JPH05210832A - 精密位置決め装置 - Google Patents

精密位置決め装置

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JPH05210832A
JPH05210832A JP4015376A JP1537692A JPH05210832A JP H05210832 A JPH05210832 A JP H05210832A JP 4015376 A JP4015376 A JP 4015376A JP 1537692 A JP1537692 A JP 1537692A JP H05210832 A JPH05210832 A JP H05210832A
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JP
Japan
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noise
bus bar
power supply
positioning
precision
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Pending
Application number
JP4015376A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyoshi Kawasaki
勝義 川崎
Masashi Yoshida
正志 吉田
Toshinori Sato
俊徳 佐藤
Shizuo Ueda
静男 植田
Atsushi Takahashi
淳 高橋
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Publication date
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Moving Of Heads (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 雑音を発生する電源及び負荷についてはバス
バーを分離して接地系を隔離することにより、雑音の混
入する範囲を限定し、雑音の混入による精密回路部分へ
の影響を最小限に止めることのできる精密位置決め装置
を提供する。 【構成】 図1の直流電源部Pに示されるように、直流
電源が電源1〜電源7まであって、例えば直流電源1〜
3をボイスコイル形の直動モータ及びリニアスライドエ
アーベアリングの位置決め回路部分並びにレーザリニア
エンコーダの発光・受光回路に使用している場合にこれ
らの雑音を嫌う回路の接地系をバスバー9にまとめて共
通に接地し、直流電源4〜7をその他のディジタル回
路、モータ駆動回路あるいはエアー作動回路等に使用し
ている場合にこれらの比較的雑音に耐え得る回路の接地
系をバスバー10にまとめて共通に接地する。このよう
に接地系を分離することにより雑音の極めて少ない接地
を確保できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置や光
ディスク装置の書込み読出しヘッド等の位置を決定する
精密位置決め装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置は、計算機本体と制御
装置を介して接続され、計算機本体からの指令に応じて
磁気ディスクを媒体として記録及び再生を行う。そし
て、記録及び再生を行う部分は、HDA(head disk as
sembly)と呼ばれ、図10に示すように、磁気ヘッド
D、ディスクA、位置決め装置H、ディスク回転機構K
を一体として組立られ一つのコンポーネントとなってい
る。
【0003】この磁気ディスクに情報を書込んだり、当
該磁気ディスクに記録された情報を読出したりするため
の磁気ディスク装置は、通常、図11のように構成され
ている。この磁気ディスク装置では、制御装置からの制
御信号やアドレス情報をインタフェース部Bが受信して
制御回路部Cへ送出する。そして制御回路部Cは各種制
御信号を複号し、アドレス情報で指定されたトラックへ
磁気ヘッドDを位置決めするための指令を位置決め回路
部Eへ、また磁気ディスクAからの情報の読出し指令を
書込み・読出し回路部Fに送出する。位置決め回路部E
の出力であるサーボ信号はサーボアンプSに供給されボ
イスコイル形の直動モータMのサーボ電流をコントロー
ルする。
【0004】一方、複数の磁気ヘッドDが取付けられた
スライダGは、リニアスライドエアベアリング20のベ
アリング部21に固定されており、またこれらの磁気ヘ
ッドDを所定の磁気ディスクAの所定のトラックに移動
させるためのボイスコイル形の直動モータM等から構成
されるヘッドポジショナHに連結される。このヘッドポ
