JPH05211206A - Icチップの実装方法 - Google Patents
Icチップの実装方法Info
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- JPH05211206A JPH05211206A JP3160713A JP16071391A JPH05211206A JP H05211206 A JPH05211206 A JP H05211206A JP 3160713 A JP3160713 A JP 3160713A JP 16071391 A JP16071391 A JP 16071391A JP H05211206 A JPH05211206 A JP H05211206A
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- JP
- Japan
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- chip
- conductive filler
- substrate
- electrodes
- electrode
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/73—Means for bonding being of different types provided for in two or more of groups H01L2224/10, H01L2224/18, H01L2224/26, H01L2224/34, H01L2224/42, H01L2224/50, H01L2224/63, H01L2224/71
- H01L2224/732—Location after the connecting process
- H01L2224/73201—Location after the connecting process on the same surface
- H01L2224/73203—Bump and layer connectors
- H01L2224/73204—Bump and layer connectors the bump connector being embedded into the layer connector
-
- H—ELECTRICITY
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- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
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- H01L2224/80—Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected
- H01L2224/81—Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected using a bump connector
-
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- H01L2224/80—Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected
- H01L2224/83—Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected using a layer connector
- H01L2224/8319—Arrangement of the layer connectors prior to mounting
- H01L2224/83191—Arrangement of the layer connectors prior to mounting wherein the layer connectors are disposed only on the semiconductor or solid-state body
Landscapes
- Wire Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ICチップを基板へ実装するにあたり、接続
抵抗が小さく、かつ電極間の電気的短絡をなくし、高密
度実装を可能にする。 【構成】 絶縁板上のICチップの電極位置に対応する
部分に金属パターンを形成し、導電性フィラー16を懸
濁した溶液中で、前記金属パターンと金属板からなる電
極を対向させ、両者間に電圧を印加することによって導
電性フィラー16を前記金属パターンに付着させ、その
導電性フィラー16をICチップ12に転写し、ICチ
ップ12を基板11に搭載し、紫外線硬化型樹脂17で
固定する。
抵抗が小さく、かつ電極間の電気的短絡をなくし、高密
度実装を可能にする。 【構成】 絶縁板上のICチップの電極位置に対応する
部分に金属パターンを形成し、導電性フィラー16を懸
濁した溶液中で、前記金属パターンと金属板からなる電
極を対向させ、両者間に電圧を印加することによって導
電性フィラー16を前記金属パターンに付着させ、その
導電性フィラー16をICチップ12に転写し、ICチ
ップ12を基板11に搭載し、紫外線硬化型樹脂17で
固定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶パネル等に使用さ
