JPH0521067U - 自動車用指紋判別装置 - Google Patents

自動車用指紋判別装置

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JPH0521067U
JPH0521067U JP6966591U JP6966591U JPH0521067U JP H0521067 U JPH0521067 U JP H0521067U JP 6966591 U JP6966591 U JP 6966591U JP 6966591 U JP6966591 U JP 6966591U JP H0521067 U JPH0521067 U JP H0521067U
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JP6966591U
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Inventor
俊之 臼井
Original Assignee
株式会社アルフア
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Abstract

(57)【要約】 【目的】指紋判別装置を備えた自動車において、常時最
適なシート状態を維持する。 【構成】 指紋を検出するイメージセンサ7と、記憶し
た指紋パターンとイメージセンサ7により検出した指紋
パターンとを比較して一致したときに一致信号を発生す
る指紋制御回路8と、指紋制御回路8の一致信号により
解錠されるドアロック装置14とを備えている。アドレ
ス信号発生装置20により発生したアドレス信号により
特定の指紋パターンとシートの状態を記憶させ、特定の
指紋パターンと同一の指紋パターンがイメージセンサ7
により読み取られたとき、指紋制御回路8はドアロック
装置14を解錠するアンロック信号を発生すると同時
に、シート駆動装置15に信号を送出してシートを記憶
した状態にセットする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、指紋パターンの一致時にドアロック装置を解錠すると同時に、シ ート駆動装置を作動して所定のシート状態にセットする自動車用指紋判別装置に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
光源から発射され、かつ指の表面で反射した光を受光手段により受光して、指 紋認識回路において受光した指紋パタ−ンを予め記憶した指紋パタ−ンと比較し 、受光した指紋パタ−ンが記憶した指紋パタ−ンと一致したときに一致信号を発 生する指紋判別装置は公知である。
【0003】 例えば、特開昭63−51580号公報には、指を接触させる光通過性の基板 と、この基板に光を照射する光源と、この光源による照射光の指による反射光を 受光して指紋の画像デ−タを電気信号に変換し出力するCCDメ−ジセンサ等の 撮像センサと、この撮像センサの画像デ−タ信号を記憶するメモリと、このメモ リから読出した画像デ−タ信号と前記撮像センサからの画像デ−タ信号を比較演 算して一致した時に解錠信号を出力するように信号処理するコンピュ−タと、解 錠信号により解錠するため作動する錠開閉機構を備えている錠の自動開放装置が 開示されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来の指紋判別装置では、記憶された指紋パターンと読み取った指 紋パターンが一致したとき、指紋の判定又はロック装置の解錠のみ行われ、その 後の動作が行われない欠点がある。特に、自動車用の指紋判別装置が現在提案さ れておらず、指紋判別装置の有効な利用が望まれている。
【0005】 この考案は記憶した指紋パターンと読み取った指紋パターンが一致したとき、 ドアロック装置を解錠すると同時に、シート駆動装置を作動させて、所定のシー ト状態にセットする自動車用指紋判別装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案による自動車用指紋判別装置は、指紋を検出するイメージセンサと、 記憶した指紋パターンとイメージセンサにより検出した指紋パターンとを比較し て一致したときに一致信号を発生する指紋制御回路と、指紋制御回路の一致信号 により解錠されるドアロック装置とを備えている。アドレス信号発生装置により 発生したアドレス信号により特定の指紋パターンとシートの状態を記憶させ、特 定の指紋パターンと同一の指紋パターンがイメージセンサにより読み取られたと き、指紋制御回路はドアロック装置を解錠するアンロック信号を発生すると同時 に、シート駆動装置に信号を送出してシートを記憶した状態にセットする。
【0007】
【作用】
異なるアドレス信号により複数の指紋パターンを記憶すると共に、各指紋パタ ーンに対応するシート状態を記憶して、各指紋パターンが一致したときに、シー ト駆動装置を対応するシート状態にセットすることができる。
【0008】
【実施例】
以下、指紋錠に応用したこの考案の実施例を図1〜図5について説明する。
【0009】 この考案の実施例では図1に示すように例えばワンチップマイクロコンピュ− タにより構成される指紋認識回路8の入力端子にCCDイメ−ジセンサ7が接続 されている。また、指紋認識回路8の複数の出力端子の各々に赤色発光ダイオ− ド2、赤外線発光ダイオ−ド3及び緑色発光ダイオ−ド4が接続されている。こ れらのダイオ−ド2〜4から発射される光はプリズム5に向かい、プリズム5で 反射する光はイメ−ジセンサ7で受光される。プリズム5の上面には指紋を検出 すべき指6が配置される。指6の表面から反射する光ビ−ム1はイメ−ジセンサ 7により受光される。イメ−ジセンサ7の出力は指紋認識回路8に入力され、登 録部のアドレス信号発生手段11の出力により指紋登録動作又は指紋認識動作を 行う。指紋登録動作の場合、指紋認識回路8は指紋パタ−ンデ−タとシ−ト設定 位置デ−タを図示しない登録デ−タメモリに記憶する。また、指紋認識動作の場 合には、登録デ−タメモリに記憶された指紋パタ−ンデ−タとイメ−ジセンサ7 から入力される指紋パタ−ンデ−タとを比較する。
