JPH05211711A - Ｃｖケーブル用接続部 - Google Patents
Ｃｖケーブル用接続部Info
- Publication number
- JPH05211711A JPH05211711A JP3841292A JP3841292A JPH05211711A JP H05211711 A JPH05211711 A JP H05211711A JP 3841292 A JP3841292 A JP 3841292A JP 3841292 A JP3841292 A JP 3841292A JP H05211711 A JPH05211711 A JP H05211711A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- epoxy housing
- cable
- stress cone
- epoxy
- connecting portion
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 線路復旧作業を大幅に短縮することができる
新規なＣＶケーブル用終端接続部あるいは中間接続部を
提供する。 【構成】 ゴムストレスコーンとエポキシハウジングに
よって構成されるＣＶケーブル用終端接続部において、
エポキシハウジングの外側に外部碍管を有し、かつ、上
記エポキシハウジングが外部碍管と着脱可能に構成した
ことを特徴とするＣＶケーブル用接続部である。
新規なＣＶケーブル用終端接続部あるいは中間接続部を
提供する。 【構成】 ゴムストレスコーンとエポキシハウジングに
よって構成されるＣＶケーブル用終端接続部において、
エポキシハウジングの外側に外部碍管を有し、かつ、上
記エポキシハウジングが外部碍管と着脱可能に構成した
ことを特徴とするＣＶケーブル用接続部である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は電力ケーブル、特にＣ
Ｖケーブルの中間接続部あるいは終端接続部に関する。
Ｖケーブルの中間接続部あるいは終端接続部に関する。
【０００２】
【従来の技術】ＣＶケーブルの接続部、特に終端接続部
に関しては、ケーブル端部を絶縁補強を行う必要がある
が、この絶縁補強の方法として絶縁テープの巻回による
もの、絶縁ゴムのストレスコーンとエポキシハウジング
を組合せたものおよび絶縁紙と絶縁油を組合せたもの等
が知られている。
に関しては、ケーブル端部を絶縁補強を行う必要がある
が、この絶縁補強の方法として絶縁テープの巻回による
もの、絶縁ゴムのストレスコーンとエポキシハウジング
を組合せたものおよび絶縁紙と絶縁油を組合せたもの等
が知られている。
【０００３】図４は、これらの終端接続部のうち、絶縁
ゴムのストレスコーンとエポキシハウジングを組合せ
た、いはゆるプレハブ型終端接続部の構成を示す断面図
である。この接続部はケーブル１とゴムストレスコーン
２およびエポキシハウジング３とゴムストレスコーン２
との界面を当該ゴムストレスコーン２を接続箱に設けた
スプリング１０で押圧するようにし、これによりゴムス
トレスコーン２とケーブル１およびエポキシハウジング
３とゴムストレスコーン２との界面の面圧を強化し、こ
れらの界面での絶縁強度を向上させる方式のものであ
る。なお、図において、４は導体スリーブ，５はスリー
ブ補強体，６は高圧側シールド，７はアース側シール
ド，８は胴管のフランジ，９は胴管，１１は胴管内に充
填されたＳＦ6ガスである。
ゴムのストレスコーンとエポキシハウジングを組合せ
た、いはゆるプレハブ型終端接続部の構成を示す断面図
である。この接続部はケーブル１とゴムストレスコーン
２およびエポキシハウジング３とゴムストレスコーン２
との界面を当該ゴムストレスコーン２を接続箱に設けた
スプリング１０で押圧するようにし、これによりゴムス
トレスコーン２とケーブル１およびエポキシハウジング
３とゴムストレスコーン２との界面の面圧を強化し、こ
れらの界面での絶縁強度を向上させる方式のものであ
る。なお、図において、４は導体スリーブ，５はスリー
ブ補強体，６は高圧側シールド，７はアース側シール
ド，８は胴管のフランジ，９は胴管，１１は胴管内に充
填されたＳＦ6ガスである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したプ
レハブ型終端接続部の電気的な弱点は、ゴムストレス
コーン２の立上り部、ゴムストレスコーン２とケーブ
ルコアの界面、ゴムストレスコーン２とエポキシハウ
ジング３の界面が挙げられる。このうちゴムストレスコ
ーン２とエポキシハウジング３の界面が破壊する場合に
は、ゴムストレスコーン２はもとよりエポキシハウジン
グ３の沿面も破損する。一般に、終端接続部はＧＩＳあ
るいはトランス等の他の機器と直結されている場合が殆
どであり、この場合には当該ケーブルおよびゴムストレ
スコーン３を取り換えるのは勿論、破損したエポキシハ
ウジング２も取り換える必要があるが、このエポキシハ
ウジング３の交換は接続されているＧＩＳあるいはトラ
ンス部までに及ぶ大工事になり、当該ケーブル線路の復
旧に多大の費用と日数とを要するものとなる。
レハブ型終端接続部の電気的な弱点は、ゴムストレス
コーン２の立上り部、ゴムストレスコーン２とケーブ
ルコアの界面、ゴムストレスコーン２とエポキシハウ
