JPH05211525A - 光入力信号断検出回路 - Google Patents
光入力信号断検出回路Info
- Publication number
- JPH05211525A JPH05211525A JP4015903A JP1590392A JPH05211525A JP H05211525 A JPH05211525 A JP H05211525A JP 4015903 A JP4015903 A JP 4015903A JP 1590392 A JP1590392 A JP 1590392A JP H05211525 A JPH05211525 A JP H05211525A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical input
- circuit
- gain control
- input signal
- detect
- Prior art date
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- Pending
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- Optical Communication System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】光入力レベルに関わらず、動作の安定な光入力
信号断検出を行う。 【構成】AGC増幅回路4の利得制御を行う利得制御回
路5の出力から光入力信号断を検出する第1のコンパレ
−タ8と、タイミング抽出回路6のクロック成分をピ−
ク値検出回路9にて検出した信号から光入力信号断を検
出する第2のコンパレ−タ10と、それぞれのコンパレ
−タの出力の論理和を取る論理和回路11から成る。 【効果】光入力レベルが大きい場合でも、信号成分の検
出が可能である。
信号断検出を行う。 【構成】AGC増幅回路4の利得制御を行う利得制御回
路5の出力から光入力信号断を検出する第1のコンパレ
−タ8と、タイミング抽出回路6のクロック成分をピ−
ク値検出回路9にて検出した信号から光入力信号断を検
出する第2のコンパレ−タ10と、それぞれのコンパレ
−タの出力の論理和を取る論理和回路11から成る。 【効果】光入力レベルが大きい場合でも、信号成分の検
出が可能である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、等化増幅(Reshapin
g)、タイミング抽出(Retiming)、識別再生(Regen
erating)の3R機能を有する光受信回路において、光
入力レベルの低下や、信号成分の喪失を検出する光入力
信号断検出回路に関する。
g)、タイミング抽出(Retiming)、識別再生(Regen
erating)の3R機能を有する光受信回路において、光
入力レベルの低下や、信号成分の喪失を検出する光入力
信号断検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に従来用いられていた光入力信号断
検出回路の一例を示す。
検出回路の一例を示す。
【0003】図において、1は入力された光信号を電気
信号に変換する受光素子、2は受光素子1に最適のバイ
アスを与えるバイアス印加回路、3は受光素子1の出力
を増幅する広帯域、低雑音の前置増幅回路、4は利得の
制御が可能なAGC増幅回路、5はAGC増幅回路4の
出力を検出し常に出力が一定振幅となるように利得制御
を行う利得制御回路、6はAGC増幅回路4の出力から
クロックを抽出するためのタイミング抽出回路、7は抽
出されたクロックによりデ−タを識別再生する識別回
路、8は利得制御回路5の出力を基準電圧Vref1と
比較して光入力信号断を出力するコンパレ−タである。
信号に変換する受光素子、2は受光素子1に最適のバイ
アスを与えるバイアス印加回路、3は受光素子1の出力
を増幅する広帯域、低雑音の前置増幅回路、4は利得の
制御が可能なAGC増幅回路、5はAGC増幅回路4の
出力を検出し常に出力が一定振幅となるように利得制御
を行う利得制御回路、6はAGC増幅回路4の出力から
クロックを抽出するためのタイミング抽出回路、7は抽
出されたクロックによりデ−タを識別再生する識別回
路、8は利得制御回路5の出力を基準電圧Vref1と
比較して光入力信号断を出力するコンパレ−タである。
【0004】上述のように、従来の光入力信号断の検出
には前記AGC増幅回路の利得制御電圧を検出すること
により光入力信号断を検出していた。
には前記AGC増幅回路の利得制御電圧を検出すること
により光入力信号断を検出していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、光
入力レベルが大きくかつ信号成分の無い直流光が入力さ
れた場合、受光素子におけるショット雑音の発生や、受
光素子、前置増幅回路間を結ぶ配線パタ−ンやボンディ
ングワイヤのインダクタンスに起因する共振現象が発生
する。そのためAGC増幅回路が動作状態となり、光入
力信号断を検出することができず、誤動作するという問
題点があった。
入力レベルが大きくかつ信号成分の無い直流光が入力さ
れた場合、受光素子におけるショット雑音の発生や、受
