実施例】図1に従来形のものであるが本発明による改
良された浮動枠部品12を設けたテニスラケット10を
示してある。テニスラケット10は、ヘッド端部18及
び柄端部20を持つフレーム16で作られる。ヘッド端
部18に隣接して開口24が設けられ、打撃面を構成す
るようにストリング(string)26が張力のもと
に開口24を横切って固定される。ストリングの各側は
打撃面として利用される。
【0027】テニスラケット10のフレーム16は多く
の点で実質的に普通のものである。しかしフレーム16
は、その長さの中央部に隣接して内面に凹部30を設け
てある。凹部30を設けた中央部は、ヘッドの最下部部
分に隣接している。各凹部30は、フレーム16の下方
内向きの突出部32で相互に向きあって形成してある。
この場所は、ビーム34の直上でストリング26の直下
である。
【0028】各凹部30は、ストリングの面の断面で見
たときに曲がりの軸線のまわりに弧状に湾曲している。
図4ではストリングに直交する面で見たときに各凹部は
又曲がり軸線のまわりに湾曲している。図5では各凹部
の部分の湾曲の軸線はストリングに平行な面におけるよ
りもストリングに直交する面では一層大きい曲率半径を
持つ。このようにして凹面形回転だ円面(concav
e spheroidsurface)が形成される。
【0029】突出部32と凹部30との間には、枠部品
12を受入れるように、フレーム16に開口を設けてあ
る。好適な実施例では16本の上下方向ストリングすな
わち主ストリング26を設けてある。中央の6本のスト
リングは、枠部片に受入れられ支えられるようにこの開
口に整合して位置させてある。各側に5本ずつ10本の
最外部の主ストリングは、フレームの主要部分に固定す
るようにしてある。従ってこのラケットの6/16本の
主ストリングは、枠部品12に支えられ、これは、枠部
品12に支えたストリングを構成する際にラケットの幅
の3/8すなわち37 1/2%を構成する。このラケ
ットによる多くの打撃はこのような中央部の主ストリン
グで行われる。
【0030】枠部品12自体は、ヘッド区域及びスロー
ト区域におけるフレームの大部分の大体において卵形の
形状に寸法及び形状が対応する大体において卵形の断面
を持つ中央部を備えている。枠部品12の中心軸線は、
その中央部の大部分にわたりわずかに湾曲している。こ
の場合全ヘッドにわたるフレーム部分が平滑に連続す
る。
【0031】枠部品12の各端部36は、各凹部に受入
れられるように回転だ円面又は球状の部材を形成するよ
うに拡大してある。スロート部分の各端部は、このよう
な面内の各凹部の湾曲に対応するようにストリングの面
内で湾曲している。各ストリングに直交する面内でスロ
ート部分の各端部の各表面も又湾曲し、前記面内で同様
に凹部の曲がりに対応する(図4及び5参照)。
【0032】これ等の図から明らかなように各端部の内
方に胴部38を受入れるように枠部品を貫いて複数の穴
すなわちストリングを受入れるためのグロメット(gr
ommet)を形成してある。好適な実施例では6個の
このような穴及びグロメット)を設けてある。普通の方
法でストリングを支えるようにヘッドにおいて同様な穴
がフレームを貫いて延びている。
【0033】枠部品12の各端部と、凹部30の内面と
の間には、フレームの凹部30ににかわ接着し(glu
ed)或は他の方法で接着したクッション材料から成る
帯状片(strip)42を位置させてある。クッショ
ン材料又は弾性材料から成る帯状片42は、フレームの
凹部30に受入れられる各凹部に合致するような寸法及
び形状を持つ外面を備える。このクッション材料の内面
は枠部品の各端部の外面を受入れるように同様な寸法及
び形状を持つ。この枠部品の縁部は、枠の自由端部の円
周方向縁部の円周方向切欠き内に受入れる。このように
クッション材料の厚さはその全長にわたり実質的に同じ
である。各クッション部材の全長は、凹部30の全表面
と共に枠部品12の各端部36の全表面に接触するよう
な寸法にして、枠部品とフレームの凹部との間には、ク
ッション材料を介することを除いて物理的接触が生じな
いようにしてある。このようにしてこのシステムの衝撃
及び振動の減衰能力を最高にする。
【0034】ここに述べる浮動枠システムは、テニスラ
ケットにより打つテニスボールの打球中に通常プレーヤ
ーの受ける振動及び衝撃を絶縁し減少するようにしてあ