れるガラス基板にICチップを実装するICチップの実
装方法に関するものである。
れるガラス基板にICチップを実装するICチップの実
装方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
特開昭62−244143号公報に記載されるようなも
のがあった。図5はかかる従来のICチップの実装状態
を示す断面図である。この図に示すように、ガラス基板
1には、ICチップ2が搭載され、電気的に接続されて
いる。このICチップ2の実装は以下のように行ってい
た。
特開昭62−244143号公報に記載されるようなも
のがあった。図5はかかる従来のICチップの実装状態
を示す断面図である。この図に示すように、ガラス基板
1には、ICチップ2が搭載され、電気的に接続されて
いる。このICチップ2の実装は以下のように行ってい
た。
【0003】まず、ガラス基板1に形成された電極(I
TO)3と、Al電極4上にAuバンプ5を形成したI
Cチップ2との間に導電性フィラー6を接着剤7に混入
した異方性導電接着剤を挟み、ICチップ2の裏面より
加圧して加熱し、樹脂を硬化し、ICチップ2とガラス
基板1を固定する。この時、導電性フィラー6はAuバ
ンプ5に食い込み、これを介してICチップ2とガラス
基板1の電気的接続を得ることができる。
TO)3と、Al電極4上にAuバンプ5を形成したI
Cチップ2との間に導電性フィラー6を接着剤7に混入
した異方性導電接着剤を挟み、ICチップ2の裏面より
加圧して加熱し、樹脂を硬化し、ICチップ2とガラス
基板1を固定する。この時、導電性フィラー6はAuバ
ンプ5に食い込み、これを介してICチップ2とガラス
基板1の電気的接続を得ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のICチップの実装方法では、ガラス基板1とI
Cチップ2の接続抵抗を小さくするためには、Auバン
プ5と電極(ITO)3との間の導電性フィラーの量を
多くしなければならず、そのためには、樹脂中の導電性
フィラーの混入率を増やさなければならない。
た従来のICチップの実装方法では、ガラス基板1とI
Cチップ2の接続抵抗を小さくするためには、Auバン
プ5と電極(ITO)3との間の導電性フィラーの量を
多くしなければならず、そのためには、樹脂中の導電性
フィラーの混入率を増やさなければならない。
【0005】しかし、このようにすると、特に、電極間
のピッチが狭い場合、電極間の樹脂中にも導電性フィラ
ーは存在しているため、樹脂中の導電性フィラーが電極
間でつながり、電気的な短絡を起こすという問題があ
り、導電性フィラーの量を増やすことができなかった。
そして、結果的に電極間ピッチを狭くすることができ
ず、高密度実装が難しいという問題があった。
のピッチが狭い場合、電極間の樹脂中にも導電性フィラ
ーは存在しているため、樹脂中の導電性フィラーが電極
間でつながり、電気的な短絡を起こすという問題があ
り、導電性フィラーの量を増やすことができなかった。
そして、結果的に電極間ピッチを狭くすることができ
ず、高密度実装が難しいという問題があった。
【0006】本発明は、上記問題点を除去し、接続抵抗
が小さく、かつ電極間の電気的短絡がなく、しかも高密
度実装が可能なICチップの実装方法を提供することを
目的とする。
が小さく、かつ電極間の電気的短絡がなく、しかも高密
度実装が可能なICチップの実装方法を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ICチップの実装方法において、絶縁板
上のICチップの電極位置に対応する部分に金属パター
ンを形成し、導電性フィラーを懸濁した溶液中で、前記
金属パターンと金属板からなる電極を対向させ、両者間
に電圧を印加することによって導電性フィラーを前記金
属パターンに付着させる工程と、前記導電性フィラーを
ICチップまたは基板の電極に転写する工程と、前記I
Cチップを前記基板に搭載し、耐湿性の樹脂で固定する
工程とを施すようにしたものである。
成するために、ICチップの実装方法において、絶縁板
上のICチップの電極位置に対応する部分に金属パター
ンを形成し、導電性フィラーを懸濁した溶液中で、前記
金属パターンと金属板からなる電極を対向させ、両者間
に電圧を印加することによって導電性フィラーを前記金
属パターンに付着させる工程と、前記導電性フィラーを
ICチップまたは基板の電極に転写する工程と、前記I
Cチップを前記基板に搭載し、耐湿性の樹脂で固定する
工程とを施すようにしたものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、上記したように、平板に電着
法によって、ICチップの電極に相当する位置にのみ、
導電性フィラーを付着させ、これをICチップに転写
後、このICチップを基板に搭載し、樹脂で硬化する。
従って、電極間の電気的な短絡がなくなり、基板上への
ICチップの実装品質が向上する。特に、電極間のピッ
チを狭くしても、短絡することがなくなり、高密度実装
が可能となる。
法によって、ICチップの電極に相当する位置にのみ、
導電性フィラーを付着させ、これをICチップに転写
後、このICチップを基板に搭載し、樹脂で硬化する。
従って、電極間の電気的な短絡がなくなり、基板上への
ICチップの実装品質が向上する。特に、電極間のピッ
チを狭くしても、短絡することがなくなり、高密度実装