光素子、前置増幅回路間を結ぶ配線パタ−ンやボンディ
ングワイヤのインダクタンスに起因する共振現象が発生
する。そのためAGC増幅回路が動作状態となり、光入
力信号断を検出することができず、誤動作するという問
題点があった。
【0006】本発明の目的は、光入力レベルの大きい状
態でも確実に光入力信号断を検出することのできる回路
を設けることにある。
態でも確実に光入力信号断を検出することのできる回路
を設けることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の、光入力信号断
検出回路は、AGC増幅回路の利得制御電圧を第1のコ
ンパレ−タにより検出した信号と、タイミング抽出回路
のモニタ−電圧を第2のコンパレ−タにより検出した信
号との論理和をとることにより、光入力信号断を検出す
るように構成したものである。
検出回路は、AGC増幅回路の利得制御電圧を第1のコ
ンパレ−タにより検出した信号と、タイミング抽出回路
のモニタ−電圧を第2のコンパレ−タにより検出した信
号との論理和をとることにより、光入力信号断を検出す
るように構成したものである。
【0008】
【作用】光入力が小さい場合、AGC増幅回路の利得が
最大となり利得制御回路は飽和するため、利得制御電圧
を予め設定した基準電圧と比較することにより、光入力
信号断を検出できる。また光入力が大きくかつ信号成分
がない状態でも、タイミング成分は存在しないので、抽
出クロックのピ−ク値電圧を予め設定した基準電圧と比
較することにより光入力信号断を検出することができ
る。
最大となり利得制御回路は飽和するため、利得制御電圧
を予め設定した基準電圧と比較することにより、光入力
信号断を検出できる。また光入力が大きくかつ信号成分
がない状態でも、タイミング成分は存在しないので、抽
出クロックのピ−ク値電圧を予め設定した基準電圧と比
較することにより光入力信号断を検出することができ
る。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すブロック図で
ある。
ある。
【0010】図中1は受光素子、2はバイアス印加回
路、3は前置増幅回路、4はAGC増幅回路、5は利得
制御回路、6はタイミング抽出回路、7は識別回路、8
は利得制御回路5の出力電圧を基準電圧Vref1と比
較する第1のコンパレ−タ、9は抽出クロックの振幅を
検出するためのピ−ク値検出回路、10はピ−ク値検出
回路9の出力を基準電圧Vref2と比較する第2のコ
ンパレ−タ、11は第1のコンパレ−タ8の出力と、第
2のコンパレ−タ10の出力との論理和をとり、光入力
信号断を出力する論理和回路。
路、3は前置増幅回路、4はAGC増幅回路、5は利得
制御回路、6はタイミング抽出回路、7は識別回路、8
は利得制御回路5の出力電圧を基準電圧Vref1と比
較する第1のコンパレ−タ、9は抽出クロックの振幅を
検出するためのピ−ク値検出回路、10はピ−ク値検出
回路9の出力を基準電圧Vref2と比較する第2のコ
ンパレ−タ、11は第1のコンパレ−タ8の出力と、第
2のコンパレ−タ10の出力との論理和をとり、光入力
信号断を出力する論理和回路。
【0011】図2、図3は、回路の動作を説明するた
め、光入力レベルに対するクロック抽出レベルとAGC
増幅回路の利得制御電圧を表した図で、図2は信号成分
が含まれる場合、図3は信号成分が無い場合である。ま
た、それぞれの図においてAはクロック抽出レベル、B
はAGC増幅回路の利得制御電圧、Cは第1のコンパレ
−タ用基準電圧Vref1、Dは第2のコンパレ−タ用
基準電圧Vref2を表す。
め、光入力レベルに対するクロック抽出レベルとAGC
増幅回路の利得制御電圧を表した図で、図2は信号成分
が含まれる場合、図3は信号成分が無い場合である。ま
た、それぞれの図においてAはクロック抽出レベル、B
はAGC増幅回路の利得制御電圧、Cは第1のコンパレ
−タ用基準電圧Vref1、Dは第2のコンパレ−タ用
基準電圧Vref2を表す。
【0012】一般に、光入力レベルがP1以下では、A
GC増幅回路の利得が最大となるため、利得制御回路は
飽和し、利得制御電圧を基準電圧Cと比較することによ
り光入力断を検出できる。一方、光入力がP2以上で信
号成分が無くなった場合、ショット雑音の発生等により
AGC増幅回路は動作するため、利得制御電圧を検出す
ると入力正常と判断される。しかし、クロック成分は無
いためこれを基準電圧Dと比較することにより、光入力
信号断を検出できる。つまり、AGCの利得制御電圧を
第1のコンパレ−タにより基準電圧Vref1と比較す
ることで、光入力レベルがP1より小さいことを検出
し、クロック成分を第2のコンパレ−タにより基準電圧
Vref2と比較することにより信号成分断を検出でき
る。上記2つのコンパレ−タの出力の論理和をとること
により、光入力レベルに関わらず常に安定な光入力信号
断検出が可能になる。
GC増幅回路の利得が最大となるため、利得制御回路は
飽和し、利得制御電圧を基準電圧Cと比較することによ
り光入力断を検出できる。一方、光入力がP2以上で信
号成分が無くなった場合、ショット雑音の発生等により
AGC増幅回路は動作するため、利得制御電圧を検出す
ると入力正常と判断される。しかし、クロック成分は無
いためこれを基準電圧Dと比較することにより、光入力