ジショナHでは例えばレーザリニアエンコーダ等によっ
て磁気ヘッドDの位置が検出され、この位置信号は前記
位置決め回路部Eに送出される。従って、位置決め回路
部Eではこの位置信号と、前記アドレス情報に基づくト
ラック指定信号とに基づいて、ヘッドポジショナHの移
動指令信号をヘッドポジショナHに送出する。このよう
にして、前記位置決め回路部Eは常時、ヘッドポジショ
ナH、即ち磁気ヘッドDの位置を検出するフィードバッ
ク制御を行っている。
【0005】なお、電源制御回路部Jは、前記アドレス
情報や書込み読出し情報に基づいて磁気ディスクAがセ
ットされたモータKの回転を制御する制御信号を送出す
る。また、磁気ヘッドDからの信号の授受には、例えば
磁気ディスクAの記録内容の状態を示す情報も含まれて
いる。そして、図11の各部で使用される電源は電源制
御インタフェース部Uでコントロールされて直流電源部
Pによって供給される。
【0006】さらに、前記位置決め回路部E、ヘッドポ
ジショナH、レーザリニアエンコーダとから構成される
位置決め装置には、ヘッドポジショナHを高速で移動さ
せる高速位置決め制御と、ヘッドポジショナHを高精度
に目標トラックに位置決めする精密位置決め制御とが要
求される。このような精密位置決め制御には、位置決め
回路部Eの分解能もさることながら、前記レーザリニア
エンコーダで構成される位置検出手段の高精度化が何よ
りも必要である。そして、高精度化のためには、雑音成
分の極めて少ない直流電源が供給されることが必要であ
る。。
【0007】以上、詳述したように、磁気ディスク装置
の精密位置決め装置は、ボイスコイルモータやリニアエ
アベアリングを用いて磁気ヘッドDを移動させ、レーザ
リニアエンコーダによって精密な位置決めを行うため
に、微小な動作や信号を取り扱っているにも係わらず、
通常、電源系のアースに使用されるバスバーは、システ
ムの電気的なアースを同電位にするため、電流容量の大
きな太いバスバーを一本共通に使用している。その具体
的な使用の状況を図12に示す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の精密位置決め装置では、レーザリニアエンコーダの
ような正確な精度が要求されるアナログ信号と、多少の
ノイズマージンを持つディジタル制御信号と、その他大
きな雑音を発生する誘導性負荷等とが、一本のバスバー
に接続されているため、バスバーに接続されている多数
の直流電源あるいはバスバーに帰還される負荷のうち
で、例えば前記直流電源あるいは負荷の一つに雑音発生
源が存在していた場合、その雑音発生源からの雑音が低
インピーダンスに設定してある共通のバスバーにおいて
も微少に回り込み、他の全ての電源あるいは負荷、特に
レーザリニアエンコーダのような正確な精度が要求され
るアナログ信号等がその回り込み雑音の影響大きく受け
てしまい位置決め精度を悪くしてしまうという未解決の
課題がある。
【0009】そこで、この発明は上記従来の未解決の課
題に着目してなされたものであり、スパイク雑音や誘導
性雑音を発生する電源あるいは負荷についてはバスバー
を分離してアース系を隔離することにより、雑音の混入
する範囲を限定し、雑音の混入による精密回路部分への
影響を最小限に止めることのできる精密位置決め装置を
提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による精密位置決め装置は、移動体の変位を
検出して当該移動体の位置を決定する位置決め回路を有
すると共に、多数の直流電源を備えた精密位置決め装置
において、前記各直流電源に形成された接地用端子のう
ち、少なくとも雑音成分の混入を嫌う接地端子と、雑音
成分の混入を避けることができない接地端子とを異なる
接地用バスバーに分離接続したことを特徴としている。
【0011】
【作用】本発明においては、2系統以上の接地用バスバ
ーが用意されているので、精密な精度を要求される精密
電源系統等の接地端子をまとめて一つのバスバーに接続
し、雑音成分の混入してしまう電源や負荷回路の電源系
統等の接地端子を他のバスバーに接続し、前者のバスバ
ーを雑音から隔離することができる。
【0012】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、第一実施例を示す概略構成図である。
図1において、システム構成は図10の従来例と概ね同
一であるが、同一部分の説明も簡単に行い、異なる部分
である直流電源部Pについて詳細に説明すると共に位置
決め回路部E及びヘッドポジショナHについても詳細に
説明する。
【0013】この磁気ディスク装置では、制御装置から
の制御信号やアドレス情報をインタフェース部Bが受信
して制御回路部Cへ送出する。そして制御回路部Cは各