が可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示すI
Cチップの実装状態断面図、図2は導電性フィラーの電
着基板の平面図、図3はその導電性フィラーの電着状態
を示す断面図である。
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示すI
Cチップの実装状態断面図、図2は導電性フィラーの電
着基板の平面図、図3はその導電性フィラーの電着状態
を示す断面図である。
【0010】これらの図に示すように、ICチップ12
のAl電極13に形成されたAuバンプ14と、ガラス
基板11に形成された電極(ITO)15の間に導電性
フィラー16が挟まれ、ICチップ12とガラス基板1
1を紫外線硬化型樹脂17で固定している。ここで、導
電性フィラー16がICチップ12とガラス基板11を
電気的に接続している。なお、導電性フィラー16はA
uバンプ14と電極(ITO)15の間にのみ存在して
いる。
のAl電極13に形成されたAuバンプ14と、ガラス
基板11に形成された電極(ITO)15の間に導電性
フィラー16が挟まれ、ICチップ12とガラス基板1
1を紫外線硬化型樹脂17で固定している。ここで、導
電性フィラー16がICチップ12とガラス基板11を
電気的に接続している。なお、導電性フィラー16はA
uバンプ14と電極(ITO)15の間にのみ存在して
いる。
【0011】この実装工程において使用される電着基板
20は、図2に示すように、ガラス基板等の絶縁板に金
属パターンが形成されている。その金属パターンは電源
接続部21と導電性フィラーの電着部23、及び両者を
接続する配線部22からなっている。その導電性フィラ
ーの電着部23は、ICチップ12のAuバンプ14と
対応した位置に配置されている。また、この電着基板2
0の電源接続部21と導電性フィラーの電着部23を除
く部分は、絶縁膜に覆われている。
20は、図2に示すように、ガラス基板等の絶縁板に金
属パターンが形成されている。その金属パターンは電源
接続部21と導電性フィラーの電着部23、及び両者を
接続する配線部22からなっている。その導電性フィラ
ーの電着部23は、ICチップ12のAuバンプ14と
対応した位置に配置されている。また、この電着基板2
0の電源接続部21と導電性フィラーの電着部23を除
く部分は、絶縁膜に覆われている。
【0012】ここで用いる導電性フィラー16は、プラ
スチック粒にニッケルメッキを施したもので〔商品名ミ
クロパール:積水ファインケミカル株式会社製〕あり、
粒径は10μmのものを使用した。この導電性フィラー
16は弾性を有している。次に、前記電着基板20を使
用して、導電性フィラー16の電着部23に導電性フィ
ラー16を電着する。その電着は以下のように行う。
スチック粒にニッケルメッキを施したもので〔商品名ミ
クロパール:積水ファインケミカル株式会社製〕あり、
粒径は10μmのものを使用した。この導電性フィラー
16は弾性を有している。次に、前記電着基板20を使
用して、導電性フィラー16の電着部23に導電性フィ
ラー16を電着する。その電着は以下のように行う。
【0013】(1)図3に示すように、メッキ槽30内
にアルコールを100ccに対し、導電性フィラー16
を1gの割合で混入し、よく攪拌する。 (2)その液31中に、金属製の電着基板20と金属板
からなる電着用電極32を対向させ、電着基板20の電
源接続部21を、直流電源33の(+)側に、電着用電
極32を、(−)側に接続する。この時の対向間距離は
2cmである。また、電源接続部21は液中に入れな
い。
にアルコールを100ccに対し、導電性フィラー16
を1gの割合で混入し、よく攪拌する。 (2)その液31中に、金属製の電着基板20と金属板
からなる電着用電極32を対向させ、電着基板20の電
源接続部21を、直流電源33の(+)側に、電着用電
極32を、(−)側に接続する。この時の対向間距離は
2cmである。また、電源接続部21は液中に入れな
い。
【0014】(3)次に、電着基板20と電着用電極3
2の間に直流電圧を印加すると、この間に電界が形成さ
れる。この時、上記液中で導電性フィラー16は負に帯
電しており、(+)側の電着基板20に引かれて移動
し、導電性フィラー電着部23に付着する。この時、導
電性フィラーの電着部23以外は、絶縁膜に覆われてい
るので、付着しない。
2の間に直流電圧を印加すると、この間に電界が形成さ
れる。この時、上記液中で導電性フィラー16は負に帯
電しており、(+)側の電着基板20に引かれて移動
し、導電性フィラー電着部23に付着する。この時、導
電性フィラーの電着部23以外は、絶縁膜に覆われてい
るので、付着しない。
【0015】(4)次に、電着基板20を液31中から
引き上げ、乾燥させる。 以下、本発明の実施例を示すICチップの実装方法つい
て説明する。 (A)〔実装工程1〕第1の実装工程を図4を参照しな
がら説明する。まず、図4(a)に示すように、耐湿性
に優れた紫外線硬化型樹脂17を、平坦なガラス板40
の上で、20〜30μmの厚さに伸ばす。このガラス板
40にICチップ12を押し付け、引き上げると、紫外
線硬化型樹脂17がICチップ12に転写される。
引き上げ、乾燥させる。 以下、本発明の実施例を示すICチップの実装方法つい
て説明する。 (A)〔実装工程1〕第1の実装工程を図4を参照しな
がら説明する。まず、図4(a)に示すように、耐湿性
に優れた紫外線硬化型樹脂17を、平坦なガラス板40