る。この場合の基本的考え方は又、スカッシュ用、ラケ
ット球技用及びバドミントン用を含む他のストリング張
りラケットに容易に使うことができる。
【0035】衝撃及び振動を絶縁し減少する目標は、浮
動枠構造により複数の方法で達成される。この構造の最
も明白な部分は、フレームの残りの部分からの枠の絶縁
である。枠は、フレームに、中心部の主ストリングだけ
を介して取付けられ、枠とフレームの残りの部分との間
の軟質ゴムクッションで有効に「浮動」する。これ等の
主ストリングのうち任意のストリングに当たる任意のボ
ール、通常最も飛ばされるボールは、クッションの圧縮
作用を生ずる。クッションのこの圧縮は、これ等の主ス
トリングが一層高い反発力を与えた場合又は一層ゆるく
張られた場合と有効に同じである。この利点は、上下方
向ストリング及び横方向ストリングの間のストリングの
滑りを、これ等のストリングが比較的緊密に張ることが
できるので減少することである。過度の滑りは摩擦によ
りエネルギー損失及びストリング摩耗を生ずる。過度に
きつく張ると、ストリングの破断を加速する。本発明に
よれば、比較的きつく張るストリングが、なお比較的ゆ
るいストリングの「感じ」を受ける。ボールの打撃後に
ストリングの負荷がなくなると、枠区域のクッションも
同様に負荷がなくなる。この場合ラケットのトランポリ
ン効果(trampoline effect)及び駆
動力を有効に増す。制御の不足に基づく過度のトランポ
リン作用は望ましくない。本発明ラケットは、制御作用
を失わないで、トランポリン作用を利用できる。枠の効
果は比較的ゆるいストリングの性能に似ているが、この
ようなゆるいストリングの不利な能様の若干を伴わない
から打球は比較的長い時間にわたりストリング上に留ま
る。このことは、ストリングに対するボールの衝撃のエ
ネルギが衝撃の振幅×衝撃の周期により定まるから重要
である。衝撃の振幅は実際上「テニス・エルボ(ten
nis elbow)」を生ずる衝撃の問題部分であ
る。浮動枠構造では、全エネルギーが同じで時間が長く
なるから、衝撃の振幅が減少する。
【0036】浮動枠の第2のあまり明らかでない有利な
結果は、枠が衝突するボールの力に対し対抗作用力を加
えることである。ボールの衝突の瞬間にラケットははね
返る。しかし枠は何等力の作用を受けないから、枠は前
進運動を続ける。枠の前進運動はボールの衝突のエネル
ギーとは反対方向に作用するエネルギーを含む。これに
より生ずる衝撃は減少する。或る時間にわたり枠は又、
フレームに対し位相がはずれて振動し、フレームの振動
を減衰させるのに役立つ。この効果全体は、工業界には
極めてよく知られているストリング振動減衰装置の背景
理論と同じである。しかし約30グラムの枠の質量は、
約2ないし3グラムの典型的減衰装置(dampene
r)の質量の約10倍であり、散逸エネルギーは質量に
直接関連するから、自由浮動枠の効果は比例して大きく
なる。
【0037】6本の中央主ストリングに接触するように
ならない中心はずれで打つ打球時に、前記の第2の効果
はなお適用できる。フレームの互いに対向する側の2つ
のスロートビームは、剛性の枠部品により相互に鎖錠さ
れなくて応力上昇が生じないから、各スロートビームは
一層容易にたわみ、プレーヤーの感ずる衝撃及びねじれ
を吸収する。
【0038】本発明の主要な部分は、ヘッドの主ストリ
ングだけにより保持されるラケット10のフレーム16
の枠部品12である。このようにしてすぐれたプレーが
できる。しかし本ラケットでは軟質のパレット(pal
let)及び軟質のグロメット帯状片(grommet
strip)によって衝撃及び振動がさらに減少する
ことが分った。
【0039】柄端部20には、ラケット10の使用者が
つかむ柄46を位置させてある。当業界には普通に知ら
れているように、柄46には、この柄に沿い縦方向に延
びる複数の扁平な部分を設けてある。縁部は、各扁平な
部分を隔離する。好適な実施例では柄46は、8個の扁
平部分及び8個の縁部を持つ8角形の断面を備える。皮
又は類似物から成るらせん状に巻いた層54は握り性を
向上するように剛性の心50のまわりに柄パレット54
を覆う。
【0040】本発明の別の実施例ではグリップ部は6辺
で形成してある。この実施例では中心の剛性の心58は
フレームの延長部分として形成してある。中間の軟質の
パレット60を使う。パレット60は皮又は類似物から