信号断を検出できる。つまり、AGCの利得制御電圧を
第1のコンパレ−タにより基準電圧Vref1と比較す
ることで、光入力レベルがP1より小さいことを検出
し、クロック成分を第2のコンパレ−タにより基準電圧
Vref2と比較することにより信号成分断を検出でき
る。上記2つのコンパレ−タの出力の論理和をとること
により、光入力レベルに関わらず常に安定な光入力信号
断検出が可能になる。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、AGC増
幅回路の利得制御電圧から検出された信号と、抽出クロ
ック成分から検出された信号との論理和をとることによ
り、光入力レベルに関わらず、常に安定な光入力信号断
を検出できる。また、光入力信号断を検出する光入力レ
ベルは、利得制御回路がAGC増幅回路の飽和と同時に
飽和する特性を持つため、等化増幅系の最大利得を適切
に設計することにより決まる。そのため、第1のコンパ
レ−タの基準電圧Vref1は、利得制御電圧がAGC
動作時とAGC飽和時のそれぞれの電圧の中間に設定す
れば良く、設定は容易である。さらに、クロック成分を
比較する第2のコンパレ−タの基準電圧Vref2も、
クロックの有無を検出するのみであるので、ピ−ク値検
出回路のクランプ電圧より若干上に設定すれば良く、パ
タ−ン変動、温度変動等のマ−ジンを考慮することなく
設定できるという効果がある。
幅回路の利得制御電圧から検出された信号と、抽出クロ
ック成分から検出された信号との論理和をとることによ
り、光入力レベルに関わらず、常に安定な光入力信号断
を検出できる。また、光入力信号断を検出する光入力レ
ベルは、利得制御回路がAGC増幅回路の飽和と同時に
飽和する特性を持つため、等化増幅系の最大利得を適切
に設計することにより決まる。そのため、第1のコンパ
レ−タの基準電圧Vref1は、利得制御電圧がAGC
動作時とAGC飽和時のそれぞれの電圧の中間に設定す
れば良く、設定は容易である。さらに、クロック成分を
比較する第2のコンパレ−タの基準電圧Vref2も、
クロックの有無を検出するのみであるので、ピ−ク値検
出回路のクランプ電圧より若干上に設定すれば良く、パ
タ−ン変動、温度変動等のマ−ジンを考慮することなく
設定できるという効果がある。
【図1】本発明による光入力信号断検出回路の一実施例
を示す図である。
を示す図である。
【図2】図1で、信号成分がある場合の動作を説明する
図である。
図である。
【図3】図1で、信号成分がない場合の動作を説明する
図である。
図である。
【図4】従来の光入力信号断検出回路の一例を示す図で
ある。
ある。
1…受光素子、2…バイアス印加回路、3…前置増幅回
路、4…AGC増幅回路、5…利得制御回路、6…タイ
ミング抽出回路、7…識別回路、8…第1のコンパレ−
タ、9…ピ−ク値検出回路、10…第2のコンパレ−
タ、11…論理和回路。
路、4…AGC増幅回路、5…利得制御回路、6…タイ
ミング抽出回路、7…識別回路、8…第1のコンパレ−
タ、9…ピ−ク値検出回路、10…第2のコンパレ−
タ、11…論理和回路。
Claims (1)
- 【請求項1】光信号を電気信号に変換する受光素子と、
前記電気信号を常に一定の振幅になるように利得を自動
制御するAGC増幅回路と、前記AGC増幅回路の出力
からクロックを抽出するタイミング抽出回路とを備えた
光受信回路において、前記AGC増幅回路の制御電圧
と、タイミング抽出回路のモニタ−電圧との論理和をと
って、光入力の信号断を検出するようにしたことを特徴
とする光入力信号断検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4015903A JPH05211525A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 光入力信号断検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4015903A JPH05211525A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 光入力信号断検出回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05211525A true JPH05211525A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=11901738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4015903A Pending JPH05211525A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 光入力信号断検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05211525A (ja) |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP4015903A patent/JPH05211525A/ja active Pending
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