の上で、20〜30μmの厚さに伸ばす。このガラス板
40にICチップ12を押し付け、引き上げると、紫外
線硬化型樹脂17がICチップ12に転写される。
【0016】次に、図4(b)に示すように、紫外線硬
化型樹脂17の転写されたICチップ12を、前記の導
電性フィラー16が電着した電着基板20に位置を合わ
せる。次に、ICチップ12を前記の導電性フィラー1
6が電着した電着基板20に押し付け、引き上げる。す
ると、図4(c)に示すように、導電性フィラー16
が、ICチップ12のAuバンプ14の下面に転写され
る。その場合、導電性フィラー16はAuバンプ14の
下面のみに転写され、他の部分へは転写されない。
化型樹脂17の転写されたICチップ12を、前記の導
電性フィラー16が電着した電着基板20に位置を合わ
せる。次に、ICチップ12を前記の導電性フィラー1
6が電着した電着基板20に押し付け、引き上げる。す
ると、図4(c)に示すように、導電性フィラー16
が、ICチップ12のAuバンプ14の下面に転写され
る。その場合、導電性フィラー16はAuバンプ14の
下面のみに転写され、他の部分へは転写されない。
【0017】次に、図4(d)に示すように、導電性フ
ィラー16を転写したICチップ12のバンプ14の位
置とガラス基板11の電極(ITO)15の位置を合わ
せた後、これを加圧する(荷重1.7Kg)。すると、
挟まれた導電性のフィラー16は弾性を有しているため
変形し、Auバンプ14と電極(ITO)15に密着
し、電気的接続を行なう。その後、加圧したままで、紫
外線硬化型樹脂17にガラス基板11の裏側から紫外線
照射装置50で、紫外線を照射すると、紫外線硬化型樹
脂17は硬化するため、加圧を止めても、導電性フィラ
ー16は加圧したままの状態を保持する。
ィラー16を転写したICチップ12のバンプ14の位
置とガラス基板11の電極(ITO)15の位置を合わ
せた後、これを加圧する(荷重1.7Kg)。すると、
挟まれた導電性のフィラー16は弾性を有しているため
変形し、Auバンプ14と電極(ITO)15に密着
し、電気的接続を行なう。その後、加圧したままで、紫
外線硬化型樹脂17にガラス基板11の裏側から紫外線
照射装置50で、紫外線を照射すると、紫外線硬化型樹
脂17は硬化するため、加圧を止めても、導電性フィラ
ー16は加圧したままの状態を保持する。
【0018】このようにして、図1に示すような、IC
チップの実装を行うことができる。なお、上記実施例に
おいては、ICチップ12にAuバンプ14が形成され
たものが示されているが、このAuバンプが削除された
ICチップを使用するようにしてもよい。また、封止樹
脂として、上記実施例では紫外線硬化型の樹脂を使用し
ているが、熱硬化型の樹脂を使用し、これを加熱硬化さ
せるようにしてもよい。 (B)〔実装工程2〕本発明の他の実施例を示すICチ
ップの実装方法について図6を参照しながら説明する。
チップの実装を行うことができる。なお、上記実施例に
おいては、ICチップ12にAuバンプ14が形成され
たものが示されているが、このAuバンプが削除された
ICチップを使用するようにしてもよい。また、封止樹
脂として、上記実施例では紫外線硬化型の樹脂を使用し
ているが、熱硬化型の樹脂を使用し、これを加熱硬化さ
せるようにしてもよい。 (B)〔実装工程2〕本発明の他の実施例を示すICチ
ップの実装方法について図6を参照しながら説明する。
【0019】まず、図6(a)に示すように、ガラス基
板60の電極(ITO)61が形成される面に紫外線硬
化型樹脂17を塗布する。このガラス基板60を、前記
した導電性フィラー16を電着した電着基板20に位置
を合わせした後、押し付け、引き上げる。すると、図6
(b)に示すように、導電性フィラー16はガラス基板
60の電極(ITO)61に転写される。
板60の電極(ITO)61が形成される面に紫外線硬
化型樹脂17を塗布する。このガラス基板60を、前記
した導電性フィラー16を電着した電着基板20に位置
を合わせした後、押し付け、引き上げる。すると、図6
(b)に示すように、導電性フィラー16はガラス基板
60の電極(ITO)61に転写される。
【0020】一方、図6(c)に示すように、耐湿性に
優れた紫外線硬化型樹脂17を、平坦なガラス板40の
上で、20〜30μmの厚さに伸ばす。このガラス板4
0にICチップ12を押し付け、引き上げると、紫外線
硬化型樹脂17がICチップ12に転写される。次に、
図6(d)〔図4(d)と同様〕に示すように、導電性
フィラー16を転写したICチップ12のバンプ14の
位置とガラス基板11の電極(ITO)15の位置を合
わせた後、これを加圧する(荷重1.7Kg)。する
と、挟まれた導電性のフィラー16は弾性を有している
ため変形し、Auバンプ14と電極(ITO)15に密
着し、電気的接続を行なう。その後、加圧したままで、
紫外線硬化型樹脂17にガラス基板11の裏側から紫外
線照射装置50で、紫外線を照射すると、紫外線硬化型
樹脂17は硬化するため、加圧を止めても、導電性フィ
ラー16は加圧したままの状態を保持する。
優れた紫外線硬化型樹脂17を、平坦なガラス板40の
上で、20〜30μmの厚さに伸ばす。このガラス板4
0にICチップ12を押し付け、引き上げると、紫外線
硬化型樹脂17がICチップ12に転写される。次に、
図6(d)〔図4(d)と同様〕に示すように、導電性
フィラー16を転写したICチップ12のバンプ14の
位置とガラス基板11の電極(ITO)15の位置を合