成るグリップ材料62で包んである。軟質のパレットの
構造の別の詳細は1989年10月10日付米国特許願
07/422,722号明細書に記載してある。6辺の
グリップの別の構造の詳細は1991年3月27日付米
国特許願07/676,771号明細書に記載してあ
る。このような2つの特許願明細書の主題は本説明に参
照してある。
【0041】多くの柄は40ないし80以上のショアD
硬さを持つ過度に硬い材料から成り、ボールを打つこと
により生ずる力が、使用者に伝わり不快感を生ずる衝撃
及び振動を発生する。競技、一勝負又は試合の過程にわ
たって、このような反復する振動や衝撃により使用者を
疲れさせ使用者のプレー効率が絶えず低下する。
【0042】本発明は、柄のパレットとして根元端部す
なわち柄端部でフレームに成形したエラストマー質重合
体材料なるべくはウレタンと協働して利用するのがよ
い。パレットの柄は、黒鉛強化エポキシ樹脂だけでなく
(■)アルミニウムと、(■)エポキシマトリックス中
の強化繊維として利用される黒鉛/ガラス、黒鉛/ケブ
ラー(Kevlar)、黒鉛/セラミック又はその他類
似の材料のような黒鉛強化エポキシ樹脂の混合物とを含
む他の材料から成るフレームと共に機能することが分っ
ている。本説明で使う「黒鉛」ラケットという用語は、
100%黒鉛から成るラケットと共に、黒鉛が構成材料
のうちかなりの量で存在する限り他の材料を含めたラケ
ットを含むものである。100%黒鉛ラケットが好適で
ある。
【0043】この好適な柄のパレット材料の硬さは、振
動及び衝撃の減少以外に付加的利点を持つ。とくにこの
ような柄を使用者がテニスのプレー中に正規の方式で握
るときは、使用者は柄の材料をわずかに変形させる。し
かしこのような変形は、柄の横断面に成形した扁平な部
分及び縁部を有効になくすには不十分であることが分っ
た。このような扁平な部分及び縁部は、なお使用者が
「感じすなわち手ざわり(feel)」を持つ。従って
ラケット及びそのストリングを見ないで使用者は扁平な
部分及び縁部を感ずることができ、従ってラケットの打
球面を、打とうとするボールに対して適正な角度的に割
出しすることができる。
【0044】パレットの硬さはショアA硬度で50ない
し80である。従来の硬いパレットにより得られる割出
しに依存する多年にわたるプレーによって良好に定めら
れた縁部を使用する従来からの使用者には60ないし8
0のショアA硬さが割出しの感じを増大するのに始適で
ある。とくに60ないし70のショアA硬さが比較的好
適であり約65が最も好適である。なお割出しに依存す
るが硬いパレットを持つ従来のラケットの感じには束縛
されないプレーヤーには約50ないし60のショアA硬
さが好適である。この場合良好な割出しができるが、し
かも使用中のプレーヤーに対する衝撃及び振動の影響を
最少にする。50ないし60のショアA硬さを持つパレ
ットは又、テイーチングプロ(teaching pr
os)が毎日毎日プレーする場合に、このテイーチング
・プロにより好まれる。
【0045】本発明ラケットの別の特徴は、衝撃と共に
振動を、これ等がストリングからバウ(bow)に、柄
にそしてプレーヤーに伝わるのに先だって、さらに吸収
し減少する軟質のグロメット帯状片(grommet
strip)66である。このグロメット帯状片66の
形状は実質的に普通のものである。このグロメット帯状
片は、その半径方向外縁部でバウの頂部にわたって延び
バウの開口の寸法の大部分を囲む。この帯状片はバウの
外縁部の凹部までの横断面形状を形成し、これから半径
方向外方に制限した距離だけ延びる。バウの頂部を横切
って延びるグロメット帯状片の部分は、この領域でバウ
の不時の損傷を防ぐように緩衝帯状片として機能する拡
大した軸線方向に延びる部分を持つ。緩衝帯状片の延長
部分として作られ貫通して延びる半径方向の穴を持つス
トリング受入れ胴部は、グロメットとして機能しグロメ
ット帯状片で直接形成するのがよい。これだけでグロメ
ット及び緩衝帯状片の硬さ及びその他の物理的特性がつ
りあう。これ等の胴部は、バウの整合した半径方向の穴
を貫いて延びストリングを支えるように作用する。
【0046】軟質グロメット帯状片はショアD硬さ57
±5のオーダーすなわち約52ないし62である。この
点で従来のグロメット帯状片は種種の熱可塑性材料で作
られるが、本発明の所望の成績を得るように約57のシ