ジング３の界面が挙げられる。このうちゴムストレスコ
ーン２とエポキシハウジング３の界面が破壊する場合に
は、ゴムストレスコーン２はもとよりエポキシハウジン
グ３の沿面も破損する。一般に、終端接続部はＧＩＳあ
るいはトランス等の他の機器と直結されている場合が殆
どであり、この場合には当該ケーブルおよびゴムストレ
スコーン３を取り換えるのは勿論、破損したエポキシハ
ウジング２も取り換える必要があるが、このエポキシハ
ウジング３の交換は接続されているＧＩＳあるいはトラ
ンス部までに及ぶ大工事になり、当該ケーブル線路の復
旧に多大の費用と日数とを要するものとなる。
【０００５】この発明の目的は、前述した従来技術の欠
点を解消し、線路復旧作業を大幅に短縮することができ
る新規なＣＶケーブル用終端接続部あるいは中間接続部
を提供することにある。
点を解消し、線路復旧作業を大幅に短縮することができ
る新規なＣＶケーブル用終端接続部あるいは中間接続部
を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明は、ゴムストレ
スコーンとエポキシハウジングによって構成されるＣＶ
ケーブル用接続部において、エポキシハウジングの外側
に外部碍管を有し、かつ、上記エポキシハウジングが外
部碍管と着脱可能に構成したことを特徴とするＣＶケー
ブル用接続部である。
スコーンとエポキシハウジングによって構成されるＣＶ
ケーブル用接続部において、エポキシハウジングの外側
に外部碍管を有し、かつ、上記エポキシハウジングが外
部碍管と着脱可能に構成したことを特徴とするＣＶケー
ブル用接続部である。
【０００６】
【作用】プレハブ型接続部におけるエポキシハウジング
の外側に外部碍管を設けることにより、ゴムストレスコ
ーンとエポキシハウジング間の界面で破壊した場合にも
ケーブル側のみの復旧で済むことになり、復旧作業を大
幅に短縮し、しかも作業を簡素化させることができる。
の外側に外部碍管を設けることにより、ゴムストレスコ
ーンとエポキシハウジング間の界面で破壊した場合にも
ケーブル側のみの復旧で済むことになり、復旧作業を大
幅に短縮し、しかも作業を簡素化させることができる。
【０００７】
【実施例】以下、図面に基づいてこの発明の実施例を説
明する。図１は、終端接続部の構成を示す上半部分のみ
示す断面図である。即ち、プレハブ型終端接続部は、ケ
ーブル１の端部を段剥ぎ処理して導体スリーブ４を被
せ、スリーブ補強体５が形成される。そして、この端部
に高圧側シールド６が設置され、この高圧側シールド６
のケーブル１側にエポキシハウジング３を被せ、ゴムス
トレスコーン２を右側から挿入する。また、エポキシハ
ウジング３の外形形状を有する外部碍管１２を胴管９の
フランジ部８で支持させ、上記高圧側シールド６に嵌合
させる。次に、胴管９のフランジ部８に設けられたスプ
リングユニット１０によりゴムストレスコーン２をエポ
キシハウジング３に右側から押圧して固定する。
明する。図１は、終端接続部の構成を示す上半部分のみ
示す断面図である。即ち、プレハブ型終端接続部は、ケ
ーブル１の端部を段剥ぎ処理して導体スリーブ４を被
せ、スリーブ補強体５が形成される。そして、この端部
に高圧側シールド６が設置され、この高圧側シールド６
のケーブル１側にエポキシハウジング３を被せ、ゴムス
トレスコーン２を右側から挿入する。また、エポキシハ
ウジング３の外形形状を有する外部碍管１２を胴管９の
フランジ部８で支持させ、上記高圧側シールド６に嵌合
させる。次に、胴管９のフランジ部８に設けられたスプ
リングユニット１０によりゴムストレスコーン２をエポ
キシハウジング３に右側から押圧して固定する。
【０００８】上記外部碍管１２は、エポキシハウジング
３の外側形状と全長に亘りギャップ（１〜１００ｍｍ）
を有していて、これは磁器碍子，エポキシ碍子，繊維強
化プラスチック（ＦＲＰ）碍子の何れでもよい。また、
エポキシハウジング３と外部碍管１２との間の空間は、
真空に引いた後、鉱油，合成油またはシリコーン油等の
絶縁油、あるいはＳＦ6 ，フレオンまたはＮ2 ガス等の
絶縁ガスを充填し封入する。また、胴管９の内部も真空
に引いた後ＳＦ6 ガスを封入する。これによって、高圧
側シールド６とアース側シールド７との間の絶縁は保持
することができる。
３の外側形状と全長に亘りギャップ（１〜１００ｍｍ）
を有していて、これは磁器碍子，エポキシ碍子，繊維強
化プラスチック（ＦＲＰ）碍子の何れでもよい。また、
エポキシハウジング３と外部碍管１２との間の空間は、
真空に引いた後、鉱油，合成油またはシリコーン油等の
絶縁油、あるいはＳＦ6 ，フレオンまたはＮ2 ガス等の
絶縁ガスを充填し封入する。また、胴管９の内部も真空
に引いた後ＳＦ6 ガスを封入する。これによって、高圧
側シールド６とアース側シールド７との間の絶縁は保持
することができる。
【０００９】この終端接続部において、ゴムストレスコ
ーン２とエポキシハウジング３の界面が破壊しても、胴
管９内に充填されたＳＦ6 ガス１１により外部碍管１２
で隔離されており、エポキシハウジング３と外部碍管１
２の絶縁物を取り除くだけで、当該終端接続部を復旧さ
せることが可能となる。
ーン２とエポキシハウジング３の界面が破壊しても、胴
管９内に充填されたＳＦ6 ガス１１により外部碍管１２