わせた後、これを加圧する(荷重1.7Kg)。する
と、挟まれた導電性のフィラー16は弾性を有している
ため変形し、Auバンプ14と電極(ITO)15に密
着し、電気的接続を行なう。その後、加圧したままで、
紫外線硬化型樹脂17にガラス基板11の裏側から紫外
線照射装置50で、紫外線を照射すると、紫外線硬化型
樹脂17は硬化するため、加圧を止めても、導電性フィ
ラー16は加圧したままの状態を保持する。
【0021】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0022】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、電極間に導電性フィラーが依存しないため、次
のような効果を奏する。電極間の電気的な短絡がなくな
り、基板上へのICチップの実装品質が向上する。特
に、電極間のピッチを狭くしても、短絡することがなく
なり、高密度実装が可能となる
よれば、電極間に導電性フィラーが依存しないため、次
のような効果を奏する。電極間の電気的な短絡がなくな
り、基板上へのICチップの実装品質が向上する。特
に、電極間のピッチを狭くしても、短絡することがなく
なり、高密度実装が可能となる
【図1】本発明の実施例を示すICチップの実装状態断
面図である。
面図である。
【図2】本発明の実施例を示す導電性フィラーの電着基
板の平面図である。
板の平面図である。
【図3】本発明の導電性フィラーの電着状態を示す断面
図である。
図である。
【図4】本発明の実施例を示すICチップの実装工程断
面図である。
面図である。
【図5】従来のICチップの実装状態を示す断面図であ
る。
る。
【図6】本発明の他の実施例を示すICチップの実装工
程断面図である。
程断面図である。
11,60 ガラス基板 12 ICチップ 13 Al電極 14 Auバンプ 15,61 電極(ITO) 16 導電性フィラー 17 紫外線硬化型樹脂 20 電着基板 21 電源接続部 22 配線部 23 導電性フィラーの電着部 30 メッキ槽 31 液 32 電着用電極 33 直流電源 40 ガラス板 50 紫外線照射装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金森 孝史 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】(a)絶縁板上のICチップの電極位置に
対応する部分に金属パターンを形成し、導電性フィラー
を懸濁した溶液中で、前記金属パターンと金属板からな
る電極を対向させ、両者間に電圧を印加することによっ
て導電性フィラーを前記金属パターンに付着させる工程
と、 (b)前記導電性フィラーをICチップまたは基板の電
極に転写する工程と、 (c)前記ICチップを前記基板に搭載し、耐湿性の樹
脂で固定する工程とを施すことを特徴とするICチップ
の実装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3160713A JPH05211206A (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | Icチップの実装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3160713A JPH05211206A (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | Icチップの実装方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05211206A true JPH05211206A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=15720865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3160713A Withdrawn JPH05211206A (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | Icチップの実装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH05211206A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114074429A (zh) * | 2020-08-12 | 2022-02-22 | 重庆康佳光电技术研究院有限公司 | 弱化结构的制造方法及制造系统 |
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1991
- 1991-07-02 JP JP3160713A patent/JPH05211206A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114074429A (zh) * | 2020-08-12 | 2022-02-22 | 重庆康佳光电技术研究院有限公司 | 弱化结构的制造方法及制造系统 |
CN114074429B (zh) * | 2020-08-12 | 2024-01-12 | 重庆康佳光电技术研究院有限公司 | 弱化结构的制造方法及制造系统 |
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