ョアD硬さを持っていなかった。
【0047】好適なグロメット帯状片材料は、ペレット
状にした熱可塑性ポリウレタン−ポリカーボネートのブ
レンドである。米国ペンシルバニア州ピッツバーグ市の
モーベィ・コーポレイション(Mobay Corpo
ration)の工業製品であるテキシン(Texi
n)3203が極めて適当であることが分った。このよ
うな樹脂には寿命及び性能を向上するように普通の方法
で、適当な少量の紫外線(UV)安定剤及び抗酸化剤を
加えた。他の適当な材料は、ショアD硬さ57が得られ
るように可塑剤(plasticisors)P40と
共にペンシルバニア州バーズボロー市のリルサン・イン
ダストリアル・インコーポレイテッド(Rilsan
Industrial Inc.)のリスラン「ナイロ
ンII」(Ryslan“Nylon II”)であ
る。
【0048】グロメット帯状片及び各グロメットに所望
のショア硬さを持つ材料を選択する際に、この材料はこ
れをラケットに圧力のもとに当てがうときにストリング
がグロメット帯状片に食込むほど柔らかくすることはで
きない。ラケットには40ないし80ポンドの張力を生
じさせる。80ポンドが上限である。52ないし62の
前記した硬さ範囲は全部の正常なストリング張り張力に
おいてグロメット帯状片にストリングが食込み又は引張
りを生じないようにするのに十分なだけ硬いことが分っ
た。グロメット帯状片には、過度の切込みを生じないで
ストリングをわずかに食込ませるのに十分なだけ柔らか
くてすぐれた衝撃振動減衰特性を生ずるショア硬さが得
られるようにしてある。
【0049】グロメット帯状片の組成は前記したよう
に、すぐれた持続性を持つ点で有利である。ラケットに
ストリングを張るときは、グロメット帯状片は変形す
る。すぐれた持続性は、各ストリングが切断しはずれる
ときに、グロメット帯状片はそのもとの形状に戻り従っ
て除くことができる点で有利である。グロメット帯状片
がそのもとの形状に戻らなくてたとえば広がった端部が
広がったままになっていれば多くの場合にグロメット帯
状片ははずすことが極めて困難である。
【0050】さらに前記したグロメット帯状片は高い引
裂き強さを持つ。高い引裂き強さは、ストリングをふた
たび張るために個人がグロメット帯状片をはずそうとす
るときにグロメット帯状片が裂けないで、ストリングが
フレーム穴の鋭い周縁部の作用を受けると共にグロメッ
ト筒部(grommet barrel)がらストリン
グをはずす間にこれ等のグロメット筒部がはずされるこ
とがないようにする点で重要である。従来形のグロメッ
ト帯状片部品をラケットフレームからはずすことは、従
来極めてむずかしく費用も高く又現在もそうである。
【0051】グロメット帯状片の構造については199
0年1月12日付米国特許願07,463,766号明
細書になお詳しく記載してある。この特許願明細書の主
題は本説明に参照してある。
【0052】フレームの好適な材料は100%黒鉛又は
黒鉛ガラス組合せが好適である。少量の25%の切断し
た黒鉛繊維で強化したナイロン、ナイロン6/6又はナ
イロン6は枠に好適である。軟質のPVCは性能及び費
用の点でクッションに好適である。約80ないし90の
ショアA硬さを持つ天然ゴム、クラトン(Krato
n)又はその他の軟質熱可塑性材料も又好適である。パ
レットはセンサセイン(Sensathane)が好適
であると共に、緩衝体及びグロメットの材料はリルサン
「ナイロンII」が好適である。
【0053】本説明は前記特許請求の範囲の各請求項と
共に前記の説明に含まれている。以上本発明をその好適
な実施例について詳細に説明したが本発明はなおその精
神を逸脱しないで種種の変化形型を行うことができるの
はもちろんである。
【0054】以上本発明を詳細に説明した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の浮動パレットを利用するテニスラケッ
トの平面図である。
【図2】本発明により構成した浮動枠の斜視図である。
【図3】図1のラケットのフレームに対する協働関係で
示す浮動枠の斜視図である。
【図4】浮動枠の一端部とフレームの協働部分とのスト
リングに平行な中央面に沿う断面図である。
【図5】ストリングに直交する面に沿う、図4と同様な
断面図である。
【図6】図1に示したラケットの柄の横断面図である。