種制御信号を複号し、アドレス情報で指定されたトラッ
クへ磁気ヘッドDを位置決めするための指令を位置決め
回路部Eへ、また磁気ディスクAからの情報の読出し指
令を書込み・読出し回路部Fに送出する。位置決め回路
部Eの出力であるサーボ信号はサーボアンプSに供給さ
れボイスコイル形の直動モータMのサーボ電流をコント
ロールする。
【0014】なお、電源制御回路部Jは、前記アドレス
情報や書込み読出し情報に基づいて磁気ディスクAがセ
ットされたモータKの回転を制御する制御信号を送出す
る。また、磁気ヘッドDからの信号の授受には、例えば
磁気ディスクAの記録内容の状態を示す情報も含まれて
いる。次に、直流電源部Pは、1〜7の直流電源を有し
ており、それぞれ回路部によって使用電源を対応付けて
いる。この直流電源1〜7の夫々は入力端子t1,t2に入
力される商用交流電圧を所定の直流電圧に変換して、出
力端子t01 〜t02 から出力すると共に、出力側に接地端
子tg1 〜tg7 を有している。そして、例えば直流電源1
〜3はシリーズ電源で構成され、これらの出力端子t01
〜t03 から出力される夫々の直流電圧がサーボアンプ
S,位置決め回路部E及び書込み読出し回路部Fで構成
される精密電源系統に供給され、雑音成分の混入を嫌う
ため接地端子tg1 〜tg3 は、接地用バスバー9に接続さ
れている。また、直流電源4〜7はスッチング電源又は
シリーズ電源であって、これらの出力端子t04 〜t07
ら出力される夫々の直流電圧が比較的雑音余裕度の大き
いインタフェース部B,制御回路部C,ステータス回路
部N及び電源制御回路部Jで構成される電源系統に供給
され、雑音成分の混入を避けることができないので接地
端子tg4 〜tg7 は前述した接地用バスバー9とは分離し
た接地用バスバー10に接続されている。一般にスッチ
ング電源は直流電源出力に雑音が重畳し、シリーズ電源
は直流電源出力への雑音の重畳は微小であってきれいで
あるため、シリーズ電源1〜3は精密位置決め回路部分
に使用される。
【0015】図2は直流電源部Pの詳細図である。図2
において、AC100V電源入力のHOT側は直流電源
1〜7の入力端子t1, t2の一方、例えばt1に接続され、
他方の入力端子t2にはAC100VのCOLD側が接続
されている。9,10は接地用バスバーであって、バス
バー9は直流電源1〜3の出力の接地側に接続され、バ
スバー10は直流電源4〜7の出力の接地側に接続され
ていて、直流電源1〜3と直流電源4〜7は二つのグル
ープにバスバーにより分離されている。上記構成の接地
側の配線例を図3に示す。
【0016】次に、精密位置検出の手段として、例えば
レーザリニアエンコーダを使用した場合、可干渉性の高
い半導体レーザのレーザ光は、磁気ヘッドDの移動に伴
い、2つの受光素子の出力は1/4周期の位相差のつい
た正弦波信号を出力する。この1/4周期の位相差を持
つ二つの正弦波入力信号を受信した例えば図5に示す位
置決め回路部Eでは、波形整形ユニット30によりこれ
らの入力信号を適宜に分周するなどした後、ゼロクロス
比較器を有するシュミットトリガー回路により位置情報
と速度情報を有する二つの異なる位相の矩形波信号を出
力し、前記制御回路部Cから送出された位置制御量に前
記矩形波出力信号の位置情報を加えて位置制御し、さら
に、速度アンプ31により変換された速度制御量に前記
矩形波出力信号をF/V変換器32により変換された速
度情報を加えて速度制御する。なお、この位置決め回路
Eでは、前記直動モータMからの電流値情報をドライバ
33の前で電流アンプ34により変換された電流制御量
にフィードバックして前記直動モータMの電流制御も行
うようにしてある。
【0017】次いで、磁気ヘッドDは所定の磁気ディス
クAの所定のトラックに移動させるためのボイスコイル
形の直動モータMc等から構成されるヘッドポジショナ
Hに連結される。このヘッドポジショナHでは例えばレ
ーザリニアエンコーダ等によって磁気ヘッドDの位置が
検出され、この位置信号は前記位置決め回路部Eに送出
される。従って、位置決め回路部Eではこの位置信号
と、前記アドレス情報に基づくトラック指定信号とに基
づいて、ヘッドポジショナHの移動指令信号をヘッドポ
ジショナHに送出する。このようにして、前記位置決め
回路部Eは常時、ヘッドポジショナH、即ち磁気ヘッド
Dの位置を検出するフィードバック制御を行っている。
【0018】ここで、ヘッドポジショナHの構成を図6
に基づいて説明する。磁気ヘッドDは、それぞれヘッド
アームVを介してアーム移動体40へ一体に取り付けら
れて支持されている。そのアーム移動体40の後端部側
は、図7,図8に示すようにセラミックス等からなる断
面角形の2本のガイド41に左右から挟まれるように固
定されている。この2本のガイド41は、該アーム移動