で隔離されており、エポキシハウジング３と外部碍管１
２の絶縁物を取り除くだけで、当該終端接続部を復旧さ
せることが可能となる。
【００１０】図２はこの発明を中間接続部に適用した場
合の構成を示す断面図で、図３はその導体先端部の詳細
断面図である。即ち、ケーブル１の先端は段剥ぎ処理さ
れて導体接続スリーブ４とエポキシハウジング３は止め
金具１６により固定されて一体になっている。エポキシ
絶縁体１４の高圧側埋込シールド６´とはマルチコネク
タ１５によって電気的に接続されている。
合の構成を示す断面図で、図３はその導体先端部の詳細
断面図である。即ち、ケーブル１の先端は段剥ぎ処理さ
れて導体接続スリーブ４とエポキシハウジング３は止め
金具１６により固定されて一体になっている。エポキシ
絶縁体１４の高圧側埋込シールド６´とはマルチコネク
タ１５によって電気的に接続されている。
【００１１】この中間接続部においては、ケーブルおよ
び絶縁補強部（エポキシハウジング部）は一体となって
いるため、破壊が生じた場合には片側の端末部のみの修
理のみで復旧することができる。
び絶縁補強部（エポキシハウジング部）は一体となって
いるため、破壊が生じた場合には片側の端末部のみの修
理のみで復旧することができる。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したとうり、この発明のＣＶケ
ーブル用接続部は、ケーブル端末および絶縁補強体が一
体となっており、万一破壊等のトラブルが生じた場合
に、ケーブル部を引き抜くだけで復旧させることが可能
であり、その復旧に要する費用および日数が大幅に短縮
することができる。
ーブル用接続部は、ケーブル端末および絶縁補強体が一
体となっており、万一破壊等のトラブルが生じた場合
に、ケーブル部を引き抜くだけで復旧させることが可能
であり、その復旧に要する費用および日数が大幅に短縮
することができる。
【図１】この発明の実施例のケーブル終端接続部の構成
を示す横断面図、
を示す横断面図、
【図２】この発明をプレハブ型中間接続部に適用した場
合の横断面図、
合の横断面図、
【図３】図３の導体先端部の詳細図、
【図４】従来のＣＶケーブル用接続部の一例の構成を示
す横断面図である。
す横断面図である。
１ ＣＶケーブル ２ ゴムストレスコーン ３ エポキシハウジング ４ 導体スリーブ ５ スリーブ補強体 ６ 高圧側シールド ６´ エポキシ絶縁体高圧側埋込みシールド ７ アース側シールド ７´ エポキシ絶縁体アース側埋込みシールド ８ フランジ ９ 胴管 １０ スプリング １１ ＳＦ6 ガス １２ 外部碍管 １３ 絶縁物 １４ エポキシ絶縁体 １５ マルチコネクタ １６ 止め金具
Claims (1)
- 【請求項１】 ゴムストレスコーンとエポキシハウジン
グによって構成されるＣＶケーブル用終端接続部におい
て、エポキシハウジングの外側に外部碍管を有し、か
つ、上記エポキシハウジングが外部碍管と着脱可能に構
成したことを特徴とするＣＶケーブル用接続部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3841292A JPH05211711A (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | Ｃｖケーブル用接続部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3841292A JPH05211711A (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | Ｃｖケーブル用接続部 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05211711A true JPH05211711A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=12524592
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3841292A Pending JPH05211711A (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | Ｃｖケーブル用接続部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05211711A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100483232B1 (ko) * | 2002-02-20 | 2005-04-15 | 엘에스전선 주식회사 | 케이블 접속용 에폭시 수지 절연물 |
-
1992
- 1992-01-30 JP JP3841292A patent/JPH05211711A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100483232B1 (ko) * | 2002-02-20 | 2005-04-15 | 엘에스전선 주식회사 | 케이블 접속용 에폭시 수지 절연물 |
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