【図7】図1に示したラケットの柄の変型の横断面図で
ある。
【符号の説明】
10 テニスラケット 12 柄部品 16 フレーム 18 ヘッド端部 20 柄端部 26 ストリング 30 凹部 36 枠端部(自由端部) 42 クッション手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リチァド、ジェインズ アメリカ合衆国アリズォウナ州85260、ス カッツデイル、ノース・ナインティファー スト・プレイス 11730番

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衝撃及び振動を絶縁し減少するのに適す
    るテニスラケットのフレームにおいて、(イ)ヘッド端
    部と、(ロ)柄端部と、(ハ)前記フレームの中間区域
    に隣接し湾曲した形状を持つ凹部と、(ニ)中央部と、
    前記凹部に実質的に合致する湾曲形状を持つ自由端部と
    を備えた枠部品と、(ホ)前記凹部と枠端部との間に位
    置させたクッション手段とを備えたテニスラケットのフ
    レーム。
  2. 【請求項2】 前記枠部品の自由端部を、ストリングの
    面と、この面に直交する面との両面内において湾曲させ
    た、請求項1のテニスラケットのフレーム。
  3. 【請求項3】 前記各ストリングの面内の前記枠端部の
    曲線が、前記面に直交する面内の曲率半径より小さい曲
    率半径を持つようにした、請求項2のテニスラケットの
    フレーム。
  4. 【請求項4】 前記フレームの凹部を、前記枠の自由端
    部の曲線に対応して湾曲させた、請求項3のテニスラケ
    ットのフレーム。
  5. 【請求項5】 衝撃及び振動を減少するのに適するテニ
    スラケットにおいて、(イ)ヘッド端部と、柄端部と、
    フレーム中間区域に隣接し湾曲した形状を持つフレーム
    凹部とを持つフレームと、(ロ)中央部と、前記フレー
    ム凹部に実質的に合致する湾曲形状を持つ自由端部とを
    備えた枠部品と、(ハ)この枠部品と、前記フレームと
    の間を連結する唯一の手段として、前記枠部品を前記フ
    レームに連結するストリングと、(ニ)前記フレーム凹
    部と、スロート端部との間に位置させたクッション手段
    とを包含するテニスラケット。
  6. 【請求項6】 約52ないし62のショアD硬さを持つ
    軟質グロメット帯状片をさらに備えた、請求項5のテニ
    スラケット。
  7. 【請求項7】 約50ないし80のショアA硬さを持つ
    軟質パレットを備えた、請求項5のテニスラケット。
  8. 【請求項8】 前記クッション手段として軟質PVCを
    使った、請求項5のテニスラケット。
JP4161943A 1991-11-25 1992-05-29 テニスラケット及びそのフレーム Pending JPH05212138A (ja)

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US796970 1997-02-07

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DE (1) DE4213004A1 (ja)
ES (1) ES2054560B1 (ja)
FR (1) FR2684009A1 (ja)
GB (1) GB2261606A (ja)
IT (1) IT1260171B (ja)
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SE9201516L (sv) 1993-05-26
AU1143392A (en) 1993-05-27
SE9201516D0 (sv) 1992-05-13
ES2054560A1 (es) 1994-08-01
ITRM920801A1 (it) 1994-05-04
FR2684009A1 (fr) 1993-05-28
US5133552A (en) 1992-07-28
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ITRM920801A0 (it) 1992-11-04
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