体40の移動方向に沿って後方に延設され、気体軸受で
あるリニアスライドエアベアリング42によって軸方向
に移動可能に浮上支持されている。即ち、リニアスライ
ドエアベアリング42は、図8に示すように、そのテー
ブルパッド42a,アンダーパッド42c及びサイドパ
ッド42bが、ガイド41の上面,下面及び外側面に数
μmの間隙を開けて対向し、前記テーブルパッド42
a,アンダーパッド42c及びサイドパッド42bに設
けられている図示しない複数の穴若しくは溝から空気が
該ガイド41の外周面に噴射されて該間隙に生じる気体
膜圧力でガイド41を浮上支持させるようになってい
る。
【0019】また、前記ガイド41の後端部は、ボイス
コイルモータMの可動部であるコイルMcに筒体Mdを
介して固定されている。図7に示されるように、ボイス
コイルモータMは、上下に対向するように配設されてい
る2つの磁石Ma,Mbの間にコイルMcが配設されて
なり、該コイルMcが左右に移動するようになってい
る。そのコイルMcの外周を覆うように筒体Mdが固定
され、その筒体Mdから左右に延びる各フランジ部Me
に前記ガイド41の後端部がそれぞれボルト止めされて
いる。
【0020】このように、精度を要求される微小な信号
を取り扱うためには、上述したように、雑音による誤動
作を引き起こさないきれいな精密電源が必要となる。そ
のために接地用バスバーを分離する必要性が生じるので
ある。次に、上記構成に基づき動作を説明する。上記構
成のように、直流電源を直流電源1〜3と直流電源4〜
7のように2系統に分けたのは、例えば直流電源1〜3
をボイスコイル形の直動モータ及びリニアスライドエア
ーベアリングの位置決め回路部分並びにレーザリニアエ
ンコーダの発光・受光回路に使用している場合にこれら
の雑音を嫌う回路の直流電源の出力側の接地ラインをバ
スバー9にまとめて共通に接地している。そして、直流
電源4〜7をその他のディジタル回路、モータKの駆動
回路やリニアスライドエアベアリング42のエア作動回
路等に使用している場合にこれらの比較的に雑音に耐え
得る回路の直流電源の出力側の接地ラインをバスバー1
0にまとめて共通に接地している。このため、バスバー
10に流れる雑音電流の影響をバスバー9は排除するこ
とができ、上記のように2系統に分離することによっ
て、バスバー9は雑音のないきれいな接地ラインとして
確保することができる。
【0021】ここで、直流電源1〜3の出力側の接地端
子tg1 〜tg3 が雑音成分の混入を嫌う接地端子であり、
直流電源4〜7の出力側の接地端子tg4 〜tg7 が雑音成
分の混入を避けることができない接地端子である。な
お、図4に示されるように、2つのバスバー9,10を
接続してある例は、システムのハードウェアの構成上、
両者を接続した方が接地容量が大きくなり、雑音対策が
向上する場合に行われ、システム構成により接続の有無
が決定される。
【0022】次に、本発明の第二実施例を図9に基づい
て説明する。図9において、第一実施例と構成の異なる
部分は、直流電源部Pの直流電源1〜7のフレームグラ
ンド(以下、FGと称する)をバスバー11に接続し、
直流電源1〜7の出力側のシグナルグランド(以下、S
Gと称する)をバスバー12に接続したことである。こ
れは、直流電源1〜7の一次側のFG接地と二次側のtg
1 〜tg7 で表されるSG接地を分離することによって、
一次側に重畳する誘導等の外部雑音が二次側へ回り込む
のを防止している。
【0023】ここで、直流電源1〜7の二次側のSG端
子が雑音成分の混入を嫌う接地端子であり、直流電源1
〜7の一次側のFG端子が雑音成分の混入を避けること
ができない接地端子である。もっとも、第一実施例と同
様に雑音重畳電源と微小信号を扱う直流電源とが混在す
る場合は、直流電源1〜7の出力側の接地ラインの接続
方法は第一実施例と同様に二次側のバスバーを分離し、
接地ラインを隔離しなければならない。
【0024】上記実施例に示したように、バスバーを2
系統以上設けることにより、状況に応じた最適の雑音対
策を施すことができる。特に上述のように、ボイスコイ
ルモータ及びエアーベアリングを用いた位置決め回路を
有するディスク装置の精密位置決め機構に適用した場合
にその効果は大きいと期待される。なお、上記実施例に
おいて、直流電源の数を7台としたが、これに限るもの
ではなく、システムの構成によって定まるものである。
【0025】また、上記実施例において、直流電源1〜
3と直流電源4〜7の2グループに接地をグループ分け
したが、これに限るものではなく、どの電源をどのグル
ープとするか又はグループ数をいくつに分けるかは、シ
ステムの構成によって任意に定めることができるもので
ある。さらに、上記実施例において、磁気ディスク装置
の精密位置決め装置について説明したが、これに限るも