【0010】 図示しないが、指紋認識回路8には複数のタイマ、RAM(ランダムアクセス メモリ)による記憶回路としてのメモリ、指紋認識回路8を所定の順序で駆動す る動作プログラムを記憶するROM(リ−ドオンリメモリ)、指紋パタ−ンを記 憶するメモリ、シートの状態を記憶するメモリ、受光したパタ−ンを記憶したパ タ−ンと比較して一致したときに一致出力を発生する比較器が設けられている。 図2に示すように、プリズム5の下方に赤外線発光ダイオ−ド3と、赤外線発光 ダイオ−ド3の周囲に配置された複数の赤色発光ダイオ−ド2が設けられている 。赤色発光ダイオ−ド2の内部には緑色発光ダイオ−ド4が設けられ、赤色発光 ダイオ−ド2と緑色発光ダイオ−ド4が同時に点灯すると、橙色の光が発生する 。
【0011】 また、指紋認識回路8の異なる出力端子にはアクチュエ−タを有するドアロッ ク装置14及びシ−ト駆動装置15が接続される。指紋認識回路18はイグニッ ションスイッチ16がオンしたときに発生する信号及びドアスイッチ17がオン したときに発生する信号をそれぞれ受信する。
【0012】 指紋認識回路8にはアドレス信号発生装置20が接続される。アドレス信号発 生装置20は図1に示すようにスタ−トスイッチ9及びアドレススイッチ10と 、スタ−トスイッチ9及びアドレススイッチ10の信号を受信して出力を指紋認 識回路8に送出するアドレス信号発生回路11と、スタ−トスイッチ9及びアド レススイッチ10の信号を受信する表示制御回路12と、表示制御回路12の出 力により駆動される表示装置13とを有する。表示装置13は通常液晶表示装置 である。
【0013】 上記の構成において、図1に示す指紋認識回路8は図4及び図5に示すフロ− チャ−トの動作シ−ケンスに基づいて作動される。ステップ30からステップ3 1に進み、指紋認識回路8はスタ−トスイッチ9がオンされたか否か判断する。 スタ−トスイッチ9がオンされると、ステップ32において指紋認識回路8内の 第1タイマがオンになり、第1タイマは10秒を計数する。ステップ33におい て指紋認識回路8はアドレス信号が入力したか否か判断し、アドレス信号が入力 されないとステップ54において10秒経過したか否か判断する。10秒経過し ないと、ステップ33に戻り、10秒経過するとスタ−トに戻る。ステップ33 において操作者がアドレススイッチ10を操作して、アドレス信号が指紋認識回 路8に付与されると、指紋認識回路8内の第2のタイマがオンになると同時に、 赤色発光ダイオ−ド2がオンとなる(ステップ35)。ここで、アドレススイッ チ10を異なる順序で操作することにより異なるアドレス信号を発生して、複数 のアドレス信号に基づいて異なる指紋パターンと、各指紋パターンに対応するシ ート状態を記憶することが可能となる。その後、ステップ36において第2のタ イマが10秒を経過したか否か判断する。10秒経過すると、スタ−トに戻る。 10秒経過前ではステップ37において指紋デ−タ入力があったか否か判断する 。
【0014】 次に、ステップ38に進み、赤色発光ダイオ−ド2の赤色光パタ−ンを登録す る。また、その時のシートの状態を登録する(ステップ39)。次に、ステップ 40に進み、赤外線発光ダイオ−ド3のパタ−ンが変更されたか否か判断する。 赤外線発光ダイオ−ド3のパタ−ンが変更されないと、ステップ30に戻る。ス テップ31においてスタ−トスイッチ9をオンせずに、指6をプリズム5の上に 置くと、ステップ31において赤外線発光ダイオ−ド3がオンになり(ステップ 53)、ステップ40に進む。ステップ40において赤外線発光ダイオ−ド3の パタ−ンが変更されると、ステップ41において赤色発光ダイオ−ド2がオンと なり、指紋デ−タが指紋認識回路8に入力される(ステップ42)。このとき、 緑色発光ダイオ−ド4がオンとなるので、赤色発光ダイオ−ド2との混色として 橙色発光ダオ−ドが点灯する(ステップ43)。続いて、ステップ44において 、指紋認識回路8内に既に登録している指紋パタ−ンと入力された指紋パタ−ン とが一致するか否か判断する。一致しないと、ステップ30に戻る。指紋パタ− ンが一致すると、赤色発光ダイオ−ド2がオフになり(ステップ45)、ステッ プ46に進み、ドアロック装置14に指紋認識回路8から一致信号が付与され、 ドアがアンロック状態に切り替えられると共に、ステップ47において第3のタ イマがオンとなる。続いて、ステップ48においてドアスイッチ17がオフする ことによりドアが開閉されたか否か判断する。ドアが開放されないと、ステップ 55により10秒経過したか否か判断し、10秒経過しないとステップ48に戻 り、10秒経過すると、ドアのロック信号が指紋認識回路8からドアロック装置 14の送出され、ドアロック装置14が施錠され(ステップ56)、ステップ5 8に進む。ステップ48においてドアが開放されると、ステップ49においてド アが閉鎖されたか否か判断し、閉鎖されると、ステップ50においてドアロック 装置14が自動的にロックされる。その後、ステップ51において、イグニッシ ョンスイッチ16がオンしたか否か判断される。イグニッションスイッチ16が オンすると、指紋認識回路8からシ−ト駆動装置15に出力が送出され、先に記 憶されたシ−ト状態にシ−トが移動される(ステップ52)。ステップ51にお いてイグニッションスイッチ49がオフ状態に維持されていると、ステップ57 において赤外線発光ダイオ−ド3のパタ−ンが変更されたか否か判断される。パ タ−ンが変更されないと、ステップ51に戻り、パタ−ンが変更されると、ステ ップ41にジャンプする。
【0015】 この考案の実施態様は前記の実施例に限定されず変更が可能である。例えば、 アドレス信号発生回路11を省略してスタートスイッチ9及びアドレススイッチ 10の出力を指紋認識回路8に付与してもよい。
【0016】
【考案の効果】
前述のように、この考案による自動車用指紋判別装置では、異なるアドレス信 号により複数の指紋パターンを記憶すると共に、各指紋パターンに対応するシー ト状態を記憶して、各指紋パターンが一致したときに、シート駆動装置を対応す るシート状態にセットすることができるので、常時最適のシート状態で自動車に 乗ることができ、これにより無理な運転姿勢が回避され、交通事故を防止するこ とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による自動車用指紋判別装置の電気回
路図
【図2】自動車用指紋判別装置の斜視図
【図3】アドレス信号発生装置の正面図
【図4】電気回路の動作シ−ケンスを示すフロ−チャ−
【図5】電気回路の動作シ−ケンスを示すフロ−チャ−
【符号の説明】
2..赤色発光ダイオ−ド、3..赤外線発光ダイオ−
ド、6..指、7..イメ−ジセンサ、8..指紋認識
回路、15..シート駆動装置、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/62 460 9071−5L