のではなく、光ディスク装置その他の精密位置決め装置
についても適用できる。
【0026】さらにまた、上記実施例において、移動体
として磁気ヘッドについて説明したが、これに限るもの
ではなく、その他の精密な位置決めを要する移動体にも
適用することができる。
【0027】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明に係る精
密位置決め装置によれば、2系統以上の接地用バスバー
が用意されているので、精密な精度を要求される精密電
源のように雑音成分の混入を嫌う接地端子をまとめて一
つのバスバーに接続し、雑音成分の混入してしまう電源
や負荷回路の電源のように雑音成分の混入を避けること
ができない接地端子を他のバスバーに接続することによ
って、前者のバスバーを雑音から隔離することができる
ので、精密位置決め回路部分の誤動作や精度の悪化の防
止が図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の概略構成図である。
【図2】第一実施例の直流電源部の回路図である。
【図3】第一実施例の接地ラインの接続図である。
【図4】第一実施例の接地ラインの接続応用例である。
【図5】図1の制御ブロック図における位置決め回路の
ブロック構成図である。
【図6】第一実施例の磁気ディスクと磁気ヘッドの位置
決め装置の概要図である。
【図7】ヘッドポジショナの概要図である。
【図8】リニアエアスライドエアベアリングの断面図で
ある。
【図9】第二実施例の直流電源部の回路図である。
【図10】磁気ディスク装置の一例を示す組立図であ
る。
【図11】従来例の概略構成図である。
【図12】従来例の直流電源部の回路図である。
【符号の説明】
1〜7 直流電源 9〜12 接地用バスバー 20,42 リニアスライドエアベアリング A 磁気ディスク B インタフェース回路部 C 制御回路部 D 磁気ヘッド E 位置決め回路部 F 書込み読出し回路部 G スライダ H ヘッドポジショナ J 電源制御回路部 K 誘導電動機 L レーザリニアエンコーダ M 直動モータ N ステータス回路部 P 直流電源部 S サーボアンプ U 電源制御インタフェース部 V ヘッドアーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植田 静男 神奈川県茅ケ崎市香川1061−1 サニーウ ェル坂田101 (72)発明者 高橋 淳 神奈川県鎌倉市材木座6−23−5

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体の変位を検出して当該移動体の位
    置を決定する位置決め回路を有すると共に、多数の直流
    電源を備えた精密位置決め装置において、前記各直流電
    源に形成された接地用端子のうち、少なくとも雑音成分
    の混入を嫌う接地端子と、雑音成分の混入を避けること
    ができない接地端子とを異なる接地用バスバーに分離接
    続したことを特徴とする精密位置決め装置。
JP4015376A 1992-01-30 1992-01-30 精密位置決め装置 Pending JPH05210832A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4015376A JPH05210832A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 精密位置決め装置

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JP4015376A JPH05210832A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 精密位置決め装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010113813A (ja) * 2008-11-04 2010-05-20 I-Pex Co Ltd 電気コネクタ
JP2013220676A (ja) * 2012-04-13 2013-10-28 Yazaki Corp ジャンクションボックス

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010113813A (ja) * 2008-11-04 2010-05-20 I-Pex Co Ltd 電気コネクタ
JP2013220676A (ja) * 2012-04-13 2013-10-28 Yazaki Corp ジャンクションボックス

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