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指紋を検出するイメージセンサと、記憶
    した指紋パターンとイメージセンサにより検出した指紋
    パターンとを比較して一致したときに一致信号を発生す
    る指紋制御回路と、指紋制御回路の一致信号により解錠
    されるドアロック装置とを備えた自動車用指紋判別装置
    において、 アドレス信号発生装置により発生したアドレス信号によ
    り特定の指紋パターンとシートの状態を記憶させ、特定
    の指紋パターンと同一の指紋パターンがイメージセンサ
    により読み取られたとき、指紋制御回路はドアロック装
    置を解錠するアンロック信号を発生すると同時に、シー
    ト駆動装置に信号を送出してシートを記憶した状態にセ
    ットすることを特徴とする自動車用指紋判別装置。
JP6966591U 1991-08-31 1991-08-31 自動車用指紋判別装置 Pending JPH0521067U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020027284A1 (ja) * 2018-08-03 2020-02-06 株式会社東海理化電機製作所 生体情報認証装置及び生体情報認証システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020027284A1 (ja) * 2018-08-03 2020-02-06 株式会社東海理化電機製作所 生体情報認証装置及び生体情報認証システム
JP2020021405A (ja) * 2018-08-03 2020-02-06 株式会社東海理化電機製作所 生体情報認証装置

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